JP6255239B2 - 共通業務処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、異種の金融システムがそれぞれ独自の制御をしている任意の自動取引装置を使用して、複数の金融システムに共通の業務を実行させる共通業務処理システムに関する。
金融機関で多用されている自動取引装置(ATM)は、各金融機関がそれぞれ独自の制御プログラムにより制御をしている。しかしながら、利用者の便宜のために、複数の金融機関の自動取引装置を相互に預貯金の引出し等に使用することが広く行われている。また、様々な金融機関の自動取引装置が近接して混在して設置されていることも多い。さらに、金融機関の併合等により、暫定的に複数の金融システムを並行して運用している場合もある。こうした場合に、各金融システム毎に個別に自動取引装置を管理をするのは不経済である。従って、複数の金融機関の自動取引装置をまとめて監視し管理をすることが行われる。そのために、ハードウエアの管理専用の管理アプリケーションを設けるシステムが開発された(特許文献1)。
特許5187937号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
自動取引装置の取引処理を制御するコンピュータプログラムは各金融機関がそれぞれ独自に開発している。しかしながら、例えば、募金(寄付金募集)といった処理については、各金融機関の自動取引装置に入金されたものを指定された共通の口座に送金するという画一的な処理になる。この処理はいずれの金融機関にもほぼ共通である。募金を受け付ける自動取引装置は多いほどよいが、各金融機関がそれぞれ独自の金融システムにコンピュータプログラムを組み込む作業を行うのは不経済である。特に、一時的に採用されてその後削除されるようなコンピュータプログラムについては、なおさらである。
上記の課題を解決するために、本発明は次のような共通業務処理システムを提供することを目的とする。
(1)既存の金融システムに対する共通の新たな業務の追加変更を、迅速に低コストで実現する。
(2)複数の金融機関が利用する場合や、ひとつの金融機関内部に複数の金融システムが併存しているような場合に、共通の新たな業務の追加変更を低コストで実現する。
(3)複数の金融システムに共通の業務であって、例えば恒久的に使用されることがないと予想されるような業務について、複数の金融システムが共用することができる独立の共有システムを提供する。
(4)自動取引装置は各金融システムのものをそのまま使用することができる。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
金融システムにおける取引処理を実行する自動取引装置と、
複数の金融システムのためにそれぞれ独自に設けられ、上記の自動取引装置の内部でもしくはネットワークを通じて、上記の取引処理を制御する固有業務アプリケーションと、
上記自動取引装置とネットワークを通じて接続されたリモートウェブサーバとを備え、
上記リモートウェブサーバには、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による業務の処理を制御する共通業務アプリケーションが設けられ、
上記の固有業務アプリケーションは、各金融システム独自の自動取引装置による取引処理が完了すると、固有仕様の取引データを記憶装置に記憶させ、決済依頼または固有仕様の取引データを該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
上記の共通業務アプリケーションは、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による処理の結果を、固有仕様の取引データとは異なる共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データをゲートウエイサーバを介して該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
上記ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換して転送する処理を実行することを特徴とする共通業務処理システム。
<構成2>
自動取引装置が上記固有業務アプリケーションにより制御されて取引処理を実行中に、その表示装置に表示される画面中に、上記の共通業務のアプリケーションを起動するボタンが設けられていることを特徴とする構成1に記載の共通業務処理システム。
<構成3>
複数の金融システムにそれぞれ運用される複数の自動取引装置とネットワークを通じて接続されたリモートウェブサーバに、
上記複数の金融システムに共通する自動取引装置による業務の処理を制御する共通業務アプリケーションが設けられ、
上記の共通業務アプリケーションは、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による処理の結果を、共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データをゲートウエイサーバを介して該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
