JP2008280928A - 送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御基板の温度上昇を防止できる送風装置を実現する。
【解決手段】渦形室38を形成するファンケース35と、ファン31と、駆動モータ24と、制御基板22と、駆動モータ24と制御基板22とを配置するベース板21とを備え、ファンケース35は、ファン31と駆動モータ24との間に設けられ、駆動モータ24の出力軸25が貫通する貫通孔41を有し、ベース板21と駆動モータ24と制御基板22とを収容した区画空間36と渦形室38とを区画するように形成された仕切り板42と備え、駆動モータ24を作動させたときに、ファン31の裏側に発生する負圧を利用して、区画空間36内の空気を貫通孔41から吸い出すように構成された。これにより、制御基板の温度上昇を防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】渦形室38を形成するファンケース35と、ファン31と、駆動モータ24と、制御基板22と、駆動モータ24と制御基板22とを配置するベース板21とを備え、ファンケース35は、ファン31と駆動モータ24との間に設けられ、駆動モータ24の出力軸25が貫通する貫通孔41を有し、ベース板21と駆動モータ24と制御基板22とを収容した区画空間36と渦形室38とを区画するように形成された仕切り板42と備え、駆動モータ24を作動させたときに、ファン31の裏側に発生する負圧を利用して、区画空間36内の空気を貫通孔41から吸い出すように構成された。これにより、制御基板の温度上昇を防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷却流体を送風する送風装置に関するものであり、特に、駆動モータ近傍に配置される制御基板の冷却に関する。
従来、この種の送風装置として、例えば、特許文献1に示されるものが知られている。すなわち、吸入口と吐出口を有し、吸入口から吐出口へ向けて空気を流す渦形室を形成するするファンケースと、ファンケース内に配置されたファンと、ファンを駆動する駆動モータと、駆動モータを制御する制御基板と、駆動モータと制御基板とを配置する固定基盤とを備えて、ファンケース内にファン、駆動モータおよび制御基板を配置している。
また、ファンと駆動モータとの間には、駆動モータおよび制御基板を渦形室から区画する仕切り板が設けられている。更に、仕切り板に形成された駆動モータの出力軸の貫通孔をラビリンス構造によるシール部材でシールするように構成されている。以上の構成によれば、渦形室に流れる空気が、仕切り板及びシール部材によって、駆動モータおよび制御基板に侵入しにくくなっている。
特開2006−228521号公報
しかしながら、上記特許文献1のような構成の送風装置によれば、駆動モータを作動したときは、制御基板が仕切り板によって密閉されているため、制御基板に配設された発熱体近傍において温度上昇がある。例えば、駆動モータの過電流を検出するための抵抗などの発熱体では、外部との放熱が行えないため温度上昇が問題である。
また、上記特許文献1では、仕切り板がファンケースと別体で設けられており、その仕切り板を固定基盤に固定するように構成されているため部品点数が多くなる問題もある。
そこで、本発明の第1の目的は、制御基板の温度上昇を防止できる送風装置を提供することにある。また、第2の目的は、部品点数の少ない送風装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、以下の技術的手段が採用されている。即ち、請求項1に記載の発明では、吸入口(37)と吐出口(39)とを有し、吸入口(37)から吐出口(39)へ向けて空気を流す渦形室(38)を形成するファンケース(35)と、このファンケース(35)内に配置されるファン(31)と、このファン(31)を駆動する駆動モータ(24)と、この駆動モータ(24)を制御する制御基板(22)と、吸入口(37)の反対側に配設され、駆動モータ(24)と制御基板(22)とを配置する固定基盤(21)とを備え、
