JP2009168006A - 送風ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】送風ユニット10の小型化を図る。
【解決手段】送風ユニット10において、複数枚のブレード43の上側には、リング部材44が配置されている。リング部材44がスクロールケーシング30の吸込空間31aの内側に配置されているので、リング部材44とスクロールケーシング30とが軸線方向に重なることを避けることができる。したがって、送風ユニット10の小型化を図ることができる。加えて、リング部材44により、吸込空間31aから吸い込んだ空気をブレード43の径方向内周側に導くことができるので、スクロールケーシング30にベルマウス部を設けることなく、吸込空間31aから吸い込んだ空気をブレード43の径方向内周側に良好に流すことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、遠心多翼ファンを有する送風ユニットに関する。
従来、送風ユニットにおいて、回転軸を中心とする円周方向に並べられ、かつ回転軸に支持されている複数枚のブレードを有する遠心多翼ファンと、この遠心多翼ファンを収納し、回転軸の軸線方向一方側に開口する空気吸込口を有するスクロールケースと、複数枚のブレードに対して軸線方向一方側に配置されて回転軸を中心とするリング状に形成されて複数枚のブレードを支持するリング部材とを備えるものがある(例えば、特許文献1、2、3参照)。
スクロールケースのうち空気吸込口を形成する開口形成部には、リング部材に対して軸線方向の一方側に配置されて空気吸込口から吸い込んだ空気をブレードの径方向内周側に導くベルマウス部が設けられている。
特開2002−202093号公報 特許第02940751号公報 特許第03351438号公報
上述の送風ユニットでは、スクロールケースのベルマウス部がリング部材に対して軸線方向の一方側に配置されている。これにより、リング部材とケースとが軸線方向に重なることになり、送風ユニットの小型化の妨げになっていた。
本発明は、上記点に鑑み、送風ユニットにおいて、小型化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、回転軸(50a)を中心とする円周方向に並べられた複数枚のブレード(43)を有し、前記回転軸(50a)に支持されている遠心多翼ファン(40)と、
前記遠心多翼ファン(40)を収納する送風ケーシング(30)と、を備え、
前記送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、開口部(31b、35a、70a、75a、351)が開口する壁部材(31)が設けられており、
前記複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持するリング部材(44)を備え、
前記複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
前記リング部材(44)の前記リング状は、前記回転軸(50a)を中心とする断面円弧状の円弧状部(44a)を有する形状であり、
前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記開口部(31b)の内側に配置され、
前記円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
前記円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、リング部材のうち円弧状部が径方向において開口部(31b)の内側に配置されているので、リング部材と送風ケーシングとが軸線方向に重なることを避けることができる。したがって、送風ユニットの軸線方向の長さを小さくできるので、送風ユニットの小型化を図ることができる。
請求項1に係る発明では、円弧状部(44a)の断面円弧状は、最大径部(80a)と最小径部(80b)との間が円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されていることを特徴とする。
したがって、リング部材により、空気吸込口から吸い込んだ空気をブレードの径方向内周側に導くことができるので、送風ケーシングにベルマウス部を設けることなく、空気吸込口から吸い込んだ空気をブレードの径方向内周側に良好に流すことができる。
請求項2に記載の発明では、リング部材(44)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(44b)が、開口部(31b)のうち最も軸線方向一方側に位置する端部(31c)に対して回転軸(50a)の軸線方向で一致する位置もしくは開口部(31b)の端部(31c)よりも軸線方向他方側の位置に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、開口部(31b)のうち最も軸線方向一方側に位置する端部(31c)が、リング部材(44)のうち最も軸線方向一方側に位置する端部(44b)よりも軸線方向他方側の位置に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、開口部(31b)は、前記回転軸(50a)の軸線方向にずれて形成された小径部(35a、…)と大径部(31b、…)とを有し、
前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記小径部(31a、75a、351b)の内側に位置していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、送風ケーシング(30)には、前記遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す吹出口(33a)が設けられており、
前記リング部材のうち前記径方向外周側は、前記開口部(31b)との間に隙間を開けて配置されており、
前記吹出口を迂回して、前記ブレードの径方向内周側から前記隙間を通して前記送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る絞り部材(45a、35b、35、45)を備えることを特徴とする。
これにより、吹出口を迂回して送風ケーシングの外側に空気が流れることを抑制できるので、より、効率的に送風することができる。
請求項6に係る発明では、前記送風ケーシング(30)の壁部材(31)と前記リング部材(44)とのうち、いずれか一方(31)に、前記回転軸の回転方向に亘って、他方の部材に向けて突出するように形成されている突出部(35、45)が形成されており、
前記突出部は、前記他方の部材とともに、前記絞り部材を構成することを特徴とする。
請求項7に係る発明では、前記送風ケーシング(30)の壁部材(31)には、前記回転軸の回転方向に亘って、前記回転軸の径方向に交差する方向に突出するように形成されている突出部(35)が形成されており、
