JP2009169660A - プレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーションのシステム、その方法及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】必要がある相手との間だけで、対話的コミュニケーションを行うシステム及び方法を提供する。
【解決手段】コンピュータ端末10A、10Bは、登録ユーザを記したコンタクト・リストを記憶するコンタクト・リスト記憶手段105A、105Bと、他のコンピュータ端末とで、コンタクト・リスト上のユーザを登録または削除に係る要求の受け渡しを行うプレゼンス情報制御手段102A、102Bと、コンタクト・リスト上のユーザの登録または削除に係る要求を介して他のコンピュータ端末に受け渡し、該要求に対する他のコンピュータ端末からの応答を待ってコンタクト・リスト上のユーザの登録または削除を完了するコンタクト・リスト管理手段104A、104Bと、コンタクト・リストに登録されたユーザとの間でのみユーザの存否等を示すプレゼンス情報の開示及び対話的コミュニケーションを行うコミュニケーション制御手段103A、103Bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーションのシステム、その方法及びそのプログラムに関し、特に即座な対話が頻繁に必要な相手との間だけで対話的コミュニケーションを可能にするシステム、その方法及びそのプログラムに関する。
テキストなどを所定の相手と交換できる、一般にインスタント・メッセージング・システムとして知られているプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムがある。このプレゼンス技術を用いた対話型コミュニケーション・システムについて、図14を参照して説明する。
図14に示すように、コンピュータ端末11A、11Bには、プレゼンス情報を送信する手段(以下、プレゼンティティ111A、111Bと呼ぶ。)と、プレゼンティティのプレゼンス情報を受信する手段(以下、ウォッチャ112A、112Bと呼ぶ。)と、プレゼンティティのプレゼンス情報をウォッチャ112A、112Bに伝達する手段(以下、プレゼンス・サービス21と呼ぶ。)と、インスタント・メッセージを送信する手段(以下、センダー113A、113Bと呼ぶ。)と、インスタント・メッセージを受信する手段(以下、インスタント・インボックス114A、114Bと呼ぶ。)と、センダー113Aまたは113Bからのインスタント・メッセージをインスタント・インボックス114Bまたは114Aへそれぞれ伝達する手段(以下、インスタント・メッセージ・サービス31と呼ぶ。)と、画面への出力を行う画面出力手段115A、115Bと、ユーザからの情報入力を可能にする入力手段116A、116Bとから構成されている。なお、前述のプレゼンス情報とは、コンピュータ端末11A、11B等の機器の状態あるいはユーザの状態を表す情報であって、例えば、機器がネットワークに接続されているか否かを表す「オンライン」または「オフライン」や、ユーザが直ちに応答できるか否かを表す「在席」または「不在」等の情報である。
このような構成を有するプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムは、次のように動作する。ユーザAがユーザBのプレゼンス情報の開示を希望すると、ユーザAから入力手段を介して指示を受けたウォッチャ112Aが、プレゼンス・サービス21に対してユーザBのプレゼンス情報の開示を求める。要求を受けたプレゼンス・サービス21は、ユーザBのプレゼンティティ111Bに問い合わせたり自身が記憶するポリシーに従うなどの方法で該要求について判断をする。該要求がユーザBから許可されるとそれ以降、ユーザBのプレゼンス情報はプレゼンス・サービス21を介してユーザAに伝達されるようになる。
ユーザAがユーザBへインスタント・メッセージを送信する場合は、ユーザAから入力手段116Aを介して指示を受けたセンダー113Aが、インスタント・メッセージ・サービス31に対してユーザBへのインスタント・メッセージを送信し、該インスタント・メッセージはインスタント・メッセージ・サービス31からユーザBのインスタント・インボックス114Bへ伝達される。
このようなプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムのインスタント・メッセージング・システムでは通常、ユーザは画面上に表示されるメンバー・リスト(以下、コンタクト・リストと呼ぶ。)に、インスタント・メッセージをやりとりする相手ユーザを登録する。コンタクト・リストによってユーザは、相手ユーザのプレゼンス情報を確認したうえでインスタント・メッセージを送信することができる。一般には、コンタクト・リストにユーザを登録する動作を行うと、相手ユーザに対して、他のユーザによるコンタクト・リストへの登録動作があった旨が通知される。
ここで、上記のプレゼンス技術を用いたインスタント・メッセージング・システムには、プレゼンス情報の開示に関する許可を相手ユーザから得てから、コンタクト・リストへの登録が完了してプレゼンス情報を確認できるように動作するものと、相手ユーザからの許可を必要とせずに、ただちにコンタクト・リストへの登録が完了してプレゼンス情報を確認できるように動作するものとがある。相手ユーザに許可を得てからコンタクト・リストへの登録が完了するシステムでは、一般に、相手ユーザはコンピュータ端末の画面上で通知を確認した際に、該プレゼンス情報の開示に関して「許可する」か「拒否する」かを選択できる。
また、上記のプレゼンス技術を用いたインスタント・メッセージング・システムには、プレゼンス情報の開示に関して「許可する」か「拒否する」かを選択することとは別に、インスタント・メッセージの受信に関しても同様に、「許可する」か「拒否する」かを選択できるものがある。
更に、上記のプレゼンス技術を用いたインスタント・メッセージング・システムでは、あるユーザがそのユーザのコンタクト・リストに相手ユーザを登録したことを該相手ユーザが確認した場合、該相手ユーザは、そのユーザを、該相手ユーザのコンタクト・リストに登録するか否かを選択できる。このときに該相手ユーザが「登録する」を選択しなければ、該相手ユーザのコンタクト・リストにはそのユーザが登録されない。
このようなプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムの一例として、特許文献1及び非特許文献1に記載のものがある。
特開2005−309500号公報 (第3−5頁、図4) M.Day et al,"A Model for Presence and Instant Messaging",RFC2778,February 2000,<http://www.Ietf.org/rfc/rfc2778.txt>
しかしながら、上記のプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムにおいては、プレゼンス情報の開示を相手に許可することと、コンタクト・リストにプレゼンス情報の開示を許可した相手を登録することとは、それぞれ独立した手順であって、プレゼンス情報の開示の許可と、コンタクト・リストへの相手ユーザの登録とを、必ずしも各ユーザが相互に行うものではない。例えば、ユーザAはユーザBをコンタクト・リストに登録しているが、ユーザBはユーザAを登録していないという状態を許容している。
その結果、コンタクト・リストに登録済みのユーザからプレゼンス情報の開示を拒否されたり、インスタント・メッセージの受信を拒否されることが起こり得るし、コンタクト・リストに登録をしていないユーザからプレゼンス情報の開示を許可されていたり、インスタント・メッセージの受信を許可されていたりすることが起こり得る。
これは、コンタクト・リストの登録と、プレゼンス情報の開示の許可と、インスタント・メッセージの受信の許可とが、組で管理されていないためであり、プレゼンス情報の開示を許可してくれたすべてのユーザと、インスタント・メッセージの受信を許可してくれたすべてのユーザとを、コンタクト・リストだけで確認できないという問題があった。
