JP2009174446A - ハイブリッド建設機械の出力トルクアシストシステム - Google Patents

ハイブリッド建設機械の出力トルクアシストシステム Download PDF

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Abstract

【課題】可変容量油圧ポンプが吐出する圧油によって制御される各種装置の操作性への悪影響を回避しながら、過負荷状態の発生を抑制するハイブリッド建設機械の出力トルクアシストシステムを提供すること。
【解決手段】出力トルクアシストシステム100は、エンジン21による出力トルクTeによって駆動される油圧ポンプ27と、吐出圧Pの増大に応じて吐出量Qを減少させながら油圧ポンプ27の入力トルクTrを制御するレギュレータ32と、出力トルクTeにアシストトルクTaを付加するアシストトルク付加手段260と、入力トルクTrが出力トルクTeを上回る過負荷状態の発生の有無を判定する過負荷状態判定手段261とを備え、アシストトルク付加手段260は、過負荷状態であると判定された場合に、アシストトルクTaを付加することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、可変容量油圧ポンプの入力トルクが内燃機関の出力トルクを上回りその内燃機関の動きを不安定にする過負荷状態の発生を抑制する建設機械用出力トルクアシストシステムに関し、特に、内燃機関と電動モータとを併用するハイブリッド建設機械の出力トルクアシストシステムに関する。
従来、油圧ショベル等の建設機械においてブーム又はアーム等を急操作することで可変容量油圧ポンプの吐出圧が急上昇したときのエンジン回転数の落ち込みを抑制するエンジンラグダウン抑制装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このエンジンラグダウン抑制装置は、可変容量油圧ポンプの吐出圧が急上昇したときに、その可変容量油圧ポンプにおける入力トルク(吐出量)を低めに抑えることで、エンジン回転数の落ち込みを抑制し、従来通りエンジン回転数が落ち込んでいたならばそのエンジン回転数を元に戻すために増大させる必要があった燃料噴射量のその増大を抑制して建設機械の燃費を向上させるようにする。
特開2005−76670号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエンジンラグダウン抑制装置は、その可変容量油圧ポンプにおける入力トルク(吐出量)を低めに抑えることで過負荷状態の発生(エンジン回転数の落ち込み)を抑制するので、ブーム又はアーム等の各種油圧装置の操作性への悪影響が不可避であるという問題がある。
上述の点に鑑み、本発明は、可変容量油圧ポンプが吐出する圧油によって制御される各種油圧装置の操作性への悪影響を回避しながらも、過負荷状態の発生を抑制するハイブリッド建設機械の出力トルクアシストシステムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、第一の発明に係る出力トルクアシストシステムは、エンジンによる出力トルクによって駆動される油圧ポンプと、吐出圧の増大に応じて吐出量を減少させながら前記油圧ポンプの入力トルクを制御するレギュレータと、前記出力トルクにアシストトルクを付加するアシストトルク付加手段と、前記入力トルクが前記出力トルクを上回る過負荷状態の発生の有無を判定する過負荷状態判定手段と、を備え、前記アシストトルク付加手段は、過負荷状態であると判定された場合に、アシストトルクを付加する、ことを特徴とする。
また、第二の発明は、第一の発明に係る出力トルクアシストシステムであって、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段を更に備え、前記過負荷状態判定手段は、エンジン回転数が所定回転数となった場合に、或いは、エンジン回転数の落ち込みが所定値以上となった場合に、過負荷状態であると判定することを特徴とする。
また、第三の発明は、第一又は第二の発明に係る出力トルクアシストシステムであって、前記アシストトルク付加手段は、前記エンジンによって駆動される発電機を電動機として機能させることでアシストトルクを付加することを特徴とする。
