JP5109699B2 - トルクコンバータケースおよびトルクコンバータケースの接合方法 - Google Patents

トルクコンバータケースおよびトルクコンバータケースの接合方法 Download PDF

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Description

本発明は、トルクコンバータケースおよびその接合方法に関する。
従来、インペラシェルとコンバータカバーとを接合する際に、摩擦撹拌接合を利用する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術は、インペラシェルとコンバータカバーとの嵌合部を、トルクコンバータの軸方向から寄りつく摩擦撹拌接合用のスターロッド(工具)に対向させ、インペラシェルとコンバータカバーとの嵌合部にスターロッドを挿入して、摩擦撹拌接合によりこれらの部材同士を接合する。
この技術では、インペラシェルとコンバータカバーとの接合部の上下面は、トルクコンバータの使用時にその内圧がコンバータケースに作用することによる接合部での応力集中を避けるため、平面状に形成されていることが好ましい。このため、特許文献1に記載の技術では、接合部の下面側に、平面を形成するための空間部を設けている。
特開2004−286105号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、摩擦撹拌接合時の材料の塑性流動により、空間部に塑性流動化した材料が落ち込む可能性があるという問題があった。
本発明によるトルクコンバータケースは、摩擦撹拌接合時にインペラシェルおよびコンバータカバーの材料の塑性流動を堰き止めるために、トルクコンバータのロックアップクラッチを構成する部品と一体化されている堰部材を用いることを特徴とする。
また、本発明によるトルクコンバータケースの接合方法は、摩擦撹拌接合時にインペラシェルおよびコンバータカバーの材料の塑性流動を堰き止めるために、トルクコンバータのロックアップクラッチを構成する部品と一体化されている堰部材を配置することを特徴とする。
本発明によるトルクコンバータケースおよびトルクコンバータケースの接合方法によれば、摩擦撹拌接合時にインペラシェルおよびコンバータカバーの材料の塑性流動を堰き止めるために、トルクコンバータのロックアップクラッチを構成する部品と一体化されている堰部材を用いるので、堰部材として専用の部材を用いることなく、塑性流動化した材料の落ち込みを防止することができる。
−第1の実施の形態−
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるトルクコンバータケースを備えるトルクコンバータの要部を概略的に示した部分断面図である。トルクコンバータを収容するトルクコンバータケース100は、容器部材であるインペラシェル2と、蓋部材であるほぼ円板形状のコンバータカバー1とを突き合わせ、この突き合わせ面を、後述する摩擦撹拌接合(FSW:Friction Stir Welding)により接合して構成されている。トルクコンバータケース100内には、ステータ3や、タービンランナ4、多板方式ロックアップクラッチ10等が収容されている。
インペラシェル2は、タービンランナ4を収容するように端部が開放した湾曲形の断面形状をしている。このインペラシェル2の開放端部にその開口部を覆うコンバータカバー1を嵌合することで、インペラシェル2とコンバータカバー1とが突き合わせられる。そして、インペラシェル2とコンバータカバー1との互いの突き合わせ部に摩擦撹拌接合用の工具を挿入することにより、突き合わせ部に形成された接合部6を介し、インペラシェル2とコンバータカバー1とが摩擦撹拌接合される。インペラシェル2の内側面には複数の羽根5が形成されており、この羽根5とインペラシェル2とから、インペラが構成されている。このインペラとタービンランナ4とが対向している。
インペラシェル2およびコンバータカバー1の材質としては、軟化温度が比較的低いアルミニウム合金が用いられている。ここで、軟化温度とは、摩擦撹拌接合時の摩擦熱により材料が軟化する温度のことをいう。アルミニウム合金の他に、摩擦撹拌接合可能な材質、例えばマグネシウム合金、チタン、チタン合金、銅、銅合金、軟鋼などのいずれかを用いてもよい。
本発明では、摩擦撹拌接合時に、インペラシェル2およびコンバータカバー1の材料の塑性流動を堰き止めるための堰部材を設けるが、この堰部材として、内歯を有し、ロックアップクラッチ10のドライブプレート11と嵌合するドライブプレート嵌合ハブ7を用いる。ドライブプレート嵌合ハブ7の材質としては、インペラシェル2およびコンバータカバー1のアルミニウム合金よりも軟化温度の高い鉄系のものが用いられている。
