JP2009169251A - トナー供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、感光体上の静電潜像にトナーを付与してトナー画像を形成する現像器にトナー収納部からトナーを供給するトナー供給装置に関する。
【解決手段】トナー供給装置1は、トナーボトル3から現像器2にトナーを供給する複数のトナー供給経路4、5が形成され、各トナー供給経路4、5に、トナーをトナー供給経路4、5を通して搬送するトナー搬送部4a、5aが設けられている。そして、トナー供給装置1は、現像器2のトナー濃度に基づいてトナー補給量を算出して、該トナー補給量に基づいてトナー供給に使用するトナー供給経路4、5のトナー搬送部4a、5aの駆動を制御している。したがって、単位時間当たりのトナー供給量を多くしても、供給するトナー量のバラツキを少なくすることができるとともに、単位時間あたりの補給量を増やすことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トナー供給装置に関し、詳細には、感光体上の静電潜像にトナーを付与してトナー画像を形成する現像器にトナー収納部からトナーを供給するトナー供給装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、帯電器で一様に帯電された感光体に、画像データによって変調されたレーザ光を照射することで静電潜像を形成し、該静電潜像の形成された感光体に現像器からトナー(現像剤)を供給して現像することで感光体上にトナー画像を形成して、この感光体上のトナー画像を最終的に用紙に転写して、画像形成している。
そして、電子写真方式の画像形成装置においては、感光体にトナーを供給する現像器に、トナーボトルからトナー供給装置によってトナーを補給しているが、均一で鮮明な画像を形成するためには、トナー供給装置によってトナーボトルから現像器にトナーをムラなく供給する必要がある。
そして、従来、現像器へのトナー供給口の開口数を複数設けて、現像器への開口面積を不均一に構成し、トナーの消費量に応じた補給を図った技術が提案されている(特許文献1参照)。この従来技術は、該不均一な開口面積のトナー供給口にトナーボトルからトナーを搬送するトナー搬送部は、1つのみ設けられている。
特開昭60−131572号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、現像器へのトナー補給口を複数形成しているが、トナーボトルから該複数のトナー補給口にトナーを搬送するトナー搬送部が1つのみであるため、現像器内のトナーを常に均一に保って画像品質を向上させる上で、改良の必要があった。すなわち、高濃度の画像(ベタ画像)を均一な濃度で印刷するためには、均一な濃度を保つだけのトナーを供給する必要があるが、トナー搬送部が1つであるため、単位時間当たりの供給量を増やそうとすると、供給量のバラツキが大きくなり、現像器内のトナー濃度を均一に保つことが困難となって、画像品質を向上させる上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、トナーボトルから現像手段へのトナー供給量のバラツキを削減して、現像手段のトナー濃度を常に均一にすることのできるトナー供給装置を提供することを目的としている。
本発明のトナー供給装置は、感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与してトナー画像を形成する現像手段に、トナー収納部からトナー供給経路を通して該トナーを供給するトナー供給装置であって、前記トナー供給経路は、少なくとも2つ以上形成され、該各トナー供給経路に、少なくとも該トナーを該トナー供給経路を通して搬送する搬送手段が設けられていることを特徴としている。
また、本発明のトナー供給装置においては、複数の前記トナー供給経路が、それぞれ前記現像手段に形成された該トナー供給経路毎の供給口に接続され、該供給口を通して該現像手段に前記トナーを供給することを特徴としていてもよい。
