JP2009165582A - 車両用シートの連結装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用シートのリクライニング装置のように、二つの連結部材を軸方向に組み付けて構成される連結装置を小型化しても、この両連結部材を保持部材によって軸方向に良好に支えられるようにする。
【解決手段】車両用シートの連結装置であるリクライニング装置4はラチェット10とガイド20と保持部材70とを有する。保持部材70は、ラチェット10とガイド20とを軸方向に支えて組み付けた状態に保持する。保持部材70は、ラチェット10及びガイド20の外周部に沿って巻き掛けられる長尺状部材として形成されている。保持部材70の短手方向に切った断面は、ラチェット10及びガイド20の外周部に軸方向に跨ると共に、各外周部に対してそれぞれ軸方向に面を当てがうことのできる当てがい面71,72を有した形状とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートの連結装置及びその製造方法に関する。詳しくは、二つの対象部材を互いに相対回転可能に連結する車両用シートの連結装置及びその製造方法に関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックがリクライニング装置を介してシートクッションと連結されており、その背凭れ角度の調整操作が可能とされた構成が知られている。ここで、下記特許文献1には、上記したリクライニング装置の構成が開示されている。この開示では、リクライニング装置は、シートクッションの骨格部とシートバックの骨格部とにそれぞれ一体的に連結される二枚の円盤状部材と、これらを軸方向に挟み込んで互いに重合させた状態に保持する保持部材とを有する。
上記した二枚の円盤状部材には、それぞれ、外周縁部が軸方向に突出した円筒部が形成されている。そして、両円盤状部材は、その一方側の円筒部内に他方側の円筒部が嵌め込まれて組み付けられることにより、互いの嵌合構造によって互いに相対回転可能に支え合う構成となっている。一方、保持部材は、上述した両円盤状部材の円筒部同士を軸方向に挟み込むフランジ状の挟持面を両端に有する円筒型形状に形成されている。
この保持部材は、予め上述した一方側の挟持面が曲げ加工されて形成されており、保持部材の円筒内部に両円盤状部材を組み付けた後、他方側の挟持面がかしめ処理によって曲げ形成されるようになっている。
特開2007−130237号公報
しかし、上記開示の従来技術では、リクライニング装置を小型化することにより、保持部材の他方側の挟持面を形成するかしめ処理が行い難くなる。すなわち、従来は、他方側の挟持面のかしめ処理は、先に形成された一方側の挟持面に受型が当てがわれて行われるようになっている。したがって、リクライニング装置の小型化によって、受型を当てがう受面の寸法が狭められることにより、かしめ処理時の支えが不安定になってしまうこととなる。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、車両用シートのリクライニング装置のように、二つの連結部材を軸方向に組み付けて構成される連結装置を小型化しても、この両連結部材を保持部材によって軸方向に良好に支えられるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートの連結装置及びその製造方法は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、二つの対象部材を互いに相対回転可能に連結する車両用シートの連結装置であり、二つの連結部材と保持部材とを有する。二つの連結部材は、二つの対象部材の一方側或いは他方側にそれぞれ一体的に連結されて、互いに相対回転可能に支え合うように軸方向に組み付けられる。保持部材は、二つの連結部材を軸方向に支えて組み付けた状態に保持する。保持部材は、基準となる一方側の連結部材の外周部に沿って巻き掛けられる長尺状部材として形成されている。保持部材の短手方向に切った断面は、各連結部材の外周部に軸方向に跨ると共に、各外周部に対してそれぞれ軸方向に面を当てがうことのできる当てがい面を有した形状とされている。