図2(a)〜図2(f)は、第1の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法を工程順に示す部分断面図である。図2(a)は、ドライブプレート嵌合ハブ7をコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示す図、図2(b)は、ロックアップクラッチ10を組み付ける工程を示す図、図2(c)は、インペラシェル2を組み付ける工程を示す図である。また、図2(d)は、インペラシェル2およびコンバータカバー1の突き合わせ部に摩擦撹拌接合用の工具を挿入する工程を示す図、図2(e)は、工具をドライブプレート嵌合ハブ7の近傍まで挿入して、接合部6を形成する工程を示す図、図2(f)は、接合が完了した状態を示す図である。
図2(a)に示すように、コンバータカバー1には、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aを嵌合するための環状のアンダーカット部(溝部)1aが設けられている。図2(a)に示す工程では、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入するが、アンダーカット部1aが環状に形成されているため、ドライブプレート嵌合ハブ7が円周方向に一体的に構成されていれば、アンダーカット部1aに挿入することができない。従って、ドライブプレート嵌合ハブ7は、円周方向に少なくとも3分割されている。第1の実施の形態では、4分割とする。
図3(a)〜図3(d)は、円周方向に4分割されているドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。ここでは、4分割されたフランジ部をそれぞれ、第1のフランジ部7a1、第2のフランジ部7a2、第3のフランジ部7a3、第4のフランジ部7a4として説明する。
図3(a)は、第1のフランジ部7a1をコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第1のフランジ部7a1の円周方向端部31、32は、内周側が共に鈍角であり、外周側が共に鋭角となっている。
図4は、ドライブプレート嵌合ハブ7を構成する第1のフランジ部7a1、および、歯形部7b1を示す図である。上述したように、第1のフランジ部7a1の円周方向端部31、32は、内周側が共に鈍角であり、外周側が共に鋭角となっている。また、円周方向端部31、32がそれぞれ隣接する第2のフランジ部7a2および第3のフランジ部7a3と合わさる合わせ面の方向41、42は、第2のフランジ部7a2および第3のフランジ部7a3の組み付け方向43、44に対してそれぞれ、所定角度だけ鈍角方向に設定されている。これにより、円周方向端部31、32の端面方向41、42が隣り合うフランジ部の組み付け方向43、44と一致している場合に比べて、組み付けの始めにフランジ間の若干の隙間を許容することから、組み付け性が向上する。
歯形部7b1は、ロックアップクラッチ10のドライブプレート11と嵌合する部分である。歯形部7b1が設定される範囲45は、分割されたフランジ部7a1の範囲46よりも狭い範囲とする。これにより、伝達トルクが小さい場合や、ロックアップクラッチ10を構成するドライブプレート11の枚数が多い場合等において、歯形部7b1の成型範囲を狭くすることができるので、材料低減およびプレス工程簡素化を実現することができる。
図3(b)は、第2のフランジ部7a2および第3のフランジ部7a3をコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第2のフランジ部7a2の円周方向端部のうち、第1のフランジ部7a1と合わさる側の端部33は、内周側が鋭角であり、外周側が鈍角となっている。また、第1のフランジ部7a1と合わさる側と反対側の端部34は、内周側が鈍角であり、外周側が鋭角となっている。同様に、第3のフランジ部7a3の円周方向端部のうち、第1のフランジ部7a1と合わさる側の端部35は、内周側が鋭角であり、外周側が鈍角となっている。また、第1のフランジ部7a1と合わさる側と反対側の端部36は、内周側が鈍角であり、外周側が鋭角となっている。
第2のフランジ部7a2の円周方向端部34が次に組み付ける第4のフランジ部7a4と合わさる合わせ面の方向、および、第3のフランジ部7a3の円周方向端部36が次に組み付ける第4のフランジ部7a4と合わさる合わせ面の方向は、第4のフランジ部7a4の組み付け方向47(図3(c)参照)に対して、所定角度だけ鈍角方向に設定されている。これにより、上述したように、組み付け性が向上する。
