JP2009170061A - 回折格子、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

回折格子、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】対物レンズが光ピックアップ装置駆動方向直線上にディスク回転中心がない場合であっても、安定したサーボ信号を得ることが可能な光ピックアップ装置およびこれを搭載した光ディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスクから反射した光ビームを回折格子により、光ビームを分割して検出する。回折格子には、第1から6の領域があり、第1領域と第2領域、第3領域と第5領域、第4領域と第6領域は回折格子の中心に対して点対称である。また、第1領域は、第4領域と第5領域の間に挟まれており、第2領域は、第3領域と第6領域の間に挟まれている。さらに、第1領域と第2領域の中心は、光ピックアップ装置駆動方向に対して垂直な方向に距離dの間隔で配置されている。
【選択図】 図11

Description

本発明は、回折格子、光ピックアップ装置、光ディスク装置に関する発明である。
本技術分野の背景技術としては、例えば特許文献1(特開2004−281026号公報)と特許文献2(特開2006−31913号公報)がある。
特許文献1(特開2004−281026号公報)には、課題として「TE信号振幅の変動量をΔPP=(振幅a−振幅b)/(振幅a+振幅b)と定義し、上記のような従来の構成によってTE信号を検出する場合、変動量ΔPPは0.69、ずれoft1は+33nm、ずれoft2は−33nmと、大きな値を示す。このようにTE信号振幅の変動量ΔPPが大きく変動すると、トラックTn−1及びTnではトラッキング制御の利得が低下して、トラッキング制御が不安定になり、情報を信頼性高く記録及び再生することができないという問題があった。」にと記載があり、解決手段として「本発明に係るさらに他の光情報装置は、光ビームを出射する光源と、前記光源から出射された光ビームをトラックを有する光記憶媒体上に集光する集光手段と、前記光記憶媒体で反射・回折された光ビームを分岐する分岐手段と、前記分岐された光ビームを複数の領域によって分割する分割手段と、前記分割手段で分割された光ビームを検出し、検出した光量に応じて電流信号を出力する複数の検出領域を有する光検出手段と、前記光検出手段から出力された電流信号を電圧信号に変換する複数の変換手段と、前記分割手段に配置された前記複数の領域のうち、トラッキング誤差信号成分を主に含む領域を第1の領域とし、トラッキング誤差信号のオフセット成分を主に含む領域を第2の領域とし、前記第1の領域から得られる電圧信号から、前記第2の領域から得られる電圧信号に係数をかけて差し引くことでトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成手段とを備え、前記第1の領域を通った光ビームが前記光検出手段に到達する効率に比べて、前記第2の領域を通った光ビームが前記光検出手段に到達する効率が高いことを特徴とする。」と記載がある。
特開2004−281026号公報 特開2006−31913号公報
光ピックアップ装置は、一般に光ディスク内にある所定の記録トラック上に正しくスポットを照射するため、フォーカス誤差信号の検出により対物レンズをフォーカス方向に変位させてフォーカス方向に調整が行われる他、トラッキング誤差信号を検出して対物レンズをディスク状記録媒体の半径方向へ変位させてトラッキング調整が行われる。これらの信号により対物レンズの位置制御が行われる。
このうちトラッキング誤差信号検出方法として、プッシュプル方式が知られているが、対物レンズの光ピックアップ装置駆動方向への変位により大きな直流変動(以下DCオフセットと呼ぶ)が生じやすいという課題がある。このため特許文献1では、トラッキング成分を主として含む光ビームとトラッキング成分を含まない光ビームとを分割手段を用いて分割検出し、両者を差動演算することでDCオフセットを抑制したトラッキング誤差信号を検出している。ところが、ディスクの走査半径位置によって相対的なトラック角度が変化して見える場合には、本来トラッキング成分を補正するための領域にトラッキング成分が検出されるため、差動演算するとトラッキング成分の一部まで減ることになる。これにより、トラッキング制御時のゲイン低下を招き、安定したトラッキング制御が行えなくなる課題がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、安定したサーボ信号を得ることが可能な光ピックアップ装置およびこれを搭載した光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的は、特許請求の範囲に記載の発明によって達成できる。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば次のとおりである。
