JP2009168349A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタの清掃時における清掃ブラシの塵埃除去能力の低下を防ぎ、フィルタの清掃を正常に行なうことができること。
【解決手段】 空気調和機として、吸込口と熱交換器との間に配置される塵埃捕捉用のフィルタと、フィルタで捕捉された塵埃を除去する清掃装置5と、清掃装置5に対してフィルタを往復運動させるフィルタ駆動手段18とが設けられ、清掃装置5がフィルタの表面に捕捉された塵埃を除去する清掃ブラシを有するダストボックス21と、ダストボックス21に取付けられ、フィルタの裏面を保持するフィルタ保持板とを備えているものにおいて、フィルタの清掃時に、清掃ブラシをダストボックス21内から出してフィルタに接触させ、フィルタの非清掃時に、清掃ブラシをフィルタから離してダストボックス21内に入れる清掃ブラシ駆動手段20を設けるようにした。
【選択図】 図7

Description

本発明は、フィルタに付着した塵、埃、糸くずなど(以下の説明において塵埃と称する)を自動的に除去する清掃装置を備えた空気調和機に係わり、より詳細には、清掃手段(以下の説明において清掃ブラシとする)の塵埃除去能力の低下を防ぎ、フィルタの清掃を正常に行なうことができる構造に関する。
従来から、空気調和機の室内機には、空気吸込口から室内機内部に塵埃が流入するのを防止するためのフィルタが取付けられている。フィルタには経時的に塵埃が溜まるため、使用者は時期を見て室内機からフィルタを取外して清掃する必要がある。
通常、空気調和機の室内機は部屋の高所に設置されているため、フィルタの着脱作業が面倒であるばかりでなく、フィルタに付着した塵埃を小まめに取り除く作業も面倒であるため、フィルタの清掃作業は敬遠されやすい。
しかしながら、フィルタに塵埃が堆積したままの状態で放置しておくと、空気の流量が減るため、熱交換効率が落ちるばかりでなく、塵埃にカビなどが発生して、アレルギー症状の原因となる悪臭やハウスダストを誘引するおそれもある。そこで、最近ではフィルタに付着した塵埃を自動的に除去する清掃装置を備えた空気調和機がいくつか提供されており、注目が集まっている。
このような清掃装置を備えた空気調和機の室内機としては、フィルタに沿って清掃ブラシを接触させながら、清掃装置自体をフィルタの一方から他方に移動させることにより、フィルタに付着した塵埃を除去し、除去した塵埃を回収することができる清掃装置の構造などが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に開示されている空気調和機の室内機は、図18および図19に示すように、本体キャビネット100は上面パネル106の全面にわたって設けた空気吸込口121や、左右風向板115や上下風向板116などを設けた空気吹出口113などを備え、本体キャビネット100内には送風ファン101および熱交換器102a〜102cが収納されている。
そして、空気吸込口121と熱交換器102a〜102cとの間には、空気吸込口121から吸込まれ熱交換器102a〜102cに向かう空気中に含まれる塵埃を捕捉するフィルタ103と、このフィルタ103に付着した塵埃を除去するための清掃装置300と、フィルタ103を支持するとともに、清掃装置300をフィルタ103に沿って上下に往復移動させるためのガイドフレーム210とが設置されている。
このフィルタ103に沿って移動する清掃装置300は、図20に示すように、上下両面が開放されたボックス本体310と、ボックス本体310の上面開口を覆い隠すトップパネル320と、フィルタ103の表面側に回転かつ接触可能に配置された清掃ブラシ330と、ボックス本体310の一方の内側面に、清掃ブラシ330に付着した塵埃を掻き取る塵埃回収手段340(以下の説明において塵埃回収ブラシとする)とを備えたダストボックス300aが設けられている。
そして、このダストボックス300aを支持するボックスマウンタ250を介して、ガイドフレーム210の間に掛け渡されるベース板410と、ベース板410に一体的に取り付けられ、フィルタ103の裏面側を受け止める受け板本体420とを備えたフィルタ受け板300bが設けられている。
以上のことから、特許文献1による清掃装置300によれば、フィルタ103の表面側に清掃ブラシ330を備えたダストボックス300aを配置し、ダストボックス300aに対向するフィルタ103の裏面側にフィルタ103を受け止めるフィルタ受け板300bをそれぞれ設け、ダストボックス300aとフィルタ受け板300bとをガイドフレーム210に沿って上下に移動させて、フィルタ103に付着した塵埃を除去する構造となっているので、清掃ブラシ330で除去した塵埃を塵埃回収ブラシ340で回収してダストボックス300a内に貯留できるため、外部に飛散して本体キャビネット100内を汚染しないようになっている。
また、特許文献1に開示されている清掃装置300を備えた空気調和機の室内機では、フィルタ103の清掃時には、清掃装置300をガイドフレーム210に沿って上下に移動させて、清掃ブラシ330をフィルタ103の表面に接触させて塵埃を除去し、除去した塵埃を塵埃回収ブラシ340で掻き取って回収するようになっている。一方、フィルタ103の非清掃時には、清掃装置300を初期位置であるガイドフレーム210の下端に戻して、清掃ブラシ330をフィルタ103の表面に接触させて待機するようになっている。
そして、図19に示すように、この清掃装置300では、使用者がダストボックス300aをボックスマウンタ250から取り外しできるようになっていて、トップパネル320がボックス本体310の一端側に開閉可能に取り付けられており、トップパネル320を開けて、ダストボックス300a自体を拭き掃除などができるようになっている。
しかしながら、フィルタ103の非清掃時にも、清掃ブラシ330がフィルタ103の表面に接触した状態となっているので、そのまま清掃ブラシ330をフィルタ103の清掃時まで放置すると、清掃ブラシ330の毛先にクセがつき、毛先が変形してしまう可能性があり、毛先の変形してしまった清掃ブラシ330は交換するしかなかった。
また、使用者がダストボックス300a自体の清掃により、清掃ブラシ330を回転させてボックス本体310から外に向けて出したままでトップパネル320を閉じると、取外したダストボックス300aをボックスマウンタ250に取付けたときに、清掃ブラシ330がフィルタ103の表面に接触した状態で、フィルタ103の清掃時まで放置されることになってしまい、上述のフィルタ103の非清掃時と同様に、清掃ブラシ330の毛先が変形してしまう可能性があった。
