JP2012178203A - 光学ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】
光ディスクを再生または記録可能な光学ヘッドにおいて、光効率が高い光学ヘッドを安価に提供する。
【解決手段】
光ビームを出射する光源と、光ビームを光ディスクへ集光する対物レンズと、分割された複数の領域を有し、前記光ディスクを反射した前記光ビームの断面を該領域毎に分割する光領域分割素子と、その光領域分割素子で分割された光ビームを受光する光検出器を備え、光領域分割素子は、複数の領域のうちの少なくとも1つの領域に、非点収差またはデフォーカス収差を付与する収差付与機能を備えさせる。
【選択図】 図1

Description

光ディスクの再生または記録可能な光学ヘッドに関する。
本技術分野の背景技術として、特開平4−119531(特許文献1)がある。この公報には、対物レンズの移動に伴うトラッキングエラー信号のオフセットの発生を防止し、安定した書き込み、再生が行える光ピックアップ装置を提供すると記載されており、これによりオフセット量を検出し、オフセットが補正されたトラッキングエラー信号を得ることができる旨が記載されている。
特開平4−119531
光ディスクでは、BD(Blu-ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)などが規格化されている。このような光ディスクを記録または再生する光学ヘッドでは、光源から、光ビームを出射し、その光ビームを対物レンズにより光ディスクに集光し、光ディスクで反射した光ビームを光検出器で検出し、検出した信号から光ディスクの再生信号、光ディスク上での光スポットと光ディスク内の案内溝(以下トラック)ずれを制御するトラックエラー信号、光ディスク上での光スポットの合焦点ずれを制御するフォーカスエラー信号などを生成している。
フォーカスエラー信号の生成には、ナイフエッジ方式、非点収差方式、スポットサイズ方式等が知られている。トラックエラー信号の生成には、光ディスク上に複数の光ビームを照射するDPP[Differential Push Pull]方式や3スポット方式、光ディスク上に1個の光ビームを照射するDPD[Differential Phase Detection]方式や1ビームDPP方式が一般的である。1ビームDPP方式は、光ディスク上に1個の光ビームを照射し、光ディスクで反射した光ビームを複数に分割してDPP方式と同様のオフセット除去が可能な方式である。光ディスク上に1個の光ビームしか照射しないため、DPP方式と比べて1ビームDPP方式は、光源から出射した光ビームを光ディスクに照射する光ビームの光効率が高い方式と言える。
さて、特許文献1では、トラックエラー信号の生成に上記した1ビームDPP方式を用いた光学ヘッドが記載されている。しかしながら特許文献1では、フォーカスエラー信号の生成については、なんら具体的な記載がない。
本発明では、高効率な1ビームDPP方式とフォーカスエラー信号の生成が可能な光学ヘッドを簡素な構成で実現する手段を提供することを目的とする。
上記目的は、その一例として特許請求の範囲に記載の構成により達成できる。
本発明によれば、光効率が高く、安価な光学ヘッドを実現することができる。
実施例1における光学ヘッド001の概略構成図を示す。 実施例1における光領域分割素子012の概略構成図を示す。 実施例1における光検出器013の概略構成図を示す。 実施例1におけるインフォーカス位置の光検出器013上の光ビームを説明する図を示す。 実施例1におけるアウトフォーカス位置の光検出器013上の光ビームを説明する図を示す。 実施例2における光領域分割素子101の概略構成図を示す。 実施例2における光検出器303の概略構成図を示す。 実施例2におけるインフォーカス位置の光検出器303上の光ビームを説明する図を示す。 実施例2におけるアウトフォーカス位置の光検出器303上の光ビームを説明する図を示す。 実施例3における光領域分割素子191の概略構成図を示す。 実施例3における光領域分割素子による光ビームの分割を説明する図を示す。 実施例4における光学ヘッド200の概略構成図を示す。
以下、図に示す実施例に基づいて詳細に説明するが、これによりこの本発明が限定されるものではない。
本発明における実施例1について図を用い説明する。ここでは1個の光源を持つ光学ヘッドを例に説明する。例えば、DVDまたはBDなどのいずれかの規格の光ディスクの記録または再生が可能な光学ヘッドに相当する。
図1は、実施例1における光学ヘッド001の概略構成図を示す図である。光源002から光ビームが発散光として図中y方向に出射される。光ディスクの情報の記録または情報の再生を行うには、一般的に半導体レーザを用いるのが一般的であり、光源002は所定の波長で出射する半導体レーザに相当するものである。
光源002から出射した光ビームは光ビームスプリッタ004に入射する。光ビームスプリッタ004は、入射した光ビームの所定光量を透過させ、その残りの光量を反射させる、すなわち光ビームを2本に分岐する光学素子である。このような機能は例えば、ハーフプリズム、偏光性プリズムなどで実現できる。
光ビームスプリッタ004に入射した光ビームのうち透過した光ビームはコリメートレンズ006に進行し、反射した光ビームはフロントモニタ005へ進行する。
コリメートレンズ006に進行した光ビームは略平行な光ビームに変換される。通常光ディスクの情報面に埃や指紋が付着することを防止する保護層がある。この保護層には厚み誤差があり、その厚み誤差により球面収差が発生し再生信号が劣化してしまう。光学ヘッドでは、球面収差を補正するためコリメートレンズを光軸方向に駆動する方法が用いられるのが一般的である。このため、コリメートレンズ006は、光軸(矢印008)の方向に移動させることができるような球面収差補正構造007を装備させることが望ましい。
また、球面収差補正は、同心円状の液晶素子によっても実現できる。このため、コリメートレンズ006を可動できる機構を取らずコリメートレンズ006の付近に液晶素子を配置してもなんら構わない。
さて、一般的に光源から出射する光ビームの光量は注入する電流に比例するが、その光量は、個別のオフセットが大きい、周辺温度により変化するなどの課題がある。光ディスクの再生、特に記録する際には光ディスクへ照射する光ビームの光量を正確に制御しなければならない。このため、光学ヘッド001は、光ビームスプリッタ004を反射し分岐された光ビームの光量をフロントモニタ005にて検出することで、光ディスク上の光量が所定値になるようフィードバック制御できる構成になっている。
コリメートレンズ006で略平行に変換された光ビームは、対物レンズ009に入射し、光ディスク011の情報面に集光照射される。