また、第四の発明は、第一乃至第三の何れかの発明に係る出力トルクアシストシステムであって、過負荷状態が解消したか否かを判定する過負荷状態解消判定手段を更に備え、前記アシストトルク付加手段は、過負荷状態が解消したと判定された場合に、アシストトルクの付加を中止することを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、可変容量油圧ポンプが吐出する圧油によって制御される各種装置の操作性への悪影響を回避しながら、過負荷状態の発生を抑制するハイブリッド建設機械の出力トルクアシストシステムを提供することを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る出力トルクアシストシステムが搭載されたハイブリッド油圧ショベルの構成例を示す図である。図1において、油圧ショベル10は、クローラ式の下部走行体11の上に配置された、旋回用電動機28によって旋回させられる旋回機構12を介して、上部旋回体13を旋回中心X周りに旋回自在に搭載している。
また、上部旋回体13は、その前方側部にキャブ14を備え、かつ、前方中央部に、ブーム15、アーム16及びバケット17、並びに、これらを油圧ポンプ27が吐出する圧油によってそれぞれ駆動するアクチュエータ(ブームシリンダ18、アームシリンダ19及びバケットシリンダ20)から構成される掘削アタッチメントEを備える。
図2は、本発明に係る出力トルクアシストシステムのブロック図であり、出力トルクアシストシステム100は、エンジン21、変速機22、発電電動機23、インバータ24、バッテリ25、メインコントローラ26、油圧ポンプ27、旋回用電動機28、コントロールバルブ29、ブーム操作レバー30、旋回操作レバー31、レギュレータ32及びエンジン回転数センサ33を含む。
エンジン21は、所定のエンジン回転数で回転しながら変速機22を介して発電電動機23及び油圧ポンプ27を駆動する内燃機関であり、例えば、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等がある。
変速機22は、所定の減速比でエンジン21の回転を発電電動機23及び油圧ポンプ27に伝達するための装置である。
また、変速機22は、発電電動機23が電動機として機能する場合には、発電電動機23の回転力を油圧ポンプ27に伝達する。
発電電動機23は、機械エネルギーを電磁作用により電気エネルギーに変換して電力を産出し、一方で、電気エネルギーを機械エネルギーに変換して回転力を産出するための装置である。
発電電動機23は、例えば、エンジン21によって駆動されることで発電した電気エネルギーを電力供給先(旋回用電動機28を含む。)にインバータ24を介して供給し、或いは、発電した電気エネルギーをバッテリ25にインバータ24を介して充電する交流発電機として機能し、一方で、インバータ24を介してバッテリ25に蓄えられた電気エネルギーを利用しながら油圧ポンプ27にアシストトルクを提供する電動機として機能する。なお、発電電動機23は、直流発電機であってもよい。
インバータ24は、交流電力と直流電力とを変換するための装置であり、例えば、発電電動機23が産出した交流電力を直流電力に変換してバッテリ25に充電したり旋回用電動機28に供給したりし、或いは、メインコントローラ26が出力する制御信号に基づいてバッテリ25の直流電力を交流電力に変換して発電電動機23又は旋回用電動機28に供給したりする。なお、インバータ24は、メインコントローラ26に一体化されていてもよい。
バッテリ25は、放電だけでなく、充電を行うことにより元の放電前の状態を回復できる装置であり、例えば、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ等がある。
メインコントローラ26は、発電機として機能する発電電動機23又はバッテリ25からの電気エネルギーの各種電動機への供給を制御するための装置であり、例えば、インバータ24を介して、旋回用電動機28が要求する電気エネルギーに関する情報と発電電動機23が発電する電気エネルギーに関する情報とを取得し、発電機として機能する発電電動機23又はバッテリ25のそれぞれから旋回用電動機28に供給すべき電気エネルギーを演算し、その演算結果に基づいてインバータ24を制御しながら発電機として機能する発電電動機23又はバッテリ25の電気エネルギーを旋回用電動機28に供給する。
