JP5187958B2 - 自動取引装置制御システム - Google Patents
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Description
〈構成1〉
入出金のための取引処理時に駆動される機構が含まれている自動制御デバイスと、この自動制御デバイスを制御して、入出金のための取引処理を実行するコンピュータプログラム群を動作させるコンピュータを有するものであって、前記コンピュータプログラム群は、前記入出金のための取引処理を所定の手順に従って制御し、前記取引処理の結果生成された取引データを業務用記憶装置に記憶させ、さらに、前記取引データを管理用に形式変換して管理用記憶装置に記憶させる処理を実行する業務アプリケーションと、前記業務アプリケーションとは別個独立に動作し、前記管理用記憶装置に記憶された取引データを読み取って、前記自動制御デバイスを含む自動取引装置の保守管理処理を実行する管理アプリケーションと、前記業務アプリケーションと通信をして、前記入出金のための取引処理時に操作される取引画面を表示し、前記取引データの入出力処理を実行し、前記管理アプリケーションと通信をして、前記保守管理処理のためのデータの入出力処理を実行し、前記自動制御デバイスを制御するためのデータ通信をするブラウザと、前記ブラウザからコマンドを受信して、このコマンドを自動制御デバイス用に形式変換をしてその自動制御デバイスに送信し、該当する自動制御デバイスからレスポンスを受信して、このレスポンスをブラウザ用に形式変換をして前記ブラウザに送信するミドルウエアと、前記ブラウザとミドルウエアとの間のプログラム間通信を制御するアプリケーションインタフェースと、前記業務アプリケーションが実行する取引処理の進行中に、前記業務アプリケーションによるブラウザの画面遷移制御動作を監視し、所定の画面遷移制御動作を検出したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を中断させて、所定の割り込み処理を起動し、当該割り込み処理が終了したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を再開させる割り込み制御手段とを含むことを特徴とする自動取引装置制御システム。
構成1に記載の自動取引装置制御システムにおいて、前記割り込み制御手段は、起動させた前記割り込み処理の結果から所定のパラメータを取得して、新たな割り込み処理を実行させることを特徴とする自動取引装置制御システム。
構成1に記載の自動取引装置制御システムにおいて、前記所定の画面遷移を検出したとき、前記割り込み制御手段は、割り込み処理をすべきかどうかを判定する判定処理を実行して、この判定処理の結果に従って、所定の割り込み処理を起動することを特徴とする自動取引装置制御システム。
構成1乃至3のいずれかに記載の自動取引装置制御システムにおいて、取引処理を制御する前記業務アプリケーションがブラウザに特定の取引画面を表示させるための画面遷移を、前記割り込み制御手段が検出したとき、該当する取引処理のための画面遷移を再開するための情報を待避するとともに、前記割り込み制御手段は、該当する画面遷移の代わりに、割り込みアプリケーションが実行する割り込み処理画面を、前記取引処理を実行していたブラウザに対するレスポンスとして返し、割り込みアプリケーションによる処理を開始させることを特徴とする自動取引装置制御システム。
構成4に記載の自動取引装置制御システムにおいて、前記割り込みアプリケーションによる割り込み処理が終了したとき、前記割り込み制御手段は、前記待避させた情報を読み出して、中断した取引処理のための画面遷移を再開する画面を、前記ブラウザに対するレスポンスとして返すことを特徴とする自動取引装置制御システム。
構成1乃至5のいずれかに記載の自動取引装置制御システムにおいて、前記割り込み制御手段が、前記業務アプリケーションによる取引処理が終了して初期状態に戻る時に実行される画面遷移を検出したとき、前記ブラウザに割り込み処理をすべきかどうかを選択する選択画面を表示し、この選択画面により割り込みが要求されたとき、前記割り込み処理を起動することを特徴とする自動取引装置制御システム。
