JP2009168116A - 格納容器および格納容器の組立方法 - Google Patents

格納容器および格納容器の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軽量化およびコスト低減を図ることが可能な格納容器および格納容器の組立方法を提供する。
【解決手段】異種金属から形成されているカバー122およびインペラシェル112を有するトルクコンバータ容器であって、カバー122およびインペラシェル112を一体化して格納空間を形成するための環状のリング部材132を有し、リング部材132は、カバー122と同種金属から形成され、かつ、インペラシェル112の周縁部114に嵌合される一端面部134、および、カバー122の周縁部124に接合される他端面部138を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、格納容器および格納容器の組立方法に関する。
例えば、トルクコンバータ容器は、軽量化のために、アルミニウム基合金から成形されるインペラシェルおよびカバーを有する。インペラシェルおよびカバーは、摩擦攪拌によって接合され、格納空間を形成する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−286105号公報
インペラシェルは、ブレードと一体化することで、従来におけるブレードと分離した鉄基合金から成形されるインペラシェルに比較し、組立てコストの削減を図ることが可能である。しかし、カバーは、部品一体化が見込めず、従来における鉄基合金から成形されるカバーに比較し、材料コストが増加する問題を有する。
一方、カバーを鉄基合金から成形する場合、アルミニウム基合金から成形されるカバーに比較し、材料コストを削減することが可能である。しかし、インペラシェルおよびカバーは、異種金属から形成されることとなるため、接合によって一体化することが困難である問題を有する。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、軽量化およびコスト低減を図ることが可能な格納容器および格納容器の組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一様相は、異種金属から形成されている第1外殻部材および第2外殻部材を有する格納容器である。当該格納容器は、前記第1外殻部材および前記第2外殻部材を一体化して格納空間を形成するための環状の介在部材を有する。そして、前記介在部材は、前記第1外殻部材と同種金属から形成され、かつ、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合される一端面部、および、前記第1外殻部材の周縁部に接合される他端面部を有する。
上記目的を達成するための本発明の別の一様相は、異種金属から形成されている第1外殻部材および第2外殻部材を有する格納容器の組立方法である。当該組立方法においては、前記第1外殻部材と同種金属から形成されている環状の介在部材の一端面部を、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合し、かつ、前記介在部材の他端面部を、前記第1外殻部材の周縁部に接合することで、前記第1外殻部材および前記第2外殻部材を一体化して格納空間を形成している。
本発明の一様相によれば、異種金属から形成されている第1外殻部材および第2外殻部材は、別体の介在部材を介して、一体化されている。したがって、第1外殻部材および第2外殻部材の直接的な接合が困難であっても、一体化は、容易になされている。また、第1外殻部材および第2外殻部材の一方が、低密度の金属材料から形成され、他方が、安価な金属材料から形成されている場合、格納容器は、軽量かつ低コストとなる。つまり、軽量化およびコスト低減を図ることが可能な格納容器を提供することができる。
本発明の別の一様相によれば、異種金属から形成されている第1外殻部材および第2外殻部材を、別体の介在部材を介して、一体化している。したがって、第1外殻部材および第2外殻部材の直接的な接合が困難であっても、第1外殻部材および第2外殻部材を一体化することは容易である。また、第1外殻部材および第2外殻部材の一方が、低密度の金属材料から形成され、他方が、安価な金属材料から形成されている場合、軽量かつ低コストの格納容器が組立てられる。つまり、軽量化およびコスト低減を図ることが可能な格納容器の組立方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施の形態1に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。
トルクコンバータは、例えば、自動変速機に接続されて、オートマチックトランスミッションを構成し、作動流体が内部に満たされるトルクコンバータ容器110を有する。
トルクコンバータ容器110は、インペラシェル112、カバー122、リング部材(環状の介在部材)132およびOリング(環状のシール部材)142を有しており、その内部に、ポンプインペラ、タービンランナ、ステータおよびロックアップクラッチが格納されている。
