JP2009251806A - 現金自動預払機および現金自動預払機の共同利用システム - Google Patents

現金自動預払機および現金自動預払機の共同利用システム Download PDF

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Abstract

【課題】中継センターを介して各提携金融機関のシステムにATMが接続する形態の共同ATMシステムにおいて、非提携取引用の画面コンテンツを各ATMの管理金融機関等によらずに統一するATMを提供する。
【解決手段】ATM100と、ATM100が接続する中継センター120と、中継センター120に接続する提携金融機関のオンラインシステム(A銀行システム131、B銀行システム132)とから構成される、ATMの共同利用システムにおけるATM100であって、ATM100が利用者のカードから読み取った口座特定情報が、非提携金融機関(dカードシステム152)のものであり、dカードシステム152と接続しているB銀行システム132を経由して取引を行う場合に、B銀行システム132の固有の取引画面(B銀行画面103)ではなく、dカードシステム152の固有の取引画面(オンライン提携先画面108)を提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金自動預払機(以下「ATM」と記載する)での画面提示技術に関し、特に、複数の提携金融機関が共同利用するATMが中継センターを経由して各提携金融機関のシステムと接続する形態のATMの共同利用システム(以下「共同ATMシステム」と記載する)における、ATMおよびATMの共同利用システムに適用して有効な技術に関するものである。
近年、いわゆる「コンビニATM」として、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、銀行の店舗以外の場所に銀行のATMが設置され、銀行取引や、銀行経由でのクレジットカードや証券・生命保険取引などのオンライン提携取引を行うことができ、コンビニエンスストアの立地や利用可能時間帯などによる利便性の高さから、社会的インフラとして普及してきている。
このようなATMの運営・システム形態としては、単独の金融機関が独自に設置・運営する形態や、複数の提携金融機関がサービス提供のためにATMを共同で利用(相乗り)する形態をとるものがある。ATMの共同利用の形態をとる共同ATM方式では、特開2001−290945号公報(特許文献1)に開示されているように、各共同ATMが、各提携金融機関のシステムとは独立した中継センターを介して各提携金融機関のシステムに接続する形態がある。ここで、提携金融機関とは、このようなATMの共同利用スキームに事業として提携し、当該金融機関のオンラインシステムを中継センターに接続することによって、共同ATMを介して金融取引のサービスを提供する金融機関を指す。
利用者(ATMの顧客)がATMを利用する際、特許文献1に記載されているような共同ATM方式のシステムの場合は、一般的に、まず利用者が保有する口座特定媒体(キャッシュカードやクレジットカード、携帯端末等。以下「カード」と記載する)に記録されている口座特定情報をATMが読み取る。ATMは、読み取った口座特定情報から取引の対象となる金融機関を特定し、それ以降、取引などのサービスを提供するために提示する取引画面として、取引を仕向ける提携金融機関から予め提供されATM等に格納されている固有の画面コンテンツを提示する。これにより、利用するカードに応じて、利用者から見て当該提携金融機関の店舗にある自行ATMであるかのように動作することができる。
利用者がカードを読み取らせていない、すなわち利用されていない待機時には、ATMの画面には、各提携金融機関で共通のトップ画面として、例えばコマーシャルや利用時間帯などの情報が表示されており、また、利用者が画面に表示されているボタンなどを操作することにより、さらに詳細な情報を得たりすることも可能である。このように、特許文献1に記載されているような中継センターを有する共同ATMシステムの場合は、提携している各金融機関が、サービス提供のためにATMを共同で利用(相乗り)する形態となっている。
一方、このような共同ATMシステムでは、共同利用スキームに事業として提携していない非提携金融機関(非提携銀行等、およびクレジットカード会社、証券会社、生命保険会社等)、すなわち、当該金融機関のオンラインシステムを中継センターに直接接続していない金融機関であっても、特定の提携金融機関とオンライン提携等している金融機関であれば取引を行うことができる。この場合、当該取引は中継センターを介して特定の提携金融機関のシステムに非提携取引として仕向けられ、この特定の提携金融機関のシステムから、例えば、BANCS(BANks Cash Service)、MICS(全国キャッシュサービス:Multi Integrated Cash Service)などの銀行間ネットワークや、CAFIS(Credit And Finance Information Switching system)(登録商標)などの金融機関向けネットワークサービスなどを経由して対象の非提携金融機関に送信されて処理される。
この場合、この特定の提携金融機関は、上記のような非提携金融機関に対する取引についての手数料収入を得ることができる。このため、この特定の提携金融機関については、各ATMについて、当該ATMにおける現金その他についての管理責任を監督官庁に対して有する管理金融機関とするのが一般的である。この管理金融機関は、提携金融機関の中からATM毎に予め決められ、この情報はATM内部に設定されている。
