JP2009166424A - 二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents
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Abstract
定性とヤング率などの応力負荷時の寸法安定性と高度に有する二軸配向ポリエステルフィ
ルムを提供することにある。
【解決手段】芳香族ジカルボン酸成分とグリコール成分とからなる芳香族ポリエステルおよび平均粒子径が50nm以上の粒子を0.01重量%以上含有する二軸配向ポリエステルフィルムであって、
芳香族ジカルボン酸成分は、その5モル%以上80モル%未満が、6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分であり、
少なくとも一方の表面は、10点平均粗さ(Rz)を表面粗さ(Ra)で割った値(Rz/Ra)が、20未満であることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。
【選択図】なし
Description
フィルム表面に突起形成のための粒子を含有する薄層を基層に積層したポリエステルフィルムが知られている(例えば、特開平2−77431号公報)。
また、これらの含有粒子に頼ることなくポリエステルの結晶化を利用して表面に所望の微細突起を形成させる方法も知られている(例えば、特開平7−1575号公報、特開2000−143846号公報)。
芳香族ジカルボン酸成分は、その5モル%以上80モル%未満が、下記式(I)
で表される6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分であり、
少なくとも一方の表面は、10点平均粗さ(Rz)を表面粗さ(Ra)で割った値(Rz/Ra)が、20未満である二軸配向ポリエステルフィルムが提供される。
したがって、本発明によれば、高度の表面の平坦性が求められる用途、特に高密度磁気記録媒体のベースフィルムに適したフィルムが提供され、そして、本発明のフィルムを用いれば、優れた寸法安定性を有する高密度磁気記録媒体なども提供できる。
本発明において、二軸配向ポリエステルフィルムを形成する芳香族ポリエステルは、芳香族ジカルボン酸成分とグリコール成分とからなるものである。具体的な前述の式(I)で示される芳香族ジカルボン酸成分以外の芳香族ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸成分、イソフタル酸成分、2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、2,7−ナフタレンジカルボン酸成分などが挙げられる。また、グリコール成分としては、エチレングリコール成分、トリメチレングリコール成分、テトラメチレングリコール成分、シクロヘキサンジメタノール成分などが挙げられる。
本発明の二軸配向ポリエステルフィルムは、前述の芳香族ポリエステルを溶融製膜して、シート状に押出すことで得られる。そして、前述のとおり、溶融時の流動性やその後の結晶性が改良されていることから、製膜性に優れた、例えば厚み斑のない均一なフィルムとなる。
本発明の二軸配向ポリエステルフィルムは、磁気テープなどのベースフィルムとして用いたときなどにベースフィルムがフィルムにかかる応力などによって伸びないようにフィルム面方向における少なくとも一方向は、ヤング率が6.0GPa以上という高いヤング率を有することが好ましい。しかも、このように高いヤング率を有することで、ポリアルキレン−6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエートを共重合成分として用いても十分な湿度膨張係数の低減を図ることができる。ヤング率の上限は制限されないが、通常11GPaである。好ましいヤング率は、フィルムの長手方向が5.1〜11GPa、さらに5.2〜10GPa、特に5.5〜9GPaの範囲であり、フィルムの幅方向が5.0〜11GPa、さらに6〜10GPa、特に7〜10GPaの範囲である。
つぎに、本発明における芳香族ポリエステルの製造方法について、詳述する。
まず、6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸もしくはそのエステル形成性誘導体と例えば2,6−ナフタレンジカルボン酸やテレフタル酸もしくはそのエステル形成性誘導体と、例えばエチレングリコールとをエステル化反応もしくはエステル交換反応させ、ポリエステル前駆体を製造する。そして、このようにして得られたポリエステル前駆体を重合触媒の存在下で重合することで製造でき、必要に応じて固相重合などを施しても良い。なお、触媒としてはそれ自体公知のものを使用できる。このようにして得られる芳香族ポリエステルのP−クロロフェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン(重量比40/60)の混合溶媒を用いて35℃で測定した固有粘度は、0.4〜1.5dl/g、さらに0.5〜1.3dl/gの範囲にあることが本発明の効果の点から好ましい。
本発明の二軸配向ポリエステルフィルムは、製膜方向と幅方向に延伸してそれぞれの方向の分子配向を高めたものであり、例えば以下のような方法で製造することが、製膜性を維持しつつ、ヤング率を向上させやすいことから好ましい。
