JP3874415B2 - メール交換システム及び方法、メール交換用端末装置、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機などの端末装置を用いて、グループに属するメンバー間でメールを交換するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報通信技術の進展に伴い、コミュニケーションの手段として電子メール(以下、単にメール)が多く利用されるようになっている。メールは、個人と個人との間で交換されるだけでなく、グループのメンバーの間で交換される場合もある。グループのメンバーの間でメールを交換する場合、従来、次のような方法があった。
【0003】
第1に、例えばインターネット上にあるサーバ内にグループのメンバーリストを登録しておき、サーバを介してグループのいずれかのメンバーが送信したメールを他のメンバーに送信する方法である。第2に、グループの各メンバーのメール交換用端末にそれぞれメンバーのリストを登録しておき、メンバーが他のメンバーにメールを送ろうとする場合は、このリストを指定することによりメールを送信する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の第1の方法では、グループのメンバーのリストは、単一のものがサーバに置かれることとなるため、どのメンバーが送信したメールも、メンバー全員に確実に届けることができる。ここでは、リストの管理も各メンバーへのメールの送信も全てサーバが行うものとなるが、サーバ自体がリストやメールを必要としている訳ではない。
【0005】
この方法では、グループのメンバーと直接的には関係ないサーバを用意し、維持管理を行わなければならなかったため、各メンバーがサーバを利用することに対する利用料が高くなってしまっていた。サーバの維持管理を広告収入によってまかなっている場合もあるが、この場合には、サーバからグループのメンバーに送信されるメールに広告が付されたり、サーバからメンバーに広告のメールが送られてきたりするので、メンバーが煩わしいと感じることもあった。
【0006】
また、上記の第2の方法では、グループの各メンバーの端末においてメンバーのリストが管理され、このリストに従って他のメンバー宛のメールを送信することができるため、サーバを必要としない。もっとも、メンバーのリストの管理は、各メンバーが手動で行わなければならないものであり、煩わしさを感じさせるものであった。
【0007】
特にグループに新たなメンバーが加入したり、メンバーが脱退したりしたときに、各端末において管理されているリストが統一されない場合が生じ易くなってしまう。これにより、グループに新たに加入したメンバーに他のメンバーからのメールが届かなかったり、グループから既に脱退したメンバーに依然としてメールが送られてしまう場合もあった。
【0008】
本発明は、サーバを介することなく複数の端末装置において、グループに属するメンバーを統一して管理して、サーバを介することなくグループのメンバー間でメールを交換することができるメール交換システム等を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかるメール交換システムは、通信網を介して互いに接続され、それぞれメール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を有する複数の端末装置を備え、前記通信網を介して前記複数の端末装置間でメールを交換するメール交換システムである。前記グループの既存のメンバーのうちの特定の1のメンバーの端末装置は、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して該新たに加入するメンバーの端末装置から受信する新加入メール受信手段と、前記新加入メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させる第1のメンバー情報追加手段と、前記新加入メール受信手段が受信したメールに従って、該新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に登録された他の既存のメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する新メンバー情報メール送信手段とを備えることを特徴とする。前記特定のメンバー以外の既存のメンバーの端末装置は、前記新メンバー情報送信手段から送信された前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを受信する新メンバー情報メール受信手段と、前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させる第2のメンバー情報追加手段と、前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに従って、自己のメンバー情報を含むメールを該新たに加入するメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する自己情報メール送信手段とを備えることを特徴とする。前記グループに新たに加入するメンバーの端末装置は、前記グループに新たに加入するメンバーとして自己のメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する新加入メール送信手段と、前記自己情報メール送信手段から送信された既存のメンバーのメンバー情報を含むメールを受信する既存メンバー情報メール受信手段と、前記勧誘メール受信手段が受信したメールと前記既存メンバー情報メール受信手段が受信したメールとに基づいて、前記メンバー情報記憶手段を生成するメンバー情報生成手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
上記メール交換システムにおいて、前記複数の端末装置は、それぞれ、前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に記憶されたメンバー情報に対応した全てのメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する脱退メール送信手段と、他のメンバーの端末装置の脱退メール送信手段から送信された該他のメンバーが脱退する旨の情報を含むメールを受信する脱退メール受信手段と、前記脱退メール受信手段が受信したメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除するメンバー情報削除手段とをさらに備えるものとすることができる。
【0011】
上記メール交換システムにおいて、特定の1の端末装置では、グループに新たに加入するメンバーから送られてきたメールにより、該新たに加入するメンバーのメンバー情報がメンバー情報記憶手段に追加される。他の既存のメンバーの端末装置では、特定の1の端末装置から送られてきたメールにより、新たに加入するメンバーのメンバー情報がメンバー情報記憶手段に追加される。新たに加入するメンバーの端末装置では、既存のメンバーの端末装置から送られてきたメールにより、メンバー情報記憶手段が生成される。これによって、サーバを介することなく、新たなメンバーの端末装置でも既存のメンバーの端末装置でもメンバー情報記憶手段の内容が実質的に統一される。
【0012】
また、各メンバーがグループから脱退するときには、脱退するメンバー以外の全ての端末装置では、脱退するメンバーの端末装置から送られてきたメールにより、該脱退するメンバーのメンバー情報がメンバー情報記憶手段から削除される。これによって、サーバを介することなく、脱退したメンバー以外の端末装置のメンバー情報記憶手段の内容は、全て脱退したメンバーのメンバー情報を除いたものに統一される。
【0013】
このようにグループの各メンバーの端末装置に記憶されているメンバー情報記憶手段の内容が統一されているため、サーバを介さなくても、各メンバーの端末装置から、グループの他のメンバーに漏れなくメールを送信することが可能となる。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるメール交換用端末装置は、通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置であって、メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段と、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する新メンバー情報メール受信手段と、前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段と、前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに従って、自己のメンバー情報を含むメールを該新たに加入したメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する自己情報メール送信手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