対物レンズ009はアクチュエータ010に搭載されており、少なくとも図中xとy方向に駆動させることができる。図1でxは光ディスク011の情報面にあるトラックと直交する方向を示し、yは光ディスクの情報面の法線方向を示し、zは情報面にあるトラックと平行な方向に相当する。すなわち、x方向はトラックエラー信号による制御、およびレンズシフト時の駆動に用いられ、y方向はフォーカスエラー信号による制御に用いられる。
光ディスク011で反射した光ビームは、対物レンズ009、コリメートレンズ006、を進行し光ビームスプリッタ004を反射し、光領域分割素子012に入射する。光領域分割素子012は複数の領域があり、光領域分割素子012に入射した光ビームはその断面が領域毎に分割される。
さて、本実施例では、光ビームの断面の同じ領域を光量の大小で分けることを分岐と記し、断面を領域毎に分けることを分割と記す。
例えば回折格子にて、0次と±1次の光ビームに分けること、光ビームスプリッタの透過と反射で分けることが分岐に相当する。本実施例における光領域分割素子012は領域毎に分割する素子である。
光領域分割素子012にて分割された光ビームは光検出器013の複数の受光面にて検出される。光検出器013に導かれた複数の光ビームは、光ディスク011の情報面に記録されている再生信号の生成と、トラックエラー信号およびフォーカスエラー信号など光ディスク上に照射された光スポットの位置制御信号の生成などに使用される。
光源002から光ディスク009まで進行する光路のことを往路、光ディスク011から光検出器013まで進行する光路のことを復路と以後記述する。
光領域分割素子は、例えば往路と復路が共通する光路(光ビームスプリッタと対物レンズの間)に配置しても良い。この場合、往路の光ビームが分割されないように偏光性などを利用すると良い。しかし本実施例の光領域分割素子012ように光ビームスプリッタ004と光検出器013の間に配置させることが望ましい。光領域分割素子012は、光ビームスプリッタ004と光検出器013の間に配置させることで、偏光性などを用いない無偏光性の安価な部品が用いることが可能になる。
なお、対物レンズ009で光ディスク011へ集光された光ビームが最小となる光ディスク011と対物レンズ010の図中y方向の位置関係を合焦点位置と記す。また、その合焦点位置の関係から、対物レンズ009と光ディスク011の距離が図中y方向に近づく位置関係をインフォーカス位置、対物レンズ009と光ディスク011の距離が図中y方向に遠ざかる位置関係をアウトフォーカス位置と記すこととする。
図2に光領域分割素子012の概略構成図を示す。図は、光ビームスプリッタ004から光領域分割素子012を見た図である。光領域分割素子012は、光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026、光分割領域G027の7個の領域から構成されている。光領域分割素子012に入射する光ビーム028を破線円で示した。また、光ディスクに集光された光ビーム028の断面にはトラックで発生するプッシュプルパターン029、030が通常形成されるものである。
光分割領域G027は、光ビーム028の中心を含む領域である。その光分割領域G027を通過した光ビームは所定の方向に進行方向が曲げられて、かつ非点収差が付与される。例えば、光分割領域G027の面を通過した光ビームが1次光だけ発生するブレーズ型の格子溝とし、その格子溝パターンをホログラフィック面にすることで実現できる。また例えば、格子溝はなく、シリンドリカル面として、その面を傾けることでも実現できる。
この非点収差は、フォーカスエラー信号の生成に用いられる。なお、通常の非点収差方式における光学ヘッドでは、トラックエラー信号とフォーカスエラー信号を同じ受光面から検出した信号から生成するため、非点収差を光ディスクの接線方向と45度(図中y-z面)傾けた方向に付与する必要がある。本実施例では、トラックエラー信号とフォーカスエラー信号を異なる受光面から検出した信号から生成するため、非点収差の付与方向は、任意で良い。本実施例では、光ディスクの接線方向と平行な方向の非点収差を付与した例を説明する。
光分割領域E025と光分割領域F026は、光ディスクのトラックと直交する方向(図中y)に光分割領域G027を挟んで配置された領域である。光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024は、光ディスクのトラックと平行な方向(図中z)に光分割領域G027を挟んで配置された領域である。光分割領域A021と光分割領域D024の境界と、光分割領域B022と光分割領域C023の境界とは、光ビーム028の中心と一致させるように光領域分割素子012を光学ヘッドに調整させることが望ましい。これは、トラックエラー信号を制御するときに対物レンズ009が動くと光領域分割素子012上の光ビーム028の動く方向が図中yに相当するため、このように境界を配置することにより対物レンズ009の稼動範囲内で図中左右に対してバランスさせることができるためである。
また、光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026を各々進行した光ビームは所定の方向に進行方向が曲げられる。例えば、各面を通過した光ビームが1次光だけ発生するブレーズ型の格子溝とし、その格子溝パターンを直線にすることで実現できる。また例えば、格子溝はなく、フラット面として、その面を傾けることでも実現できる。
1ビームDPP方式では、光ビームのプッシュプルパターンの面積が大きい領域と、プッシュプルパターンの面積が小さい領域とに光ビームを分割して、前者をプッシュプル信号とし、後者をオフセット信号とし、プッシュプル信号とオフセット信号の差動出力によりオフセットのないトラックエラー信号が得られる方式である。このため、光領域分割素子012は、プッシュプルパターン029、030と重なる面積が大きくなる光分割領域E025、光分割領域F026、および、プッシュプルパターン029、030と重なる面積が小さくなる光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024に分割している。
また、1ビームDPP方式では、記録、未記録の境界でトラックエラー信号に局部的なオフセットの発生を防止するため、光ビームの中央領域、すなわち光分割領域G027はトラッキングエラー信号の生成には用いない。つまり、その領域は、フォーカスエラー信号の生成に用いることが可能である。また、非点収差方式では、時にフォーカスエラー信号にプッシュプル信号が重畳されて外乱になることがある。本実施例のようにプッシュプルパターン029、030と重なる面積が小さい光分割領域G027をフォーカスエラー信号に用いることで、プッシュプル信号がフォーカスエラー信号の外乱になることを低減できる効果が得られる。
図3に光検出器013の概略構成図を示す。図は、光ビームスプリッタ004から光検出器013を見た図である。