ポンプインペラは、エンジンのクランクシャフトに直結される入力要素であり、コアおよびポンプ翼(ブレード)を有する。タービンランナは、ポンプインペラに対向して配置され、トランスミッションのインプットシャフトに直結される出力要素であり、コアおよびタービン翼(ブレード)を有する。
ステータは、ポンプインペラとタービンランナとの間に位置し、シェル側リング、コア側リングおよびステータ翼(ブレード)から構成されており、トランスミッションのインプットシャフトと同軸上でワンウエイクラッチを介して支持される。したがって、エンジンが回転すると、ポンプインペラのポンプ作用でタービンランナが回転し、インプットシャフトに伝達されることになる。ロックアップクラッチは、エンジンと出力軸を直結するための直結クラッチである。
インペラシェル112は、周縁部114に配置されるフランジ(環状突出部)116および溝部118を有する。フランジ116は、外側に向かって形成されている。溝部118は、フランジ116と周縁部114の先端面との間の外周面に位置する。
インペラシェル112は、アルミニウム基合金から形成されている。アルミニウム基合金は、軽量(鉄基合金に比較して低密度)でありかつ良好な強度を有し、また、他の軽金属に比較し安価である点で好ましい。ポンプインペラのブレードは、アルミニウム基合金から形成されており、インペラシェル112と同時に鋳造されることで、インペラシェル112と一体化している。したがって、従来におけるブレードと分離した鉄基合金から成形されるインペラシェルに比較し、組立てコストの削減を図ることが可能である。
カバー122は、屈曲したフランジ状の周縁部124を有する。周縁部124は、インペラシェル112のフランジ116と当接自在に設定されており、また、先端面に位置する窪み部126を有する。カバー122は、鉄基合金からなる板材をプレス成形することで得られている。鉄基合金は、アルミニウム基合金に比較して安価でありかつ良好な強度を有し、アルミニウム基合金から成形されるカバーに比較し、材料コストを削減することが可能である。
リング部材132は、鉄基合金からなり、インペラシェル112の周縁部114に嵌合されるシェル側端面部(一端面部)134およびカバー122の周縁部124に接合されるカバー側端面部(他端面部)138を有し、インペラシェル112およびカバー122を一体化して格納空間を形成するために使用される。
シェル側端面部134は、インペラシェル112のフランジ116と係合する環状フック部136を有する。シェル側端面部134とインペラシェル112の周縁部114の嵌合は、環状フック部136およびフランジ116からなる単純な係合構造により達成されるため、リング部材132およびインペラシェル112の成形コストの上昇が抑制される。
カバー側端面部138は、カバー122の窪み部126に嵌合する形状を有し、窪み部126に位置決めした状態で、溶接によってカバー122の周縁部124に接合されている。溶接は、例えば、アーク溶接であり、生産性および接合強度が良好であるため好ましい。リング部材132およびカバー122は、同種金属である鉄基合金からなるため、溶接の適用が容易である。なお、符号133は、溶接によって形成された接合部である。
Oリング142は、インペラシェル112の溝部118に位置決めされ、インペラシェル112とカバー122との間に配置されている。シェル側端面部134とインペラシェル112の周縁部114の嵌合が単純な係合構造により達成されているが、これにより、リング部材132のシェル側端面部134とインペラシェル112の周縁部114との間が、確実に密閉されているため、格納空間のシール性が向上している。
トルクコンバータ容器110は、上記のように、異種金属から形成されているインペラシェル112およびカバー122が、別体のリング部材132を介して、一体化されている。つまり、インペラシェル112およびカバー122の直接的な接合は、困難であるが、一体化は、容易になされている。また、インペラシェル112が、低密度の金属材料から形成され、カバー122が、安価な金属材料から形成されているため、トルクコンバータ容器110を、軽量かつ低コストとすることが可能である。
次に、実施の形態1に係るトルクコンバータ容器の組立方法を説明する。
まず、Oリング142を、インペラシェル112の溝部118に位置決めする。そして、カバー122をインペラシェル112に相対させ、カバー122の周縁部124をインペラシェル112のフランジ116と当接させ、例えば、クランプによって、圧締めすることで一時的に固定する。
この際、カバー122の周縁部124の内周面は、インペラシェル112の溝部118が配置されている周縁部114の外周面と当接するため、Oリング142は、インペラシェル112とカバー122との間に位置することとなる。
その後、リング部材132のシェル側端面部134およびカバー側端面部138を、インペラシェル112のフランジ116およびカバー122の窪み部126に、それぞれ位置決めする。
そして、シェル側端面部134の環状フック部136をインペラシェル112のフランジ116と係合させることで、シェル側端面部134をインペラシェル112の周縁部114に嵌合させる。カバー側端面部138は、窪み部126に位置決めされた状態で、溶接によって、カバー122の周縁部124に接合される。これにより、インペラシェル112およびカバー122は、一体化して格納空間を形成する。