前記突出部は、前記複数枚のブレードの径方向外周側端部(43a)とともに、前記絞り部材を構成することを特徴とする。
請求項8に係る発明では、前記送風ケーシング(30)および前記リング部材(44)には、前記回転軸の回転方向に亘って突出する突出部(35、45a)がそれぞれ形成されており、
前記それぞれの突出部は、前記絞り部材(35、45a)を構成することを特徴とする。
請求項9に係る発明では、前記遠心多翼ファンは、前記回転軸に結合され、かつ前記複数枚のブレードを支持するように形成されているボス部(41)を備え、
前記ボス部、前記複数枚のブレード、および前記リング部材は、一体に成形されたものであることを特徴とする。
請求項10に係る発明では、前記複数枚のブレード(43)は、前記円周方向に隣り合う二枚のブレードの間に空気通路(430)をそれぞれ開けるように並べられており、
さらに前記複数枚のブレードは、前記回転軸の回転に伴って回転して、前記開口部を通して吸入した空気を前記回転軸の径方向内周側から前記それぞれの空気通路(430)を通して径方向外周側に吹き出すものであり、
前記複数枚のブレードに対して前記径方向外周側に配置され、前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレードにより径方向外周側に吹き出された空気が前記それぞれの空気通路側に進入することを抑制する遮風部材(60)を備えることを特徴とする。
これにより、空気流れを乱すことを抑制することにより、効率的に送風することができる。
請求項11に係る発明では、前記遮風部材(60)は、前記複数枚のブレードのうち前記径方向外周側端部に沿うように形成されていることを特徴とする。
請求項12に係る発明では、前記遮風部材(60)は、前記リング部材に対して前記回転軸の軸線方向他方側に配置されていることを特徴とする。
請求項13に係る発明では、前記遮風部材(60)のうち前記回転軸の軸線方向他方側は、前記径方向内周側で、かつ前記軸線方向他方側に凸となる円弧状に形成され、前記複数枚のブレードにより径方向外周側に吹き出される空気の流れの向きを案内して前記軸線方向他方側に傾けるようになっていることを特徴とする。
請求項14に係る発明では、前記送風ケーシング(30)には、前記遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す吹出口(33a)が設けられており、
前記遮風部材は、前記開口部(31b)との間に隙間を開けて配置されており、
前記吹出口を迂回して、前記ブレードの径方向内周側から前記隙間を通して前記送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る絞り部材を備えることを特徴とする。
請求項15に係る発明では、前記送風ケーシングの壁部材(31)と前記遮風部材(60)には、前記回転軸の回転方向に亘って、他方の部材(31、60)に向けて突出するように形成されている突出部(75、61a)がそれぞれ形成されており、
前記それぞれ前記突出部は、前記回転軸の軸線方向にずれて配置され、前記絞り部材を構成することを特徴とする。
請求項16に係る発明では、モータ本体(50b)と、このモータ本体から軸線方向の両側にそれぞれ延出し、かつ前記モータ本体により回転される回転軸(50a)とを有する電動モータ(50)と、
前記回転軸の軸線方向一方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第1のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第1の遠心多翼ファン(40A)と、
前記第1の遠心多翼ファンを収納する第1の送風ケーシング(30)と、
前記第1の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第1の開口部(31b)が開口する第1の壁部材(31)が設けられており、
前記第1の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第1のリング部材(44)を備え、
前記第1の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風し、
前記回転軸の軸線方向他方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第2のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第2の遠心多翼ファン(40B)と、
前記第2の遠心多翼ファンを収納する第2の送風ケーシング(30)と、を備え、
前記第2の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向他方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第2の開口部(31b)が開口する第2の壁部材(31)が設けられており、
前記第2の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向他方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第2のリング部材(44)を備え、
前記第2の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記第2の遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
前記第1、第2のリング部材(44)の前記リング状は、前記回転軸(50a)を中心とする断面円弧状の第1、第2の円弧状部(44a)を有する形状であり、
前記第1、第2の円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記第1、第2の開口部(31b)の内側に配置され、
前記第1の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記第1の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
前記第2の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向他方側に位置し、前記第2の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向一方側に位置し、
前記第1、第2の円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されていることを特徴とする。
請求項16に係る発明によれば、第1のリング部材のうち第1の円弧状部が径方向において第1の開口部(31b)の内側に配置されている。加えて、第2のリング部材のうち第2の円弧状部が径方向において第2の開口部の内側に配置されている。このため、第1、第2の円弧状部と第1の送風ケーシングとが軸線方向に重なることを避けることができる。