また、メインコントローラ26は、バッテリ25から電動機として機能する発電電動機23に供給すべき電気エネルギーを演算し、その演算結果に基づいてインバータ24を制御しながらバッテリ25の電気エネルギーを発電電動機23に供給する。
なお、メインコントローラ26は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えたコンピュータを含み、例えば、アシストトルク付加手段260、過負荷状態判定手段261及び過負荷状態解消判定手段262のそれぞれに対応するプログラムをROMに記憶しながら、各手段に対応する演算処理をCPUに実行させる。
油圧ポンプ27は、圧油を吐出するためのポンプであり、エンジン21又は発電電動機23によって駆動され、必要に応じて吐出量Qを変化させながらブームシリンダ18、アームシリンダ19又はバケットシリンダ20等を含む油圧アクチュエータに圧油を供給する。
旋回用電動機28は、旋回機構12を旋回させるための電動機であり、例えば、メインコントローラ26による制御の下、インバータ24を介して発電機として機能する発電電動機23又はバッテリ25から供給される電気エネルギーを利用しながら、旋回操作レバー31の操作量に応じて旋回機構12を旋回させる。
また、旋回用電動機28は、交流電動機であってもよく、直流電動機であってもよい。なお、旋回用電動機28は、油圧ショベル10における電動機の単なる代表例であり、例えば、掘削アタッチメントEの駆動源が電動機で構成される場合には、それら電動機であってもよい。
コントロールバルブ29は、油圧アクチュエータを制御するためのバルブであり、例えば、ブーム操作レバー30からの制御圧に応じて油圧ポンプ27とブームシリンダ18との間の油路を切り換えてブームシリンダ18を伸縮させる。
なお、本実施例において、コントロールバルブ29は、各種油圧装置の代表例であるブームシリンダ18を制御するよう説明されるが、アームシリンダ19、バケットシリンダ20又は走行モータ等の他の油圧装置を制御するものであってもよい。
ブーム操作レバー30は、ブーム15を操作するための操作装置であり、例えば、レバーの傾倒操作に応じてリモコン弁(図示せず。)を切り換え、補助ポンプ(図示せず。)が吐出する圧油によって生ずる制御圧をレバー操作量としながら制御圧管路L1を介してコントロールバルブ29のパイロットポートに伝える。
旋回操作レバー31は、上部旋回体13の旋回を操作するための操作装置であり、例えば、レバーの傾倒操作に連動するポテンショメータが検出した値をレバー操作量として旋回用電動機28に伝達する。
レギュレータ32は、油圧ポンプ27の吐出圧Pに応じて油圧ポンプ27の吐出量Qを制御するための装置であり、例えば、制御圧管路L2を介して検出する油圧ポンプ27の吐出圧Pに応じてその吐出量Qを制御する機構を備える。
レギュレータ32は、吐出圧Pが所定圧を上回った場合、吐出圧Pが増大するにつれて吐出量Qを減少させるようにして、油圧ポンプ27の実効入力トルクTrがエンジン出力トルクTeを超えないようにする。
実効入力トルクTrがエンジン出力トルクTeを超え過負荷状態となると、エンジン21の回転数が落ち込み、エンジン出力トルクTeが更に減少して、エンジン21の燃費を悪化させ、かつ、ブーム15、アーム16、バケット17等の操作性に更なる悪影響を与えてしまうからである。
レギュレータ32は、例えば、吐出量操作レバーに接続されたピストンを挟んでスプリング及びシリンダ室が配置された油圧装置であり、そのスプリングによる力と制御圧管路L2を介してそのシリンダ室に導入されるセンターバイパス油路C1における吐出圧Pとによりそのピストンを摺動させながら、油圧ポンプ27の吐出圧Pに応じて油圧ポンプ27の吐出量Qをフィードバック制御する。
ブーム15が操作された場合(他の油圧装置は未操作であるものとする。)、油圧ポンプ27が吐出する圧油は、センターバイパス油路C1を通ってそのままオイルタンクに流れていた状態からブームシリンダ18に流れ込む状態となり、吐出圧Pが増大する。