ここで、前記新メンバー情報メール受信手段が受信するメールは、前記グループに既に属していた特定のメンバーのメール交換用端末装置から送信されたものであってもよい。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかるメール交換用端末装置は、通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置であって、メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段と、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して該新たに加入するメンバーのメール交換用端末装置から受信する新加入メール受信手段と、前記新加入メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段と、前記新加入メール受信手段が受信したメールに従って、該新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に登録された既存のメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新メンバー情報メール送信手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるメール交換用端末装置は、通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置であって、前記他のメール交換用端末装置のユーザにより既に形成されたメールを交換するためのグループへの加入を勧誘するメールを、前記他の複数のメール交換用端末装置のうちの特定の1のメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する勧誘メール受信手段と、前記勧誘メール受信手段が受信したメールで加入を勧誘されたグループに加入する場合に、新たに加入するメンバーとして自己のメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新加入メール送信手段と、前記新加入メール送信手段から送信したメールに従って前記特定の1のメール交換用端末装置から既存の他のメンバーのメール交換用端末装置に送信されたメールに従って送信されるものであって、前記既存の他のメンバーのメンバー情報を含むメールを、該既存の他のメンバーのメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する既存メンバー情報メール受信手段と、前記勧誘メール受信手段が受信したメールと前記既存メンバー情報メール受信手段が受信したメールとに基づいて、前記グループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を生成するメンバー情報生成手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
上記第2〜第4の観点にかかるメール交換用端末装置は、前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に記憶されたメンバー情報に対応した全てのメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する脱退メール送信手段と、自己以外の他のメンバーが前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する脱退メール受信手段と、前記脱退メール受信手段が受信したメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除するメンバー情報削除手段とをさらに備えるものとしてもよい。
【0019】
上記第2〜第4の観点にかかるメール交換用端末装置において、前記メール交換用端末装置と前記他の複数のメール交換用端末装置との間で互いに交換されるメールには、該メールが交換されるグループを示すグループ情報が付加されたものとすることができる。この場合において、前記メンバー情報記憶手段は、受信したメールに付加されたグループ情報に基づいて、対応するグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶するものとすることができる。
【0020】
ここで、前記メール交換用端末装置と前記他の複数のメール交換用端末装置とには、それぞれのユーザの一意に特定するユーザ情報が割り当てられている場合には、前記グループ情報は、対応するグループを最初に形成したメンバーのメール交換用端末装置のユーザ情報と、該グループを形成したときの時間情報とを含むものとすることができる。
【0021】
なお、上記第2〜第4の観点にかかるメール交換用端末装置は、携帯電話機によって構成されたものとすることができる。
【0022】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点にかかるメール交換方法は、通信網を介して互いに接続され、それぞれメール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を有する複数の端末装置間で、前記通信網を介してメールを交換する方法であって、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、該新たに加入するメンバーの端末装置から特定の1のメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信し、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメンバーの端末装置において受信し、前記特定の1のメンバーの端末装置において、前記新たに加入するメンバーの端末装置から受信したメールから新たに加入するメンバーのメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させ、前記新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメンバーの端末装置から前記通信網を介して既存のメンバーの端末装置に、該特定の1のメンバーの端末装置に記憶されたメンバー情報記憶手段に従って送信し、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記他の既存のメンバーの端末装置において受信し、前記他の既存のメンバーの端末装置において、前記特定の1の端末装置から受信したメールから新たに加入するメンバーのメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させ、既存のメンバー自身のメンバー情報を含むメールを、前記既存のメンバーの端末装置から前記通信網を介して前記新たなメンバーの端末装置に送信し、前記既存のメンバーの端末装置から送信された既存のメンバーのメンバー情報を含むメールを前記新たなメンバーの端末装置において受信し、前記新たに加入するメンバーの端末装置において、既存のメンバーの端末装置から受信したメールに基づいて、前記メンバー情報記憶手段を生成することを特徴とする。
【0023】
上記メール交換方法は、さらに、前記複数の端末装置のうちの任意の1の端末装置から前記通信網を介して他の全ての端末装置に、該任意の1の端末装置に対応したメンバーがグループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に従って送信し、前記任意の端末装置から送信された脱退する旨の情報を含むメールを前記他の全ての端末装置のそれぞれにおいて受信し、前記他の端末装置のそれぞれにおいて、受信する脱退する旨のメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除するものとすることができる。
【0024】
上記目的を達成するため、本発明の第6の観点にかかるプログラムは、通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置を、メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する新メンバー情報メール受信手段、前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段、及び、前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに従って、自己のメンバー情報を含むメールを該新たに加入したメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する自己情報メール送信手段として機能させることを特徴とする。
