JP2009176194A - 自動取引装置 - Google Patents

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香 栗山
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Mitsuo Otsuka
光雄 大塚
Masayuki Ito
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Abstract

【課題】自動取引装置をウェブ技術を使って制御するとき、画面の切り替え時に不完全な画面が表示されるのを防止する。
【解決手段】ウェブページが、複数のアプリケーション用フレームとアプリケーション制御フレームにより構成される。各アプリケーション用フレームは、取引画面を表示制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、新たな取引画面をダウンロードする手段とを備える。アプリケーション制御フレームは、新たな取引画面のダウンロード完了を検出する手段と、取引画面の切り替え処理を実行する手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関の自動入出金処理等に利用される自動取引装置と自動取引装置制御プログラムと記録媒体と自動取引装置の制御方法に関する。
従来、金融機関の自動取引装置は、それぞれその金融機関固有のコンピュータシステムにより運用されてきた。特に、堅牢で高い信頼性とセキュリティを確保することに重点を置き、独自のサービスを生かすためのシステム開発がなされてきた。しかし、近年になって、金融機関の合併が頻発し、さらには、顧客の便宜を図るために、自動取引装置の相互利用や共有化が強く要求されるようになった。そこで、システムの共有と統合化の容易な汎用性の高いウェブベースの自動取引装置制御が試みられている(特許文献1)。
特開2006−127179号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
取引画面をブラウザで表示すると、取引画面の切り替え時には別の画面を表示するために、新たなウェブページをダウンロードする。一般に、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)通信によるウェブページの表示切り替えは、始めにHTML(Hyper Text Mark-up Language)ファイルをダウンロードし、その後、ウェブページに含まれる画像ファイルをダウンロードする。従って、画像ファイルのダウンロードに時間がかかると、テキストデータのみが先に表示され、一部の画像が後から表示されるというように、一時的に不完全な画面が表示される。たとえ一時的でも、不完全な画面が表示されるのは、業務用の顧客対応型自動取引装置として適切でない。
上記の課題を解決するために、本発明は次のような自動取引装置を提供することを目的とする。即ち、画面の切り替え時に不完全な画面が表示されるのを防止する。さらに、この機能を活用して効率よくデータの取得処理をする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
ウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、上記ウェブページに含められ、各アプリケーション用フレームは、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、上記アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、上記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、上記アプリケーション制御フレームは、いずれかのアプリケーション用フレームから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、上記別のアプリケーション用フレームが、上記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
いずれかのフレームで取引画面を表示中に別のフレームで新たな取引画面のダウンロードを開始し、そのダウンロードの完了を待って取引画面の切り替えをするので、不完全な状態の取引画面の表示を防止できる。また、1つのウェブページ中に記述された複数のフレームが、それぞれ交互に取引画面を表示し、その切り替えを制御する機能を有するので、表示画面の切り替えに必要なパラメータの受け渡しも容易かつ確実で、プログラミングを簡素化できる。
〈構成2〉
ウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、上記ウェブページに含められ、いずれかのアプリケーション用フレームが取引画面を表示して制御中に、取引画面の切り替え要求イベントが発生したことを検出するステップと、当該アプリケーション用フレームが、別のアプリケーション用フレームに対して、新たな取引画面のダウンロードを要求する処理を実行するとともに、上記アプリケーション制御フレームに対して、取引画面の切り替えを要求する処理を実行するステップと、上記別のアプリケーション用フレームが、上記新たな取引画面のダウンロードを実行するステップと、上記アプリケーション制御フレームが、上記新たな取引画面のダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、上記別のアプリケーション用フレームが、上記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行するステップとを含む、自動取引装置の制御方法。
新たな取引画面のダウンロードが開始されると、既にブラウザは別のアプリケーション用フレームによる制御に移っているが、表示が切り替えられるまでは、直前の画面の表示を維持している。ブラウザのこうした性質を利用して、ダウンロードの完了まで画面の切り替えを遅らせることができる。
〈構成3〉
構成2に記載の自動取引装置の制御方法において、上記新たな取引画面を表示して制御するアプリケーション用フレームは、取引画面の切り替え処理が実行されるまで非表示状態に設定され、上記アプリケーション制御フレームは書き替えられることはなく、常に非表示状態に設定されていることを特徴とする自動取引装置の制御方法。