さらに、本発明のトナー供給装置においては、複数の前記トナー供給経路が、前記トナー収納部に形成された該トナー供給経路毎の開口にそれぞれ接続され、該開口から該トナーを獲得して前記現像手段に供給することを特徴としていてもよい。
また、本発明のトナー供給装置においては、前記現像手段内のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、該トナー濃度検出手段の検出結果に基づいて前記現像手段への前記トナーの必要供給量を算出して、該必要供給量に基づいて複数の前記トナー供給経路のうち該トナーの供給に使用する該トナー供給経路を選択する制御手段と、を備えていることを特徴としていてもよい。
さらに、本発明のトナー供給装置においては、前記制御手段は、複数の前記トナー供給経路の前記搬送手段を順次1つずつ動作させて、該搬送手段の動作と前記トナー濃度検出手段の検出結果に基づいて該トナー供給経路の異常の有無を判定する異常判定処理と、該異常判定処理結果に基づいて前記トナーの供給時に動作させる前記搬送手段を選択して該トナーの供給に使用する該トナー供給経路を選択するトナー供給制御処理と、を実行することを特徴としていてもよい。
本発明によれば、トナー収納部から現像手段にトナーを供給するトナー供給経路が、少なくとも2つ以上形成され、該各トナー供給経路に、少なくとも該トナーを該トナー供給経路を通して搬送する搬送手段が設けられているので、単位時間当たりのトナー供給量を多くしてもトナー供給量のバラツキを抑制することができるとともに、単位時間あたりの供給量を増やすことができ、現像手段内のトナー濃度を常に均一にすることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図7は、本発明のトナー供給装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のトナー供給装置の一実施例を適用したトナー供給装置1の要部概略構成図である。
図1において、トナー供給装置1は、電子写真方式のプリンタ装置、複写装置、ファクシミリ装置、複合装置等の画像形成装置の印刷エンジン部に搭載され、この電子写真方式のエンジン部は、現像器(現像手段)2を備えている。
画像形成装置のエンジン部は、図示しない帯電器で一様に帯電された感光体に、画像データで変調されたレーザ光を照射することで静電潜像を形成し、該静電潜像の形成された感光体に、現像器2からトナーを供給して現像することで感光体上にトナー画像を形成して、この感光体上のトナー画像を用紙に転写して、画像形成している。
そして、トナー供給装置1は、この現像器2にトナーを供給する装置であり、トナーを収納する1つのトナーボトル(トナー収納部)3とトナー供給経路4及びトナー供給経路5の2つを備えている。トナーボトル3は、現像器2に供給するためのトナーを収納している。
トナー供給経路4及びトナー供給経路5は、それぞれトナー搬送部4aとトナー搬送部5aを備えており、トナー搬送部4a及びトナー搬送部5aは、それぞれトナー搬送路4b及びトナー搬送路5bによってトナーボトル3に形成された図示しない開口に接続されている。また、トナー搬送部4a及びトナー搬送部5aは、それぞれ現像器2に形成された供給口2a及び供給口2bにトナー搬送路4c及びトナー搬送路5cによって接続されており、該供給口2a、2bからトナーを現像器2に供給する。
トナー搬送部4a及びトナー搬送部5aは、それぞれトナー搬送路4b及びトナー搬送路4cとトナー搬送路5b及びトナー搬送路5cを通してトナーをトナーボトル3から現像器2に搬送することのできる方式のものであればどのような形式のものであってもよく、例えば、モータによってスクリューを回転させてトナーを搬送する形式のものやポンプによってエアーの力でトナーを搬送する形式のもの等を用いることができる。
トナー供給装置1は、トナー搬送部4aを駆動させると、トナー搬送路4b及びトナー搬送路4cを通してトナーボトル3からトナーを現像器2に補給し、トナー搬送部5aを駆動させると、トナー搬送路5b及びトナー搬送路5cを通して、トナーボトル3からトナーを現像器2に補給する。これらのトナー搬送部4a及びトナー搬送部5aは、駆動力、例えば、単位時間当たりの回転数が制御されることで、トナー供給量を調整することができる。