上述のコンタクト・リストの登録とプレゼンス情報の開示の許可とインスタント・メッセージの受信の許可とが、組で管理されていないことに加え、プレゼンス情報の開示とインスタント・メッセージの受信とに関して、ユーザは必ずしも相互に許可し合わないことから、プレゼンス情報の開示を許可したすべてのユーザと、インスタント・メッセージの受信を許可したすべてのユーザとを、コンタクト・リストだけで確認できないという問題があった。その結果、コンタクト・リストに登録をしていないユーザにプレゼンス情報を開示していたり、コンタクト・リストに登録をしていないユーザからインスタント・メッセージを受信したりすることが起こり得る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、互いに通信を行うコンピュータ端末のコンタクト・リストに相互に登録されているユーザに限定して、プレゼンス情報の交換と、インスタント・メッセージの交換と、その他メディアの交換を行うことができる対話的コミュニケーション・システムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムは、複数のコンピュータ端末がネットワークを介してプレゼンス・サービス・サーバとコミュニケーション・サービス・サーバとに接続され、前記コンピュータ端末は、通信可能なユーザを登録したコンタクト・リストをそれぞれ有し、前記ネットワークと、前記プレゼンス・サービス・サーバと、前記コミュニケーション・サービス・サーバとを介して、前記コンタクト・リストに登録されたユーザに係るコンピュータ端末との間で通信を行い、ユーザの存否等を示すプレゼンス情報を他のユーザに開示するか否かを記したプレゼンス開示状態テーブルと、前記コンタクト・リストと、を記憶するコンタクト・リスト記憶手段と、前記プレゼンス・サービス・サーバを介して他のコンピュータ端末と、前記コンタクト・リスト上のユーザを登録または削除に係る要求の受け渡しを行うプレゼンス情報制御手段と、前記コンタクト・リスト及びプレゼンス開示状態テーブルを管理し、前記コンタクト・リスト上のユーザの登録または削除に係る要求を前記プレゼンス情報制御手段を介して他のコンピュータ端末に受け渡し、該要求に対する他のコンピュータ端末からの応答を待って前記コンタクト・リスト上のユーザの登録または削除を完了するコンタクト・リスト管理手段と、前記コンタクト・リストに登録されたユーザとの間でのみ前記プレゼンス情報の開示及び前記対話的コミュニケーションを行うコミュニケーション制御手段と、を備えることを特徴とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーションの方法は、複数のコンピュータ端末がネットワークを介してプレゼンス・サービス・サーバとコミュニケーション・サービス・サーバとに接続され、前記コンピュータ端末は、ユーザを登録したコンタクト・リストをそれぞれ有し、前記コンピュータ端末は、前記ネットワークと、前記プレゼンス・サービス・サーバと、前記コミュニケーション・サービス・サーバとを介して、前記コンタクト・リストに登録されたユーザに係るコンピュータ端末との間で通信を行う対話的コミュニケーションの方法において、前記コンピュータ端末は、前記コンタクト・リストに登録されるユーザの情報が入力されるステップと、該ユーザのコンピュータ端末へ登録要求を送信するステップと、前記ユーザのコンピュータ端末からの応答待ちをするステップと、前記ユーザのコンピュータ端末から「許可する」との応答を得られた場合に、前記コンタクト・リストに前記ユーザの登録を完了するステップと、前記ユーザのコンピュータ端末から逆に、前記コンタクト・リストへ前記ユーザを登録させる旨の要求を受信した場合に、前記ユーザに「許可する」との応答を送信するステップと、を備えることを特徴とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るプレゼンス技術を用いたプログラムは、他のコンピュータ端末との間でネットワークを介した通信する通信処理と、ユーザを登録したコンタクト・リストと、各ユーザの存否等を示すプレゼンス情報の開示に関する状態を記録したプレゼンス開示状態テーブルと、を記憶するコンタクト・リスト記憶処理と、前記コンタクト・リスト記憶処理を管理するコンタクト・リスト管理処理と、他のコンピュータ端末と、前記コンタクト・リスト上のユーザを登録または削除に係る要求の受け渡しを行うプレゼンス情報制御処理と、コンタクト・リストに登録されたユーザとの間でのみプレゼンス情報の開示及び前記対話的コミュニケーションを行うコミュニケーション制御処理と、ユーザへの画面出力を提供する画面出力処理と、ユーザが情報を入力できるようにする入力処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、コンタクト・リスト管理手段が、コンタクト・リスト上のユーザの登録または削除に係る要求をプレゼンス情報制御手段を介して前記他のコンピュータ端末に受け渡し、該要求に対する前記他のコンピュータ端末からの応答を待ってコンタクト・リスト上のユーザの登録または削除を完了し、コミュニケーション制御手段は、コンタクト・リストに登録されたユーザとの間でのみプレゼンス情報の開示及び対話的コミュニケーションを行うことにより、互いに通信を行うコンピュータ端末のコンタクト・リストに相互に登録されているユーザに限定して、プレゼンス情報の交換と、インスタント・メッセージの交換と、その他メディアの交換を行うことができる対話的コミュニケーション・システムを提供することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る対話的コミュニケーションのシステム構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態では、プログラム制御により動作するコンピュータ端末10A、10Bと、プレゼンス・サービス・サーバ20と、コミュニケーション・サービス・サーバ30と、ネットワーク40とから構成されている。なお、コンピュータ端末は2台に限定するものではないが、説明の便宜上2台としている。
コンピュータ端末10Aは、通信手段101Aと、プレゼンス情報制御手段102Aと、コミュニケーション制御手段103Aと、コンタクト・リスト管理手段104Aと、コンタクト・リスト記憶手段105Aと、画面出力手段106Aと、入力手段107Aとを含む。コンピュータ端末10Aは、具体的には、PC(Personal Computer)に限らず、電話機、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、コンピュータ内蔵型ディスプレイなどである。なお、コンピュータ端末10Bはコンピュータ端末10Aと同様であるので、説明を省略する。
これらの手段はそれぞれ概略つぎのように動作する。通信手段101Aは、ネットワーク40を介して、プレゼンス・サービス・サーバ20と、コミュニケーション・サービス・サーバ30と、コンピュータ端末10Bとで通信を行う。プレゼンス・サービス・サーバ20との通信には、たとえば、SIP(Session Initiation Protocol)、SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いる。コミュニケーション・サービス・サーバ30との通信には、たとえば、SIP(Session Initiation Protocol)、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いる。
プレゼンス情報制御手段102Aは、通信手段101Aを介して、プレゼンス・サービス・サーバ20との間でプレゼンス情報に関する情報の受け渡しを行う。
コミュニケーション制御手段103Aは、通信手段101Aを介して、コミュニケーション・サービス・サーバ30を利用して、コンピュータ端末10Bとテキスト、音声、静止画、動画、電子ファイルなどの各種メディア交換による対話的コミュニケーションを行う。
コンタクト・リスト管理手段104Aは、コンタクト・リストと、ユーザAのプレゼンス情報を他のユーザに開示するか否かを記したプレゼンス開示状態テーブルと、を管理する。
コンタクト・リスト記憶手段105Aは、コンタクト・リストと、プレゼンス開示状態テーブルと、を記憶する。
画面出力手段106Aは、画面への出力を提供し、入力手段107Aは、ユーザAからの情報入力を可能にする。
次に、図2から図9を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
図2は、コンタクト・リストへのユーザ登録に関するシーケンス図を示している。この図2において、コンピュータ端末10Aは、コンタクト・リストにユーザBを登録する操作の入力を受け付ける(S11)。次に、コンピュータ端末10AはユーザBを仮登録する(S12)。より具体的には、コンタクト・リストへの登録操作が入力手段107Aを介して行われ、コンタクト・リスト管理手段104Aがコンタクト・リスト記憶手段105Aに記憶されているプレゼンス開示情報テーブルの「ユーザBとの間のプレゼンス開示状態」を「初期状態」から「確認中状態」に変更する。
図3は、コンタクト・リスト記憶手段(105A、105B)に記憶されるプレゼンス開示状態テーブルの一例を示している。図3のプレゼンス開示状態テーブル500では「初期状態」のユーザもテーブルに存在しているが、「初期状態」のユーザは該テーブルに存在させずに、「初期状態」以外の状態に遷移した際にテーブルに追加するような方法であってもよい。
更に、コンピュータ端末10AはユーザB宛の「登録要求」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信する(S13)。より具体的には、プレゼンス情報制御手段102Aが通信手段101Aを介してユーザB宛の「登録要求」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信する。
プレゼンス・サービス・サーバ20は受信した該「登録要求」をユーザBのコンピュータ端末10Bに伝達する(S21)。
コンピュータ端末10Aから発行された「登録要求」を受信したコンピュータ端末10Bは、ユーザAからコンタクト・リストへの登録要求がある旨を画面に表示する。コンピュータ端末10Bは、該登録要求に関して許可するか否かの選択に係るユーザBからの入力を受け付ける(S31)。より具体的には、プレゼンス情報制御手段102Bは通信手段101Bを介して「登録要求」を受信し、該プレゼンス情報制御手段102Bは画面出力手段106Bを介して、ユーザBに対してユーザAから登録要求があった旨を知らせ、そして、該「登録要求」に関して許可するか否かを選択させるための画面を表示する。