本発明に従う光ピックアップ装置は、レーザ光を出射する1つ以上の半導体レーザと、前記半導体レーザから出射された光束を集光して第1の光ディスクに集光する第1の対物レンズと、前記半導体レーザから出射された光束を集光して第2の光ディスクに集光する第2の対物レンズと、第2の光ディスクから反射した光束を分岐する回折格子と、前記回折格子により分岐された光束を受光する複数の受光面を有する光検出器と、前記第1の光ディスクおよび前記第2の光ディスクの半径方向に駆動する駆動機構と、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズは前記駆動方向に対して略垂直な方向に並べて搭載されており、かつ前記第1の対物レンズのレンズ中心は前記第1の光ディスクの中心から駆動方向に伸びる軸の軸上に配置しており、前記回折格子は、領域1、領域2、領域3、領域4、領域5、領域6の6領域を有しており、前記回折格子の領域1、領域2は前記回折格子の中心に対して点対称であり、前記回折格子の領域3、領域5は前記回折格子の中心に対して点対称であり、前記回折格子の領域4、領域6は前記回折格子の中心に対して点対称であり、前記回折格子の領域1は、領域3と領域6の間に挟まれており、前記回折格子の領域2は、領域4と領域5の間に挟まれており、前記回折格子の領域1と領域2の中心部は、前記駆動方向に対して垂直な方向に距離dの間隔で配置されている。
本発明によれば、対物レンズが光ピックアップ装置駆動方向直線上にディスク回転中心がない場合であっても、安定したサーボ信号を得ることが可能な光ピックアップ装置およびこれを搭載した光ディスク装置を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1の実施例に係る光ピックアップ装置の一例を示したものである。
光ピックアップ装置1は、図1のように駆動機構7によって光ディスク100の半径方向に駆動することができるように構成されている。また光ピックアップ装置上のアクチュエータ5には対物レンズ2と対物レンズ3が搭載されており、対物レンズ3の光ピックアップ装置駆動方向の直線上には、ディスク回転中心があるが対物レンズ2の光ピックアップ装置駆動方向の直線上には、ディスク回転中心はない。
ここで、例えば対物レンズ3をDVD/CD、対物レンズ2をBD対物レンズとして説明を行う。
上記のような光ピックアップ装置において、図2は光学系について示している。
まず、DVD/CD光学系について説明する。
二波長半導体レーザ40からは、波長略650nmの光ビームと785nmの光ビームが発散光として出射される。半導体レーザ40から出射した光ビームは補助レンズ41、回折格子42を経てビームスプリッタ43を反射する。ビームスプリッタ43を反射した光ビームは、ビームスプリッタ53を透過、コリメートレンズ51により略平行な光ビームに変換される。コリメートレンズ51を透過した光ビームはビームエキスパンダ54、立ち上げミラー45、1/4波長板46を透過後、アクチュエータ5に搭載された対物レンズ3により光ディスク100上に集光される。
光ディスク100により反射した光ビームは、対物レンズ3、1/4波長板46、立ち上げミラー45、ビームエキスパンダ54、コリメートレンズ51、ビームスプリッタ53、ビームスプリッタ43を透過し、検出レンズ47を経て、光検出器48で検出される。CDについても同様であるため省略する。
次にBD光学系について説明する。半導体レーザ50からは、波長略405nmの光ビームが発散光として出射される。半導体レーザ50から出射した光ビームはビームスプリッタ52、偏光回折格子11(以下、回折格子と呼ぶ)を透過、ビームスプリッタ53を反射する。
ビームスプリッタ53を反射した光ビームはコリメートレンズ51により略平行な光ビームに変換される。コリメートレンズ51を透過した光ビームはビームエキスパンダ54に入射する。ビームエキスパンダ54は、光ビームの発散・収束状態を変えることで、光ディスク100のカバー層の厚み誤差による球面収差を補償することに使用される。ビームエキスパンダ54を出射した光ビームは立ち上げミラー45を透過、立ち上げミラー55を反射、1/4波長板56を透過後、アクチュエータ5に搭載された対物レンズ2により光ディスク100上に集光される。