なお、図1では、1つのトナーボトル3に対して2つのトナー供給経路4とトナー供給経路5を設けて、各トナー供給経路4とトナー供給経路5が、トナー搬送部4b及びトナー搬送部5bとトナーボトル3とが、それぞれトナー搬送路4b及びトナー搬送路5bで接続され、トナー搬送部4b及びトナー搬送部5bと現像器2の供給口2a及び供給口2bとが、それぞれトナー搬送路4c及びトナー搬送路5cで接続された状態となっているが、トナーボトル3と現像器2とのトナー供給経路による接続構成は、上記構成に限るものではなく、例えば、トナー供給装置1は、図2に示すように、2つのトナーボトル3a、3bが設置されていて、各トナーボトル3a、3bに対して、それぞれトナー供給経路4とトナー供給経路5を設けて、各トナー供給経路4とトナー供給経路5が、トナー搬送部4b及びトナー搬送部5bとトナーボトル3とが、それぞれトナー搬送路4b及びトナー搬送路5bで接続され、トナー搬送部4b及びトナー搬送部5bと現像器2の供給口2a及び供給口2bとが、それぞれトナー搬送路4c及びトナー搬送路5cで接続された構成となっていてもよい。この構成の場合、各トナー供給経路4及びトナー供給経路5は、それぞれ対応するトナーボトル3a、3bに収納されているトナーを対応する供給口2a、2bを通して現像器21に補給する。
また、トナー供給装置1は、図3に示すように、1つのトナーボトル3から現像器2の1つの供給口2cに、2つのトナー供給経路4及びトナー供給経路5でトナーを補給する構成であってもよい。すなわち、トナー供給経路4は、トナーボトル3とトナー搬送部4aとをトナー搬送路4bとトナー共通搬送路10aで繋ぎ、トナー搬送部4aと現像器2の供給口2cとをトナー搬送路4cとトナー共通搬送路10bで繋いでいる。また、トナー供給経路5は、トナーボトル3とトナー搬送部5aとをトナー搬送部5bとトナー共通搬送路10aで繋ぎ、トナー搬送部5aと現像器2の供給口2cとをトナー搬送路5cとトナー共通搬送路10bで繋いでいる。すなわち、トナー共通搬送路10aは、トナー供給経路4のトナー搬送路4bとトナー供給経路5のトナー搬送部5bに接続されてこれらをトナーボトル3に繋いでおり、トナー共通搬送路10bは、トナー供給経路4のトナー搬送路4cとトナー供給経路5のトナー搬送路5cに接続されてこれらを現像器2の供給口2cに繋いでいる。
この構成の場合、トナーボトル3と2つのトナー供給経路4、5との接続部分及び現像器2の供給口2cがそれぞれ1つで済み、既存のトナー供給装置周辺の改良を少なく済み、既存の装置に容易に適用することができる。
なお、図1から図3においては、トナー供給経路4、5が2つの場合について示しているが、トナー供給経路4、5は、2つに限るものではなく、3つ以上設けられていてもよい。また、図1から図3では、1色の現像器2に対して1色のトナーをトナーボトル3、3a、3bから供給する場合について示しているが、フルカラーの画像形成装置のトナー供給装置のように、複数色のトナーを取り扱う場合にも、図1〜図3の構成のトナー供給装置1を該色の数だけ設けることで、適用することができる。
そして、トナー供給装置1は、図4に示すようなトナー供給制御部20を備えており、トナー供給制御部20は、CPU(Central Processing Unit )21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23及び濃度センサ24等を備えている。