【0025】
上記目的を達成するため、本発明の第7の観点にかかるプログラムは、通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置を、メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段、前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して該新たに加入するメンバーのメール交換用端末装置から受信する新加入メール受信手段、前記新加入メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段、及び、前記新加入メール受信手段が受信したメールに従って、該新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に登録された既存のメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新メンバー情報メール送信手段として機能させることを特徴とする。
【0026】
上記目的を達成するため、本発明の第8の観点にかかるプログラムは、通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置を、前記他のメール交換用端末装置のユーザにより既に形成されたメールを交換するためのグループへの加入を勧誘するメールを、前記他の複数のメール交換用端末装置のうちの特定の1のメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する勧誘メール受信手段、前記勧誘メール受信手段が受信したメールで加入を勧誘されたグループに加入する場合に、新たに加入するメンバーとして自己のメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新加入メール送信手段、前記新加入メール送信手段から送信したメールに従って前記特定の1のメール交換用端末装置から既存の他のメンバーのメール交換用端末装置に送信されたメールに従って送信されるものであって、前記既存の他のメンバーのメンバー情報を含むメールを、該既存の他のメンバーのメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する既存メンバー情報メール受信手段、及び、前記勧誘メール受信手段が受信したメールと前記既存メンバー情報メール受信手段が受信したメールとに基づいて、前記グループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を生成するメンバー情報生成手段として機能させることを特徴とする。
【0027】
上記第6〜第8の観点にかかるプログラムは、前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に記憶されたメンバー情報に対応した全てのメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する脱退メール送信手段、自己以外の他のメンバーが前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する脱退メール受信手段、及び、前記脱退メール受信手段が受信したメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除するメンバー情報削除手段としてさらに前記メール交換用端末装置を機能させるものとすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0029】
図1は、この実施の形態にかかるメール交換システムに適用されるネットワークシステムの構成を示す図である。図示するように、このネットワークシステムは、携帯電話網及びインターネットを含む通信網2を介して互いに接続される複数の携帯電話機1(1−1〜1−n)を備えおり、携帯電話機1同士でメールを交換するようにしたものである。
【0030】
このメール交換システムでは、いずれかの携帯電話機1のユーザがリーダとなって、他の携帯電話機1のユーザに「なかま」となることを勧誘する。勧誘されたユーザがその「なかま」に加入しようとする場合は、リーダにその旨を返信することで、「なかま」を形成していく。こうして複数の携帯電話機のユーザによって形成された「なかま」のメンバーについては、後述するメンバーリストにより各メンバーの携帯電話機1において統一して管理される。
【0031】
「なかま」に加入している他のメンバーにメールを送信する場合は、携帯電話機1において管理されているメンバーリストを参照して、メールを同報送信するものとなり、各メンバーの携帯電話機1以外にサーバ装置を介在させることがない。「なかま」に新たなメンバーが加入していくときやメンバーが脱退するときも、各メンバー(新たに加入するメンバー及び脱退するメンバーを含む)の携帯電話機1でメールを交換するだけで、メンバーリストの統一した管理が図られる。各メンバーの携帯電話機1以外にサーバ装置を介在させることがない。
【0032】
図2は、図1の携帯電話機1の構成を示す図である。図示するように、携帯電話機1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入力装置14と、表示装置15と、通信装置16とを備えている。携帯電話機1は、このほかにも通話を行うために必要な構成要素を備えているが、本発明とは直接関係がないため、図2において省略している。携帯電話機1には、それぞれ固有のユーザID(UID)が割り当てられているが、これは携帯電話番号としてもよい。
【0033】
CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムを実行し、後述するメンバーリストの管理を含む、他の携帯電話機1とメールを交換するために必要な処理を行う。CPU11は、現在の日時を計時する内部タイマを備えており、この内部タイマの計時する時間が、後述するグループIDの作成のために用いられる。ROM12は、後述するアプリケーションプログラムを含むCPU11の処理プログラムを記憶する。ROM12の少なくとも一部は、電気的に書き込み/消去が可能なフラッシュメモリによって構成されている。RAM13は、バッテリバックアップされており、後述するメンバーリストや、他の携帯電話機1に送信した或いは受信したメールを記憶する。
【0034】
入力装置14は、「1」〜「0」までの数字キー、「*」キー、「#」キーなどを含み、利用者の操作によって必要な情報をCPU11に入力する。メールを作成するための文字情報も、ここから入力する。表示装置15は、液晶表示装置などによって構成され、作成中のメールや他の携帯電話機1から受信したメールなどの種々の情報を表示する。通信装置16は、通信網2を介して他の携帯電話機1と情報を送受信する(ここでは、メールを交換する)。
【0035】
図3は、「なかま」の各メンバーの携帯電話機1において管理されるメンバーリストの例を示す図である。メンバーリスト3は、「なかま」毎に作成されるものであって、図示するように、「なかま」毎に固有に設けられるヘッダデータ30と、各メンバーのプロファイルデータ31〜3nとから構成されている。各メンバーのプロファイルデータ31〜3nは、ヘッダデータ30から順にリストで繋がれている。
【0036】
ヘッダデータ30は、どの「なかま」のメンバーリストであるかを識別するためのデータであり、グループID(GID)を含んでいる。グループIDは、当該「なかま」を形成したリーダのユーザIDと当該「なかま」を最初に形成した時間情報(日付及び時間(少なくとも秒単位まで))とを結合して構成されている。同一の者が全く同時に複数の「なかま」を形成することは物理的に不可能なので、サーバを介さなくても、「なかま」を一義的に定められるグループIDを作ることができる。
【0037】
プロファイルデータ31〜3nは、それぞれヘッダデータ30が示す「なかま」の各メンバーに関する情報を登録したもので、少なくとも当該メンバーのハンドルネームと、ユーザIDと、メールの送信先アドレスと、当該メンバーに対応づけたキャラクタとを含んでいる。キャラクタ以外のハンドルネーム、ユーザID及びメールアドレスは、当該メンバーからのメール(詳細を後述)で送られてきた情報となっている。
【0038】