図3(c)は、第4のフランジ部7a4をコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第4のフランジ部7a4の円周方向端部37、38は、内周側が共に鋭角であり、外周側が共に鈍角となっている。
図3(d)は、円周方向に4分割されたドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7a1〜7a4が全てコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入されて、組み付けが完了した状態を示している。図3(d)に示すように、全てのフランジ部7a1〜7a4が組み付けられた状態では、フランジ間がほぼ隙間無くリング状につながっている。これにより、インペラシェル2およびコンバータカバー1を接合する箇所の全周にわたって、リング状の堰部材を形成することができる。
図2に戻って、トルクコンバータケースの組立方法の説明を続ける。ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに組み付ける工程が終了すると、図2(b)に示すように、ロックアップクラッチ10を組み付ける。具体的には、ロックアップクラッチ10を構成する複数のドライブプレート11、複数のドリブンプレート12、シールリング付きピストン13、外歯を有するドリブンプレート嵌合ハブ14を組み付ける。また、ドライブプレート11の回転軸方向の抜けを防止するためのスナップリング15(図2(c)参照)も組み付ける。
ロックアップクラッチ10の組み付けが完了すると、図2(c)に示すように、インペラシェル2の組み付けを行う。この時、インペラシェル2のフランジ部2aの下面に複数設けられている突起部21を、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aに複数設けられている孔47(図4参照)と嵌合させる。図4に示すように、孔47は円形であり、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aに、円周方向に沿って複数設けられている。インペラシェル2のフランジ部2aの下面に設けられている突起部21は、孔47と嵌合させるため、孔47が設けられている間隔と同一の間隔で円周方向に沿って複数設けられている。
インペラシェル2を組み付ける工程が完了した状態では、インペラシェル2およびコンバータカバー1を突き合わせた上面はほぼ水平になっている。図2(d)に示す工程では、インペラシェル2およびコンバータカバー1の突き合わせ部にスターロッド25(工具)を挿入する。スターロッド25は、所定回転速度で回転しつつ、所定荷重で突き合わせ部に押しつけられる。これにより、インペラシェル2およびコンバータカバー1の突き合わせ部を接合する摩擦撹拌接合が開始される。
スターロッド25の先端部25aを突き合わせ部に当接させることにより、先端部25aと突き合わせ部との間で摩擦熱が生じる。この摩擦熱でインペラシェル2およびコンバータカバー1の材料を軟化させ、図2(e)に示すように、軟化した材料にスターロッド25の先端部25aを所定深さまで押し込んでいく。
なお、スターロッド25の回転速度、および被接合材への押圧力は、被接合材であるインペラシェル2およびコンバータカバー1との摩擦により発生する摩擦熱が、堰部材であるドライブプレート嵌合ハブ7の軟化温度を超えないような値に設定されている。
図2(e)に示すように、突き合わせ部にスターロッド25を挿入した状態では、スターロッド25の回転力により、軟化したインペラシェル2およびコンバータカバー1の材料がスターロッド25の周辺部で塑性流動する。そして、塑性流動化した材料が練り混ざることになる。スターロッド25の挿入状態でスターロッド25を突き合わせ面に沿って移動させると、その移動方向後方部分に、材料が練り混ぜられた固相接合領域として、接合部6が形成される。この接合部6により、インペラシェル2およびコンバータカバー1が一体化する。スターロッド25をインペラシェル2およびコンバータカバー1の全周にわたって移動させ、スターロッド25を突き合わせ部から引き抜くことで、図2(f)に示すように、インペラシェル2およびコンバータカバー1の接合は完了する。
