JP2009164934A - 録画装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アナログ放送の、延長番組や時間帯が変更になった番組を録画する場合に、より確実に所望の番組全体を録画する。
【解決手段】
DVDレコーダ1の制御部9は、ROM内に、録画予約処理、録画処理、初期設定処理を実行するサブルーチンを記憶している。録画予約処理91では番組録画の予約と同時に最大延長時間を設定する。録画処理92では、録画開始直後に音声情報、VBIの情報を初期データとしてフラッシュメモリ96に記録する。その後も音声情報等を検出し定期的に記録する。終了予定時刻になっても、これらの情報に変更がない場合には録画を継続し、これらのいずれかに変更があったときは、5分のタイマを起動させ、5分を経過すると、番組が切り換わったとして録画を停止させる。5分以内に元の初期データに戻れば、CMの時間であったとして録画を継続する。
【選択図】図1
【解決手段】
DVDレコーダ1の制御部9は、ROM内に、録画予約処理、録画処理、初期設定処理を実行するサブルーチンを記憶している。録画予約処理91では番組録画の予約と同時に最大延長時間を設定する。録画処理92では、録画開始直後に音声情報、VBIの情報を初期データとしてフラッシュメモリ96に記録する。その後も音声情報等を検出し定期的に記録する。終了予定時刻になっても、これらの情報に変更がない場合には録画を継続し、これらのいずれかに変更があったときは、5分のタイマを起動させ、5分を経過すると、番組が切り換わったとして録画を停止させる。5分以内に元の初期データに戻れば、CMの時間であったとして録画を継続する。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像信号を記録する録画装置に関し、特に、延長番組や、時間帯が変更になった番組を録画する場合の処理に関する。
従来、放送を録画予約できる録画装置が実用化されている。さらに、放送番組が、例えば、野球放送などで延長される場合に対応して、この延長録画設定が可能な装置が実用化されている。この装置では、録画装置でユーザが放送番組予約するときに、録画予約の設定画面で、ユーザが設定した延長時間だけ録画時間が延長される設定を行っていた。
一方、特許文献1には、番組放送時刻が延長されたとしても、放送番組の最後まで、録画するために、音声放送方式、例えば、モノラル、ステレオの情報について、録画予約情報と、録画中とで比較する装置が開示されている。特許文献2には、VPS(Video Program System)等の、1つの番組に固有の放送番組コード(放送日付および放送時刻等により構成される)が付加された映像信号が放送される場合に、このコードと、録画番組コードと比較して不一致であればタイマ録画を即座に中止する装置が開示されている。なお、非特許文献1によれば、VPSは、VBI(Vertical Blanking Interval)のデータの一種である。さらに、デジタル放送を受信する場合には、デジタルデータとして送信される放送番組の情報を利用して延長する方法があった。
特開2006−186468公報
特開平2−220244号公報
TVP5150AVBI Quick Start.pdf(http://focus.ti.com/lit/an/sleu046/sleu046.pdf)
しかしながら、単に予め時間を定めて延長するだけでは、無駄な時間分の録画を行う可能性があると共に、番組全体を録画できない虞があった。また、音声方式だけを検出する装置では、次の番組に切り替わっても、音声方式が変わらないことも多くあった。逆に、音声方式が変わった場合でも、CMが始まると番組が終了していないのにもかかわらず、録画を終了する虞があった。また、VPS等を検出するだけでは、VPSが同じである限り録画を継続するから、切換のタイミングを逸してしまう虞があった。特に、日本以外の国では、適切な情報をVPSに付加しない放送局があった。その場合には、記録媒体がなくなるか、ユーザが止めるまで録画し続ける可能性があった。