該画面上でユーザBが「許可する」を選択すると、コンピュータ端末10Bはその選択に係る入力を受け付け、「登録応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信する(S32)。具体的には、入力手段107Bからプレゼンス情報制御手段102Bへ「許可する」が選択された旨が通知され、該プレゼンス情報制御手段102Bは通信手段101Bを介して「登録応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信する。
プレゼンス・サービス・サーバ20は受信した該「登録応答(OK)」をコンピュータ端末10Aに伝達する(S22)。
ユーザBのコンピュータ端末10Bは「登録応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信(S32)したのに続けて、ユーザAを仮登録する(S33)。より具体的には、コンタクト・リスト管理手段104Bがコンタクト・リスト記憶手段105Bに記憶されている「ユーザAとの間のプレゼンス開示状態」を「初期状態」から「確認中状態」に変更する。
更に、コンピュータ端末10Bは、コンタクト・リストへユーザAを登録することの許可を求める「登録要求」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信する(S34)。より具体的には、プレゼンス制御手段102Bが通信手段101Bを介してユーザA宛の「登録要求」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信する。
プレゼンス・サービス・サーバ20は受信した該「登録要求」をユーザAのコンピュータ端末10Aに伝達する(S23)。
ユーザAのコンピュータ端末10Aは、プレゼンス・サービス・サーバ20から「登録応答(OK)」(S22)を受信し、かつ、「登録要求」(S23)を受信すると、該「登録要求」(S23)に対する「登録応答(OK)」を、ユーザAの操作を介することなくプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信する(S14)。より具体的には、プレゼンス制御手段102Aが通信手段101Aを介して「登録応答(OK)」と「登録要求」とを受信すると、該プレゼンス情報制御手段102Aは自動的に通信手段101Aを介して該「登録要求」に対する「登録応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信する。
続けて、コンピュータ端末10AはユーザBを本登録する(S15)。より具体的には、コンタクト・リスト管理手段104Aは、コンタクト・リスト記憶手段105Aに記憶されている「ユーザBとの間のプレゼンス開示状態」を「確認中状態」から「許可状態」に変更する。そして、コンタクト・リスト管理手段104Aは、コンタクト・リスト記憶手段105Aに記憶されているコンタクト・リストにユーザBを登録し、記憶する。
プレゼンス・サービス・サーバ20は受信した「該登録応答(OK)」をユーザBのコンピュータ端末10Bに伝達する(S24)。
ユーザBのコンピュータ端末10Bは該「登録応答(OK)」を受信すると、ユーザAを本登録する(S35)。より具体的には、プレゼンス情報制御手段102Bが該「登録応答(OK)」を受信した後、コンタクト・リスト管理手段104Bがコンタクト・リスト記憶手段105Bに記憶されている「ユーザAとの間のプレゼンス開示状態」を「確認中状態」から「許可状態」に変更する。そして、コンタクト・リスト管理手段104Bは、コンタクト・リスト記憶手段105Bに記憶されているコンタクト・リストにユーザAを登録し、記憶する。
ユーザAのコンピュータ端末10Aは、本登録(S15)を終えるまで、すなわち、コンタクト・リストにユーザBを登録するまでは、ユーザBのプレゼンス情報を画面に表示しない。同様に、ユーザBのコンピュータ端末10Bについても同様である。
図2において、仮登録(S12)及び「登録要求」送信(S13)は、順番を入れ替えてもよい。仮登録(S33)及び「登録要求」送信(S34)も、順番を入れ替えてもよい。「登録応答(OK)」送信(S14)及び本登録(S15)も、順番を入れ替えてもよい。何らかの原因によってシーケンスの途中でエラーが発生した場合の処理が変わる程度だからである。
また、図2において、プレゼンス・サービス・サーバ20は「登録要求」(S13、S34)に対して、あらかじめプレゼンス・サービス・サーバ20に設定されたポリシーに従って該「登録要求」をNG扱いにし、該「登録要求」を宛先ユーザへ伝達せずに、「登録応答(NG)」を該「登録要求」送信元に返送することもできる。S13の「登録要求」をNGにした場合には、仮登録(S12)を取り消すロールバック処理が行われる。同じく、S34の「登録要求」をNGにした場合には、仮登録(S33)だけでなく、仮登録(S12)も取り消すロールバック処理が行われる。
また、図2において、ユーザAから発行された「登録要求」に対してユーザBが「許可しない」を選択(S31)した場合、コンピュータ端末10Bはその選択に係る入力を受け付け、コンピュータ端末10Aにおける「ユーザBとの間のプレゼンス開示状態」を「確認中状態」から「初期状態」に戻すロールバック処理を行う。ここで、ユーザAがユーザBをコンタクト・リストに登録する処理が操作前に戻されるだけなので、ユーザAはユーザBをコンタクト・リストに登録する操作(S11)を繰り返し実行することができる。
このように、ユーザAのコンタクト・リストにはユーザBが登録され、ユーザBのコンタクト・リストにはユーザAが登録される。互いがコンタクト・リストに登録し合うように動作し、どちらか一方がコンタクト・リストへの登録を希望しない場合には、どちらのコンタクト・リストへも登録が行われない。
ユーザAが他のユーザと対話的コミュニケーションを行う場合、コンピュータ端末10Aはコンタクト・リストに登録されているユーザとの間でしか対話的コミュニケーションができないように動作する。より具体的には、コンタクト・リストに登録されているユーザのみを対話的コミュニケーションの相手として指定するように画面出力手段106Aと入力手段107Aとが動作する。更に、コミュニケーション制御手段103Aは、コンタクト・リスト管理手段104Aを介して、対話的コミュニケーションの相手がコンタクト・リスト記憶手段105Aに記憶されているコンタクト・リストに登録されているかを確認し、相手がコンタクト・リストに登録されていない場合には、コミュニケーション制御手段103Aは該相手との対話的コミュニケーションを行わない。また、コンピュータ端末10Aが他ユーザからの対話的コミュニケーションを受信・着信した場合も、コミュニケーション制御手段103Aは、送信・発信元ユーザがコンタクト・リストに登録されているか否かを確認し、登録されているユーザからの受信・着信のみをユーザAに通過させる。
図4は、図2のシーケンス図における、コンピュータ端末10Aの動作のフローチャートを示している。コンピュータ端末10Aは、ユーザBをコンタクト・リストへ登録する操作の入力を受け付け(ステップS101)、ユーザBを仮登録し(ステップS102)、「登録要求」(図2のS13)をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信し(ステップS103)、プレゼンス・サービス・サーバ20からの「登録応答」(図2のS22)と「登録要求」(図2のS23)とを待つ(ステップS104)。コンピュータ端末10Aは、「登録応答」(図2のS22)を受信した際(ステップS105)、該「登録応答」が「OK」か否かを判断し(ステップS106)、OKでない場合にはユーザBを仮登録した処理を取り消すなどのロールバック処理を行う(ステップS110)。該「登録応答」がOKであれば、「登録要求」(図2のS23)を受信(ステップS107)した際、ユーザAに確認を求めることなく図2のS14の「登録応答(OK)」を返信(ステップS108)し、ユーザBを本登録(ステップS109)する。
図5は、図2のシーケンス図における、コンピュータ端末10Bの動作のフローチャートを示している。コンピュータ端末10Bは、ユーザAから「登録要求」(図2のS21)を受信し(ステップS121)、該「登録要求」に対して「許可する」か否かを選択する(ステップS122)。「許可する」を選択(S122)した場合(YES)、コンピュータ端末10Bは、「登録応答(OK)」(図2のS32)を返信した後(ステップS123)、ユーザAを仮登録(ステップS124)し、更に、「登録要求」(図2のS34)をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信(ステップS125)する。
なお、コンピュータ端末10Bが「登録要求」(図2のS21)を受信した際、上記ステップS122の判定で、該「登録要求」に対して「許可しない」を選択した場合(NO)、「登録応答(NG)」を返信する(ステップS131)。
また、コンピュータ端末10Bは、「登録応答」(図2のS24)を受信した際、該「登録応答」がOKかを判断する(ステップS128)。OKの場合(YES)、コンピュータ端末10Bは、ユーザAを本登録する(ステップS129)。
上記ステップS128の判断で、OKでない場合(NO)、コンピュータ端末10BはユーザAの仮登録を取り消すなどのロールバック処理を行う(ステップS130)。
