JP4557074B2 - 送風ユニット - Google Patents
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前記遠心多翼ファン(40)を収納する送風ケーシング(30)と、を備え、
前記送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、開口部(31b、75a)が開口する壁部材(31)が設けられており、
前記複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持するリング部材(44)を備え、
前記複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
前記リング部材(44)の前記リング状は、断面円弧状の円弧状部(44a)を有する形状であり、
前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記開口部(31b)の内側に配置され、
前記円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
前記円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されており、
前記送風ケーシング(30)には、前記遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す吹出口(33a)が設けられており、
前記リング部材のうち前記径方向外周側は、前記開口部(31b)との間に隙間を開けて配置されており、
前記複数枚のブレードに対して前記径方向外周側に位置し、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記リング部材から前記軸線方向他方側に延びるように形成されている第1部材(60)と、
前記送風ケーシングの壁部材(31)から前記軸線方向他方側に延びるように形成されて、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成されている第2部材(70)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第1の部材(60)もしくは前記リング部材(44)から前記第2の部材(70)側に突出するように形成されている第3部材(45、61a)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第2の部材(70)もしくは前記送風ケーシングの壁部材(31)から前記第1の部材(60)側に突出するように形成されて、かつ前記第3の部材(45、61a)に対して前記回転軸の軸線方向にずれて配置されている第4部材(75)と、を備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、および前記第4部材は、前記吹出口を迂回して前記ブレードの径方向内周側から前記隙間を通して前記送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞るラビリンス構造を形成していることを特徴とする。
前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記小径部(75a)の内側に位置していることを特徴とする。
前記リング部材のうち前記径方向外周側は、前記開口部(31b)との間に隙間を開けて配置されており、
前記吹出口を迂回して、前記ブレードの径方向内周側から前記隙間を通して前記送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る絞り部材(45a、35b、35、45)を備えることを特徴とする。
前記ボス部、前記複数枚のブレード、および前記リング部材は、一体に成形されたものであることを特徴とする。
さらに前記複数枚のブレードは、前記回転軸の回転に伴って回転して、前記開口部を通して吸入した空気を前記回転軸の径方向内周側から前記それぞれの空気通路(430)を通して径方向外周側に吹き出すものであり、
前記第1の部材(60)は、前記複数枚のブレードにより径方向外周側に吹き出された空気が前記それぞれの空気通路側に進入することを抑制する遮風部材であることを特徴とする。
前記回転軸の軸線方向一方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第1のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第1の遠心多翼ファン(40A)と、
前記第1の遠心多翼ファンを収納する第1の送風ケーシング(30)と、を備え、
前記第1の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第1の開口部(31b)が開口する第1の壁部材(31)が設けられており、
前記第1の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第1のリング部材(44)を備え、
前記第1の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風し、
前記回転軸の軸線方向他方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第2のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第2の遠心多翼ファン(40B)と、
前記第2の遠心多翼ファンを収納する第2の送風ケーシング(30)と、を備え、
前記第2の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向他方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第2の開口部(31b)が開口する第2の壁部材(31)が設けられており、
前記第2の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向他方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第2のリング部材(44)を備え、