以上により、送風ユニットの軸線方向の長さを小さくできるので、送風ユニットの小型化を図ることができる。
さらに、第1、第2の円弧状部により、その径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気をブレードの径方向内周側に導くことができるので、送風ケーシングにベルマウス部を設けることなく、空気を第1のブレードの径方向内周側に良好に流すことができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1に本発明に係る車両空調装置用の送風ユニットの第1実施形態を示す。 図1は送風ユニットの全体構成を示す図である。図1中上下左右の各矢印は、送風ユニットが車両に搭載された状態の向きを示している。
送風ユニット10は、車室内前方側のインストルメントパネルの内側に配置されている。送風ユニット10は、内外気切り替え箱20などとともに、車両空調装置を構成する。送風ユニット10は、内外気切り替え箱20の下側に配置され、内外気切り替え箱20から空気を導入して冷却用熱交換器に向けて吹き出す。
内外気切り替え箱20は、ケーシング21、内外気切り替えドア22、およびフィルタ23を備えている。ケーシング21は、外気導入口21a、内気導入口21b、および吹出口21cを備える。
外気導入口21aは、左上側に開口して車室外空気を導入する。内気導入口21bは右上側に開口して車室内空気を導入する。吹出口21cは下側に開口して導入口21a、21bから導入した空気を吹き出す。
内外気切り替えドア22は、ケーシング21に対して回転自在に支持され、導入口21a、21bのうち一方を開放し、他方の導入口を閉鎖する。フィルタ23は、導入口21a、21bと吹出口21cとの間に配置され、導入口21a、21bから導入した空気から不純物を除く。
以下、送風ユニット10の具体的な構造について説明する。
送風ユニット10は、図1に示すように、スクロールケーシング30、および遠心多翼ファン40を備える。
スクロールケーシング30は、上壁31、下壁32、および側壁33を有する送風ケーシングを構成している。上壁31は、ケーシング21の吹出口21cの下側に配置されている。上壁31は、後述する回転軸50aの上側(軸線方向一方側)に位置する。上壁31は、壁部材を成すもので、遠心多翼ファン40の径方向に延びるように形成されて、後述するように、吹出口21cから吹き出される空気を吸い込む吸込空間31aが設けられている。このことにより、吸込空間31aは、回転軸50aの上側に開口することになる。
なお、本実施形態では、上側が軸線方向一方側に一致し、下側が軸線方向他方側に一致する。
下壁32は、上壁31に対して下側に配置されている。下壁32には、開口部32aが設けられており、開口部32aには、電動モータ50のモータ本体50bが嵌め込まれている。モータ本体50bは下壁13に支持されている。モータ本体50bは、回転軸50aを回転させるものである。回転軸50aは、モータ本体50bから上側に延出している。
側壁33は、上壁31および下壁32の間に配置されている。側壁33は、回転軸50aの径方向外周側に配置されている。図2に図1中A−A断面図を示す。
側壁33と回転軸50aとの間の長さrは、回転軸50aの回転向きに進むほど渦状に大きくなる。本実施形態では、回転軸50aの回転向きは、図2中時計回りに設定されている。側壁33のうち長さrが最大になる部位側には、吹出口33aが設けられている。
遠心多翼ファン40は、スクロールケーシング30内に収納されている。遠心多翼ファン40は、ボス部41、底板部42、複数枚のブレード43、およびリング部材44を備える。ボス部41は、回転軸50aのうち上側に結合されている。これにより、遠心多翼ファン40は、回転軸50aにより支持されていることになる。
図3に図1中フィルタ23側から遠心多翼ファン40を視た図、図4に遠心多翼ファン40単体の半断面図を示す。図4は図3中B−B断面図に相当する。
底板部42は、図3および図4に示すように、回転軸50aの円周方向に亘ってボス部11から径方向外周側で、かつ下側に延出するように形成されている。
複数枚のブレード43は、図2に示すように、回転軸50aを中心とする円周方向にそれぞれ並べられている。具体的には、複数枚のブレード43は、図3に示すように、互いに隣り合う二枚のブレード43の間に空気通路430を開けるように配置されている。図3では43枚のブレード43と43個の空気通路430とが示されている。
複数枚のブレード43は、側壁33との間に、後述するように遠心式多翼ファン35aから吹き出す空気を吹出口33aに導く空気通路33bを形成している。空気通路33bの径方向長さsbは、回転軸50aの回転向きで吹出口33aに近づくほど大きくなる。
複数枚のブレード43は、それぞれの下部が底板部42に支持されている。複数枚のブレード43は、それぞれ、同一の形状に形成されている。図5に図1中C部分の拡大図を示す。
ブレード43のうち径方向外周側縁部43aは、軸線方向に直線的に延びるように形成されている。ブレード43のうち上側縁部43bは、上壁31の開口部31bよりも下側に位置する。開口部31bは、上壁31において吸込空間31aを囲むように環状に形成されている。ブレード43の上側縁部43bは、回転軸50aの上側で、かつ径方向内周側に凸になる円弧状に形成されている。ブレード43のうち径方向内周側縁部43cは、軸線方向に直線的に延びるように形成されている。
リング部材44は、図3および図4に示すように、複数枚のブレード43のうち上側縁部43bを上側から覆うように形成されている。これにより、リング部材44は、複数枚のブレード43に対して上側に配置されていることになる。リング部材44は、開口部31bに対して径方向において内周側に配置されている。
リング部材44は、図3に示すように、回転軸50aを中心とするリング状に形成されている。
具体的には、リング部材44は、図5に示すように、回転軸50aを中心とする断面円弧状の円弧状部44aを有する形状である。円弧状部44aは、径方向において開口部31bの内側に配置されている。円弧状部44aのうち最大径部80aが軸線方向上側に位置し、円弧状部44aのうち最小径部80bが最大径部80aよりも回転軸50aの軸線方向下側に位置する。
ここで、最大径部80aは、円弧状部44aにおいて、回転軸50aの軸線(仮想線)を中心とする径方向寸法が最も大きい部位である。最小径部80bは、円弧状部44aにおいて、回転軸50aの軸線(仮想線)を中心とする径方向寸法が最も小さい部位である。
円弧状部44aの断面円弧状は、最大径部80aと最小径部80bとの間が円弧状部44aの吸込空間31aを通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されている。
ここで、リング部材44のうち最も上側に位置する端部44bが、開口部31bのうち最も上側に位置する端部31cに対して回転軸50aの軸線方向で一致する。