光ディスク100により反射した光ビームは、対物レンズ2、1/4波長板56、立ち上げミラー55、立ち上げミラー45、ビームエキスパンダ54、コリメートレンズ51、ビームスプリッタ53を経て、回折格子11に入射する。回折格子11により光ビームは複数の領域に光束が分割されて、それぞれ異なった方向に進行し、検出レンズ12に入射する。検出レンズ12では非点収差が与えられ、光検出器10に入射することで非点収差方式によるフォーカス誤差信号を検出する。光検出器10上には、例えば図3のように複数の受光部が形成されており、それぞれの受光部には回折格子11によって分割された光束が照射される。そして、受光部に照射された光量に応じて光検出器10から電気信号が出力され、これらの出力を演算して再生信号であるRF信号やフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号が生成される。
このような構成において、例えば回折格子11が特許文献1のような回折格子のパターンであった場合、以下の問題が発生する。
まず、特許文献1のトラッキング誤差信号検出方法について説明する。トラッキング成分は、光ディスク上のトラックを反射した際の0次回折光と±1次光の干渉領域(以下、トラッキング領域と呼ぶ)を検出し、差動演算することで生成される。図4に特許文献1の回折格子と光ビームの関係を示す。図4(a)は対物レンズが変位していない場合、(b)は対物レンズが変位した場合を示している。図中の実線は回折格子の分割線を示しており、2点鎖線は回折格子上の光ビーム、斜線部はトラッキング領域を示している。
ここで、回折格子領域d1、d2、d3、d4、d5、d6を回折した光ビームは、図3に示す光検出器の受光面k1、k2、k3、k4、k5、k6にそれぞれ入射する。また、回折格子を透過した光ビームは受光面M1、M2、M3、M4に入射する。この受光面k1、k2、k3、k4、k5、k6、M1、M2、M3、M4から得られた電気信号をD1、D2、D3、D4、D5、D6、A,B、C、Dとするとフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号、RF信号は以下の式で表せる。
Figure 2009170061
なお、ktは対物レンズが変位した際にトラッキング誤差信号でDC成分を発生させないようにする係数である。
トラッキング成分はトラッキング領域で生成されることからD1、D2の差動信号がトラッキング信号となる。ただし、ディスク上のスポットがトラックに追従するために対物レンズが、光ピックアップ装置駆動方向に変位した場合、図4(b)のように回折格子上で光ビームが変位するため、D1、D2の差動信号にDCオフセットが発生する。このDCオフセットを抑制するために、D3、D4、D5、D6の信号を用いている。D3、D4、D5、D6の信号は主にトラッキング成分を含まないため、(D3ーD4)+(D5ーD6)の演算をするとDCオフセットのみが検出される。このため、上記演算を行うとDCオフセットの発生しない安定したトラッキング誤差信号が得られるのである。
図2のような本発明の構成では、対物レンズ2は光ピックアップ装置方向の直線上には、ディスク回転中心はないため、光ディスク100上のトラック角度が図5のように内位置、外周位置で変化する。このため、特許文献1の構成をそのまま適応するとディスク半径位置によってトラッキング誤差信号振幅が図6のように変動する。この変動について以下説明する。
トラッキング領域は、上記したようにディスク上トラックを反射した際の0次回折光と±1次光の干渉領域である。このため、ディスク上のトラックが回転してしまうとそれに伴って、トラッキング領域も回転する。図7は内周位置、外周位置での回折格子のパターンと光ビームとの関係を示したもので、(a)が内周位置、(b)が外周位置の場合を示している。図中の実線は回折格子の分割線を示しており、2点鎖線は回折格子上の光ビーム、斜線部はトラッキング領域を示している。このようにトラッキング領域が回転してしまうと電気信号のD4、D6にトラッキング成分が発生してしまう。このため、トラッキング誤差信号演算を行うと振幅が劣化してしまうのである。これにより、図6のようにトラッキング誤差信号は内周位置、外周位置で変動してしまう。この変動は、トラッキング制御のゲインの劣化を招き、トラッキング制御を不安定にさせる要因となってしまう。