前記第2の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記第2の遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
前記第1、第2のリング部材(44)の前記リング状は、断面円弧状の第1、第2の円弧状部(44a)を有する形状であり、
前記第1、第2の円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記第1、第2の開口部(31b)の内側に配置され、
前記第1の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記第1の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
前記第2の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向他方側に位置し、前記第2の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向一方側に位置し、
前記第1、第2の円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されており、
前記第1、第2の送風ケーシング(30)には、前記第1、第2の遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す第1、第2の吹出口が設けられており、
前記第1、第2のリング部材のうち前記径方向外周側は、前記第1、第2の開口部(31b)との間に第1、第2の隙間を開けて配置されており、
前記複数枚の第1のブレードに対して前記径方向外周側に位置し、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第1のリング部材から前記軸線方向他方側に延びるように形成されている第1部材(60)と、
前記第1の送風ケーシングの第1の壁部材(31)から前記軸線方向他方側に延びるように形成されて、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成されている第2部材(70)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第1の部材(60)もしくは前記第1のリング部材(44)から前記第2の部材(70)側に突出するように形成されている第3部材(45、61a)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第2の部材(70)もしくは前記第1の送風ケーシングの壁部材(31)から前記第1の部材(60)側に突出するように形成されて、かつ前記第3の部材(45、61a)に対して前記回転軸の軸線方向にずれて配置されている第4部材(75)と、を備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、および前記第4部材は、前記第1の吹出口を迂回して、前記第1のブレード(43)の径方向内周側から前記第1の隙間を通して前記第1の送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る第1のラビリンス構造を形成しており、
前記複数枚の第2のブレードに対して前記径方向外周側に位置し、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第2のリング部材から前記軸線方向一方側に延びるように形成されている第5の部材(60)と、
前記第2の送風ケーシングの第2の壁部材(31)から前記軸線方向一方側に延びるように形成されて、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成されている第6の部材(70)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第5の部材(60)もしくは前記第2のリング部材(44)から前記第6の部材(70)側に突出するように形成されている第7の部材(45、61a)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第6の部材(70)もしくは前記第2の送風ケーシングの壁部材(31)から前記第5の部材(60)側に突出するように形成されて、かつ前記第7の部材(45、61a)に対して前記回転軸の軸線方向にずれて配置されている第8の部材(75)と、を備え、
前記第5部材、前記第6部材、前記第7部材、および前記第8部材は、前記第2の吹出口を迂回して、前記第2のブレードの径方向内周側から前記第2の隙間を通して前記第2の送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る第2のラビリンス構造を形成していることを特徴とする。
(第1実施形態)
(第2実施形態)
本第2実施形態では、スクロールケーシング30の上壁31の開口部31bとリング部材44との間の隙間から空気が、スクロールケーシングの外側に流れることを抑制する。
次に、複数枚のブレード43によって径方向外周側に吹き出された空気が、空気通路430(図3参照)側に進入することを抑制するようにした送風ユニット10の本第3実施形態を示す。
(3)図14に示すように、径方向外側に突出する突出部45をリング部材44に設け、突出部75を突出部70から突出するように形成してもよい。この場合、突出部70、75、ファン外周側リブ60、および突出部45は、開口部31bとリング部材44との間の隙間に空気が流れることを抑制する絞り部材としてのラビリンスシールを構成している。
これに加えて、リング部材44は、複数枚のブレード43のうち上側縁部43bのうち上側に配置されている。
本第4実施形態の送風ユニットでは、モータ本体から上下方向に延びる回転軸両側に遠心多翼ファンをそれぞれ設けた例について説明する。
40…遠心多翼ファン、41…ボス部、42…底板部、43…ブレード、
44…リング部材、50…電動モータ、50a…回転軸、
50b…モータ本体。
Claims (9)
- 回転軸(50a)を中心とする円周方向に並べられた複数枚のブレード(43)を有し、前記回転軸(50a)に支持されている遠心多翼ファン(40)と、
前記遠心多翼ファン(40)を収納する送風ケーシング(30)と、を備え、