実施の形態1に係るトルクコンバータ容器の組立方法においては、上記のように、異種金属から形成されているインペラシェル112およびカバー122を、別体のリング部材132を介して、一体化している。したがって、インペラシェル112およびカバー122の直接的な接合が困難であっても、インペラシェル112およびカバー122を一体化することは容易である。また、インペラシェル112が、低密度の金属材料から形成され、カバー122が、安価な金属材料から形成されているため、軽量かつ低コストのトルクコンバータ容器110が組立てられる。
以上のように、実施の形態1においては、軽量化およびコスト低減を図ることが可能なトルクコンバータ容器およびトルクコンバータ容器の組立方法を提供することが可能である。
特に、実施の形態1においては、リング部材のシェル側端面部とインペラシェルの周縁部の嵌合は、環状フック部およびフランジからなる単純な係合構造により達成されるため、リング部材およびインペラシェルの成形コストの上昇が抑制される。また、リング部材のカバー側端面部は、溶接によってカバーの周縁部に接合されるため、生産性および接合強度が良好である。
次に、実施の形態2を説明する。なお、以下において、実施の形態1と同様の機能を有する部材については類似する符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
図2は、実施の形態2に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。
実施の形態2に係るトルクコンバータ容器210は、インペラシェル212、カバー222およびリング部材232を有しており、リング部材232のシェル側端面部234とインペラシェル212の周縁部214の嵌合に鋳包みを適用し、かつOリング142を有していない点で、実施の形態1に係るトルクコンバータ容器110と概して異なる。
インペラシェル212は、平坦かつ単純な形状を呈する周縁部214を有しており、実施の形態1に係るフランジ116が設けられていない。
カバー222は、薄肉部225が形成された周縁部224を有している。周縁部224は、実施の形態1に係る周縁部224と異なり、屈曲したフランジ状を呈しておらず、単純な形状を有する。
リング部材232は、鉄基合金から形成されており、インペラシェル212の周縁部214に嵌合されるシェル側端面部(一端面部)234およびカバー222の周縁部224に接合されるカバー側端面部(他端面部)238を有する。
シェル側端面部234は、内側に向かって突出した増肉部235を有する。増肉部235は、インペラシェル212とポンプインペラのブレードの鋳造の際、インペラシェル212の周縁部214に鋳包みされている。つまり、インペラシェル212の周縁部214とシェル側端面部234の嵌合は、鋳包みによって達成されているため、実施の形態1に係る環状フック部136とフランジ116の係合に比べ、嵌合構造が単純化されている。また、嵌合構造のシール性が向上しているため、Oリング142を省略することが可能である。
カバー側端面部238は、カバー222の薄肉部225と嵌合する薄肉部239を有しており、薄肉部239にカバー222の薄肉部225を位置決めした状態で、溶接によってカバー222の周縁部224に接合されている。なお、符号233は、溶接によって形成された接合部である。
次に、実施の形態2に係るトルクコンバータ容器の組立方法を説明する。
まず、インペラシェル212およびポンプインペラのブレードを同時に鋳造する際に、リング部材232のシェル側端面部234を、インペラシェル212の周縁部214が形成される部位に位置決めし、鋳包みするこることで、インペラシェル212の周縁部214とシェル側端面部234を嵌合させる。シェル側端面部234は、内側に向かって突出した増肉部235を有するため、良好な嵌合強度を有する。
その後、リング部材232のカバー側端面部238に対して、カバー222の周縁部224を相対させて、カバー側端面部238の薄肉部239に、周縁部224の薄肉部225を嵌合させ、例えば、クランプによって、圧締めすることで一時的に固定する。
そして、リング部材232のカバー側端面部238を、溶接によって、カバー222の周縁部224に接合する。これにより、インペラシェル212およびカバー222は、一体化して格納空間を形成する。
以上のように、実施の形態2においては、インペラシェルの周縁部とシェル側端面部の嵌合を、鋳包みによって達成しているため、実施の形態1に比較し、嵌合構造およびシール構造を単純化し、また、組立工程を簡略化することが可能である。
次に、実施の形態3を説明する。
図3は、実施の形態3に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。
実施の形態3に係るトルクコンバータ容器310は、インペラシェル312、カバー322、リング部材(環状の介在部材)332、Oリング(環状のシール部材)342およびスナップリング(環状の止め部材)352を有しており、リング部材332がアルミニウム基合金からなり、シェル側端面部334がインペラシェル312の周縁部314と接合される点で、実施の形態1に係るトルクコンバータ容器110と概して異なる。