それに対し、特開2006−31913号公報(特許文献2)では図8のように特許文献1の回折格子の分割を回転させることにより、内周位置から外周位置においての図9のようにトラッキング誤差信号の変動を抑制している。しかし、回折格子を傾けた場合においても同様の問題が発生する。それについて以下説明する。
図10に特許文献2の構成での内周、中周、外周位置での光ビームと回折格子の関係を示す。図10(a)、(b)、(c)は、それぞれ図9a点、b点、c点の場合のスポットと回折格子の関係を示している。ここで、図10(a)、(c)は回折格子領域d3、d4、d5、d6にトラッキング領域が入射してしまうため、図9b点に対し、a点、c点に移動することでトラッキング誤差信号振幅が変動している。ただし、特許文献1に対し、角度が付いていることでトラッキング誤差振幅の変動量を低減している。ところが、ディスク上のスポットがトラックに追従するために対物レンズ2が、光ピックアップ装置駆動方向(図10矢印)に変位すると回折格子領域d3、d4、d5、d6にトラッキング領域が入射してしまう(図中o100部分)。この結果、電気信号のD3、D4、D5、D6にさらにトラッキング成分が発生してしまい、トラッキング誤差信号振幅が変動してしまう。これにより、トラッキング制御のゲインの劣化を招き、トラッキング制御を不安定にさせる要因となってしまう。
この課題に対し、本実施形態では、一例として、図11のような回折格子としている。ここに示す回折格子においては、回折格子領域d1(第1領域)、d2(第2領域)、d3(第3領域)、d4(第4領域)、d5(第5領域)、d6(第6領域)の6つの領域から構成されており、回折格子中心600に対してd1とd2が点対称、d3とd5が点対称、d4とd6が点対称となっている。そして、この回折格子は特許文献2のように回折格子の領域を単純に回転させるのではなく、回折格子領域d1とd2の中心を光ピックアップ装置駆動方向に対して垂直な方向に距離dずらしていることを特徴としている。このような回折格子にすることでディスク内周位置から外周位置において図12のようにトラッキング誤差信号振幅の変動を抑制することが可能となる。さらに、本発明の回折格子は特許文献2に対し、レンズの変位に強いことを特徴の一つとしている。
図13に本発明の構成での内周、中周、外周位置での光ビームと回折格子の関係を示す。図13(a)、(b)、(c)は、それぞれ図12a点、b点、c点の場合のスポットと回折格子の関係を示している。ここで、図13(a)、(c)は回折格子領域d3、d4、d5、d6にトラッキング領域が入射してしまうため、図12b点に対し、a点、c点に移動することでトラッキング誤差信号振幅が変動している。ただし、特許文献1に対し、回折格子領域d1、d2の位置が光ピックアップ装置駆動方向に対して垂直な方向にずれていることでトラッキング誤差振幅の変動量を低減している。
ここで、特許文献2では図13のo200に相当する部分が対物レンズの変位に伴って回折格子領域d3、d4、d5、d6に入射していた。それに対し、本発明の場合には、ディスク上のスポットがトラックに追従するために対物レンズが、光ピックアップ装置駆動方向(図11矢印)に変位しても回折格子領域d3、d4、d5、d6に入射するトラッキング領域は変化しない。これは、対物レンズ変位方向に平行に回折格子の領域を配置しているためである。これにより、対物レンズが変位した場合であっても安定したトラッキング誤差信号が検出できる。
ここで回折格子の距離dについては、図5に示したθ1、θ2および回折格子上の光ビーム有効径Dによって以下の式で表せる。
Figure 2009170061
この距離dは、θ1傾いたことによるトラッキング領域の対物レンズ変位方向と垂直な方向への変化量(D×sinθ1)とθ2傾いたことによるトラッキング領域の対物レンズ変位方向と垂直な方向への変化量(D×sinθ2)の間であれば効果が得られることを示している。
このように回折格子領域d1とd2を光ピックアップ装置駆動方向に対して垂直な方向に距離dずらすことで内周、外周位置におけるトラッキング誤差信号振幅の変化や対物レンズの変位によるトラッキング誤差信号振幅の変化を最小限に抑えることが可能となる。なおここでは、図11のような形状で説明したがトラッキング領域を回折し、検出するための回折格子領域がトラッキング領域方向にずれていれば同様の効果が得られるため、例えば回折格子の形状が図14のように回折格子領域d7(第7領域)を有する形状であってもよい。
また、本実施例では非点収差方式でのフォーカス誤差信号検出方式で説明したが、ナイフエッジ方式やスポットサイズ方式などの他の方式を用いても同様の効果が得られることは言うまでもなく検出方式および検出器には依存しない。さらに、本実施例では回折格子11は偏光回折格子としたが、例えばビームスプリッタ52と検出レンズ12間に普通の回折格子を配置しても良いことは言うまでもない。