したがって、実際にフィルタ103の清掃時に、清掃ブラシ330の毛先の変形によって、清掃ブラシ330の毛先がフィルタ103へ正常に接触しにくくなり、本来発揮し得るフィルタ103からの塵埃除去能力が低下して、フィルタ103の清掃を正常に行なうことができないという問題点があった。
特開2007−107764号公報(第6頁−第13頁、第2図、第6図、第13図)
本発明は上記問題点に鑑み、フィルタの清掃時における清掃手段の塵埃除去能力の低下を防ぎ、フィルタの清掃を正常に行なうことができるようにした清掃装置を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、吸込口と熱交換器との間に配置される塵埃捕捉用のフィルタと、同フィルタで捕捉された塵埃を除去する清掃装置と、前記フィルタまたは前記清掃装置の何れか一方を移動させる駆動手段とが設けられ、前記清掃装置が前記フィルタの表面に捕捉された塵埃を除去する清掃手段を有するダストボックスを備えている空気調和機において、前記フィルタの清掃時に、前記清掃手段を前記ダストボックス内から出して前記フィルタに接触させ、前記フィルタの非清掃時に、前記清掃手段を前記フィルタから離して前記ダストボックス内に入れるための前記清掃手段を駆動する駆動手段を設けたことを特徴とする構成となっている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の空気調和機において、前記ダストボックスは、ケーシングの内側に設けられたフレーム部に対して着脱自在に配置され、前記清掃手段で除去された塵埃を貯留する貯留部と、同貯留部に開閉可能に取付けられる開閉蓋と、前記清掃手段で除去された塵埃を前記貯留部に回収する塵埃回収手段とを含み、前記清掃手段は、前記貯留部の両側に回転軸により回転可能に軸支され、同貯留部内に向けて付勢する付勢手段を有し、前記塵埃回収手段は、前記貯留部の両側に回転軸により回転可能に軸支され、前記清掃手段に向けて付勢する付勢手段と、前記塵埃回収手段の回転軸の一端に結合されたレバーとを有し、前記開閉蓋は、前記塵埃回収手段の回転軸の一端に結合されたレバーに対向するアームを有してなり、前記開閉蓋を閉じて前記アームで前記レバーを押圧することにより、前記塵埃回収手段を前記清掃手段から離すことを特徴とする構成となっている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の空気調和機において、前記駆動手段は、前記フィルタまたは前記清掃装置を往復運動させることを特徴とする構成となっている。
請求項1記載の本発明によれば、前記フィルタの清掃時に、前記清掃手段を前記ダストボックス内から出して前記フィルタに接触させ、前記フィルタの非清掃時に、前記清掃手段を前記フィルタから離して前記ダストボックス内に入れるための前記清掃手段を駆動する駆動手段を設けた。これにより、フィルタの非清掃時に、清掃手段がフィルタから離れて常にダストボックス内に入っているので、清掃手段のブラシの変形をなくして、フィルタの清掃時における清掃手段の塵埃除去能力の低下を防ぎ、フィルタの清掃を正常に行なうことができる。
そして、請求項2記載の本発明によれば、前記開閉蓋を閉じて前記アームで前記レバーを押圧することにより、前記塵埃回収手段を前記清掃手段から離すようにした。これにより、請求項1記載の本発明と同様な効果が得られるとともに、清掃装置の内部清掃に伴い、清掃手段がダストボックスから出した状態になったとしても、清掃装置の内部清掃の後、通常操作である開閉蓋を閉じるのみで、塵埃回収手段を清掃手段から離すことができるため、開閉蓋を閉じた際に、清掃手段の付勢手段により清掃手段をダストボックス内に入れることができる。
更に、請求項3記載の本発明によれば、前記駆動手段は、前記フィルタまたは前記清掃装置を往復運動させるようにした。これにより、請求項1記載の本発明と同様な効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明による空気調和機の室内機を示す図で、(A)は外観斜視図、(B)は内部構造を模式的に示す断面図、図2は本発明による空気調和機の室内機を示す図で、(A)は開閉グリルを取外した状態を示す斜視図、(B)は開閉グリルと吸込グリルを取外した状態を示す斜視図、図3は本発明によるフィルタの清掃位置を示す要部説明図で、(A)はフィルタを熱交換器の前方側に移動させた状態を示す断面図、(B)はフィルタを後方側に移動させた状態を示す断面図、図4は本発明による空気調和機の室内機の要部説明図で、(A)は前部フレームおよび後部フレームからなるフレーム部の斜視図、(B)は後部フレームから前部フレームが離脱する状態を示す斜視図である。
図5は図1(A)に示すA−A断面図、図6は図1(B)および図3に示すフィルタを模式的に示す外観斜視図、図7は図2(B)に示す右側の清掃装置を取外した状態を示す斜視図、図8は本発明による清掃装置の内部構造を模式的に示すもので、フィルタの清掃時の状態を示す断面図、図9は本発明による清掃装置の内部構造を模式的に示すもので、フィルタの非清掃時の状態を示す断面図、図10は本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を閉じた状態を示す斜視図、図11は本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を開けた状態を示す斜視図、図12は図11に示すダストボックスを部分的に拡大した状態を示す斜視図、図13は本発明による清掃装置のフィルタ保持板を示す斜視図である。
そして、図14は本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を開いた状態を示す断面図で、(A)は図11に示すA−A’断面図、(B)は図11に示すB−B’断面図、図15は本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を開いた状態で、使用者の内部清掃に伴い、清掃手段をダストボックス内から出した状態を示す断面図、図16は本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を途中まで閉じた状態で、使用者の内部清掃のあと、清掃手段がダストボックス内に戻る過程を示す断面図で、(A)は図11に示すA−A’断面に相当する断面図、(B)は図11に示すB−B’断面に相当する断面図、図17は本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を閉じた状態で、使用者の内部清掃のあと、清掃手段がダストボックス内に完全に入った状態を示す断面図で、(A)は図10に示すC−C’断面図、(B)は図10に示すD−D’断面図である。