この第1の発明によれば、保持部材は、一方側の連結部材の外周部に巻き掛けられる構成であると共に、当てがい面を有する断面形状とされている。したがって、保持部材の組み付け後に当てがい面をかしめ処理等の後処理で成形するものと比べると、両連結部材が半径方向に小型化されても、当てがい面自体の成形性は担保される。よって、両連結部材が小型化されても、両連結部材を保持部材によって軸方向に良好に支えられるようにすることができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、基準となる一方側の連結部材の外周面は、環状の円周面として形成されている。保持部材は、この連結部材の環状の外周面にリング状に巻き掛けられて組み付けられる。
この第2の発明によれば、保持部材は、基準となる一方側の連結部材の外周面に対して、リング状にぐるりと巻き掛けられて組み付けられる。したがって、保持部材の組み付けを簡単に行うことができる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、保持部材の一端と他端とが開いた開き部の位置は、両連結部材の間に配置される両連結部材の相対回転をロックさせるロック部品に対して円周方向にずれた位置に設定されている。
この第3の発明によれば、保持部材の開き部では、両連結部材が互いに軸方向に引き離されないように保持する保持力が、他の断面部分に比べて弱くなる。しかし、開き部がロック部品に対して円周方向にずれた位置に設定されているため、ロック部品が軸方向に押し動かされるような負荷が生じても、このロック部品からは直接押圧力の作用を受けにくくなる。したがって、保持部材によって両連結部材を軸方向に良好に支えることができる。
次に、第4の発明は、二つの対象部材を互いに相対回転可能にかつ回転留めもできる状態に連結する車両用シートの連結装置の製造方法であり、第1の組み付け工程と第2の組み付け工程とを有する。第1の組み付け工程は、二つの対象部材の一方側或いは他方側にそれぞれ一体的に連結される二つの連結部材を互いに相対回転可能に支え合うように軸方向に組み付ける工程である。第2の組み付け工程は、第1の組み付け工程によって互いに軸方向に組み付けられた両連結部材に対して、これら両連結部材を軸方向に支えて組み付けた状態に保持する保持部材を組み付ける工程である。保持部材は、両連結部材の外周部に対してそれぞれ軸方向に面を当てがうことのできる当てがい面を有する。第2の組み付け工程によって保持部材が基準となる一方側の連結部材の外周部に沿って巻き掛けられることにより、保持部材は、各連結部材の外周部に軸方向に跨ると共に、各外周部に対して各当てがい面をそれぞれ軸方向に当てがえた状態に組み付けられる。
この第4の発明によれば、保持部材は、第2の組み付け工程によって一方側の連結部材の外周部に巻き掛けられることにより、各当てがい面を各連結部材の外周部に軸方向に当てがえた上体に組み付けられる。したがって、保持部材の組み付け後に当てがい面をかしめ処理等の後処理で成形する製造方法と比べると、両連結部材が半径方向に小型化されても、当てがい面自体の成形性は担保される。よって、両連結部材が小型化されても、両連結部材を保持部材によって軸方向に良好に支えられるようにすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートの連結装置の構成について、図1〜図8を用いて説明する。ここで、図2には、本実施例の車両用シート1の概略構成が示されている。この車両用シート1は、背凭れとなるシートバック2が、その両サイドの下部位置に配設された左右一対のリクライニング装置4,4によって、着座部となるシートクッション3と連結されている。ここで、リクライニング装置4,4が本発明の車両用シートの連結装置に相当する。
これらリクライニング装置4,4は、互いのロック解除の操作を行う操作軸4c,4cが、連結ロッド4rによって一体的に連結されて構成されている。これにより、各リクライニング装置4,4は、シートバック2の背凭れ角度を固定したロック状態と、この固定状態を解除してシートバック2の背凭れ角度調整を行える状態にする解除状態とに、互いの作動状態の切換えが同期して行われるようになっている。ここで、各リクライニング装置4,4は、常時はロックした作動状態に附勢によって保持されている。
そして、各リクライニング装置4,4は、シートクッション3の側部位置に設けられた操作レバー5の引き上げ操作を行うことにより、それらのロック状態が一斉に解除操作される。これにより、シートバック2の背凭れ角度の固定状態が解かれるため、その背凭れ角度の調整移動を行うことができる。そして、シートバック2の背凭れ角度を調整した後に、操作レバー5の解除操作をやめれば、各リクライニング装置4,4は再び附勢によってロック状態に戻されるため、シートバック2はその調整した背凭れ角度位置に固定されることとなる。