ファンケース(35)は、ファン(31)と駆動モータ(24)との間に設けられ、駆動モータ(24)の出力軸(25)が貫通する貫通孔(41)を有し、固定基盤(21)と駆動モータ(24)と制御基板(22)とを収容した区画空間(36)と渦形室(38)とを区画するように形成された仕切り板(42)と備え、駆動モータ(24)を作動させたときに、ファン(31)の裏側に発生する負圧を利用して、区画空間(36)内の空気を貫通孔(41)から吸い出すように構成されたことを特徴としている。
ファンケース(35)は、ファン(31)と駆動モータ(24)との間に設けられ、駆動モータ(24)の出力軸(25)が貫通する貫通孔(41)を有し、固定基盤(21)と駆動モータ(24)と制御基板(22)とを収容した区画空間(36)と渦形室(38)とを区画するように形成された仕切り板(42)と備え、駆動モータ(24)を作動させたときに、ファン(31)の裏側に発生する負圧を利用して、区画空間(36)内の空気を貫通孔(41)から吸い出すように構成されたことを特徴としている。
この発明によれば、区画空間(36)内の空気が流通されることにより、制御基板(22)の温度上昇を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、ファンケース(35)には、区画空間(36)に連通して、外部の空気を取り入れる開口孔(40)が形成されていることを特徴としている。この発明によれば、貫通孔(41)と開口孔(40)との間に冷却通路が形成されることで制御基板(22)の温度上昇を防止することができる。
請求項3に記載の発明では、開口孔(40)は、制御基板(22)に配設される発熱体(23)の近傍のファンケース(35)の外周に形成されていることを特徴としている。この発明によれば、貫通孔(41)と開口孔(40)との冷却通路の中途に設けられた発熱体(23)の温度上昇を防止することができる。
請求項4に記載の発明では、ファンケース(35)は、渦形室(38)の径方向外側の形状を規定する外周壁(35c)を有し、仕切り板(42)は、外周壁(35c)に一体的に形成されていることを特徴としている。この発明によれば、仕切り板(42)をファンケース(35)に一体的に形成できる。これにより、部品点数を少なくすることができる。
請求項5に記載の発明では、ファン(31)の裏側には、回転軸線方向に沿って垂下する筒状の垂下部(31d)を一体的に設けるとともに、仕切り板(42)には、貫通孔(41)の外周に出力軸(25)の軸線上に沿って延出する筒状の筒状部(42a)を設け、この筒状部(42a)が垂下部(31d)の内側に差し込むように配置されてラビリンス構造を形成していることを特徴としている。
この発明によれば、渦形室(38)から貫通孔(41)に至る経路を筒状部(42a)および垂下部(31d)によって長くすることができる。これにより、ファン(31)が停止したときに、塩分や水分やダストなどを含んだ流体が渦形室(38)を経て貫通孔(41)から区画空間(38)内に侵入しにくくすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、一実施形態における送風装置を図1乃至図4に基づいて説明する。図1は、送風装置の全体構成を示す縦断面図である。図2は、図1に示すII−II断面図である。図3は、図2に示すIII矢視図である。図4は、駆動モータ組立体の概略構成を示す縦断面図である。
本実施形態の送風装置20は、車両に搭載される車両駆動用電源である電池組立体を冷却するための装置である。電池組立体には、車室外の外気を取り入れて発熱体に流通する冷却通路が形成されている。例えば、送風装置20は、この電池組立体の冷却通路に併設されており、発熱体を流通した空気を吸込んで、車室外に排気するように構成されている。
送風装置20は、図1及び図2に示すように、固定基盤であるベース板21に配置された制御基板22および駆動モータ24と、ファン31と、ファンケース35とを備えている。ファンケース35は、スクロール状に形成された樹脂製のケースであって、上ケース35aと下ケース35bとに2分割されている。
上ケース35aおよび下ケース35bのスクロール形状の中心部位には、シロッコファンからなるファン31が配置されている。上ケース35aには、ファン31と同軸上の吸入口37が形成されている。上ケース35aおよび下ケース35bとファン31との間には、スクロール状の渦形室38が形成されており、その下流端には、吐出口39が形成されている。
