JP2004152202A - 自動取引装置およびそのプログラム - Google Patents

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Yoko Takano
陽子 高野
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Abstract

【課題】顧客の期待に合致し、かつ広告主や自動取引装置の運用機関にも貢献できる自動取引装置を提供する。
【解決手段】自動取引装置が、広告データを更新するために定期的に広告データを配信する広告配信サーバに接続すると共に、その表示画面に更新した広告データによる広告を表示することを選択するための広告選択ボタンを表示し、この広告選択ボタンが選択されたときにクーポン等の特典が添付された広告表示を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現金自動取引装置や発券機、マルチメディア端末等の表示画面を有する自動取引装置およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動取引装置は、現金自動取引装置の通信待ち時間に顧客の属性情報により複数の関連画面を選択し、乱数によって選択した一つの画面を表示するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−154127号公報(第3頁
【0008】−
【0012】、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、表示する情報は、属性情報を基にするといえども銀行側が用意した情報であり、顧客に対して一方的に情報を押付けるものであり、顧客の期待に答えられないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、自動取引装置が、広告データを更新するために定期的に広告データを配信する広告配信サーバに接続すると共に、表示画面に前記更新した広告データによる広告を表示することを選択するための広告選択ボタンを表示し、該広告選択ボタンが選択されたときに、前記広告を表示することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明による自動取引装置実施の形態について説明する。
第1実施の形態例
図1は第1実施の形態の広告表示処理を示すフローチャート、図2はその現金自動取引装置を示すブロック図である。
【0007】
図2において、1は金融機関のセンタに設置されているホストコンピュータであり、銀行の支店等に設置されている現金自動取引装置2と通信回線を介して接続されており、顧客の口座の口座番号やその暗証番号、口座残高等の顧客ファイルを格納する元帳ファイル3を保有している。
4は現金自動取引装置2の制御部であり、通信部5によって通信回線を介してホストコンピュータ1と接続しており、現金自動取引装置2内の各部を制御して取引制御や広告の表示を行うと共にデータ通信等も制御する。
【0008】
6は記憶部であり、制御部4が実行するプログラムや制御部4による処理結果、広告データ等を格納する。
7は表示操作部であり、CRTまたはLCD等の表示画面とタッチパネル等との組合せ等で構成されており、取引選択画面や顧客の希望等を問合せる画面、顧客の処置を促す画面等を表示する一方、タッチパネル等により顧客からの入力を受付ける。
【0009】
なお、顧客からの入力は現金自動取引装置2の本体等に別に設けたキーボードや選択ボタン等から受付けるようにしてもよい。
8はカード挿入部であり、挿入された顧客のキャッシュカード等の取引カードの磁気ストライプに記録されているカード情報を読み書きすると共に取引明細票等を印刷するプリンタを有している。
【0010】
9は通帳記帳部であり、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプに記録されている内容を読み書きすると共に取引内容等を顧客の通帳に記帳する。
10は紙幣入出金部であり、顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別、計数して収納し、顧客に払出す紙幣を排出する。
11は硬貨入出金部であり、顧客が投入した硬貨を受入れ、これを鑑別、計数して収納し、顧客に払出す硬貨を排出する。
【0011】
12は顧客検知部であり、光学式等の近接センサを備えており、現金自動取引装置2への顧客の接近を検知して制御部4へ顧客検知信号を転送する。