本発明による空気調和機は、吸込口と熱交換器との間に配置される塵埃捕捉用のフィルタと、同フィルタで捕捉された塵埃を除去する清掃装置と、前記フィルタまたは前記清掃装置の何れか一方を移動させる駆動手段とが設けられ、前記清掃装置が前記フィルタの表面に捕捉された塵埃を除去する清掃手段を有するダストボックスを備えている空気調和機において、前記フィルタの清掃時に、前記清掃手段を前記ダストボックス内から出して前記フィルタに接触させ、前記フィルタの非清掃時に、前記清掃手段を前記フィルタから離して前記ダストボックス内に入れるための前記清掃手段を駆動する駆動手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明による清掃装置は、前記ダストボックスは、ケーシングの内側に設けられたフレーム部に対して着脱自在に配置され、前記清掃手段で除去された塵埃を貯留する貯留部と、同貯留部に開閉可能に取付けられる開閉蓋と、前記清掃手段で除去された塵埃を前記貯留部に回収する塵埃回収手段とを含み、前記清掃手段は、前記貯留部の両側に回転軸により回転可能に軸支され、同貯留部内に向けて付勢する付勢手段を有し、前記塵埃回収手段は、前記貯留部の両側に回転軸により回転可能に軸支され、前記清掃手段に向けて付勢する付勢手段と、前記塵埃回収手段の回転軸の一端に結合されたレバーとを有し、前記開閉蓋は、前記塵埃回収手段の回転軸の一端に結合されたレバーに対向するアームを有してなり、前記開閉蓋を閉じて前記アームで前記レバーを押圧することにより、前記塵埃回収手段を前記清掃手段から離すことを特徴とする。
以下、本発明による空気調和機およびこの空気調和機に設けられる清掃装置の実施の形態について説明する。図1乃至図6を用いて、本発明による空気調和機の室内機の基本的な構造を説明する。図1乃至図4に示すように、吸込グリル15aを上面に備えたケーシング15内に設けられたフレーム部1が、熱交換器9の両側を支持する支持部1aを備えた左右の支持板1bと、これらの支持板1bを連結する連結板1cとからなる後部フレーム1dと、後部フレーム1dの下部に送風ケーシング1eを接合してなるベース部1fと、後部フレーム1dの前部に、接離部Pにおいて接離可能となるように取り付けられた前部フレーム1gとからなる構成になっている。
前部フレーム1gの上面部および前面部に設けられた吸込口2と、送風ケーシング1eの前端部に設けられた吹出口3とを結ぶ空気通路には、吸込口2の内面側に沿って配された板状のフィルタ4と、前部熱交換器7と後部熱交換器8とで断面逆V字状に形成され、等間隔で平行に並べられた多数のフィンおよびこのフィンに直交する伝熱管9aからなる熱交換器9と、送風ファン11とが設けられている。
なお、前部フレーム1gの前面部に設けられた吸込口2は、図1(B)に、前面パネル16に備えた開閉グリル16aの開放位置を二点鎖線で示すように、開閉グリル16aを矢印のように回動することによって開放され、前部フレーム1gの上面部に設けられた吸込口2から吸い込まれるのと同時に被空調室の空気を吸い込めるようになっている。
吸込口2から吸い込まれた空気は、この吸込空気中に含まれた塵埃がフィルタ4により捕捉されることによって清浄化されたのち、熱交換器9により熱交換されて送風ファン11により吹出口3に送出されるようになっている。
吹出口3には、左右方向の風向を偏向する左右風向板12と、上下方向の風向を偏向するディフューザ13および上下風向板14とが回動自在に軸支されている。
フィルタ4は、図6に示すように、枠部4bの内側に塵埃を捕捉するための網部4aが張設され、両側部にはラック4cを備えた構成になっている。また、枠部4bの内側に網部4aを格子状に区切るようにリブ4dが形成され、網部4a、枠部4b、ラック4cおよびリブ4dは合成樹脂により一体成型されている。
ラック4cには、フィルタ4を移動させるための後述するフィルタ駆動手段18として前部フレーム1gに設けられ、図2(A)および図2(B)に示すフィルタ駆動用モータ18aに連係されたフィルタ駆動ギア18dが噛み合っており、フィルタ4の清掃時に、フィルタ駆動用モータ18aで駆動されるフィルタ駆動ギア18dに噛み合ったラック4cにより、フィルタ4が清掃装置5を通過しながら移動する構成になっている。
清掃装置5は、図1(B)に示すように、フィルタ4の前端部および後端部間の中間位置に設けられており、また、フィルタ4は、図1(B)に示す領域Aの位置に、吸込口2の内面側に沿って前部フレーム1gに形成された移動経路6により、前部熱交換器7の前方側に形成された空間内と、前部熱交換器7および前記後部熱交換器8の上方側とで移動可能であり、同時に、後部フレーム1dに形成された移動経路6により、後部熱交換器8の後方側に形成された空間内で移動可能に保持されている。
なお、詳細は後述するが、清掃装置5は前部フレーム1gに形成された着脱部19により着脱可能に取り付けられ、図8および図9に示すように、フィルタ4に付着した塵埃を除去するための清掃手段22と、この清掃手段22で除去した塵埃を貯留する貯留部23とを備えており、また、図4(A)および図4(B)に示すように、前部フレーム1gには、清掃手段22(以下の説明において清掃ブラシとする)を駆動する駆動手段20(以下の説明において清掃ブラシ駆動手段とする)が設けられている。フィルタ4の清掃時に、清掃ブラシ駆動手段20により清掃ブラシ22をフィルタ4に接触するように回動させて付着した塵埃を除去し、貯留部23に貯留された塵埃は、清掃装置5を所定の清掃運転時間毎にフィルタ4から取り外したのち、外部に取り出されて廃棄されることになる。
フィルタ4は、図1(B)に示す領域Aの位置に装着されることで、清掃装置5の前部の範囲が前部フレーム1gの前面部に設けられた吸込口2に対向し、清掃装置5の後部の範囲が前部フレーム1gの上面部に設けられた吸込口2に対向するようになっている。
フィルタ4は可撓性を有しており、清掃装置5の後部の範囲を清掃する際、熱交換器9の前方側および上方側に対応して前部フレーム1gに形成されるとともに、前部フレーム1gの前面部に設けられた吸込口2の下端に対応する位置からU字状に折り返されて形成された移動経路6に沿って、図1(B)に破線で示すように、フィルタ4の前端部4’の側から移動することになる。
その際、フィルタ4は、前部フレーム1gにU字状に折り返されて形成された移動経路6に沿って移動しながら、図3(A)に両矢印Bで範囲を示す位置まで移動する。