インペラシェル312は、周縁部314に配置されるフランジ316を有する。フランジ316は、外側に向かって形成されており、リング部材332のシェル側端面部(他端面部)334に接合している。
カバー322は、リング部材332のカバー側端面部(一端面部)338に嵌合される周縁部324を有する。周縁部324は、環状突出部326を有する。環状突出部326は、外周面に配置される溝部327を有する。
リング部材332のシェル側端面部334は、インペラシェル312のフランジ316と当接する端面と、内周面に配置される溝部335を有する。溝部335は、インペラシェル312のフランジ316とシェル側端面部334とが当接した際に、インペラシェル312の周縁部314の端面から若干離間して位置するように、設定されている。
シェル側端面部334とインペラシェル312の周縁部314の接合は、摩擦攪拌(FSW)によって、達成される。摩擦攪拌は、固相接合法であり、実施の形態1に係る溶解溶接と比較し、接合部の機械的性質が向上する。なお、摩擦攪拌の加工プローブの摺接面は、インペラシェル312のフランジ316の非当接面によって構成されており、接合部333は、フランジ316およびリング部材332のシェル側端面部334の端面を浸透し、シェル側端面部334に到達している。
リング部材332のカバー側端面部338は、カバー322の環状突出部326と係合する環状フック部339を有する。カバー側端面部338とカバー322の周縁部324の嵌合は、環状フック部339および環状突出部326からなる単純な係合構造により達成されるため、リング部材332およびカバー322の成形コストの上昇が抑制される。
Oリング342は、カバー322の溝部327に位置決めされ、リング部材332とカバー322との間に配置されている。カバー側端面部338とカバー322の周縁部324の嵌合が単純な係合構造により達成されているが、Oリング342の存在により、密閉が確実となり、良好なシール性を有する格納空間が形成される。
スナップリング352は、リング部材332の溝部335に位置決めされ、カバー322の周縁部324の端面に当接している。スナップリング352の当接面(外面部の一方)は、固定されているため、軸方向のリング部材332とカバー322の相対移動を阻止する。したがって、リング部材332のカバー側端面部338とカバー322の周縁部324の嵌合の解消が、確実に防止される。なお、スナップリング352は、固定されるリング部材332の材質に対応し、アルミニウム基合金から形成されている。
次に、実施の形態3に係るトルクコンバータ容器の組立方法を説明する。
まず、Oリング342を、カバー322の溝部327に位置決めする。そして、リング部材332のカバー側端面部338を、カバー322の周縁部324に嵌合し、例えば、クランプによって、圧締めすることで一時的に固定する。この際、カバー側端面部338の環状フック部339は、カバー322の環状突出部326と係合する。Oリング342は、これにより、リング部材332とカバー322との間に位置することとなる。
そして、スナップリング352が、リング部材332の溝部335に位置決めされ、カバー322の周縁部324の端面に当接する。
その後、インペラシェル312を、カバー322に嵌合されたリング部材332のシェル側端面部334に相対させ、インペラシェル312のフランジ316を、シェル側端面部334の端面に当接させ、例えば、クランプによって、圧締めすることで一時的に固定する。
そして、インペラシェル312のフランジ316を、摩擦攪拌によって、リング部材332のシェル側端面部334に接合する。これにより、インペラシェル312およびカバー322は、一体化して格納空間を形成する。なお、スナップリング352は、摩擦攪拌による接合後に、配置して固定することも可能である。
以上のように、実施の形態3は、リング部材のシェル側端面部とインペラシェルの周縁部の接合が、摩擦攪拌によって達成されるため、実施の形態1に比較し、接合部の機械的性質を向上させることが可能である。
次に、実施の形態4を説明する。
図4は、実施の形態4に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。
実施の形態4に係るトルクコンバータ容器410は、インペラシェル412、カバー422およびリング部材(環状の介在部材)432を有しており、リング部材432が鋳造によってアルミニウム基合金から形成され、リング部材432のカバー側端面部438とカバー422の周縁部414の嵌合に鋳包みを適用し、かつOリング342およびスナップリング352を有していない点で、実施の形態3に係るトルクコンバータ容器310と概して異なる。
インペラシェル412は、周縁部414に配置されるフランジ416および窪み部417を有する。フランジ416は、外側に向かって形成されており、リング部材432のシェル側端面部(他端面部)434に接合されている。窪み部417は、フランジ416の端面かつ内周面側に配置されている。
