JP2009173146A - カップホルダー付アームレスト - Google Patents

カップホルダー付アームレスト Download PDF

Info

Publication number
JP2009173146A
JP2009173146A JP2008013400A JP2008013400A JP2009173146A JP 2009173146 A JP2009173146 A JP 2009173146A JP 2008013400 A JP2008013400 A JP 2008013400A JP 2008013400 A JP2008013400 A JP 2008013400A JP 2009173146 A JP2009173146 A JP 2009173146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
cup holder
flange
armrest
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008013400A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Miyazaki
誠一郎 宮崎
Takahiko Suzuki
隆彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP2008013400A priority Critical patent/JP2009173146A/ja
Publication of JP2009173146A publication Critical patent/JP2009173146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 カップホルダー付アームレストにおいて、カップホルダーのフランジとそのフランジ側の表皮との間に、アームレストの外観品質を損なう隙間が発生しないようにすることである。
【手段】 アームレストの側面を構成する側面表皮3に接ぎ合わされ、側面表皮3とカップホルダー1のフランジ11との間を被覆する上面表皮2における側面表皮に接ぎ合わされる端末を延設して延設部23を設け、延設部23をカップホルダー1のフランジ11と芯材5との間に、上面表皮2と共に挟み込む。
【選択図】
図1

Description

本発明は、自動車用シートに備えるカップホルダー付アームレストに関する。
従来のこの種のアームレストには、図3に示すように、アームレストARの上面に、カップなどを収容するカップホルダー1を有するものがある。図中11はカップホルダーのフランジ、2´はカップホルダー1の左右に有する表皮の上面表皮、3はアームレストARの外側面を形成する側面表皮を各々示す。
このアームレストARは図4、図5に示すように形成されている。
即ち、フランジ11付のカップホルダー1を上面に有する発泡体製パッド4と、カップホルダー1を除くパッド4の表面を被覆する表皮材と発泡体製ワディングの積層体からなる表皮2、3…と、前記カップホルダー1のフランジ11下方に固設する芯材5とを有す
る構造である。
そして、前記表皮にはアームレストの左右両側面を形成する側面表皮3と、この側面表皮3に接ぎ合わされ前記カップホルダー1のフランジ11の内面側に端末を有する上面表皮2´とを有する構成である。
以上の上面表皮2´と側面表皮3は図4、図5に示すように接ぎ合わされ、上面表皮2´は芯材5に支持され、一端末はカップホルダー1のフランジ11の下方内部に収容されている。
なお、上面表皮2´と側面表皮3は表皮材21´、31と、この表皮材21´、31に一体に接着する発泡体製ワディング22´、32とからなる積層体で、縫糸202で両者は接ぎ合わされている。図中201、203は上面表皮で、側面表皮3´の接ぎ合わせ部分の折り返した端末を一体に縫着する縫糸を示す。
図4、図5において、図中4はアームレストARの発泡体製パッドを示し、このパッド4に前記芯材5が一体若しくは別体に固設され、また、前記カップホルダー1もパッド4に固定されている。
以上の如く、カップホルダー1のフランジ11の周囲に位置する上面表皮2´に、皺、タルミなど発生しないようにしてアームレストARの外観品質を向上させている。
一方、斯様にカップホルダーの周囲の外観品質を向上させるものとして、カップホルダーの周囲に位置する表皮にプレートを設けたものが開示されている(例えば特開2005−13622号公報)。
特開2005−13622号公報
前記図3−図5に示す従来品は、上面表皮2´に皺、タルミの発生を防止できるが、上面表皮2´とカップホルダー1のフランジ11との間に隙間Hが生じる。
これは芯材5とフランジ11の先端とによる上面表皮2´の挟持力が弱いためである。
しかし、この挟持力を高めるために芯材5の配設位置を、フランジ11の先端方向に引き上げて近づけると、フランジ11が持ち上がり、前記外観品質を損なう隙間Hの発生を防止することができない。
一方、前記特開2005−13622号公報などに開示されている従来品はアームレストの上面に有するカップホルダーのフランジとアームレストの側面との間が狭く、その間を被覆する表皮を芯材と、フランジとで挟持するものにおいては、全く利用できない。これは表皮の内側にプレートを設けているため、プレートと芯材との接触による異音などが発生し、アームレストの側面を構成する表皮に接ぎ合わせることができないためである。
そこで、本発明は前記各従来品による不具合を解消することを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るカップホルダー付アームレストは、フランジ付カップホルダーを上面に埋設する発泡体製パッドと、カップホルダーを除くパッドの表面を被覆する表皮材と、発泡体製ワディングの積層体からなる表皮と、前記カップホルダーのフランジ下方に固設する芯材とを有するアームレストにおいて、前記表皮はアームレストの左右両側面を形成する側面表皮と、この側面表皮に接ぎ合わされ前記カップホルダーのフランジの内面側に端末を有する上面表皮とを有し、該上面表皮における前記側面表皮に折り返して接ぎ合わせる端末に、前記カップホルダーのフランジ下方に延設して前記芯材とフランジとの間に挟み込まれる延設部を設けて、カップホルダーのフランジと上面表皮との間の隙間の発生を防止してなる構成である。
そして、前記上面表皮の延設部はワディングのみで形成するようにするのが好ましい。
本発明によれば、カップホルダーのフランジと芯材との間に上面表皮の延設部が介在するため、この延設部を構成するワディングの弾力によって、カップホルダーのフランジと上面表皮の表面との間に前記隙間が発生しない。
加えて、従来品の上面表皮の端末に延設部を延長すればよいため、構造が簡単で低原価で提供できる。
以下、本発明の実施の一例を図1、図2に基づいて説明する。
図1は、本発明の要部を示し、本発明は前記従来品に対して上面表皮2の側面表皮3側の端末に、延設部23を設け、この延設部23を前記芯材5で挟みこむようにした構造である。
即ち、延設部23を除く部分は前記図3−図5に示す従来品と同一構造であり、その説明を省略する。
図示する延設部3は無於をなくすため、表皮材21と発泡体製ワディング21の積層体からなる上面表皮2におけるワディング21のみを延長したものであるが、両者とも延長して延設部3としてもよい。
前記上面表皮2は前記従来品と同様に、側面表皮3側の端末を折り返し、その折り返した表皮材21A、ワディング22Aを縫糸201で一体に縫着すると共に縫糸202で側面表皮3を接ぎ合わせるが、上面表皮2の折り返したワディング22Aには前記延設部23が一体に設けてある。
この延設部23は芯材5に支持される位置までワディング22Aを延長して形成している。
図2は表皮材21とワディング22とを積層して上面表皮2を形成する前の状態を示す。
この表皮材21にはカップホルダー1が埋設できるように、スリット21B、21B…がH字状に設けてあり、その幅W2(略図1に示すアームレストARの上面における短手方向の幅)は全体に均一に形成されている。この図示する表皮材21の左右端末21C、21Cが前記側面表皮3に接ぎ合わされる。
一方、この表皮材21の裏面に接着されるワディング22は、その幅W2が表皮材21の幅W2と同一であるが、カップホルダー1を埋設する部分の幅W1は前記延設部23、23分広く裁断されている。
図中22Bは、カップホルダー1を挿着するための窓孔、23C、23Cは、このワディング22に延設した延設部23、23の端末、22C、22Cは窓孔22Bの左右の端末を各々示す。
従って、前記延設部23は図1に示すように、芯材5に支持され、上面表皮2と共に、芯材5とカップホルダー1のフランジ11に挟持される。
なお、上面表皮2はパッド4は接着して固定してもよい。
そのため、延設部23の弾性により、上面表皮2とカップホルダー1のフランジ11との間に、アームレストARの外観品質を損なう隙間が発生しない。
なお、芯材5はワイヤなどの剛性部材で、カップホルダー1の周縁に沿って環状に、且つ、パッド4に一体に埋設、若しくはパッド4に連結部材を介して取付けられている。
本発明の要部の断面図。 本発明に使用する上面表皮の分解平面図。 従来のカップホルダー付アームレストの斜視図。 図3のIV−IV線断面図。 図4のA部の拡大図。
符号の説明
1…カップホルダー、11…カップホルダーのフランジ、2…上面表皮、21…表皮材、22…ワディング、23…延長部、3…側面表皮、4…パッド、5…芯材。