これにより、フィルタ4は、清掃装置5の後部の範囲が清掃装置5に備えた清掃ブラシ22によって清掃されることになり、除去された塵埃が貯留部23に貯留されることになる。
また、フィルタ4は、清掃装置5の後部の範囲を清掃する際、熱交換器9の後方側に対応して後部フレーム1dに形成されるとともに、前部フレーム1gの上面部に設けられた吸込口2の後端に対応する位置から下方に折り曲げられて形成された移動経路6に沿って、図1(B)に破線で示すように、フィルタ4の後端部4’’の側から移動することになる。
その際、フィルタ4は、下方に折り曲げられて形成された移動経路6に沿って移動しながら、図3(B)に両矢印Cで範囲を示す位置まで移動する。
これにより、フィルタ4は、清掃装置5の前部の範囲が清掃装置5に備えた清掃ブラシ22によって清掃されることになり、除去された塵埃が貯留部23に貯留されることになる。
このように、移動経路6は、図1(B)と、図3(A)および図3(B)とに示すように、フィルタ4が移動できるように、熱交換器9を構成する前部熱交換器7の前方側と、前部熱交換器7および後部熱交換器8の上方側とに対応する前部フレーム1gに形成され、且つ、後部熱交換器8の後方側に対応する後部フレーム1dに形成されている。
より詳細には、移動経路6の一部が、前部熱交換器7の前方側に形成された空間に対応する前部フレーム1gと、後部熱交換器8の後方側に形成された空間に対応する後部フレーム1dとに設けられ、断面コ字状に形成されたガイド手段10からなる構成になっている。
また、移動経路6の他の部分は、前部熱交換器7および後部熱交換器8の上方側に対応する前部フレーム1gに設けられ、図5に示すように、底面10aおよび側面10bにより断面L字状に形成された補助ガイド手段と、この補助ガイド手段をなす底面10aに対向する吸込グリル15aの裏面15bとからなる構成になっている。
そして、移動経路6は、後部熱交換器8の後方側に形成された空間に対応する後部フレーム1dに設けられたガイド手段10が、前部熱交換器7の前方側に形成された空間に対応する前部フレーム1gに設けられたガイド手段10に連続形成され、これら前部熱交換器7および後部熱交換器8の上方側における底面10aおよび側面10bからなる補助ガイド手段と、接離部Pにおいて接離可能となるように分割形成されてなり、図4(B)に示す矢印Aのように前方に取り外し可能な前部フレーム1gが、送風ケーシング1cの上部に接合されてベース部1fを構成した後部フレーム1dに着脱可能に取付けられることになる。
これにより、例えば移動経路6を備えた前部フレーム1gを前方に取り外す際、前部フレーム1g側の接離部Pが、熱交換器9の上端部に設けられた図5に示すフィルタガイド17に凸設した凸部17aの上方を通過するように、前部フレーム1gを図1(B)に示す高さHだけ上方に持ち上げることで取り外すことができる。
また、前部フレーム1gの上面部に設けられた吸込口2に対応する吸込グリル15aの下部には、フィルタ4をガイドする底面10aおよび側面10bからなる断面L字状の補助ガイド手段が設けられており、この補助ガイド手段に沿って、図5に二点鎖線で示すフィルタ4の両側下面および両側端が円滑にガイドされて移動できるようになっている。
その際、フィルタ4の両側上面は、図5に示すように、補助ガイド手段の底面10aに対向する吸込グリル15aの裏面15bに沿って、円滑にガイドされて移動できるようになっている。
これにより、前部フレーム1gの上面部の吸込口2に対応する吸込グリル15aの下部におけるフィルタ4の両側部は、補助ガイド手段および吸込グリル15aの裏面15bによって円滑にスライドできるように保持された構成になっており、とくに、フィルタ4の両側上面をガイドする手段を吸込グリル15aが兼ねているので、該箇所は底面10aおよび側面10bからなる断面L字状の補助ガイド手段として形成すればよく、コ字状のガイド手段10として形成しなくてもよい。
補助ガイド手段は、例えば断面コ字状に形成された場合には、断面コ字形状の上面部に吸込グリル15aが重設された構成になるが、断面L字状に形成されることで、空気調和機の室内機として、上面部の厚みに相当する約3ミリメートル程度を削減し高さ寸法を小型化できて軽量化をはかれる構成になり、また、断面コ字形状の上面部の厚みに相当する素材(合成樹脂)の使用量を低減できる構成になる。
なお、吸込グリル15aは、補助ガイド手段をコ字状に形成して、この断面コ字形状の上面部に重設される構成にしなくても、充分な強度をもたせることができるので強度不足になるおそれはない。
次に、図4(A)および図4(B)と、図7とを用いて、フィルタ駆動手段18と、清掃ブラシ駆動手段20の詳細について、ガイド手段10との関係を含めて説明する。前部熱交換器7の前方側に形成された空間に対応する前部フレーム1gに設けられたガイド手段10の内側には、フィルタ駆動手段18が設けられ、フィルタ4を前後方向に往復移動することができるようになっている。また、この前部フレーム1gに設けられたガイド手段10の移動経路6の途中には、この移動経路6を分断して清掃装置5が着脱される着脱部19を形成しており、フィルタ4が清掃装置5を移動経路6の一部として通過するようになっている。更に、前部熱交換器7の前方側に形成された空間に対応する前部フレーム1gに設けられたガイド手段10の外側には、清掃ブラシ駆動手段20が設けられ、清掃ブラシ22を回動することができるようになっている。
フィルタ駆動手段18は、ガイド手段10の内側であって、前面パネル16と対向する位置に設けられている。フィルタ駆動手段18は、駆動源であるフィルタ駆動用モータ18aと、フィルタ駆動用モータ18aの回転駆動力が伝達される第1回転軸18bと、第1回転軸18bに連結されて回転するクラッチ機構18cと、クラッチ機構18cに連結されて回転するフィルタ駆動ギア18dと、フィルタ駆動ギア18dの回転駆動力が伝達される第2回転軸18eとを具備している。
フィルタ駆動ギア18dは、クラッチ機構18cが設けられた中央に位置する各ガイド手段10と、前部フレーム1gの左側部および右側部に設けた各ガイド手段10とに設けられ、第2回転軸18eは、クラッチ機構18cが設けられた中央に位置する右側のガイド手段10と、前部フレーム1gの右側部に設けたガイド手段10との間を橋渡しするように設けられている。また、第2回転軸18eは、クラッチ機構18cが設けられた中央に位置する左側のガイド手段10と、前部フレーム1gの左側部に設けたガイド手段10との間にも橋渡しするように設けられている。