以上のように、このような共同ATMシステムでは原則的に、利用者がいずれかの提携金融機関のカードによる取引を行う場合は、当該提携金融機関から予め提供されている固有の自行取引用の画面が提示される。また、非提携金融機関のカードによる取引を行う場合は、当該ATMについての管理金融機関となっている提携金融機関から予め提供されている固有の非提携取引用の画面が提示され、取引が行われることになる。
非提携金融機関のカードによる取引を行う場合に利用者が取引可能な内容は、当該ATMの管理金融機関のオンラインシステムが個別にオンライン提携しているクレジットカード等の銘柄や、非提携取引のサービス時間による制約を受け、管理金融機関がオンライン提携していない銘柄や、管理金融機関において非提携取引のサービス時間外である場合は利用者が取引することはできない。
ただしこの場合でも、例えば、他の提携金融機関が当該銘柄についてオンライン提携しており、かつサービス時間内である場合には、当該提携金融機関が管理金融機関となっているATMでは取引することが可能である。このような状況は、例えば管理金融機関がオンライン提携している銘柄であり、かつ通常であればサービス時間内である場合であったとしても、管理金融機関のシステムがメンテナンスや障害等のために一時的に停止しているような場合には同様に発生し得る。
そこで、このような各ATMの管理金融機関毎に生じ得る取引可能銘柄やサービス時間などについての差異を可能な限り解消し、各ATMで可能な限り均一なサービスを提供することを可能とするために、以下のような方式によるサービス提供方法も行われている。
例えば、各提携金融機関が個別にオンライン提携している銘柄やサービス時間帯などの情報に基づいて、銘柄毎に代表として取引を受け付ける提携金融機関(以下「代表金融機関」と記載する)を定義してその情報を各ATMに格納しておく。あるATMにおいて、当該ATMの管理金融機関がオンライン提携していない銘柄についての取引が行われる際に、当該銘柄について代表金融機関が定義されている場合は、代表金融機関から予め提供されている固有の非提携取引用画面を提示し、管理金融機関ではなく代表金融機関のシステムに取引を仕向けるようにする。さらに、銘柄毎だけではなく、入出金等の取引種別毎や、時間帯毎にも代表金融機関を定義したり、管理金融機関のシステムが一時的に停止している場合の代表金融機関を定義したりすることも可能とする。
このように、共同ATMシステムにおいて、各ATMの管理金融機関が異なることによるサービス内容(取引可能なオンライン提携の銘柄や取引種別、非提携取引のサービス時間等)の差異を可能な限り解消し、非提携取引について、各ATMで可能な限り均一なサービスを提供することが行われている。
特開2001−290945号公報
前述したように、従来技術による共同ATMシステムにおいては、各ATMの管理金融機関が異なることによる非提携取引についてのサービス内容の差異を可能な限り解消することが行われている。しかしながら、非提携取引の際にATMが利用者に提示する取引画面は、前述のように、管理金融機関もしくは代表金融機関である提携金融機関から予め提供されている非提携取引用の画面コンテンツであり、一般的には提携金融機関毎に固有のものであり、異なったデザインや画面遷移で作成されている。
このような画面提示方法をとる場合、利用者が非提携金融機関の取引を行う際に、利用するATMの管理金融機関によって、提示される非提携取引用の画面コンテンツが異なることになる。そのため、同一の非提携金融機関のカードを使用した場合であっても、利用するATMによって、例えば表示される金融機関名(管理金融機関もしくは代表金融機関)の表示が異なったり、取引選択のためのボタンの配置や種類が異なったり、ボタンに表示される取引の名称が異なったり等、利用者にとって分かりにくい状況が生じ得る。また、非提携金融機関にとっても、利用者が利用するATMによって非提携取引用の画面デザインや画面遷移が異なることから、例えばコールセンター等における操作案内が困難であるといった状況が生じ得る。
そこで本発明の目的は、各提携金融機関のシステムとは独立した中継センターを介して各提携金融機関のシステムにATMが接続する形態の共同ATMシステムにおいて、非提携取引用の画面コンテンツ(画面デザインや画面遷移)を各ATMの管理金融機関等によらずに統一するATMおよびATMの共同利用システムを提供することにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による現金自動預払機は、複数の現金自動預払機と、前記現金自動預払機が接続する中継センターと、前記中継センターに接続する複数の提携金融機関のオンラインシステムとから構成される、現金自動預払機の共同利用システムにおける現金自動預払機であって、当該現金自動預払機が利用者の口座特定媒体から読み取った口座特定情報が、オンラインシステムが前記中継センターに接続していない非提携金融機関のものであり、前記非提携金融機関と接続しているいずれかの前記提携金融機関を経由して取引を行う場合に、取引を仕向けるべき前記提携金融機関の固有の取引画面ではなく、取引の対象となる前記非提携金融機関の固有の取引画面を提示することを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によれば、各提携金融機関のシステムとは独立した中継センターを介して各提携金融機関のシステムにATMが接続する形態の共同ATMシステムにおいて、ATMにおける非提携取引用の画面コンテンツ(画面デザインや画面遷移)が各ATMの管理金融機関等によらずに統一されるため、ATMの利用者および非提携金融機関にとって利便性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下においては、本発明の特徴を分かり易くするために、従来の技術と比較して説明する。