プロファイルデータ31〜3nに含まれる情報のうち、キャラクタについては、メンバーリスト3が登録されている携帯電話機1のユーザが選択して登録するものとなる。キャラクタの選択は、他のメンバーからのメールにより後述するようにメンバーリスト3に当該他のメンバーのプロファイルデータを自動的に追加したときに、アプリケーションにより自動的に起動されるキャラクタの選択画面に従って行うことができる。キャラクタの選択をしなかった場合は、デフォルトのキャラクタが自動的に登録される。また、任意のときにキャラクタの選択画面を起動し、後からキャラクタの登録を変更することも可能である。
【0039】
なお、メンバーリスト3は、これが登録されている携帯電話機1のユーザ自身のプロファイルデータを含まないが、「なかま」の他のメンバーのプロファイルデータに関しては、どのメンバーの携帯電話機1に登録されたメンバーリスト3でも同じものを含んでいるようになる。但し、新たなメンバーが加入する際は、多少のタイムラグが生じることと、各プロファイルデータ31〜3nがリストで繋がれている順番が異なることはある。
【0040】
図4は、「なかま」に新たなメンバーが加入するとき或いはメンバーが脱退するときに各メンバーの携帯電話機1で交換されるメールの例を示す図である。図4に示す各メールは、メンバーリスト3の管理のために用いられるもので、「なかま」のメンバー間で通常交換されるメールは、これとは異なる形式を有するものとなる。なお、図4において、括弧が付されているのは、制御情報であって、メールの内容として表示装置15に表示されない情報を示す。また、これらのメールのフォーマットは、アプリケーションによって起動される。
【0041】
図4(a)は、リーダが新たなメンバーを勧誘するための加入勧誘メールを示す。この加入勧誘メール41は、通常のメールと同じように、送信元アドレスと、送信先アドレスと、件名と、本文とを含んでいる。件名には必ず「加入依頼」と記載され、このメールを受信した携帯電話機1では、これによって加入勧誘メール41であることが識別できるようになっている。送信元アドレスは、「なかま」のリーダのメールアドレスであり、送信先アドレスは、「なかま」に加入することを勧誘されたユーザのメールアドレスである。つまり、この加入勧誘メール41は、必ず「なかま」のリーダから加入を勧誘されたユーザに送られるものである。
【0042】
本文には、「なかま」についての目的やメンバー数、リーダからのコメントなどから構成されるグループ情報が含まれている。グループ情報の次には、プロファイルデータであることを示す制御情報(P−Code)に囲まれて、リーダのプロファイルデータ(メールアドレスは送信先アドレスから登録できるので、ハンドルネームとユーザID)が含まれている。さらには、「なかま」に加入するかどうかの選択肢(YesまたはNo:それぞれに制御情報を含む)と、最後に制御情報としてグループIDが含まれている。
【0043】
「なかま」に加入するかどうかの選択肢は、この加入勧誘メール41を受信した携帯電話機1のユーザが入力装置14を操作して、「なかま」に加入する場合はYesを、加入しない場合はNoを選択できるようになっている。Noが選択された場合には、そこに含まれた制御情報に基づいてアプリケーションにより、加入勧誘メール41が受信した携帯電話機1内から破棄されるようになっている。Yesが選択された場合には、そこに含まれた制御情報に基づいてアプリケーションにより、メンバーリスト3が新たに作成されると共に、次に説明する加入連絡メール42のフォーマットが起動されるようになっている。
【0044】
図4(b)は、新たなメンバーが「なかま」に加入したこと、及び新たなメンバーに既存のメンバーを通知するための加入連絡メールを示す。この加入連絡メール42も、通常のメールと同じように、送信元アドレスと、送信先アドレスと、件名と、本文とを含んでいる。件名には必ず「加入連絡」と記載され、このメールを受信した携帯電話機1では、これによって加入連絡メール42であることが識別できるようになっている。
【0045】
加入連絡メール42は、「なかま」に新たに加入したメンバーからリーダに送信される場合と、リーダから既存のメンバーに送信される場合と、既存のメンバーから新たに加入したメンバーに送信される場合とがある。送信元アドレスは、それぞれの場合において、新たに加入したメンバーのメールアドレス、リーダのメールアドレス、既存のメンバーのメールアドレスとなる。送信先アドレスは、それぞれの場合において、リーダのメールアドレス、既存のメンバーのメールアドレス、新たに加入したメンバーのメールアドレスとなる。
【0046】
本文には、プロファイルデータであることを示す制御情報(P−Code)に囲まれて、新たに加入したメンバーまたは既存のメンバーのプロファイルデータ(ハンドルネームとユーザID、メールアドレス)が含まれている。プロファイルデータとしては、加入連絡メール42が新たに加入したメンバーからリーダに送信される場合と、リーダから既存のメンバーに送信される場合と、既存のメンバーから新たに加入したメンバーに送信される場合には、新たに加入したメンバーのものとなり、既存のメンバーから新たに加入したメンバーに送信される場合には、既存のメンバーのものとなる。また、最後に制御情報としてグループIDが含まれている。
【0047】
なお、加入連絡メール42は、「なかま」に新たに加入したメンバーがリーダに送信するときは、加入勧誘メール41に従って起動されたフォーマットに従ってプロファイルデータを入力し、送信を指示する必要がある。新たに加入したメンバーが加入連絡メール42の送信を指示したときには、その者の携帯電話機1において、加入勧誘メール41に従ってヘッダデータ30を形成し、加入勧誘メール41に含まれていたリーダのプロファイルデータをプロファイルデータ31としてヘッダデータ30に繋げて、新たなメンバーリスト3が作成される。
【0048】
リーダの携帯電話機1が新たなメンバーからの加入連絡メール42を受信した場合には、受信した加入連絡メール42から新たなメンバーのプロファイルデータを抽出してメンバーリスト3に追加する。また、新たなメンバーのプロファイルデータを含む加入連絡メール42を生成して、メンバーリスト3に従って既存のメンバーの携帯電話機1に送信する。
【0049】
既存のメンバーの携帯電話機1がリーダからの加入連絡メール42を受信した場合には、受信した加入連絡メール42から新たなメンバーのプロファイルデータを抽出してメンバーリスト3に追加する。また、自己のプロファイルデータを含む加入連絡メール42を生成して、新たに加入したメンバーの携帯電話機1に送信する。新たに加入したメンバーの携帯電話機1では、既存のメンバーからの加入連絡メール42を受信すると、受信した加入連絡メール42から既存のメンバーのプロファイルデータを抽出してメンバーリスト3に追加する。
【0050】
図4(c)は、あるメンバーが「なかま」から脱退することを通知するための脱退連絡メールを示す。この脱退連絡メール43も、通常のメールと同じように、送信元アドレスと、送信先アドレスと、件名と、本文とを含んでいる。件名には必ず「脱退連絡」と記載され、このメールを受信した携帯電話機1では、これによって脱退連絡メール43であることが識別できるようになっている。
【0051】
送信元アドレスは、「なかま」から脱退しようとするメンバーのメールアドレスであり、送信先アドレスは、メンバーリスト3に登録された「なかま」の全てのメンバーのメールアドレスとなる。つまり、脱退連絡メール43は、メンバーリスト3に従って、脱退しようとするメンバーの携帯電話機1から他の全てのメンバーの携帯電話機1に送信されるものとなる。本文には、脱退しようとするメンバーのユーザIDとグループIDとが含まれている。
【0052】
脱退連絡メール43は、「なかま」から脱退しようとするメンバーがアプリケーションにより送信を指示することにより、他のメンバーの携帯電話機1に送信される。脱退連絡メール43を送信した携帯電話機1では、当該「なかま」のメンバーリストを削除するものとなる。脱退連絡メール43を受信した携帯電話機1では、これに含まれるユーザIDとグループIDとに従って、脱退したメンバーのプロファイルデータ31〜3nをメンバーリスト3から削除する。
【0053】
また、「なかま」を形成した後は、上記したメンバーリスト3の管理のためのメールとは異なる様々なメールがそのメンバー間で交換されることとなる。もっとも、「なかま」を指定してメールを送信するときは、メンバーリスト3に登録された「なかま」のメンバー全てにメールが送信されることとなる。また、「なかま」を指定して送信されたメールを受信した携帯電話機1では、メールを受信した旨が表示装置15にキャラクタ表示される。
【0054】
図5(a)は、「なかま」の間で交換されるメール(以下、なかまメール)を示す。なかまメール51は、通常のメールと同じように、送信元アドレスと、送信先アドレスと、件名と、本文とを含んでいる。件名及び本文の内容は自由であるが、本文の最後に制御情報として当該「なかま」のグループIDが追加されており、受信した携帯電話機1においてなかまメール51であることが認識できるようになっている。。送信先アドレスは、メンバーリスト3に登録された「なかま」の全てのメンバーのメールアドレスとなる。