ファン31の下方は、駆動モータ24の出力軸25に固定されている。ファン31の回転により、吸入口37から吸入された空気が、図1中に示す矢印のようにファン31の径方向外方へ流れる。ファン31の径方向外方へ流れた空気は、渦形室38を経由して吐出口39に吐出される。吐出口39は、図示しない外装ケースに開口された排出口を介して、外部に排出する排出ダクトに接続されている。
本実施形態のファンケース35には、吸入口37と対向する反対側、即ち裏側に、駆動モータ24とファン31との間を区画するための仕切り板42が配置され、この仕切り板42の下方に、ベース板21、駆動モータ24および制御基板22を収容するための区間空間36が形成されている。ファンケース35の下面には、開口部36aが形成されている。この開口部36aにベース板21を固定することにより、区画空間36が外部と区画されるようになっている。
ファンケース35は、渦形室38の径方向外側の形状を規定するとともに、吐出口39が開設された外周壁35cと、吸入口37が設けられた第1側壁としての上ケース35aと、第2側壁としての仕切り板42と、仕切り板42より、更に延び出して区画空間36の径方向外側を規定する筒状部分とを有している。ベース板21は、ファンケース35の一部として見ることができる。
仕切り板42は、駆動モータ24および制御基板22の外形を覆うよう、これらとの間に適宜の隙間を空けて形成されている。仕切り板42の上方には、駆動モータ24の出力軸25が貫通する貫通孔41が設けられているとともに、その貫通孔41の外縁を出力軸25の軸線上に沿って上方に延出する筒状の筒状部42aとして形成している。
筒状部42aに対向するファン31には、筒状部42aの外周および上端に隙間を空けて嵌め合うように筒状の垂下部31dが形成されている。つまり、筒状部42aがファン31に形成された垂下部31dの内側の隙間に差し込まれるように形成されている。
リブ部42bは、ファン31の羽根31aの下方に配設するように、仕切り板42にリング状に一体的に形成されている。つまり、ファン31の径方向外周の裏側と、リブ部42bの先端との間の隙間を狭めるようにしている。このリブ部42bにより、羽根31aから渦形室38に吹き出された空気がファン31の裏側に入り込むことがない。
仕切り板42は、渦形室38に沿って拡がる環状の外側板部42cと、その外側板部42cの内側から駆動モータ24を収容するように立ち上がる筒状の収容部42dと、駆動モータ24とファン31との間に拡がる環状の内側板部42eとを有する。
出力軸25に沿って立ち上がる筒状部42aは、内側板部42eの中央に位置づけられている。筒状部42aの径は、収容部42dの径に比べて充分に小さく、出力軸25の外形より僅かに大きい。筒状部42aは、シンプルな一重の筒である。
外側板部42cとベース板21との間に形成される区画空間36は、収容部42dの高さよりも充分に薄い。さらに、仕切り板42は、区画空間36の径方向外側から、収容部42dを通り、筒状部42aの内部に至るまで連続する空気の通路を提供する。
吸入口37を上側に位置づけた状態では、仕切り板42は、駆動モータ24および制御基板22の全体を上側から覆い隠すことのできる大きさをもっている。さらに、筒状部42aの上方が、ファン31によって覆われるため、駆動モータ24および制御基板22は、完全に上から覆われている。
しかも、筒状部42aの径方向外側に、一重の垂下部31dが被さっている。このため、上からの水滴が筒状部42a内に浸入することが回避される。仕切り板42は、ファンケース35に一体成形されている。このため、水が隙間から漏れ落ちることが防止される。加えて、開口孔40は、吐出口39から離れた位置、典型的には反対側に位置づけられている。
ファン31は、出力軸25に嵌合されるボス部31c、そのボス部31cから径方向の外方に延びたお椀状の主板31b、外周部に配設される複数の羽根31a、および複数の羽根31aの上端を支持する副板31eを備えている。複数の羽根31aは、その下端が主板31bで支持されている。主板31bには、軸線上の下方に沿って垂下する筒状の垂下部31dが一体的に形成されている。