いずれかのアプリケーション用フレームを表示状態にしている間、別のフレームを非表示状態にしているので、新たな取引画面のダウンロードをパックグラウンドで実行できる。また、アプリケーション制御フレームは書き替えられることがなく、アプリケーション用フレームの書き替えを継続的に監視できる。
〈構成4〉
構成2または3に記載の自動取引装置の制御方法において、現在取引画面を表示制御しているアプリケーション用フレームは、画面切り替えを要求する操作イベントの発生を検出すると、新たな取引画面をダウンロードするためのURL(Uniform Resource Locator)を取得して次に新たな取引画面を表示するアプリケーション用フレームにそのURLを渡し、アプリケーション制御フレームに画面切り替え要求をすることを特徴とする自動取引装置の制御方法。
新たな取引画面を表示するためのURLを、別のアプリケーション用フレームに渡すので、自動的に別のアプリケーション用フレームに表示制御を渡すことができる。
〈構成5〉
構成2乃至4のいずれかに記載の自動取引装置の制御方法において、アプリケーション制御フレームは、上記別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したときにタイマをスタートさせて、障害検出処理を実行することを特徴とする自動取引装置の制御方法。
アプリケーション制御フレームは、画面切り替え制御とともに、ダウンロードの成否を監視して障害検出処理を実行するので、画面の切り替え制御を的確に処理できる。
〈構成6〉
構成2乃至5のいずれかに記載の自動取引装置の制御方法において、いずれかのアプリケーション用フレームが取引画面を表示して、所定のアプリケーションと通信をしながら取引処理を実行中に、待機中の別のアプリケーション用フレームが、上記アプリケーションとは異なるアプリケーションと通信をして、任意の処理を実行することを特徴とする自動取引装置の制御方法。
複数のアプリケーション用フレームに互いに連携して所定の処理を実行させることができる。これにより、単独のアプリケーション用フレームが通信先を切り替えて処理をする場合よりも、プログラムを簡素化して処理を安全確実にできる。
〈構成7〉
コンピュータにより起動されるウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、上記ウェブページに含められ、上記コンピュータを、各アプリケーション用フレームが、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、上記アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、上記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、上記アプリケーション制御フレームが、いずれかのアプリケーション用フレームから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、上記別のアプリケーション用フレームが、上記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段、として機能させる自動取引装置制御プログラム。
〈構成8〉
コンピュータにより起動されるウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、上記ウェブページに含められ、上記コンピュータを、各アプリケーション用フレームが、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、上記アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、上記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、上記アプリケーション制御フレームが、いずれかのアプリケーション用フレームから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、上記別のアプリケーション用フレームが、上記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段、として機能させる自動取引装置制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
〈構成9〉
取引画面を表示して制御する複数の表示制御ウェブページと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御ウェブページとを備え、かつ、各ウェブページは、それぞれ他のウェブページと通信をする手段を備え、上記各表示制御ウェブページは、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別の表示制御ウェブページに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、上記アプリケーション制御ウェブページに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、上記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、上記アプリケーション制御ウェブページは、いずれかの表示制御ウェブページから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別の表示制御ウェブページが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していた表示制御ウェブページに代わって、上記別の表示制御ウェブページが、上記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
複数のウェブページを用いても、ブラウザの性質を利用して同様の画面切り替え処理を実行することができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1の自動取引装置の動作説明図である。また、図2は、その自動取引装置及び通信制御システムのブロック図である。