次に、図6は、コンタクト・リストからのユーザ登録削除に関するシーケンス図を示している。この図6において、コンピュータ端末10Aは、コンタクト・リストからユーザBを登録削除する旨の入力を受け付け(S41)。次に、コンピュータ端末10Aはコンタクト・リストからユーザBを登録削除する(S42)。より具体的には、入力手段107Aからコンタクト・リスト管理手段104Aに対して、コンタクト・リストからユーザBを削除する操作があった旨が知らされ、該コンタクト・リスト管理手段104Aはコンタクト・リスト記憶手段105Aに記憶されているコンタクト・リストから、ユーザBを登録削除する。そして、該コンタクト・リスト管理手段104Aはコンタクト・リスト記憶手段105Aに記憶されている「ユーザBとの間のプレゼンス開示状態」を、「許可状態」から「初期状態」に戻す。
コンピュータ端末10Aは、コンタクト・リストからユーザBを登録削除したのに続けて、ユーザAの操作を介することなく、ユーザB宛の「登録削除通知」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信する(S43)。より具体的には、前記コンタクト・リスト管理手段104Aの処理に続けて、プレゼンス情報制御手段102Aが通信手段101Aを介してユーザB宛の「登録削除通知」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信する。
プレゼンス・サービス・サーバ20は受信した該「登録削除通知」をユーザBのコンピュータ端末10Bに伝達する(S51)。
ユーザAから発行された「登録削除通知」を受信したユーザBのコンピュータ端末10Bは、ユーザBの操作を介することなく「登録削除応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信する(S61)。続けて、コンピュータ端末10Bは、ユーザBの操作を介することなくコンタクト・リストからユーザAを登録削除する(S62)。より具体的には、通信手段101Bを介して「登録削除通知」を受信したプレゼンス情報制御手段102Bは、ユーザに確認を求めることなく自動的に「登録削除応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ返信し、続けて、コンタクト・リスト管理手段104Bはコンタクト・リスト記憶手段105Bに記憶されているコンタクト・リストからユーザAを登録削除する。そして、該コンタクト・リスト管理手段104Bはコンタクト・リスト記憶手段105Bに記憶されている「ユーザAとの間のプレゼンス開示状態」を「許可状態」から「初期状態」に戻す。
更に、コンピュータ端末10BはユーザA宛の「登録削除通知」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信する(S63)。より具体的には、プレゼンス情報制御手段102Bは通信手段101Bを介してユーザA宛の「登録削除通知」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信する。この場合、コンピュータ端末10Bはコンタクト・リストからユーザAを登録削除する際に、画面出力手段106Bを介して、コンタクト・リストからユーザAを削除した旨を表示して、ユーザBに知らせてもよい。
プレゼンス・サービス・サーバ20は、受信した「登録削除応答(OK)」と「登録削除通知」とをユーザAのコンピュータ端末10Aに伝達する(S52、S53)。
図6において、コンピュータ端末10Aにおける登録削除処理(S42)は、「登録削除通知」(S43)を送信した直後や、「登録削除応答(OK)」(S52)を受信した直後や、「登録削除通知」(S53)を受信した直後でもよい。コンピュータ端末10Bにおける登録削除処理(S62)は、「登録削除通知」(S51)を受信した直後や、「登録削除通知」(S63)を送信した直後でもよい。
また、図6において、「登録削除応答(OK)」(S61、S52)を省略してもよい。これは、ユーザAがユーザBを登録削除する操作に関して、ユーザBの確認は不要であり、コンピュータ端末10BからNGが返信されることがないからである。また、「登録削除通知」(S53)を受信することで、「登録削除通知」(S43)がコンピュータ端末10Bに届いたことを確認することもできるからである。
図7は、図6のシーケンス図における、コンピュータ端末10Aの動作のフローチャートを示している。コンピュータ端末10Aは、ユーザBをコンタクト・リストから削除する操作の入力を受け付けると(ステップS201)、ユーザBを登録削除し(S202)、その後、ユーザB宛ての「登録削除通知」をプレゼンス・サービス・サーバ20に送信する(ステップS203)。その後、コンピュータ端末10Aは、プレゼンス・サービス・サーバ20からの「登録削除応答」(図6のS52)と「登録削除通知」(図のS53)とを待ち(ステップS204)、「登録削除応答」を受信し(ステップS205)、更に「登録削除通知」を受信する(ステップS206)。
図8は、図6のシーケンス図における、コンピュータ端末10Bの動作のフローチャートを示している。コンピュータ端末10Bは、「登録削除通知」(図6のS51)を受信(ステップS221)すると、ユーザBの操作を介することなく、「登録削除応答」をプレゼンス・サービス・サーバ20へ送信(ステップS222)する。その後、コンピュータ端末10Bは、ユーザAを登録削除(ステップS223)し、ユーザA宛の「登録削除通知」(図6のS63)をプレゼンス・サービス・サーバ20経由で送信(ステップS224)する。
図9は、プレゼンス開示状態の状態遷移図である。コンタクト・リストへのユーザ登録においては、プレゼンス開示状態は、「初期状態」から「確認中状態」を経て「許可状態」になる。「確認中状態」から「許可状態」へ遷移でない場合は「初期状態」へ戻る。コンタクト・リストからのユーザ登録削除においては、「許可状態」から「初期状態」に戻る。
一方で、一般のプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムは、いったんプレゼンス情報の開示とインスタント・メッセージの受信とを許可したユーザに対して、「許可する」状態を初期の状態に戻す概念がないので、いったん許可したユーザに対しては「許可する」の状態のままにするか、「拒否する」の状態に変更するしかない。
そのため、上記のプレゼンス技術を用いた対話的コミュニケーション・システムは、いったんプレゼンス情報の開示とインスタント・メッセージの受信とを許可したユーザに対して、一度該許可を解除して初期の関係に戻し、再度必要になったときに改めて許可を要求するという使い方ができない。
特に、「拒否する」は通常、見知らぬユーザや悪意のあるユーザを遮断することを想定したものであるため、「拒否する」の状態に指定されたユーザは、拒否されていることがわからず相手のプレゼンス情報が常に不在として表示されたり、再度許可を要求することが許されないという問題があったが、ユーザ登録削除では「許可状態」から「初期状態」に戻る本発明ではこのような問題は生じない。
以上のように、本実施の形態では、コンピュータ端末10Aのコンタクト・リストにユーザBが登録されると、プレゼンス情報制御手段102A、102Bと、コンタクト・リスト管理手段104A、104Bと、コンタクト・リスト記憶手段105A、105Bとによって、コンピュータ端末10Bのコンタクト・リストにユーザAが登録されるため、コンピュータ端末10Aのコンタクト・リストにユーザBが登録されているのにコンピュータ端末10Bのコンタクト・リストにユーザAが登録されていない状態を回避でき、常に各ユーザがコンタクト・リストを相互に登録し合う状態を実現できる。
また、本実施の形態では、更に、コミュニケーション制御手段103A、103Bと、コンタクト・リスト管理手段104B、104Bと、コンタクト・リスト記憶手段105A、105Bとが、コンタクト・リスト記憶手段105A、105Bに記録されているコンタクト・リストに登録されているユーザとの間でのみプレゼンス情報の開示及び対話的コミュニケーションを可能とする。これにより、コンタクト・リストに登録されているユーザと、プレゼンス情報を互いに開示しているユーザと、対話的コミュニケーションを行うことができるユーザとを一致させることができ、コンタクト・リストだけで、プレゼンス情報の開示、インスタント・メッセージの受信及びその他メディアの受信・着信との許可に係るすべてのユーザを確認できるようになる。
また、本実施の形態では、コンピュータ端末10Aまたは10Bのコンタクト・リストからユーザBまたはAをそれぞれ削除する際に、コンタクト・リスト管理手段104A、104Bと、コンタクト・リスト記憶手段105A、105Bと、プレゼンス情報制御手段102A、102Bとが、登録削除通知をコンピュータ端末10Bまたは10Aに対してそれぞれ送信し、コンピュータ端末10Aまたは10Bのコンタクト・リストからユーザBまたはAをそれぞれ削除するため、例えば、コンピュータ端末10Aのコンタクト・リストからユーザBを削除したのにもかかわらずコンピュータ端末10Bのコンタクト・リストにはユーザAが登録されたままになる状態を回避できる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態としての対話的コミュニケーションのシステム構成を示すブロック図である。
図10に示すように、本実施の形態では、プログラム制御により動作するコンピュータ端末10A、10Bと、プレゼンス・サービス・サーバ22と、コミュニケーション・サービス・サーバ30と、ネットワークの40とから構成されている。このうち、コンピュータ端末10A、10B及びコミュニケーション・サービス・サーバ30は、第1の実施の形態と構成は同一である。
プレゼンス・サービス・サーバ22は、通信手段201と、コンタクト・リスト管理手段202と、コンタクト・リスト記憶手段203とを含む点が、第1の実施の形態とは異なっている。