光検出器013は、受光面S031、受光面S032、受光面S033、受光面S04、受光面S035、受光面S036、受光面S037、受光面S038、受光面S039、受光面S10040の10個の受光面から構成されている。
受光面S031は、光分割領域A021で分割された光ビームを受光する受光面である。受光面S031は光量に応じた電流を発生し、電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P041から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
受光面S032は、光分割領域B022で分割された光ビームを受光する受光面である。受光面S032は光量に応じた電流を発生し、電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P042から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
受光面S033は、光分割領域C023で分割された光ビームを受光する受光面である。受光面S033は光量に応じた電流を発生し、電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P043から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
受光面S034は、光分割領域D024で分割された光ビームを受光する受光面である。受光面S034は光量に応じた電流を発生し、電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P044から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
受光面S035は、光分割領域E025で分割された光ビームを受光する受光面である。受光面S035は光量に応じた電流を発生し、電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P045から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
受光面S036は、光分割領域F026で分割された光ビームを受光する受光面である。受光面S036は光量に応じた電流を発生し、電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P046から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
受光面S037、受光面S038、受光面S039、受光面S10040は、光分割領域G027で分割された光ビームを受光する受光面である。受光面S037と受光面S039は各々光量に応じた電流を発生し、電流加算された後に電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P047から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。受光面S038と受光面S10040は各々光量に応じた電流を発生し、電流加算された後に電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P048から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
次に光検出器013の信号から光学ヘッドで必要な信号を生成する演算について説明する。フォーカスエラー信号(FE)は(式1)、DPD方式のよるトラックエラー信号(TE1)は(式2)、1ビームDPP方式によるトラックエラー信号(TE2)は(式3)、再生信号となる信号(RF)は(式4)から生成することができる。
FE=(P−P) (式1)
TE1=(δP+δP)−(δP+δP) (式2)
TE2=[(P)−(P)]−k×(P+P−P−P) (式3)
RF=(P+P+P+P+P+P6+P+P) (式4)
上式において、Pなどは端子P041から出力された信号に相当する。DPD方式では、各出力を位相検波後演算するものであり、(式2)のδPなどは位相検波後の出力を意味するものである。(式3)の係数kはオフセットを除去するための係数であり、光分割領域E025と光分割領域F026の領域に入射した光ビームの光量と、光分割領域A021と光分割領域B022と光分割領域C023と光分割領域D024の領域に入射した光ビームの光量の比で主に決まる。
なお、本実施例では、図3のように各信号の出力を結線するような構成としたが、もちろん結線をしない等の構成にしてもなんら構わないが、上記のように結線することで、出力端子数を抑圧することができる。
次に図4、図5を用い光検出器013の受光面と光領域分割素子012で分割された光ビームとの関係について説明する。
図4は、光検出器013の受光面とインフォーカス位置の時の光領域分割素子012で分割された光ビームの関係を示した概略図である。
図5は、光検出器013の受光面とアウトフォーカス位置の時の光領域分割素子012で分割された光ビームの関係を示した概略図である。図4および図5は、どちらも光ビームスプリッタ004から光検出器013を見た図である。図4および図5の受光面は、図3の受光面と同じものであり、各受光面の符号も同じものを付与してある。また、合焦点位置のときの光ビームを破線円で示し、インフォーカス位置、またはアウトフォーカス位置のときの光ビームをハッチングされた図形で示している。
合焦点位置の時、光検出器013では光領域分割素子012で分割された光ビームが合焦点となるよう調整(図1のx方向)し組み立てると良い。本実施例においても光領域分割素子012で分割された光ビームが合焦点となることを想定しているため、合焦点位置のときの光ビームを円形状で図示したものである。
インフォーカス位置のときの光ビームは、光領域分割素子012の各領域と同じ形状となる。このため、図4でも光領域分割素子012で分割された光ビームを光領域分割素子012の領域と同じ形状で図示している。アウトフォーカス位置のときの光ビームは、光領域分割素子012の領域と光検出器013の各合焦点の位置に対して点対称な形状となる。このため、図5では光領域分割素子012で分割された光ビームを図4と合焦点の位置に対して点対称な形状で図示している。
光分割領域A021で分割された光ビーム051が、合焦点位置の時、受光面S031に照射させるように設定する。
インフォーカス位置の時、光分割領域A021で分割された光ビーム061は、図4で示すように受光面S031の左上方向に移動する。このときの光ビーム061は、光分割領域A021と同じ形状となる。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域A021で分割された光ビーム071は、図5で示すように受光面S031の右下方向へ移動する。このときの光ビーム061と光ビーム071の形状は、光ビーム051の中心と点対称になっている。