まず、図2を用いて、自動取引装置のハードウエアとネットワークを通じた制御システムの説明をする。図2に示すように、自動取引装置10は、金融機関で使用される現金入出金装置や通帳記帳機等の顧客操作型の自動装置として用いられているものである。その表示装置12に表示される取引画面16は、取引きの種類を表示したり、取引結果を表示するための画面であって、よく知られているように、顧客の操作によりデータや指示を入力するボタン等が含まれる。この操作のための感圧スイッチ等の機構は周知のため説明を省略する。自動取引装置10は、内蔵するコンピュータ60により制御される。
自動取引装置10を制御するためのコンピュータ60は、演算処理装置62と管理用記憶装置37とを備える。自動制御デバイス64は、このコンピュータ60により制御される。演算処理装置62には、ブラウザ52、ミドルウエア54、ローカルウェブサーバ30等がインストールされている。これらは、自動取引装置10を所定の機能で動作させるコンピュータプログラムである。入出金等の通常の取引処理は、ネットワーク50を通じてリモートウェブサーバ42の業務アプリケーション44が制御する。取引結果を含む取引データ48は業務用記憶装置47に記憶される。
自動取引装置に内蔵されたローカルウェブサーバ30は、管理アプリケーション31を備える。管理用記憶装置37には管理用の取引データ38が記憶されている。管理アプリケーション31は、自動取引装置の起動処理や終了処理、障害検出処理等を制御するために設けられている。なお、業務アプリケーション44や業務用記憶装置47がローカルウェブサーバ30側に設けられていても構わない。管理アプリケーション31や管理用記憶装置37がリモートウェブサーバ42側に設けられていても構わない。
自動制御デバイス64は、例えば、現金自動入出金機66とカードリーダライタ67と通帳プリンタ68とを備える。いずれも、自動取引装置10において、現金やキャッシュカードや通帳を取り扱う既知の装置である。ミドルウエア54は、ブラウザ52のアプリケーションインタフェースフレーム21を通じてコマンドを受け付け、いずれかのデバイスに該当する処理を実行させて、ブラウザ52にそのレスポンスを返す機能を持つ。ブラウザ52は汎用性のあるコマンドを送受信する。ミドルウエア54は、ブラウザ52の出力するコマンドを解釈して各デバイス固有のコマンドを生成し、該当するデバイスに送信する。また、逆に、各デバイス固有のコマンドを解釈してブラウザ52用にイベントを生成して出力する。
自動取引装置10の取引に使用する画面は、ブラウザ52によって表示制御される。ブラウザ52は、ネットワーク50を通じて、業務アプリケーション44から取引に使用する画面をダウンロードして表示する。ここで、この実施例では、図1に示すように、ブラウザ52によって表示制御されるウェブページ20が、複数のフレームより構成されている。即ち、このウェブページ20は、アプリケーションインタフェースフレーム21とアプリケーション制御フレーム22とアプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26とCRMフレーム27とを含む。もちろん、さらに任意のフレームが含まれていて構わない。
アプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26とは、取引画面16を表示して制御する機能を持つ。アプリケーション制御フレーム22は、あとで説明するようにして、取引画面の切り替えを制御する機能を持つ。CRMフレーム27は、取引画面の一部に表示され、アプリケーション用Aフレーム25やアプリケーション用Bフレーム26とは別個独立した画面を構成する。CRMフレーム27は、顧客を個別に認識した上で、その顧客固有の属性に応じた情報を表示装置12の一部に表示する機能を持つ。HTMLデータに含まれるフレーム制御タグにより、上記のような各フレームの表示位置や表示領域の広さを指定できる。アプリケーション用Aフレーム25やアプリケーション用Bフレーム26とCRMフレーム27以外は、取引画面16に表示することが不要なので、フレーム制御タグの表示割合を0%と記述しておく。アプリケーションインタフェースフレーム21には、ブラウザが、指定されたデバイスと通信を行うためのActiveX(登録商標)等の任意の数のOLEコントロール28が組み込まれている。このコントロール28は、デバイス毎に設けられる専用の通信ポートに相当する。
アプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26とは、それぞれ、取引画面を表示して制御する手段71と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段72と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段73と、アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段74とを備える。さらに、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段75と、新たな取引画面をダウンロードする手段76とを備える。アプリケーション制御フレーム22は、例えば、アプリケーション用Aフレーム25から取引画面の切り替え要求を受けたとき、それを受信する手段77と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別のアプリケーション用Bフレーム26が新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段78を備える。また、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していた、例えば、アプリケーション用Aフレーム25に代わって、別のアプリケーション用Bフレーム26が、新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段79を備える。