13は広告配信サーバであり、金融機関のセンタ等に設置され、現金自動取引装置2および金融機関等と広告表示について契約した企業等の広告主の図示しない管理サーバ等と接続しており、広告主の管理サーバ等から随時に送信される最新の広告データを受付けて格納し、これを日に数回等の一定時間毎に現金自動取引装置2へ送信する機能を有している。
【0012】
上述した構成の作用について説明する。
自動取引装置を運用する機関である現金自動取引装置2を運用する金融機関は、複数の広告主との契約によって広告データの供給を受け、これを広告配信サーバ13に格納すると共に、広告配信サーバ13から定期的にこれらの広告データを現金自動取引装置2へ配信し、現金自動取引装置2はその記憶部6に複数の広告主の広告データを格納している。
【0013】
以下に、図1に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って顧客による出金取引の場合を例に広告情報表示処理について説明する。
S1、金融機関の始業時に金融機関の支店等の係員は現金自動取引装置2へ電源を投入し、これを検知した現金自動取引装置2の制御部4は、各種の取引業務処理の実行等を行うための業務アプリケーションを起動する。
【0014】
業務アプリケーションを起動すると、制御部4は後述するステップS2、S3による顧客の来店を待つ来店待ち状態およびステップS5による広告信号の検知を待つ広告信号検知待ち状態での待機を開始する。
S2、制御部4は、顧客を迎える文言等を表示した画面または節電画面等の待機画面を表示する。
【0015】
S3、制御部4は、ステップS1の待機画面を表示しながら顧客検知部12からの顧客検知信号の転送を待つ来店待ち状態で待機し、顧客検知信号の転送を契機としてステップS4へ分岐する。
S4、顧客検知信号の転送を受けた制御部4は、取引業務処理を行うために現金自動取引装置2の表示操作部7の画面に取引業務画面である図3に示す取引選択画面を表示する。
【0016】
取引選択画面には、取引ボタンの押下を促す旨や広告表示を選択するときの操作方法等の文言および出金取引のための「お引き出し」ボタン、入金取引のための「お預け入れ」ボタン、口座残高を照会するための「残高照会」ボタン、振込取引のための「振込」ボタン、振替取引のための「振替」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳するための「通帳記帳」ボタン等の取引を選択するための取引ボタン並びに広告選択ボタンとして企業等からの広告の詳細を表示することを選択するための「見る」ボタン、それを表示しないことを選択するための「見ない」ボタンとその近傍に設けられた広告概要表示エリアに広告の概要が表示されている。
【0017】
この広告の概要は、概要を示すための短いメッセージや象徴的な図柄による画像の静止画ないしは動画またはこれらと音声との併用等により表示される。
本実施の形態では、広告概要表示エリアには広告主が顧客に提供するクーポン等の何らかの優遇サービス付の広告の概要が表示されており、顧客は表示操作部7の画面から広告選択ボタンとして「見る」ボタンを押下し、次いで取引ボタンとして出金取引のための「お引き出し」ボタンを押下する。
【0018】
顧客のボタン押下の信号をタッチパネル等による位置信号によって検知した制御部4は、次ステップへの移行判断を行う。
すなわち、制御部4は「見る」ボタンが押下された場合はこれにより顧客の広告表示の意思を確認し、広告信号検知としてステップS5へ、「見ない」ボタンが押下された場合はステップS11へ移行する。
【0019】
なお、制御部4は、最初にボタン押下の信号を検知してから所定の時間の経過を待って次ステップへの移行判断を行うが、最初に「見ない」ボタンが押下された場合は取引ボタンが押下されるまで待機する。従ってボタン押下の順序はどちらを先に押下してもよい。
S5、広告信号検知を待つ広告信号検知待ち状態で待機していた制御部4は、広告信号検知を契機としてステップS6へ分岐して広告表示の割込処理を行う。
【0020】
S6、制御部4は元画面の入力状況を確認し、取引業務のための入力がなされている場合は元画面識別子を「入力済」とし、取引業務のための入力がなされていない場合は元画面識別子を「入力未」としてこれを記憶部6に記憶する。
本実施の形態では、取引業務のための入力として取引ボタン、つまり「お引き出し」ボタンが押下されているので、元画面識別子を「入力済」として上書きする。
【0021】
S7、制御部4は表示操作部7の画面に図4に示す広告表示画面を表示する。
広告表示画面には、広告表示したことによる取引のための手数料の取扱についての文言およびそれ以外の表示エリアを広く使った広告表示エリアが表示され、この広告表示エリアに割込処理前のステップで表示した広告の概要に該当する記憶部6に格納されている広告データによる広告が表示される。