まず、上述の芳香族ポリエステルを原料とし、これを乾燥後、該芳香族ポリエステル樹脂の融点(Tm:℃)ないし(Tm+50)℃の温度に加熱された押出機に供給して、例えばTダイなどのダイよりシート状に押出す。この押出されたシート状物を回転している冷却ドラムなどで急冷固化して未延伸フィルムとし、さらに該未延伸フィルムを二軸延伸する。
ここでは、逐次二軸延伸で、縦延伸、横延伸および熱処理をこの順で行う製造方法を一例として挙げて説明する。まず、最初の縦延伸は共重合芳香族ポリエステルのガラス転移温度(Tg:℃)ないし(Tg+40)℃の温度で、3〜8倍に延伸し、次いで横方向に先の縦延伸よりも高温で(Tg+10)〜(Tg+50)℃の温度で3〜10倍に延伸し、さらに熱処理としてポリマーの融点以下の温度でかつ(Tg+50)〜(Tg+150)℃の温度で1〜20秒、さらに1〜15秒熱固定処理するのが好ましい。特に、Rzとボイドを小さくする観点および前述の見かけ密度を満足させるからは、熱固定処理の温度を190〜230℃の範囲で行なうことが好ましい。
得られたポリエステルの固有粘度はP−クロロフェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン(40/60重量比)の混合溶媒を用いてポリマーを溶解して35℃で測定して求めた。
ガラス転移点、融点はDSC(TAインスツルメンツ株式会社製、商品名:Thermal lyst2100)により昇温速度20℃/minで測定した。
グリコール成分については、試料10mgをp−クロロフェノール:1,1,2,2−テトラクロロエタン=3:1(容積比)混合溶液0.5mlに80℃で溶解した。イソプロピルアミンを加えて、十分に混合した後に600Mの1H−NMR(日立電子製 JEOL A600)にて80℃で測定し、それぞれのグリコール成分量を測定した。
また、芳香族ジカルボン酸成分については、試料50mgをp−クロロフェノール:1,1,2,2−テトラクロロエタン=3:1混合溶液0.5mlに140℃で溶解し、400M 13C−NMR(日立電子 JEOL A600)にて140℃で測定し、それぞれの酸成分量を測定した。
得られたフィルムを試料巾10mm、長さ15cmで切り取り、チャック間100mm、引張速度10mm/分、チャート速度500mm/分の条件で万能引張試験装置(東洋ボールドウィン製、商品名:テンシロン)にて引っ張る。得られた荷重―伸び曲線の立ち上がり部の接線よりヤング率を計算する。
得られたフィルムを、フィルムの幅方向が測定方向となるように長さ15mm、幅5mmに切り出し、真空理工製TMA3000にセットし、窒素雰囲気下(0%RH)、60℃で30分前処理し、その後室温まで降温させる。その後25℃から70℃まで2℃/minで昇温して、各温度でのサンプル長を測定し、次式より温度膨張係数(αt)を算出する。なお、測定方向が切り出した試料の長手方向であり、5回測定し、その平均値を用いた。
αt={(L60−L40)}/(L40×△T)}+0.5
ここで、上記式中のL40は40℃のときのサンプル長(mm)、L60は60℃のときのサンプル長(mm)、△Tは20(=60−40)℃、0.5は石英ガラスの温度膨張係数(×10−6/℃)である。
得られたフィルムを、フィルムの幅方向が測定方向となるように長さ15mm、幅5mmに切り出し、真空理工製TMA3000にセットし、30℃の窒素雰囲気下で、湿度30%RHと湿度70%RHにおけるそれぞれのサンプルの長さを測定し、次式にて湿度膨張係数を算出する。なお、測定方向が切り出した試料の長手方向であり、5回測定し、その平均値をαhとした。
αh=(L70−L30)/(L30×△H)
ここで、上記式中のL30は30%RHのときのサンプル長(mm)、L70は70%RHのときのサンプル長(mm)、△H:40(=70−30)%RHである。
非接触式三次元表面粗さ計(ZYGO社製:New View5022)を用いて測定倍率10倍、測定面積283μm×213μm(=0.0603mm2)の条件にて測定し、該粗さ計に内蔵された表面解析ソフトMetroProにより中心面平均粗さ(Ra)と10点平均粗さ(Rz)を求める。
試料フィルム小片を走査型電子顕微鏡用試料台に固定し、日本電子(株)製スパッターリング装置(JFC−1100型イオンエッチング装置)を用いてフィルム表面に下記条件にてイオンエッチング処理を施す。条件は、ベルジャー内に試料を設置し、約10−3Torrの真空状態まで真空度を上げ、電圧0.25kV、電流12.5mAにて約10分間イオンエッチングを実施する。更に同装置にて、フィルム表面に金スパッターを施し、走査型電子顕微鏡にて20,000倍で観察し、得られた画像から日本レギュレーター(株)製ルーゼックス500により画像解析処理を行い、粒子の周囲にボイドによる境界が確認できるものを抽出し、個々の粒子について粒子面積及びボイド面積を求め、次の定義によりボイド比を算出する。
ボイド比=(粒子面積+ボイド面積)/粒子面積
この測定を粒子100個について実施し、その平均値をもってボイド比とした。ボイド比が小さいほどボイドが小さく良好と判断される。