本実施の形態では、接合部6におけるスターロッド25の挿入側とは反対側に堰部材として、ドライブプレート嵌合ハブ7を配置している。これにより、摩擦撹拌接合時に塑性流動化した材料がドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aの上面で堰き止められる。この上面は、平坦面となっている。従って、インペラシェル2およびコンバータカバー1の接合を突き合わせ接合に維持したまま、塑性流動化した材料の落ち込みを防止し、接合部6の接合品質の低下を防止することができる。また、堰部材として、専用の部材を用いるのではなく、ロックアップクラッチ10のドライブプレート11と嵌合するドライブプレート嵌合ハブ7を用いるので、部品点数および組み付け工程を削減することができる。
また、本実施の形態では、インペラシェル2を組み付ける際に、インペラシェル2のフランジ部2aの下面に複数設けられている突起部21を、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aに複数設けられている孔47と嵌合させる。これにより、コンバータカバー1に対するドライブプレート嵌合ハブ7の位置決めを間接的に行うことができ、かつ、ドライブプレート嵌合ハブ7が受ける捻りトルクの反力を保持することができる。また、アルミニウム合金製のインペラシェル2と鉄製のドライブプレート嵌合ハブ7との間を溶接するのは困難であるが、突起部32と孔47とを嵌合させることにより、溶接によらずに、締結固定することができる。
さらに、本実施の形態では、堰部材として用いるドライブプレート嵌合ハブ7は環状形状であって、円周方向に少なくとも3分割して構成されている。これにより、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aにスライド挿入させることができる。また、ドライブプレート嵌合ハブ7をプレス一体成形にて製造する場合に、プレス鋼板の材料歩留まりを向上させることができる。
また、本実施の形態では、ロックアップクラッチ10のドライブプレート11と嵌合させるために、ドライブプレート嵌合ハブ7に設けられている歯形部7bは、分割された各ドライブプレート嵌合ハブ7の円周方向範囲よりも狭い範囲に設けられている。
−第2の実施の形態−
図5(a)〜図5(f)は、第2の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法を工程順に示す部分断面図である。図5(a)は、ドライブプレート嵌合ハブ7をコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示す図、図5(b)は、ロックアップクラッチ10を組み付ける工程を示す図、図5(c)は、インペラシェル2を組み付ける工程を示す図である。また、図5(d)は、インペラシェル2およびコンバータカバー1の突き合わせ部に工具を挿入する工程を示す図、図5(e)は、工具をドライブプレート嵌合ハブ7の近傍まで挿入して、接合部6を形成する工程を示す図、図5(f)は、接合が完了した状態を示す図である。
以下では、図2(a)〜図2(f)に示す、第1の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立工程と異なる工程を中心に説明する。図5(a)〜図5(c)に示す工程は、図2(a)〜図2(c)に示す工程と同じである。
図5(d)は、インペラシェル2の組み付けが完了して、スターロッド25を挿入する工程を示している。第1の実施の形態では、インペラシェル2の組み付けが完了すると、図2(d)に示すように、インペラシェル2およびコンバータカバー1を突き合わせた上面はほぼ水平になっていた。第2の実施の形態では、図5(d)に示すように、インペラシェル2およびコンバータカバー1を突き合わせた上面は水平にはならず、インペラシェル2の方がやや高くなっている。これは、インペラシェル2のフランジ部2aの下面に設けられている突起部21Aの高さが、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aに設けられている孔47の高さよりも高いからである。すなわち、突起部21Aをドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aに設けられている孔47に嵌合させた時に、突起部21Aが孔47内に収まりきらずに、はみ出た状態となっている。
図2(d)に示すように、インペラシェル2およびコンバータカバー1の突き合わせ面の上部に段差が生じている状態で、インペラシェル2およびコンバータカバー1の突き合わせ部にスターロッド25を挿入して、摩擦撹拌接合を開始する。この時、スターロッド25によるインペラシェル2およびコンバータカバー1への押圧力によって、インペラシェル2のフランジ部2aの下面に設けられている突起部21Aを塑性変形させて、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aに設けられている孔47内に充填させる。スターロッド25は、インペラシェル2およびコンバータカバー1を突き合わせた上面が水平になるまで挿入される(図2(e)参照)。