【0022】
この広告表示は、広告データによる文字や画像の静止画ないしは動画またはこれらと音声との併用等により表示される。
S8、広告表示が終了すると、制御部4は記憶部6に記憶した元画面識別子が「入力済」のときはステップS9へ、元画面識別子が「入力未」のときはステップS10へ移行する。
【0023】
S9、制御部4は取引業務画面を次画面とするステップへ移行する。
本実施の形態では、次の取引業務画面であるカード挿入画面を表示するためにステップS11へ移行する。
S10、制御部4は取引業務のための入力を得るために、割込処理前のステップの取引業務画面、つまり元画面を表示するためのステップへ移行する。
【0024】
この場合に、戻ったステップで表示する取引業務画面には広告選択ボタンや広告概要は表示されず、取引業務のために必要な入力のみを受付ける取引業務画面を表示する。
本実施の形態では、既に取引業務のための入力として取引ボタンが押下されているので本ステップは実行されないが、取引ボタンが押下されていない場合はステップS4へ移行し、取引業務画面として通常の取引選択画面を表示して取引ボタンの押下を促す。
【0025】
S11、制御部4は、取引業務処理を継続するために取引カードの挿入を促す旨および広告選択ボタンや広告概要(以前のステップで「見る」ボタンが選択されていない場合は以前と同様の広告概要、広告表示がなされている場合は別の広告主の広告概要、以下同じ。)を表示した取引業務画面であるカード挿入画面を表示し、顧客はこれに従って顧客の取引カードをカード挿入部8に挿入する。
【0026】
取引カードが挿入されたことを検知した制御部4は、カード挿入部8によって取引カードの磁気ストライプに記録されたカード情報を読取る。
なお、通帳が同時に挿入された場合は、通帳記帳部9によって通帳の磁気ストライプに記録された通帳情報も読取る。
そして、上記ステップS4と同様にして次ステップへの移行判断を行い、「見る」ボタンが押下されている場合はステップS5へ移行して広告表示の割込処理を上記と同様にして実行する。
【0027】
S12、制御部4は表示操作部7の画面に暗証番号の入力を促す旨および広告選択ボタンや広告概要等を表示した取引業務画面である暗証入力画面を表示し、顧客は暗証番号を暗証入力画面に表示されているテンキー等によって入力する。
そして、上記ステップS4と同様にして次ステップへの移行判断を行い、「見る」ボタンが押下されている場合はステップS5へ移行して広告表示の割込処理を上記と同様にして実行する。
【0028】
なお、暗証番号が一致しない場合は、所定の回数、例えば3回の再入力を受付け、再入力された暗証番号が所定の回数を超えても一致しない場合は、挿入されている取引カードや通帳を排出し、顧客のこれらの受取を確認してステップS19へ移行する。
S13、暗証番号の入力が終わると、制御部4は表示操作部7の画面に引出金額の入力を促す旨および広告選択ボタンや広告概要等を表示した取引業務画面である金額入力画面を表示し、顧客は引出金額を金額入力画面に表示されているテンキー等によって入力して確認ボタンを押下する。
【0029】
そして、上記ステップS4と同様にして次ステップへの移行判断を行い、「見る」ボタンが押下されている場合はステップS5へ移行して広告表示の割込処理を上記と同様にして実行する。
S14、確認ボタンの押下を認識した制御部4は、ホストコンピュータ1との間で出金取引の可否を問合せるために取引カードのカード情報に入力された暗証番号や引出金額等を添付して取引電文を作成し、通信部5によって通信回線を介してホストコンピュータ1へ送信してステップS15へ移行する。
【0030】
取引電文を受信したホストコンピュータ1は、顧客認証処理のために取引電文に含まれるカード情報を基に元帳ファイル3を検索して該当する顧客ファイルの暗証番号と取引電文の暗証番号とを照合し、暗証番号が一致した場合は顧客を認証し、口座残高に不足がない場合は取引許可の旨を電文にして取引可否電文を作成すると共に該当する顧客ファイルの口座残高を更新する。
【0031】
暗証番号が一致しない場合や口座残高が不足している場合には、それぞれの旨を添付した取引不許可の旨を電文にして取引可否電文を作成する。
そして、ホストコンピュータ1は顧客認証処理を終えると、取引可否電文を現金自動取引装置2へ通信回線を介して送信する。
S15、取引電文の送信を終えた制御部4は、表示操作部7の画面にセンタと通信中である旨やしばらくの間の待機を依頼する旨等の文言および広告選択ボタンや広告概要を表示した取引業務画面である待機依頼画面を表示して顧客にしばらくの間の待機を促す。