ここで、シートバック2は、シートクッション3との間に掛着された図示しない附勢ばねの附勢力によって、常時は前倒しの回動方向に附勢されている。したがって、車両用シート1が着座使用されていない状態で、上述した各リクライニング装置4,4のロック状態を解除することにより、シートバック2は附勢によって前倒しされて、シートクッション3の上面部に畳み込まれた状態となる。
このとき、各リクライニング装置4,4は、通常、シートバック2が背凭れとして使用される角度領域にある時には、操作レバー5の解除操作をやめることによって、附勢によってロック状態に戻される。しかし、各リクライニング装置4,4の回転角度領域には、上記した解除操作をやめた際に附勢によってロック状態に戻されるロックゾーンと、解除操作をやめてもロック状態には戻されないフリーゾーンとが設定されている。
前者のロックゾーンは、通常、シートバック2が背凭れ使用される角度領域、具体的にはシートバック2が直立姿勢となる角度位置から後方側に倒し込まれる角度領域に設定されている。そして、後者のフリーゾーンは、シートバック2が背凭れ使用されることのない角度領域、すなわちシートバック2が直立姿勢となる角度位置から前方側に倒し込まれる角度領域に設定されている。
したがって、シートバック2を前倒しする操作時には、各リクライニング装置4,4のロック状態を解除して、シートバック2が直立姿勢から少しでも前に傾けば、あとは解除操作をやめてしまっても、シートバック2はシートクッション3の上面部に畳み込まれる位置まで自然と倒し込まれていく。以下、リクライニング装置4,4の構成について詳しく説明する。なお、各リクライニング装置4,4は、互いに左右対称の構成となっているが、実質的には同じ構成となっている。したがって、以下ではこれらを代表して、図2の紙面向かって右側に示されているリクライニング装置4の構成についてのみ説明をする。
このリクライニング装置4は、図1に示されるように、円盤形状のラチェット10及びガイド20と、これらの円盤面の間に挟まれて配置される上下一対のポール30,30及びスライドカム40と、このスライドカム40をスライド操作するためのヒンジカム50と、このヒンジカム50を回動附勢するための附勢ばね60と、ラチェット10及びガイド20を互いに板厚方向(軸方向)に挟み込んだ状態に保持するための保持部材70とが1つに組み付けられて構成されている。ここで、ガイド20が本発明の一方側の連結部材に相当し、ラチェット10が本発明の他方側の連結部材に相当し、ポール30,30が本発明のロック部品に相当する。
詳しくは、ラチェット10には、その円盤部11の外周縁において、板厚方向に円筒状に突出する円筒部12が形成されている。この円筒部12は、円盤部11の外周縁を板厚方向に半抜き加工して形成されている。そして、この円筒部12の内周面には、内歯12aと突出平面12bとが形成されている。この突出平面12bは、内歯12aよりも半径方向内方側に突出した位置に平坦な面を有して形成されており、円筒部12の内周面上の軸対称となる二箇所の位置に配置されている。
そして、この内歯12aの形成された円周方向の回転角度領域が、後述するポール30,30との噛合によるロックが行えるロックゾーンとして設定されており、突出平面12bが形成された回転角度領域が、上記したロックが行われないフリーゾーンとして設定されている。このラチェット10は、図3に示されるように、その円盤部11の外盤面が、シートバック2の骨格を成すバックフレーム2fの板面と接合されることによって、シートバック2と一体的に連結されている。ここで、バックフレーム2fが本発明の二つの対象部材の一方側に相当する。
ここで、ラチェット10の円盤部11には、その外盤面から円筒状に突出する複数のダボ13a・・やDダボ13bが形成されている。これらダボ13a・・やDダボ13bは、円盤部11のより外周縁に近い位置で、円周方向に等間隔に並べて配置形成されている。このうち、Dダボ13bは、その突出した円筒形状の一部が断面D字状に切り欠かれて形成されており、円筒形状に突出したダボ13a・・とは形状が区別されるようになっている。