前記送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、開口部(31b、75a)が開口する壁部材(31)が設けられており、
前記複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持するリング部材(44)を備え、
前記複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
前記リング部材(44)の前記リング状は、断面円弧状の円弧状部(44a)を有する形状であり、
前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記開口部(31b)の内側に配置され、
前記円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
前記円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されており、
前記送風ケーシング(30)には、前記遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す吹出口(33a)が設けられており、
前記リング部材のうち前記径方向外周側は、前記開口部(31b)との間に隙間を開けて配置されており、
前記複数枚のブレードに対して前記径方向外周側に位置し、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記リング部材から前記軸線方向他方側に延びるように形成されている第1部材(60)と、
前記送風ケーシングの壁部材(31)から前記軸線方向他方側に延びるように形成されて、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成されている第2部材(70)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第1の部材(60)もしくは前記リング部材(44)から前記第2の部材(70)側に突出するように形成されている第3部材(45、61a)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第2の部材(70)もしくは前記送風ケーシングの壁部材(31)から前記第1の部材(60)側に突出するように形成されて、かつ前記第3の部材(45、61a)に対して前記回転軸の軸線方向にずれて配置されている第4部材(75)と、を備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、および前記第4部材は、前記吹出口を迂回して前記ブレードの径方向内周側から前記隙間を通して前記送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞るラビリンス構造を形成していることを特徴とする送風ユニット。 - 前記リング部材(44)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(44b)が、前記開口部(31b)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(31c)に対して前記回転軸(50a)の軸線方向で一致する位置もしくは前記開口部(31b)の前記端部(31c)よりも前記軸線方向他方側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の送風ユニット。
- 前記開口部(31b)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(31c)が、前記リング部材(44)のうち最も前記軸線方向一方側に位置する端部(44b)よりも前記軸線方向他方側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の送風ユニット。
- 前記開口部(31b)は、前記回転軸(50a)の軸線方向にずれて形成された小径部(35a、…)と大径部(31b、…)とを有し、
前記円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記小径部(75a)の内側に位置していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の送風ユニット。 - 前記遠心多翼ファンは、前記回転軸に結合され、かつ前記複数枚のブレードを支持するように形成されているボス部(41)を備え、
前記ボス部、前記複数枚のブレード、および前記リング部材は、一体に成形されたものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の送風ユニット。 - 前記複数枚のブレード(43)は、前記円周方向に隣り合う二枚のブレードの間に空気通路(430)をそれぞれ開けるように並べられており、
さらに前記複数枚のブレードは、前記回転軸の回転に伴って回転して、前記開口部を通して吸入した空気を前記回転軸の径方向内周側から前記それぞれの空気通路(430)を通して径方向外周側に吹き出すものであり、
前記第1の部材(60)は、前記複数枚のブレードにより径方向外周側に吹き出された空気が前記それぞれの空気通路側に進入することを抑制する遮風部材であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の送風ユニット。 - 前記遮風部材(60)は、前記複数枚のブレードのうち前記径方向外周側端部に沿うように形成されていることを特徴とする請求項6に記載の送風ユニット。
- 前記遮風部材(60)のうち前記回転軸の軸線方向他方側は、前記径方向内周側で、かつ前記軸線方向他方側に凸となる円弧状に形成され、前記複数枚のブレードにより径方向外周側に吹き出される空気の流れの向きを案内して前記軸線方向他方側に傾けるようになっていることを特徴とする請求項6に記載の送風ユニット。
- モータ本体(50b)と、このモータ本体から軸線方向の両側にそれぞれ延出し、かつ前記モータ本体により回転される回転軸(50a)とを有する電動モータ(50)と、
前記回転軸の軸線方向一方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第1のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第1の遠心多翼ファン(40A)と、