通信手段201は、ネットワーク40を介して、コンピュータ端末10Aと、コンピュータ端末10Bとの通信を行う。
コンタクト・リスト管理手段202は、ユーザA用及びユーザB用のそれぞれのコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルとを、コンタクト・リスト記憶手段203へ記録するように管理する。
コンタクト・リスト記憶手段203は、ユーザA用及びユーザB用のそれぞれのコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルとを記憶する。
次に、図11及び図12のシーケンス図を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
図11は、コンタクト・リストへのユーザ登録に関するシーケンス図を示している。この図11において、コンピュータ端末10Aは、コンタクト・リストにユーザBを登録する操作の入力を受け付ける(S11)。次に、コンピュータ端末10AはユーザBを仮登録する(S12)。更に、コンピュータ端末10AはユーザB宛の「登録要求」をプレゼンス・サービス・サーバ22へ送信する(S13)。
プレゼンス・サービス・サーバ22は、コンピュータ端末10Aから発行された該「登録要求」を受信すると、ユーザA用のデータにユーザBを仮登録する(S25)。より具体的には、コンタクト・リスト管理手段202は、通信手段201を介して該「登録要求」を受信すると、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザA用プレゼンス開示情報テーブルの「ユーザBとの間のプレゼンス開示状態」を「初期状態」から「確認中状態」に変更する。
更に、プレゼンス・サービス・サーバ22は該「登録要求」をコンピュータ端末10Bに伝達する(S21)。
コンピュータ端末10Aから発行された「登録要求」を受信したコンピュータ端末10Bは、ユーザAからコンタクト・リストへの登録要求がある旨を画面に表示する。コンピュータ端末10Bは、該登録要求に関して許可するか否かを選択に係るユーザBからの入力を受け付ける(S31)。ここで、コンピュータ端末10BがユーザBから「許可する」旨の入力を受け付けると、コンピュータ端末10Bは「登録応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ22へ返信する(S32)。
プレゼンス・サービス・サーバ22は受信した該「登録応答(OK)」をコンピュータ端末10Aに伝達する(S22)。
その後、コンピュータ端末10BはユーザAを仮登録する(S33)。更に、コンピュータ端末10BはユーザA宛の「登録要求」をプレゼンス・サービス・サーバ22へ送信する(S34)。
プレゼンス・サービス・サーバ22は、ユーザBのコンピュータ端末10Bから発行された該「登録要求」を受信すると、ユーザB用のデータにユーザAを仮登録する(S26)。より具体的には、コンタクト・リスト管理手段202は、通信手段201を介して該「登録要求」を受信すると、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザB用プレゼンス開示情報テーブルの「ユーザAとの間のプレゼンス開示状態」を「初期状態」から「確認中状態」に変更する。
更に、プレゼンス・サービス・サーバ22は該「登録要求」をユーザAのコンピュータ端末10Aに伝達する(S23)。
ユーザAのコンピュータ端末10Aは、プレゼンス・サービス・サーバ22から「登録応答(OK)」(S22)と「登録要求」(S23)とを受信すると、該「登録要求」(S23)に対する「登録応答(OK)」(S14)をプレゼンス・サービス・サーバ22へ返信する(S14)。その後、コンピュータ端末10AはユーザBを本登録する(S15)。
プレゼンス・サービス・サーバ22は、受信した該「登録応答(OK)」をコンピュータ端末10Bに伝達し(S24)、ユーザA用のデータにユーザBを、ユーザB用のデータにユーザAをそれぞれ本登録する(S27)。より具体的には、コンタクト・リスト管理手段202は、通信手段201を介してコンピュータ端末10Aからの「登録応答(OK)」(S14)を受信すると、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザA用の「ユーザBとの間のプレゼンス開示状態」を「確認中状態」から「許可状態」に変更してユーザA用のデータにユーザBを本登録する。同時に、コンタクト・リスト管理手段202は、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザB用の「ユーザAとの間のプレゼンス開示状態」を「確認中状態」から「許可状態」に変更してユーザB用のデータにユーザAを本登録する。
図11において、ユーザA用のデータにユーザBを仮登録する処理(S25)及び「登録要求」送信(S21)は、順番を入れ替えてもよい。ユーザB用のデータにユーザAを仮登録する処理(S26)及び「登録要求」送信(S23)も、順番を入れ替えてもよい。「登録応答(OK)」送信(S24)及び「S25及びS26の仮登録を本登録」する処理(S27)も、順番を入れ替えてもよい。また、「S25及びS26の仮登録を本登録」する処理(S27)のうち「S25の仮登録を本登録」する処理はS26のタイミングで行ってもよい。何らかの原因によってシーケンスの途中でエラーが発生した場合の処理が変わる程度だからである。
次に、図12は、コンタクト・リストからのユーザ登録削除に関するシーケンス図を示している。この図12において、コンピュータ端末10Aは、コンタクト・リストからユーザBを登録削除する旨の入力を受け付け(S41)。次に、コンピュータ端末10Aはコンタクト・リストからユーザBを登録削除する(S42)。更に、コンピュータ端末10AはユーザB宛の「登録削除通知」をプレゼンス・サービス・サーバ22へ送信する(S43)。
プレゼンス・サービス・サーバ22は、コンピュータ端末10Aから発行された該「登録削除通知」を受信すると、ユーザA用のデータからユーザBを登録削除する(S54)。より具体的には、コンタクト・リスト管理手段202は、通信手段201を介して該「登録削除通知」を受信すると、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザA用のコンタクト・リストからユーザBを登録削除し、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザA用プレゼンス開示状態テーブルの「ユーザBとの間のプレゼンス開示状態」を「許可状態」から「初期状態」に戻す。
更に、プレゼンス・サービス・サーバ22は該「登録削除通知」をコンピュータ端末10Bに伝達する(S51)。
コンピュータ端末10Aから発行された「登録削除通知」を受信したコンピュータ端末10Bは、ユーザBの操作を介すことなく「登録削除応答(OK)」をプレゼンス・サービス・サーバ22へ返信(S61)し、続けて、ユーザAを登録削除する(S62)。更に、コンピュータ端末10BはユーザA宛の「登録削除通知」をプレゼンス・サービス・サーバ22へ送信する(S63)。
プレゼンス・サービス・サーバ22は、コンピュータ端末10Bから発行された該「登録削除通知」を受信すると、ユーザB用のデータからユーザAを登録削除する(S55)。より具体的には、コンタクト・リスト管理手段202は、通信手段201を介して該「登録削除通知」を受信すると、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザB用のコンタクト・リストからユーザAを登録削除し、コンタクト・リスト記憶手段203に記憶されているユーザB用プレゼンス開示状態テーブルの「ユーザAとの間のプレゼンス開示状態」を「許可状態」から「初期状態」に戻す。
更に、プレゼンス・サービス・サーバ22は該「登録削除通知」をコンピュータ端末10Aに伝達する(S53)。
このようにして、プレゼンス・サービス・サーバ22に記憶されるコンタクト・リスト及びプレゼンス開示状態テーブルは、コンピュータ端末10A及び10Bそれぞれに記録されるコンタクト・リスト及びプレゼンス開示状態テーブルと同期する。
なお、図12において、ユーザA用のデータからユーザBを登録削除する処理(S54)及び「登録削除通知」送信(S51)は、順番を入れ替えてもよい。ユーザB用のデータからユーザAを登録削除する処理(S55)及び「登録削除通知」送信(S53)も、順番を入れ替えてもよい。
以上のように、本実施の形態では、各コンピュータ端末が記憶するコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルとを、プレゼンス・サービス・サーバ22が同期して記憶するよう構成されるため、コンピュータ端末はコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルとを、必要に応じてプレゼンス・サービス・サーバ22から取得できるようになる。これにより、ユーザは、利用するコンピュータ端末を変更してもコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルとをプレゼンス・サービス・サーバ22から取得して利用できる。