なお、突起部21Aは、先端に向かうほど細くなる形状となっている。これにより、突起部21Aを塑性変形させた場合に、突起部21Aを孔47内に適切に充填させることができる。
第2の実施の形態によれば、インペラシェル2のフランジ部2aの下面に設けられている複数の突起部21Aは、摩擦撹拌接合時の押圧力によって塑性変形されて、ドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aに設けられている複数の孔47とそれぞれ嵌合するので、ドライブプレート嵌合ハブ7をより確実に固定することができる。
−第3の実施の形態−
図6(a)〜図6(f)は、第3の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法を工程順に示す部分断面図である。図6(a)は、ドライブプレート嵌合ハブ7をコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示す図、図6(b)は、ロックアップクラッチ10を組み付ける工程を示す図、図6(c)は、インペラシェル2を組み付ける工程を示す図である。また、図6(d)は、インペラシェル2およびコンバータカバー1の突き合わせ部に工具を挿入する工程を示す図、図6(e)は、工具をドライブプレート嵌合ハブ7の近傍まで挿入して、接合部6を形成する工程を示す図、図6(f)は、接合が完了した状態を示す図である。
第3の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法は、図2(a)〜図2(f)に示した第1の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法と同じである。第1の実施の形態との相違点は、インペラシェル2のフランジ部2aの最内周部の組み付け方向に、環状の突起部60を設けている点である(図6(c)参照)。この突起部60は、ロックアップクラッチ10のドライブプレート11の回転軸方向の抜けを防止するためのものである(図6(f)参照)。すなわち、突起部60は、ドライブプレート11の回転軸方向の抜けを防ぐことができる位置に設けられている。これにより、ドライブプレート11の回転軸方向の抜けを防止するためのスナップリング15(図2(c)参照)が不要となり、部品削減、および、大径のスナップリング組付けという難作業を廃止することができる。
なお、突起部60は、ドライブプレート11の回転軸方向の抜けを防止することができるのであれば、連続的な環状形状ではなく、断続的に設けられていてもよい。
−第4の実施の形態−
図7は、第4の実施の形態におけるドライブプレート嵌合ハブ7を構成するフランジ部7aの一部を示す図である。第4の実施の形態では、フランジ部7aに設けられている複数の孔70の形状が、第1の実施の形態におけるフランジ部7aに設けられている孔47(図4参照)の形状と異なる。
孔70の形状は、半径方向の長さP1に対して、円周方向の長さP2よりも長い。図7に示す例では、孔70は長円形形状となっている。また、インペラシェル2のフランジ部2aの下面に複数設けられている突起部の形状も、孔70と嵌合するように長円形形状となっている。このような形状により、ドライブプレート嵌合ハブ7が受ける捻りトルクの反力が大きい場合でも、孔70と嵌合する突起部が受ける剪断応力を低減させることができる。
−第5の実施の形態−
上述した第1〜第4の実施の形態では、ドライブプレート嵌合ハブ7が円周方向に4分割されているものとして説明したが、第5の実施の形態では、ドライブプレート嵌合ハブ7が円周方向に3分割されている。
図8(a)〜図8(d)は、円周方向に3分割されているドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示す図である。ここでは、3分割されたフランジ部をそれぞれ、第1のフランジ部7a1A、第2のフランジ部7a2A、第3のフランジ部7a3Aとして説明する。
図8(a)は、第1のフランジ部7a1Aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第1のフランジ部7a1Aの円周方向端部81、82は、内周側が共に鈍角であり、外周側が共に鋭角となっている。