図15は本発明の第2の実施例に係る光ピックアップ装置の光学系について示している。なお、DVD/CD光学系は実施例1と同様であるため説明は省略し、構成の異なるBD光学系についてのみ説明する。
半導体レーザ50からは、波長略405nmの光ビームが発散光として出射される。半導体レーザ50から出射した光ビームはビームスプリッタ52、偏光回折格子11(以下、回折格子と呼ぶ)を透過、ビームスプリッタ53を反射する。
ビームスプリッタ53を反射した光ビームはコリメートレンズ51により略平行な光ビームに変換される。コリメートレンズ51を透過した光ビームはビームエキスパンダ54に入射する。ビームエキスパンダ54は、光ビームの発散・収束状態を変えることで、光ディスク100のカバー層の厚み誤差による球面収差を補償することに使用される。ビームエキスパンダ54を出射した光ビームは立ち上げミラー45を透過、立ち上げミラー55を反射、1/4波長板56を透過後、アクチュエータ5に搭載された対物レンズ2により光ディスク100上に集光される。
光ディスク100により反射した光ビームは、対物レンズ2、1/4波長板56、立ち上げミラー55、立ち上げミラー45、ビームエキスパンダ54、コリメートレンズ51、ビームスプリッタ53を経て、回折格子11に入射する。回折格子11により光ビームは複数の領域に光束が分割されて、それぞれ異なった方向に進行し、光検出器10に入射する。光検出器10上には複数の受光部が形成されており、それぞれの受光部には回折格子11によって分割された光束が照射され、受光部に照射された光量に応じて光検出器10から電気信号が出力される。これらの出力を演算して再生信号であるRF信号やフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号が生成される。
このような光学系構成において、図16は回折格子11、図17は検出器10を示している。回折格子10は領域daとdb(第1領域)、dcとdd(第2領域)、de(第4領域)、df(第5領域)、dg(第6領域)、dh(第3領域)、diとdjとdkとdl(第7領域)の7つの領域から構成されており、回折格子中心600に対してda、dbとdc、ddが点対称、deとdgが点対称、dfとdhが点対称となっている。このうち回折格子領域da、db、dc、dd、de、df、dg、dhを回折した+1次光が図17中の受光面a1、b1、c1、d1、e1、f1、g1、h1にそれぞれ入射する。そして、回折格子領域di、dkを回折した+1次光が図17中の受光面ik1に入射し、dj、dlを回折した+1次光が図17中の受光面jl1に入射する。また、回折格子領域da、db、dc、ddのー1次光は受光面r、s、t、uに入射し、回折格子領域de、df、dg、dhのー1次光はそれぞれ受光面e2、f2、g2、h2にそれぞれ入射する。なお、回折格子領域i1、j1、k1、l1はブレーズ化されており+1次光のみが発生する。
ここで、受光面a1、b1、c1、d1、e1、f1、g1、h1、ik1、jl1、r、s、t、u、e2、f2、g2、h2から得られた電気信号をA1、B1、C1、D1、E1、F1、G1、H1、IK1、JL1、R、S、T、U、E2、F2、G2、H2とするとフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号、RF信号は以下の式で表せる。
Figure 2009170061
なお、ktは対物レンズが変位した際にトラッキング誤差信号でDC成分を発生させないようにする係数である。
この式のトラッキング誤差信号検出方法は、実施例1で示した図11の回折格子を分割して検出しただけであって、同様の検出方法であることがわかる。すなわち、対物レンズ2は光ピックアップ装置駆動方向の直線上には、ディスク回転中心はない本構成であっても図16の回折格子を用いることにより、内周位置、外周位置であっても安定したトラッキング誤差信号が検出できる。このとき距離dについては図16の太線で示すように回折格子上のトラッキング領域を含む回折格子領域で判断される。また、回折格子は図14のような形状であってもよい。
実施例3では、光ピックアップ装置1を搭載した、光学的再生装置について説明する。図18は光学的再生装置の概略構成である。光ピックアップ装置1は、光ディスク100の半径方向に沿って駆動できる機構が設けられており、アクセス制御回路172からのアクセス制御信号に応じて位置制御される。