入出金のための取引処理時に駆動される機構が含まれている自動制御デバイスと、この自動制御デバイスを制御して、入出金のための取引処理を実行する自動取引装置を制御するコンピュータを、前記入出金のための取引処理を所定の手順に従って制御し、前記取引処理の結果生成された取引データを業務用記憶装置に記憶させ、さらに、前記取引データを管理用に形式変換して管理用記憶装置に記憶させる処理を実行する業務アプリケーションと、前記業務アプリケーションとは別個独立に動作し、前記管理用記憶装置に記憶された取引データを読み取って、前記自動制御デバイスを含む自動取引装置の保守管理処理を実行する管理アプリケーションと、前記業務アプリケーションと通信をして、前記入出金のための取引処理時に操作される取引画面を表示し、前記取引データの入出力処理を実行し、前記管理アプリケーションと通信をして、前記保守管理処理のためのデータの入出力処理を実行し、前記自動制御デバイスを制御するためのデータ通信をするブラウザと、前記ブラウザからコマンドを受信して、このコマンドを自動制御デバイス用に形式変換をしてその自動制御デバイスに送信し、該当する自動制御デバイスからレスポンスを受信して、このレスポンスをブラウザ用に形式変換をして前記ブラウザに送信するミドルウエアと、前記ブラウザとミドルウエアとの間のプログラム間通信を制御するアプリケーションインタフェースと、前記業務アプリケーションが実行する取引処理の進行中に、前記業務アプリケーションによるブラウザの画面遷移制御動作を監視し、所定の画面遷移制御動作を検出したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を中断させて、所定の割り込み処理を起動し、当該割り込み処理が終了したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を再開させる割り込み制御手段として機能させる自動取引装置制御プログラム。
入出金のための取引処理時に駆動される機構が含まれている自動制御デバイスと、この自動制御デバイスを制御して、入出金のための取引処理を実行する自動取引装置を制御するコンピュータを、前記入出金のための取引処理を所定の手順に従って制御し、前記取引処理の結果生成された取引データを業務用記憶装置に記憶させ、さらに、前記取引データを管理用に形式変換して管理用記憶装置に記憶させる処理を実行する業務アプリケーションと、前記業務アプリケーションとは別個独立に動作し、前記管理用記憶装置に記憶された取引データを読み取って、前記自動制御デバイスを含む自動取引装置の保守管理処理を実行する管理アプリケーションと、前記業務アプリケーションと通信をして、前記入出金のための取引処理時に操作される取引画面を表示し、前記取引データの入出力処理を実行し、前記管理アプリケーションと通信をして、前記保守管理処理のためのデータの入出力処理を実行し、前記自動制御デバイスを制御するためのデータ通信をするブラウザと、前記ブラウザからコマンドを受信して、このコマンドを自動制御デバイス用に形式変換をしてその自動制御デバイスに送信し、該当する自動制御デバイスからレスポンスを受信して、このレスポンスをブラウザ用に形式変換をして前記ブラウザに送信するミドルウエアと、前記ブラウザとミドルウエアとの間のプログラム間通信を制御するアプリケーションインタフェースと、前記業務アプリケーションが実行する取引処理の進行中に、前記業務アプリケーションによるブラウザの画面遷移制御動作を監視し、所定の画面遷移制御動作を検出したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を中断させて、所定の割り込み処理を起動し、当該割り込み処理が終了したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を再開させる割り込み制御手段として機能させる自動取引装置制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
取引処理の進行中に、取引画面の画面遷移のために、ブラウザと業務アプリケーションとの間でHTTP通信をするが、割り込み制御手段は、このブラウザの画面遷移制御動作を監視する。割り込み制御手段が、所定の画面遷移制御動作を検出したとき、上記の画面遷移動作を中断させて、所定の割り込み処理を起動するので、ブラウザにも業務アプリケーションにも割り込み処理を意識させないから、割り込み制御のために既存のシステムの変更処理がほとんど不用である。
〈構成2の効果〉
割り込み処理を実行するだけでなく、割り込み処理の結果を、自動取引装置のデバイスを使用して印刷することができる。
〈構成3の効果〉
無条件に割り込み処理を開始するのではなく、所定の判断処理を追加できるし、複数の割り込み処理への分岐も可能になる。
〈構成4の効果〉