ROM22は、トナー供給装置1のトナー供給動作を制御するトナー供給制御処理を実行するためのトナー供給制御プログラム及び必要なデータが格納されており、濃度センサ(トナー濃度検出手段)24は、現像器2内のトナー濃度を検出してCPU21に出力する。CPU(制御手段)21は、ROM22のトナー供給制御プログラムに基づいて、濃度センサ24の検出結果を参照して、RAM23をワークメモリとして利用しつつ、トナー搬送部4a及びトナー搬送部5aの駆動を制御する。特に、CPU21は、濃度センサ24の検出結果に基づいて現像器2へのトナーのトナー供給量を算出して、該トナー供給量に基づいて複数のトナー供給経路4、5のうちトナーの供給に使用するトナー供給経路4、5を選択するトナー供給制御処理を実行し、また、複数のトナー供給経路4、5のトナー搬送部4a、5aを順次1つずつ動作させて、トナー搬送部4a、5aの動作と濃度センサ24の検出結果に基づいてトナー供給経路4、5の異常の有無を判定する異常判定処理及び該異常判定処理結果に基づいてトナーの供給時に動作させるトナー搬送部4a、5aを選択してトナーの供給に使用するトナー供給経路4、5を選択するトナー供給制御処理を実行する。
トナー供給装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(magneto-optic disc)等のトナー供給装置1が読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明のトナー供給制御処理を実行するトナー供給制御プログラムを読み込んでROM22等に導入することで、後述するトナー供給制御処理を実行するトナー供給装置1として構築されている。このトナー供給制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のトナー供給装置1は、2つのトナー供給経路4、5を必要に応じて利用して現像器2内のトナーが常に均一な状態となるようにトナー供給を行うトナー供給制御処理を示すフローチャート。
すなわち、トナー供給装置1の適用される画像形成装置においては、画像形成することで、現像器2内のトナーを消費するため、トナーの補給(供給)が必要となる。そこで、トナー補給装置1は、図5に示すように、CPU21が、トナーボトル3から現像器2に補給すべきトナー補給量(必要供給量)を算出する(ステップS101)。このトナー補給量は、例えば、現像器2の中のトナー濃度を測定する濃度センサ24の測定結果に基づいて、該現像器2内のトナー濃度を所定の目標値に保つために、トナー濃度と目標値の差を求め、該差に基づいて必要なトナー補給量を算出する。
CPU21は、該算出したトナー補給量を、トナー供給経路4及びトナー供給経路5のうちいずれか1つで補給可能な補給量の閾値として予め設定されている補給量閾値と比較して、該トナー補給量が該補給量閾値よりも大きいかチェックし(ステップS102)、トナー補給量が補給量閾値以下であると、1つのトナー供給経路4、5で該トナー補給量のトナーの補給が可能であると判断して、トナー搬送部4aまたはトナー搬送部5aの一方のみを駆動させて、トナー供給経路4またはトナー供給経路5の一方のみを利用してトナーボトル3から現像器2へトナーを供給する(ステップS103)。
ステップS102で、トナー補給量が補給量閾値よりも大きいと、CPU21は、2つのトナー供給経路4、5を使用してトナーの補給を行う必要があると判断して、トナー搬送部4a及びトナー搬送部5aの双方を駆動させて、トナー供給経路4及びトナー供給経路5の双方を利用してトナーボトル3から現像器2へトナーを供給する(ステップS104)。
そして、同じ量のトナーをトナーボトル3から現像器2に供給する場合、上述のように、1つのトナー供給経路4、5で供給するよりも、2つのトナー供給経路4、5で供給する方が、補給誤差を少なくすることができ、現像器2内のトナー濃度を常に均一にすることができる。
すなわち、いま、1つのトナー供給経路4、5のトナー搬送部4a、5aを駆動させてトナー補給する場合、トナー搬送部4a、5aの駆動時間と、トナー補給量(±バラツキ量)が、以下に示すような関係にあるものとする。
駆動時間 トナー補給量(±バラツキ)
0msec 0mg
100msec 100mg±50mg
200msec 200mg±60mg
このような関係にある1つのトナー搬送部4a、5aを駆動させてトナー補給を速やかに行うために、トナー搬送部4a、5aのモータの回転数を上げる等の方法で、単位時間当たりのトナー補給量を2倍にすると、トナー搬送部4a、5aの駆動時間とトナー補給量(±バラツキ量)の関係は、以下のようになる。
