JP4755065B2 - 空気調和機 - Google Patents
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(あ)フィルタ清掃部におけるフィルタは、清掃時に、空気調和機の前面パネルに設けられた開閉パネルを押し上げながら機外へと押し出されるため、すなわち、屋内からフィルタが視認されるため、装置の意匠性が悪化すると共に、装置の清潔感が損なわれ居住者に不快感を与えるおそれがあり、商品競争力が低下する。
(い)フィルタ清掃部におけるフィルタの移動機構が、フィルタの幅方向の中央に形成されたラックと、該ラックに噛み合って回転するピニオンと、該ピニオンを回転する駆動モータとを具備するため、空気調和機に複数のフィルタ(複数のフィルタ清掃部に同じ)を設置しようとすると、駆動モータも複数になって製造コストが上昇したり装置重量が増加したり、さらにはこれが装備された空気調和機は、サイズの拡大やデザインの制約の原因になったりして、商品競争力が低下する。
(う)フィルタ清掃装置は、フィルタを移動させブラシで塵埃を回収するが、塵埃回収部に回収されなかった塵埃は、ユニット外に落ちるという課題があった。
フィルタを筐体内の天面側と地面側とを結ぶ円弧状移動径路に沿って往復移動させるフィルタ移動部と、フィルタに当接してフィルタに捕捉された塵埃を除去する塵埃除去部と、塵埃除去部によって除去された塵埃を回収する塵埃回収部と、を有し、
筐体内の円弧状移動径路の地面側に、塵埃回収部で回収されない塵埃を回収する補助塵埃回収部を設けたことを特徴とする。
(空気調和機)
図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和機を模式的に示す側面視の中央部における断面図である。図1において、空気調和機100は、筐体10と、筐体10内に設置され、空気を吸引すると共に吸引した空気を吹き出す送風ファン20と、送風ファン20が形成する風路内に配置され、吸引した空気を調和する熱交換器30と、吸引した空気に含まれる塵埃を捕捉するフィルタ40と、フィルタ40を清掃するフィルタ清掃装置50と、を有している。以下、各構成部材について個別に説明する。
筐体10は、両端面(図示しない)が塞がれた筒状であって、天面(図中、上側)の一部が開口し、該開口部が空気を吸い込む吸込口11を形成し、地面(図中、下側)の一部が開口し、吸込口11から吸い込んだ空気を吹き出す吹出口14を形成している。そして、前面(図中、左側)は開口し、該開口部を開閉する前面扉12が設置されている。なお、後面(図中、右側)は塞がれ、筐体10を壁等に取り付けるための、壁取付部16が形成されている。
そして、筐体10の内部において、後面寄りで天面近くの「位置A」と前面寄りで地面近くの「位置B」とを結ぶ円弧状範囲は、特別の部材が設置されていない空間として用意され、該空間がフィルタ40の移動径路である円弧状移動径路17となっている。
送風ファン20は、筐体10の側面視で略中央部に配置され、吸込口11から吹出口14に至る風路を形成するものである。送風ファン20と吹出口14との間の吹出側風路は、ノズル13と後面ガイド板15とによって挟まれている。
熱交換器30は、吸込口11と送風ファン20との間に配置され、吸い込まれた空気を調和(冷却、加熱、加湿、除湿等)する。図中、熱交換器30は送風ファン20の天面側および前面側を取り囲むように配置されているが、本発明は該配置形態に限定するものではない。また、熱交換器30は、伝熱管31と、伝熱管31に設置された放熱フィン32とを具備するものを示しているが、本発明はこれに限定するものではない。
図1において、フィルタ40は、網状体のフィルタ通気体(図示せず)と、フィルタ通気体が設置されたフィルタ枠体(図示せず)とから形成されている。フィルタ枠体は円筒の一部を形成し(断面円弧状であって、いわゆる「八つ橋状」)、矩形状の外枠(図示せず)と、外枠の対向する辺を連結する補強桟44とから形成され、補強桟44の内面に内歯車からなるフィルタ従動歯車45が形成されている。
なお、フィルタ40は、円弧状移動径路17に沿って、その上縁が位置Aに到達し、その下縁が位置Bに到達する範囲を往復移動するものであって、フィルタ40の断面円弧の曲率半径は、円弧状移動径路17の曲率半径に同じである。すなわち、フィルタ40は曲率半径が変わることなく往復移動するから、フィルタ40を簡素な手段によって移動させることができるだけでなく、フィルタ40自体の劣化が防止されて寿命延長が図られる。