所定の画面遷移を検出したとき、その画面遷移を再開するための情報を待避するとともに、該当する画面遷移の代わりに、割り込みアプリケーションが実行する割り込み処理画面をブラウザに対するレスポンスとして返すようにすると、ブラウザや業務アプリケーションに割り込み処理を意識させないでよい。従って、割り込み処理への移行や復帰処理を単純化できる。即ち、ブラウザや業務アプリケーションとの連携処理無しで実行できる。
〈構成5の効果〉
取引処理のための画面遷移を再開するための情報を待避しておき、これを読み出して、中断した画面遷移を再開する画面をブラウザに対するレスポンスとして返すようにすると、ブラウザは、割り込み処理を意識することなく、元の処理に円滑に復帰できる。
〈構成6の効果〉
業務アプリケーションによる取引処理が終了して初期状態に戻る時に割り込み処理が実行されるので、取引処理とは係わりの無いアンケート調査等の割り込み処理を、顧客の許可を得て実行できる。
図1は実施例1の自動取引装置制御システムを示すブロック図である。円内にはその外観の一例を示す。
この自動取引装置制御システム10は、自動取引装置11に内蔵されたコンピュータ12により制御される。コンピュータ12は演算処理装置14と業務用記憶装置16と管理用記憶装置18とを備えている。コンピュータ12は、自動制御デバイス20を制御して入出金等の取引処理を実行する。利用者は、自動取引装置11のディスプレイ22に表示された画面を見ながら入出金等の取引処理を実行する。
図2は、業務アプリケーションの具体的な動作を示すシーケンスチャートである。
入出金のための取引処理では、まず、業務アプリケーション38から、取引処理に必要な操作画面を表示するウェブページが送信されて、ブラウザ42によりディスプレイ22上にこの操作画面が表示される(T1、T2)。自動取引装置には、利用者が操作するための操作盤が設けられている。操作盤は、操作画面を表示するディスプレイ22(図1)に貼り付けられた既知の透明感圧式電極群や、ディスプレイ22の周辺に配置された操作ボタン群等を含む。取引開始画面が表示された状態で操作盤が操作されると、ブラウザ42に操作制御信号が受け付けられる。ブラウザ42は、操作制御信号を業務アプリケーション38に送信する(T3)。ブラウザ42は指定された取引画面を業務アプリケーション38から受信して表示する(T4)。
ここで、自動取引装置に障害が発生したときには、サービスマンが自動取引装置を制御しながらその機能を点検して復旧を試みる。復旧処理の際には、中断した取引処理を完結させたり、取引データ58を書き直したり、様々な処理が実行される。サービスマンが保守点検用のノートパソコン等に、業務アプリケーションや管理アプリケーションをインストールして持参するのは、セキュリティ上問題がある。また、業務アプリケーションは金融機関により随時独自に改変される。そこで、保守管理業務専用の管理アプリケーション40を、自動取引装置11にインストールしておく。業務アプリケーション38が使用する取引データ58の変更等が必要になったときには、管理アプリケーション40から業務アプリケーション38に該当する処理を依頼する。
図3は障害復旧処理例を示す動作フローチャートである。
管理アプリケーション40は、自動取引装置11の各部の障害監視をする(ステップS11)。管理アプリケーション40は、例えば、ブラウザ42に制御される常駐フレーム上で動作する。そして、所定のタイミングで各自動制御デバイス20に対して応答要求コマンドを送信する。レスポンスが無いときやレスポンスが異常なときには、そのデバイスに障害発生と判断する。管理アプリケーション40は、ステップS12で障害検出をすると、ステップS13で、管理用記憶装置18に記憶された取引データ59の読み取りをする。次いで、監視中に取得したデータやこの取引データ59を利用して、障害の診断を実行する(ステップS14)。そして、ステップS15で、管理アプリケーション40は、業務アプリケーション38と連携をして、中断した取引を正常に終了させる。
[割り込み制御]
図において、業務アプリケーション38はブラウザ42を制御し自動取引装置本来の取引業務を制御する。取引業務用の画面は、表示画面制御手段61に設けられた画面制御フレームワーク62から読み出される。画面制御フレームワーク62は、取引のための一定の画面をサーバ側で生成する機能を持つ既知のJSP(JavaServer Pages)ファイルを集合したものである。業務アプリケーション38に指定されたJSPがサーバにより解読され、1頁あるいは数頁の画面がブラウザ42に供給される。JSPファイルは、画面遷移の過程で順次選択される。特定の処理の直前には必ず特定のJSPファイルが選択される。一方、割り込み処理は、任意の単数または複数の割り込みアプリケーション66により実行される。この割り込み処理のタイミングを制御するために、割り込み制御手段63と設定ファイル64とが設けられている。