このように構成されたフィルタ駆動手段18によって、フィルタ駆動ギア18dがフィルタ4に形成されたラック4cと噛み合わされ、フィルタ駆動ギア18dの回転によりフィルタ4を前後方向に移動させることができる。フィルタ4の前後方向の移動の際には、クラッチ機構18cが、右側の第2回転軸18eまたは左側の第2回転軸18eのいずれかにフィルタ駆動ギア18dの回転駆動力が伝達されるように切替える。このクラッチ機構18cの動作により、フィルタ駆動用モータ18aの回転駆動力が第1回転軸18bを介して、右側の第2回転軸18eまたは左側の第2回転軸18eに伝達され、熱交換器9の右半分を覆うフィルタ4と、左半分を覆うフィルタ4を交互に移動することができるようになっている。
一方、清掃ブラシ駆動手段20は、ガイド手段10の外側であって、前面パネル16と対向する位置に設けられている。清掃ブラシ駆動手段20は、駆動源である清掃ブラシ駆動用モータ20aと、清掃ブラシ駆動用モータ20aの回転駆動力が伝達される図示しない第3回転軸と、第3回転軸に連結されて回転する清掃ブラシ駆動ギア20bと、清掃ブラシ駆動ギア20bに連結されて回転する図示しない駆動伝達機構と、駆動伝達機構の回転駆動力が伝達される図示しない第4回転軸とを具備している。
清掃ブラシ駆動ギア20bは、清掃装置5を着脱する着脱部19が設けられた前部フレーム1gの中央に位置する各ガイド手段10の外側と、同様に着脱部19が設けられた前部フレーム1gの左側部および右側部に位置する各ガイド手段10の外側とに設けられ、第3回転軸は、中央に位置する右側のガイド手段10の外側と、前部フレーム1gの右側部に位置するガイド手段10の外側との間を橋渡しするように設けられている。また、第4回転軸は、中央に位置する左側のガイド手段10の外側と、前部フレーム1gの左側部に位置するガイド手段10の外側との間を橋渡しするように設けられている。
このように構成された清掃ブラシ駆動手段20によって、清掃ブラシ駆動ギア20bが後述する清掃ブラシ22の回転軸に連結されている清掃ブラシ従動ギア22dと噛み合わされ、清掃ブラシ駆動ギア20bの回動により清掃ブラシ22を回動させることができる。清掃ブラシ22の回動の際には、清掃ブラシ駆動用モータ20aの回転駆動力が第3回転軸から駆動伝達機構を介して第4回転軸に伝達され、第3回転軸および第4回転軸に連結される清掃ブラシ駆動ギア20bを介して、熱交換器9の右半分を覆うフィルタ4と、左半分を覆うフィルタ4の表面側に清掃ブラシ22を接触したり、清掃装置5内に清掃ブラシ22を収納したりすることができるようになっている。
次に、図8乃至図13を用いて、本発明による清掃装置5の基本的な構造を説明する。なお、清掃装置5は、図2(A)および図2(B)と、図7とに示すように、熱交換器9の右半分を覆うフィルタ4と、左半分を覆うフィルタ4に対して1個ずつ着脱部19に装着されるものであるが、清掃装置5は共に同じ構成であるため、以下においては一方の清掃装置5についてのみ説明する。
清掃装置5は、図8乃至図13に示すように、ダストボックス21とフィルタ保持板26とを具備している。ダストボックス21は、フィルタ4にて捕捉された塵埃を除去する清掃ブラシ22と、除去した塵埃を貯留する貯留部23と、貯留部23の前面開口を覆い隠して開閉可能に取付けられる開閉蓋24と、清掃ブラシ22で除去された塵埃を貯留部23に回収する塵埃回収手段25(以下の説明において塵埃回収ブラシとする)とが設けられている。ダストボックス21全体が、図7に示すように、前部フレーム1gに設けられた着脱部21に架け渡されるほぼ矩形状に形成されている。
清掃ブラシ22は、所定の水平回転軸22aを中心に回転可能に軸支される清掃ブラシ筐体22bを有し、この清掃ブラシ筐体22bのブラシ面には清掃ブラシ本体22cが設けられている。清掃ブラシ筐体22bは、貯留部23の両側に設けられた支持部23aに回転可能に軸支されるほぼ円筒状に形成されており、フィルタ4に対向する側のブラシ面が円弧面に形成されている。清掃ブラシ筐体22bの長手方向の両側面には、水平回転軸22aを介して、清掃ブラシ筐体22bを強制的に回転させるための清掃ブラシ従動ギア22dが設けられている(図14(A)参照。)。また、清掃ブラシ本体22cは、図示しないシート状の基材にブラシ毛がほぼ垂直に植設された直毛ブラシからなり、粘着材などを介してブラシ面に一体的に貼り付けられている。そして、水平回転軸22aには、図8において時計回り方向にバネ付勢するための図示しないバネ部材が取付けられている。
貯留部23は、前面がほぼ全体に開口され、背面が上側半分に開口され、下側半分にボックス部分を備えたもので、上側半分の開口とボックス部分とが仕切られる側面には、清掃ブラシ22で除去された塵埃を回収する塵埃回収ブラシ25が設けられている。
塵埃回収ブラシ25は、所定の水平回転軸25aを中心に回転可能に支持される回収ブラシ筐体25bを有し、この回収ブラシ筐体25bには回収ブラシ本体25cが一体的に設けられている。回収ブラシ筐体25bは、図8に示すように、断面円弧状に形成されており、清掃ブラシ22の回動軌跡に沿って円弧面に形成されたブラシ面には回収ブラシ本体25cが設けられている。回収ブラシ本体25cは、図示しないブラシ毛が斜めに植設された傾斜ブラシからなり、図8では、左斜め上を向くように設けられている。この例において、回収ブラシ筐体25bの水平回転軸25aには図示しないバネ部材が取付けられており、塵埃回収ブラシ25が常に清掃ブラシ22に向かって均等な力で接触するようにバネ付勢されている。
これによれば、清掃ブラシ22を塵埃回収ブラシ25に向かって回動させると、清掃ブラシ22に対して塵埃回収ブラシ25が斜め方向から接触するため、清掃ブラシ22で除去された塵埃を塵埃回収ブラシ25で確実に回収することができる。また、図8において、塵埃回収ブラシ25は反時計回り方向にバネ付勢されているが、一定以上の力が回収ブラシ筐体25bにバネ力に反して加わると、清掃ブラシ22と塵埃回収ブラシ25との接触が開放されることで、清掃ブラシ22は時計回り方向のバネ付勢により元の位置に戻すことができる。これは、図10および図11に示すように、回収ブラシ筐体25bの長手方向の右側面に設けられ、貯留部23の右側に設けられた支持部23aの内部で、水平回転軸25aに結合されたレバー25dによって実現される。なお、詳細な作用は後述するが、レバー25dは、回収ブラシ筐体25bに強制的にバネ力に反して力を加えて、塵埃回収ブラシ25を清掃ブラシ22の当接から離脱させるためのものである。