さらに、デジタル放送は、全世界、全地域で実施されているものではなく、日本でも、一部の地域では、デジタル放送に移行しても、アナログ放送がいまだ実施される可能性がある。
そこで、本発明は、アナログ放送について、延長番組や時間帯が変更になった番組を録画する場合に、より確実に所望の番組全体を録画することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の構成を備えることができる。
(1) アナログ放送を受信する受信部と、
前記受信部が受信したアナログ放送を録画する録画部と、を備えた録画装置において、
データを記憶するメモリを備え、
前記受信部は、受信した放送から音声形式とVBIの情報を抽出して前記メモリに記憶させ、
前記録画部は、前記メモリに記憶した音声形式とVBIの情報のいずれかが、録画開始時と異なっている状態になったか監視し、前記異なっている状態が所定時間T2続く場合には、録画を終了し、T2以内に、前記メモリに記憶した音声形式とVBIの情報が録画開始時とすべて録画開始時と同じ状態に戻る場合には、録画を継続する。
前記受信部が受信したアナログ放送を録画する録画部と、を備えた録画装置において、
データを記憶するメモリを備え、
前記受信部は、受信した放送から音声形式とVBIの情報を抽出して前記メモリに記憶させ、
前記録画部は、前記メモリに記憶した音声形式とVBIの情報のいずれかが、録画開始時と異なっている状態になったか監視し、前記異なっている状態が所定時間T2続く場合には、録画を終了し、T2以内に、前記メモリに記憶した音声形式とVBIの情報が録画開始時とすべて録画開始時と同じ状態に戻る場合には、録画を継続する。
この構成では、音声形式、VBIの両方のいずれかの変化が録画開始時と異なっているかを監視しているので、そのうちのいずれかが変化がない場合でも、より確実に番組の終了を検出できる。また、一時的にCMになっても、この状態が所定時間T2続かない場合には、録画を継続するので、番組途中のCMで録画を終了してしまうことが少なく、より確実に番組の終了を検出できる。
(2) 前記T2の設定を受け付ける初期設定手段をさらに備える。
この構成では、T2の設定を受け付けるので、ユーザは、この時間を調節できる。例えば、ユーザが録画する番組がCMの長い番組であると予め知っている場合には、この時間を長くすれば、CMをはさんでも、より確実に録画が可能である。CMが短い番組であると知っている場合には、無駄な録画を付け加えなくても済む。
(3) 前記録画部は、前記VBIの情報としてアスペクト比、著作権保護の情報のいずれか1以上を検出し、前記音声情報として、ステレオ、モノラルのいずれかのフォーマットを監視するようにしてもよい。
本発明によれば、延長番組や、時間帯が変更になった番組を録画する場合に、より確実に、所望の放送番組全体を、より超過時間を少なくして録画することができる。
図1は、この発明の実施形態であるDVDレコーダ1の主要部の構成を示すブロック図である。この実施形態のDVDレコーダ1は、DVD等の記録媒体への映像信号の記録、および記録媒体に記録されている映像ファイルの再生を行う。
DVDレコーダ1は、受信部2、符号化部3、記録/読取部4、信号処理部5、出力部6、操作部8、制御部9を備える。入力部2は、放送信号を受信する受信部を備えている。アンテナ等(不図示)で受信した放送信号から、映像信号、音声信号、文字情報を抽出する。また、入力部2には、外部の映像装置から映像信号、音声信号を入力してもよい。
受信部は、アナログ放送を受信する。受信部は、中間周波数を抽出するフィルタと、この中間周波数帯域を増幅する中間周波数増幅部を備える。また、色信号再生部、同期検出回路を備える。色信号再生部は、カラー映像信号から色信号を取り出し、RGBの3原色信号を生成する。同期検出回路は、カラー映像信号から水平同期信号、垂直同期信号を取り出す。
符号化部3は、入力部2で入力したアナログ形式の映像信号および音声信号をデジタル信号に変換して、これらをエンコードする。符号化部3は、このエンコードしたデータをディスクドライブ4に出力する。