レーザ点灯回路177からは所定のレーザ駆動電流が光ピックアップ装置1内の半導体レーザに供給され、半導体レーザからは再生に応じて所定の光量でレーザ光が出射される。なお、レーザ点灯回路177は光ピックアップ装置1内に組み込むこともできる。
光ピックアップ装置1内の光検出器から出力された信号は、サーボ信号生成回路174および情報信号再生回路175に送られる。サーボ信号生成回路174では前記光検出器からの信号に基づいてフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号ならびにチルト制御信号などのサーボ信号が生成され、これを基にアクチュエータ駆動回路173を経て光ピックアップ装置1内のアクチュエータを駆動して、対物レンズの位置制御がなされる。
前記情報信号再生回路175では、前記光検出器からの信号に基づいて光ディスク100に記録されている情報信号が再生される。
前記サーボ信号生成回路174および情報信号再生回路175で得られた信号の一部はコントロール回路176に送られる。このコントロール回路176にはスピンドルモータ駆動回路171、アクセス制御回路172、サーボ信号生成回路174、レーザ点灯回路177、球面収差補正素子駆動回路179などが接続され、光ディスク100を回転させるスピンドルモータ180の回転制御、アクセス方向およびアクセス位置の制御、対物レンズのサーボ制御、光ピックアップ装置1内の半導体レーザ発光光量の制御、ディスク基板厚さの違いによる球面収差の補正などが行われる。
実施例4では、光ピックアップ装置1を搭載した、光学的記録再生装置について説明する。図19は光学的記録再生装置の概略構成である。この装置で前記図19に説明した光学的情報記録再生装置と相違する点は、コントロール回路176とレーザ点灯回路177の間に情報信号記録回路178を設け、情報信号記録回路178からの記録制御信号に基づいてレーザ点灯回路177の点灯制御を行って、光ディスク100へ所望の情報を書き込む機能が付加されている点である。
以上、本発明に従う光ピックアップ及び光ディスク装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良や変形を行うことができる。
実施例1における光ピックアップ装置と光ディスクの配置を説明する図である。 実施例1における本発明の光学系を説明する図である。 実施例1における本発明の光検出器を説明する図である。 特許文献1のトラッキング誤差信号検出方式を説明する図である。 内外周位置におけるトラック角度変化を示す図である。 特許文献1の構成でのディスク内外周におけるトラッキング誤差信号振幅変動を示す図である。 特許文献1の構成の課題を説明する図である。 特許文献2のトラッキング誤差信号検出方式を説明する図である。 特許文献2の構成でのディスク内外周におけるトラッキング誤差信号振幅変動を示す図である。 特許文献2の構成の課題を説明する図である。 実施例1における本発明の回折格子を説明する図である。 実施例1における本発明の効果を説明する図である。 実施例1における本発明の効果を説明する図である。 図11以外の回折格子を説明する図である。 実施例2における本発明の光学系を説明する図である。 実施例2における本発明の回折格子を説明する図である。 実施例2における本発明の光検出器を説明する図である。 実施例3における光学的再生装置を説明する図である。 実施例4における光学的記録再生装置を説明する図である。
符号の説明
1:光ピックアップ装置、2:対物レンズ、3:対物レンズ、5:アクチュエータ、7:駆動機構、10:光検出器、11:偏光回折格子、40:半導体レーザ、41:コリメートレンズ、42:回折格子、43:ビームスプリッタ、45:立ち上げミラー、46:1/4波長板、47:検出レンズ、48:光検出器、50:半導体レーザ、51:コリメートレンズ、52:ビームスプリッタ、53:ビームスプリッタ、54:ビームエキスパンダ、55:立ち上げミラー、100:光ディスク、171:スピンドルモータ駆動回路、172:アクセス制御、173:アクチュエータ駆動回路、174:サーボ信号生成回路、175:情報信号再生回路、176:コントロール回路、177:レーザ点灯回路、178:情報記録回路、179:球面収差補正素子駆動回路、180:スピンドルモータ

Claims (10)

  1. 光ピックアップ装置であって、
    レーザ光を出射する1つ以上の半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射された光束を集光して第1の光ディスクに集光する第1の対物レンズと、