上記のように光分割領域A021で分割された光ビームは、受光面S031に対し左上右下方向に動くが、その移動方向にトラックエラー信号を生成する他の受光面は無い。すなわち、光分割領域A021で分割された光ビームはフォーカスずれがあっても他のトラックエラー信号を生成する受光面に入光することが無いと言える。
光分割領域B022で分割された光ビーム052が、合焦点位置の時、受光面S032に照射させるように設定する。
インフォーカス位置の時、光分割領域B022で分割された光ビーム062は、図4で示すように受光面S032の左下方向へ移動する。このときの光ビーム062は、光分割領域B022と同じ形状となる。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域B022で分割された光ビーム072は、図5で示すように受光面S032の右上方向へ移動する。このときの光ビーム062と光ビーム072の形状は、光ビーム052の中心と点対称になっている。
上記のように光分割領域B022で分割された光ビームは、受光面S032に対し、左下右上方向に動くが、その移動方向にトラックエラー信号を生成する他の受光面が無い。すなわち、光分割領域B022で分割された光ビームもフォーカスずれがあっても他のトラックエラー信号を生成する受光面に入光することが無いと言える。
光分割領域C023で分割された光ビーム053が、合焦点位置の時、受光面S033に照射させるように設定する。
インフォーカス位置の時、光分割領域C023で分割された光ビーム063は、図4で示すように受光面S033の右下方向へ移動する。このときの光ビーム063は、光分割領域C023と同じ形状となる。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域C023で分割された光ビーム073は、図5で示すように受光面S033の左上方向へ移動する。このときの光ビーム063と光ビーム073の形状は、光ビーム053の中心と点対称になっている。
上記のように光分割領域C023で分割された光ビームは、受光面S033に対し、右下左上方向に動くが、その移動方向にトラックエラー信号を生成する他の受光面が無い。すなわち、光分割領域C023で分割された光ビームもフォーカスずれがあっても他のトラックエラー信号を生成する受光面に入光することが無いと言える。
光分割領域D024で分割された光ビーム054が、合焦点位置の時、受光面S034に照射させるように設定する。
インフォーカス位置の時、光分割領域D024で分割された光ビーム064は、受光面S034の図4で示すように左下方向へ移動する。このときの光ビーム064は、光分割領域D024と同じ形状となる。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域D024で分割された光ビーム074は、受光面S034の図5で示すように右上方向へ移動する。このときの光ビーム064と光ビーム074の形状は、光ビーム054の中心と点対称になっている。
上記のように光分割領域D024で分割された光ビームは、受光面S034に対し、左下右上方向に動くが、その移動方向にトラックエラー信号を生成する他の受光面が無い。すなわち、光分割領域D024で分割された光ビームもフォーカスずれがあっても他のトラックエラー信号を生成する受光面に入光することが無いと言える。
光分割領域E025で分割された光ビーム055が、合焦点位置の時、受光面S035に照射させるように設定する。
インフォーカス位置の時、光分割領域E025で分割された光ビーム065は、図4で示すように受光面S035の左方向へ移動する。このときの光ビーム065は、光分割領域E025と同じ形状となる。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域E025で分割された光ビーム075は、図5で示すように受光面S035の右方向へ移動する。このときの光ビーム065と光ビーム075の形状は、光ビーム055の中心と点対称になっている。
上記のように光分割領域E025で分割された光ビームは、受光面S035に対し、左右方向に動くが、その移動方向にトラックエラー信号を生成する他の受光面が無い。すなわち、光分割領域E025で分割された光ビームもフォーカスずれがあっても他のトラックエラー信号を生成する受光面に入光することが無いと言える。
光分割領域F026で分割された光ビーム056が、合焦点位置の時、受光面S036に照射させるように設定する。
インフォーカス位置の時、光分割領域F026で分割された光ビーム066は、図4で示すように受光面S036の右方向へ移動する。このときの光ビーム066の形状は、光分割領域F026と同じ形状となる。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域F026で分割された光ビーム076は、図5で示すように受光面S036の左方向へ移動する。このときの光ビーム066と光ビーム076の形状は、光ビーム056の中心と点対称になっている。
上記のように光分割領域F026で分割された光ビームは、受光面S036に対し、右左方向に動くが、その移動方向にトラックエラー信号を生成する他の受光面が無い。すなわち光分割領域F026で分割された光ビームもフォーカスずれがあっても他のトラックエラー信号を生成する受光面に入光することが無いと言える。
光分割領域G027で分割された光ビーム057が、合焦点位置の時、受光面S037、受光面S038、受光面S039、受光面S10040の中央に照射させるように設定する。
他の領域と違い、光分割領域G027で分割された光ビーム057には非点収差が付与されているため、光検出器013上での光ビーム057の形状が大きくなっている。
インフォーカス位置の時、光ディスクの接線と平行な方向の非点収差が付与されているため、光分割領域G027で分割された光ビーム067は、図中上下方向に細長い形状になる。このとき、受光面S037と受光面S039の光量が増える。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域F026で分割された光ビーム076は、図中左右方向に細長い形状になる。このとき、受光面S038と受光面S10040の光量が増える。
上記の非点収差の原理に基づいてフォーカスエラー信号が(式1)で検出することが可能になる。
さて、近年BDやDVDなどの光ディスクでは、情報面が複数ある多層化により保存できる情報容量を増大している。そのような多層化された光ディスクでは所定の情報層を再生しているときの、他の情報層から反射した光ビームが外乱となるため、光ディスク上に複数のビームを照射するDPP方式や3スポット方式からは安定したトラックエラー信号が得られない。このため、所定の情報層から反射した光ビームとその他の情報層から反射した光ビームが光検出器上で完全に分離可能な1ビームDPP方式が近年よく用いられている。