また、システム管理者がユーザのコンタクト・リストをあらかじめ設定しておくことが可能となる。例えば、システム管理者がプレゼンス・サービス・サーバ22に記憶されている各ユーザのコンタクト・リストを書き換えておけば、コンピュータ端末10Aまたは10Bはプレゼンス・サービス・サーバ20と接続をした際に、プレゼンス・サービス・サーバ22から書き換えられたそれぞれのコンタクト・リストを取得し使用することができる。
以上の第1及び第2の実施の形態において、プレゼンス・サービス・サーバ20、21またはコミュニケーション・サービス・サーバ30は、物理的に同一なサーバに実装されてもよいし、物理的に複数のサーバで分散して動作させてもよい。
プレゼンス・サービス・サーバ20、21またはコミュニケーション・サービス・サーバ30は、コンピュータ端末10Aまたは10Bと物理的に同一のコンピュータに実装してもよい。
また、第1及び第2の実施の形態において、コンピュータ端末10Aから発行された「登録要求」をコンピュータ端末10Bが受信(図2または図9のS21)した際、コンピュータ端末10Bは「許可する」と「許可しない」だけでなく、「常に拒否する」を選択できるようにしてもよい。この場合、コンピュータ端末10Bは「登録応答(NG)」を返信(S131)する際、「常に拒否する」を識別できるパラメータを該「登録応答(NG)」に含ませる。更に、コンピュータ端末10Bは、プレゼンス開示状態を「初期状態」と、「許可状態」と、「常に拒否する状態」との3値を少なくとも含む状態管理を行い、「ユーザAとの間のプレゼンス開示状態」を「常に拒否する状態」で記録する。
また、第1及び第2の実施の形態において、プレゼンス・サービス・サーバ20または21が、「常に拒否する」を含んだ「登録応答(NG)」を受信した際、「ユーザBがユーザAを常に拒否している」ことをポリシーとして記憶してもよい。例えば、プレゼンス・サービス・サーバ20または21に「ユーザBがユーザAを常に拒否している」ことがポリシーとして記憶されている間は、コンピュータ端末10Aのコンタクト・リストにユーザBを登録した旨の「登録要求」をプレゼンス・サービス・サーバ20または21が受信(S13)した場合、プレゼンス・サービス・サーバ20または21は該「登録要求」をNG扱いにし、「登録応答(NG)」をコンピュータ端末10Aに返送する。また、この「常に拒否する」の設定は、設定したユーザによって解除することができるようにしてもよい。
更に、第1及び第2の実施の形態において、プレゼンス・サービス・サーバ20または21とコミュニケーション・サービス・サーバ30とに、ユーザを認証する機能を加えてもよい。例えば、ユーザAは、コンピュータ端末Aを使ってプレゼンス・サービス・サーバ20または21とコミュニケーション・サービス・サーバ30との利用を開始する際に、あらかじめ登録をしてあるIDとパスワードとを使って、該プレゼンス・サービス・サーバ20または21と該コミュニケーション・サービス・サーバ30にログインする。ユーザIDとパスワードには、企業内に別システムとして存在するディレクトリ・システムに記録されているIDとパスワードとを用いてもよい。また、ユーザIDとして、ユーザの電子メールアドレスや、ユーザの電話番号などを使ってもよい。
また、第1及び第2の実施の形態において、ネットワーク40を介する通信を暗号化してもよい。具体的には、コンピュータ端末10Aとプレゼンス・サービス・サーバ20または21との間と、コンピュータ端末10Aとコミュニケーション・サービス・サーバ30との間と、コンピュータ端末10Bとプレゼンス・サービス・サーバ20との間と、コンピュータ端末10Bとコミュニケーション・サービス・サーバ30との間とで暗号化する。対話的コミュニケーションの種類のよっては、最初だけコミュニケーション・サービス・サーバ30が介在した後、コンピュータ端末10Aとコンピュータ端末10Bの間で直接通信が行われるものもある。そのような場合には、コンピュータ端末10Aとコンピュータ端末10Bの間も暗号化してもよい。また、プレゼンス・サービス・サーバ20または21とコミュニケーション・サービス・サーバ30との間で通信が必要な形態もあり得る。そのような場合には、プレゼンス・サービス・サーバ20または21とコミュニケーション・サービス・サーバ30との間も暗号化してもよい。
ここで、暗号化には、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)と、TLS(Transport Layer Security)と、SRTP(Secure RTP)などが利用できる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態は、本発明の第1及び第2の実施の形態をプログラムにより構成した場合である。図13は、該プログラムで動作するコンピュータの構成図である。図13において、バス707には、入力部701と、CPU702と、出力部703と、プログラム・メモリ704と、外部記憶部705と、通信制御部706とが接続されている。
本実施の形態では、当該プログラムは、コンピュータ700に読み込まれ、コンピュータ700の動作を制御する。コンピュータ700は当該プログラムの制御により第1及び第2の実施の形態におけるコンピュータ端末10A、10B及びプレゼンス・サービス・サーバ22による処理と同一の処理を以下のように実行する。
例えば、第1の実施の形態においては、コンピュータ端末10A及び10Bのコンタクト・リスト記憶手段105A及び105Bは、外部記憶部705によって実現される。
また、第2の実施の形態においては、コンピュータ端末10A及び10Bのコンタクト・リスト記憶手段105A及び105Bは、必ずしも外部記憶部705において実現される必要はなく、プログラム・メモリ704において実現されてもよい。これは、ユーザA用及びユーザB用のコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルは、プレゼンス・サービス・サーバ22において記憶されており、コンピュータ端末10A及び10Bは該プレゼンス・サービス・サーバ22からコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルとを取得できるからである。
本発明は、業務における上司、部下、プロジェクト・メンバー等の所定の相手とだけ即座な対話的コミュニケーションを行う業務用コミュニケーションといった用途に適用に適しており、遠隔地間で業務に係るテレワーク環境でのコミュニケーションといった用途にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態に係る対話的コミュニケーションのシステム構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態のコンタクト・リストへのユーザ登録に関するシーケンス図である。 第1の実施の形態のプレゼンス開示情報テーブルの一例である。 第1の実施の形態のコンタクト・リストへの登録における、コンピュータ端末10Aの動作のフローチャートである。 第1の実施の形態のコンタクト・リストへの登録における、コンピュータ端末10Bの動作のフローチャートである。 第1の実施の形態のコンタクト・リストからのユーザ登録削除動作を示すシーケンス図である。 第1の実施の形態のコンタクト・リストからのユーザ登録削除における、コンピュータ端末10Aの動作のフローチャートである。 第1の実施の形態のコンタクト・リストからのユーザ登録削除における、コンピュータ端末10Bの動作のフローチャートである。 第1の実施の形態のプレゼンス開示情報の状態遷移図である。 第2の実施の形態に係る対話的コミュニケーションのシステム構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態のコンタクト・リストへの登録動作を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態のコンタクト・リストからのユーザ登録削除動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態をプログラムにより構成した場合、そのプログラムで動作する場合である第3の実施の形態に係るコンピュータの構成図である。 従来技術による構成に係る対話的コミュニケーションのシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
10A、10B、11A、11B コンピュータ端末
20 プレゼンス・サービス・サーバ
21 プレゼンス・サービス
22 プレゼンス・サービス・サーバ
30 コミュニケーション・サービス・サーバ
31 インスタント・メッセージ・サービス
40 ネットワーク
101A、101B 通信手段
102A、101B プレゼンス情報制御手段
103A、103B コミュニケーション制御手段
104A、104B コンタクト・リスト管理手段
105A、105B コンタクト・リスト記憶手段
106A、106B、115A、115B 画面出力手段
107A、107B、116A、116B 入力手段
111A、111B プレゼンティティ
112A、112B ウォッチャ
113A、113B センダー
114A、114B インスタント・インボックス
201 通信手段
202 コンタクト・リスト管理手段
203 コンタクト・リスト記憶手段
500 プレゼンス開示状態テーブル
600 プレゼンス開示状態の状態遷移図
700 コンピュータ
701 入力部
702 CPU
703 出力部
704 プログラム・メモリ
705 外部記憶部
706 通信制御部
707 バス

Claims (42)