【0032】
この間に、「見る」ボタンが押下された場合は、ステップS5へ移行して広告表示の割込処理を上記と同様にして実行する。この場合にステップS6の元画面識別子は「入力済」として記憶される。
S16、現金自動取引装置2の制御部4は、ホストコンピュータ1からの取引可否電文を受信する。
【0033】
S17、取引可否電文を受信した制御部4は、この取引可否電文を基に取引可否を判断し、取引許可の場合は、表示操作部7の画面に出金処理を行う旨を表示した取引業務画面を表示すると同時に、その取引内容をカード挿入部8によって取引明細票に印刷すると共に、入力された引出金額を紙幣入出金部10および硬貨入出金部11からそれぞれ計数して繰出す。
【0034】
次いで制御部4は、表示操作部7の画面に現金や取引カード、取引明細票の受取りを促す画面を表示した取引業務画面を表示すると共に現金を紙幣入出金部10および硬貨入出金部11によって、取引カードや取引明細票をカード挿入部8によって排出する。
なお、通帳が挿入されている場合は、制御部4は取引内容を通帳記帳部9によって通帳に記帳して排出する。
【0035】
制御部4は、顧客がこれらを受取ったことを確認して出金処理を終了し、ステップS18へ移行する。
取引可否電文が取引不許可の場合は、制御部4は表示操作部7の画面に取引不許可の旨とその内容および内容の確認を促す旨と「確認」ボタン並びに広告選択ボタンや広告概要を表示した取引業務画面を表示する。
【0036】
顧客はその内容を確認して取引業務画面に表示されている「確認」ボタンを押下し、この信号を認識した制御部4は取引カードの受取りを促す画面を表示すると共に取引カードをカード挿入部8によって排出し、顧客の受取りを確認して出金処理を終了させステップS18へ移行する。
これらの出金処理の途中に表示する取引業務画面である処理中画面にも広告選択ボタンや広告概要を表示し、この間に「見る」ボタンが押下された場合は、ステップS5へ移行して広告表示の割込処理を上記と同様にして実行する。この場合にステップS6の元画面識別子は「入力済」として記憶される。
【0037】
S18、制御部4は、表示操作部7の画面に取引に対する謝辞等の文言を表示した通常の取引終了画面を表示して取引業務処理を終了させ、一定時間の経過後にステップS19へ移行する。
S19、制御部4は、1日の取引業務の終了を判断し、取引業務の業務時間内であればステップS2へ戻り、表示操作部7の画面に待機画面を表示しながら顧客検知信号の転送を待つ来店待ち状態で待機する。
【0038】
業務時刻が終了時刻を過ぎている場合はステップS20へ移行する。
S20、制御部4は、業務アプリケーションを終了させ、1日の取引業務を終了させる。
なお、上記においては、各種の取引業務画面の全てに広告選択ボタンや広告概要を表示するとして説明したが、広告選択ボタン等を表示する取引業務画面は特定の取引業務画面に限って表示するようにしてもよく、一度広告を表示することを選択した後は広告選択ボタン等の表示を省略するようにしてもよい。
【0039】
また、表示する広告概要等を複数にして、顧客の選択範囲を広げるようにしてもよく、取引業務画面は通常の取引業務画面として次の取引業務画面へ移行するときに次画面として広告選択ボタンや広告概要を表示して顧客に選択させるようにしてもよい。
更に、以前のステップで広告表示がなされている場合のみ、別の広告主の広告概要を表示する(ステップS11の括弧書き)として説明したが、顧客の期待に添うためにそれぞれの画面毎に別の広告主の広告概要を表示するようにしてもよい。
【0040】
以上説明したように、本実施の形態では、現金自動取引装置の表示操作部に顧客が広告を表示することを選択するための広告選択ボタンを表示し、広告を表示することを選択可能としたことによって、顧客はその都合や嗜好に応じて広告表示を行うことができ、顧客の期待に答える広告表示とすることができる。
また、広告表示を割込処理によって別画面で表示ようにしたことによって、他の画面との共用化を図る必要がなくなり、広告の表示エリアを大きくすることができ、より詳細な広告の表示が可能となる。
【0041】
上記に加えて、広告表示にクーポン等の優遇サービスを添付したり、広告表示により取引のための手数料(時間外取引手数料、振込手数料等)の減免等の優遇処置を講じたりすることによって、顧客の期待度や満足度を高めることができ、現金自動取引装置への広告表示が有用なものとなり、広告主の売上の増加や自動取引装置の運用機関の広告収入の増加に貢献することができる。
【0042】
第2実施の形態例
図5は第2実施の形態の広告表示処理を示すフローチャート、図6はその現金自動取引装置を示すブロック図である。