開閉蓋24は、図10および図11に示すように、貯留部23の前面を覆って、略断面コ字状に形成されており、一端側に設けられた図示しない水平回転軸を中心に貯留部23に開閉可能に取付けられ、開閉蓋24を貯留部23に固定しておくことができるようになっている。そして、開閉蓋24には、回収ブラシ筐体25bの水平回転軸25aに一体に結合されたレバー25dと対向するように、一体成型されたアーム24aが設けられている。なお、詳細な作用は後述するが、アーム24aは、開閉蓋24を閉じた際にレバー25dを押圧するためのものである。
また、開閉蓋24の両側に位置する貯留部23の支持部23aの下端には、ダストボックス21を前部フレーム1gに設けられた着脱部19に取付けて、前部フレーム1gに固定するためのロック部23bが左右にそれぞれ設けられている。このロック部23bは、貯留部23の一部を凹ませてスライド可能に取付けられており、その先端の係止爪23cが、図7に示すように、前部フレーム1gに設けられた着脱部19に有する挿通孔19aに差込まれるようになっている。
次に、清掃装置5のフィルタ保持板26について説明する。フィルタ保持板26は、図8および図13に示すように、ダストボックス21に回動可能に取付けられるベース板27と、ベース板27に一体的に取り付けられ、フィルタ4の裏面側を保持する保持板本体28と、保持板本体28を縦方向に分断するようにベース板27に取付けられ、フィルタ4の裏面側を保持し、フィルタ4を位置決めするための位置決め部材29とが設けられている。
ベース板27は、その表面側が長さ方向に3つに区画されて凹んでおり、それぞれの凹んだ部分に3つの保持板本体28が取付けられている。それぞれの保持板本体28は、フィルタ4の裏面に沿って接触する保持面28aを有し、それぞれの保持面28aはダストボックス21に設けられた清掃ブラシ22に対向的に配置されており、清掃ブラシ22によって押圧されたフィルタ4を保持する円滑面である。また、ベース板27には、それぞれの保持板本体28の間に、表面側にバネ付勢された2つの位置決め部材29が取付けられている。各位置決め部材29は、上述で説明を省略した図6に示すフィルタ4のリブ4dに備える挿通孔4eに挿通される突起部29aを有し、フィルタ4とフィルタ保持板26との位置関係を決めている。
以上説明してきた清掃装置5を備えた空気調和機の室内機によれば、図2(A)および図2(B)と、図7および図8とに示すように、清掃装置5のダストボックス21とフィルタ保持板26との間でフィルタ4が挟持され、清掃装置5が前部フレーム1gに設けられた着脱部21に装着されており、フィルタ4がガイド手段10の移動経路6内に配置されている。
このような状態において、フィルタ4の清掃時に、まず、清掃ブラシ22は、清掃ブラシ従動ギア22dが清掃ブラシ駆動ギア20bと噛み合っているので、清掃ブラシ駆動ギア20bの回転駆動力を清掃ブラシ従動ギア22dで受けて清掃ブラシ22を回動させ、清掃ブラシ22をダストボックス21内から出してフィルタ4に接触させる。フィルタ4に接触している清掃ブラシ22は、塵埃回収ブラシ25が反時計回り方向にバネ付勢されているので、塵埃回収ブラシ25により支持された状態になっている。次に、フィルタ4は、両側部に備えたラック4cがフィルタ駆動ギア18dと噛み合っているので、フィルタ駆動ギア18dの回転駆動力をラック4cが受けて、フィルタ4を移動経路6内で、清掃装置5を基準に前後方向に往復移動させる。これにより、清掃ブラシ22がフィルタ4に付着した塵埃を除去するようになっている。
一方、図9に示すように、フィルタ4の非清掃時に、まず、フィルタ4の往復移動を元の初期の位置になるように停止させる(図1(B)に示す両矢印の範囲Aの位置。)。停止直後の清掃ブラシ22は、フィルタ4に接触して塵埃回収ブラシ25により支持された状態になっている。次に、清掃ブラシ22は、清掃ブラシ駆動ギア20bの回転駆動力を清掃ブラシ従動ギア22dで受け、清掃ブラシ22を回動させてフィルタ4から離脱させ、清掃ブラシ22をダストボックス21内に入れる。このとき、清掃ブラシ22は回動しながら塵埃回収ブラシ25に接触するので、清掃ブラシ22で除去された塵埃を塵埃回収ブラシ25で回収するようになっている。これにより、フィルタ4の非清掃時は、清掃ブラシ22がダストボックス21内に入った状態で待機することになる。
また、図7および図9に示すように、清掃装置5は前部フレーム1gに設けられた着脱部19からフィルタ4を挟持したまま取外すことができる。更に、清掃装置5のダストボックス21とフィルタ保持板26との取付け状態は解除できるようになっているので、ダストボックス21のみを前部フレーム1gに設けられた着脱部19から取外すこともできる。取外した清掃装置5の装着部19への装着の際には、フィルタ4の移動経路6を形成するガイド手段10の間に、ケーシング15の前面からフィルタ4を挿入して、フィルタ4の後端部を上面パネル4に沿ったガイド手段10まで誘導する。そして、フィルタ4の前端部を前面パネル5に沿ったガイド手段10まで誘導した後、清掃装置5を装着部19に装着することができる。
次に、図12と、図14乃至図17を用いて、本発明による清掃装置5のダストボックス21自体の内部清掃を行う場合の、ダストボックス21の機構的な作用を説明する。まず、図14は清掃装置5を前部フレーム1gに設けられた着脱部19から取外して、清掃装置5のフィルタ保持板26からダストボックス21のみを分離した状態を示すものである。この分離したダストボックス21は、図12または図14に示すように、使用者がダストボックス21の開閉蓋24を開けることにより、貯留部23、清掃ブラシ22などが外部に露出するので、ダストボックス21内の清掃を行なうことができる。
このダストボックス21の開閉蓋24を開けた状態では、図14(B)に示すように、清掃ブラシ22と塵埃回収ブラシ25とは、清掃ブラシ22は清掃ブラシ駆動手段20によって回動し、ダストボックス21内に収納された後、清掃ブラシ22の反時計回り方向のバネ付勢と、塵埃回収ブラシ25の時計回り方向のバネ付勢によって、塵埃回収ブラシ25と清掃ブラシ22のそれぞれが付勢位置で静止している状態になっている。そして、この塵埃回収ブラシ25と清掃ブラシ22の静止状態のときの塵埃回収ブラシ25の水平回転軸25aに結合されたレバー25dは、塵埃回収ブラシ25のバネ付勢によって、図14(A)に示す位置に停止している状態になっている。
次に、図15は、使用者がダストボックス21内を拭き掃除や水洗いを行なったときに、清掃ブラシ22を回動させ、ダストボックス21の背面開口から清掃ブラシ22を外側に露出させた状態を示すものである。貯留部23内の奥部や清掃ブラシ22の裏側などの隅々を清掃するときには、清掃ブラシ22を反時計回り方向のバネ付勢に反して手動により回転させることができる。