第1の実施の形態と同様に、第1のフランジ部7a1Aの円周方向端部81が隣接する第2のフランジ部7a2Aと合わさる合わせ面の方向は、第2のフランジ部7a2Aの組み付け方向に対して、所定角度だけ鈍角方向に設定されている。これにより、円周方向端部81の端面方向が隣り合うフランジ部7a2Aの組み付け方向と一致している場合に比べて、組み付けの始めにフランジ間の若干の隙間を許容することから、組み付け性が向上する。
図8(b)は、第2のフランジ部7a2Aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第2のフランジ部7a2Aの円周方向端部のうち、第1のフランジ部7a1Aと合わさる側の端部83は、内周側が鋭角であり、外周側が鈍角となっている。また、第1のフランジ部7a1Aと合わさる側と反対側の端部84は、内周側が鈍角であり、外周側が鋭角となっている。
第2のフランジ部7a2Aの円周方向端部84が最後に組み付ける第3のフランジ部7a3Aと合わさる合わせ面の方向は、第3のフランジ部7a3Aの組み付け方向に対して、所定角度だけ鈍角方向に設定されている。同様に、第1のフランジ部7a1Aの円周方向端部82が最後に組み付ける第3のフランジ部7a3Aと合わさる合わせ面の方向は、第3のフランジ部7a3Aの組み付け方向に対して、所定角度だけ鈍角方向に設定されている。これにより、上述したように、組み付け性が向上する。
図8(c)は、第3のフランジ部7a3Aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第3のフランジ部7a3の円周方向端部85、86は、内周側が共に鋭角であり、外周側が共に鈍角となっている。
図8(d)は、円周方向に3分割されたドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7a1A〜7a3Aが全てコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入されて、組み付けが完了した状態を示している。図8(d)に示すように、全てのフランジ部7a1A〜7a3Aが組み付けられた状態では、フランジ間がほぼ隙間無くリング状につながっている。これにより、インペラシェル2およびコンバータカバー1を接合する箇所の全周にわたって、リング状の堰部材を形成することができる。
−第6の実施の形態−
第6の実施の形態では、ドライブプレート嵌合ハブ7が円周方向に6分割されている。図9(a)〜図9(c)は、円周方向に6分割されているドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7aをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示す図である。
図9(a)は、6分割されたうちの第1のフランジ部7a1B、第2のフランジ部7a2B、第3のフランジ部7a3Bをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第1のフランジ部7a1B、第2のフランジ部7a2B、第3のフランジ部7a3Bはそれぞれ同一の形状であり、円周方向端部の内周側が共に鈍角、外周側が共に鋭角となっている。図は省略するが、第1のフランジ部7a1B、第2のフランジ部7a2B、第3のフランジ部7a3Bに分割されたドライブプレート嵌合ハブ7はそれぞれ、ドライブプレート11と嵌合するための歯形部(内歯)を有している。
図9(b)は、6分割されたうちの第4のフランジ部7a4B、第5のフランジ部7a5B、第6のフランジ部7a6Bをコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入する工程を示している。第4のフランジ部7a4B、第5のフランジ部7a5B、第6のフランジ部7a6Bはそれぞれ同一の形状であり、円周方向端部の内周側が共に鋭角、外周側が共に鈍角となっている。これらのフランジ部7a4B〜7a6Bは、ドライブプレート11と嵌合するための歯形部(内歯)を有しておらず、一定板厚のプレート部品となっている。
図9(c)は、円周方向に6分割されたドライブプレート嵌合ハブ7のフランジ部7a1B〜7a6Bが全てコンバータカバー1のアンダーカット部1aに挿入されて、組み付けが完了した状態を示している。図9(c)に示すように、全てのフランジ部7a1B〜7a6Bが組み付けられた状態では、フランジ間がほぼ隙間無くリング状につながっている。これにより、インペラシェル2およびコンバータカバー1を接合する箇所の全周にわたって、リング状の堰部材を形成することができる。