リング部材44のうち上側は、上壁31の開口部31bの上側に対して回転軸50aの軸方向で一致するように配置されている。すなわち、リング部材44のうち最も上側に位置する端部44bと、上壁31の開口部31bのうち最も上側に位置する端部31cとは、回転軸50aに直交する同一の仮想平面上に配置されることになる。
リング部材44は、複数枚のブレード43のそれぞれ上側を支持する。これにより、回転軸50aの回転に伴って複数枚のブレード43が遠心力により広がることを抑制することになる。
本実施形態では、ボス部41、底板部42、複数枚のブレード43、およびリング部材44が樹脂により一体形成されたものが用いられている。
次に、本実施形態の作動について説明する。
まず、遠心多翼ファン40が電動モータ50により駆動されて回転すると、遠心多翼ファン40の回転に伴って、内外気切り替え箱20の吹出口21cからの空気が円弧状部44aの径方向内周側の吸込空間31a内に吸い込まれる。このとき、吸込空間31a内に吸い込まれた空気は、リング部材44の円弧状部44aにより、複数枚のブレード43の径方向内周側に導かれる。この導かれた空気は、各空気通路430(図3参照)を通して、複数枚のブレード43の径方向外周側に吹き出される。そして、この吹き出された空気は空気通路33bを通して吹出口33aから送風される。
以上説明した本実施形態によれば、リング部材44のうち最も上側に位置する端部44bが、開口部31bのうち最も上側に位置する端部31cに対して回転軸50aの軸線方向で一致する。加えて、リング部材44のうち円弧状部44aは、径方向において開口部31bの内側に配置されている。このため、リング部材44の円弧状部44aが、スクロールケーシング30と軸線方向に重なることを避けることができる。したがって、送風ユニット10の小型化を図ることができる。
加えて、リング部材44の円弧状部44aにより、吸込空間31aから吸い込んだ空気をブレード43の径方向内周側に導くことができるので、スクロールケーシング30にベルマウス部を設けることなく、吸込空間31aから吸い込んだ空気をブレード43の径方向内周側に良好に流すことができる。
また、本実施形態によれば、リング部材44が吸込空間31aの内側に配置されているので、送風ユニット10の軸線方向の長さに制限がある場合には、リング部材44とスクロールケーシング30とが軸線方向に重なるように配置されている場合に比べて、ブレード44の軸線方向の長さを自由に設定できるので、設計の自由度を高めることができる。これにより、遠心多翼ファン40の軸方向長さと径方向長さのとの比率を自由に設定でき、ファン効率を高めるための最適比に近づけることが可能になる。
上述の第1実施形態では、リング部材44として、複数枚のブレード43のうち上側縁部43bを上側から覆うように形成されているものについて説明したが、これに代えて、リング部材44として、図6に示すように、複数枚のブレード43の上側縁部43bのうち径方向外周側を覆うように形成したものを用いても良い。
上述の第1実施形態では、ブレード43のうち径方向内周側縁部43cは、軸線方向に直線的に延びるように形成されているものを示したが、これに代えて、図7に示すように、径方向内周側縁部43cは、上側から下側に向かって径方向外周側縁部43aからの長さTaが長くなる傾斜状に形成したものを用いてもよい。
上述の第1実施形態では、リング部材44のうち最も上側に位置する端部44bが、開口部31bのうち最も上側に位置する端部31cに対して回転軸50aの軸線方向で一致する例について説明したが、これに代えて、リング部材44のうち最も上側に位置する端部44bが、開口部31bのうち最も上側に位置する端部31cよりも下側の位置に配置されている。
(第2実施形態)
本第2実施形態では、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bとリング部材44との間の隙間から空気が、スクロールケーシングの外側に流れることを抑制する。
図8に本実施形態のスクロールケーシング30の上壁31およびリング部材44の周辺を拡大した図を示す。図8中図5と同一符号は、同一のものを示し、その説明を省略する。
スクロールケーシング30の上壁31には、回転軸50aの回転方向に亘って、開口部31bからブレード43に向けて突出する突出部35が設けられている。突出部35は、ブレード43の径方向外周側縁部43aに対して隙間を介して対向している。突出部35は、ブレード43の径方向外周側縁部43aとの間の隙間に空気を流れることを抑制する隙間を形成する。突出部35は、他方の部材としてのブレード43とともに、開口部31bとリング部材44との間の隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成している。
リング部材44には、回転軸50aの回転方向に亘って突出部45が設けられている。突出部45は、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bに向けて突出する。突出部45は、開口部31bとの間に隙間を介して対向している。突出部45は、突出部35に対して上側に配置されている。すなわち、突出部45と突出部35とは、回転軸50aの軸線方向にずれて配置されている。
突出部45は、他方の部材としての上壁31の開口部31bとともに、突出部45と上壁31の開口部31bとの間の隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成している。
このようにラビリンスシールが構成されているので、スクロールケーシング30の吹出口33aを迂回してブレード43の径方向内周側から隙間を通して外側に流れる空気流を絞ることができる。
ここで、上壁31の開口部31bは、上壁31の開口部のうち大径部を構成している。上壁31の開口部35aは、上壁31の開口部のうち小径部を構成している。上壁31の開口部35aは、突出部35の先端側からなる。
大径部31bは、上壁31の開口部のうち回転軸50aの軸線(仮想線)を中心とする径方向寸法が最も大きい部位である。小径部35aは、上壁31の開口部のうち回転軸50aの軸線(仮想線)を中心とする径方向寸法が最も小さい部位である。
以上のように説明した本実施形態によれば、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bとリング部材44との間の隙間に空気が流れることを抑制することができるので、吹出口33aから吹き出される送風量を増やすことができる。
本実施形態では、開口部31bとリング部材44との間の隙間に矢印mの如く空気が流れても、この空気流はフィルタ23に衝突して流れる向きを変える。そして、この空気流は、フィルタ23の上流側から流れる空気流(図中s参照)とともに、ブレード43の径方向内周側に流れる。したがって、送風ユニット10の外側に洩れることはない。
上述の第2実施形態では、リング部材44に突出部45を設けて、この突出部45とスクロールケーシング30の上壁31とからラビリンスシールを構成した例について説明したが、これに代えて、図9に示すように、構成してもよい。