【0055】
図5(b)は、「なかま」の他のメンバーからなかまメール51を受信したときの表示画面とを示す図である。この表示画面では、メンバーリスト3に従って各メンバーに対応したキャラクタが表示されているが、なかまメール51を送信したメンバーに対応したキャラクタに対しては、例えば、メールを所持しているような表示がなされている。
【0056】
以下、この実施の形態にかかるメール交換システムにおける動作について説明する。「なかま」のメンバー間でメールを交換するためには、複数の携帯電話機1のユーザ同士で「なかま」を形成する必要があり、新たなメンバーの加入やメンバーの脱退がされていく。この間に「なかま」を示すメンバーリストを各メンバーの携帯電話機1で統一的に管理するために必要な処理について説明する。ここでは、既に何人かのメンバーによって「なかま」が形成されていることを前提として説明する。
【0057】
図6は、「なかま」に新たなメンバーが加入するときに各携帯電話機1で実行される処理を示すフローチャートである。まず、リーダの携帯電話機1において、リーダが入力装置14を操作することにより、新たなメンバーに勧誘するユーザのメールアドレスを送信先アドレスとして指定すると共に、必要な情報を入力して、加入勧誘メール41を生成する(ステップS101)。CPU11は、生成された加入勧誘メール41を通信網2を介して通信装置16から送信させる(ステップS102)。
【0058】
新たなメンバーとして勧誘されたユーザの携帯電話機1では、通信装置16が加入勧誘メール41を受信すると(ステップS121)、CPU11は、これを表示装置15に表示させる(ステップS122)。新たなメンバーとして勧誘されたユーザは、入力装置14を操作することにより、表示された加入勧誘メール41の選択肢からYesかNoのいずれかを選択する。ここで、CPU11は、選択肢として当該「なかま」への加入を示すYesが選択されたかどうかを判定する(ステップS123)。
【0059】
選択肢としてYesが選択された場合には、CPU11は、加入勧誘メール41からグループIDを抽出してメンバーリスト3のヘッダデータ30を生成すると共に、加入勧誘メール41からリーダのプロファイルデータを抽出して、最初のプロファイルデータ31としてヘッダデータ30に繋げる(ステップS124)。また、加入連絡メール42のフォーマットを起動し、そのフォーマットに従って、新たなメンバーが入力装置14から自己のプロファイルデータを入力する(ステップS125)。
【0060】
CPU11は、プロファイルデータが入力されると、加入勧誘メール41に送信元アドレスとして含まれていたリーダのメールアドレスを送信先アドレスとして、加入連絡メール42を生成する(ステップS126)。さらに新たなメンバーにより入力装置14から加入連絡メール42の送信が指示されると、CPU11は、加入連絡メール42を通信網2を介して通信装置16から送信させる(ステップS127)。
【0061】
リーダの携帯電話機1では、通信装置16が新たなメンバーからの加入連絡メール42を受信すると(ステップS103)、CPU11は、ここから新たなメンバーのプロファイルデータを抽出して、メンバーリスト3に追加させる(ステップS104)。また、CPU11は、メンバーリスト3に登録された既存の各メンバーのメールアドレスを送信先アドレスとして、これを通信装置16に転送させる(ステップS105)。リーダの携帯電話機1における処理は、これで終了となる。
【0062】
既存の各メンバーの携帯電話機1では、通信装置16がリーダの携帯電話機1から転送された加入連絡メール42を受信すると(ステップS141)、CPU11は、ここから新たなメンバーのプロファイルデータを抽出して、メンバーリスト3に追加させる(ステップS142)。また、CPU11は、自己(既存のメンバー)のプロファイルデータを含む加入連絡メール42を生成し(ステップS143)、新たなメンバーのメールアドレスを送信先アドレスに指定して、通信網2を介して通信装置16から送信させる(ステップS144)。既存のメンバーの携帯電話機1における処理は、これで終了となる。
【0063】
新たなメンバーの携帯電話機1では、通信装置16が既存の各メンバーからの加入連絡メール42を受信する(ステップS128)度に、CPU11は、ここから既存のメンバーのプロファイルデータを抽出して、メンバーリスト3に追加させる(ステップS129)。既存の全てのメンバーから加入連絡メール42を受信し終わると、新たなメンバーの携帯電話機1においても既存のメンバーの携帯電話機1と実質的に同様のメンバーリスト3が作成されることとなり、新たなメンバーの携帯電話機1における処理も、これで終了となる。
【0064】
加入勧誘メール41を受信した携帯電話機1において、選択肢からNoが選択されていた場合には、CPU11は、その加入勧誘メール41を破棄し(ステップS130)、処理を終了する。その後、リーダや既存のメンバーの携帯電話機1では、その後何も処理が行われることがない。
【0065】
なお、上記した処理において、プロファイルデータをメンバーリスト3に追加される場合には、CPU11は、アプリケーションによりキャラクタの選択画面を起動させる。これに従ってメンバーがキャラクタを選択すると、追加されたプロファイルデータにキャラクタも登録される。メンバーによりキャラクタの選択がされなければ、デフォルトのキャラクタがプロファイルデータに登録される。キャラクタの登録は、その後に変更することも可能である。
【0066】
図7は、「なかま」からメンバーが脱退するときに各携帯電話機1で実行される処理を示すフローチャートである。脱退しようとするメンバーの携帯電話機1では、そのメンバーが入力装置14を操作することにより脱退連絡メール43の送信を指示すると、CPU11は、メンバーリスト3に登録された他の全てのメンバーのメールアドレスを送信先アドレスとして、脱退連絡メール43を生成する(ステップS201)。さらに、CPU11は、生成した脱退連絡メール43を通信網2を介して通信装置16から送信させる(ステップS202)。その後、当該「なかま」のメンバーリスト3の全体を削除して(ステップS203)、処理を終了する。
【0067】
他のメンバーの携帯電話機1では、通信装置16が新たなメンバーからの脱退連絡メール43を受信すると(ステップS221)、CPU11は、脱退連絡メール43に含まれるユーザIDとグループIDとから脱退したメンバーのプロファイルデータを特定し、メンバーリスト3から削除する(ステップS222)。そして、他のメンバーの携帯電話機1における処理も終了となる。
【0068】
なお、リーダとなるユーザが新たな「なかま」を形成しようとするときには、自己の携帯電話機1において、アプリケーションにより入力装置14から新たな「なかま」の形成を指示入力する。すると、CPU11は、現在の日時を取得して、これをユーザIDと結合してグループIDを生成する。CPU11は、また、そのグループIDを用いて、当該新たに形成しようとする「なかま」のメンバーリスト3のヘッダデータ30を生成する。その後、加入勧誘メール41により「なかま」への加入を勧誘することができるが、最初に加入したメンバーから送られてきた加入連絡メールは、リーダの携帯電話機1から転送されることがない。
【0069】
上記のようにして形成された「なかま」のメンバー間では、メールが交換される。「なかま」のメンバー間におけるメールの交換には、それ以外のユーザ間でメールを交換する場合とは異なる処理がなされる。
【0070】
図8は、「なかま」のメンバー間でメールを交換するときに各携帯電話機1において実行される処理を示すフローチャートである。「なかま」の他のメンバーにメールを発信しようとするメンバーの携帯電話機1では、メンバーがアプリケーションにより入力装置14を操作して、メールを送信する「なかま」を指定する(ステップS301)。
【0071】
すると、アプリケーションによりグループIDとユーザIDとが付加されたなかまメール51のフォーマットが起動され、入力装置14から本文を入力する(ステップS302)。そして、メールの送信を指示すると、CPU11は、指定された「なかま」のメンバーリスト3に登録されている他の全てのメンバーのメールアドレスを送信先アドレスとして、通信網2を介して通信装置16から当該なかまメール51を送信させる(ステップS303)。発信者側の処理は、これで終了となる。
【0072】
他のメンバーの携帯電話機1では、通信装置16がステップS303で送信されたなかまメール51を受信すると(ステップS321)、CPU11は、その本文に含まれているグループIDとユーザIDとを抽出し、どの「なかま」のどのメンバーから送信されたものであるを特定すべく、メンバーリスト3(複数の「なかま」に加入している場合は、全ての「なかま」についてのメンバーリスト3)を探索する(ステップS322)。