前記第1の遠心多翼ファンを収納する第1の送風ケーシング(30)と、を備え、
前記第1の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向一方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第1の開口部(31b)が開口する第1の壁部材(31)が設けられており、
前記第1の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向一方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第1のリング部材(44)を備え、
前記第1の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風し、
前記回転軸の軸線方向他方側に配置され、前記回転軸を中心とする円周方向に並べられた複数枚の第2のブレード(43)を有し、前記回転軸に支持されている第2の遠心多翼ファン(40B)と、
前記第2の遠心多翼ファンを収納する第2の送風ケーシング(30)と、を備え、
前記第2の送風ケーシング(30)には、前記回転軸(50a)の軸線方向他方側の部位に前記遠心多翼ファン(40)の径方向に延びるように形成され、第2の開口部(31b)が開口する第2の壁部材(31)が設けられており、
前記第2の複数枚のブレード(43)に対して前記軸線方向他方側に配置され、前記回転軸(50a)を中心とするリング状に形成され、前記複数枚のブレード(43)を支持する第2のリング部材(44)を備え、
前記第2の複数枚のブレード(43)は、前記回転軸(50a)の回転に伴って回転して、前記第2の遠心多翼ファン(40)の径方向内周側から径方向外周側に送風する送風ユニットであって、
前記第1、第2のリング部材(44)の前記リング状は、断面円弧状の第1、第2の円弧状部(44a)を有する形状であり、
前記第1、第2の円弧状部(44a)は前記遠心多翼ファン(40)の径方向において前記第1、第2の開口部(31b)の内側に配置され、
前記第1の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向一方側に位置し、前記第1の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向他方側に位置し、
前記第2の円弧状部(44a)のうち最大径部(80a)が前記軸線方向他方側に位置し、前記第2の円弧状部(44a)のうち最小径部(80b)が前記最大径部(80a)よりも前記回転軸(50a)の軸線方向一方側に位置し、
前記第1、第2の円弧状部(44a)の前記断面円弧状は、前記最大径部(80a)と前記最小径部(80b)との間が前記円弧状部(44a)の径方向内側空間(31a)を通して吸入される空気流側へ凸となるように形成されており、
前記第1、第2の送風ケーシング(30)には、前記第1、第2の遠心多翼ファンから吹き出される空気を吹き出す第1、第2の吹出口が設けられており、
前記第1、第2のリング部材のうち前記径方向外周側は、前記第1、第2の開口部(31b)との間に第1、第2の隙間を開けて配置されており、
前記複数枚の第1のブレードに対して前記径方向外周側に位置し、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第1のリング部材から前記軸線方向他方側に延びるように形成されている第1部材(60)と、
前記第1の送風ケーシングの第1の壁部材(31)から前記軸線方向他方側に延びるように形成されて、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成されている第2部材(70)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第1の部材(60)もしくは前記第1のリング部材(44)から前記第2の部材(70)側に突出するように形成されている第3部材(45、61a)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第2の部材(70)もしくは前記第1の送風ケーシングの壁部材(31)から前記第1の部材(60)側に突出するように形成されて、かつ前記第3の部材(45、61a)に対して前記回転軸の軸線方向にずれて配置されている第4部材(75)と、を備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、および前記第4部材は、前記第1の吹出口を迂回して、前記第1のブレード(43)の径方向内周側から前記第1の隙間を通して前記第1の送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る第1のラビリンス構造を形成しており、
前記複数枚の第2のブレードに対して前記径方向外周側に位置し、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第2のリング部材から前記軸線方向一方側に延びるように形成されている第5の部材(60)と、
前記第2の送風ケーシングの第2の壁部材(31)から前記軸線方向一方側に延びるように形成されて、かつ前記回転軸を中心とするリング状に形成されている第6の部材(70)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第5の部材(60)もしくは前記第2のリング部材(44)から前記第6の部材(70)側に突出するように形成されている第7の部材(45、61a)と、
前記回転軸を中心とするリング状に形成され、前記第6の部材(70)もしくは前記第2の送風ケーシングの壁部材(31)から前記第5の部材(60)側に突出するように形成されて、かつ前記第7の部材(45、61a)に対して前記回転軸の軸線方向にずれて配置されている第8の部材(75)と、を備え、
前記第5部材、前記第6部材、前記第7部材、および前記第8部材は、前記第2の吹出口を迂回して、前記第2のブレードの径方向内周側から前記第2の隙間を通して前記第2の送風ケーシング(30)の外側に流れる空気流を絞る第2のラビリンス構造を形成していることを特徴とする送風ユニット。
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