他の情報層から反射した光ビームは、光検出器上では、インフォーカス位置またはアウトフォーカス位置により形成する光ビームに相当する。図4、図5で説明したように、インフォーカス位置またはアウトフォーカス位置により形成する光ビームは、トラックエラー信号を生成する受光面S031、受光面S032、受光面S033、受光面S04、受光面S035、受光面S036へ入光しない。このため、本実施例における光学ヘッド001においても多層化された光ディスクから安定したトラックエラー信号が生成可能であると言える。
なお、実施例1において、図3に示した受光面の配置について説明したが、1ビームDPP方式のトラックエラー信号を生成する受光面に他の情報面から反射した光ビームが外乱とならないような受光面の配置であれば良い。例えば、図3においてS032を受光面S034の左横へ、S033を受光面S031の右横へ移動させたりしてもなんらかまわない。
本発明における実施例2について図を用い説明する。ここでは実施例1の光学ヘッド001の光領域分割素子012と光検出器013の変形例について説明する。実施例2における光学ヘッドでは、光領域分割素子012と領域のパターンが異なる光領域分割素子101とした点と、光検出器013と受光面のパターンが異なる光検出器303とした2点が異なる。以降、光領域分割素子101と光検出器303について説明する。
図6は、光領域分割素子101の概略構成図を示す。図は、光ビームスプリッタ004から光領域分割素子101を見た図である。光領域分割素子101は、図に示すように光領域分割素子012とは光分割領域G027を光分割領域H127、光分割領域I128の2個の領域に分割した点が異なる。その他の領域は、光領域分割素子012と同じであるため、説明は割愛する。
光分割領域H127、光分割領域I128は、光分割領域G027をトラックと平行な方向(図中z方向)に分割したものであり、光分割領域H127と光分割領域I128との境界は、光ビームの中心と一致するように、光領域分割素子101を光学ヘッドに調整(図中z方向)させることが望ましい。光領域分割素子101が図中z方向にずれに対して、フォーカスエラー信号がバランスされるためである。
光分割領域H127を通過した光ビームは所定の方向に進行方向が曲げられて、かつインフォーカスに相当する方向のデフォーカス収差が付与される。光分割領域I128を通過した光ビームは所定の方向に進行方向が曲げられて、かつ光分割領域H127と反対のアウトフォーカスに相当する方向のデフォーカス収差が付与される。これらのデフォーカス収差は例えば、光分割領域G027の面を通過した光ビームが1次光だけ発生するブレーズ型の格子溝とし、その格子溝パターンをホログラフィック面とすることで実現できる。また例えば、格子溝はなく、球面形状として、その面を傾けることでも実現できる。このデフォーカス収差は、フォーカスエラー信号の生成に用いられる。なお、本実施例では、光分割領域G027をトラックと平行な方向に2分割した例を説明したが、例えば、田の字に4分割などにして、フォーカスエラー信号を生成しても良い。4分割にすることで、上記光領域分割素子101が図中z方向にずれに対する、フォーカスエラー信号のバランスずれを小さくする効果が得られる。上記のように分割数が少ないと光領域分割素子が製造し易い。
図7に光検出器303の概略構成図を示す。図は、光ビームスプリッタ004から光検出器303を見た図である。光検出器303は、光検出器013の受光面S037、受光面S038、受光面S039、受光面S10040を、受光面S11111、受光面S12112、受光面S13113、受光面S14114に変更した点が異なる。その他の受光面は、光検出器013と同じであるため、説明は割愛する。
受光面S11111と受光面S12112は、光分割領域H127で分割された光ビームを受光する受光面であり、受光面S13113と受光面S14114は、光分割領域I128で分割された光ビームを受光する受光面である。
受光面S11111と受光面S13113は各々光量に応じた電流を発生し、電流加算された後に電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P047から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。受光面S12112と受光面受光面S14114は各々光量に応じた電流を発生し、電流加算された後に電流/電圧変換素子(図示無し)を経て端子P048から光ビームの光量に応じた電圧を信号として出力する。
光検出器303で得られる信号から光学ヘッドに必要な信号は、上記(式1)ないし(式4)から生成することができる。
なお、本実施例では、図7のように各信号の出力を結線するような構成としたが、もちろん結線をしない等の構成にしてもなんら構わないが、上記のように結線することで、出力端子数を抑圧できる。
次に図8、図9を用い光検出器303の受光面と、光領域分割素子101の領域で分割された光ビームとの関係について説明する。
図8は、光検出器303の受光面とインフォーカス位置の時の光領域分割素子101の領域で分割された光ビームの関係を示した概略図である。
図9は、光検出器303の受光面とアウトフォーカス位置の時の光領域分割素子101の領域で分割された光ビームの関係を示した概略図である。
図8および図9は、どちらも光ビームスプリッタ004から光検出器303を見た図である。図8および図9の受光面は、図7の受光面と同じものであり、各受光面の符号も同じものを付与してある。また、合焦点位置のときの光ビームを破線円で示し、インフォーカス位置、またはアウトフォーカス位置のときの光ビームをハッチングされた図形で示している。上述したように実施例2においても光領域分割素子101で分割された光ビームが光検出器303で合焦点となることを想定している。
光領域分割素子101の光領域分割素子012と同じ領域で分割された光ビームと、その光ビームを受光する光検出器303の受光面は、光検出器013と同じであるため、説明は割愛する。
光分割領域I128で分割された光ビーム151は、合焦点位置の時、受光面S11111、受光面S12112の中央に照射させるように設定する。光分割領域I128で分割された光ビーム151にはアウトフォーカスに相当する方向のデフォーカス収差が付与されているため、光検出器303上で所定量のアウトフォーカス位置に相当する形状となっている。
インフォーカス位置の時、光分割領域I128で分割された光ビーム161は、アウトフォーカスに相当するデフォーカスが付与されていたため、付与されたデフォーカスが打ち消しあって合焦点位置に相当する円形状になる。このとき、受光面S12112の信号光量が増える。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域I128で分割された光ビーム171は、アウトフォーカスに相当するデフォーカスが付与されていたため、付与されたデフォーカスが重畳されてさらに大きな形状になる。このとき、受光面S11111の信号光量が増える。