第6の実施の形態によれば、堰部材として用いるドライブプレート嵌合ハブ7は、それぞれが同一形状である3点以上の部材7a1B、7a2B、7a3B、および、それら部材間に配置され、各々が同一形状であるが部材7a1B、7a2B、7a3Bとは形状が異なる部材7a4B、7a5B、7a6Bから構成されている。これにより、内歯を有し、ドライブプレート嵌合ハブ7の構成部品である部材7a1B、7a2B、7a3Bを同一形状とすることができ、また、それらの間に配置される部材7a4B、7a5B、7a6Bも同一形状とすることができるので、部品の共用化を図ることができる。
本発明は、上述した第1〜第6の実施の形態に限定されることはない。例えば、堰部材として用いるドライブプレート嵌合ハブ7は、3分割構成とする例、4分割構成とする例、および、6分割構成とする例を挙げて説明したが、分割数はこれらに限定されることはない。
また、第4の実施の形態では、孔70を長円形形状として説明したが(図7参照)、長方形であってもよいし、これら以外の形状であってもよい。
なお、上述した第1〜第6の実施の形態で説明した特徴は、組み合わせ可能な範囲でそれぞれ組み合わせることができる。
特許請求の範囲の構成要素と上述した実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、インペラシェル2がインペラシェルを、コンバータカバー1がコンバータカバーを、ドライブプレート嵌合ハブ7が堰部材をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるトルクコンバータケースを備えるトルクコンバータの要部を概略的に示した部分断面図 図2(a)〜図2(f)は、第1の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法を工程順に示す部分断面図 図3(a)〜図3(d)は、円周方向に4分割されているドライブプレート嵌合ハブのフランジ部をコンバータカバーのアンダーカット部に挿入する工程を示す図 ドライブプレート嵌合ハブを構成する第1のフランジ部、および、歯形部を示す図 図5(a)〜図5(f)は、第2の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法を工程順に示す部分断面図 図6(a)〜図6(f)は、第3の実施の形態におけるトルクコンバータケースの組立方法を工程順に示す部分断面図 第4の実施の形態におけるドライブプレート嵌合ハブを構成するフランジ部7aの一部を示す図 図8(a)〜図8(d)は、円周方向に3分割されているドライブプレート嵌合ハブのフランジ部をコンバータカバーのアンダーカット部に挿入する工程を示す図 図9(a)〜図9(c)は、円周方向に6分割されているドライブプレート嵌合ハブのフランジ部をコンバータカバーのアンダーカット部に挿入する工程を示す図
符号の説明
1…コンバータカバー
2…インペラシェル
3…ステータ
4…タービンランナ
6…接合部
7…ドライブプレート嵌合ハブ
10…ロックアップクラッチ
11…ドライブプレート
12…ドリブンプレート
13…シールリング付きピストン
25…スターロッド
21,21A…突起部
60…突起部
47,70…孔

Claims (16)

  1. 開口部を有するインペラシェルと、
    前記インペラシェルの開口部を覆うコンバータカバーと、
    トルクコンバータのロックアップクラッチを構成する部品と一体化されており、前記インペラシェルと前記コンバータカバーとを摩擦撹拌接合により接合する部位において、摩擦撹拌接合用の工具を挿入する側とは反対側に設置され、前記摩擦撹拌接合時に前記インペラシェルおよび前記コンバータカバーの材料の塑性流動を堰き止める堰部材と、
    を備えることを特徴とするトルクコンバータケース。
  2. 請求項1に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    前記堰部材は、内歯を有し、前記ロックアップクラッチのドライブプレートと嵌合する部品と一体化されていることを特徴とするトルクコンバータケース。
  3. 請求項1または請求項2に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    前記堰部材と一体化されているロックアップクラッチの構成部品には、前記インペラシェルのフランジ部に設けられている複数の突起と嵌合するための複数の孔が設けられており、前記複数の突起と前記複数の孔とがそれぞれ嵌合した状態で組み付けられていることを特徴とするトルクコンバータケース。
  4. 請求項3に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    前記孔の形状は、トルクコンバータの半径方向の大きさより円周方向の大きさの方が大きいことを特徴とするトルクコンバータケース。