一方、バックフレーム2fには、上述したダボ13a・・やDダボ13bを嵌合させることのできるダボ孔2a・・やDダボ孔2bが貫通形成されている。したがって、これらダボ13a・・やDダボ13bを、バックフレーム2fに形成されたダボ孔2a・・やDダボ孔2bにそれぞれ嵌合させて、各嵌合部を溶着して接合することにより、ラチェット10がバックフレーム2fに対して強固に一体的に連結されている(図5参照)。
そして、このラチェット10の円盤部11の中心には、リクライニング装置4のロック解除の切換え操作を行う操作軸4c(図2参照)を挿通するための貫通孔14が形成されている。そして、バックフレーム2fにも、この貫通孔14と同軸線上の位置に、同じ目的で貫通孔2cが形成されている。
次に、図1に戻って、ガイド20の構成について説明する。このガイド20は、ラチェット10よりもひとまわり大きな外径をもった円盤形状に形成されている。このガイド20の円盤部21の外周縁には、ラチェット10に向けて板厚方向に円筒状に突出する円筒部22が形成されている。この円筒部22は、円盤部21の外周縁を板厚方向に半抜き加工して形成されている。この円筒部22は、図5に示されるように、ラチェット10の円筒部12を外周側から囲い込むことのできる大きさに形成されている。
この円筒部22の円筒内部にラチェット10の円筒部12が組み付けられた状態では、ガイド20とラチェット10とは、互いの円筒形状を嵌合させた状態として、互いに摺動し合って相対回転することのできる状態とされる。このガイド20は、図4に示されるように、その円盤部21の外盤面が、シートクッション3の骨格を成すクッションフレーム3fの板面と接合されることによって、シートクッション3と一体的に連結されている。ここで、クッションフレーム3fが本発明の二つの対象部材の他方側に相当する。
ここで、ガイド20の円盤部21には、その外盤面から円筒状に突出する複数のダボ24a・・やDダボ24bが形成されている。これらダボ24a・・やDダボ24bは、円盤部21のより外周縁に近い位置で、円周方向に等間隔に並べて配置形成されている。このうち、Dダボ24bは、その突出した円筒形状の一部が断面D字状に切り欠かれて形成されており、円筒形状に突出したダボ24a・・とは形状が区別されるようになっている。
一方、クッションフレーム3fには、上述したダボ24a・・やDダボ24bを嵌合させることのできるダボ孔3a・・やDダボ孔3bが貫通形成されている。したがって、これらダボ24a・・やDダボ24bを、クッションフレーム3fに形成されたダボ孔3a・・やDダボ孔3bにそれぞれ嵌合させて、各嵌合部を溶着して接合することにより、ガイド20がクッションフレーム3fに対して強固に一体的に連結されている(図5参照)。
そして、このガイド20の円盤部21の中心には、リクライニング装置4のロック解除の切換え操作を行う操作軸4c(図2参照)を挿通するための貫通孔25が形成されている。そして、クッションフレーム3fにも、この貫通孔25と同軸線上の位置に、同じ目的で貫通孔3cが形成されている。なお、貫通孔3cは、後述する附勢ばね60もその孔内部に収め入れられるように形状が大きく形成されている。
そして、図1に戻って、ガイド20の円盤部21には、その内盤面が板厚方向に「十」符号状に凹んだガイド溝23が形成されている。このガイド溝23は、円盤部21を「十」符号状に板厚方向に半抜き加工することによって形成されている。ここで、前述したダボ24a・・やDダボ24bは、このガイド溝23が形成された外盤面上の位置にそれぞれ突出して形成されている。このガイド溝23は、その図示向かって上側と下側の溝部が、後述する各ポール30,30をそれぞれ内部に収め入れることのできるポール溝23a,23aとして形成されている。
これらポール溝23a,23aは、図7に示されるように、その左右両サイドに側壁となって形成される案内壁21a,21bや案内壁21c,21dの形状により、ポール30,30をその溝形状に沿ってガイド20の半径方向の内外方(図示上下方向)にのみスライドさせられるようにガイドする。そして、ガイド溝23の横方向に延びる図示向かって右側と左側とその間の溝部が、後述するスライドカム40を内部に収め入れることのできるスライドカム溝23bとしてひとつなぎに形成されている。