なお、上記第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0043】
図6において、21は現金自動取引装置2の近距離通信部であり、赤外線や無線LAN等を利用した無線通信を送受可能に構成されている。
22は顧客の所有する携帯端末であり、携帯電話や携帯用情報端末等であって、赤外線や無線LAN等による無線通信の送受を可能とするように構成されている。
【0044】
上記の構成の作用について説明する。
自動取引装置を運用する機関である現金自動取引装置2を運用する金融機関は、上記第1実施の形態例と同様にして現金自動取引装置2の記憶部6に複数の広告主の広告データを格納している。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って顧客による出金取引の場合を例に広告情報表示処理について説明する。
【0045】
SA1、上記第1実施の形態例のステップS1と同様に現金自動取引装置2の制御部4は、業務アプリケーションを起動して後述するステップSA2、SA3による顧客の来店を待つ来店待ち状態およびステップSA5による広告信号の検知を待つ広告信号検知待ち状態での待機を開始する。
SA2、第1実施の形態例のステップS2と同様に制御部4は、待機画面を表示する。
【0046】
SA3、第1実施の形態例のステップS3と同様に制御部4は、待機画面を表示しながら来店待ち状態で待機し、顧客検知信号の転送を契機としてステップSA4へ分岐する。
SA4、第1実施の形態例のステップS4と同様に制御部4は、表示操作部7の画面に取引業務画面である図3に示す取引選択画面を表示する。
【0047】
本実施の形態では、第1実施の形態例のステップS4と同様に顧客は広告選択ボタンとして「見る」ボタンを押下し、次いで取引ボタンとして出金取引のための「お引き出し」ボタンを押下する。
顧客のボタン押下の信号を検知した制御部4は、第1実施の形態例のステップS4と同様に次ステップへの移行判断を行う。
【0048】
すなわち、制御部4は「見る」ボタンが押下された場合はステップSA5へ、「見ない」ボタンが押下された場合はステップSA13へ移行する。
SA5、広告信号検知を待つ広告信号検知待ち状態で待機していた制御部4は、広告信号検知を契機としてステップSA6へ分岐して広告表示の割込処理を行う。
【0049】
SA6、第1実施の形態例のステップS6と同様に制御部4は、元画面の入力状況を確認し、その状況に応じた元画面識別子を記憶部6に記憶する。
SA7、制御部4は、表示操作部7の画面に図7に示すアクセス依頼画面を表示する。
アクセス画面には、広告を携帯端末22へ転送する旨や携帯端末22から現金自動取引装置2へのアクセスを依頼する旨および現金自動取引装置2へのアクセス方法についての文言等が表示される。
【0050】
顧客はこれに従って、携行している携帯端末22から現金自動取引装置2の個別識別番号等の接続番号を入力し、無線LAN等を介して現金自動取引装置2へのアクセスを行う。
なお、携帯端末22からのアクセスが赤外線を用いたものである場合は、現金自動取引装置2の近距離通信部21に設けられた図示しない受光部に向けて赤外線によるアクセスを行う。
【0051】
SA8、現金自動取引装置2の制御部4は、近距離通信部21によって携帯端末22からのアクセスを受信し、これに添付されている携帯端末22の携帯識別子を認識して受信確認を行う。
SA9、携帯端末22の携帯識別子を認識した制御部4は、割込処理前のステップで表示した広告の概要に該当する記憶部6に格納されている広告データを読出し、これを携帯端末22の携帯識別子を基に携帯端末22に向けて転送する。
【0052】
携帯端末22は、転送された広告データを携帯端末22の図示しない記憶部等に格納する。
これにより、顧客は現金自動取引装置2による取引を終えた後に、格納した広告データを携帯端末22の画面に表示して文字や画像の静止画ないしは動画またはこれらと音声との併用等により表示され広告表示を見ることができる。
【0053】
また、クーポン等の特典が添付されている場合には、携帯端末22を広告主の店舗等に持参してその画面を見せること等により特典を享受することができる。
SA10、広告データの転送が終了すると、現金自動取引装置2の制御部4は記憶部6に記憶した元画面識別子が「入力済」のときはステップSA11へ、元画面識別子が「入力未」のときはステップSA12へ移行する。
【0054】
その後のステップSA11〜SA22の作動は、上記第1実施の形態例のステップS9〜S20の作動と同様であるので、その説明を省略する。