レギュレータ32は、その吐出圧Pの増大によりそのスプリングを縮めるようにして吐出量操作レバーに接続されたピストンを摺動させ、油圧ポンプ27の吐出量を増大させるようにする。
一方、ブーム15の操作を中断した場合(他の油圧装置は未操作のままであるものとする。)、油圧ポンプ27が吐出する圧油は、センターバイパス油路C1を通ってそのままオイルタンクに流れる状態となり、吐出圧Pが低下する。
レギュレータ32は、その吐出圧Pの低下によりそのスプリングの伸張を許容するように吐出量操作レバーに接続されたピストンを摺動させ、油圧ポンプ27の吐出量を減少させるようにする。
エンジン回転数センサ33は、エンジン21のエンジン回転数Nを検出するためのセンサであり、例えば、ディーゼルエンジンにおける燃料噴射ポンプ本体のウェイトホルダギヤ部に取付けたピックアップでエンジン回転数に比例する交流電圧を検出する電磁ピックアップ式であってもよく、また、ガソリンエンジンにおけるスパークプラグへの印加電圧を電気的にカウントする方式であってもよい。
また、エンジン回転数センサ33は、エンジン回転数Nの値を含むエンジン回転数信号SG1を継続的にメインコントローラ26に出力する。
次に、メインコントローラ26が有する各種制御部について説明する。
アシストトルク付加手段260は、油圧ポンプ27を駆動するためのエンジン21によるエンジン出力トルクTeをアシストするアシストトルクTaを発生させるための手段であり、例えば、発電機として機能していた発電電動機23にバッテリ25から電気エネルギーを供給し電動機として機能させることで、エンジン21におけるエンジン回転数Nが落ち込んだ直後に、発電電動機23によりアシストトルクTaを発生させてエンジン21によるエンジン出力トルクTeをアシストさせるようにする。
アシストトルク付加手段260は、後述の過負荷状態判定手段261により、油圧ポンプ27の実効入力トルクTrがエンジン21によるエンジン出力トルクTeを上回る過負荷状態が発生したと判定された場合に、インバータ24に制御信号(以下、「アシストトルク付加信号SG2」とする。)を出力することでバッテリ25から発電電動機23に電気エネルギーを供給させ、発電電動機23を電動機として機能させながらアシストトルクTaを発生させ、油圧ポンプ27の実効入力トルクTrを上回る合計出力トルクTt(Te+Ta)を発生させて過負荷状態を早期に解消させるようにする。
また、アシストトルク付加手段260は、一定の大きさのアシストトルクTaを所定時間(以下、「アシスト時間」とする。)に亘って発電電動機23で発生させるようにするが、過負荷状態が発生した直後に最大のアシストトルクTaを発生させ、その後、徐々に減少させながらアシスト時間経過後にアシストトルクTaをゼロとするようにしてもよい。
ブーム15の急操作により吐出圧Pが急増したにもかかわらず吐出量Qが目標通り迅速に減少されないことに起因する過負荷状態は、発生直後に最も顕著でその後徐々に緩和されていくからであり、アシストトルクTaを発生させるために消費される電気エネルギーをできるだけ少なくするためである。
なお、アシストトルク付加手段260は、バッテリ25の残容量を測定する容量センサ(図示せず。)の出力に応じてアシスト時間を決定するようにしてもよい。バッテリ25に蓄積された電気エネルギーを有効に活用するためである。
過負荷状態判定手段261は、過負荷状態が発生したか否かを判定するための手段であり、例えば、所定の目標エンジン回転数Neで駆動されるエンジン21のエンジン回転数Nを検出するエンジン回転数センサ33が出力するエンジン回転数信号SG1を受信し、受信したエンジン回転数Nが閾値Np1を下回った場合に、過負荷状態が発生したものと判定する。
実効入力トルクTrがエンジン出力トルクTeを上回る過負荷状態が発生すると、エンジン21は、油圧ポンプ27の実効入力トルクTrを満たすエンジン出力トルクTeを出力することができず、その実効入力トルクTrに屈してエンジン回転数Nを低下させるからである。
また、過負荷状態判定手段261は、エンジン回転数Nの落ち込みが閾値Np2を上回った場合に、過負荷状態が発生したものと判定するようにしてもよい。