このスライドカム溝23bは、その上下両サイドに側壁となって形成される案内壁21a,21cや案内壁21b,21dの形状により、スライドカム40をその溝形状に沿ってガイド20の半径方向の内外方(図示左右方向)にのみスライドさせられるようにガイドする。そして、図1に戻って、ガイド20の円盤部21には、外盤面からピン形状に突出するばね掛部26,26が形成されている。これらばね掛部26,26は、後述する附勢ばね60(巻きばね)の外端62を掛着させるための機能部品となっており、その掛着位置を選択できるように円周方向の二箇所に形成されている。
次に、ポール30,30の構成について説明する。これらポール30,30は、前述したガイド20に形成された各ポール溝23a,23aの内部に収容される駒形状に形成されている。これらポール30,30は、互いに上下対称な形状に形成されている。具体的には、各ポール30,30は、その外周縁が、前述したラチェット10の円筒部12の内周面と合致する円弧状に湾曲した形状に形成されている。そして、この円弧状に湾曲した外周面には、上記ラチェット10の円筒部12の内周面に形成された内歯12aと噛合可能な外歯30a,30aが形成されている。
したがって、各ポール30,30は、図6に示されるように、後述するスライドカム40に押圧されて半径方向外方側にスライドすることにより、外歯30a,30aがラチェット10の内周面に形成された内歯12aと噛合した状態となる。これにより、各ポール30,30とラチェット10とは、互いの噛合によって、円周方向に一体的な状態となる。しかし、各ポール30,30は、ガイド20との関係においては、半径方向の内外方にしかスライドすることができないようになっている。
したがって、ラチェット10は、噛合状態となった各ポール30,30を介して、ガイド20に対する相対回転が規制された状態となる。これにより、リクライニング装置4がロックされた状態となる。このリクライニング装置4のロック状態は、図7に示されるように、各ポール30,30が半径方向内方側に引き込まれて、ラチェット10との噛合状態から外されることによって解除される。
ここで、各ポール30,30を半径方向の内外方にスライドさせる操作は、ポール30,30の間に配設されたスライドカム40の動きによって行われる。このスライドカム40は、図1に示されるように、前述したガイド20に形成されたスライドカム溝23bの内部に収容される駒形状に形成されている。このスライドカム40は、上下対称な形状に形成されている。具体的には、スライドカム40には、その図示上下側の縁部に、各ポール30,30を半径方向外方側に押し出すことのできる肩部42,42と、各ポール30,30を半径方向内方側に引き込むことのできるフック44,44とが形成されている。
ここで、前述したポール30,30は、その半径方向内方側の形状が一部肉抜きされた門型形状に形成されている。そして、各ポール30,30は、その門型の両脚をなす脚部32,32をそれぞれスライドカム40の上縁側と下縁側の面部とに当接させることにより、スライドカム40によって半径方向外方側に押圧操作されるようになっている。具体的には、図6に示されるように、各ポール30,30は、スライドカム40が図示左方側にスライドした状態では、各脚部32,32をスライドカム40の各肩部42,42に乗り上げさせた状態として半径方向外方側に押し出された状態に保持される。
これにより、各ポール30,30は、各外歯30a,30aをラチェット10の内歯12aに噛合させた状態として保持される。そして、各ポール30,30は、図7に示されるように、スライドカム40が図示右方側にスライドすることにより、その門型の内側に形成された各掛部31,31にスライドカム40の各フック44,44が引掛けられて、半径方向内方側に引張られる。これにより、各ポール30,30の各肩部42,42に乗り上げさせていた脚部32,32が、その左脇位置にある溝部43,43の内部へと引き込まれて、各ポール30,30とラチェット10との噛合状態が解除される。
これら溝部43,43は、各肩部42,42から滑らかに凹み込む形状に形成されている。したがって、この図7に示された状態から、スライドカム40が図示右方側にスライドすることにより、各ポール30,30の脚部32,32は、各溝部43,43の形状に沿って移動して、各肩部42,42に乗り上げた状態となる(図6参照)。このスライドカム40を図示左右方向にスライドさせる操作は、スライドカム40の中央部に貫通形成されたカム孔41の内部に組み付けられたヒンジカム50の動きによって行われる。