<概要>
図7は、特許文献1に記載されている従来技術による共同ATMシステムにおける全体のシステム構成の概要およびATMが提示する取引用画面の種類の例を表した図である。ATM100は、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等に設置され、それぞれ中継センター120にIP−VPN(IP Virtual Private Network)等のネットワークを介して接続されている。
中継センター120は、各提携金融機関のシステムとは独立したシステムからなるセンターであり、ATM100から送信された取引電文を仕向け先の提携金融機関のシステムに振り分けて送信し、また、当該提携金融機関のシステムから受信した応答電文を送信元のATM100に送信するスイッチング処理を行う。中継センター120は、共同ATMシステムの規模に応じてメインフレームやサーバーなどによって構成され、上記のスイッチング処理の他、取引電文の送受信のログの記録や、取引のステータス、取引カウンタ等の管理、ATM100の監視や制御などを行う機能を有していてもよい。
A銀行システム131、B銀行システム132(以下「提携金融機関システム」と総称する場合がある)は、共同ATMスキームに事業として提携している提携金融機関のオンラインシステムであり、ネットワークを介して中継センター120に接続されている。図7の例では、A銀行、B銀行の2つのみを代表的に記載しているが、原則として提携金融機関の数分のシステムが中継センター120に接続されている。一般的には、銀行等の金融機関の勘定系システムがゲートウェイサーバー等を介して中継センター120に接続する形態をとる。中継センター120と各提携金融機関システムとの間のネットワークは、専用線やIP−VPN等を用いて直接接続する形態や、CAFIS(登録商標)などの金融機関向けネットワークサービスを介して接続する形態をとることが可能である。
提携金融機関システムは、それぞれ銀行間ネットワーク141を介して、共同ATMスキームに提携していない非提携銀行のオンラインシステムであるc銀行システム151と接続している。図7の例では非提携銀行のオンラインシステムとしてc銀行のみ代表的に記載しているが、銀行間ネットワーク141に加盟しており相互に取引が可能な金融機関であれば対象となる。銀行間ネットワーク141としては、例えば、BANCS、ACS(All Japan Card Service:全国カードサービス)などの金融機関の業態別オンライン提携ネットワークおよびこれらのネットワークを接続するMICSが該当する。
また、B銀行システム132は、個別にオンライン提携しているdクレジットカード会社のオンラインシステムであるdカードシステム152と金融機関向けネットワーク142を介して接続している。図7の例ではB銀行システム132は、dカードシステム152とのみオンライン提携により接続する記載となっているが、他の複数のクレジットカード会社等のオンラインシステムとオンライン提携により接続していてもよい。また、図7の例では、A銀行システム131は、dカードシステム152とはオンライン提携による接続がされておらず、A銀行がdクレジットカード会社とはオンライン提携していないことを示している。
特許文献1に記載されているように、ATM100は、利用者が取引を行う際に、利用者が保有するカードを読み取り、読み取った口座特定情報から取引を仕向けるべき提携金融機関を特定し、その情報に応じて提示する取引画面を切り替える。A銀行、B銀行はそれぞれ提携金融機関であるため、利用者がA銀行もしくはB銀行のキャッシュカードを読み取らせた場合は、それぞれA銀行画面101の自行画面102もしくは、B銀行画面103の自行画面104を提示し、A銀行もしくはB銀行のATMであるかのように動作する。
一方、非提携の銀行、もしくはクレジットカード等のオンライン提携銘柄のカードを読み取らせた場合は、当該ATM100の管理金融機関に応じて提示する画面を切り替える。管理金融機関とは、前述したとおり、当該ATM100における現金その他についての管理責任を監督官庁に対して有する提携金融機関であり、ATM毎に予め決められ、この情報はATM100内部に設定されている。
例えば、ATM100の管理金融機関がA銀行であった場合、ATM100が非提携銀行のキャッシュカードを読み取った場合は、A銀行画面101の非提携銀行画面701を提示し、ATM100がクレジットカードを読み取った場合は、A銀行画面101のオンライン提携先画面702を提示する。同様に、ATM100の管理金融機関がB銀行であった場合、ATM100が非提携銀行のキャッシュカードを読み取った場合は、B銀行画面103の非提携銀行画面703を提示し、ATM100がクレジットカードを読み取った場合は、B銀行画面103のオンライン提携先画面704を提示する。
