JP2009174374A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排気浄化装置(1)は、内燃機関(11)の吸気通路(21)に配置されたコンプレッサ(31a)及び排気通路(22)に配置されたタービン(31b)を有するターボ過給機(31)、並びにタービンより下流側に配置された排気触媒(32)を備える内燃機関の排気浄化装置である。排気浄化装置は、タービンの上流側に接続された第1EGR通路(23)と、タービンの下流側且つ排気触媒の上流側に接続された第2EGR通路(24)と、一端が第1及び第2EGR通路が合流されてなると共に、他端がコンプレッサの上流側に接続された合流EGR通路(25)と、該合流EGR通路に配置されたEGR触媒(33)と、第1及び第2EGR通路に夫々流入する排気の量を相互に独立して調節可能な流入量調節手段(34、35)と、該流入量調節手段を制御可能な制御手段(50)とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明の内燃機関の排気浄化装置に係る第1実施形態を、図1及び図2を参照して説明する。ここに、図1は、第1実施形態に係る排気浄化装置の構成を示すブロック図である。尚、図中の矢印は、空気又は排気の流れを示している。
本発明の内燃機関の排気浄化装置に係る第2実施形態を、図3及び図4を参照して説明する。第2実施形態では、EGR通路が3本設けられている以外は、第1実施形態の構成と同様である。よって、第2実施形態について、第1実施形態と重複する説明を省略すると共に、図面上における共通箇所には同一符号を付して示し、基本的に異なる点についてのみ、図3及び図4を参照して説明する。ここに、図3は、図1と同趣旨の、第2実施形態に係る排気浄化装置の構成を示すブロック図である。
次に、第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置の第1変形例について、図5のフローチャートを参照して説明する。
次に、第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置の第2変形例について、図6のフローチャートを参照して説明する。
次に、第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置の第3変形例について、図7のフローチャートを参照して説明する。
本発明の内燃機関の排気浄化装置に係る第3実施形態を、図8及び図9を参照して説明する。第3実施形態では、EGR触媒の下流側に排気に含まれる微粒子を捕集するフィルタと、EGR触媒の上流側に空気を供給可能なエアコンプレッサとが設けられている以外は、第2実施形態の構成と同様である。よって、第3実施形態について、第2実施形態と重複する説明を省略すると共に、図面上における共通箇所には同一符号を付して示し、基本的に異なる点についてのみ、図8及び図9を参照して説明する。ここに、図8は、図3と同趣旨の、第3実施形態に係る排気浄化装置の構成を示すブロック図である。
次に、第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置の変形例について、図10のフローチャートを参照して説明する。
Claims (11)
- 内燃機関の吸気通路に配置されたコンプレッサ及び前記内燃機関の排気通路に配置されたタービンを有するターボ過給機、並びに前記排気通路において前記タービンより下流側に配置された排気触媒を備える前記内燃機関の排気浄化装置であって、
一端が前記排気通路における前記タービンの上流側に接続された第1EGR通路と、
一端が前記排気通路における前記タービンの下流側、且つ前記排気触媒の上流側に接続された第2EGR通路と、
一端が前記第1EGR通路の他端及び前記第2EGR通路の他端が合流されてなると共に、他端が前記吸気通路における前記コンプレッサの上流側に接続された合流EGR通路と、
前記合流EGR通路に配置されたEGR触媒と、
前記第1EGR通路に流入する排気の量、及び前記第2EGR通路に流入する排気の量を相互に独立して調節可能な流入量調節手段と、
前記流入量調節手段を制御可能な制御手段と
を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 前記EGR触媒の温度を検出する温度検出手段を更に備え、
前記制御手段は、前記検出された温度に応じて、前記流入量調節手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記制御手段は、前記検出された温度が第1温度閾値より高いことを条件に、前記第2EGR通路に流入する排気の量が、前記第1EGR通路に流入する排気の量よりも多くなるように、前記流入量調節手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記制御手段は、前記検出された温度が第2温度閾値より低いことを条件に、前記第1EGR通路に流入する排気の量が、前記第2EGR通路に流入する排気の量よりも多くなるように、前記流入量調節手段を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 一端が前記排気通路における前記排気触媒の下流側に接続されると共に、他端が前記合流EGR通路における前記EGR触媒の上流側に接続された第3EGR通路を更に備え、
前記流入量調節手段は、更に、第3EGR通路に流入する排気の量を調節可能である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記制御手段は、前記EGR触媒に流入する排気の状態を、前記EGR触媒に流入する排気に含まれる複数の成分のうち少なくとも一成分の浄化に適する状態にするために、前記第3EGR通路に流入する排気の量がゼロとなるように、前記流入量調節手段を制御することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記制御手段は、前記EGR触媒に流入する排気の状態を、前記EGR触媒に流入する排気に含まれる複数の成分のうち少なくとも一成分の浄化に適する状態にするために、前記第1EGR通路に流入する排気の量、前記第2EGR通路に流入する排気の量、及び前記第3EGR通路に流入する排気の量が均等に近づくように、前記流入量調節手段を制御することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記制御手段は、前記EGR触媒に流入する排気の状態を、前記EGR触媒に流入する排気に含まれる複数の成分のうち少なくとも一成分の浄化に適する状態にするために、前記第1EGR通路に流入する排気の量及び前記第2EGR通路に流入する排気の量の和と、前記第3EGR通路に流入する排気の量とが均等に近づくように、前記流入量調節手段を制御することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記合流EGR通路における前記EGR触媒の下流側に配置され、前記合流EGR通路に流入する排気に含まれる微粒子を捕集するフィルタを更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記合流EGR通路における前記EGR触媒の上流側に配置され、前記合流EGR通路に酸素を供給可能な酸素供給手段と、
前記内燃機関の空燃比を設定可能な空燃比設定手段と
を更に備え、
前記制御装置は、少なくとも前記フィルタに捕集された微粒子を浄化する際に、前記空燃比をリッチに設定するように前記空燃比設定手段を制御すると共に、前記酸素を供給するように前記酸素供給手段を制御する
ことを特徴とする請求項9に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記制御手段は、少なくとも前記フィルタに捕集された微粒子を浄化する際に、間欠的に、前記空燃比をリッチに設定するように前記空燃比設定手段を制御すると共に、前記酸素を供給するように前記酸素供給手段を制御することを特徴とする請求項10に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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