上記ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換して転送する処理を実行することを特徴とする構成1乃至2のいずれかに記載の共通業務処理システム。
<構成4>
ゲートウエイサーバは、特定の端末装置から受信した特定の制御データにより上記自動取引装置を制御して、その取引の結果得られた共通仕様の取引データを、特定の端末装置に対して特定の仕様の取引データに変換して送信するとともに、その特定の端末装置から受信した決済依頼と特定の仕様の取引データを、該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる各金融システムの固有仕様の決済データに変換して転送することを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載の共通業務処理システム。
<構成5>
複数の金融機関によりそれぞれ運用される複数の自動取引装置とネットワークを通じて接続されたセンターサーバに、共通リモートウェブサーバとゲートウエイサーバとが設けられ、
上記共通リモートウェブサーバには、上記の複数の金融機関に共通する自動取引装置による業務の処理を制御する共通業務アプリケーションが設けられ、
上記の共通業務アプリケーションは、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による処理の結果を、共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データをゲートウエイサーバを介して該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
上記ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換して転送する処理を実行することを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の共通業務処理システム。
<構成6>
ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換し、上記決済依頼による決済データを生成して上記金融機関の勘定系ホストコンピュータに送信することを特徴とする構成5に記載の共通業務処理システム。
<構成7>
リモートウェブサーバに設けられ、自動取引装置による共通業務の処理要求操作により起動し、複数の金融システムにより運用される自動取引装置に共通の業務を処理し、その結果を、共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データを、金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信する共通業務アプリケーションとして、コンピュータを機能させるコンピュータプログラム。
<構成8>
構成7に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
<構成1の効果>
複数の金融システムに共通の業務について、各金融システムの自動取引装置がリモートウェブサーバの共通業務アプリケーションにその処理を依頼できる。従って、その共通の業務について、各金融システムが個別にコンピュータプログラムを、自動取引装置に搭載する必要がない。
<構成2の効果>
自動取引装置の表示画面に、共通業務アプリケーションを起動するボタンを設けておけば、固有業務と共通業務の区別なくシームレスに共通業務を処理することができる。
<構成3の効果>
リモートウェブサーバに任意の複数の金融システムを接続して利用できる。
<構成4の効果>
ゲートウエイサーバを介して、金融システム以外に対して、各種決済サービスを提供することができる。
<構成5の効果>
センターサーバに任意の複数の金融機関を接続して運用することができる。
<構成6の効果>
ゲートウエイサーバにより、金融機関相互の間でも、決済依頼をリアルタイムで処理できる。
実施例1の共通業務処理システムを示すブロック図である。 自動取引装置の具体的な内部構造を示すブロック図である。 ゲートウエイサーバの構成と機能を説明するためのブロック図である。 さらに多機能なシステムの構成を示すブロック図である。 実施例1のシステムのネットワーク構成図である。 実施例3のネットワーク構成図である。 実施例1のシステムの固有業務アプリケーションによる金融機関固有の通常の取引処理フローチャートである。 実施例1で共通業務の処理を実行する場合のフローチャートである。 実施例3のシステムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1の共通業務処理システムを示すブロック図である。
この共通業務処理システム10は、金融システムにおける預貯金の入出金等、取引処理を実行するための自動取引装置12を制御し管理するためのものである。自動取引装置12は金融システム毎に別個に設けられる。図には、そのうちの1台を示した。図において、自動取引装置12と金融機関14とリモートウェブサーバ16とがネットワーク24に接続されている。