この清掃ブラシ22の外側に露出した状態では、図15に示すように、清掃ブラシ22と塵埃回収ブラシ25とは、清掃ブラシ22の反時計回り方向のバネ付勢の付勢力よりも、塵埃回収ブラシ25の時計回り方向のバネ付勢の付勢力のほうが若干大きいので、塵埃回収ブラシ25によって、清掃ブラシ22を支持している状態になっている。なお、それぞれのバネ付勢の付勢力は同じであってもよく、塵埃回収ブラシ25と清掃ブラシ22とがつり合っている状態になっていてもよい。
そして、図16は、使用者がダストボックス21の内部清掃を行なった後、ダストボックス21の開閉蓋24を途中まで閉じた状態を示すものである。図16に示すように、ダストボックス21の開閉蓋24を閉じることにより、開閉蓋24に設けられたアーム24aが塵埃回収ブラシ25に設けられたレバー25dを押圧するようになっているので、清掃ブラシ22をダストボックス21内に戻すことができる。
このダストボックス21の開閉蓋24を途中まで閉じた状態では、図16(A)に示すように、開閉蓋24に設けられたアーム24aの先端部は、塵埃回収ブラシ25に設けられたレバー25dの前面側に当接して、アーム24aの先端部で押圧されるレバー25dが、ダストボックス21の上部背面側に回転している状態になっている。そして、このレバー25dがダストボックス21の上部背面側に回転している状態のときの塵埃回収ブラシ25は、図16(B)に示すように、レバー25dの回転によって、時計回り方向のバネ付勢に反して強制的に下側に移動した状態となる。これにより、塵埃回収ブラシ25が清掃ブラシ22との当接から離脱することになるので、清掃ブラシ22は、反時計回り方向のバネ付勢による回転によってダストボックス21内に戻された状態になっている。
最後に、図17は、使用者がダストボックス21の開閉蓋24を完全に閉じた状態を示すものである。図17に示すように、ダストボックス21の開閉蓋24を完全に閉じることにより、塵埃回収ブラシ25に設けられたレバー25dを図14(A)と同様な位置に戻すことができる。
このダストボックス21の開閉蓋24を完全に閉じた状態では、図17(A)に示すように、開閉蓋24に設けられたアーム24aの先端部は、ダストボックス21内の下部方向に移動するようになっているので、レバー25dの押圧から解除され、レバー25dが時計回り方向のバネ付勢によって、ダストボックス21内の前面側に戻った状態になっている。そして、レバー25dがダストボックス21内の前面側に戻った状態のときの塵埃回収ブラシ25は、図17(B)に示すように、レバー25dのバネ付勢による回転によって、上側に移動した状態となるとともに、清掃ブラシ22は反時計周り方向のバネ付勢によって、更にダストボックス21内の前面開口の方向に回動した状態になっている。
以上説明してきた実施の形態による本発明の清掃装置5を備えた空気調和機によれば、吸込口2と熱交換器9との間に配置される塵埃捕捉用のフィルタ4と、フィルタ4で捕捉された塵埃を除去する清掃装置5と、フィルタ4または清掃装置5の何れか一方を移動させる駆動手段(フィルタ駆動手段18)とが設けられ、清掃装置5がフィルタ4の表面に捕捉された塵埃を除去する清掃手段(清掃ブラシ22)を有するダストボックス21を備えているものにおいて、フィルタ4の清掃時に、清掃手段をダストボックス21内から出してフィルタ4に接触させ、フィルタ4の非清掃時に、清掃手段をフィルタ4から離してダストボックス21内に入れるための清掃手段を駆動する駆動手段(清掃ブラシ駆動手段20)を設けるようにした。これにより、フィルタ4の非清掃時に、清掃手段がフィルタ4から離れて常にダストボックス21内に入っているので、清掃手段のブラシの変形をなくして、フィルタ4の清掃時における清掃手段の塵埃除去能力の低下を防ぎ、フィルタ4の清掃を正常に行なうことができる。
そして、清掃装置5は、ダストボックス21が、ケーシング15の内側に設けられたフレーム部1(前部フレーム1gに設けた着脱部19)に対して着脱自在に配置され、清掃手段で除去された塵埃を貯留する貯留部23と、貯留部23に開閉可能に取付けられる開閉蓋24と、清掃手段で除去された塵埃を貯留部23に回収する塵埃回収手段(塵埃回収ブラシ25)とを含み、清掃手段は、貯留部23の両側に水平回転軸22aにより回転可能に軸支され、貯留部23内に向けて付勢する付勢手段(バネ部材)を有し、塵埃回収手段は、貯留部23の両側に水平回転軸23aにより回転可能に軸支され、清掃手段に向けて付勢する付勢手段(バネ部材)と、塵埃回収手段の水平回転軸23aの一端に結合されたレバー25dとを有し、開閉蓋24は、塵埃回収手段の水平回転軸25aの一端に結合されたレバー25dに対向するアーム24aを有してなる。そして、開閉蓋24を閉じてアーム24aでレバー25dを押圧することにより、塵埃回収手段を清掃手段から離すようにした。これにより、清掃装置5の内部清掃に伴い、清掃手段がダストボックス21内から出した状態になったとしても、清掃装置5の内部清掃の後、通常操作である開閉蓋24を閉じるのみで、塵埃回収手段を清掃手段から離すことができるため、開閉蓋24を閉じた際に、清掃手段の付勢手段により清掃手段をダストボックス内に入れることができる。
なお、これまで説明してきた実施の形態においては、フィルタ駆動手段18によって、清掃装置5が固定された状態でフィルタ4を往復運動させるようにしたが、本発明はこれに限らず、フィルタ4が固定された状態で清掃装置5を往復運動させる清掃装置駆動手段を設けたものとしてもよく、少なくとも、フィルタ4または清掃装置5の何れか一方を移動させる駆動手段を設けたものであればよい。
また、これまで説明してきた実施の形態においては、塵埃回収ブラシ25に備えるレバー25dは、塵埃回収ブラシ25の回収ブラシ筐体25bの長手方向の右側面に設けられ、貯留部23の右側に設けられた支持部23aの内部で、水平回転軸25aを介して回転するようにしたが、本発明はこれに限らず、レバー25dを、回収ブラシ筐体25bの長手方向の左側面に設けられ、貯留部23の左側に設けられた支持部23aの内部で、水平回転軸25aを介して回転するようになっていてもよい。この場合、開閉フタ24に備えるアーム24aについても、貯留部23の左側に設けられた支持部23aに対向するように変更される。
更に、これまで説明してきた実施の形態においては、清掃手段をブラシ毛が植設されたブラシからなる清掃ブラシ22とし、塵埃回収手段をブラシ毛が植設されたブラシからなる塵埃回収ブラシ25としたものであるが、本発明はこれに限らず、清掃手段と塵埃回収手段とを、ゴムなどの軟質樹脂材から形成された平板状のブラシとしたものであってもよい。