  1. 複数のコンピュータ端末がネットワークを介してプレゼンス・サービス・サーバとコミュニケーション・サービス・サーバとに接続され、前記コンピュータ端末は、通信可能なユーザを登録したコンタクト・リストをそれぞれ有し、前記ネットワークと、前記プレゼンス・サービス・サーバと、前記コミュニケーション・サービス・サーバとを介して、前記コンタクト・リストに登録されたユーザに係るコンピュータ端末との間で通信を行う対話的コミュニケーションのシステムにおいて、
    前記コンピュータ端末は、
    ユーザの存否等を示すプレゼンス情報を他のユーザに開示するか否かを記したプレゼンス開示状態テーブルと、前記コンタクト・リストと、を記憶するコンタクト・リスト記憶手段と、
    前記プレゼンス・サービス・サーバを介して、他のコンピュータ端末と、前記コンタクト・リスト上のユーザを登録または削除に係る要求の受け渡しを行うプレゼンス情報制御手段と、
    前記コンタクト・リスト及び前記プレゼンス開示状態テーブルを管理し、前記コンタクト・リスト上のユーザの登録または削除に係る要求を前記プレゼンス情報制御手段を介して前記他のコンピュータ端末に受け渡し、該要求に対する前記他のコンピュータ端末からの応答を待って前記コンタクト・リスト上のユーザの登録または削除を完了するコンタクト・リスト管理手段と、
    前記コンタクト・リストに登録されたユーザとの間でのみ前記プレゼンス情報の開示及び前記対話的コミュニケーションを行うコミュニケーション制御手段と、
    を備えることを特徴とする対話的コミュニケーションのシステム。
  2. 前記プレゼンス・サービス・サーバは、
    前記コンピュータ端末の各ユーザの、コンタクト・リストと、プレゼンス開示状態テーブルと、を記憶するコンタクト・リスト記憶手段と、
    該コンタクト・リスト記憶手段に記憶される前記コンタクト・リストと前記プレゼンス開示状態テーブルとを管理し、前記各ユーザが、該プレゼンス・サービス・サーバから前記コンタクト・リストと前記プレゼンス開示状態テーブルとを取得するようにするコンタクト・リスト管理手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  3. 前記プレゼンス・サービス・サーバのコンタクト・リスト管理手段は、
    前記コンピュータ端末が、前記プレゼンス・サービス・サーバのコンタクト・リスト記憶手段に記憶されるコンタクト・リストとプレゼンス開示状態テーブルとを、取得可能なように管理することを特徴とする請求項2に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  4. 前記コンピュータ端末と前記プレゼンス・サービス・サーバとの間のプロトコルとして、SIP(Session Initiation Protocol)、SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のうち少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  5. 前記コミュニケーション・サービス・サーバを利用した対話的コミュニケーションとして、テキスト、音声、静止画、動画、電子ファイルのうち少なくとも1つのメディア交換を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  6. 前記コンピュータ端末とコミュニケーション・サービス・サーバとの間のプロトコルとして、SIP(Session Initiation Protocol)、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のうち少なくとも1つを使うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  7. 前記プレゼンス・サービス・サーバが備える手段を、コンピュータ端末に備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  8. 前記プレゼンス・サービス・サーバが備える手段を、複数のプレゼンス・サービス・サーバに分散して備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  9. 前記コミュニケーション・サービス・サーバが備える手段を、コンピュータ端末に備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  10. 前記コミュニケーション・サービス・サーバが備える手段を、複数のコミュニケーション・サービス・サーバに分散して備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  11. 前記プレゼンス・サービス・サーバ及び前記コミュニケーション・サービス・サーバが備える手段を、コンピュータ端末に備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  12. 前記コンピュータ端末が、PC(Personal Computer)、電話機、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、コンピュータ内蔵型ディスプレイのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  13. 前記プレゼンス・サービス・サーバにおいて、
    前記コンピュータ端末を介して接続を試みるユーザが本人であることを認証する機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  14. 前記コミュニケーション・サービス・サーバにおいて、
    前記コンピュータ端末を介して接続を試みるユーザが本人であることを認証する機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  15. 前記ユーザ認証は、ユーザIDとパスワードとを用いることを特徴とする請求項13または14に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  16. 前記ユーザID及び前記パスワードとして、企業内に別システムとして存在するディレクトリ・システムに記録されているIDとパスワードとを用いることを特徴とする請求項13または14に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  17. 前記ユーザIDとして、ユーザの電子メールアドレスと、ユーザの電話番号とのいずれかを用いることを特徴とする請求項13または14に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  18. 前記コンピュータ端末と、前記プレゼンス・サービス・サーバと、前記コミュニケーション・サービス・サーバとのそれぞれの間の通信と、前記コンピュータ端末間の通信とにおいて、暗号を用いることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  19. 前記暗号として、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)と、TLS(Transport Layer Security)と、SRTP(Secure RTP)とのうち少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項18に記載の対話的コミュニケーションのシステム。
  20. 複数のコンピュータ端末がネットワークを介してプレゼンス・サービス・サーバとコミュニケーション・サービス・サーバとに接続され、前記コンピュータ端末は、ユーザを登録したコンタクト・リストをそれぞれ有し、前記コンピュータ端末は、前記ネットワークと、前記プレゼンス・サービス・サーバと、前記コミュニケーション・サービス・サーバとを介して、前記コンタクト・リストに登録されたユーザに係るコンピュータ端末との間で通信を行う対話的コミュニケーションの方法において、
    前記コンピュータ端末は、
    前記コンタクト・リストに登録されるユーザの情報が入力されるステップと、
    該ユーザのコンピュータ端末へ登録要求を送信するステップと、
    前記ユーザのコンピュータ端末からの応答待ちをするステップと、
    前記ユーザのコンピュータ端末から「許可する」との応答を得られた場合に、前記コンタクト・リストに前記ユーザの登録を完了するステップと、
    前記ユーザのコンピュータ端末から逆に、前記コンタクト・リストへ前記ユーザを登録させる旨の要求を受信した場合に、前記ユーザに「許可する」との応答を送信するステップと、
    を備えることを特徴とする対話的コミュニケーションの方法。
  21. 前記ユーザのコンピュータ端末は、前記登録要求を受信すると、前記ユーザによる操作を介することなく、前記登録要求の送信元に、前記コンタクト・リストへ前記指定先ユーザを追加する要求を送信することを特徴とする請求項20に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  22. 前記対話的コミュニケーションの方法において、
    前記コンピュータ端末のコンタクト・リストから削除されるべきユーザが入力されるステップと、
    前記コンピュータ端末のコンタクト・リストから該ユーザを削除するステップと、
    前記ユーザのコンピュータ端末に対して前記ユーザを削除した旨の登録削除通知を送信するステップと、