このフローチャートにより、上記のような制御をするためのコンピュータプログラムの基本的な動作を簡単に説明する。まず、通常の取引処理が開始されるとき、ステップS21で、割り込み制御手段63は取引処理の監視を開始する。ステップS22では、割り込み制御手段63がブラウザ42からリクエストの受信(A2)をする。ステップS23では、割り込み制御手段63がJSPリクエストパスを取得する。ステップS24では、割り込み制御手段63がこのJSPリクエストパスで読み出されるJSPと、設定ファイル64の内容とを比較解析する。ステップS25では、割り込み制御手段63が、割り込み条件一致かどうかという判断をする。
割り込み処理が開始されると、ステップS31で、ブラウザ42が割り込み処理画面の表示をする。ステップS32では、ブラウザ42が割り込みアプリケーション66に対してリクエスト(A7)を送出する。割り込みアプリケーション66は、ステップS33で割り込み処理の制御(A8)を実行する。ステップS34では、割り込みアプリケーション66が、割り込み処理の終了かどうかの判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS35の処理に移行し、ノーのときはステップS33の処理に戻る。
最初のアンケート調査等の割り込み処理に続いて、例えば、レシートプリンタを使用してその結果を印刷する処理や、レシートの受け渡し処理等の割り込み処理を繰り返すとき、このフローチャートのように動作する。ステップS41では、割り込みアプリケーション66が割り込み処理の終了かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS42の処理に移行し、ノーのときはステップS41の処理を繰り返す。ステップS42では、割り込みアプリケーション66から通知を受けた割り込み制御手段63が、別の割り込み処理かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS43の処理に移行し、ノーのときは通常の取引処理に復帰する(図6ステップS36へ)。ステップS43では、割り込み制御手段63が別の割り込み処理画面表示用JSPの読み出しをする。ステップS44では、パラメータ等を埋め込みをする。ステップS45では、割り込み制御手段63の制御により画面制御フレームワーク62が割り込み処理用レスポンスをブラウザ42に送信する。
図8は、ネットワークを利用した自動取引装置制御システムの実施例を示すブロック図である。
この実施例2では、自動取引装置とネットワーク48を介して接続されたリモートウェブサーバ50の業務アプリケーション38が、入出金のための取引処理を制御する。即ち、リモートウェブサーバ50から取引処理に必要な画面を表示するウェブページが自動取引装置に送信されて、ブラウザ42により操作画面が表示される。利用者の操作に従って、ウェブページ中に記述されたスクリプト言語が解釈され、該当するコマンドがアプリケーションインタフェース46を通じてミドルウエア44に送出されて取引処理が実行される。その処理結果は、自動取引装置からリモートウェブサーバ50に転送される。この実施例2のように、自動取引装置11から図1に示した業務アプリケーションと業務用記憶装置16を除去すると、自動取引装置11を共通化して汎用性の高いものにすることができる。
この実施例では、さらに、管理アプリケーション40と管理用記憶装置18もリモートウェブサーバ50側に設けた。図4の例でも図5の例でも、リモートウェブサーバ50の業務アプリケーション38は、ネットワーク48を介して、例えば、金融機関の管理サーバ54に接続されている。取引処理結果は、逐次、業務アプリケーション38から金融機関の管理サーバ54に転送される。取引開始画面が表示された状態で操作盤が操作されると、ブラウザ42に操作制御信号が受け付けられる。ブラウザ42は、操作制御信号をリモートウェブサーバ50に送信して、取引画面を受信して順次表示する。また、リモートウェブサーバ50から各デバイスを制御するためのコマンドを受信して、アプリケーションインタフェース46に転送する。こうして、現金の入出金処理等が実行される。
このシステムは、自動取引装置側に何もデータが残らないので、情報管理上のセキュリティが高いという特徴がある。