駆動時間 トナー補給量(±バラツキ)
0msec 0mg
100msec 200mg±100mg
200msec 400mg±120mg
すなわち、トナー搬送部4a、5aの駆動時間が同じでトナー補給量を倍にすると、バラツキも倍になり、例えば、トナー搬送部4a、5aを100msecで駆動させた場合、トナー補給量は、100mgから200mgに上げることはできるが、バラツキも±50mgから±100mgになる。1つのトナー搬送部4a、5aのみで駆動力を倍にしてトナー供給を行うと、1つのトナー搬送部4a、5aのバラツキがそのまま現像器2へのトナー供給量のバラツキとなり、ベタ画像等の高濃度の画像形成する場合等において現像器2内のトナー濃度の均一性を確保することが難しくなる。
ところが、上述のように、1つのトナー搬送部4a、5aの補給量閾値を超える量のトナー供給を行う場合には、2つのトナー搬送部4a、5aを駆動させて、2つのトナー供給経路4、5を利用してトナー補給を行うと、トナー搬送部4aとトナー搬送部5aのトナー補給量のバラツキを相殺させて、現像器2へのトナー供給量のバラツキを抑制することができ、現像器2内のトナー濃度の均一性を確保することができる。
また、上述の場合、1つのトナー搬送部4a、5aのみで単位時間当たりに供給できるトナー量も200msecで最大平均200mgであるのが、2つのトナー搬送部4a、5aを駆動させて2つのトナー供給経路4、5で供給すると、同じ200msecの駆動で、最大平均400mgというように、倍のトナー量を供給することができる。
このように、本実施例のトナー供給装置1は、トナーボトル3から現像器2にトナーを供給するトナー供給経路4、5が、少なくとも2つ以上形成され、該各トナー供給経路4、5に、少なくともトナーを該トナー供給経路4、5を通して搬送するトナー搬送部4a、5aが設けられている。
したがって、単位時間当たりのトナー補給量を多くしても、供給するトナー量のバラツキを少なくすることができるとともに、単位時間あたりの補給量を増やすことができ、現像器2内のトナー濃度を常に均一にすることができる。すなわち、トナー供給経路4、5が複数設けられ、各トナー供給経路4、5にトナー搬送部4a、5aが設けられているため、単位時間あたりの補給量を増やしても、全体の補給量のバラツキを小さくすることができる。
また、本実施例のトナー供給装置1は、複数のトナー供給経路4、5が、それぞれ現像器2に形成されたトナー供給経路4、5毎の供給口2a、2bに接続され、該供給口2a、2bを通して現像器2にトナーを供給している。
したがって、より一層効率的にトナーを現像器2に供給することができ、現像器2内のトナー濃度をより一層均一にすることができる。
さらに、本実施例のトナー供給装置1は、図2や図3に示したように、複数のトナー供給経路4、5が、トナーボトル3に形成されたトナー供給経路4、5毎の開口にそれぞれ接続され、該開口からトナーを獲得して現像器2に供給している。
したがって、より一層効率的にトナーボトル3からトナーを取得して、現像器2に供給することができ、現像器2内のトナー濃度をより一層均一にすることができる。
また、本実施例のトナー供給装置1は、CPU21が、現像器2内のトナー濃度を検出する濃度センサ24の検出結果に基づいて、現像器2へのトナーの必要供給量であるトナー供給量を算出して、該トナー供給量に基づいて複数のトナー供給経路4、5のうち該トナーの供給に使用するトナー供給経路4、5を選択している。
したがって、現像器2のトナー濃度に応じてバラツキが少ない状態でトナー供給を行うことができ、現像器2のトナー濃度を常に均一な濃度にすることができる。
さらに、本実施例のトナー供給装置1は、図6に示すように、所定タイミング、例えば、ユーザによる異常有無判定処理の要求を行う操作タイミング、予め設定された所定の設定時間毎等のタイミング等に、トナー供給経路4、5の異常の有無の判定を行う異常有無判定処理を行ってもよい。
すなわち、CPU21は、異常判定タイミングになると、図6に示すように、トナー供給経路4及びトナー供給経路5のうちいずれか1つのトナー供給経路4、5のトナー搬送部4a、5aのみを動作させ(ステップS201)、現像器2内のトナー濃度を濃度センサ24によって測定して(ステップS202)、トナー濃度に変化があるかチェックする(ステップS203)。