    前記登録削除通知を受信した前記ユーザのコンピュータ端末が、前記ユーザのコンピュータ端末のコンタクト・リストから通知元ユーザを削除するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項20または21に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  23. 前記コンピュータ端末は、コンタクト・リストから削除されるべきユーザを削除すると、前記コンピュータ端末のユーザによる操作を介することなく、コンタクト・リストから削除されたユーザのコンピュータ端末に対して、前記ユーザを削除した旨の登録削除通知を送信することを特徴とする請求項22に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  24. 前記コンピュータ端末は、前記登録削除要求を受信すると、前記コンピュータ端末のユーザによる操作を介することなく、前記ユーザのコンピュータ端末のコンタクト・リストから通知元ユーザを削除することを特徴とする請求項22に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  25. 前記コンピュータ端末は、
    前記コンピュータ端末のユーザの存否等を示すプレゼンス情報の開示状態を「初期状態」と「許可状態」との2状態を少なくとも含む形態で管理するステップと、
    前記プレゼンス情報の開示を互いに許可した相手ユーザとでは前記プレゼンス情報の開示を「許可状態」として記録するステップと、
    前記プレゼンス情報の開示が「許可状態」になっているユーザだけをコンタクト・リストに登録するステップと、
    コンタクト・リストに登録されているユーザとの間でのみ対話的コミュニケーションを行うステップと、
    を備えることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  26. 前記プレゼンス情報の開示状態に「確認中状態」を加えた3状態を少なくとも含む形態で管理するステップと、
    前記コンタクト・リストへのユーザ登録が完了するまでの間の前記プレゼンス情報の開示状態を「初期状態」から「確認中状態」に変更して記録するステップと、
    前記プレゼンス情報の開示を相手ユーザとで互いに許可したことが確認できた後は、前記プレゼンス情報の開示状態を「確認中状態」から「許可状態」に変更して記録するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項25に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  27. 更に、プレゼンス情報の開示を相手ユーザとで互いに許可するに至らなかった場合においては、前記プレゼンス情報の開示状態を「初期状態」に戻すことを特徴とする請求項26に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  28. 前記コンピュータ端末は、前記コンタクト・リストからユーザを登録削除する際に、前記プレゼンス情報の開示状態を「許可状態」から「初期状態」に変更して記録することを特徴とする請求項26に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  29. 前記プレゼンス・サービス・サーバは、
    あるコンピュータ端末から他のコンピュータ端末宛の、コンタクト・リストへの登録要求を受信するステップと、
    前記プレゼンス・サービス・サーバに記憶されているポリシーを確認するステップと、
    該ポリシーによって前記他のコンピュータ端末が前記登録要求を「常に拒否する」ことを望んでいることが確認できた場合には、前記登録要求を前記他のコンピュータ端末に伝達することなく、前記あるコンピュータ端末にNG応答するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項20に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  30. 前記他のコンピュータ端末は、前記あるコンピュータ端末から受信した前記コンタクト・リストへの登録要求に対し、「許可する」と「許可しない」と「常に拒否する」のうち「常に拒否する」を選択した場合に、その旨の応答を前記あるコンピュータ端末宛に返信し、
    該応答を受信したプレゼンス・サービス・サーバは、該応答を前記あるコンピュータ端末に伝達する前に、「該応答元ユーザは該応答先ユーザを常に拒否する」ことをポリシーとして記録することを特徴とする請求項29に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  31. 前記他のコンピュータ端末は、前記プレゼンス情報の開示状態を「初期状態」と「許可状態」と「常に拒否する状態」の3状態を少なくとも含む形態で管理をし、
    コンタクト・リストへの登録要求を要求元ユーザから受信したユーザが、該登録要求に対して「許可する」と「許可しない」と「常に拒否する」のうち「常に拒否する」を選択した場合に、前記プレゼンス情報の開示状態を「常に拒否する状態」として記録することを特徴とする請求項29に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  32. 前記プレゼンス・サービス・サーバは、前記コンピュータ端末の各ユーザの、コンタクト・リストと、プレゼンス開示状態テーブルと、を記憶するコンタクト・リスト記憶手段を有し、
    前記プレゼンス・サービス・サーバは、
    あるコンピュータ端末による他のコンピュータ端末のコンタクト・リストへのユーザの登録要求と、該登録要求に対する応答である登録応答と、コンタクト・リストからユーザを登録削除する旨の登録削除通知とを、あるコンピュータ端末から他のコンピュータ端末へ伝達する際にモニターするステップと、
    該モニターした内容に応じて、前記プレゼンス・サービス・サーバのコンタクト・リスト及びプレゼンス開示状態テーブルの内容を書き換えるステップと、
    を備えることを特徴とする請求項29または30に記載の対話的コミュニケーションの方法。
  33. 他のコンピュータ端末との間でネットワークを介した通信する通信処理と、
    ユーザを登録したコンタクト・リストと、各ユーザの存否等を示すプレゼンス情報の開示に関する状態を記録したプレゼンス開示状態テーブルと、を記憶するコンタクト・リスト記憶処理と、
    前記コンタクト・リスト記憶処理を管理するコンタクト・リスト管理処理と、
    他のコンピュータ端末と、前記コンタクト・リスト上のユーザを登録または削除に係る要求の受け渡しを行うプレゼンス情報制御処理と、
    コンタクト・リストに登録されたユーザとの間でのみプレゼンス情報の開示及び前記対話的コミュニケーションを行うコミュニケーション制御処理と、
    ユーザへの画面出力を提供する画面出力処理と、
    ユーザが情報を入力できるようにする入力処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  34. 通信プロトコルとして、SIP(Session Initiation Protocol)、SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のうち少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項33に記載のプログラム。
  35. 対話的コミュニケーションとして、テキスト、音声、静止画、動画、電子ファイルのうち少なくとも1つのメディア交換を実行することを特徴とする請求項33又は34に記載のプログラム。
  36. 前記コンピュータは、PC(Personal Computer)、電話機、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、コンピュータ内蔵型ディスプレイのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求請求項33乃至35のいずれか1項に記載のプログラム。
  37. ユーザが本人であることを認証する処理を実行することを特徴とする請求項33乃至36のいずれか1項に記載のプログラム。
  38. 前記ユーザ認証は、ユーザIDとパスワードとを用いることを特徴とする請求項37に記載のプログラム。
  39. 前記ユーザID及び前記パスワードとして、企業内に別システムとして存在するディレクトリ・システムに記録されているIDとパスワードとを用いることを特徴とする請求項38に記載のプログラム。
  40. 前記ユーザIDとして、ユーザの電子メールアドレスと、ユーザの電話番号とのいずれかを用いることを特徴とする請求項38又は39に記載のプログラム。
  41. 通信に暗号を用いることを特徴とする請求項33乃至40のいずれか1項に記載のプログラム。
  42. 前記暗号として、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)と、TLS(Transport Layer Security)と、SRTP(Secure RTP)とのうち少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項41に記載のプログラム。
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