従って、仕切り板42に形成された貫通孔41と渦形室38との間が、筒状部42aと垂下部31dとによって空気通路が長くなっている。言い換えると、渦形室38から貫通孔41に至る通路が、ラビリンス(迷路)構造になっている。これにより、渦形室38から貫通孔41に至る通路を通過するのに摩擦損失が大きくなるため、渦形室38の空気が貫通孔41に通過しにくくなる。
本実施形態のファンケース35には、上記区間空間36の外周壁35cに開口孔40が形成されている。この開口孔40は、図2及び図3に示すように、制御基板22に配設された発熱体23近傍のファンケース35の外周壁に形成されている。この開口孔40は、外部から塵などが区間空間36内に吸込まれないように複数の小孔によって形成されている。発熱体23は、例えば、駆動モータ24の作動電流を検出するための抵抗である。
そして、駆動モータ24を作動させてファン31が回転されると、ファン31の裏側、即ち、貫通孔41近傍が負圧になることにより、貫通孔41で吸引作用が起こり、開口孔40から取り入れた空気が区間空間36内を通過して、貫通孔41から吸い出される。このとき、発熱体23を含めて制御基板22が開口孔40から取り入れた空気により冷却される。これにより、駆動モータ24および制御基板22の温度上昇を防止できる。
本実施形態の制御基板22および駆動モータ24は、ファンケース35に容易に装着するために、駆動モータ組立体として、図4に示すように、ベース板21の上面側に配設されている。ベース板21は、金属板で形成され、ファンケース35の下端に締結部材により固定される。また、ベース板21は、ファンケース35の一部を構成している。
制御基板22は、駆動モータ24を駆動制御するための制御装置であって、ベース板21の上面側に配設されている。駆動モータ24は、例えばブラシレスモータであって、ロータ24a、ステータ24b、出力軸25、固定スリーブ26および軸受27から構成されている。
制御基板22及び駆動モータ24は、ベース板21に固定スリーブ26の下端部を固定し、この固定スリーブ26の下端近傍に制御基板22を貫通固定するとともに、固定スリーブ26の外周にステータ24bを装着固着し、固定スリーブ26の内周に配設された軸受27にて出力軸25を回転自在に支持し、この出力軸25にロータ24aの内周を固定して取付けられている。
次に、以上の構成による送風装置20の作動を説明する。駆動モータ24を作動させると、ファン31の回転により、吸入口37から吸入された空気が、吸入口37→渦形室38→吐出口39→排出口(図示せず)→排出ダクト(図示せず)の順に送風されて車両外部に排気される。
このとき、ファンケース35内では、貫通孔41と開口部40との間の区間空間36に冷却通路が形成されることにより、発熱体23を含めて制御基板22が開口孔40から取り入れた空気により冷却される。これにより、駆動モータ24および制御基板22の温度上昇を防止することができる。
一方、駆動モータ24(ファン31)が停止したとき、駆動モータ24と制御基板22とが配置されている区画空間36を、仕切り板42によって渦形室38と区画されているため、例えば、渦形室38に流れていた空気に塩水ミストなど、塩分や水分やダストが含まれていても、区間空間36内に浸入することはない。
特に、渦形室38から貫通孔41に至る通路を筒状部42aと垂下部31dとによって、ラビリンス(迷路)構造になっているので、仕切り板42で遮蔽された区画空間36に塩水ミストなどが浸入しにくくすることができる。また、垂下部31dをファン31に一体的に形成したことにより、部品点数の低減が図れる。さらに、仕切り板42をファンケース35に一体的に形成したことにより、部品点数の低減が図れる。
また、仕切り板42を、駆動モータ24および制御基板22の外形を覆うように別体で形成して、渦形室38内でベース板21に固定するように構成すると、仕切り板42を固定する締結部材が渦形室38内に露出するため、羽根31aから渦形室38に吹き出された空気が乱れる恐れがある。つまり、風流れの騒音が上昇する恐れがあるが、本実施形態では、締結部材が渦形室38内に露出しないため、羽根31aから渦形室38に吹き出された空気を乱すことがない。
(他の実施形態)
以上の一実施形態では、筒状の垂下部31dをファン31と一体的に形成したが、別体で形成しても良い。図5は、他の実施形態における送風装置の全体構成を示す縦断面図である。本実施形態の垂下部31dは、図5に示すように、別体で形成して出力軸25に装着できるように構成されている。