すなわち、スクロールケーシング30の上壁31において、回転軸50aの回転方向に亘ってリング部材44に向けて突出する突出部35cを設ける。突出部35cと、他方の部材としてのリング部材44とから、突出部35cとリング部材44との間の隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成する。
図9に示す例では、突出部35は、径方向に交差する上下方向の下側に突出するように形成されている。
ここで、上壁31の開口部31bは、上壁31の開口部のうち小径部を構成している。上壁31の開口部35aは、上壁31の開口部のうち大径部を構成している。上壁31の開口部のうち小径部は、リング部材44の円弧状部44aよりも径方向外周側に配置されている。すなわち、リング部材44の円弧状部44aは、上壁31の開口部のうち小径部よりも径方向内周側に配置されている。
上壁31の開口部31bは、突出部35cのうち径方向内周側壁部からなる。上壁31の開口部35aは、突出部35のうち径方向内周側壁部からなる。
さらに、図10に示すように、リング部材44において、スクロールケーシング30の上壁31の突出部35に向けて突出する突出部45aを設け、突出部45aと突出部35との間に空気を流れることを抑制する隙間を開ける。このことにより、突出部35、45aは、当該隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成することになる。
(第3実施形態)
次に、複数枚のブレード43によって径方向外周側に吹き出された空気が、空気通路430(図3参照)側に進入することを抑制するようにした送風ユニット10の本第3実施形態を示す。
図11にブレード43のうち上側端部の周辺(図1中C部分に相当する部分)の拡大図を示す。
本実施形態の送風ユニットには、上述の第1実施形態と同様のリング部材44に加えて、複数枚のブレード43側に進入することを抑制する遮風部材としてファン外周側リブ60が設けられている。
ファン外周側リブ60は、リング部材44の下側(すなわち、軸線方向他側)に配置されている。ファン外周側リブ60は、複数枚のブレード43に対して径方向外周側に位置する。ファン外周側リブ60は、回転軸50aを中心とするリング状に形成されている。
ここで、複数枚のブレード43(図11中一枚のブレード43を示す)のうち上側で、かつ径方向外周側には、凹部43eが形成されている。凹部43eは、径方向内周側に凹むように形成されている。凹部43eの底部43sが複数枚のブレード43の上側において径方向外周側縁部を形成している。複数枚のブレード43の径方向外周側縁部43sは、回転軸50aの軸線方向に平行に形成されている。
ファン外周側リブ60は、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bに対して径方向内側に配置されている。ファン外周側リブ60は、複数枚のブレード43の凹部43e内に嵌め込まれている。ファン外周側リブ60は、複数枚のブレード43の径方向外周側縁部43sに沿うように形成されている。これにより、ファン外周側リブ60のうち径方向外周側縁部は、回転軸50aの軸線方向に平行に形成されることになる。
複数枚のブレード43のうち下側の径方向外周側縁部43aは、回転軸50aの軸線方向に平行に形成されている。これにより、ファン外周側リブ60のうち径方向外周縁部と複数枚のブレード43のうち下側の径方向外周側縁部43aとは、径方向で一致するように配置されている。
本実施形態では、ファン外周側リブ60とリング部材44とは、樹脂により一体形成されたものが用いられている。
以上のように構成された送風ユニット10では、遠心多翼ファン40の回転に伴って、吸込空間31a内に吸い込まれる空気は、複数枚のブレード43の径方向内周側から径方向外周側に吹き出される。このように吹き出された空気の一部は、矢印mの如く、スクロールケーシング30の空気通路33b内で壁31、32、33などに衝突した後に、複数枚のブレード43側に戻ってくる。これに伴い、この戻ってきた空気流は、ファン外周側リブ60により各空気通路430(図3参照)側に進入することが遮られる。
以上説明した本実施形態によれば、複数枚のブレード43に対して径方向外周側には、回転軸50aを中心とするリング状に形成されているファン外周側リブ60が設けられている。これにより、複数枚のブレード43により径方向外周側に吹き出された空気がそれぞれの空気通路430側に進入することを抑制することができる。
ここで、ファン外周側リブ60が設けられていない場合には、空気通路430側に進入してくる空気流が、複数枚のブレード43の回転に伴って径方向内周側から径方向外周側に流れる空気の流れを妨げる。
これに対し、本実施形態では、上述の如く、ファン外周側リブ60により空気通路430側に空気流が進入することを抑制することができる。このため、複数枚のブレード43により径方向内周側から径方向外周側に流れる空気流れを効率的に発生させることができる。すなわち、ファン効率を上げることができる。
上述の第3実施形態では、空気通路430側に空気流が進入することを抑制するファン外周側リブ60を設けた例を示したが、これに代えて、次のように構成してもよい。
(1)図12に示すように、空気通路430側に空気流が進入することを抑制する突起部70をスクロールケーシング30に設ける。突起部70は、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bから下側に突出するように形成されている。突起部70は、回転軸50aを中心とするリング状に形成されている。これにより、突起部70は、ファン外周側リブ60に対して径方向に重なることになる。
これにより、図12中の矢印mの如く、径方向内周側から径方向外周側に吹き出された後、複数枚のブレード43側に戻ってくる空気流が、各空気通路430側に進入することを抑制することができる。
(2)図13に示すように、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bにおいて、突出部70以外に、上壁31から径方向内側に突出する突出部75を追加してもよい。
突出部75とリング部材44の径方向外周壁とは、突出部75とリング部材44の径方向外周壁との間の隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成している。
加えて、突出部70とファン外周側リブ60の突起部61aとは、突出部70と突起部61aとの間の隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成している。突起部61aは、ファン外周側リブ60のうち下側に配置され、径方向外周側に突出している。
図13に示す例では、ファン外周側リブ60には、径方向内側に凹む凹部61が設けられている。