11 自動取引装置
12 コンピュータ
14 演算処理装置
16 業務用記憶装置
18 管理用記憶装置
20 自動制御デバイス
22 ディスプレイ
24 現金自動入出金機
26 紙幣デバイス
28 硬貨デバイス
30 カードリーダライタ
32 カードデバイス
34 通帳レシートプリンタ
36 通帳デバイス
38 業務アプリケーション
40 管理アプリケーション
42 ブラウザ
44 ミドルウエア
46 アプリケーションインタフェース
48 ネットワーク
50 リモートウェブサーバ
52 ローカルウェブサーバ
54 管理サーバ
61 表示画面制御手段
62 画面制御フレームワーク
63 割り込み制御手段
64 設定ファイル
65 スタック
66 割り込みアプリケーション
Claims (8)
- 入出金のための取引処理時に駆動される機構が含まれている自動制御デバイスと、この自動制御デバイスを制御して、入出金のための取引処理を実行するコンピュータプログラム群を動作させるコンピュータを有するものであって、
前記コンピュータプログラム群は、
前記入出金のための取引処理を所定の手順に従って制御し、前記取引処理の結果生成された取引データを業務用記憶装置に記憶させ、さらに、前記取引データを管理用に形式変換して管理用記憶装置に記憶させる処理を実行する業務アプリケーションと、
前記業務アプリケーションとは別個独立に動作し、前記管理用記憶装置に記憶された取引データを読み取って、前記自動制御デバイスを含む自動取引装置の保守管理処理を実行する管理アプリケーションと、
前記業務アプリケーションと通信をして、前記入出金のための取引処理時に操作される取引画面を表示し、前記取引データの入出力処理を実行し、前記管理アプリケーションと通信をして、前記保守管理処理のためのデータの入出力処理を実行し、前記自動制御デバイスを制御するためのデータ通信をするブラウザと、
前記ブラウザからコマンドを受信して、このコマンドを自動制御デバイス用に形式変換をしてその自動制御デバイスに送信し、該当する自動制御デバイスからレスポンスを受信して、このレスポンスをブラウザ用に形式変換をして前記ブラウザに送信するミドルウエアと、
前記ブラウザとミドルウエアとの間のプログラム間通信を制御するアプリケーションインタフェースと、
前記業務アプリケーションが実行する取引処理の進行中に、前記業務アプリケーションによるブラウザの画面遷移制御動作を監視し、所定の画面遷移制御動作を検出したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を中断させて、所定の割り込み処理を起動し、当該割り込み処理が終了したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を再開させる割り込み制御手段とを含むことを特徴とする自動取引装置制御システム。 - 請求項1に記載の自動取引装置制御システムにおいて、
前記割り込み制御手段は、起動させた前記割り込み処理の結果から所定のパラメータを取得して、新たな割り込み処理を実行させることを特徴とする自動取引装置制御システム。 - 請求項1に記載の自動取引装置制御システムにおいて、
前記所定の画面遷移を検出したとき、前記割り込み制御手段は、割り込み処理をすべきかどうかを判定する判定処理を実行して、この判定処理の結果に従って、所定の割り込み処理を起動することを特徴とする自動取引装置制御システム。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の自動取引装置制御システムにおいて、
取引処理を制御する前記業務アプリケーションがブラウザに特定の取引画面を表示させるための画面遷移を、前記割り込み制御手段が検出したとき、該当する取引処理のための画面遷移を再開するための情報を待避するとともに、
前記割り込み制御手段は、該当する画面遷移の代わりに、割り込みアプリケーションが実行する割り込み処理画面を、前記取引処理を実行していたブラウザに対するレスポンスとして返し、割り込みアプリケーションによる処理を開始させることを特徴とする自動取引装置制御システム。 - 請求項4に記載の自動取引装置制御システムにおいて、
前記割り込みアプリケーションによる割り込み処理が終了したとき、前記割り込み制御手段は、前記待避させた情報を読み出して、中断した取引処理のための画面遷移を再開する画面を、前記ブラウザに対するレスポンスとして返すことを特徴とする自動取引装置制御システム。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の自動取引装置制御システムにおいて、