以下、図1を参照しながら、ブラウザ52の画面制御動作を中心に、実施例の自動取引装置10の動作を詳細に説明する。まず、始めに、自動取引装置10に、取引選択画面14が表示されているものとする。この画面上で、例えば、「お引き出し」と表示された出金取引を選択するボタン17が押される。ブラウザ52は、ウェブページ20中に記述されたボタン17の制御のためのスクリプトを実行して、該当する取引画面16を表示するためのウェブページ20のURLを取得する。
従来の装置では、例えば、アプリケーション用Aフレーム25により取引選択画面14が表示制御されているとき、アプリケーション用Aフレーム25がそのURLを使用して、リモートウェブサーバ42に対し、画面切り替えのためのリクエストを送信する。この通信はHTTPプロトコルを利用して行なわれる。このリクエストに対するレスポンスとして、リモートウェブサーバ42から該当するウェブページがダウンロードされ、ウェブページが書き替えられる。
ネットワーク50を通じてウェブページをダウンロードすると、テキストデータ部分が先にダウンロードされ、画像データはその後にダウンロードされる。画像データのデータサイズが大きいと、ダウンロードに時間がかかる。一般に、パーソナルコンピュータでインターネット上の任意のサイトをアクセスしたとき、テキストデータ表示後に画像データの部分が順次ゆっくりと表示される現象がよく見られる。一方、金融機関に設置された業務用の自動取引装置10には、こうした表示タイミングの遅れによる不完全な画面の表示は許されない。そこで、この実施例では、取引画面16の切り替え要求イベントが発生したとき、次の手順で取引画面16の切り替え制御を行なう。
既に説明したように、ウェブページ20を表示制御する複数のフレーム、即ち、アプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26とを設ける。この実施例では、アプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26とは、いずれか一方のみが交互に取引画面を表示制御する。アプリケーション制御フレーム22は、アプリケーション用Aフレーム25を表示している状態から、アプリケーション用Bフレーム26を表示している状態に切り替え、あるいは逆の状態に切り替える制御をする。
ウェブページ20を複数フレーム構成にしたとき、ウェブページ20中に含まれたフレーム割り付け用タグにより、各フレームの表示面積を具体的に指定することができる。例えば、アプリケーション用Aフレーム25を100%、他のフレームを0%に指定すると、アプリケーション用Aフレーム25のみが画面全面に表示され、他のフレームは非表示とされる。また、あるいは、上下に長く連続する表示画面を、アプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26とに分割して同時に表示制御させる。そして、いずれか一方の画面だけがディスプレイに表示されるように、表示位置制御をすることができる。いずれにしても、自動取引装置10の画面には、アプリケーション用Aフレーム25か、あるいはアプリケーション用Bフレーム26の制御する画面が表示される。アプリケーション制御フレーム22は常に非表示で、アプリケーション用Aフレーム25やアプリケーション用Bフレーム26のように書き替えられることはない。即ち、アプリケーション制御フレーム22を常駐フレームにして、取引画面16の切り替えの影響を受けない制御を実現している。
HTML形式で記述されたウェブページ20が起動されると、ブラウザ52は記述されたタグを読み取り、画面に表示されるべきテキストデータや画像データを選択してタグで指定された場所に表示する。同時に、ウェブページ20中に含まれた各種のスクリプトが起動する。スクリプトは、図1に示した手段71〜79等である。スクリプトはそれぞれ指定された機能で動作するプログラムモジュールである。例えば、画面切替要求イベント検出手段72は、ボタン17が操作されたかどうかを常時監視している。ボタン17の操作イベントが発生すると、所定の関数を呼び出して一定の処理を実行する。また、あるいは、他のスクリプトに対して該当する情報を送信して、一定の処理を依頼する。
1つのウェブページ20中に記述された全てのフレームのスクリプトは、ウェブページ20が起動されてブラウザ52に解釈されると全てほぼ同時に起動される。記憶領域の割り付けも一体に行なわれる。従って、各フレームのスクリプトは、他のフレームのスクリプトが一定の記憶領域に記憶させたデータを、その割り付けに従って直接読み取ることができる。フレーム間のデータ通信は瞬時に行なわれ、複雑な通信手順を要しない。表示画面の切り替えに必要なパラメータの受け渡しも容易で、プログラミングを簡素化できるという効果がある。
画面切り替え処理を実行するために、アプリケーション用Aフレーム25あるいはアプリケーション用Bフレーム26では、画面切替要求イベント検出手段72が、画面切り替えを要求する操作イベントが発生した旨の情報を検出する。そして、画面ダウンロード要求手段73が、新たな取引画面16をダウンロードするためのURLを取得して、そのURLを、次に新たな取引画面16を表示するアプリケーション用フレームに渡す。画面切替要求手段74は、アプリケーション制御フレーム22に、画面切り替え要求をする。また、アプリケーション制御フレーム22では、画面切替要求受信手段77がその要求を受け付けて、ダウンロード完了検出手段78が新たな取引画面16のダウンロードの完了を検出する。画面切替処理手段79は、例えば、アプリケーション用Aフレーム25からアプリケーション用Bフレーム26に表示を切り替える。いずれの場合にも、該当するスクリプト(プログラムモジュール)がコンピュータ60に所定の処理を実行させるのであるが、表現を簡単にするために、各フレームがそれぞれ該当する処理を実行するというように説明する。
図3は実施例1の自動取引装置の動作フローチャートである。
以下上記の自動取引装置の動作を、図1等を参照しながら、フローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS11で、自動取引装置10が起動される。ブラウザ52が起動し(ステップS12)、ウェブページ20が読み取られる(ステップS13)。ウェブページ各部に記述されたスクリプトも起動される(ステップS14)。画面表示制御手段71が動作して、始めはアプリケーション用Aフレーム25により取引選択画面14が表示される(ステップS15,16)。図1に示したように、取引選択画面14中の出金ボタン17が押されると、その操作が受け付けられる(ステップS17)。