この実施例において、金融システムとは、金融機関毎に設けられた預貯金の取引や決済処理を管理するコンピュータシステムのことである。複数の金融機関が合併したような場合には、単一の金融機関内部に複数の金融システムが併存することもある。
[自動取引装置]
自動取引装置12は、固有業務アプリケーション26と管理アプリケーション28とにより制御される。固有業務アプリケーション26は、各金融システムのためにそれぞれ独自に設けられており、自動取引装置12の内部でもしくはネットワーク24を通じて、取引処理を制御する機能を持つ。固有業務アプリケーション26は、取引処理が完了すると、固有仕様の取引データ54を業務用記憶装置52に記憶させる処理を実行する。
さらに、固有業務アプリケーション26は、固有仕様の取引データ54のうち管理アプリケーション28が利用するものを、所定の形式で管理用記憶装置56に記憶させる。これが管理用取引データ58である。管理アプリケーション28は、管理用記憶装置56に記憶された管理用取引データ58を使用して、自動取引装置12のメンテナンスや動作監視等の保守管理業務を実行する機能を持つ。
自動取引装置12の表示装置30には、利用者が操作する操作画面が表示される。この操作画面は固有業務アプリケーション26の制御によりブラウザ32によって表示制御される。また、現金の入出金処理等を実行する自動制御デバイス40は、アプリケーションインタフェース34やミドルウエア36を通じて制御される。これらの動作は特許文献1に詳細に説明されている。詳細は図2を用いて後述する。
[リモートウェブサーバ]
自動取引装置12とネットワーク24を通じて接続されたリモートウェブサーバ16には、共通業務アプリケーション60と業務用記憶装置62とが設けられている。共通業務アプリケーション60は、複数の金融システム、例えば、複数の別々の金融機関14に共通する業務の処理をする機能を持つ。
共通する業務とは、例えば、いずれかの金融機関14の特定の口座への寄付金の入金を、任意の自動取引装置12で受け付ける業務である。寄付金の入金処理は定常的なものでなく一時的なものだから、各金融機関14の固有業務アプリケーション26にそれぞれ個別に一時的に機能を追加するのは不経済である。また、寄付金の入金処理といった業務は、どの金融機関14の自動取引装置12も全く共通の処理を実行することになる。従って、リモートウェブサーバ16に設けた共通業務アプリケーション60がこの処理を実行するのが効率的である。
リモートウェブサーバ16の業務用記憶装置62には、共通業務アプリケーション60がその処理に必要とする共通仕様の取引データ64を記憶する。ブラウザ32により表示装置30に表示された取引画面で、利用者が共通業務を選択すると、共通業務アプリケーション60が起動する。共通業務アプリケーション60は、処理の結果を個別仕様の取引データと区別して、共通仕様の取引データ64に含めて記憶装置に記憶させる機能を持つ。
[ゲートウエイサーバ]
ゲートウエイサーバ20は、共通業務アプリケーション60から決済依頼とともに送信される共通仕様の取引データ64を、決済依頼先の各金融機関14の固有の取引データに変換して、各金融機関14に転送する機能を持つ。これにより、金融機関内部はもとより、異なる金融機関相互の間でも、決済依頼をリアルタイムで処理できる機能を持つ。
取引管理サーバ18は、取引管理アプリケーション66と取引管理記憶装置68とを備える。取引管理アプリケーション66は、このシステムを利用した決済依頼の取引ログと決済情報とを含む決済データ70を取得して蓄積しておく機能を持つ。これによりゲートウエイサーバ20を経由して実行される決済依頼の履歴を全て蓄積することができる。また、例えば、ゲートウエイサーバ20を経由して受信された決済依頼に含まれる決済データ70を、各金融機関14に転送する前に取引管理記憶装置68に蓄積しておくこともできる。この場合には、取引管理アプリケーション66がその後の適当なタイミングで、各金融機関14に対して、バッチ処理で決済データ70を転送する。これは通信トラフィックの集中を抑制するためである。取引管理サーバ18はこのように2種のいずれかの動作を行うことができるようにすることが好ましい。
図1のシステムは、複数の自動取引装置の取引業務と決済処理とを制御するのみならず、様々なサービス提供者のシステムの決済業務の依頼を受け付けることができる。例えば、ネット販売のためのウェブサイトを運営している企業から、その決済業務の依頼を受けることができる。図の特定の端末装置72はそうした企業の端末装置を示している。この場合の端末装置は、企業のホストコンピュータやサーバを含むものである。
上記のゲートウエイサーバ20は、上記のように、共通業務アプリケーション60から送信される決済依頼や取引データの変換処理をする。さらに、特定の端末装置72から送信される決済依頼や取引データの変換処理をする。そのために、図示しない変換テーブル等のデータを保持している。ゲートウエイサーバは、この機能を有するもののことであってその名称は問わない。
以上説明した実施例1のシステムは、次のように動作する。例えば、A銀行の自動取引装置12を使用して寄付金の入金が行われると、その自動取引装置12の固有業務アプリケーション26が、リモートウェブサーバ16の共通業務アプリケーション60に処理を渡す。共通業務アプリケーション60は、入金処理を制御して、入金処理データと送金処理データとを共通仕様の取引データ64にして記憶装置に記憶させる。