図1において、フィルタ清掃装置50は、フィルタ40を移動させるフィルタ移動部60と、フィルタ40のフィルタ通気体41に当接し、これに捕捉された塵埃を除去する塵埃除去部70と、塵埃除去部70によって除去された塵埃を回収する塵埃回収部80と、を有している。
図1において、フィルタ移動部60は、フィルタ従動歯車45に噛み合うフィルタ駆動歯車61と、フィルタ駆動歯車61が略中央に固定されたフィルタ駆動軸62と、フィルタ駆動軸62の一方の端部に固定されたフィルタ回転入力歯車(図示せず)と、フィルタ駆動軸62を回転自在に支持するフィルタ移動部本体64を具備している。
図1において、塵埃除去部70は、フィルタ40のフィルタ通気体(図示せず)の外面に当接して回転するロール状ブラシ71と、ロール状ブラシ71が固定されたロール状ブラシ駆動軸72と、ロール状ブラシ駆動軸72の一方の端部に固定されたロール状ブラシ回転入力歯車(図示せず)と、ロール状ブラシ駆動軸72を回転自在に支持する塵埃除去部本体(図示せず)を具備している。
図1において、塵埃回収部80は、ロール状ブラシ71に当接して捕捉された塵埃を掻き落とす掻き落し板81と、掻き落し板81をロール状ブラシ71に押し当てるための掻き落し付勢手段82と、掻き落し板81によって掻き落とされた塵埃を溜める集塵箱83とを具備している。
熱交換器30には、空気が熱交換器30で冷却されることにより空気中の水分が結露し、ドレンが熱交換器30に付着する。熱交換器30に付着したドレンは、熱交換器30の下部に流れやがて熱交換器30から落下する。図1に示すように、熱交換器30から落下するドレンを受けるドレンパン150が、熱交換器30の下方に配置されている。詳細な説明は省くが、ドレンパン150に回収されたドレンは、室外に排出される構成になっている。
塵埃回収部80では、ロール状ブラシ71に当接して捕捉された塵埃を掻き落として、掻き落とされた塵埃を集塵箱83に溜める。しかし、掻き落とされた塵埃の全てを集塵箱83に溜めるのは困難であり、どうしてもこぼれる塵埃がある。図1に示す袋状のガイド部110b(補助塵埃回収部の一例)は、この集塵箱83で回収されない塵埃を下部塵埃回収部110c(図2参照)で捕捉する。袋状のガイド部110bは、円弧状移動径路17の地面側(位置B側)に形成されている。
図5は本発明の実施の形態2に係る空気調和機を模式的に示す側面視の長手方向端部における断面図である。
Claims (2)
- 天面側から吸い込んだ空気を地面側から吹き出す送風手段と、前記吸い込んだ空気中の塵埃を捕捉するフィルタと、を具備する筐体に設置され、前記フィルタを清掃するフィルタ清掃装置を備えた空気調和機であって、
前記フィルタを、前記筐体内の天面側と地面側とを結ぶ円弧状移動径路に沿って往復移動させるフィルタ移動部と、前記フィルタに当接して前記フィルタに捕捉された塵埃を除去する塵埃除去部と、該塵埃除去部によって除去された塵埃を回収する塵埃回収部と、を有し、
前記筐体内の円弧状移動径路の地面側に、前記塵埃回収部で回収されない塵埃を回収する補助塵埃回収部を設け、
当該フィルタ清掃装置を支持し、長手方向端部に前記フィルタの移動の案内となるレール部を有する清掃装置支持部材を備え、前記補助塵埃回収部を前記清掃装置支持部材に一体に設けたことを特徴とする空気調和機。 - 天面側から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を地面側から吹き出す送風手段と、前記空気中の塵埃を捕捉するフィルタと、を具備する筐体に設置され、前記フィルタを清掃するフィルタ清掃装置を備えた空気調和機であって、
前記フィルタを、前記筐体内の円弧状移動径路に沿って往復移動させるフィルタ移動部と、前記フィルタに当接して前記フィルタに捕捉された塵埃を除去する塵埃除去部と、該塵埃除去部によって除去された塵埃を回収する塵埃回収部と、を有し、
前記筐体内の円弧状移動径路の地面側に、前記塵埃回収部で回収されない塵埃を回収する補助塵埃回収部を設け、
当該フィルタ清掃装置を支持し、長手方向端部に前記フィルタの移動の案内となるレール部を有する清掃装置支持部材を備え、前記清掃装置支持部材と前記補助塵埃回収部とを別部品としたことを特徴とする空気調和機。
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