光分割領域H127で分割された光ビーム152は、合焦点位置の時、受光面S13113、受光面S14114の中央に照射させるように設定する。光分割領域H127で分割された光ビーム152にはインフォーカスに相当する方向のデフォーカス収差が付与されているため、光検出器303上で所定量のインフォーカス位置に相当する形状、すなわち光分割領域H127と同じ形状となっている。
インフォーカス位置の時、光分割領域H127で分割された光ビーム162は、インフォーカスに相当するデフォーカスが付与されていたため、付与されたデフォーカスが重畳されてさらに大きな形状になる。このとき、受光面S14114の信号光量が増える。
アウトフォーカス位置の時、光分割領域H127で分割された光ビーム171は、アウトフォーカスに相当するデフォーカスが付与されていたため、打ち消しあって合焦点位置に相当する円形状になる。このとき、受光面S13113の信号光量が増える。
上記のいわゆるスポットサイズ方式の原理に基づいてフォーカスエラー信号が(式1)で検出することが可能になる。
なお、トラックエラー信号の生成は、実施例1の光学ヘッドと同じであるため、実施例2においても多層化された光ディスクから安定したトラックエラー信号が生成可能であると言える。
また、実施例2では、光検出器303の受光面S11111と受光面S12112が、受光面S13113と受光面S14114の左横に配置した構成を例として説明したが、もちろん左右を反対に配置するなどしても、上記で説明した光ビームのデフォーカス特性を利用したスポットサイズ方式によるフォーカスエラー信号が生成できればなんら構わない。
本発明における実施例3について図を用い説明する。ここでは、光領域分割素子の実施例について説明する。実施の一例として実施例1の光領域分割素子012のパターンを実現する光領域分割素子190について説明する。
図10は光領域分割素子190の概略構成図を示したものである。光領域分割素子190は、図に示すように光分割領域A191、光分割領域B192、光分割領域C193、光分割領域D194、光分割領域E195、光分割領域F196、光分割領域G197の7個の領域から構成されている。各々は、前述の領域分割素子012の光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026、光分割領域G027に相当する領域である。
光分割領域A191、光分割領域B192、光分割領域C193、光分割領域D194、光分割領域E195、光分割領域F196は、各々フラットな面である。また、その面の法線の方向は異ならせている。法線方向は、光検出器の受光面へ進行するように角度を設定すれば良い。このとき各境界は、段差が発生するため、その段差を通過する光ビームは外乱となる不要な光ビームとなる。このため、光検出器の受光面にその不要な光ビームが進行しないように段差の傾きを設定するなど工夫すると良い。
光分割領域G197は母線がy方向と平行な方向のシリンドリカル面としている。このように領域の形状に工夫をすることで、光分割領域G027で説明した非点収差が付与することが可能となる。また、この光分割領域G197の面の法線方向を所定の方向に傾けることで、任意の方向に光ビームを進行させることが出来る。
光領域分割素子191は、1面を複数領域に分割する構成を説明したが、もちろん例えば、光分割領域G197を裏面に配置させる2面の構成にしてもなんら構わない。
図11は光領域分割素子190の領域で光が分割される原理を説明する図である。光領域分割素子400は、光分割領域401、402の2個の領域があり、各々光ビームの光軸410の直交方向とは所定角度傾いているものである。光ビーム405が矢印415の方向から光領域分割素子400に入射すると、光分割領域401に入射した光ビーム405はスネルの屈折の法則に従い光ビームの進行方向が曲げられ、矢印416の方向に進行し、光ビーム406を形成する。このときの光ビーム406は半円形状となっている。
また光分割領域402に入射した光ビーム405はスネルの屈折の法則に従い光ビームの進行方向が曲げられ、矢印417の方向に進行し、光ビーム407を形成する。このときの光ビーム407は光ビーム405に対する光ビーム406の残りであることが分かる。すなわち、光ビーム405は2個の領域で2個の光ビームに分割されているといえる。
なお、光領域分割素子190の各領域の角度は、前述のようにスネルの屈折の法則に従うため、光線追跡などで簡単に設計することができる。
以上説明したように、光領域分割素子190は、光ビームの領域を複数に分割することができる。また、領域の形状をシリンドリカル面にすることで非点収差を付与することも可能となる。さらに形状を球面とすることで、デフォーカス収差を付与することもできる。
また、光分割領域A191、光分割領域B192、光分割領域C193、光分割領域D194、光分割領域E195、光分割領域F196などはフラットな面であることを想定しているが、もちろん任意の形状にしてもなんらかまわない。例えば、光分割領域A191、光分割領域B192、光分割領域C193、光分割領域D194、光分割領域E195、光分割領域F196にデフォーカス収差を付与すれば、光学ヘッド001の光検出器013の光領域分割素子012からの距離を近づけたり、遠ざけたりすることが出来、光学ヘッドの構造設計や電気的な配線設計の自由度を広げることができる。
本発明における実施例4について図を用い説明する。ここでは2個の光源を持つ光学ヘッドを例に説明する。すなわち波長1と波長2で規格化された光ディスクを記録または再生できる互換光ヘッドに相当するものである。例えば、DVDとBDの規格の光ディスクの記録または再生が可能なDVD、BD互換光学ヘッドなどに相当する。
図12は、実施例4における光学ヘッド200の概略構成図を示す図である。光源201から波長1の光ビーム1が発散光として出射され、光源220から波長2の光ビーム2が発散光として出射される。
まず光ビーム1について説明する。光源201から出射した光ビーム1は光ビームスプリッタ202に入射する。光ビームスプリッタ202は、入射した光ビーム1および光ビーム2を透過と反射の光ビームに分岐する光学素子である。光ビームスプリッタ202を透過した光ビーム1は補正レンズ203に進行し、その発散角度が変換される。この補正レンズ203は波長1の規格と波長2の規格の光ディスクで必要な光学倍率を変えるために配置している。なお、光学倍率が大きいと光ディスク上で集光される光スポット径は小さくなる。例えば、BDとDVDの光学倍率は大きく異なるものであるため、補正レンズを配置したことで、波長1と波長2とで光学倍率が変えることが出来る。すなわち補正レンズ203は、光ビーム1と光ビーム2の発散角度を変更できる光学素子であり、いわゆるレンズである。