【0073】
CPU11は、探索の結果特定された「なかま」の各メンバーに対応したキャラクタを表示装置15に表示させると共に、特定されたメンバーに対応したキャラクタがメールを所持している表示をさせる(ステップS323)。この表示画面により、どの「なかま」のどのメンバーからなかまメール51を受信したかが一見して分かるようになる。なお、例えば、アプリケーションにより入力装置14を操作してキャラクタを指定することにより、なかまメール51が表示装置15に表示されるものとなる。
【0074】
以上説明したように、この実施の形態にかかるメール交換システムでは、リーダからの勧誘により「なかま」へ新たに加入したメンバーの携帯電話機1では、リーダからの加入勧誘メール41に従って、当該「なかま」のグループIDとリーダのプロファイルデータを含むメンバーリスト3が作成される。また、自己のプロファイルデータを入力して、加入連絡メール42としてリーダの携帯電話機1に送信する。
【0075】
リーダの携帯電話機1では、新たなメンバーの携帯電話機1から受信した加入連絡メール42によりメンバーリスト3に当該新たなメンバーのプロファイルデータを追加する。また、メンバーリスト3に登録された既存のメンバーの携帯電話機1に、新たなメンバーの携帯電話機1から受信した加入連絡メール42を転送する。
【0076】
既存メンバーの携帯電話機1では、リーダから受信した加入連絡メール42により新たなメンバーのプロファイルデータをメンバーリスト3に追加する。また、自己のプロファイルデータを含む加入連絡メール42を、当該新たなメンバーの携帯電話機1に送信する。新たなメンバーの携帯電話機1では、既存のメンバーの携帯電話機1から受信した加入連絡メール42によりメンバーリスト3に既存メンバーのプロファイルデータを追加する。
【0077】
この一連の過程を経ることで、リーダと既存のメンバーの携帯電話機1のRAM13に記憶されたメンバーリスト3には、新たなメンバーのプロファイルデータが追加され、実質的に内容が統一される。また、新たなメンバーのメンバーリスト3にも、リーダと既存の全てのメンバーのプロファイルデータが追加されるので、リーダ及び既存のメンバーのものと実質的に内容が統一される。
【0078】
また、「なかま」から脱退するメンバーの携帯電話機1では、脱退連絡メール43を生成して、これを他のメンバーの携帯電話機1に送信すると、当該「なかま」のメンバーリスト3全体が削除される。他のメンバーの携帯電話機1では、脱退連絡メール43に従って、脱退したメンバーのプロファイルデータをメンバーリスト3から削除することができる。これにより、「なかま」に残っているメンバーの携帯電話機1に記憶されているメンバーリスト3は、脱退したメンバーのプロファイルデータを除いたものに内容が統一される。
【0079】
上記のような加入勧誘メール41、加入連絡メール42及び脱退連絡メール43の交換により、サーバを介することなく各メンバーの携帯電話機1に記憶されたメンバーリスト3が統一される。また、メンバーリスト3は、各メンバーの携帯電話機1に記憶されており、「なかま」のメンバー間でメール交換をするためのサーバを通信網2上に用意しておく必要がない。また、メンバーリスト3の生成、更新は、加入勧誘メール41、加入連絡メール42及び脱退連絡メール43に従って自動的に行われるため、「なかま」の各メンバーは、新メンバーの加入やメンバーの脱退を細かく監視することなく、「なかま」の他のメンバーに漏れなくメールを送信できるようになる。
【0080】
ここで、「なかま」のメンバー間で交換されるなかまメール51には、全て制御情報としてグループIDとユーザIDとが付加されている。他のメンバーからのなかまメール51を受信した携帯電話機1では、グループIDとユーザIDとに従ってキャラクタにより画面表示するので、どの「なかま」のどのメンバーからなかまメール51を受信したかが一目瞭然となる。
【0081】
ところで、なかまメール51等に付加されているグループIDは、加入勧誘メール41、加入連絡メール42及び脱退連絡メール43にも付加されているが、リーダのユーザIDと「なかま」を形成した時間情報とを結合することで構成されている。同じユーザが同時に複数の「なかま」を形成することは物理的に不可能なので、グループIDは、「なかま」毎に一意に定められることとなる。このため、一意に「なかま」を特定できるグループIDを、サーバを介することなく生成することができるようになる。
【0082】
本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0083】
上記の実施の形態では、メンバーが「なかま」から脱退しようとするときは、当該メンバーの携帯電話機1内に記憶されたメンバーリスト3に従って、他の全てのメンバーに脱退連絡メール43を送信するものとしていた。しかしながら、この脱退連絡メール43も、加入連絡メール42と同じように、まずリーダの携帯電話機1に送信し、リーダの携帯電話機1から他のメンバーの携帯電話機1に転送するものとしてもよい。
【0084】
上記の実施の形態では、「なかま」を形成した後には、グループIDが付されたなかまメール51が全てのメンバーの間で交換されるものとなっていたが、その内容によっては、受信を必要としないメンバーもいる。例えば、何らかのイベントの誘いに対して断りの回答をしたメンバーは、それ以降、そのイベントに関するメールは必要ない。
【0085】
そこで、例えば、イベントの誘いのメールについては、制御情報の埋め込まれたYesまたはNoの選択肢をメール本文に挿入しておき、いずれかの選択肢を指示入力することで、当該メールを受信した携帯電話機1においてアプリケーションにより返信メールが作成されるようにしてもよい。ここでの返信メールの件名は、通常の返信のメールと同じように、「Re:誘いのメールの件名」として、誘いのメールを送信した携帯電話機1が受信したときに、誘いに対する回答の返信メールであることを識別できるようにすることができる。
【0086】
また、最初の誘いのメールを送信したメンバーが、これに続けて「なかま」のメンバーに続きのメール(より詳細な内容の連絡など)を送信するときには、アプリケーションにより続きのメールであることを指定できるようにしてもよい。この場合、返信メールでNoの回答をしてきたメンバーのアドレスは、続きのメールの送信先アドレスから削除するものとすることができる。
【0087】
これにより、「なかま」のメンバーからのメールであっても、不要なメールが他のメンバーから送られてくることがなくなるので、各メンバーが不要なメールに煩わされることがなくなる。なお、誘いのメールに対する返信メールを受信した携帯電話機1では、当該返信メールの受信をキャラクタ表示するときに、返信メールとしてどのような内容の回答が送られてきたかまでを表示するものとすることができる。
【0088】
上記の実施の形態では、「なかま」のメンバー間でメール交換をする端末装置として、携帯電話機1を適用した場合を説明した。もっとも、通信網を介して互いにメールを送受信する機能を有するのであれば、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)などの他の種類の端末装置を適用することもできる。さらには、異なる種類の端末装置が混在するものとしてもよい。
【0089】
上記の実施の形態では、「なかま」のメンバー(リーダ、既存メンバー、新規メンバーを含む)となるユーザの携帯電話機1で実行されるアプリケーションプログラムは、ROM12に既に記憶されていることを前提として説明した。このアプリケーションプログラムは、通信網2上に存在するサーバ装置が有する固定ディスク装置に格納しておき、通信網2を介して携帯電話機1にダウンロードさせるものとしてもよい。
【0090】
例えば、携帯電話機1をパーソナルコンピュータなどに接続し、パーソナルコンピュータからROM12にアプリケーションプログラムを書き込ませることができる場合には、パーソナルコンピュータにて読み取ることが可能なCD−ROMなどの記録媒体にアプリケーションプログラムを格納して提供することもできる。携帯電話機1以外をメール交換用の端末装置として使用する場合には、当該端末装置が読み取り可能な記録媒体にアプリケーションプログラムを格納して提供することができる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サーバを介することなく複数の端末装置において、グループに属するメンバーを統一して管理して、サーバを介することなくグループのメンバー間でメールを交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるメール交換システムに適用されるネットワークシステムを示す図である。