以上の一実施形態では、筒状の垂下部31dをファン31と一体的に形成したが、別体で形成しても良い。図5は、他の実施形態における送風装置の全体構成を示す縦断面図である。本実施形態の垂下部31dは、図5に示すように、別体で形成して出力軸25に装着できるように構成されている。
つまり、ファン31のボス部31cを分断し、その分断されたボス部31cに軸線上の下方に沿って垂下する筒状の垂下部31dが一体的に形成されている。これにより、上記一実施形態と同じように、仕切り板42に形成された貫通孔41と渦形室38との間が、筒状部42aと垂下部31dとによって空気通路が長くなっている。
これにより、渦形室38から貫通孔41に至る通路を通過するのに摩擦損失が大きくなるため、渦形室38の空気が貫通孔41に通過しにくくなる。また、以上の実施形態では、ファンケース35を上下のファンケース35a、35bに2分割するように形成したが、これに限ることはない。
また、以上の実施形態では、開口孔40をファンケース35の外周壁35cに形成したが、ファンケース35の一部であるベース板21に形成しても良い。
21…ベース板(固定基盤)
22…制御基板
23…発熱体
24…駆動モータ
25…出力軸
31…ファン
31d…垂下部
35…ファンケース
35c…外周壁
36…区画空間
37…吸入口
38…渦形室
39…吐出口
40…開口孔
41…貫通孔
42…仕切り板
42a…筒状部
22…制御基板
23…発熱体
24…駆動モータ
25…出力軸
31…ファン
31d…垂下部
35…ファンケース
35c…外周壁
36…区画空間
37…吸入口
38…渦形室
39…吐出口
40…開口孔
41…貫通孔
42…仕切り板
42a…筒状部
Claims (5)
- 吸入口(37)と吐出口(39)とを有し、前記吸入口(37)から前記吐出口(39)へ向けて空気を流す渦形室(38)を形成するファンケース(35)と、
前記ファンケース(35)内に配置されるファン(31)と、
前記ファン(31)を駆動する駆動モータ(24)と、
前記駆動モータ(24)を制御する制御基板(22)と、
前記吸入口(37)の反対側に配設され、前記駆動モータ(24)と前記制御基板(22)とを配置する固定基盤(21)とを備え、
前記ファンケース(35)は、前記ファン(31)と前記駆動モータ(24)との間に設けられ、前記駆動モータ(24)の出力軸(25)が貫通する貫通孔(41)を有し、前記固定基盤(21)と前記駆動モータ(24)と前記制御基板(22)とを収容した区画空間(36)と前記渦形室(38)とを区画するように形成された仕切り板(42)と備え、前記駆動モータ(24)を作動させたときに、前記ファン(31)の裏側に発生する負圧を利用して、前記区画空間(36)内の空気を前記貫通孔(41)から吸い出すように構成されたことを特徴とする送風装置。 - 前記ファンケース(35)には、前記区画空間(36)に連通して、外部の空気を取り入れる開口孔(40)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
- 前記開口孔(40)は、前記制御基板(22)に配設される発熱体(23)の近傍の前記ファンケース(35)の外周に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
- 前記ファンケース(35)は、前記渦形室(38)の径方向外側の形状を規定する外周壁(35c)を有し、
前記仕切り板(42)は、前記外周壁(35c)に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の送風装置。 - 前記ファン(31)の裏側には、回転軸線方向に沿って垂下する筒状の垂下部(31d)を一体的に設けるとともに、
前記仕切り板(42)には、前記貫通孔(41)の外周に前記出力軸(25)の軸線上に沿って延出する筒状の筒状部(42a)を設け、前記筒状部(42a)が前記垂下部(31d)の内側に差し込むように配置されてラビリンス構造を形成していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の送風装置。
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