    前記半導体レーザから出射された光束を集光して第2の光ディスクに集光する第2の対物レンズと、
    第2の光ディスクから反射した光束を分岐する回折格子と、
    前記回折格子により分岐された光束を受光する複数の受光面を有する光検出器と、
    前記第1の光ディスクおよび前記第2の光ディスクの半径方向に駆動する駆動機構と、
    前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズは前記駆動方向に対して略垂直な方向に並べて搭載されており、
    かつ前記第1の対物レンズのレンズ中心は前記第1の光ディスクの中心から駆動方向に伸びる軸の軸上に配置しており、
    前記回折格子は、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域、第5領域、第6領域の6領域を有しており、
    前記回折格子の第1領域、第2領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第3領域、第5領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第4領域、第6領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第1領域は、第4領域と第5領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第2領域は、第3領域と第6領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第1領域と第2領域の中心部は、前記駆動方向に対して垂直な方向に距離dの間隔で配置されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 光ピックアップ装置であって、
    レーザ光を出射する1つ以上の半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射された光束を集光して第1の光ディスクに集光する第1の対物レンズと、
    前記半導体レーザから出射された光束を集光して第2の光ディスクに集光する第2の対物レンズと、
    第2の光ディスクから反射した光束を分岐する回折格子と、
    前記回折格子により分岐された光束を受光する複数の受光面を有する光検出器と、
    前記第1の光ディスクおよび前記第2の光ディスクの半径方向に駆動する駆動機構と、
    前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズは前記駆動方向に対して略垂直な方向に並べて搭載されており、
    かつ前記第1の対物レンズのレンズ中心は前記第1の光ディスクの中心から駆動方向に伸びる軸の軸上に配置しているおり、
    前記回折格子は、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域、第5領域、第6領域、第7領域の7領域を有しており、
    前記回折格子の第1領域、第2領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第3領域、第5領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第4領域、第6領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第1領域は、第4領域と第5領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第2領域は、第3領域と第6領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第1領域と第2領域の中心部は、前記駆動方向に対して垂直な方向に距離dの間隔で配置されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 請求項1から2のいずれか一項記載の光ピックアップ装置であって、
    前記距離dは、有効径D、最内周での前記光ディスク上のトラック角度θ1、最外周での前記光ディスク上のトラック角度θ2を用いて、
    |D×sinθ1|≧d≧|D×sinθ2|
    を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項記載の光ピックアップ装置であって、