A銀行画面101の各画面コンテンツ、B銀行画面103の各画面コンテンツは、ATM100のシステム的な制約の範囲内で、それぞれ、A銀行、B銀行によって個別に作成された固有の取引画面であり、ATM100に予め格納されている。画面コンテンツは、例えばHTML(HyperText Markup Language)等を用いて作成され、ATM100のWebブラウザ等を利用して取引画面として提示することができる。なお、例えば各画面コンテンツの一部または全部が中継センター120のWebサーバー上に格納されており、必要に応じてATM100が当該Webサーバーにアクセスして提示するような構成であってもよい。
図8は、図7におけるA銀行画面101の非提携銀行画面701およびB銀行画面103の非提携銀行画面703の例を示した図である。これらは、それぞれA銀行、B銀行によって個別に作成されているため、銀行名やロゴ、ボタン等の配置がそれぞれ異なっていたり、ボタンの文言が異なっていたりする。A銀行画面101のオンライン提携先画面702およびB銀行画面103のオンライン提携先画面704についても同様である。なお、図8の例では取引選択時の画面を代表的に示しているが、A銀行画面101、B銀行画面103の各画面は、それぞれ複数の画面からなる画面遷移として構成される。また、この画面遷移の中には、A銀行画面101やB銀行画面103には含まれず、取引対象の金融機関に関わらずATM100が共通で提示する画面(コア画面)が挿入される場合がある。
図9は、図7に示すような共同ATMシステムにおいて、利用者が行うことができる取引の処理形態の例を表した図である。図9において、ATM910はA銀行が管理金融機関(管理銀行)であり、ATM920はB銀行が管理金融機関(管理銀行)であるATMを示している。
管理金融機関がA銀行であるATM910において、利用者がA銀行のキャッシュカードであるA銀行カード901を利用した場合、ATM910では図7におけるA銀行画面101の自行画面102が提示され、取引電文は、取引経路911に示すように、ATM910から中継センター120を経由してA銀行システム131に送信され、処理される。
また、ATM910において、利用者がc銀行のキャッシュカードであるc銀行カード902を利用した場合、ATM910では図7におけるA銀行画面101の非提携銀行画面701が提示され、取引電文は、取引経路912に示すように、ATM910から中継センター120を経由してA銀行システム131に送信され、さらにA銀行システム131から銀行間ネットワーク141を経由してc銀行システム151に送信され、処理される。
ATM910において、利用者がdクレジットカード会社のカードであるdクレジットカード903を利用した場合は、ATM910の管理金融機関であるA銀行がdクレジットカード会社とはオンライン提携していないため、取引を行うことができない。
管理金融機関がB銀行であるATM920において、利用者がA銀行のキャッシュカードであるA銀行カード901を利用した場合、ATM920では図7におけるA銀行画面101の自行画面102が提示され、取引電文は、取引経路921に示すように、ATM910から中継センター120を経由してA銀行システム131に送信され、処理される。
また、ATM920において、利用者がc銀行のキャッシュカードであるc銀行カード902を利用した場合、ATM920では図7におけるB銀行画面103の非提携銀行画面703が提示され、取引電文は、取引経路922に示すように、ATM920から中継センター120を経由してB銀行システム132に送信され、さらにB銀行システム132から銀行間ネットワーク141を経由してc銀行システム151に送信され、処理される。
同様に、ATM920において、利用者がdクレジットカード会社のカードであるdクレジットカード903を利用した場合、ATM920では図7におけるB銀行画面103のオンライン提携先画面704が提示され、取引電文は、取引経路923に示すように、ATM920から中継センター120を経由してB銀行システム132に送信され、さらにB銀行システム132から金融機関向けネットワーク142を経由してdカードシステム152に送信され、処理される。
図9のdクレジットカード903の例のように、ATMの管理金融機関が異なることにより、ATM毎に取引を行うことができる内容(取引が可能な非提携金融機関やオンライン提携の銘柄、サービス時間等)に差異が生じ得る。
そこで、このような差異を可能な限り解消するため、各提携金融機関が個別にオンライン提携している銘柄やサービス時間帯などの情報に基づいて、銘柄毎に代表として取引を受け付ける代表金融機関を定義してその情報を各ATMに格納しておく。あるATMにおいて、当該ATMの管理金融機関がオンライン提携していない銘柄についての取引が行われる際に、当該銘柄について代表金融機関が定義されている場合は、管理金融機関ではなく代表金融機関のシステムに取引を仕向けて、当該銘柄についての取引を可能とする。
図10は、図9の例において、代表金融機関を定義した場合に利用者が行うことができる取引の処理形態の例を表した図である。dクレジットカード903について、代表金融機関が、dクレジットカード会社とオンライン提携しているB銀行と定義されている場合に、ATM910において利用者がdクレジットカード会社のカードであるdクレジットカード903を利用した場合は、以下のようになる。ATM910では図7におけるB銀行画面103のオンライン提携先画面704が提示され、取引電文は、取引経路1013に示すように、ATM910から中継センター120を経由してB銀行システム132に送信され、さらにB銀行システム132から金融機関向けネットワーク142を経由してdカードシステム152に送信され、処理される。