また、過負荷状態判定手段261は、ディーゼルエンジンにおける単位時間当たりの燃料噴射回数やガソリンエンジンにおける単位時間当たりの点火回数等に基づいて過負荷状態の発生の有無を判定するようにしてもよい。
過負荷状態解消判定手段262は、過負荷状態判定手段261により発生したと判定された過負荷状態が、解消したか否かを判定するための手段であり、例えば、エンジン回転数Nが目標エンジン回転数Neに復帰した場合に、過負荷状態が解消したものと判定する。
また、過負荷状態解消判定手段262は、過負荷状態判定手段261の場合と同様に、ディーゼルエンジンにおける単位時間当たりの燃料噴射回数やガソリンエンジンにおける単位時間当たりの点火回数等に基づいて過負荷状態の解消の有無を判定するようにしてもよい。
また、過負荷状態解消判定手段262は、流量センサ等により油圧ポンプ27の吐出量Qを測定し、吐出量Qが所定値未満となった場合に過負荷状態が解消したものと判定してもよく、圧力センサ等により油圧ポンプ27の吐出圧Pをも測定し、実効入力馬力(吐出圧Pと吐出量Qとの積)が所定値未満と成った場合に過負荷状態が解消したものと判定してもよい。
次に、図3(A)〜(C)を参照しながら、過負荷状態発生時における、油圧ポンプ27の吐出圧Pとポンプ吐出量Q、トルクT(入力トルク及び出力トルクを含む。)、及び、エンジン回転数Nとの関係について説明する。
図3(A)は、ポンプ吐出圧Pとポンプ吐出量Qとの間の関係を示すグラフであり、破線で示すカーブは、油圧ポンプ27の実効入力馬力を一定に維持するために油圧ポンプ27が制御目標として用いる馬力曲線(以下、「目標馬力曲線Ci」とする。)を示し、一点鎖線で示すカーブは、エンジン21が出力可能な馬力の馬力曲線(以下、「エンジン馬力曲線Ce」とする。)を示し、二点鎖線で示すカーブは、エンジン出力トルクTeにアシストトルクTaを付加することによって実現可能な合計馬力の馬力曲線(以下、「合計馬力曲線Ct」とする。)を示す。
また、実線で示すカーブは、ブーム15が急操作された場合における油圧ポンプ27の吐出圧P及び吐出量Qの実際の推移(実効入力馬力Crの推移)を示し、理想的には目標馬力曲線Ciに沿って推移すべきところ、吐出圧Pが急激に上昇したために吐出量Qの減少が遅れて目標馬力曲線Ciに追随できず、一時的にエンジン馬力曲線Ceを超過する過負荷状態が発生することを示す。
なお、斜線で示す領域R1は、実効入力馬力Crがエンジン馬力曲線Ceを上回った状態、すなわち、過負荷状態における馬力超過分を示し、エンジン馬力曲線Ce又は合計馬力曲線Ctに沿った太線は、各時点における許容出力馬力の推移を示す。
図3(A)に示すように、出力トルクアシストシステム100は、実効入力馬力Crがエンジン馬力曲線Ceを上回った直後に、許容出力馬力をエンジン馬力曲線Ceから合計馬力曲線Ctのレベルに切り換えており、許容出力馬力が実効入力馬力を継続的に下回ることを抑制する。
図3(B)は、ポンプ吐出圧PとトルクTとの間の関係を示すグラフであり、破線で示す線分は、実効入力馬力(吐出圧Pと吐出量Qとの積)を一定に維持するために油圧ポンプ27が制御目標として用いる入力トルク(以下、「目標入力トルクTi」とする。)を示し、一点鎖線で示す線分は、エンジン21が出力可能なエンジン出力トルクTeを示し、二点鎖線で示す線分は、アシストトルクTaを付加することによって実現可能な合計トルク(以下、「合計出力トルクTt」とする。)を示す。
また、実線で示すカーブは、ブーム15が急操作された場合における油圧ポンプ27の実効入力トルクTrの推移を示し、理想的には目標入力トルクTiに制限されるべきところ、吐出圧Pが急激に上昇したために吐出量Qの減少が遅れ、その目標入力トルクTiに追随できず、一時的にエンジン出力トルクTeを超過する過負荷状態が発生することを示す。
なお、斜線で示す領域R2は、実効入力トルクTrがエンジン出力トルクTeを上回った状態、すなわち、過負荷状態におけるトルク超過分を示し、エンジン出力トルクTe又は合計出力トルクTtに沿った太線は、各時点における許容出力トルクの推移を示す。