ステップS203で、トナー濃度に変化があるときには、CPU21は、該動作させたトナー供給経路4、5は、トナー搬送部4a、5a及びトナー搬送路4b、4c、5b、5cの全てが正常であると判断して、その旨をRAM23等に格納して(ステップS204)、他のトナー供給経路4、5のトナー搬送部4a、5aの1つを動作させる(ステップS205)。
ステップS203で、トナー濃度に変化がないときには、CPU21は、該トナー供給経路4、5は、トナー搬送部4a、5aとトナー搬送路4b、4c、5b、5cのいずれかまたは全てにおいて異常が発生していると判断して、その旨をRAM23等に格納して(ステップS206)、他のトナー供給経路4、5の1つを動作させる(ステップS205)。
CPU21は、他のトナー供給経路4、5のトナー搬送部4a、5aを動作させると、現像器2内のトナー濃度を濃度センサ24によって測定して(ステップS207)、トナー濃度に変化があるかチェックする(ステップS208)。
ステップS208で、トナー濃度に変化があるときには、CPU21は、該トナー供給経路4、5は、トナー搬送部4a、5aとトナー搬送路4b、4c、5b、5cの全てが正常であると判断して、その旨をRAM23等に格納して処理を終了する(ステップS209)。
ステップS208で、トナー濃度に変化がないときには、CPU21は、該トナー供給経路4、5は、トナー搬送部4a、5aとトナー搬送路4b、4c、5b、5cのいずれかまたは全てにおいて異常が発生していると判断して、その旨をRAM23等に格納して処理を終了する(ステップS210)。
そして、トナー供給装置1は、トナー供給に際して、図7に示すように、トナー供給経路4、5の異常有無確認を行って正常なトナー供給経路4、5のみを使用したトナー供給制御処理を行う。
すなわち、CPU21は、図7に示すように、トナーボトル3から現像器2に補給すべきトナー補給量を算出し(ステップS301)、図6に示した異常有無判定処理の判定結果に基づいて、各トナー供給経路4、5の正常、異常を確認する(ステップS302)。
CPU21は、ステップS302で、2つのトナー供給経路4、5がともに正常であるときには、該算出したトナー補給量を、上記補給量閾値と比較して、該トナー補給量が該補給量閾値よりも大きいかチェックし(ステップS303)、トナー補給量が補給量閾値以下であると、1つのトナー供給経路4、5でトナー補給量のトナーの補給が可能であると判断して、トナー搬送部4aまたはトナー搬送部5aの一方のみを駆動させて、トナー供給経路4またはトナー供給経路5の一方のみを利用してトナーボトル3から現像器2へトナーを供給する(ステップS304)。
ステップS303で、トナー補給量が補給量閾値よりも大きいと、CPU21は、2つのトナー供給経路4、5を使用してトナーの補給を行う必要があると判断して、トナー搬送部4a及びトナー搬送部5aの双方を駆動させて、トナー供給経路4及びトナー供給経路5の双方を利用してトナーボトル3から現像器2へトナーを供給して、処理を終了する(ステップS305)。
ステップS302で、トナー供給経路4とトナー供給経路5のうち一方のみが正常で、他方に異常があるときには、正常な1つのトナー供給経路4、5のトナー搬送部4aまたはトナー搬送部5aを駆動させて、該トナー供給経路4またはトナー供給経路5を利用してトナーボトル3から現像器2へトナーを供給して、処理を終了する(ステップS306)。
ステップS302で、トナー供給経路4とトナー供給経路5の全てが異常であるときには、CPU21は、画像形成に必要なトナーを補給することができないと判断して、画像形成動作を停止させて、処理を終了する(ステップS307)。
このように、本実施例のトナー供給装置1は、CPU21が、複数のトナー供給経路4、5のトナー搬送部4a、5aを順次1つずつ動作させて、トナー搬送部4a、5aの動作と濃度センサ24の検出結果に基づいてトナー供給経路4、5の異常の有無を判定する異常判定処理及び該異常判定処理結果に基づいてトナーの供給時に動作させるトナー搬送部4a、5aを選択してトナーの供給に使用するトナー供給経路4、5を選択するトナー供給制御処理を実行している。