なお、前述したように、代表金融機関は、非提携銀行やオンライン提携の銘柄毎だけではなく、入出金等の取引種別毎や、時間帯毎にも定義したり、管理金融機関のシステムが一時的に停止している場合の代表金融機関を定義したりすることも可能である。
このように、従来技術による共同ATMシステムにおいては、図10に示すように、各ATMの管理金融機関が異なることによる非提携取引についてのサービス内容の差異を可能な限り解消することが行われている。しかしながら、非提携取引の際にATMが利用者に提示する取引画面は、取引の仕向け先の管理金融機関もしくは代表金融機関である提携金融機関から予め提供されている固有の非提携取引用の画面コンテンツであり、図8に示すように、一般的には提携金融機関毎に異なったデザインや画面遷移で作成されている。
また、上記非提携取引用の画面コンテンツは、各提携金融機関の固有のものであるため、いったん取引の仕向け先の提携金融機関(管理金融機関もしくは代表金融機関)を決定して当該画面を提示した後は、状況に応じて取引の仕向け先の提携金融機関を変更するということは不可能である。
<実施の形態>
以下に、本発明の実施の形態である共同ATMシステムについて説明する。本実施の形態の共同ATMシステムにおけるATMは、非提携取引用の画面コンテンツ(画面デザインや画面遷移)を各ATMの管理金融機関もしくは代表金融機関によらずに統一して画面提示を行うものである。
図1は、本発明の一実施の形態である共同ATMシステムにおける全体のシステム構成の概要およびATMが提示する取引用画面の種類の例を表した図である。前述した図7の構成との相違点は、ATM100が提示する取引用画面の種類と構成である。図1の構成では、図7の構成に比べて、提携金融機関から予め提供されている各提携金融機関に固有の画面(A銀行画面101、B銀行画面103)には、自行取引用の画面(自行画面102、104)しか含まれていない。
一方、提携金融機関からの提供によらず、共同ATMシステムの運営事業者が作成してATM100に格納する画面として、新たに非提携金融機関の固有の取引画面である非提携銀行画面105、オンライン提携先画面108を有する。非提携銀行画面105、オンライン提携先画面108には、それぞれ受託画面106、109、および非受託画面107、110が含まれている。
受託画面106、109は、非提携金融機関(非提携銀行、オンライン提携先金融機関)が、当該非提携金融機関のシステムを中継センター120に直接接続することなく、すなわち提携金融機関のシステムを介した従来の接続形態のままとし、取引の際の専用画面を用意することを共同ATMシステム(運営事業者)に対して委託した場合に提示される画面である。受託画面106、109については、運営事業者により、例えば、委託元の非提携金融機関毎に、金融機関の名称やロゴ、ボタンの種類や文言、配置等のデザインを、開発用の画面テンプレートを元にカスタマイズするなどして作成し、ATM100に予め格納しておく。なお、本実施の形態では、受託画面106、109は運営事業者が作成するものとしているが、委託元の非提携金融機関が作成してもよい。
非受託画面107、110は、非提携金融機関が、当該非提携金融機関のシステムを中継センター120に直接接続することなく、すなわち提携金融機関のシステムを介した従来の接続形態のままとし、かつ取引の際の専用画面を用意することを共同ATMシステム(運営事業者)に対して委託しない場合に提示される画面である。非受託画面107、110については、例えば、金融機関名等のみ変更可能な画面テンプレートと、金融機関名称等の表示データを有するテーブルとをATM100に格納しておき、画面提示時にテンプレートに動的に表示データを埋め込んで画面を生成する。なお、画面テンプレートの作成に際しては、JSP(JavaServer Pages)(登録商標)など種々のプログラミング言語やスクリプト言語を利用することができる。
図2は、本実施の形態の共同ATMシステムのATM100における、非提携銀行画面105の受託画面106、非受託画面107、およびオンライン提携画面108の受託画面109、非受託画面110の例を示した図である。受託画面106、109では、それぞれ、非提携金融機関の名称やロゴを表示することができる。また、ボタン名称についても当該非提携金融機関で用いられている取引の名称とすることができる。
また、非受託画面107、110では、それぞれ、非提携金融機関の名称を表示することができる。なお、ここではボタン名称は非提携金融機関によらず固定としているが、ボタン名称についてもテンプレート化し、非提携金融機関毎にボタン名称を上記テーブルに保持して動的に変更できるようにすることも可能である。さらに、取引画面を他国語対応させるため、非提携金融機関の名称、ボタン名称や案内の文言等を他国語で表現したデータを上記テーブルに保持しておき、利用者からの指示(例えば「English」ボタンの押下など)により、動的に取引画面のテンプレートの表示文言を他の言語に変更できるようにすることも可能である。
このように、本実施の形態のATM100では、非提携金融機関に対する取引の際に、ATM100の管理金融機関や代表金融機関によらず一律に、当該非提携金融機関の固有の取引画面を提示するように統一することができる。