共通業務アプリケーション60は、決済依頼とともに共通仕様の取引データ64を、ゲートウエイサーバ20を介して、該当する金融機関14に向けて転送する。ゲートウエイサーバ20は、共通仕様の取引データ64を金融機関14固有の決済データ70に変換して転送する。取引管理サーバ18は、その履歴として決済データ70を記憶装置68に書き込む。
A銀行では、決済に必要なデータを勘定系ホストコンピュータ22で受信して、該当する自行の自動取引装置12による入金処理の記録と、該当する口座への寄付金の送金処理とを完了する。なお、このように、共通業務アプリケーション60は、複数の金融機関に共通する業務を処理するから、自動取引装置に表示する取引画面も全く共通で構わない。しかしながら、金融機関毎にそれぞれ固有の仕様がある場合には、共通の業務であっても、金融機関後に個別に取引制御画面を用意しておき、共通業務アプリケーション60は、そのいずれかを選択して処理するようにすればよい。
[自動取引装置の取引制御]
図2は自動取引装置の具体的な内部構造を示すブロック図である。
コンピュータ38は自動取引装置12を制御するためのものである。コンピュータ38には固有業務アプリケーション26と管理アプリケーション28とブラウザ32とアプリケーションインタフェース34とミドルウエア36とが設けられている。これらは、コンピュータ38の演算処理装置により構成される。コンピュータ38の業務用記憶装置52は固有仕様の取引データ54を記憶している。また管理用記憶装置56は管理用取引データ58を記憶している。
すでに説明したように、固有業務アプリケーション26が取引処理を制御する場合には、ブラウザ32に表示画面48を表示する。表示画面48にはよく知られた預貯金の操作のためのいくつかのボタンが含まれている。さらに、すでに説明したリモートウェブサーバ16の操作のために、起動ボタン50が設けられている。この起動ボタン50には、例えば、「その他のお取引」といった表示がされている。共通業務アプリケーションに新たな取引が追加された場合には、共通業務アプリケーションの制御で該当する各種の画面が表示される。
「その他のお取引」というボタン50の操作によって、すでに説明した共通業務アプリケーション60が起動される。この図の例では、自動制御デバイス40に、現金自動入出金機42とカードリーダライタ44と通帳プリンタ46とが設けられている。例えば、固有業務アプリケーション26が現金自動入出金機42を動作させるためのコマンドを発生させると、このコマンドがアプリケーションインタフェース34を通じてミドルウエア36に送り込まれる。
アプリケーションインタフェース34はミドルウエア36が解釈できるコマンドを生成する機能を持つ。ミドルウエア36は、アプリケーションインタフェース34から受け取ったコマンドによって、例えば現金自動入出金機42を動作させて、現金の入金処理を実行する。なお、共通業務アプリケーションや固有業務アプリケーションや管理アプリケーションから出力されたコマンドは、直接アプリケーションインタフェース34に送られてもよいし、ブラウザ32を経由して送られても構わない。ミドルウエア36からのレスポンスの経路についても同様である。その他の動作についてはすでに説明したとおりである。
[ゲートウエイサーバと決済サービス]
図3は、ゲートウエイサーバ20の構成と機能を説明するためのブロック図である。
実施例1では、ゲートウエイサーバ20は、複数の金融機関に対して個別に通信を可能にするインタフェースの集合体のような機能を果たした。この実施例では、ゲートウエイサーバ20は、ゲートウエイアプリケーション74と、決済処理インタフェース76とサービスA用インタフェース78とサービスB用インタフェース80とを備える。これにより、金融機関以外のシステムや端末装置とのインタフェースも備えることになる。
図1で説明したように固有業務アプリケーション26による取引処理の結果は、金融機関14に直接報告される。一方、リモートウェブサーバ16の共通業務アプリケーション60が実行した処理の結果は、ゲートウエイサーバ20を経由して金融機関14の勘定系ホストコンピュータ22に報告される。
図3のゲートウエイアプリケーション74は、リモートウェブサーバ16から転送された共通仕様の取引データ64を勘定系ホストコンピュータ22が取り扱うことができる取引データに変換処理する機能を持つ。また、決済処理インタフェース76は、共通業務アプリケーション60の処理に決済処理を伴う場合に、勘定系ホストコンピュータ22が取り扱うことができる決済データ70を生成する機能を持つ。勘定系ホストコンピュータ22に決済データ70等が転送されると、履歴管理のために、取引管理サーバ18にその結果が転送される。
さらに、この実施例では、例えば、通販サイト等を経営するサービス提供者AとBのシステムが、ゲートウエイサーバ20に接続されている。サービスA用インタフェース78は、特定の端末装置72AやBとリモートウェブサーバ16との間の通信と、特定の端末装置72Aとの間の通信を制御する機能を持つ。