ここで、上壁31の開口部31bは、上壁31の開口部のうち小径部を構成している。上壁31の開口部31bは、突出部75のうち径方向内周側壁部からなる。上壁31の開口部75aは、上壁31の開口部のうち大径部を構成している。上壁31の開口部75aは、突出部70のうち径方向内周側壁部からなる。
(3)図14に示すように、径方向外側に突出する突出部45をリング部材44に設け、突出部75を突出部70から突出するように形成してもよい。この場合、突出部70、75、ファン外周側リブ60、および突出部45は、開口部31bとリング部材44との間の隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成している。
図14に示す例では、ファン外周側リブ60には、径方向内側に凹む凹部61が設けられている。凹部61のうち下側は円弧状に凹んでいる。さらに、ファン外周側リブ60のうち下側は、径方向内周側で、かつ下側に凸となる円弧状に形成されている。これにより、矢印mの如く、複数枚のブレード43により径方向外周側に吹き出される空気の流れの向きを案内して下側に傾けることができる。
これに加えて、リング部材44は、複数枚のブレード43のうち上側縁部43bのうち上側に配置されている。
(4)図15に示すように、ファン外周側リブ60を上側で、かつ径方向外側に凸となる円弧状に形成してもよい。ここで、ファン外周側リブ60は、複数枚のブレード43のうち上側の凹部43e内に配置されている。
ここで、凹部43eの底部43sがブレード43の上側において径方向外周側縁部を形成している。径方向外周側縁部43sは、径方向外側に突出する円弧状に形成されている。このことにより、ファン外周側リブ60は、複数枚のブレード43の径方向外周側縁部43sに沿うように形成されていることになる。図15に示す例では、突出部35の径方向内側壁部351は、上側で、かつ径方向外側に円弧状に凹んでいる。
ここで、径方向内側壁部351は、上壁31の開口部を構成している。開口部のうち大径部351aは、最も下側に位置している。開口部のうち小径部351bは、最も上側に位置している。径方向内側壁部351とファン外周側リブ60とは、径方向にずれて配置されている。
また、図16に示すように、上壁31の突出部35の径方向内側壁部351(開口部)をファン外周側リブ60に対して軸線方向で重なるように配置してもよい。
この場合、リング部材44の円弧状部44aが、径方向において、小径部351bの内周側に配置されている。
(5)さらに、図17に示すように、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bのうち最も上側に位置する端部31cが、リング部材44のうち最も上側に位置する端部44bよりも下側の位置に配置してもよい。
(第4実施形態)
本第4実施形態の送風ユニットでは、モータ本体から上下方向に延びる回転軸両側に遠心多翼ファンをそれぞれ設けた例について説明する。
図18に本実施形態の送風ユニット10を示す。図18中の図1と同一符号は、同一のものを示し、その説明を省略する。
本実施形態の送風ユニット10は、ケース21A内に収納されている。ケース21Aの左側には、外気導入口21a、内気導入口21b、21dが設けられている。外気導入口21aおよび内気導入口21bは、内気導入口21dよりも上側に配置されている。内外気切り替えドア22は、導入口21a、21bのうち一方を開放し、他方の導入口を閉鎖する。
ケース21A内には、導入口21a、21b側の空間81と内気導入口21d側の空間82とを仕切る仕切り壁21eが設けられている。仕切り壁21eには、貫通孔21fが設けられている。貫通孔21fは、外気導入口21aから空間81内に導入した車室外空気を空間82内に流すために設けられている。内外気切り替えドア22aは、貫通孔21fと内気導入口21dとのうち一方を開放し、他方の導入口を閉鎖する。
ケース21A内で空間81、82よりも右側には、フィルタ21cが配置されている。フィルタ21cは、空間81、82からそれぞれ吹き出される空気を濾過する。ケース21A内でフィルタ21cに対して右側に送風ユニット10が配置されている。
送風ユニット10は、上側遠心多翼ファン40A、下側遠心多翼ファン40B、上側スクロールケーシング30、下側スクロールケーシング30、および電動モータ50を備える。
電動モータ50は、モータ本体50bから上下方向両側に延びる回転軸50aを備える。上側遠心多翼ファン40Aの複数枚のブレード43aは、上下方向の両側から空気を吸い込んで、径方向内周側から径方向外周側に吹き出す。
なお、本実施形態では、上側が軸線方向一方側に一致し、下側が軸線方向他方側に一致する。
図19にブレード43aおよび上側スクロールケーシング30の上壁31の周辺の拡大図を示す。
複数枚のブレード43aの上側には、上述の第1実施形態と同様、リング部材44が設けられている。本実施形態のスクロールケーシング30の上壁31には、突出部35、35bが設けられている。突出部35、35bは、上述した図9の構成と実質的に同様のラビリンスシールを構成している。
複数枚のブレード43aの下側には、リング部材48が設けられている。リング部材48は、空気吸込口31dの内側に配置されている。リング部材48は、回転軸50aを中心とするリング状に形成されている。リング部材48は、複数枚のブレード43aのそれぞれ下側を支持する。これにより、回転軸50aの回転に伴って複数枚のブレード43aが遠心力により広がることを抑制することになる。
リング部材48には、突出部45aが設けられている。上側スクロールケーシング30の下壁31には、突出部35、35bが設けられている。突出部35、35b、45aは、上述した図10の構成と実質的に同様のラビリンスシールを構成している。
下側遠心多翼ファン40Bは、上側遠心多翼ファン40Aと同一の構成を有している。下側遠心多翼ファン40Bは、上側遠心多翼ファン40Aに対して、上下両側の遠心多翼ファン40の間の仮想中心線Sを中心とする線対称になるように配置されている。
下側スクロールケーシング30は、上側スクロールケーシング30と同一の構成を有している。下側スクロールケーシング30は、上側スクロールケーシング30に対して、仮想中心線Sを中心とする線対称になるように配置されている。
以上のように構成された本実施形態では、電動モータ50が上側遠心多翼ファン40Aを回転させると、上側遠心多翼ファン40Aは、上側スクロールケーシング30の吸込空間31a、31dから空気を吸い込んで、この吸い込んだ空気をブレード43の径方向内周側から径方向外周側に吹き出す。ここで、リング部材44は、上述の第1実施形態と同様に、吸込空間31a内に吸い込んだ空気を複数枚のブレード43の径方向内周側に導く。このため、上側スクロールケーシング30にベルマウス部を設けることなく、吸込空間31aから吸い込んだ空気をブレード43の径方向内周側に良好に流すことができる。下側遠心多翼ファン40Bは、上側遠心多翼ファン40Aと同様の作動を行うため、下側遠心多翼ファン40Bの作動の説明を省略する。