図3〜図5は、本実施の形態の共同ATMシステムのATM100において、非提携金融機関に対する取引の際に非提携銀行画面105もしくはオンライン提携先画面108を提示するために使用するテーブルの例を示す図である。図3は、代表金融機関定義テーブル300のデータ構成とデータの例を表した図である。図3において、管理金融機関コードは、いずれかのATM100において管理金融機関となっている提携金融機関を識別するコードである。カード情報は、上記管理金融機関コードに該当する提携金融機関が管理金融機関となっているATM100において取引を行うことが可能な非提携金融機関のカードの種類(銘柄)を識別する情報であり、例えば、キャッシュカードやクレジットカード等の磁気ストライプに記載されている口座特定情報から取得することができる情報である。取引種別は、入出金や残高照会等の取引の種別を表す情報である。
送信先コード#1〜#4は、上記管理金融機関コードに該当する提携金融機関が管理金融機関となっているATM100において上記カード情報によって特定される銘柄および取引種別について取引を行う場合に、取引を仕向けるべき提携金融機関のコードを1番目〜4番目まで優先順位をつけて登録したデータである。例えば、最初の行のデータの場合、管理金融機関が“00001”のATM100において、カード情報が“a91234”であるカードを利用して出金取引を行う場合、送信先コード#1の提携金融機関(金融機関コード“00001”)に優先的に取引が送信される。送信先コード#1の提携金融機関が現時点でサービス時間外等により取引ができない場合には、送信先コード#2の提携金融機関(金融機関コード“00002”)に取引が送信される。以下、送信先コード#4まで同様である。
例えば、送信先コード#1には管理金融機関(管理金融機関が当該銘柄についてオンライン提携している場合)、送信先コード#2には当該銘柄・取引種別についての代表金融機関、送信先コード#3には当該銘柄・取引種別について最も早い時間からサービスを提供している提携金融機関(最早運用金融機関)、送信先コード#4には当該銘柄・取引種別について最も遅い時間までサービスを提供している提携金融機関(最遅運用金融機関)を指定することが考えられる。なお、図3の例では送信先コードは#1〜#4の4つを設定可能となっているが、設定可能な数はこれに限られない。
図4は、非提携金融機関情報テーブル400のデータ構成とデータの例を表した図である。カード情報で特定される銘柄毎に、受託フラグにより、図1の受託画面106、109を提示する金融機関であるのか、非受託画面107、110を提示する金融機関であるのかを定義し、さらに非受託画面107、110を提示する際に画面テンプレートに埋め込む表示データとして金融機関の名称を定義したテーブルである。図4の例では画面テンプレートに埋め込む表示データは非提携金融機関の名称のみとなっているが、その他の表示データを設定してもよい。
図5は、非提携取引サービス時間一覧テーブル500のデータ構成とデータの例を表した図である。送信先コードで特定される仕向け先の提携金融機関において、カード情報、取引種別で特定される銘柄・取引種別毎に、月曜日から日曜日までのサービス時間帯を定義したテーブルである。なお、これ以外に、祝祭日や、各提携金融機関のシステムのメンテナンス時間など、サービス時間が通常とは異なる特殊な場合を定義するテーブルを有していてもよい。
図6は、本実施の形態の共同ATMシステムのATM100における、取引の際に画面提示を行う処理の流れの例を表したフローチャートである。ATM100は、待機状態からまず利用者のカードを読み取り、カード内の口座特定情報からカード情報(取引の対象となる金融機関の情報)を特定する(ステップS601)。次に、読み取ったカード情報から、当該取引が提携取引であるかどうか、すなわち、いずれかの提携金融機関のカードによる自行取引であるかどうかを判定する(ステップS602)。ここでは、各提携金融機関が自行取引として処理することができるカード情報を保持するテーブルをATM100に格納しておき、このテーブルを参照するなどにより判定することができる。
ステップS602において、提携取引(いずれかの提携金融機関の自行取引)であると判定された場合は、自行取引用の画面を提示し(ステップS603)、利用者は、提示された自行取引用の取引画面から取引種別を選択し(ステップS604)、取引を行う。
ステップS602において、提携取引ではないと判定された場合は、当該カード情報で特定されるカードが当該ATM100で利用可能かどうかを判定する(ステップS605)。このとき、図3で示した代表金融機関定義テーブル300を参照し、当該ATM100における管理金融機関の情報と当該カード情報とに基づいて、送信先コード#1〜#4のいずれかに取引可能な提携金融機関のコードが指定されているかどうかを判定する。指定がない場合には、取引不可であるとして取引完了画面を提示し(ステップS612)、取引を終了する。
送信先コード#1〜#4のいずれかに取引可能な提携金融機関のコードが指定されている場合には、当該カードは利用可能と判定し、非提携取引用の画面を提示する(ステップS606)。このとき、図4で示した非提携金融機関情報テーブル400を参照し、受託画面106、109を提示するか、非受託画面107、110を提示するかを判別する。非受託画面107、110を提示する場合は、非提携金融機関情報テーブル400から当該非提携金融機関の名称も合わせて取得し、非受託画面107、110の画面テンプレートに動的に埋め込んで取引画面を生成して表示する。その後、利用者は、提示された非提携取引用の取引画面から取引種別を選択し(ステップS607)、取引を行う。