このヒンジカム50は、図1に示されるように、スライドカム40の中心部に貫通形成されたカム孔41の内部に回動可能に組み付けられている。このヒンジカム50は、ガイド20との間に掛着された附勢ばね60(巻きばね)の附勢力によって、常時は図1に示される時計回り方向に回動附勢されている。ここで、附勢ばね60は、図4に示されるように、その内端61がヒンジカム50のばね掛部51に掛着されており、外端62がガイド20のばね掛部26に掛着されている。
これにより、ヒンジカム50は、図6に示されるように、常時はその外周部に突出形成された操作突起52によって、スライドカム40をカム孔41の内面側から押圧して図示左方側にスライドさせるようになっている。そしてこれにより、各ポール30,30は、各脚部32,32をスライドカム40の各肩部42,42に乗り上げさせた状態として、ラチェット10と噛合したロック状態に保持される。
このヒンジカム50は、図2において前述した操作軸4cと一体的に連結されている。これにより、ヒンジカム50は、操作レバー5(図2参照)の引き上げ操作に伴って、図1に示される附勢ばね60の附勢に抗した図示反時計回りに回動操作されるようになっている。すなわち、ヒンジカム50は、上記した操作によって、図6の時計回り方向に回動操作される。これにより、図7に示されるように、スライドカム40が図示右方側にスライド操作されて、各ポール30,30が、ラチェット10との噛合状態から外される。
次に、図1に戻って、保持部材70について説明する。この保持部材70は、図8に示されるように、その組み付け前は、真っ直ぐに延びる長尺状の薄い鋼板として形成されている。この保持部材70は、図1に示されるように、前述したガイド20とラチェット10とを互いに相対回転可能に支え合うように軸方向に組み付けて(第1の組み付け工程)から、これらの外周部に沿ってリング状に巻き掛けられるようにして組み付けられている(第2の組み付け工程)。
ここで、図5に示されるように、保持部材70の短手方向に切った断面は、ガイド20とラチェット10との外周部(円筒部22,12)の形状に沿った段差のついた形状に形成されている。そして更に、この断面の各端部には、ラチェット10の外周部の外盤面とガイド20の外周部の外盤面とに軸方向に面が当てがわれる当てがい面71,72がそれぞれ折り曲げられて形成されている。なお、厳密には、ラチェット10の外盤面とこの面に当てがわれる当てがい面71との間には僅かな隙間が設定されており、ラチェット10のガイド20に対する相対回転が阻害されないようになっている。
なお、図1に示されるように、上述したラチェット10の外盤面に当てがわれる当てがい面71には、その周方向の複数箇所に、内盤側の面から突出する突部71a・・が形成されている。これにより、ラチェット10の外盤面は、当てがい面71に対しては突部71a・・によって点で接触するようになっており、その回転時の接触に伴う摺動抵抗の影響が小さく抑えられるようになっている。
ところで、上記した保持部材70は、円筒状の型を左右に分割した各半割型に跨ってセットされ、各半割型をガイド20とラチェット10との外周部に当てがうように型締めすることにより、外周部の形状に沿ってリング状に曲げられて外周部に組み付けられている。ここで、保持部材70の長手方向の長さは、ガイド20の周長よりも短く設定されている。これにより、保持部材70をガイド20の外周部に巻き掛けた際に、保持部材70の一端に他端が重合することがないようになっている。
したがって、図4に示されるように、保持部材70がガイド20に巻き掛けられた状態では、保持部材70の一端と他端との間に隙間となる開き部73が形成されている。この開き部73の位置は、前述したポール30,30が収容されるガイド20のポール溝23a,23aやダボ24a・・やDダボ24bの形成位置から円周方向にずれた位置に設定されている。これにより、例えば車両衝突時等の大荷重作用時に、各ポール30,30がラチェット10との噛合状態から強制的に回動変位させられて軸方向に押し動かされるような負荷が生じても、保持部材70の開き部73には、これらポール30,30からの直接的な軸方向の押圧力の作用がかかりにくくなっている。また、同じように、開き部73には、ダボ24a・・やDダボ24bの形成位置にかかる軸方向の負荷の作用がかかりにくくなっている。