    前記回折格子の第1領域と第2領域は、前記回折格子の中心を通り前記駆動方向に伸びる直線によって分割されることを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項記載の光ピックアップ装置と、
    前記光ピックアップ装置から出力される信号を用いてトラッキング誤差信号を生成するサーボ信号生成回路とを有する光ディスク装置であって、
    前記回折格子の第1領域に入射し、前記検出器によって検出された信号D1と、
    前記回折格子の第2領域に入射し、前記検出器によって検出された信号D2と、
    前記回折格子の第3領域に入射し、前記検出器によって検出された信号D3と、
    前記回折格子の第4領域に入射し、前記検出器によって検出された信号D4と、
    前記回折格子の第5領域に入射し、前記検出器によって検出された信号D5と、
    前記回折格子の第6領域に入射し、前記検出器によって検出された信号D6と、
    前記D1、D2、D3、D4、D5、D6で検出される信号強度を補正する係数kにより、
    式(D1−D2)−k×((D4−D3)+(D5−D6))でトラッキング誤差信号を生成することを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項記載の光ピックアップ装置と、
    前記光ピックアップ装置内における前記半導体レーザを駆動するレーザ点灯回路と、
    前記光ピックアップ装置内の前記光検出器から検出された信号を用いてフォーカス誤差信号やトラッキング誤差信号を生成するサーボ信号生成回路と、
    光ディスクに記録された情報信号を再生する情報信号再生回路とを搭載した光ディスク装置。
  7. 光束を複数に分岐する回折格子であって、
    前記回折格子は、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域、第5領域、第6領域の6領域を有しており、
    前記回折格子の第1領域、第2領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第3領域、第5領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第4領域、第6領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第1領域は、第4領域と第5領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第2領域は、第3領域と第6領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第1領域と第2領域の中心部は、第1領域と第3領域の接する軸と垂直な方向に距離dの間隔で配置されていることを特徴とする回折格子。
  8. 光束を複数に分岐する回折格子であって、
    前記回折格子は、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域、第5領域、第6領域、第7領域の7領域を有しており、
    前記回折格子の第1領域、第2領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第3領域、第5領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第4領域、第6領域は前記回折格子の中心に対して点対称であり、
    前記回折格子の第1領域は、第4領域と第5領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第2領域は、第3領域と第6領域の間に挟まれており、
    前記回折格子の第1領域と第2領域中心部は、第1領域と第3領域の接する軸と垂直な方向に距離dの間隔で配置されていることを特徴とする回折格子。
  9. 請求項7から8のいずれか一項記載の回折格子であって、
    前記回折格子の第1領域と第2領域は、前記中心を通り、第1領域と第3領域の接する軸と平行な方向に伸びる直線によって分割されることを特徴とする回折格子。
  10. 請求項7から9のいずれか一項記載の回折格子であって、
    前記距離dは、有効径D、最内周での前記光ディスク上のトラック角度θ1、最内周での前記光ディスク上のトラック角度θ2を用いて、
    D×sinθ1≧d≧D×sinθ2
    を満たすことを特徴とする回折格子。
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