  5. 請求項3または請求項4に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    前記複数の突起は塑性変形した状態で前記複数の孔とそれぞれ嵌合していることを特徴とするトルクコンバータケース。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    前記インペラシェルには、前記ロックアップクラッチのドライブプレートの軸方向抜けを防止するための部位が設けられていることを特徴とするトルクコンバータケース。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    前記堰部材は環状形状であり、円周方向に少なくとも3分割されていることを特徴とするトルクコンバータケース。
  8. 請求項7に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    分割された第1の堰部材のフランジ部の円周方向端部は、内周側が鈍角であり、前記第1の堰部材の隣に組み付ける第2の堰部材のフランジ部の円周方向端部は、前記第1の堰部材と隣り合う側の内周側が鋭角、他端側の内周側が鈍角であり、最後に組付ける堰部材のフランジ部の円周方向端部は、内周側が鋭角であって、分割された全ての堰部材が組付けられることにより、環状形状となることを特徴とするトルクコンバータケース。
  9. 請求項8に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    分割された堰部材のフランジ部の円周方向端部の方向は、その隣に組み付ける堰部材の組み付け方向に対して所定角度だけ鈍角方向に設定されていることを特徴とするトルクコンバータケース。
  10. 請求項7に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    前記堰部材は、それぞれが同一形状である3点以上の第1の部材、および、前記第1の部材間にそれぞれ配置され、各々が同一形状であるが前記第1の部材とは形状が異なる第2の部材とから構成されていることを特徴とするトルクコンバータケース。
  11. 請求項7から請求項10のいずれか一項に記載のトルクコンバータケースにおいて、
    ロックアップクラッチのドライブプレートと嵌合させるために前記堰部材に設けられている歯形部は、分割された各堰部材の円周方向範囲よりも狭い範囲に設けられていることを特徴とするトルクコンバータケース。
  12. 開口部を有するインペラシェルと、前記インペラシェルの開口部を覆うコンバータカバーとを突き合わせ、前記インペラシェルと前記コンバータカバーを摩擦撹拌接合により接合するトルクコンバータケースの接合方法であって、
    前記インペラシェルと前記コンバータカバーとを摩擦撹拌接合により接合する部位において、摩擦撹拌接合用の工具の挿入側とは反対側に、ロックアップクラッチを構成する部品と一体化されており、前記摩擦撹拌接合時に前記インペラシェルおよび前記コンバータカバーの材料の塑性流動を堰き止める堰部材を配置することを特徴とするトルクコンバータケースの接合方法。
  13. 請求項12に記載のトルクコンバータケースの接合方法において、
    前記堰部材として、内歯を有し、前記ロックアップクラッチのドライブプレートと嵌合する部材を用いることを特徴とするトルクコンバータケースの接合方法。
  14. 請求項12または請求項13に記載のトルクコンバータケースの接合方法において、
    前記堰部材は、環状形状であって円周方向に少なくとも3分割されており、分割されている堰部材を順次組み付けることを特徴とするトルクコンバータケースの接合方法。
  15. 請求項12から請求項14のいずれか一項に記載のトルクコンバータケースの接合方法において、
    前記インペラシェルを組み付ける際に、前記インペラシェルのフランジ部に設けられている複数の突起と、前記堰部材と一体化されているロックアップクラッチの構成部品に設けられている複数の孔とをそれぞれ嵌合させることを特徴とするトルクコンバータケースの接合方法。
  16. 請求項15に記載のトルクコンバータケースの接合方法において、
    前記インペラシェルと前記コンバータカバーとを接合する部位に前記摩擦撹拌接合用の工具を挿入することによって、前記複数の突起を塑性変形させて前記複数の孔にそれぞれ充填させて嵌合させることを特徴とするトルクコンバータケースの接合方法。
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