取引が行われると、選択された取引種別がサービス時間中であるかどうかを判定する(ステップS608)。このとき、まず代表金融機関定義テーブル300の該当エントリ(管理金融機関コード、カード情報、取引種別)の送信先コード#1に設定されている送信先コードと、カード情報、取引種別、現在の日時の情報に基づいて、図5の非提携取引サービス時間一覧テーブル500を参照し、当該取引がサービス時間中であるかどうかを判定する。
送信先コード#1に設定されている送信先コードが現在サービス時間中である場合は、当該送信先コードで特定される提携金融機関を仕向け先として取引電文を送信し、応答電文を受信して(ステップS611)、取引種別や応答内容に応じて現金の処理など所定の処理を行った後、取引完了画面を提示して(ステップS612)、終了する。
ステップS608において、代表金融機関定義テーブル300の該当エントリの送信先コード#1に設定されている送信先コードが、非提携取引サービス時間一覧テーブル500においてサービス時間中ではない場合は、代表金融機関定義テーブル300の該当エントリの次の優先度の送信先である送信先コード#2を選択する(ステップS609)。送信先が選択できた場合は(ステップS610)、ステップS608に戻り、送信先コード#2〜#4について上記と同様の処理を行う。送信先コード#2〜#4に設定されている送信先コードのいずれかに設定されている送信先コードが、非提携取引サービス時間一覧テーブル500において現在サービス時間中である場合は、当該送信先コードで特定される提携金融機関を仕向け先として取引電文を送信することになる。
代表金融機関定義テーブル300の該当エントリの送信先コード#4まで選択しても、ステップS608の処理においてサービス時間中ではないと判定された場合は、次のステップS609において次の優先度の送信先が選択できないため(ステップS610)、取引不可であるとして取引完了画面を提示し(ステップS612)、取引を終了する。
このように、本実施の形態の共同ATMシステムにおけるATM100では、非提携取引用画面を提示して(ステップS606)、取引種別を選択して(ステップS607)から取引の仕向け先の提携金融機関を決定することができる(ステップS608〜S610)ため、状況に応じて最適な仕向け先の提携金融機関を動的に選択して非提携取引を行うことが可能となる。また、この場合でも、ATM100に表示される取引画面は、取引の仕向け先の提携金融機関(管理金融機関もしくは代表金融機関)の固有の取引画面ではなく、取引の対象となる非提携金融機関の固有の取引画面となるため、利用者に仕向け先となる提携金融機関の違いを意識させることなく柔軟に取引を行うことができる。
例えば、ある提携金融機関のオンラインシステムが一時的に障害となり、当該提携金融機関が管理金融機関となっているATM100では、管理金融機関を経由した非提携金融機関に対する取引を行うことができない場合であっても、例えば中継センター120からのATM100に対する指示により、それ以降一律に、ATM100では、障害中の管理金融機関ではなく他の提携金融機関(例えば図3の送信先コード#2〜#4によって特定される提携金融機関)に取引を仕向けるようすることも可能である。
また、例えば、ある提携金融機関においてオンラインシステムは稼動しているにも関わらず、何らかの理由で当該提携金融機関のオンラインシステムにおいて、非提携金融機関に対する取引が正常に完了できないような場合であっても、例えば取引が行われた際に、当該提携金融機関のオンラインシステムから中継センター120を介してATM100に対してその旨を示す所定の応答コードを設定した応答電文を送信する。これにより、ATM100において自動的にもしくは確認用の画面を提示して利用者に選択させた後に、再度、当該銘柄についての取引が可能な他の提携金融機関に取引を仕向けるようにすることができる。
以上のように、本実施の形態の共同ATMシステムにおけるATM100によれば、非提携金融機関に対する取引を行う場合に、取引を行うATM100の管理金融機関や代表金融機関によらず、非提携金融機関毎の固有の取引画面で統一することができる。さらに、利用者が選択した取引の種別や時間帯等の状況に応じて、ATM100の内部で利用可能な提携金融機関を動的に決定して振り分けるということも可能となる。これにより、ATM100の利用者にとって非提携金融機関のカードの利用可否の判断が容易となり、またATM100の管理金融機関や代表金融機関によらず操作方法も統一されるため利便性が向上する。
また、非提携金融機関にとっても、ATM100の管理金融機関や代表金融機関によらず画面内容や画面遷移が統一されるため、コールセンター等における操作案内などが容易となり利便性が向上する。さらに、非提携金融機関が受託画面106、109という形式で専用画面を提示させることが可能となるため、自行・自社のシステムを中継センター120に接続するという提携形態をとらずとも、画面のみの擬似的な提携という形で事業として提携することが可能となり、受託画面106、109において独自に広告を表示したり、ATM利用者に情報を告知したりということも可能となる。また、共同ATMスキームへの事業としての提携形態の選択肢が増えるため参入が容易となり、共同ATMシステム全体としての利便性をさらに向上させることができる。