【図2】図1の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図3】「なかま」の各メンバーの携帯電話機において管理されるメンバーリストを示す図である。
【図4】「なかま」に新たなメンバーが加入或いはメンバーが脱退するときに、メンバーリストの管理のために携帯電話機間で交換されるメールの例を示す図である。
【図5】「なかま」のメンバー間で交換されるメールと、他のメンバーからメールを受信したときの表示画面とを示す図である。
【図6】「なかま」に新たなメンバーが加入するときに各携帯電話機で実行される処理を示すフローチャートである。
【図7】「なかま」からメンバーが脱退するときに各携帯電話機で実行される処理を示すフローチャートである。
【図8】「なかま」のメンバー間でメールを交換するときに各携帯電話機で実行される処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機
2 通信網
3 メンバーリスト
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力装置
15 表示装置
16 通信装置
41 加入勧誘メール
42 加入連絡メール
43 脱退連絡メール
Claims (16)
- 通信網を介して互いに接続され、それぞれメール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を有する複数の端末装置を備え、前記通信網を介して前記複数の端末装置間でメールを交換するメール交換システムであって、
前記グループの既存のメンバーのうちの特定の1のメンバーの端末装置は、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して該新たに加入するメンバーの端末装置から受信する新加入メール受信手段と、
前記新加入メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させる第1のメンバー情報追加手段と、
前記新加入メール受信手段が受信したメールに従って、該新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に登録された他の既存のメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する新メンバー情報メール送信手段とを備え、
前記特定のメンバー以外の既存のメンバーの端末装置は、
前記新メンバー情報送信手段から送信された前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを受信する新メンバー情報メール受信手段と、
前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させる第2のメンバー情報追加手段と、
前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに従って、自己のメンバー情報を含むメールを該新たに加入するメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する自己情報メール送信手段とを備え、
前記グループに新たに加入するメンバーの端末装置は、
前記グループに新たに加入するメンバーとして自己のメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する新加入メール送信手段と、
前記自己情報メール送信手段から送信された既存のメンバーのメンバー情報を含むメールを受信する既存メンバー情報メール受信手段と、
前記既存メンバー情報メール受信手段が受信したメールに基づいて、前記メンバー情報記憶手段を生成するメンバー情報生成手段とを備える
ことを特徴とするメール交換システム。 - 前記複数の端末装置は、それぞれ、
前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に記憶されたメンバー情報に対応した全てのメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信する脱退メール送信手段と、
他のメンバーの端末装置の脱退メール送信手段から送信された該他のメンバーが脱退する旨の情報を含むメールを受信する脱退メール受信手段と、
前記脱退メール受信手段が受信したメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除するメンバー情報削除手段とをさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のメール交換システム。 - 通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置であって、
メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段と、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する新メンバー情報メール受信手段と、
前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段と、
前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに従って、自己のメンバー情報を含むメールを該新たに加入したメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する自己情報メール送信手段と
を備えることを特徴とするメール交換用端末装置。 - 前記新メンバー情報メール受信手段が受信するメールは、前記グループに既に属していた特定のメンバーのメール交換用端末装置から送信されたものである
ことを特徴とする請求項3に記載のメール交換用端末装置。 - 通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置であって、
メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段と、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して該新たに加入するメンバーのメール交換用端末装置から受信する新加入メール受信手段と、
前記新加入メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段と、
前記新加入メール受信手段が受信したメールに従って、該新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に登録された既存のメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新メンバー情報メール送信手段と
を備えることを特徴とするメール交換用端末装置。 - 通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置であって、
前記他のメール交換用端末装置のユーザにより既に形成されたメールを交換するためのグループへの加入を勧誘するメールを、前記他の複数のメール交換用端末装置のうちの特定の1のメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する勧誘メール受信手段と、
前記勧誘メール受信手段が受信したメールで加入を勧誘されたグループに加入する場合に、新たに加入するメンバーとして自己のメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新加入メール送信手段と、
前記新加入メール送信手段から送信したメールに従って前記特定の1のメール交換用端末装置から既存の他のメンバーのメール交換用端末装置に送信されたメールに従って送信されるものであって、前記既存の他のメンバーのメンバー情報を含むメールを、該既存の他のメンバーのメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する既存メンバー情報メール受信手段と、
前記勧誘メール受信手段が受信したメールと前記既存メンバー情報メール受信手段が受信したメールとに基づいて、前記グループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を生成するメンバー情報生成手段と
を備えることを特徴とする交換用端末装置。 - 前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に記憶されたメンバー情報に対応した全てのメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する脱退メール送信手段と、
自己以外の他のメンバーが前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する脱退メール受信手段と、