出金ボタン17のボタン操作イベントが発生した旨の情報を、画面切替要求イベント検出手段72が検出する(ステップS18)。画面切替要求イベント検出手段72は、さらに、出金取引画面16をダウンロードするためのURLを取得する(ステップS19)。出金取引画面16はリモートウェブサーバ42の業務用記憶装置47に記憶されている。URLは、このライブラリのネットワークアドレスを示す。URLは、ウェブページ中に記述されているとよい。また、例えば、業務アプリケーション44が管理アプリケーション31に依頼して、管理用記憶装置37にテーブルデータ形式で記憶させておいてもよい。
さらに、アプリケーション用Aフレーム25は、この取引画面16への切り替え制御のためのネットワーク障害検出用タイムアウトタイマーの値を生成する(ステップS20)。このタイマーの値は、ダウンロードするデータのデータ量に依存して設定するとよい。例えば、上記の管理用記憶装置37や業務用記憶装置47等の記憶装置にURLと対応させてタイマ値を記憶させておいてもよい。また、業務アプリケーションの処理時間に応じてタイマ値を記憶させておいてもよい。もちろん、固定値でも構わない。上記のURLとタイムアウトタイマーの値は、記憶装置の図示しない一時記憶領域に記憶される。
アプリケーション用Aフレーム25は、アプリケーション制御フレーム22に対して、画面切り替え要求を出力する(ステップS21)。この実施例では、アプリケーション用Aフレーム25に代わって次の取引画面16を表示するのはアプリケーション用Bフレーム26のみである。しかし、3以上のアプリケーション用フレームが設けられていて、交替に取引画面16等を表示するようにしても構わない。アプリケーション制御フレーム22は、自動取引装置10の起動時から、現在取引画面16を表示制御しているアプリケーション用フレーム及び、次に新たな取引画面16を表示制御するアプリケーション用フレームを認識して管理している。例えば、記憶装置に画面表示管理データを記憶させておけばよい。
図4はアプリケーション制御フレームの動作フローチャートである。
アプリケーション用Bフレーム26の画面切替要求受信手段77は、アプリケーション用Aフレーム25から受け取ったURLを用いて、ハイパーリンクをクリックしたときと同様のイベントを発生させる(ステップS31)。そして、ネットワーク50を通じて、業務アプリケーション44から、該当する取引画面表示用のウェブページのダウンロードを開始する(ステップS32)。画像データを含む全てのウェブページ20のダウンロードが完了すると、オンロードと呼ばれるダウンロード完了通知が、ブラウザ52からアプリケーション用Bフレーム26を経由してアプリケーション制御フレーム22に伝達される。アプリケーション制御フレーム22が直接ダウンロードの完了を検出するようにしても構わない。
アプリケーション制御フレーム22の画面切替要求受信手段77は、画面切り替え要求を受け付けたとき、一時記憶領域からタイムアウトタイマーの値を読み取り、タイマを起動する(ステップS33)。ダウンロードの開始と同時にこのタイマが起動される。もし、タイムアウトが検出されたときは(ステップS34)、アプリケーション制御フレーム22がアプリケーションインタフェースを通じて管理アプリケーション31にその旨を通知して、障害対応処理を要求する(ステップS35)。また、あるいは、管理アプリケーション31とHTTP通信により、その旨を通知してもよい。なお、アプリケーション用Bフレーム26がダウンロードの完了を検出して、アプリケーション制御フレーム22にその旨を通知したとき、アプリケーション制御フレーム22が既にタイムアウトを検出して障害処理を開始していることがある。図による説明はしないが、このときには、障害処理を優先する。アプリケーション制御フレーム22が、アプリケーション用Bフレーム26に対して、ダウンロードされたHTMLの解釈とその中に含まれたスクリプトの実行を禁止するとよい。表示画面の切り替えは行われない。
再び、フローチャートにもどって、アプリケーション制御フレーム22のダウンロード完了検出手段78は、ダウンロード完了通知を受けるのを待つ(ステップS36、37)。ダウンロード完了通知を受けるとタイマを停止して(ステップS38)、画面切り替え処理を実行する(ステップS39)。画面切り替え処理は、アプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26の表示割合を指定するタグを、100:0%から0:100%に書き替えたり、前半にアプリケーション用Aフレーム25用の画面を表示し、後半にアプリケーション用Bフレーム26用の画面を表示する長く連続する表示画面の表示位置を切り替えるようにするとよい。ステップS40、41の画面表示切り替えは瞬時に実行できる。これにより、見かけ上、取引選択画面14から、新たな出金取引画面16に一挙に表示を切り替えることができる。
以上のように構成すると、ブラウザ52により起動された1つのウェブページ20に、画面の円滑な切り替え制御機能が組み込まれているので、制御が容易で、プログラムの開発も簡単になる。また、それぞれ独立に起動されたプログラム間通信が不要なので、処理が速く確実な効果もある。なお、新たな取引画面16は、必ずしもリモートウェブサーバ42からダウンロードされものでなくてもよい。管理アプリケーション31が管理する、例えば、時間外手数料を表示する画面等であっても構わない。
図5は、実施例2の自動取引装置の主要部機能ブロック図である。
上記の実施例では、取引画面16を表示制御するアプリケーション用Aフレーム25とアプリケーション用Bフレーム26が、それぞれ交互に表示制御を切り替えて、取引画面16の切り替え時における不安定な表示状態を回避した。こうしたアプリケーション用フレームの機能を利用することにより、別の制御も可能になる。ここでは、アプリケーション用Aフレーム25にデータ取得処理依頼手段33を設ける。また、アプリケーション用Bフレーム26に、データ取得手段34を設ける。