補正レンズ203で発散角度が変換された光ビーム1は光ビームスプリッタ204に入射する。光ビームスプリッタ204は、光ビーム1および2を透過と反射の光ビームに分岐する光学素子である。
光ビームスプリッタ204に入射した光ビーム1のうち反射した光ビームはコリメートレンズ206に進行し、透過した光ビームはフロントモニタ205へ進行する。
コリメートレンズ206に進行した光ビーム1は略平行な光ビームに変換される。光学ヘッド200においても球面収差を補正するためコリメートレンズ206は、光軸(矢印208)の方向に移動させることができるような球面収差補正構造207を装備させることが望ましい。
また、光ビームスプリッタ204を透過した光ビーム1の光量をフロントモニタ205にて検出することで、光ディスク上の光量が所定値になるようフィードバック制御できる。
コリメートレンズ206で略平行に変換された光ビーム1は、互換対物レンズ209に入射し、波長1の規格の光ディスク1(図示無し)の情報面に集光照射される。なお互換対物レンズ209は、2個の波長に対して各々所定のNAとなる対物レンズを想定しており、このような互換対物レンズは一般的であり、詳細は割愛する。
互換対物レンズ209はアクチュエータ210に搭載されており、少なくとも光ディスクの情報面にあるトラックと直交する方向と、光ディスクの情報面の法線方向に駆動することが可能で、トラックエラー信号による制御、およびレンズシフト時の駆動やフォーカスエラー信号による制御に用いられる。
光ディスク1で反射した光ビーム1は、互換対物レンズ209、コリメートレンズ206、光ビームスプリッタ204、補正レンズ203を経て光ビームスプリッタ202を反射し、光領域分割素子212に入射する。光領域分割素子212に入射した光ビーム1はその領域毎に分割される。光領域分割素子212は、実施例1ないし3で説明した光領域分割素子のいずれかで構成させれば良い。
光領域分割素子212にて分割された光ビーム1は光検出器213の複数の受光面にて検出される。
光検出器213に導かれた複数の光ビーム1は、光ディスク1の情報面に記録されている再生信号の生成と、トラックエラー信号およびフォーカスエラー信号など光ディスク上に照射された光スポットの位置制御信号の生成などに使用される。
次に光ビーム2について説明する。光源202から出射した光ビーム2は光ビームスプリッタ204に入射する。
光ビームスプリッタ204に入射した光ビーム2のうち透過した光ビームはコリメートレンズ206に進行し、反射した光ビームはフロントモニタ205へ進行する。コリメートレンズ206に進行した光ビーム2も略平行な光ビームに変換される。また光ビーム2も球面収差補正機構207で、光ディスク上の球面収差を補正することができる。
また、光ビームスプリッタ204を反射した光ビーム2の光量をフロントモニタ205にて検出することで、光ディスク上の光量が所定値になるようフィードバック制御できる。
コリメートレンズ206で略平行に変換された光ビーム2は、互換対物レンズ209に入射し、波長2の規格の光ディスク2(図示無し)の情報面に集光照射される。光ディスク2で反射した光ビーム2は、互換対物レンズ209、コリメートレンズ206、光ビームスプリッタ204、補正レンズ203を経て光ビームスプリッタ202を反射し、光領域分割素子212に入射する。光領域分割素子212に入射した光ビーム2は、その領域毎に分割される。光領域分割素子212は、実施例1ないし3で説明した光領域分割素子のいずれかで構成させれば良い。光領域分割素子212にて分割された光ビーム1は光検出器213の複数の受光面にて検出される。光検出器213に導かれた複数の光ビーム1は、光ディスク1の情報面に記録されている再生信号の検出と、トラックエラー信号およびフォーカスエラー信号など光ディスク上に照射された光スポットの位置制御信号の検出などに使用される。
さて、光領域分割素子212には、回折を用いない光領域分割素子190のような構成のものが望ましい。回折を用いると、波長1と波長2で回折角度が大きく変わるため、波長1と波長2の両方の受光面が必要になる。例えば、波長1に対して光検出器013のパターンを設計した場合、波長2は、波長比分縮小または拡大したパターンが必要となる。
すなわち、波長毎に異なる受光面が必要となり、光検出器が複雑になる。
これに対して光領域分割素子190のような構成をもちいれば、光検出器のパターンを共通にできる効果が得られるためである。すなわち、光領域分割素子190を用いることで、光検出器013を用いることができる。
また、光分割領域素子190のようなスネルの屈折の法則に基づき、光を分割する場合、回折格子のように回折で不要な次数の光ビームが無い。このため、光分割領域素子190を用いると復路の光効率が高い点が有利であると言える。さらにDPPを用いる方式に比べ、光ディスクには1個の光ビームだけを照射するので、往路の光効率が高い点も有利であると言える。すなわち本実施例で説明した光学ヘッドにおいては、往路も復路も高い光効率が実現できるものである。
また、光学ヘッド001や光学ヘッド200では、反射ミラーなどは用いていないが、もちろん対物レンズとコリメートレンズの間に立ち上げ用の反射ミラーを配置する、光源とビームスプリッタの間に実装用の反射ミラーなどを配置するなどしてもなんら構わない。
以上説明したように、本実施例における光学ヘッドは、光ビームを出射する光源と、その光ビームを光ディスクへ集光する対物レンズと、分割された複数の領域を有し、前記光ディスクを反射した前記光ビームの断面を該領域毎に分割する光領域分割素子と、光領域分割素子で分割された光ビームを受光する光検出器を備えている。
また、光領域分割素子は、前記複数の領域のうちの少なくとも1つの領域に、非点収差またはデフォーカス収差を付与する収差付与機能を有する収差付与領域を備えている。非点収差を付与する場合は、光分割領域G027や光分割領域G197などが収差付与領域に相当する。またデフォーカス収差を付与する場合は、光分割領域H127、光分割領域I128が収差付与領域に相当する。
また、本実施例における光学ヘッドでは、前記光検出器は、光領域分割素子の収差付与領域で分割された光ビームから光ディスクに集光された光スポットの合焦点ずれをモニタするフォーカスエラー信号を少なくとも出力させている。
また、光学ヘッドでは、光検出器は、複数の領域のうち収差付与領域とは異なる領域で分割された光ビームから光ディスクに集光された光スポットと光ディスクの案内溝とのトラックずれをモニタするトラックエラー信号を生成させている。光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026が収差付与領域と異なる領域に相当するものである。