本発明による空気調和機の室内機を示す図で、(A)は外観斜視図、(B)は内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明による空気調和機の室内機を示す図で、(A)は開閉グリルを取外した状態を示す斜視図、(B)は開閉グリルと吸込グリルを取外した状態を示す斜視図である。 本発明によるフィルタの清掃位置を示す要部説明図で、(A)はフィルタを熱交換器の前方側に移動させた状態を示す断面図、(B)はフィルタを後方側に移動させた状態を示す断面図である。 本発明による空気調和機の室内機の要部説明図で、(A)は前部フレームおよび後部フレームからなるフレーム部の斜視図、(B)は後部フレームから前部フレームが離脱する状態を示す斜視図である。 図1(A)に示すA−A断面図である。 図1(B)および図3に示すフィルタを模式的に示す外観斜視図である。 図2(B)に示す右側の清掃装置を取外した状態を示す斜視図である。 本発明による清掃装置の内部構造を模式的に示すもので、フィルタの清掃時の状態を示す断面図である。 本発明による清掃装置の内部構造を模式的に示すもので、フィルタの非清掃時の状態を示す断面図である。 本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を閉じた状態を示す斜視図である。 本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を開けた状態を示す斜視図である。 図10に示すダストボックスを部分的に拡大した状態を示す斜視図である。 本発明による清掃装置のフィルタ保持板を示す斜視図である。 本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を開いた状態を示す断面図で、(A)は図11に示すA−A’断面図、(B)は図11に示すB−B’断面図である。 本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を開いた状態で、使用者の内部清掃に伴い、清掃手段をダストボックス内から出した状態を示す断面図である。 本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を途中まで閉じた状態で、使用者の内部清掃のあと、清掃手段がダストボックス内に戻る過程を示す断面図で、(A)は図11に示すA−A’断面に相当する断面図、(B)は図11に示すB−B’断面に相当する断面図である。 本発明による清掃装置のダストボックスの開閉蓋を閉じた状態で、使用者の内部清掃のあと、清掃手段がダストボックス内に完全に入った状態を示す断面図で、(A)は図10に示すC−C’断面図、(B)は図10に示すD−D’断面図である。 従来による空気調和機の室内機の内部構造を模式的に示す断面図である。 従来による空気調和機の室内機のガイドフレームとダストボックスとを分解した状態を示す分解斜視図である。 従来による清掃装置の内部構造を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 フレーム部
1a 支持部
1b 支持板
1c 連結板
1d 後部フレーム
1e 送風ケーシング
1f ベース部
1g 前部フレーム
2 吸込口
3 吹出口
4 フィルタ
4a 網部
4b 枠部
4c ラック
4d リブ
4e 挿通孔
5 清掃装置
6 移動経路
7 前部熱交換器
8 後部熱交換器
9 熱交換器
9a 伝熱管
10 ガイド手段
10a 底面
10b 側面
11 送風ファン
12 左右風向板
13 ディフューザ
14 上下風向板
15 ケーシング
15a 吸込グリル
15b グリル裏面
16 前面パネル
16a 開閉グリル
17 フィルタガイド
17a 凸部
18 フィルタ駆動手段
18a フィルタ駆動用モータ
18b 第1回転軸
18c クラッチ機構
18d フィルタ駆動ギア
18e 第2回転軸
19 着脱部
19a 挿通孔
20 清掃手段を駆動する駆動手段(清掃ブラシ駆動手段)
20a 清掃ブラシ駆動用モータ
20b 清掃ブラシ駆動ギア
21 ダストボックス
22 清掃手段(清掃ブラシ)
22a 水平回転軸
22b 清掃ブラシ筐体
22c 清掃ブラシ本体
22d 清掃ブラシ従動ギア
23 貯留部
23a 支持部
23b ロック部
23c 係止爪
24 開閉蓋
24a アーム
25 塵埃回収手段(塵埃回収ブラシ)
25a 水平回転軸
25b 回収ブラシ筐体
25c 回収ブラシ本体
25d レバー
26 フィルタ保持板
27 ベース板
28 保持板本体
28a 保持面
29 位置決め部材
29a 突起部

Claims (3)

  1. 吸込口と熱交換器との間に配置される塵埃捕捉用のフィルタと、同フィルタで捕捉された塵埃を除去する清掃装置と、前記フィルタまたは前記清掃装置の何れか一方を移動させる駆動手段とが設けられ、前記清掃装置が前記フィルタの表面に捕捉された塵埃を除去する清掃手段を有するダストボックスを備えている空気調和機において、前記フィルタの清掃時に、前記清掃手段を前記ダストボックス内から出して前記フィルタに接触させ、前記フィルタの非清掃時に、前記清掃手段を前記フィルタから離して前記ダストボックス内に入れるための前記清掃手段を駆動する駆動手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記ダストボックスは、ケーシングの内側に設けられたフレーム部に対して着脱自在に配置され、前記清掃手段で除去された塵埃を貯留する貯留部と、同貯留部に開閉可能に取付けられる開閉蓋と、前記清掃手段で除去された塵埃を前記貯留部に回収する塵埃回収手段とを含み、前記清掃手段は、前記貯留部の両側に回転軸により回転可能に軸支され、同貯留部内に向けて付勢する付勢手段を有し、前記塵埃回収手段は、前記貯留部の両側に回転軸により回転可能に軸支され、前記清掃手段に向けて付勢する付勢手段と、前記塵埃回収手段の回転軸の一端に結合されたレバーとを有し、前記開閉蓋は、前記塵埃回収手段の回転軸の一端に結合されたレバーに対向するアームを有してなり、前記開閉蓋を閉じて前記アームで前記レバーを押圧することにより、前記塵埃回収手段を前記清掃手段から離すことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記駆動手段は、前記フィルタまたは前記清掃装置を往復運動させることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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