また、本実施形態によれば、上側遠心多翼ファン40Aにおいて、上述の第1実施形態と同様に、リング部材44の円弧状部44aが上側スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bよりも径方向内周側に配置されているので、リング部材44とスクロールケーシング30とが軸線方向に重なることを避けることができる。
加えて、下側遠心多翼ファン40Bにおいて、上側遠心多翼ファン40Aと同様、リング部材44の円弧状部44aが下側スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bよりも径方向内周側に配置されている。このため、リング部材44とスクロールケーシング30とが軸線方向に重なることを避けることができる。したがって、送風ユニット10の小型化を図ることができる。
上述の各実施形態では、送風ユニットを車両空調装置に適用した例について説明したが、これに限らず、送風ユニットを各種の機器に適用しても良い。
本発明の送風ユニットの第1実施形態を示す断面図である。 図1A−A断面図である。 図1中のリング部材を示す図である。 図1中の遠心多翼ファンを示す半断面図である。 図1中部分拡大図である。 第1実施形態の第1の変形例を示す図である。 第1実施形態の第2の変形例を示す図である。 本発明の送風ユニットの第2実施形態を示す図である。 第2実施形態の第1の変形例を示す図である。 第2実施形態の第2の変形例を示す図である。 第2実施形態の第3の変形例を示す図である。 第2実施形態の第4の変形例を示す図である。 第2実施形態の第5の変形例を示す図である。 第2実施形態の第6の変形例を示す図である。 第2実施形態の第7の変形例を示す図である。 第2実施形態の第8の変形例を示す図である。 第2実施形態の第9の変形例を示す図である。 本発明の送風ユニットの第3実施形態を示す図である。 図18中部分拡大図である。
符号の説明
10…送風ユニット、30…スクロールケーシング、31a…空気吸込口、
40…遠心多翼ファン、41…ボス部、42…底板部、43…ブレード、
44…リング部材、50…電動モータ、50a…回転軸、
50b…モータ本体。

Claims (16)

  1. 回転軸(50a)を中心とする円周方向に並べられた複数枚のブレード(43)を有し、前記回転軸(50a)に支持されている遠心多翼ファン(40)と、
    前記遠心多翼ファン(40)を収納する送風ケーシング(30)と、を備え、
    前記送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、開口部(31b、35a、70a、75a、351)が開口する壁部材(31)が設けられており、
    前記複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持するリング部材(44)を備え、
    前記複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
    前記リング部材(44)の前記リング状は、前記回転軸(50a)を中心とする断面円弧状の円弧状部(44a)を有する形状であり、
    前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記開口部(31b)の内側に配置され、
    前記円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
    前記円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されていることを特徴とする送風ユニット。
  2. 前記リング部材(44)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(44b)が、前記開口部(31b)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(31c)に対して前記回転軸(50a)の軸線方向で一致する位置もしくは前記開口部(31b)の前記端部(31c)よりも前記軸線方向他方側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の送風ユニット。
  3. 前記開口部(31b)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(31c)が、前記リング部材(44)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(44b)よりも前記軸線方向他方側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の送風ユニット。
  4. 前記開口部(31b)は、前記回転軸(50a)の軸線方向にずれて形成された小径部(35a、…)と大径部(31b、…)とを有し、
    前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記小径部(31a、75a、351b)の内側に位置していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の送風ユニット。
  5. 前記送風ケーシング(30)には、前記遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す吹出口(33a)が設けられており、
    前記リング部材のうち前記径方向外周側は、前記開口部(31b)との間に隙間を開けて配置されており、
    前記吹出口を迂回して、前記ブレードの径方向内周側から前記隙間を通して前記送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る絞り部材(45a、35b、35、45)を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の送風ユニット。
  6. 前記送風ケーシング(30)の壁部材(31)と前記リング部材(44)とのうち、いずれか一方(31)に、前記回転軸の回転方向に亘って、他方の部材に向けて突出するように形成されている突出部(35、45)が形成されており、
    前記突出部は、前記他方の部材とともに、前記絞り部材を構成することを特徴とする請求項5に記載の送風ユニット。
  7. 前記送風ケーシング(30)の壁部材(31)には、前記回転軸の回転方向に亘って、前記回転軸の径方向に交差する方向に突出するように形成されている突出部(35)が形成されており、
    前記突出部は、前記複数枚のブレードの径方向外周側端部(43a)とともに、前記絞り部材を構成することを特徴とする請求項5に記載の送風ユニット。
  8. 前記送風ケーシング(30)および前記リング部材(44)には、前記回転軸の回転方向に亘って突出する突出部(35、45a)がそれぞれ形成されており、