したがって、トナー供給経路4、5の異常の有無を適時に検出して速やかな対応を行うことができるとともに、トナー供給時に異常のトナー供給経路4、5を利用しないようにして、より一層適切かつ安定したトナー供給を行うことができ、トナー供給装置1の適用される画像形成装置に、画像形成動作を停止させることなく、現像器2内のトナー濃度を適切に均一化して、品質の良好なトナー画像を形成させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、第1実施例及び第2実施例で説明したものに限定されず、これらと均等な手法も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、プリンタ装置、複写装置、ファクシミリ装置、複合装置等に適用され、トナー収納部からトナーを現像器に供給するトナー供給装置に利用することができる。
本発明の一実施例を適用したトナー供給装置の要部概略構成図。 トナー供給装置の他の例の要部概略構成図。 トナー供給装置のさらに他の例の要部概略構成図。 トナー供給装置のトナー供給制御部のブロック構成図。 トナー供給制御処理を示すフローチャート。 トナー供給経路異常判定処理を示すフローチャート。 トナー供給経路異常有無確認を伴うトナー供給制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 トナー供給装置
2 現像器
2a、2b 供給口
3、3a、3b トナーボトル
4、5 トナー供給経路
4a、5a トナー搬送部
4b、4c、5b、5c トナー搬送路
10a、10b トナー共通搬送路
20 トナー供給制御部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 濃度センサ

Claims (5)

  1. 感光体上に形成された静電潜像にトナーを付与してトナー画像を形成する現像手段に、トナー収納部からトナー供給経路を通して該トナーを供給するトナー供給装置において、前記トナー供給経路は、少なくとも2つ以上形成され、該各トナー供給経路に、少なくとも該トナーを該トナー供給経路を通して搬送する搬送手段が設けられていることを特徴とするトナー供給装置。
  2. 前記トナー供給装置は、複数の前記トナー供給経路が、それぞれ前記現像手段に形成された該トナー供給経路毎の供給口に接続され、該供給口を通して該現像手段に前記トナーを供給することを特徴とする請求項1記載のトナー供給装置。
  3. 前記トナー供給装置は、複数の前記トナー供給経路が、前記トナー収納部に形成された該トナー供給経路毎の開口にそれぞれ接続され、該開口から該トナーを獲得して前記現像手段に供給することを特徴とする請求項1または請求項2記載のトナー供給装置。
  4. 前記トナー供給装置は、前記現像手段内のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、該トナー濃度検出手段の検出結果に基づいて前記現像手段への前記トナーの必要供給量を算出して、該必要供給量に基づいて複数の前記トナー供給経路のうち該トナーの供給に使用する該トナー供給経路を選択する制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のトナー供給装置。
  5. 前記制御手段は、複数の前記トナー供給経路の前記搬送手段を順次1つずつ動作させて、該搬送手段の動作と前記トナー濃度検出手段の検出結果に基づいて該トナー供給経路の異常の有無を判定する異常判定処理と、該異常判定処理結果に基づいて前記トナーの供給時に動作させる前記搬送手段を選択して該トナーの供給に使用する該トナー供給経路を選択するトナー供給制御処理と、を実行することを特徴とする請求項4記載のトナー供給装置。
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