このように、本実施例の車両用シートの連結装置であるリクライニング装置4によれば、保持部材70は、ガイド20やラチェット10の外周部に巻き掛けられる構成であると共に、当てがい面71,72を有する断面形状とされている。したがって、保持部材70の組み付け後に当てがい面71或いは当てがい面72をかしめ処理等の後処理で成形するものと比べると、ガイド20やラチェット10が半径方向に小型化されても、当てがい面71,72自体の成形性は担保される。
すなわち、例えばガイド20の外盤面に当てがわれる当てがい面72を組み付け後にかしめ処理によって形成する場合には、先に形成されたラチェット10の外盤面に当てがわれる当てがい面71に受型が当てがわれてかしめ処理が行われる。したがって、例えば、リクライニング装置4が小型化されて当てがい面71の当てがわれるラチェット10の円筒部12の半径方向の寸法が狭められると、支えとなる受型の当てがい面71の幅が狭められてしまい、かしめ処理を良好に行えなくなってしまう。
しかし、本実施例の構成では、両当てがい面71,72が予め形成されたものを巻き付けて組み付ける構成となっているため、ガイド20やラチェット10が小型化されても、これらを保持部材70によって軸方向に良好に支えられるようにすることができる。そして、両当てがい面71,72を精度良く形成しておくことができるため、当てがい面71とラチェット10の外盤面との間の隙間管理も良好に行うことができる。
また、保持部材70は、円周面として形成されたガイド20の外周面に対して、リング状にぐるりと巻き掛けられて組み付けられる。したがって、前述した円筒状の型を左右に分割した半割型を用いるなどして、保持部材70の組み付けを簡単に行うことができる。
また、保持部材70の開き部73では、ガイド20とラチェット10とが互いに軸方向に引き離されないように保持する保持力が、他の断面部分に比べて弱くなる。しかし、開き部73が各ポール30,30に対して円周方向にずれた位置に設定されているため、各ポール30,30が軸方向に押し動かされるような負荷が生じても、各ポール30,30からは直接押圧力の作用を受けにくくなる。したがって、保持部材70によってガイド20とラチェット10とを軸方向に良好に支えることができる。
また、保持部材70は、その組み付け前は、真っ直ぐに延びる長尺状部材として形成されているため、保持部材70がガイド20やラチェット10の外周部に軸方向に嵌め込まれて組み付けられる無端状のリング型形状とされて形成されたものと比べると、その加工時にリング内部の部位がスクラップとして排出されることがないため、製品としての歩留まりを少なく抑えることができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。例えば、上記実施例では、本発明の車両用シートの連結装置を、シートバック2をシートクッション3に対して背凭れ角度調整可能に連結するリクライニング装置4として適用したものを示した。しかし、この連結装置は、傾動式シートバックを車体フロアに対して連結する用途にも適用することができる。
また、連結装置を、シート本体を車体フロアに対して旋回方向に回転させられるように連結する用途にも適用することができる。また、連結装置を、着座者の下腿部を下方側から持ち上げて支持するいわゆるオットマン装置をシートクッションや車体フロアに対して傾動可能に連結する用途にも適用することができる。
また、連結装置として、ラチェット10の内歯12aと各ポール30,30の外歯30a,30aとを噛合させたり外したりして回転をロックしたり解除したりするロック解除操作タイプのリクライニング装置4を例示したが、特表2004−517705号公報に開示されているような外歯車(一方側の連結部材)が内歯車(他方側の連結部材)の内周面上を噛合位置を変えながら回転して公転運動するいわゆる無段階タイプのリクライニング装置にも本発明の構成を適用することができる。なお、この無段階タイプのリクライニング装置の場合には、外歯車の外径が内歯車の外径よりも大きく形成されるため、保持部材は、外歯車(基準となる一方側の連結部材)の外周部に巻き掛けられて組み付けられることにより、公転する外歯車の外周部に当てがい面が当てがわれる構成となる。
また、保持部材の一端と他端との間に形成される開き部は、一端と他端とがくっついて形成されていてもよい。このように保持部材の一端と他端とがくっつくように形成することにより、リクライニング装置内部に塗布されるグリスが外部に漏れないようにカバーすることができる。また、保持部材がガイドに対して溶接等の手段によって一体的に接合固定されていてもよい。