図6は、実施例2のアプリケーション用Aフレームの動作フローチャートである。
図5と図6を参照しながら説明する。例えば、図のように、アプリケーション用Aフレーム25が所定の取引画面16を表示して該当する取引処理を開始する(ステップS51)。アプリケーション用Aフレーム25が業務アプリケーション44と通信をしながら取引業務を実行する(ステップS52)。その処理の実行中に、管理データを取得する処理が発生した(ステップS53)。このとき、別のアプリケーション用Bフレーム26に対して、管理アプリケーション31から管理データの取得を要求する(ステップS54)。この処理をデータ取得処理依頼手段33が実行する。
図7は、実施例2のアプリケーション用Bフレームの動作フローチャートである。
図5と図7を参照しながら説明する。アプリケーション用Aフレーム25からデータ取得要求があると、待機中のアプリケーション用Bフレーム26に含まれた特定のスクリプトを起動する。このスクリプトは、データ取得処理依頼手段33である。管理アプリケーション31と通信をして(ステップS61)、データ転送リクエストを送信する(ステップS62)。そのレスポンスとして、ステップS63で管理データを取得する。管理データは、指定された図示しない記憶領域にダウンロードされる。その後、ステップS64でアプリケーション用Aフレーム25に対して処理完了通知を送信する。なお、この動作の開始時に、待機中のアプリケーション用Bフレーム26が、管理データを取得する機能を持つウェブページ20に書き替えられるようにしてもよい。これで、任意の機能を持つウェブページを利用できる。
アプリケーション用Aフレーム25が、現在の通信先を切り替えて管理アプリケーション31に対して管理データを要求することもできる。しかし、その場合には、通信先の切り替え処理を繰り返さなければならず、アプリケーション用Aフレーム25の動作が複雑になる。一方、管理アプリケーション31から各種の管理データを取得する処理をモジュール化しておき、そのつどアプリケーション用Bフレーム26にその処理を要求するように構成すると、アプリケーション用Aフレーム25の動作を単純化できる。これにより、開発コストと開発時間を大幅に削減でき、さらに、多様化した要求に柔軟に対応できる。
図8は、実施例3の自動取引装置の主要部ブロック図である。
上記の実施例では、ブラウザ52により起動された1つのウェブページ20中に記述されたタグにより、複数のアプリケーション用フレームが定義され、取引画面16を交互に表示制御する説明をした。しかしながら、図のように、ブラウザ52が複数のウェブページ82,83をそれぞれ独立に起動して、交互に表示制御することも可能である。この場合には、若干データ通信処理が複雑になるが、次のように構成することで、上記と同等の処理が可能になる。
表示制御ウェブページ82は、それぞれ取引画面を表示して制御する機能を持つ。この例では、いずれか一方が表示される。アプリケーション制御ウェブページ84は、取引画面の切り替えを制御する機能を持つ。このウェブページは常時非表示とされる。いずれのウェブページにもウェブページ間で相互に通信を行うためのアプリケーションインタフェースフレームを含める。これが、ウェブページ間通信手段95である。その構成は、図で説明したアプリケーションインタフェースフレーム21と同様のものである。各ウェブページは相互に専用のコントロールを介して通信を行う。
また、各表示制御ウェブページは、取引画面を表示して制御する手段85と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段86と、別の表示制御ウェブページに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段87と、アプリケーション制御ウェブページに対して取引画面の切り替えを要求する手段88とを備える。さらに、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段89と、新たな取引画面をダウンロードする手段90とを備える。アプリケーション制御ウェブページ84は、いずれかの表示制御ウェブページから取引画面の切り替え要求を受信する手段91と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別の表示制御ウェブページが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段92を備える。さらに、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していた表示制御ウェブページに代わって、別の表示制御ウェブページが、新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段93を備える。
図9は、実施例3の自動取引装置の動作フローチャートである。
図8と図9を用いて、この実施例の一連の動作を説明する。上記いずれの手段も、既に実施例1等で説明したものと同一の機能を有する。従って、個々の動作説明は省略して、ウェブページ間の通信を主体に説明する。また、この説明では、表示制御ウェブページ82をAページ、表示制御ウェブページ83をBページ、アプリケーション制御ウェブページ84をCページと呼ぶことにする。まず、ステップS71では、自動取引装置を起動する。次に、ステップS72でブラウザを起動する。ステップS73では、ブラウザがウェブページを解釈する。ステップS74で、Aページが画面表示制御をするように設定する。
ステップS75では、Aページの制御により取引選択画面が表示される。ステップS76では、画面切り替えイベントが発生したかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS77の処理に移行し、ノーのときはステップS74の処理に戻る。例えば、出金取引が要求されたとき、ステップS77では、Cページに画面切り替え制御のための要求をする。ステップS78では、BページがAページからURLを取得し、新取引画面のダウンロードを開始する。ステップS79では、ダウンロードを終了したかどうかという判断をする。CページがBページのダウンロード動作を監視してこの判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS80の処理に移行し、ノーのときは待機する。なお、障害処理については既に説明したので、ここでは正常処理についてのみ説明する。ステップS80では、Cページが、画面切り替え処理をする。即ち、Aページの制御により取引選択画面が表示されていた状態から、ステップS81で、Bページが画面表示制御をする状態に切り替える。この実施例では、複数のウェブページが立ち上がっているので、該当するウェブページを前面に表示するように制御するとよい。以上のようにして、複数のウェブページ相互間で通信をして、実施例1と同様に円滑な画面の切り替えが可能になる。