また、トラックエラー信号を生成する光ビームと前記フォーカスエラー信号を生成する光ビームを少なくとも共に用いて再生信号を生成、出力している。すなわち、(式4)で示すように光領域分割素子の収差付与領域で分割された光ビームと、光領域分割素子の収差付与領域と異なる領域で分割された光ビームから再生信号を生成、出力していることに相当している。
また、光領域分割素子の収差付与領域は、例えば収差付与領域と異なる領域で周辺が囲うように配置させる。
すなわち、例えば光領域分割素子012において、収差付与領域である光分割領域G027は、収差付与領域と異なる領域である光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026で囲われていることに相当する。また、光領域分割素子101において、収差付与領域である光分割領域H127と光分割領域I128は、収差付与領域と異なる領域である光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026で囲われていることに相当する。
前記収差付与領域は、例えば光領域分割素子の略中央を含む領域となるように配置させる。すなわち、光分割領域G027、及び収差付与領域である光分割領域H127と光分割領域I128が、光領域分割素子の略中央を含む領域に相当する。
光領域分割素子の収差付与領域は、例えば前記複数の領域のうち収差を付与しない領域で周辺を囲うように配置させる。すなわち、光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026や、光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026が収差を付与しない領域に相当する。
また、光領域分割素子を光検出器から見たとき、光領域分割素子は、光ディスクを反射した光ビームの断面を少なくとも7個の領域に分割するため、少なくとも7個の領域を設けている。すなわち、光領域分割素子012が光分割領域A021、光分割領域B022、光分割領域C023、光分割領域D024、光分割領域E025、光分割領域F026、光分割領域G027の7個で、光ビーム028を分割していることに相当する。そして、光検出器は、これらの7個の光分割領域により7個に分割された光ビームを受光する。
光領域分割素子の収差付与領域は、付与される非点収差またはデフォーカス収差の収差量が互いに異なる2個以上の領域に分割されている。すなわち、光分割領域H127を通過した光ビームがインフォーカスに相当する方向のデフォーカス収差が付与され、光分割領域I128を通過した光ビームは光分割領域H127と反対のアウトフォーカスに相当する方向のデフォーカス収差が付与されることに相当する。
また、光領域分割素子の複数の領域はそれぞれ回折格子溝を有し、収差付与領域は、所定の収差を付与するためにその回折格子溝が湾曲されたホログラフィック面である。または、複数の領域のそれぞれの法線ベクトルが異なっており、前記収差付与領域は、曲面形状である。
001・・・光学ヘッド
002・・・光源
004・・・光ビームスプリッタ
005・・・フロントモニタ
006・・・コリメートレンズ
007・・・球面収差補正構造
009・・・対物レンズ
010・・・アクチュエータ
011・・・光ディスク
012・・・光領域分割素子
013・・・光検出器
021・・・光分割領域A
022・・・光分割領域B
023・・・光分割領域C
024・・・光分割領域D
025・・・光分割領域E
026・・・光分割領域F
027・・・光分割領域G
101・・・光領域分割素子
190・・・光領域分割素子
200・・・光学ヘッド
201・・・光源
202・・・光ビームスプリッタ
203・・・補正レンズ
205・・・フロントモニタ
206・・・コリメートレンズ
207・・・球面収差補正構造
209・・・互換対物レンズ
212・・・光領域分割素子
213・・・光検出器
220・・・光源
303・・・光検出器

Claims (10)

  1. 光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームを光ディスクへ集光する対物レンズと、
    分割された複数の領域を有し、前記光ディスクを反射した前記光ビームの断面を該領域毎に分割する光領域分割素子と、
    該光領域分割素子で分割された前記光ビームを受光する光検出器を備えた光学ヘッド。
  2. 請求項1記載の光学ヘッドであって、
    前記光領域分割素子は、前記複数の領域のうちの少なくとも1つの領域に、非点収差またはデフォーカス収差を付与する収差付与機能を備えたことを特徴とする光学ヘッド。
  3. 請求項2記載の光学ヘッドであって、
    前記光検出器は、前記収差付与機能を有する収差付与領域で分割された光ビームから前記光ディスクに集光された光スポットの合焦点ずれをモニタするフォーカスエラー信号を出力することを特徴とする光学ヘッド。
  4. 請求項3記載の光学ヘッドであって、
    前記光検出器は、
    前記複数の領域のうち前記収差付与領域とは異なる領域で分割された光ビームから前記光ディスクに集光された光スポットと前記光ディスクの案内溝とのトラックずれをモニタするトラックエラー信号を生成し、
    該トラックエラー信号を生成する光ビームと前記フォーカスエラー信号を生成する光ビームを少なくとも共に用いて再生信号を生成、出力することを特徴とする光学ヘッド。
  5. 請求項4記載の光学ヘッドであって、
    前記収差付与領域は、前記複数の領域のうち収差を付与しない領域で周辺を囲まれていることを特徴とする光学ヘッド。
  6. 請求項4記載の光学ヘッドであって、
    前記収差付与領域は、前記光領域分割素子の略中央を含む領域であることを特徴とする光学ヘッド。
  7. 請求項5または6記載の光学ヘッドであって、
    前記光検出器は、前記光領域分割素子により少なくとも7個の領域に分割された光ビームを受光することを特徴とする光学ヘッド。
  8. 請求項7記載の光学ヘッドであって、
    前記収差付与領域は、付与される非点収差またはデフォーカス収差の収差量が互いに異なる2個以上の領域に分割されていることを特徴とする光学ヘッド。
  9. 請求項7記載の光学ヘッドであって、
    前記光領域分割素子の複数の領域はそれぞれ回折格子溝を有し、
    前記収差付与領域は、所定の収差を付与するためにその回折格子溝が湾曲されたホログラフィック面であることを特徴とする光学ヘッド。
  10. 請求項7記載の光学ヘッドであって、
    前記光領域分割素子は、前記複数の領域のそれぞれの法線ベクトルが異なっており、
    前記収差付与領域は、曲面形状であることを特徴とする光学ヘッド。
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