例えば、リモートウェブサーバ16の共通業務アプリケーション60(図1)は、特定の端末装置72Aの特定の制御データ84Aを使用して、自動取引装置12(図1)を利用した通信販売のための決済処理を実行することができる。特定の制御データ84Aによって決済処理に必要な画面が自動取引装置12の表示装置30(図1)に表示される。その決済処理の結果、特定の仕様の取引データ82Aが生成される。
この特定の仕様の取引データ82Aは、サービスA用インタフェース78と決済処理インタフェース76を通じて金融機関14の勘定系ホストコンピュータ22に送信される。この例では、ゲートウエイサーバ20に、二台の特定の端末装置72AとBが接続されているが、任意の数の外部システムに対して同様の決済サービスを提供することができる。なお、実施例1の場合も実施例2の場合も、リモートウェブサーバ16と取引管理サーバ18とを区別して設ける必要はなく、例えば、図1において、リモートウェブサーバ16の共通業務アプリケーション60が取引管理サーバ18の取引管理アプリケーション66の機能を有し、業務用記憶装置62が取引管理記憶装置68の機能を有していれば、取引管理サーバ18はリモートウェブサーバ16と一体化されてよい。
図4は、さらに多機能なシステムの構成を示すブロック図である。
センターサーバ86は、任意の複数の金融機関14が共同で利用するサーバーである。センターサーバ86には共通リモートウェブサーバ16Rとゲートウエイサーバ20と取引管理サーバ18とが設けられている。共通リモートウェブサーバ16Rの構造もゲートウエイサーバ20の構造も取引管理サーバ18の構造も、すでにこれまで説明した実施例のものと同様である。
センターサーバ86には、金融機関14Pのリモートウェブサーバ16Pと、金融機関14Pの勘定系ホストコンピュータ22とが接続されている。リモートウェブサーバ16Pには、金融機関14Pの自動取引装置12Pが接続されている。なおリモートウェブサーバ16Pとリモートウェブサーバ16Qは無くてもかまわない。即ち、各金融機関の自動取引装置がセンターサーバ86に直接接続してあっても構わない。
金融機関14Pの自動取引装置12Pと、リモートウェブサーバ16Pとの構成および両者の関係は図1のものと同様である。この場合に、リモートウェブサーバ16Pの共通業務アプリケーション60(図1)は、金融機関14Pの内部に複数の金融システムが存在する場合に、その共通業務を処理する。また、あるいは、自動取引装置12Pの通常業務以外の一時的な業務を、共通業務アプリケーション60(図1)が処理する。
センターサーバ86には、金融機関14Pのほかに金融機関14Qのリモートウェブサーバ16Qと勘定系ホストコンピュータ22Qとが接続されている。これらも全く同様の機能を持つ。リモートウェブサーバ16Pは、金融機関14Pの勘定系ホストコンピュータ22Pに直接決済データを送信して決済を依頼することができるものとする。金融機関14Qのリモートウェブサーバ16Qについても同様である。
ここで、この実施例3では、複数の金融機関が管理する複数の自動取引装置が、センターサーバ86に接続されて、一定の業務を依頼できる。なお、この図において、ネットワークの図は省略した。図において、金融機関14Pのリモートウェブサーバ16Pと勘定系ホストコンピュータ22Pがセンターサーバ86に接続されている。また、金融機関14Qのリモートウェブサーバ16Qと勘定系ホストコンピュータ22Qがセンターサーバ86に接続されている。
センターサーバ86に設けられた共通リモートウェブサーバ16Rの共通業務アプリケーション60は、センターサーバ86を共同で利用する金融機関14PやQに共通する取引業務を実行する。またゲートウエイサーバ20は、共通リモートウェブサーバ16Rが処理した共通の取引処理の結果を、金融機関14PとQのいずれかの勘定系ホストコンピュータに報告する機能を持つ。
即ち、センターサーバ86の共通リモートウェブサーバ16Rは、接続された複数の金融機関PやQに共通する業務処理を実行する共通業務アプリケーション60と、その処理の結果得られた共通仕様の取引データ64を記憶する業務用記憶装置62を備える。また、センターサーバ86のゲートウエイサーバ20は、共通仕様の取引データ64と決済要求のためのデータとを指定された金融機関に固有の決済データ70に変換する機能を持つ。センターサーバ86の取引管理サーバ18は、決済処理の履歴を取得して記憶保存する。
例えば、金融機関Pの自動取引装置12の操作画面で共通業務が選択されると、リモートウェブサーバ16Pを通じてセンターサーバ86の共通リモートウェブサーバ16Rにその要求が受信される。これにより共通業務アプリケーション60が起動して共通の業務処理が実行される。センターサーバ86のゲートウエイサーバ20は上記のように機能する。
共通業務アプリケーション60は、金融機関Pの自動取引装置12の操作画面を直接制御することができる。この取引業務が終了すると共通仕様の取引データ64が生成されて業務用記憶装置62に記憶される。共通仕様の取引データ64はゲートウエイサーバ20を介して金融機関の勘定系ホストコンピュータに送信される。なお、この共通仕様の取引データ64には、決済処理をする金融機関の指定も含まれている。
ゲートウエイサーバ20は、指定された金融機関に固有の決済データ70を生成して、指定された、例えば、金融機関Pの勘定系ホストコンピュータ22Pに対して決済要求を送信する。これで、金融機関Pにおける決済処理が完了する。こうして、センターサーバ86によって、任意の金融機関が、ある共通の業務をセンターサーバ86に処理させることができる。