実施例1のリクライニング装置の分解斜視図である。 車両用シートの概略構成を表した斜視図である。 リクライニング装置の組み付け状態を表した斜視図である。 リクライニング装置の組み付け状態を表した斜視図である。 図4のV-V線断面図である。 リクライニング装置のロック状態を表した図3のVI-VI線断面図である。 図6の状態からリクライニング装置のロック状態を解除した状態を表した断面図である。 保持部材の組み付け前の形状を表した斜視図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートバック
2f バックフレーム(二つの対象部材の一方側)
2a ダボ孔
2b Dダボ孔
2c 貫通孔
3 シートクッション
3f クッションフレーム(二つの対象部材の他方側)
3a ダボ孔
3b Dダボ孔
3c 貫通孔
4 リクライニング装置(車両用シートの連結装置)
4c 操作軸
4r 連結ロッド
5 操作レバー
10 ラチェット(他方側の連結部材)
11 円盤部
12 円筒部
12a 内歯
12b 突出平面
13a ダボ
13b Dダボ
14 貫通孔
20 ガイド(一方側の連結部材)
21 円盤部
21a〜21d 案内壁
22 円筒部
23 ガイド溝
23a ポール溝
23b スライドカム溝
24a ダボ
24b Dダボ
25 貫通孔
26 ばね掛部
30 ポール(ロック部品)
30a 外歯
31 掛部
32 脚部
40 スライドカム
41 カム孔
42 肩部
43 溝部
44 フック
50 ヒンジカム
51 ばね掛部
52 操作突起
60 附勢ばね
61 内端
62 外端
70 保持部材
71 当てがい面
71a 突部
72 当てがい面
73 開き部

Claims (4)

  1. 二つの対象部材を互いに相対回転可能に連結する車両用シートの連結装置であって、
    前記二つの対象部材の一方側或いは他方側にそれぞれ一体的に連結されて互いに相対回転可能に支え合うように軸方向に組み付けられる二つの連結部材と、
    該二つの連結部材を軸方向に支えて組み付けた状態に保持する保持部材とを有し、
    該保持部材は基準となる一方側の連結部材の外周部に沿って巻き掛けられる長尺状部材として形成されており、その短手方向に切った断面は前記各連結部材の外周部に軸方向に跨ると共に当該各外周部に対してそれぞれ軸方向に面を当てがうことのできる当てがい面を有した形状とされていることを特徴とする車両用シートの連結装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの連結装置であって、
    前記基準となる一方側の連結部材の外周面は環状の円周面として形成されており、前記保持部材は該連結部材の環状の外周面にリング状に巻き掛けられて組み付けられることを特徴とする車両用シートの連結装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートの連結装置であって、
    前記保持部材の一端と他端とが開いた開き部の位置は、前記両連結部材の間に配置される当該両連結部材の相対回転をロックさせるロック部品に対して円周方向にずれた位置に設定されていることを特徴とする車両用シートの連結装置。
  4. 二つの対象部材を互いに相対回転可能にかつ回転留めもできる状態に連結する車両用シートの連結装置の製造方法であって、
    前記二つの対象部材の一方側或いは他方側にそれぞれ一体的に連結される二つの連結部材を互いに相対回転可能に支え合うように軸方向に組み付ける第1の組み付け工程と、
    該第1の組み付け工程によって互いに軸方向に組み付けられた両連結部材に対して当該両連結部材を軸方向に支えて組み付けた状態に保持する保持部材を組み付ける第2の組み付け工程とを有し、
    前記保持部材は前記両連結部材の外周部に対してそれぞれ軸方向に面を当てがうことのできる当てがい面を有し、前記第2の組み付け工程によって前記保持部材が基準となる一方側の連結部材の外周部に沿って巻き掛けられることにより、前記保持部材は前記各連結部材の外周部に軸方向に跨ると共に当該各外周部に対して前記各当てがい面をそれぞれ軸方向に当てがえた状態に組み付けられることを特徴とする車両用シートの連結装置の製造方法。
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