    前記それぞれの突出部は、前記絞り部材(35、45a)を構成することを特徴とする請求項5に記載の送風ユニット。
  9. 前記遠心多翼ファンは、前記回転軸に結合され、かつ前記複数枚のブレードを支持するように形成されているボス部(41)を備え、
    前記ボス部、前記複数枚のブレード、および前記リング部材は、一体に成形されたものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の送風ユニット。
  10. 前記複数枚のブレード(43)は、前記円周方向に隣り合う二枚のブレードの間に空気通路(430)をそれぞれ開けるように並べられており、
    さらに前記複数枚のブレードは、前記回転軸の回転に伴って回転して、前記開口部を通して吸入した空気を前記回転軸の径方向内周側から前記それぞれの空気通路(430)を通して径方向外周側に吹き出すものであり、
    前記複数枚のブレードに対して前記径方向外周側に配置され、前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレードにより径方向外周側に吹き出された空気が前記それぞれの空気通路側に進入することを抑制する遮風部材(60)を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の送風ユニット。
  11. 前記遮風部材(60)は、前記複数枚のブレードのうち前記径方向外周側端部に沿うように形成されていることを特徴とする請求項10に記載の送風ユニット。
  12. 前記遮風部材(60)は、前記リング部材に対して前記回転軸の軸線方向他方側に配置されていることを特徴とする請求項10または11に記載の送風ユニット。
  13. 前記遮風部材(60)のうち前記回転軸の軸線方向他方側は、前記径方向内周側で、かつ前記軸線方向他方側に凸となる円弧状に形成され、前記複数枚のブレードにより径方向外周側に吹き出される空気の流れの向きを案内して前記軸線方向他方側に傾けるようになっていることを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1つに記載の送風ユニット。
  14. 前記送風ケーシング(30)には、前記遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す吹出口(33a)が設けられており、
    前記遮風部材は、前記開口部(31b)との間に隙間を開けて配置されており、
    前記吹出口を迂回して、前記ブレードの径方向内周側から前記隙間を通して前記送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る絞り部材を備えることを特徴とする請求項9ないし13のいずれか1つに記載の送風ユニット。
  15. 前記送風ケーシングの壁部材(31)と前記遮風部材(60)には、前記回転軸の回転方向に亘って、他方の部材(31、60)に向けて突出するように形成されている突出部(75、61a)がそれぞれ形成されており、
    前記それぞれ前記突出部は、前記回転軸の軸線方向にずれて配置され、前記絞り部材を構成することを特徴とする請求項14に記載の送風ユニット。
  16. モータ本体(50b)と、このモータ本体から軸線方向の両側にそれぞれ延出し、かつ前記モータ本体により回転される回転軸(50a)とを有する電動モータ(50)と、
    前記回転軸の軸線方向一方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第1のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第1の遠心多翼ファン(40A)と、
    前記第1の遠心多翼ファンを収納する第1の送風ケーシング(30)と、
    前記第1の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第1の開口部(31b)が開口する第1の壁部材(31)が設けられており、
    前記第1の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第1のリング部材(44)を備え、
    前記第1の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風し、
    前記回転軸の軸線方向他方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第2のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第2の遠心多翼ファン(40B)と、
    前記第2の遠心多翼ファンを収納する第2の送風ケーシング(30)と、を備え、
    前記第2の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向他方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第2の開口部(31b)が開口する第2の壁部材(31)が設けられており、
    前記第2の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向他方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第2のリング部材(44)を備え、
    前記第2の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記第2の遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
    前記第1、第2のリング部材(44)の前記リング状は、前記回転軸(50a)を中心とする断面円弧状の第1、第2の円弧状部(44a)を有する形状であり、
    前記第1、第2の円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記第1、第2の開口部(31b)の内側に配置され、
    前記第1の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記第1の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
    前記第2の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向他方側に位置し、前記第2の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向一方側に位置し、
    前記第1、第2の円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されていることを特徴とする送風ユニット。
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