センターサーバ86は、金融機関14のものだけでなく、特定の端末装置72を接続して決済業務のサービスを行うことができる。例えば、投資会社から銀行の自動取引装置12を使用した取引業務の委託を受けることができる。共通リモートウェブサーバ16Rの共通業務アプリケーション60は、その特定の端末装置72から受信した特定の制御データ84により上記自動取引装置12を制御する。例えば、自動取引装置のメニュー画面に預貯金の取引以外の業務を開始するボタンを設けておき、利用者がそのボタンを操作すると、特定の端末装置に制御データを要求するといった手順も採用できる。即ち、自動取引装置の機能を拡大することもできる。
共通業務アプリケーション60は、特定の端末装置72の制御により処理をした結果を共通仕様の取引データ64にして、業務用記憶装置62に記憶させる。共通業務アプリケーション60は、ゲートウエイサーバ20に対して処理の結果を例えば、特定の端末装置72Aに送信するように要求する。ゲートウエイサーバ20は、共通リモートウェブサーバ16Rが処理をした、共通仕様の取引データ64を要求する形式のデータに変換して、特定の端末装置72Aに送信する。
さらに、ゲートウエイサーバ20は、特定の端末装置72Aから受信した決済依頼と特定の仕様の取引データ82を、該当する金融システムのための決済データ70に変換するように動作する。取引管理サーバ18はその決済データ70を取引管理記憶装置68に記憶する。同時に、ゲートウエイサーバ20は、例えば、金融機関Pの勘定系ホストコンピュータ22Pに対して決済要求を送信する。これで、金融機関Pにおける決済処理が完了する。
また、例えば、投資家が、ある金融機関の口座から取引業務の委託先の口座に対して所定の金額の送金を希望したとする。取引業務の委託先からは、該当する金融機関に対して、投資家の口座から取引業務の委託先の口座に送金をするように依頼するデータが送信される。このデータは特定の仕様の取引データである。特定の仕様の取引データは、ゲートウエイサーバ20で該当する金融機関の決済データに変換されて、金融機関Pの勘定系ホストコンピュータに転送される。
決済に必要なデータが該当する金融機関の勘定系ホストコンピュータに転送され、その履歴が取引管理サーバ18により記憶保存されると決済処理が完了する。このように、センターサーバ86のゲートウエイサーバ20と取引管理サーバ18のみを決済サービスに利用することもできる。
図5は実施例1のシステムのネットワーク構成図、図6は実施例3のネットワーク構成図である。
図5に示すように、複数台の自動取引装置12はリモートウェブサーバ16に管理されている。また、リモートウェブサーバ16の内部で処理した共通仕様の取引データ64をゲートウエイサーバ20を経由して勘定系ホストコンピュータ22に送信する。なお、既存のシステムと同様に、自動取引装置12と勘定系ホストコンピュータ22とは破線のように直接ネットワークで接続されて預貯金の業務の処理を実行する。
図6に示すように、リモートウェブサーバ16PやQの生成した共通仕様の取引データ64は、センターサーバ86の共通リモートウェブサーバ16Rとゲートウエイサーバ20とを経由して、勘定系ホストコンピュータ22Pあるいは勘定系ホストコンピュータ22Qに送信される。特定の端末装置72Aや特定の端末装置72Bはゲートウエイサーバ20を経由して決済処理等のサービスを受ける。なお、リモートウェブサーバ16PやQの役割を、金融機関14PやQの内部の固有業務アプリケーションに担わせることもできる。この場合には、リモートウェブサーバ16PやQを設けなくても構わない。以下、これらのシステムの基本動作フローチャートを説明する。
図7は、実施例1のシステムの固有業務アプリケーション26による金融機関固有の通常の取引処理フローチャートである。
ステップS11では、固有業務アプリケーション26が操作画面の表示をする。ステップS12では、操作画面で、自行の口座の入出金処理等の固有業務が開始されたかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS13の処理に移行する。ノーのとき、即ち、共通業務の開始要求のときは、図8のステップS22の処理に移行する。
ステップS13では、固有業務アプリケーション26が起動する。ステップS14では、ブラウザ32により、該当する取引のための画面表示制御をする。ステップS15では、例えば、現金自動入出金装置等のデバイスの制御をする。ステップS16では、要求された取引処理が完了したかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS17の処理に移行し、ノーのときはステップS14の処理に戻る。
ステップS17では、固有業務アプリケーション26が、業務用記憶装置52に固有仕様の取引データ54の保存をする。ステップS18では、固有業務アプリケーション26が、勘定系ホストコンピュータ22にその取引データの送信をする。なお、この後で、固有業務アプリケーション26は、固有仕様の取引データ54を管理用取引データ58に変換して、管理用記憶装置56に記憶させる処理等を行うが、この動作は本発明の要素でないから説明を省略する。