また、従来は、各提携金融機関が作成して共同ATMシステムの運営事業者に対して提供していた非提携取引用の画面コンテンツや、オンライン提携の銘柄およびサービス時間等の情報が、非提携金融機関から提供されるようになるため、各提携金融機関の画面開発・保守作業等の負荷や、運営事業者におけるデータ管理負荷が低減される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、複数の提携金融機関が共同利用するATMが中継センターを経由して各提携金融機関のシステムと接続する形態の共同ATMシステムにおける、ATMおよびATMの共同利用システムに利用可能である。
本発明の一実施の形態である共同ATMシステムにおける全体のシステム構成の概要およびATMが提示する取引用画面の種類の例を表した図である。 本発明の一実施の形態の共同ATMシステムのATMにおける、非提携銀行画面およびオンライン提携画面の受託画面、非受託画面の例を示した図である。 本発明の一実施の形態の共同ATMシステムのATMにおける、代表金融機関定義テーブルのデータ構成とデータの例を表した図である。 本発明の一実施の形態の共同ATMシステムのATMにおける、非提携金融機関情報テーブルのデータ構成とデータの例を表した図である。 本発明の一実施の形態の共同ATMシステムのATMにおける、非提携取引サービス時間一覧テーブルのデータ構成とデータの例を表した図である。 本発明の一実施の形態の共同ATMシステムのATMにおける、取引の際に画面提示を行う処理の流れの例を表したフローチャートである。 従来技術による共同ATMシステムにおける全体のシステム構成の概要およびATMが提示する取引用画面の種類の例を表した図である。 従来技術による共同ATMシステムにおける非提携銀行画面の例を示した図である。 従来技術による共同ATMシステムにおける利用者が行うことができる取引の処理形態の例を表した図である。 従来技術による共同ATMシステムにおける代表金融機関を定義した場合に利用者が行うことができる取引の処理形態の例を表した図である。
符号の説明
100…ATM、101…A銀行画面、102…自行画面、103…B銀行画面、104…自行画面、105…非提携銀行画面、106…受託画面、107…非受託画面、108…オンライン提携先画面、109…受託画面、110…非受託画面、120…中継センター、131…A銀行システム、132…B銀行システム、141…銀行間ネットワーク、142…金融機関向けネットワーク、151…c銀行システム、152…dカードシステム、
300…代表金融機関定義テーブル、
400…非提携金融機関情報テーブル、
500…非提携取引サービス時間一覧テーブル、
701…非提携銀行画面、702…オンライン提携先画面、703…非提携銀行画面、704…オンライン提携先画面、
901…A銀行カード、902…c銀行カード、903…dクレジットカード、911〜912…取引経路、921〜923…取引経路、
1013…取引経路。

Claims (4)

  1. 複数の現金自動預払機と、前記現金自動預払機が接続する中継センターと、前記中継センターに接続する複数の提携金融機関のオンラインシステムとから構成され、
    前記現金自動預払機が利用者の口座特定媒体から読み取った口座特定情報に基づいて、前記現金自動預払機によって取引を仕向けるべき前記提携金融機関を特定し、前記提携金融機関の固有の取引画面を提示して利用者に取引内容を選択させ、前記現金自動預払機と、特定された前記提携金融機関のオンラインシステムとの間で前記中継センターを介して取引電文を送受信することによって取引を行う現金自動預払機の共同利用システムにおける現金自動預払機であって、
    当該現金自動預払機が読み取った前記口座特定情報が、オンラインシステムが前記中継センターに接続していない非提携金融機関のものであり、前記非提携金融機関と接続しているいずれかの前記提携金融機関を経由して取引を行う場合に、取引を仕向けるべき前記提携金融機関の固有の取引画面ではなく、取引の対象となる前記非提携金融機関の固有の取引画面を提示することを特徴とする現金自動預払機。
  2. 請求項1に記載の現金自動預払機において、
    複数の前記非提携金融機関の取引画面について共通となる画面デザインのテンプレートと、前記テンプレートに埋め込む前記非提携金融機関毎に固有の表示データを保持するテーブルとを格納し、
    取引の対象となる前記非提携金融機関についての取引画面を提示する際に、取引の対象となる前記非提携金融機関についての前記表示データを前記テーブルから取得し、取得した前記表示データを前記テンプレートに埋め込んで取引画面を生成して提示することを特徴とする現金自動預払機。
  3. 請求項1に記載の現金自動預払機において、
    当該現金自動預払機が読み取った前記口座特定情報が、オンラインシステムが前記中継センターに接続していない非提携金融機関のものであり、前記非提携金融機関と接続しているいずれかの前記提携金融機関を経由して取引を行う場合に、取引の対象となる前記非提携金融機関の固有の取引画面を提示して以降に、取引を仕向けるべき前記提携金融機関を特定することを特徴とする現金自動預払機。
  4. 複数の現金自動預払機と、前記現金自動預払機が接続する中継センターと、前記中継センターに接続する複数の提携金融機関のオンラインシステムとから構成される現金自動預払機の共同利用システムであって、
    前記複数の現金自動預払機のうちの一部または全部が、請求項1に記載の現金自動預払機であることを特徴とする現金自動預払機の共同利用システム。
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