カバー422は、周縁部424に配置される増肉部425を有する。増肉部425は、外側に向かって突出しており、リング部材432のカバー側端面部(一端面部)438と嵌合している。
リング部材432のシェル側端面部434は、インペラシェル412のフランジ416と当接する端面と、内周側に配置される突出部435を有する。突出部435は、インペラシェル412の窪み部417と嵌合するように設定されている。シェル側端面部434とインペラシェル412の周縁部414の接合は、摩擦攪拌(FSW)によって、達成される。なお、符号433は、摩擦攪拌によって形成された接合部である。
リング部材432のカバー側端面部438は、鋳造される際に、カバー422の増肉部425を鋳包みしている。つまり、カバー側端面部438とカバー422の周縁部424の嵌合は、鋳包みによって達成されているため、実施の形態3に係る環状フック部339と環状突出部326の係合に比べ、嵌合構造が単純化されている。また、嵌合構造のシール性および嵌合強度が向上しているため、実施の形態3に係るOリング342およびスナップリング352を省略することが可能である。
次に、実施の形態4に係るトルクコンバータ容器の組立方法を説明する。
まず、リング部材432を鋳造する際に、リング部材432のカバー側端面部438が形成される部位に、カバー422の増肉部425を位置決めし、鋳包みするこることで、カバー側端面部438とカバー422の周縁部414を嵌合させる。増肉部425は、外側に向かって突出しているため、良好な嵌合強度を有する。
その後、インペラシェル412の周縁部414を、リング部材432のシェル側端面部434に対して、相対させる。そして、周縁部414の窪み部417を、シェル側端面部434の突出部435と嵌合させ、フランジ416を、シェル側端面部434の端面に当接させ、例えば、クランプによって、圧締めすることで一時的に固定する。
そして、インペラシェル412のフランジ416を、摩擦攪拌によって、リング部材432のシェル側端面部434に接合する。これにより、インペラシェル412およびカバー422は、一体化して格納空間を形成する。
以上のように、実施の形態4においては、リング部材のカバー側端面部とカバーの周縁の嵌合を、鋳包みによって達成しているため、実施の形態3に比較し、嵌合構造およびシール構造を単純化し、嵌合強度を向上させ、かつ、組立工程を簡略化することが可能である。
次に、実施の形態5を説明する。
図5は、実施の形態5に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。
実施の形態5に係るトルクコンバータ容器510は、インペラシェル512、カバー522、リング部材(環状の介在部材)532、Oリング(環状のシール部材)542およびスナップリング(環状の止め部材)552を有しており、スナップリング552が摩擦攪拌による接合の際における裏当て部材として機能する点で、実施の形態3に係るトルクコンバータ容器310と概して異なる。
インペラシェル512は、周縁部514に配置されるフランジ516を有する。フランジ516は、外側に向かって形成されており、リング部材532のシェル側端面部(他端面部)534に接合している。
カバー522は、リング部材532のカバー側端面部(一端面部)538に嵌合される周縁部524を有する。周縁部524は、環状突出部526を有する。環状突出部326は、外周面に配置される溝部527を有する。
リング部材532のシェル側端面部534は、拡径しており、内周面に溝部535を有する。シェル側端面部534の先端と溝部535との間を延長している内周面は、インペラシェル512のフランジ516の外周面と当接しており、当該当接面(突き合わせ部)が、摩擦攪拌(FSW)によって接合されている。実施の形態3と異なり、摩擦攪拌が、
当接面に直接作用するため、接合品質が向上する。なお、符号533は、摩擦攪拌によって形成された接合部である。
リング部材532のカバー側端面部538は、カバー522の環状突出部526と係合する環状フック部539を有する。カバー側端面部538とカバー522の周縁部524の嵌合は、環状フック部539および環状突出部526からなる単純な係合構造により達成されるため、リング部材532およびカバー522の成形コストの上昇が抑制される。
Oリング542は、カバー522の溝部527に位置決めされ、リング部材532とカバー522との間に配置されている。カバー側端面部538とカバー522の周縁部524の嵌合が単純な係合構造により達成されているが、Oリング542の存在により、密閉が確実となり、良好なシール性を有する格納空間が形成される。
スナップリング552は、リング部材532の溝部535に位置決めされ、リング部材532のシェル側端面部534とインペラシェル512のフランジ516の接合面を支持している。また、スナップリング552は、カバー522の周縁部524の端面に当接している。
スナップリング552の当接面(外面部の一方)は、固定されており、軸方向のリング部材532とカバー522の相対移動を阻止するため、リング部材532のカバー側端面部538とカバー522の周縁部524の嵌合の解消が、確実に防止される。