図3(B)に示すように、出力トルクアシストシステム100は、実効入力トルクTrがエンジン出力トルクTeを上回った直後に、許容出力トルクをエンジン出力トルクTeから合計出力トルクTtに切り換えており、許容出力トルクが実効入力トルクを継続的に下回ることを抑制する。
図3(C)は、ポンプ吐出圧Pとエンジン回転数Nとの間の関係を示すグラフであり、破線で示す線分は、過負荷状態判定手段261が過負荷状態発生の有無の判定に用いるエンジン回転数閾値Np1を示し、実線で示すカーブは、アシストトルクTaが付加された場合におけるエンジン回転数Nの推移Neを示し、また、一点鎖線で示すカーブは、アシストトルクTaが付加されなかった場合におけるエンジン回転数Nの推移Nsを示す。
図3(C)に示すように、過負荷状態判定手段261は、エンジン回転数センサ33が出力するエンジン回転数信号SG1を監視しながら、エンジン回転数Nが閾値Np1を下回った場合に、過負荷状態が発生したものと判定し、その判定結果をアシストトルク付加手段260に出力する。
アシストトルク付加手段260は、過負荷状態が発生すると直ちにインバータ24にアシストトルク付加信号SG2を出力し、発電電動機23で一定のアシストトルクTaを発生させてエンジン出力トルクTeに付加することで、図3(A)の太線で示すように、許容出力馬力を合計馬力曲線Ctまで増大させ、また、図3(B)の太線で示すように、許容出力トルクを合計出力トルクTtまで増大させる。
なお、アシストトルク付加手段260は、減速度(単位時間当たりのエンジン回転数Nの落ち込み速度)に応じて、発生させるアシストトルクTaの大きさを決定するようにしてもよく、例えば、減速度が大きいほどアシストトルクTaを増大させるようにしてもよい。
これにより、アシストトルク付加手段260は、図3(C)に示すように、アシストトルクTaを付加しなかった場合に比べ、過負荷状態の発生によるエンジン回転数Nの落ち込みをより小さいものとし、また、エンジン回転数Nの所定の目標エンジン回転数Neへの復帰をより早期に実現させるようにすることができる。
また、過負荷状態解消判定手段262は、エンジン回転数センサ33が出力するエンジン回転数信号SG1を監視しながら、エンジン回転数Nが所定の目標エンジン回転数Neに復帰した場合に、過負荷状態が解消したものと判定し、その判定結果をアシストトルク付加手段260に出力する。
アシストトルク付加手段260は、過負荷状態解消判定手段262により過負荷状態が解消したと判定されるとアシスト時間経過前であってもインバータ24にアシストトルク中止信号SG3を出力し、電動機として機能する発電電動機23を停止させることで、図3(A)の太線で示すように、許容出力馬力をエンジン馬力曲線Ceまで低減させ、また、図3(B)の太線で示すように、許容出力トルクをエンジン出力トルクTeまで低減させるようにする。アシストトルクTaを発生させるために消費される電気エネルギーをできるだけ少なくするためである。
このようにして、出力トルクアシストシステム100は、過負荷状態が発生すると直ちにアシストトルクTaを発生させ、許容出力馬力の落ち込み、圧油吐出量Qの急減によるブーム15の操作性の悪化を防止しながら、エンジン回転数Nの落ち込みを最小限に抑え、かつ、過負荷状態を早期に解消させることにより、アイソクロナス制御(エンジン回転数Nが落ち込んだときに燃料噴射量を増大させてエンジン回転数Nを一定の目標エンジン回転数Neに保とうとする処理である。)を実行するエンジン21の燃費を向上させることができる。
また、出力トルクアシストシステム100は、エンジン回転数Nに基づいて過負荷状態の発生の有無を判定するので、簡易かつ迅速に、ブーム15の操作性が悪化するのを防止しながら、燃費を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上述の実施例において、出力トルクアシストシステム100は、発電電動機23を電動機として機能させながらアシストトルクTaを発生させるようにするが、発電電動機23とは別個独立の電動機を利用してアシストトルクTaを発生させるようにしてもよい。