なお、上記のサーバは、ウェブサーバとして動作する既知のハードウエアを備えたものでよい。ウェブページは、それぞれ所定のURLを用いて、ネットワークを通じて閲覧可能な状態にされている。ウェブページは、HTML(Hyper Text Mark-up Language)、SGML(Standard Generalized Mark-up Language)、XML(eXtensible Markup Language) 等の形式で作成されたものである。ウェブページのデータ中には、VBScript(登録商標)(Visual Basic Script:Microsoft社の開発したプログラミング言語)やJava(登録商標)(Sun Microsystems社の開発したプログラミング言語)、Java(登録商標)script(登録商標)(Sun Microsystems社とNetscape Communications社が開発したスクリプト言語)等で記述したコンピュータ12プログラムが含まれており、ブラウザ42上で所定の処理を実行する。
ウェブページ中の含まれたコンピュータプログラムモジュールは、それぞれ独立したプログラムモジュールを組み合わせて構成してもよいし、全体を一体化したプログラムにより構成してもよい。コンピュータプログラムにより制御される処理の全部または一部を同等の機能を備えるハードウエアで構成しても構わない。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の自動取引装置にインストールして利用することができる。また、ネットワークを通じて任意の自動取引装置のメモリ中にダウンロードして利用することもできる。
実施例1の自動取引装置の動作説明図である。 自動取引装置及び通信制御システムのブロック図である。 実施例1の自動取引装置の動作フローチャートである。 アプリケーション制御フレームの動作フローチャートである。 実施例2の自動取引装置の主要部機能ブロック図である。 実施例2のアプリケーション用Aフレームの動作フローチャートである。 実施例2のアプリケーション用Bフレームの動作フローチャートである。 実施例3の自動取引装置の主要部ブロック図である。 実施例3の自動取引装置の動作フローチャートである。
符号の説明
10 自動取引装置
11 本体ケース
12 表示装置
14 取引選択画面
16 取引画面
17 ボタン
18 スクリプト
20 ウェブページ
21 アプリケーションインタフェースフレーム
22 アプリケーション制御フレーム
25 アプリケーション用Aフレーム
26 アプリケーション用Bフレーム
27 CRMフレーム
28 コントロール
30 ローカルウェブサーバ
31 管理アプリケーション
37 管理用記憶装置
42 リモートウェブサーバ
44 業務アプリケーション
47 業務用記憶装置
50 ネットワーク
52 ブラウザ
54 ミドルウエア
60 コンピュータ
62 演算処理装置
64 自動制御デバイス
66 現金自動入出金機
67 カードリーダライタ
68 通帳プリンタ
71 画面表示制御手段
72 画面切替要求イベント検出手段
73 画面ダウンロード要求手段
74 画面切替要求手段
75 画面切替要求受付手段
76 画面ダウンロード手段
77 画面切替要求受信手段
78 ダウンロード完了検出手段
79 画面切替処理手段
82 表示制御ウェブページ
83 表示制御ウェブページ
84 アプリケーション制御ウェブページ
85 画面表示制御手段
86 画面切替要求イベント発生検出手段
87 画面ダウンロード要求手段
88 画面切替要求手段
89 画面切替要求受付手段
90 画面ダウンロード手段
91 画面切替要求受信手段
92 ダウンロード完了検出手段
93 画面切替処理手段
95 ウェブページ間通信手段

Claims (9)

  1. ウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、前記ウェブページに含められ、
    各アプリケーション用フレームは、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、前記アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、前記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、
    前記アプリケーション制御フレームは、いずれかのアプリケーション用フレームから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、前記別のアプリケーション用フレームが、前記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  2. ウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、前記ウェブページに含められ、
    いずれかのアプリケーション用フレームが取引画面を表示して制御中に、取引画面の切り替え要求イベントが発生したことを検出するステップと、
    当該アプリケーション用フレームが、別のアプリケーション用フレームに対して、新たな取引画面のダウンロードを要求する処理を実行するとともに、前記アプリケーション制御フレームに対して、取引画面の切り替えを要求する処理を実行するステップと、
    前記別のアプリケーション用フレームが、前記新たな取引画面のダウンロードを実行するステップと、