次に、実施の形態5に係るトルクコンバータ容器の組立方法を説明する。
まず、Oリング542を、カバー522の溝部527に位置決めする。そして、リング部材532のカバー側端面部538を、カバー522の周縁部524に嵌合し、例えば、クランプによって、圧締めすることで一時的に固定する。この際、カバー側端面部538の環状フック部539は、カバー522の環状突出部526と係合する。Oリング542は、これにより、リング部材532とカバー522との間に位置することとなる。
そして、スナップリング552が、リング部材532の溝部535に位置決めされ、カバー522の周縁部524の端面に当接する。
その後、インペラシェル512を、カバー522に嵌合されたリング部材532のシェル側端面部534に相対させ、インペラシェル512のフランジ516を、リング部材532の溝部535に位置決めされたスナップリング552に当接させ、例えば、クランプによって、圧締めすることで一時的に固定する。
そして、インペラシェル512のフランジ516の外周面を、摩擦攪拌によって、シェル側端面部534の先端と溝部535との間を延長している内周面に接合する。これにより、インペラシェル512およびカバー522は、一体化して格納空間を形成する。なお、スナップリング552は、接合面(突き合わせ部)を支持することで裏当て部材として機能し、かつ、摩擦攪拌は、当接面に直接作用するため、実施の形態3に比較し、接合品質が向上する。
以上のように、実施の形態5においては、スナップリングが摩擦攪拌による接合の際における裏当て部材として機能するため、実施の形態3に比較し、摩擦攪拌による接合品質を向上させることが可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、格納容器は、トルクコンバータ容器に適用される形態に限定されない。第1外殻部材および第2外殻部材を構成する素材は、アルミニウム基合金と鉄基合金の組み合わせに限定されず、格納容器の用途および要求性能に応じて、低密度の他の金属材料と安価な他の金属材料を適宜組み合わせることが可能である。
また、摩擦攪拌接合の代わりに、アーク溶接などの溶解溶接を適宜適用することも可能である。
実施の形態1に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。 実施の形態2に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。 実施の形態3に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。 実施の形態4に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。 実施の形態5に係るトルクコンバータ容器を説明するための断面図である。
符号の説明
110 トルクコンバータ容器、
112 インペラシェル、
114 周縁部、
116 フランジ(環状突出部)、
118 溝部、
122 カバー、
124 周縁部、
126 窪み部、
132 リング部材(環状の介在部材)、
133 接合部、
134 シェル側端面部(一端面部)、
136 環状フック部、
138 カバー側端面部(他端面部)、
142 Oリング(環状のシール部材)、
210 トルクコンバータ容器、
212 インペラシェル、
214 周縁部、
222 カバー、
224 周縁部、
225 薄肉部、
232 リング部材(環状の介在部材)、
233 接合部、
234 シェル側端面部(一端面部)、
235 増肉部、
238 カバー側端面部(他端面部)、
239 薄肉部、
310 トルクコンバータ容器、
312 インペラシェル、
314 周縁部、
316 フランジ、
322 カバー、
324 周縁部、
326 環状突出部、
327 溝部、
332 リング部材(環状の介在部材)、
333 接合部、
334 シェル側端面部(他端面部)、
335 溝部、
338 カバー側端面部(一端面部)、
339 環状フック部、
342 Oリング(環状のシール部材)、
352 スナップリング(環状の止め部材)、
410 トルクコンバータ容器、
412 インペラシェル、
414 周縁部、
416 フランジ、
417 窪み部、
422 カバー、
424 周縁部、
425 増肉部、
432 リング部材(環状の介在部材)、
433 接合部、
434 シェル側端面部(他端面部)、
435 突出部、
438 カバー側端面部(一端面部)、
510 トルクコンバータ容器、
512 インペラシェル、
514 周縁部、
516 フランジ、
522 カバー、
524 周縁部、
526 環状突出部、
527 溝部、
532 リング部材(環状の介在部材)、
533 接合部、
534 シェル側端面部(他端面部)、
535 溝部、
538 カバー側端面部(一端面部)、
539 環状フック部、
542 Oリング(環状のシール部材)、
552 スナップリング(環状の止め部材)。

Claims (24)

  1. 異種金属から形成されている第1外殻部材および第2外殻部材を有する格納容器であって、
    前記第1外殻部材および前記第2外殻部材を一体化して格納空間を形成するための環状の介在部材を有し、