添加する粒子の相対標準偏差は、JIS Z8823−1に準拠する遠心沈降法で得られる粒度分布から以下の式にて算出した。一方、フィルム中の粒子の粒度分布はフィルム表面を、走査型電子顕微鏡用試料台に固定し、日本電子(株)製スパッターリング装置(JFC−1100型イオンエッチング装置)を用いてフィルム表面に下記条件にてイオンエッチング処理を施す。条件は、ベルジャー内に試料を設置し、約10−3Torrの真空状態まで真空度を上げ、電圧0.25kV、電流12.5mAにて約10分間イオンエッチングを実施する。更に同装置にて、フィルム表面に金スパッターを施し、走査型電子顕微鏡にて20,000倍で観察し、得られた画像から日本レギュレーター(株)製ルーゼックス500により画像解析処理を行い、個々の粒子について面積円相当径を求め、それから得られる粒度分布から以下の式にて相対標準偏差(σ)を算出した。
温度20℃、湿度60%の環境で、図1に示した装置を用いて下記のようにして測定する。図1中、1は巻出しリール、2はテンションコントローラー、3、5、6、8、9および11はフリーローラー、4はテンション検出機(入口)、7は固定棒、10はテンション検出機(出口)、12はガイドローラー、13は巻取りリールをそれぞれ示す。巾1/2インチに裁断したフィルムを7の固定棒に角度θ=60°で接触させて、速さ300m/分の速さで、入口張力が50gとなるようにして200m走行させる。走行後に固定棒上7に付着した削れ粉を評価する。このとき固定棒として、SUS304製で表面を十分に仕上げた6φのテープガイド(表面粗さRa=0.015μm)を用いる。
<削れ粉判定>
○:削れ粉が全く見られない
△:うっすらと削れ粉が見られる
×:削れ粉がひどく付着している
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸そしてエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行って、固有粘度0.66dl/gで、酸成分の73モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の27モル%が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分、グリコール成分の98モル%がエチレングリコール成分、2モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層B用のポリエステル(B−1)を得た。なお、該ポリエステル(B−1)には、重縮合反応の前に、エチレングリコールスラリーの状態で、平均孔径0.7μmのろ材で濾過を行なって粗大粒子を除去した、平均粒径0.32μm、相対標準偏差が0.12のシリカ粒子を粒子B1として、得られる樹脂組成物の重量を基準として0.15重量%、並びに、同様のろ過を実施して粗大粒子を除去した、平均粒径0.12μm、相対標準偏差0.12のシリカ粒子を粒子B2として、得られる樹脂組成物の重量を基準として、0.10重量%となるように含有させた。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、含有させる不活性粒子を表1に示すように変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸そしてエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行って、固有粘度0.77dl/gで、酸成分の82モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の18モル%が6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分、グリコール成分の99モル%がエチレングリコール成分、1モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層B用のポリエステル(B−2)を得た。なお、該ポリエステル(B−2)には、ポリエステル(B−1)と同様な操作を繰り返して、表1に示す通り、粒子を含有させた。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸そしてエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行って、固有粘度0.72dl/gで、酸成分の90モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の10モル%が6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分、グリコール成分の99モル%がエチレングリコール成分、1モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層B用のポリエステル(B−3)を得た。なお、該ポリエステル(B−3)には、ポリエステル(B−1)と同様な操作を繰り返して、表1に示す通り、粒子を含有させた。