また、上述の実施例において、出力トルクアシストシステム100は、単一設定のエンジン回転数Nで作動する油圧ショベル10における過負荷状態の有無を判定しながらアシストトルクTaを付加するが、HIGH(高回転)モード、STANDARD(標準回転)モード又はLOW(低回転)モード等の切換可能な複数のモードにおける複数のエンジン回転数Nで作動する油圧ショベル10における過負荷状態の有無を判定しながらアシストトルクTaを付加するようにしてもよい。
また、上述の実施例において、アシストトルク付加手段260は、時間的に一定のアシストトルクTaを付加するが、時間的に変化するアシストトルクTaを付加するようにしてもよい。
また、上述の実施例において、油圧ショベル10は、ブーム15、アーム16及びバケット17から構成される掘削アタッチメントEを備えるが、バケット17の代わりに、マグネット、グラップル、クランプアーム、フォーク等を備えた他のアタッチメントを備えるようにしてもよい。
本発明に係る出力トルクアシストシステムが搭載されたハイブリッド油圧ショベルの構成例を示す図である。 本発明に係る出力トルクアシストシステムのブロック図である。 過負荷状態発生時における、吐出圧と、ポンプ吐出量、トルク及びエンジン回転数との間の関係を示す図である。
符号の説明
10・・・油圧ショベル、11・・・下部走行体、12・・・旋回機構、13・・・上部旋回体、14・・・キャブ、15・・・ブーム、16・・・アーム、17・・・バケット、18・・・ブームシリンダ、19・・・アームシリンダ、20・・・バケットシリンダ、21・・・エンジン、22・・・変速機、23・・・発電電動機、24・・・インバータ、25・・・バッテリ、26・・・メインコントローラ、27・・・油圧ポンプ、28・・・旋回用電動機、29・・・コントロールバルブ、30・・・ブーム操作レバー、31・・・旋回操作レバー、32・・・レギュレータ、33・・・エンジン回転数センサ、100・・・出力トルクアシストシステム、260・・・アシストトルク付加手段、261・・・過負荷状態判定手段、262・・・過負荷状態解消判定手段、Ce・・・エンジン馬力曲線、Ci・・・目標馬力曲線、Cr・・・実効入力馬力、Ct・・・合計馬力曲線、E・・・掘削アタッチメント、L1、L2・・・制御圧管路、P・・・ポンプ吐出圧、Q・・・ポンプ吐出量、Ta・・・アシストトルク、Te・・・エンジン出力トルク、Ti・・・目標入力トルク、Tt・・・合計出力トルク、X・・・旋回中心

Claims (4)

  1. エンジンによる出力トルクによって駆動される油圧ポンプと、
    吐出圧の増大に応じて吐出量を減少させながら前記油圧ポンプの入力トルクを制御するレギュレータと、
    前記出力トルクにアシストトルクを付加するアシストトルク付加手段と、
    前記入力トルクが前記出力トルクを上回る過負荷状態の発生の有無を判定する過負荷状態判定手段と、を備え、
    前記アシストトルク付加手段は、過負荷状態であると判定された場合に、アシストトルクを付加する、
    ことを特徴とする出力トルクアシストシステム。
  2. エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段を更に備え、
    前記過負荷状態判定手段は、エンジン回転数が所定回転数となった場合に、或いは、エンジン回転数の落ち込みが所定値以上となった場合に、過負荷状態であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力トルクアシストシステム。
  3. 前記アシストトルク付加手段は、前記エンジンによって駆動される発電機を電動機として機能させることでアシストトルクを付加する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力トルクアシストシステム。
  4. 過負荷状態が解消したか否かを判定する過負荷状態解消判定手段を更に備え、
    前記アシストトルク付加手段は、過負荷状態が解消したと判定された場合に、アシストトルクの付加を中止する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の出力トルクアシストシステム。
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