図8は、実施例1で共通業務の処理を実行する場合のフローチャートである。
ステップS21では、固有業務アプリケーション26の制御により操作画面が表示されている。ステップS22で、固有業務アプリケーション26は、図2に示した共通業務を起動するためのボタン50の操作がされたかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS23の処理に移行し、ノーのときは以下の処理には進まない。
ステップS23では、共通業務アプリケーション60が起動する。共通業務アプリケーション60は、ステップS24で、ブラウザ32を使用して取引画面の表示制御をする。ステップS25では、例えば、現金自動入出金装置等のデバイスの制御をする。ステップS26では、その共通取引処理が完了したかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS27の処理に移行し、ノーのときはステップS24の処理に戻る。
ステップS27では、共通仕様の取引データ64を業務用記憶装置62に保存する。続いて共通業務アプリケーション60はステップS28で、共通仕様の取引データ64とともに決済処理要求をゲートウエイサーバ20に送信する。ステップS29で、ゲートウエイサーバ20は共通仕様の取引データ64を変換処理して、その決済処理要求をステップS30で、勘定系ホストコンピュータ22に送信する。これで、決済処理が完了する。
図9は実施例3のシステムの動作を示すフローチャートである。
実施例3の共通リモートウェブサーバ16Rによる共通業務の処理手順は、図8で説明した実施例1のリモートウェブサーバ16と同一である。そこで、図9では、実施例2と実施例3で特定の端末装置72から決済要求があった場合の処理手順を説明する。例えば、特定の端末装置72Aが自動取引装置12を使用した所定の処理を依頼する場合を説明する。
図9のステップS31で、特定の端末装置72Aが特定の制御データをゲートウエイサーバ20に送信する。ステップS32では、サービス用インタフェース78がゲートウエイアプリケーション74を介してその制御データを共通リモートウェブサーバ16Rに転送する。共通リモートウェブサーバ16Rでは、ステップS33で、共通業務アプリケーション60が起動する。ステップS34では、共通業務アプリケーション60が、既に説明した要領で自動取引装置12による特定の取引制御をする。
ステップS35では、その取引が完了したかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS36の処理に移行し、ノーのときはステップS34の処理に戻る。ステップS36では、特定の仕様の取引きデータを業務用記憶装置62に一時保存する。そして、ステップS37で、共通業務アプリケーション60は決済処理要求をゲートウエイサーバ20に送信する。
ステップS38では、取引管理サーバ18の取引管理アプリケーション66が起動する。ステップS39では、ゲートウエイサーバ20が決済処理要求を変換処理して勘定系ホストコンピュータに送信する。なお、センターサーバ86は、自動取引装置12を使用しない決済処理要求のみについても処理をする。このときは、図9のステップS32から直接ステップS37に進む手順になる。
なお、上記の全ての実施例のシステムにおいて、各アプリケーションは、いずれも自動取引装置等の装置内部で動作するものでも、いわゆるクラウドシステムにより、サーバ上で動作するものでも構わない。また、記憶装置の種類は任意であり、記憶デバイスはネットワークを介して接続された場所にあっても構わない。
10 共通業務処理システム
12 自動取引装置
14 金融機関
16 リモートウェブサーバ
18 取引管理サーバ
20 ゲートウエイサーバ
22 勘定系ホストコンピュータ
24 ネットワーク
26 固有業務アプリケーション
28 管理アプリケーション
30 表示装置
32 ブラウザ
34 アプリケーションインタフェース
36 ミドルウエア
38 コンピュータ
40 自動制御デバイス
42 現金自動入出金機
44 カードリーダライタ
46 通帳プリンタ
48 表示画面
50 起動ボタン
52 業務用記憶装置
54 固有仕様の取引データ
56 管理用記憶装置
58 管理用取引データ
60 共通業務アプリケーション
62 業務用記憶装置
64 共通仕様の取引データ
66 取引管理アプリケーション
68 取引管理記憶装置
70 決済データ
72 特定の端末装置
74 ゲートウエイアプリケーション
76 決済処理インタフェース
78 サービスA用インタフェース
80 サービスB用インタフェース
82 特定の仕様の取引データ
84 特定の制御データ
86 センターサーバ

Claims (8)

  1. 金融システムにおける取引処理を実行する自動取引装置と、
    複数の金融システムのためにそれぞれ独自に設けられ、上記の自動取引装置の内部でもしくはネットワークを通じて、上記の取引処理を制御する固有業務アプリケーションと、
    上記自動取引装置とネットワークを通じて接続されたリモートウェブサーバとを備え、
    上記リモートウェブサーバには、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による業務の処理を制御する共通業務アプリケーションが設けられ、