    前記アプリケーション制御フレームが、前記新たな取引画面のダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、前記別のアプリケーション用フレームが、前記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行するステップとを含む、自動取引装置の制御方法。
  3. 請求項2に記載の自動取引装置の制御方法において、
    前記新たな取引画面を表示して制御するアプリケーション用フレームは、取引画面の切り替え処理が実行されるまで非表示状態に設定され、
    前記アプリケーション制御フレームは書き替えられることはなく、常に非表示状態に設定されていることを特徴とする自動取引装置の制御方法。
  4. 請求項2または3に記載の自動取引装置の制御方法において、
    現在取引画面を表示制御しているアプリケーション用フレームは、画面切り替えを要求する操作イベントの発生を検出すると、新たな取引画面をダウンロードするためのURLを取得して次に新たな取引画面を表示するアプリケーション用フレームにそのURLを渡し、アプリケーション制御フレームに画面切り替え要求をすることを特徴とする自動取引装置の制御方法。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の自動取引装置の制御方法において、
    アプリケーション制御フレームは、前記別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したときにタイマをスタートさせて、障害検出処理を実行することを特徴とする自動取引装置の制御方法。
  6. 請求項2乃至5のいずれかに記載の自動取引装置の制御方法において、
    いずれかのアプリケーション用フレームが取引画面を表示して、所定のアプリケーションと通信をしながら取引処理を実行中に、
    待機中の別のアプリケーション用フレームが、前記アプリケーションとは異なるアプリケーションと通信をして、任意の処理を実行することを特徴とする自動取引装置の制御方法。
  7. コンピュータにより起動されるウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、前記ウェブページに含められ、
    前記コンピュータを、
    各アプリケーション用フレームが、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、前記アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、前記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、
    前記アプリケーション制御フレームが、いずれかのアプリケーション用フレームから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、前記別のアプリケーション用フレームが、前記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段、
    として機能させる自動取引装置制御プログラム。
  8. コンピュータにより起動されるウェブページが複数フレーム構成にされており、取引画面を表示して制御する複数のアプリケーション用フレームと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御フレームとが、前記ウェブページに含められ、
    前記コンピュータを、
    各アプリケーション用フレームが、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別のアプリケーション用フレームに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、前記アプリケーション制御フレームに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、前記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、
    前記アプリケーション制御フレームが、いずれかのアプリケーション用フレームから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別のアプリケーション用フレームが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していたアプリケーション用フレームに代わって、前記別のアプリケーション用フレームが、前記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段、
    として機能させる自動取引装置制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  9. 取引画面を表示して制御する複数の表示制御ウェブページと、取引画面の切り替えを制御するアプリケーション制御ウェブページとを備え、かつ、各ウェブページは、それぞれ他のウェブページと通信をする手段を備え、
    前記各表示制御ウェブページは、取引画面を表示して制御する手段と、取引画面の切り替え要求イベントの発生を検出する手段と、別の表示制御ウェブページに対して新たな取引画面のダウンロードを要求する手段と、前記アプリケーション制御ウェブページに対して取引画面の切り替えを要求する手段と、取引画面の切り替え要求を受け付ける手段と、前記新たな取引画面をダウンロードする手段とを備え、
    前記アプリケーション制御ウェブページは、いずれかの表示制御ウェブページから取引画面の切り替え要求を受信する手段と、この取引画面の切り替え要求を受信して、別の表示制御ウェブページが新たな取引画面のダウンロードを開始したとき、そのダウンロードの完了を検出する手段と、このダウンロードの完了を検出したとき、直前の取引画面を表示制御していた表示制御ウェブページに代わって、前記別の表示制御ウェブページが、前記新たな取引画面を表示して制御するように、取引画面の切り替え処理を実行する手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
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