Claims (2)

  1. フランジ付カップホルダーを上面に埋設した発泡体製パッドと、カップホルダーを除くパッドの表面を被覆する表皮材と発泡体製ワディングの積層体からなる表皮と、前記カップホルダーのフランジ下方に固設する芯材とを有するアームレストにおいて、
    前記表皮はアームレストの左右両側面を形成する側面表皮と、この側面表皮に接ぎ合わされ前記カップホルダーのフランジの内面側に端末を有する上面表皮とを有し、該上面表皮における前記側面表皮に折り返して接ぎ合わせる端末に、前記カップホルダーのフランジ下方に延設して前記芯材とフランジとの間に挟み込まれる延設部を設けて、カップホルダーのフランジと上面表皮との間の隙間の発生を防止してなるカップホルダー付アームレスト。
  2. 前記上面表皮の延設部はワディングのみで形成されている請求項1記載のカップホルダー付アームレスト。













JP2008013400A 2008-01-24 2008-01-24 カップホルダー付アームレスト Pending JP2009173146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013400A JP2009173146A (ja) 2008-01-24 2008-01-24 カップホルダー付アームレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013400A JP2009173146A (ja) 2008-01-24 2008-01-24 カップホルダー付アームレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009173146A true JP2009173146A (ja) 2009-08-06

Family

ID=41028755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013400A Pending JP2009173146A (ja) 2008-01-24 2008-01-24 カップホルダー付アームレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009173146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051476A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Suzuki Motor Corp アームレスト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051476A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Suzuki Motor Corp アームレスト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8231173B2 (en) Armrest with cup holder
US10384573B2 (en) Vehicle seat
WO2016051843A1 (ja) ワディング材付シートの表皮構造およびワディング材付シートの表皮製造方法
JP6059086B2 (ja) ヘッドレスト
JP2015013533A (ja) シートクッション
US20170305317A1 (en) Vehicle seat
JP2009173146A (ja) カップホルダー付アームレスト
JP2006262959A (ja) シートのトリムカバー
JP2021154850A (ja) ステアリングホイール
JP7013328B2 (ja) シート
JP2010175312A (ja) 着座検知装置
JP2005323703A (ja) シートの表皮
JP7372645B2 (ja) シート
KR102243005B1 (ko) 의자 제조 방법
JP5668615B2 (ja) 車両用シートカバー構造
JP2011115443A (ja) 車両用シート
JP5642491B2 (ja) 自動車シートに用いるトリム・カバー・アッセンブリの縫合せ方法およびトリム・カバー・アッセンブリ
JP2017080013A (ja) 車両用シート及びその製造方法
JP5531590B2 (ja) 車両用シート
JP6533156B2 (ja) 車両用シート
JP2004306869A (ja) 車両用シートクッション
WO2015083295A1 (ja) 車両用座席
JP4629402B2 (ja) 自動車シートに用いる表皮
JP4556487B2 (ja) 表皮端部の接合構造
JP2016112179A (ja) シート