前記割り込み制御手段が、前記業務アプリケーションによる取引処理が終了して初期状態に戻る時に実行される画面遷移を検出したとき、前記ブラウザに割り込み処理をすべきかどうかを選択する選択画面を表示し、この選択画面により割り込みが要求されたとき、前記割り込み処理を起動することを特徴とする自動取引装置制御システム。 - 入出金のための取引処理時に駆動される機構が含まれている自動制御デバイスと、この自動制御デバイスを制御して、入出金のための取引処理を実行する自動取引装置を制御するコンピュータを、
前記入出金のための取引処理を所定の手順に従って制御し、前記取引処理の結果生成された取引データを業務用記憶装置に記憶させ、さらに、前記取引データを管理用に形式変換して管理用記憶装置に記憶させる処理を実行する業務アプリケーションと、
前記業務アプリケーションとは別個独立に動作し、前記管理用記憶装置に記憶された取引データを読み取って、前記自動制御デバイスを含む自動取引装置の保守管理処理を実行する管理アプリケーションと、
前記業務アプリケーションと通信をして、前記入出金のための取引処理時に操作される取引画面を表示し、前記取引データの入出力処理を実行し、前記管理アプリケーションと通信をして、前記保守管理処理のためのデータの入出力処理を実行し、前記自動制御デバイスを制御するためのデータ通信をするブラウザと、
前記ブラウザからコマンドを受信して、このコマンドを自動制御デバイス用に形式変換をしてその自動制御デバイスに送信し、該当する自動制御デバイスからレスポンスを受信して、このレスポンスをブラウザ用に形式変換をして前記ブラウザに送信するミドルウエアと、
前記ブラウザとミドルウエアとの間のプログラム間通信を制御するアプリケーションインタフェースと、
前記業務アプリケーションが実行する取引処理の進行中に、前記業務アプリケーションによるブラウザの画面遷移制御動作を監視し、所定の画面遷移制御動作を検出したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を中断させて、所定の割り込み処理を起動し、当該割り込み処理が終了したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を再開させる割り込み制御手段として機能させる自動取引装置制御プログラム。 - 入出金のための取引処理時に駆動される機構が含まれている自動制御デバイスと、この自動制御デバイスを制御して、入出金のための取引処理を実行する自動取引装置を制御するコンピュータを、
前記入出金のための取引処理を所定の手順に従って制御し、前記取引処理の結果生成された取引データを業務用記憶装置に記憶させ、さらに、前記取引データを管理用に形式変換して管理用記憶装置に記憶させる処理を実行する業務アプリケーションと、
前記業務アプリケーションとは別個独立に動作し、前記管理用記憶装置に記憶された取引データを読み取って、前記自動制御デバイスを含む自動取引装置の保守管理処理を実行する管理アプリケーションと、
前記業務アプリケーションと通信をして、前記入出金のための取引処理時に操作される取引画面を表示し、前記取引データの入出力処理を実行し、前記管理アプリケーションと通信をして、前記保守管理処理のためのデータの入出力処理を実行し、前記自動制御デバイスを制御するためのデータ通信をするブラウザと、
前記ブラウザからコマンドを受信して、このコマンドを自動制御デバイス用に形式変換をしてその自動制御デバイスに送信し、該当する自動制御デバイスからレスポンスを受信して、このレスポンスをブラウザ用に形式変換をして前記ブラウザに送信するミドルウエアと、
前記ブラウザとミドルウエアとの間のプログラム間通信を制御するアプリケーションインタフェースと、
前記業務アプリケーションが実行する取引処理の進行中に、前記業務アプリケーションによるブラウザの画面遷移制御動作を監視し、所定の画面遷移制御動作を検出したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を中断させて、所定の割り込み処理を起動し、当該割り込み処理が終了したとき、前記ブラウザによる当該画面遷移動作を再開させる割り込み制御手段として機能させる自動取引装置制御プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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