    前記介在部材は、前記第1外殻部材と同種金属から形成され、かつ、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合される一端面部、および、前記第1外殻部材の周縁部に接合される他端面部を有する
    ことを特徴とする格納容器。
  2. 前記第1外殻部材および前記第2外殻部材の一方は、鉄基合金から形成され、他方は、アルミニウム基合金から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の格納容器。
  3. 前記第1外殻部材および前記介在部材は、鉄基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、アルミニウム基合金から成形され、
    前記介在部材の一端面部および前記第2外殻部材の周縁部の一方は、環状フック部を有し、他方は、前記環状フック部と係合する環状突出部を有しており、
    前記介在部材の他端面部は、溶接によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合され、
    前記介在部材の一端面部は、前記環状フック部と前記環状突出部の係合によって、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の格納容器。
  4. 前記第1外殻部材と前記第2外殻部との間に配置される環状のシール部材を、さらに有することを特徴とする請求項3に記載の格納容器。
  5. 前記第1外殻部材および前記介在部材は、鉄基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、鋳造によって、アルミニウム基合金から成形されており、
    前記介在部材の一端面部は、前記鋳造の際、前記第2外殻部材の周縁部に鋳包みされることによって、記第2外殻部材の周縁部に嵌合され、
    前記介在部材の他端面部は、溶接によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の格納容器。
  6. 前記格納容器は、トルクコンバータ容器であり、
    前記第1外殻部材は、前記トルクコンバータ容器のカバーであり、
    前記第2外殻部材は、前記トルクコンバータ容器のインペラシェルである
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の格納容器。
  7. 前記第1外殻部材および前記介在部材は、アルミニウム基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、鉄基合金から成形され、
    前記介在部材の一端面部および前記第2外殻部材の周縁部の一方は、環状フック部を有し、他方は、前記環状フック部と係合する環状突出部を有しており、
    前記介在部材の一端面部は、前記環状フック部と前記環状突出部の係合によって、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合され、
    前記介在部材の他端面部は、摩擦攪拌によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の格納容器。
  8. 前記介在部材と前記第2外殻部材との間に配置される環状のシール部材を、さらに有することを特徴とする請求項7に記載の格納容器。
  9. 前記介在部材の軸方向移動を阻止するための環状の止め部材を、さらに有しており、
    前記止め部材の周縁部は、前記介在部材に固定され、前記止め部材の外面部の一方は、前記第2外殻部材の周縁部の端面に当接していることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の格納容器。
  10. 前記止め部材は、前記介在部材の他端面部と前記第1外殻部材の周縁部の接合面を支持していることを特徴とする請求項9に記載の格納容器。
  11. 前記第1外殻部材は、アルミニウム基合金から成形され、
    前記介在部材は、鋳造によって、アルミニウム基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、鉄基合金から成形されており、
    前記介在部材の一端面部は、前記鋳造の際、前記第2外殻部材の周縁部を鋳包みすることによって、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合され、
    前記介在部材の他端面部は、摩擦攪拌によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の格納容器。
  12. 前記格納容器は、トルクコンバータ容器であり、
    前記第1外殻部材は、前記トルクコンバータ容器のインペラシェルであり、
    前記第2外殻部材は、前記トルクコンバータ容器のカバーであることを特徴とする
    請求項7〜11のいずれか1項に記載の格納容器。
  13. 異種金属から形成されている第1外殻部材および第2外殻部材を有する格納容器の組立方法であって、