前記脱退メール受信手段が受信したメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除するメンバー情報削除手段とをさらに備える
ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載のメール交換用端末装置。 - 前記メール交換用端末装置と前記他の複数のメール交換用端末装置との間で互いに交換されるメールには、該メールが交換されるグループを示すグループ情報が付加されており、
前記メンバー情報記憶手段は、受信したメールに付加されたグループ情報に基づいて、対応するグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶する
ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載のメール交換用端末装置。 - 前記メール交換用端末装置と前記他の複数のメール交換用端末装置とには、それぞれのユーザの一意に特定するユーザ情報が割り当てられており、
前記グループ情報は、対応するグループを最初に形成したメンバーのメール交換用端末装置のユーザ情報と、該グループを形成したときの時間情報とを含む
ことを特徴とする請求項8に記載のメール交換用端末装置。 - 前記メール交換用端末装置は、携帯電話機によって構成される
ことを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載のメール交換用端末装置。 - 通信網を介して互いに接続され、それぞれメール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を有する複数の端末装置間で、前記通信網を介してメールを交換する方法であって、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、該新たに加入するメンバーの端末装置から特定の1のメンバーの端末装置に前記通信網を介して送信し、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメンバーの端末装置において受信し、
前記特定の1のメンバーの端末装置において、前記新たに加入するメンバーの端末装置から受信したメールから新たに加入するメンバーのメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させ、前記新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメンバーの端末装置から前記通信網を介して既存のメンバーの端末装置に、該特定の1のメンバーの端末装置に記憶されたメンバー情報記憶手段に従って送信し、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記他の既存のメンバーの端末装置において受信し、
前記他の既存のメンバーの端末装置において、前記特定の1の端末装置から受信したメールから新たに加入するメンバーのメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させ、
既存のメンバー自身のメンバー情報を含むメールを、前記既存のメンバーの端末装置から前記通信網を介して前記新たなメンバーの端末装置に送信し、
前記既存のメンバーの端末装置から送信された既存のメンバーのメンバー情報を含むメールを前記新たなメンバーの端末装置において受信し、
前記新たに加入するメンバーの端末装置において、既存のメンバーの端末装置から受信したメールに基づいて、前記メンバー情報記憶手段を生成する
ことを特徴とするメール交換方法。 - 前記複数の端末装置のうちの任意の1の端末装置から前記通信網を介して他の全ての端末装置に、該任意の1の端末装置に対応したメンバーがグループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に従って送信し、
前記任意の端末装置から送信された脱退する旨の情報を含むメールを前記他の全ての端末装置のそれぞれにおいて受信し、
前記他の端末装置のそれぞれにおいて、受信する脱退する旨のメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除する
ことを特徴とする請求項11に記載のメール交換方法。 - 通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置を、
メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する新メンバー情報メール受信手段、
前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段、及び、
前記新メンバー情報メール受信手段が受信したメールに従って、自己のメンバー情報を含むメールを該新たに加入したメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する自己情報メール送信手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置を、
メール交換をするグループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段、
前記グループに新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記通信網を介して該新たに加入するメンバーのメール交換用端末装置から受信する新加入メール受信手段、
前記新加入メール受信手段が受信したメールに含まれるメンバー情報を抽出し、該抽出したメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段に追加して記憶させるメンバー情報追加手段、及び、
前記新加入メール受信手段が受信したメールに従って、該新たに加入するメンバーのメンバー情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に登録された既存のメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新メンバー情報メール送信手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 通信網を介して接続された他の複数のメール交換用端末装置との間でメールを交換するためのメール交換用端末装置を、
前記他のメール交換用端末装置のユーザにより既に形成されたメールを交換するためのグループへの加入を勧誘するメールを、前記他の複数のメール交換用端末装置のうちの特定の1のメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する勧誘メール受信手段、
前記勧誘メール受信手段が受信したメールで加入を勧誘されたグループに加入する場合に、新たに加入するメンバーとして自己のメンバー情報を含むメールを、前記特定の1のメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する新加入メール送信手段、
前記新加入メール送信手段から送信したメールに従って前記特定の1のメール交換用端末装置から既存の他のメンバーのメール交換用端末装置に送信されたメールに従って送信されるものであって、前記既存の他のメンバーのメンバー情報を含むメールを、該既存の他のメンバーのメール交換用端末装置から前記通信網を介して受信する既存メンバー情報メール受信手段、及び、
前記勧誘メール受信手段が受信したメールと前記既存メンバー情報メール受信手段が受信したメールとに基づいて、前記グループに属するメンバーのメンバー情報を記憶したメンバー情報記憶手段を生成するメンバー情報生成手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記メンバー情報記憶手段に記憶されたメンバー情報に対応した全てのメンバーのメール交換用端末装置に前記通信網を介して送信する脱退メール送信手段、
自己以外の他のメンバーが前記グループから脱退する旨の情報を含むメールを、前記通信網を介して他のメール交換用端末装置から受信する脱退メール受信手段、及び、
前記脱退メール受信手段が受信したメールに対応したメンバーのメンバー情報を前記メンバー情報記憶手段から削除するメンバー情報削除手段
としてさらに前記メール交換用端末装置を機能させることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載のプログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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