    上記の固有業務アプリケーションは、各金融システム独自の自動取引装置による取引処理が完了すると、固有仕様の取引データを記憶装置に記憶させ、決済依頼または固有仕様の取引データを該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
    上記の共通業務アプリケーションは、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による処理の結果を、固有仕様の取引データとは異なる共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データをゲートウエイサーバを介して該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
    上記ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換して転送する処理を実行することを特徴とする共通業務処理システム。
  2. 自動取引装置が上記固有業務アプリケーションにより制御されて取引処理を実行中に、その表示装置に表示される画面中に、上記の共通業務のアプリケーションを起動するボタンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の共通業務処理システム。
  3. 複数の金融システムにそれぞれ運用される複数の自動取引装置とネットワークを通じて接続されたリモートウェブサーバに、
    上記複数の金融システムに共通する自動取引装置による業務の処理を制御する共通業務アプリケーションが設けられ、
    上記の共通業務アプリケーションは、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による処理の結果を、共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データをゲートウエイサーバを介して該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
    上記ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換して転送する処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の共通業務処理システム。
  4. ゲートウエイサーバは、特定の端末装置から受信した特定の制御データにより上記自動取引装置を制御して、その取引の結果得られた共通仕様の取引データを、特定の端末装置に対して特定の仕様の取引データに変換して送信するとともに、その特定の端末装置から受信した決済依頼と特定の仕様の取引データを、該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる各金融システムの固有仕様の決済データに変換して転送することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の共通業務処理システム。
  5. 複数の金融機関によりそれぞれ運用される複数の自動取引装置とネットワークを通じて接続されたセンターサーバに、リモートウェブサーバとゲートウエイサーバとが設けられ、
    上記リモートウェブサーバには、上記の複数の金融機関に共通する自動取引装置による業務の処理を制御する共通業務アプリケーションが設けられ、
    上記の共通業務アプリケーションは、上記の複数の金融システムに共通する自動取引装置による処理の結果を、共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データをゲートウエイサーバを介して該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信し、
    上記ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換して転送する処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の共通業務処理システム。
  6. ゲートウエイサーバは、上記決済依頼または共通仕様の取引データを、上記の該当する金融システムの勘定系ホストコンピュータの解釈できる固有仕様の取引データに変換し、決済依頼による決済データを生成して上記金融機関の勘定系ホストコンピュータに送信することを特徴とする請求項5に記載の共通業務処理システム。
  7. リモートウェブサーバに設けられ、自動取引装置による共通業務の処理要求操作により起動し、複数の金融システムにより運用される自動取引装置に共通の業務を処理し、その結果を、共通仕様の取引データに含めて記憶装置に記憶させ、決済依頼または共通仕様の取引データを、金融システムの勘定系ホストコンピュータに送信する共通業務アプリケーションとして、コンピュータを機能させるコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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