    前記第1外殻部材と同種金属から形成されている環状の介在部材の一端面部を、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合し、かつ、前記介在部材の他端面部を、前記第1外殻部材の周縁部に接合することで、前記第1外殻部材および前記第2外殻部材を一体化して格納空間を形成する
    ことを特徴とする格納容器の組立方法。
  14. 前記第1外殻部材および前記第2外殻部材の一方は、鉄基合金から形成され、他方は、アルミニウム基合金から形成されていることを特徴とする請求項13に記載の格納容器の組立方法。
  15. 前記第1外殻部材および前記介在部材は、鉄基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、アルミニウム基合金から成形され、
    前記介在部材の一端面部および前記第2外殻部材の周縁部の一方は、環状フック部を有し、他方は、前記環状フック部と係合する環状突出部を有しており、
    前記介在部材の一端面部を、前記環状フック部と前記環状突出部とを係合させることによって、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合し、
    前記介在部材の他端面部を、溶接によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合する
    ことを特徴とする請求項14に記載の格納容器の組立方法。
  16. 前記第1外殻部材と前記第2外殻部との間に、環状のシール部材を配置することを特徴とする請求項15に記載の格納容器の組立方法。
  17. 前記第1外殻部材および前記介在部材は、鉄基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、鋳造によってアルミニウム基合金から成形されており、
    前記介在部材の一端面部を、前記鋳造の際、前記第2外殻部材の周縁部に鋳包みすることによって、記第2外殻部材の周縁部に嵌合し、
    前記介在部材の他端面部を、溶接によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合する
    ことを特徴とする請求項14に記載の格納容器の組立方法。
  18. 前記格納容器は、前記トルクコンバータ容器であり、
    前記第1外殻部材は、トルクコンバータ容器のカバーであり、
    前記第2外殻部材は、前記トルクコンバータ容器のインペラシェルであることを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の格納容器の組立方法。
  19. 前記第1外殻部材および前記介在部材は、アルミニウム基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、鉄基合金から成形され、
    前記介在部材の一端面部および前記第2外殻部材の周縁部の一方は、環状フック部を有し、他方は、前記環状フック部と係合する環状突出部を有しており、
    前記介在部材の一端面部を、前記環状フック部と前記環状突出部とを係合させることによって、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合し、
    前記介在部材の他端面部を、摩擦攪拌によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合する
    ことを特徴とする請求項14に記載の格納容器の組立方法。
  20. 前記介在部材と前記第2外殻部材との間に、環状のシール部材を配置することを特徴とする請求項19に記載の格納容器の組立方法。
  21. 前記介在部材の軸方向移動を阻止するための環状の止め部材の周縁部を、前記介在部材に固定し、前記止め部材の外面部の一方を前記第2外殻部材の周縁部の端面に当接させることを特徴とする請求項19又は請求項20に記載の格納容器の組立方法。
  22. 前記止め部材は、前記摩擦攪拌による接合の際、前記介在部材の他端面部と前記第1外殻部材の周縁部の接合面を支持し、裏当て部材として機能することを特徴とする請求項21に記載の格納容器の組立方法。
  23. 前記第1外殻部材は、アルミニウム基合金から成形され、
    前記介在部材は、鋳造によってアルミニウム基合金から成形され、
    前記第2外殻部材は、鉄基合金から成形されており、
    前記介在部材の一端面部によって、前記鋳造の際、前記第2外殻部材の周縁部を鋳包みして、前記第2外殻部材の周縁部に嵌合し、
    前記介在部材の他端面部を、摩擦攪拌によって、前記第1外殻部材の周縁部に接合する
    ことを特徴とする請求項14に記載の格納容器の組立方法。
  24. 前記格納容器は、トルクコンバータ容器であり、
    前記第1外殻部材は、前記トルクコンバータ容器のインペラシェルであり、
    前記第2外殻部材は、前記トルクコンバータ容器のカバーであることを特徴とする
    請求項19〜23のいずれか1項に記載の格納容器の組立方法。
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