なお、上記ステップSA7において、顧客が携帯端末22を携行していない場合や現金自動取引装置2が顧客の携帯端末22からのアクセスを受付けられない場合に、制御部4がこれを検知して第1実施の形態例のステップS7と同様に図4に示す広告表示画面を表示操作部7の画面に表示して広告表示を行うようにしてもよい。
【0055】
以上説明したように、本実施の形態では、第1実施の形態例の効果に加えて、現金自動取引装置の表示操作部に顧客が広告を表示することを選択するための広告選択ボタンを表示して広告を表示することを選択可能とし、現金自動取引装置による広告表示を顧客の携帯端末への広告データの転送によって行うようにしたことによって、顧客は広告表示を後刻または後日にゆっくりと見ることができると共に、顧客の現金自動取引装置の専有時間を短縮することができ、現金自動取引装置の稼動効率を高めることができるという効果が得られる。
【0056】
また、顧客の携帯端末に広告データを格納するようにしたことによって、広告主が広告表示にクーポンを添付した場合に、顧客が広告表示を見たことを広告主が確実に把握することができ、現金自動取引装置による広告表示の有用性を更に高めることができる。
上記各実施の形態例においては、本発明を適用する自動取引装置は現金自動取引装置であるとして説明したが、自動取引装置は現金自動取引装置に限らず、発券機やマルチメディア端末、証明写真の印刷機、ディジタルカメラの印刷機等の顧客操作型の自動取引装置であればどのようなものであってもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、現金自動取引装置の表示操作部に広告選択ボタンを表示し、広告を表示することを選択可能としたことによって、顧客はその都合や嗜好に応じて広告表示を行うことができ、顧客の期待に答える広告表示とすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態の広告表示処理を示すフローチャート
【図2】第1実施の形態の現金自動取引装置を示すブロック図
【図3】第1実施の形態の取引選択画面表示例
【図4】第1実施の形態の広告表示画面表示例
【図5】第2実施の形態の広告表示処理を示すフローチャート
【図6】第2実施の形態の現金自動取引装置を示すブロック図
【図7】第2実施の形態のアクセス依頼画面表示例
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 現金自動取引装置
3 元帳ファイル
4 制御部
5 通信部
6 記憶部
7 表示操作部
8 カード挿入部
9 通帳記帳部
10 紙幣入出金部
11 硬貨入出金部
12 顧客検知部
13 広告配信サーバ
21 近距離通信部
22 携帯端末

Claims (5)

  1. 広告データを更新するために定期的に広告データを配信する広告配信サーバに接続すると共に、
    表示画面に、前記更新した広告データによる広告を表示することを選択するための広告選択ボタンを表示し、該広告選択ボタンが選択されたときに、前記広告を表示することを特徴とする自動取引装置。
  2. 広告データを更新するために定期的に広告データを配信する広告配信サーバに接続すると共に、
    表示画面に、前記更新した広告データによる広告を表示することを選択するための広告選択ボタンを表示し、該広告選択ボタンが選択されたときに、前記広告データを顧客の携帯端末に転送することを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記広告選択ボタンの近傍に、広告の概要を表示したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 定期的に広告データを配信する広告配信サーバに接続する自動取引装置の制御部に、
    前記広告配信サーバから配信される広告データを受信して更新する広告データ交信ステップと、
    表示画面に、前記更新した広告データによる広告を表示することを選択するための広告選択ボタンを表示する広告選択ボタン表示ステップと、
    前記広告選択ボタンが選択された信号を受付ける広告信号受付ステップと、
    前記広告選択ボタンが選択されたときに、前記広告表示の割込処理を行う広告割込表示ステップとを実行させることを特徴とする自動取引装置のプログラム。
  5. 請求項4において、
    前記広告表示の割込処理を、前記広告データの顧客の携帯端末への転送によって行う広告データ転送ステップとを実行させることを特徴とする自動取引装置のプログラム。
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