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸そしてエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行って、固有粘度0.77dl/gで、酸成分の65モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の35モル%が6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分、グリコール成分の99モル%がエチレングリコール成分、1モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層B用のポリエステル(B−4)を得た。なお、該ポリエステル(B−4)には、ポリエステル(B−1)と同様な操作を繰り返して、表1に示す通り、粒子を含有させた。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、ポリエステル(A−1)の代わりにポリエステル(B−1)を用い、ポリエステル(B−1)のみからなる単層フィルムとした以外は同様な操作を繰り返した。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。なお、冷却ドラムと接した側をB面側とした。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルとエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行って、固有粘度0.62dl/gで、グリコール成分の1.5モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層A用およびフィルム層B用のポリエチレン−2,6−ナフタレートをそれぞれ得た。なお、それぞれのフィルム層用のポリエチレン−2,6−ナフタレートには、重縮合反応の前に実施例1と同様な操作を繰り返して、表1に示すとおり不活性粒子を含有させた。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸そしてエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行って、固有粘度0.66dl/gで、酸成分の73モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の27モル%が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分、グリコール成分の98モル%がエチレングリコール成分、2モル%がジエチレングリコール成分であるポリエステルを得た。なお、該ポリエステルには、重縮合反応の前に、エチレングリコールスラリーの状態で、平均孔径0.7μmのろ材で濾過を行なって粗大粒子を除去した、平均粒径0.5μm、相対標準偏差が0.12のシリカ粒子を、得られる樹脂組成物の重量を基準として0.2重量%、並びに、同様のろ過を実施して粗大粒子を除去した、平均粒径0.12μm、相対標準偏差0.12のシリカ粒子を、得られる樹脂組成物の重量を基準として、0.10重量%となるように含有させた。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。なお、冷却ドラムと接した側をB面側とした。
比較例2において、含有させる不活性粒子を、平均粒径0.32μm、相対標準偏差が0.60のシリカ粒子に変更し、ろ材でのろ過も実施しなかった以外は、比較例2と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
2 テンションコントローラ
4 テンション検出器(入口)
7 固定棒
10 テンション検出器(出口)
13 巻取りリール
Claims (8)
- 含有する粒子の粒度分布が、相対標準偏差で0.5以下である請求項1記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 少なくとも一方の表面は、10点平均粗さ(Rz)が10〜400nmの範囲にある請求項1記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 少なくとも一方の表面は、表面粗さ(Ra)が1〜20nmの範囲にある請求項1記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 粒子が、シリカ粒子、シリコーン粒子、架橋ポリスチレン粒子、架橋アクリル粒子、架橋ポリエステル粒子からなる群より選ばれる少なくとも一種である請求項1記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 粒子の平均粒径が、50〜1000nmの範囲にあり、含有量が、フィルムの重量を基準として、0.05〜0.5重量%の範囲にある請求項1記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムの片面に、他のフィルム層が積層された二軸配向ポリエステルフィルム。
- 磁気記録媒体のベースフィルムに用いる請求項1または7記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
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