記録/読取部4は、光ディスクドライブ41と、ハードディスク42(HD42と略す)と、ハードディスクドライブ43(HDD43と略す)を備える。ドライブ41は、DVD10にレーザ光を照射し、その反射光を検出するピックアップヘッド(不図示)や、DVD10に照射しているレーザ光の照射位置を制御するフォーカスサーボ制御やトラッキングサーボ制御等を行うサーボ制御部(不図示)等を有している。これらの構成により、ドライブ41は、DVD10の読出・記録をする。HDD43は、HD42にデータを記録し、記録したデータを読み出す。このような構成により、記録/読取部4は、符号化部3でエンコードされた映像信号、音声信号をDVD10またはHD42に記録する。以下では、映像信号、音声信号の記録媒体への記録を録画と称する。
信号処理部5は、8/16復調部、デコーダ、OSD合成部を備えている。復調部は、ディスクドライブ4が読み取ったRF信号について8/16復調等を行い、誤り訂正を行って映像データと音声データを抽出する。デコーダは、映像データと音声データをデコードする。OSD合成部は、制御部9が発行するコマンドに基づいてOSD合成部5の文字、キャラクタ等のOSD(On-Screen Display)を合成する。OSD合成部は、内部に種々の画像データを記憶している。例えば、種々の文字列を表示するための文字、図形、初期設定処理93で表示するユーザインターフェースの画像などを記憶している。OSD合成部は、これらの枠画像と文字、図形を合成してOSDを出力する。デコーダから映像信号が出力されている場合には、この映像信号とOSDを合成し、出力部6に出力する。場合によっては、OSD合成部は、映像信号の出力を禁止して、OSDのみを出力してもよい。出力部6は、D/A変換器等を備え、信号処理部5で処理された映像信号、音声信号をD/A変換する。
操作部8は、装置本体に対する操作を指示する入力を受け付ける。操作部8は、複数の操作キーや、リモコン受信部を有している。リモコン受信部は、リモコン装置から送信されてきた装置本体に対する制御コードを受信する。操作部8は、ユーザにより操作された操作キーに応じた入力を受け付け、これらに対応したコードや、リモコン受信部で受信した制御コードを制御部9に伝達する。例えば操作部8は、録画の指示や、録画予約を受け付ける。
制御部9は、マイコンで構成する。制御部9は、ROM(または制御部9内部のフラッシュメモリ)、CPU、RAMを備える。制御部9は、操作部8で受け付けた入力に基づいて、以上で示した装置のうち2〜8の各部の動作を制御する。また、制御部9のROMは、予め録画予約を行う録画予約処理91、録画処理92、初期設定処理93を実行するためのサブルーチンを記憶している。また、フラッシュメモリ96が制御部9の外部に接続されており、これには、DVDレコーダ1の状態や、各種初期設定の情報が記録されている。
録画予約処理91では、録画予約の項目の選択を受け付ける。録画予約処理91では、ユーザから録画予定時間T[H]、録画予定時刻、録画するテレビのチャンネル番号、曜日または日付、録画する記録媒体の指定を受け付ける。また、画質を指定するための録画モードの選択を受け付けてもよい。処理91で受ける設定には、延長録画設定911を含む。なお、録画予約処理91では、制御部9は、受信部から取り込んだ文字データを基に、電子番組表(EPG)の画面を出力して、録画予約の放送番組を受け付けてもよい。
録画処理92では、制御部9は、録画動作の開始、停止等の制御を行う。また、録画処理92では、制御部9は、録画予約のデータに基づいて、放送番組の録画を開始する。録画処理92には、延長録画処理911を含む。初期設定処理93では、制御部9は、各種の設定の変更を受け付けて、フラッシュメモリ99にこの設定を記録する。例えば、後述するCM対策用のタイマT2の時間の設定を受け付ける。
また、DVDレコーダ1には、表示器101とスピーカ102が接続されている。表示器101は、出力部6から出力された映像信号に基づいて映像を表示する。例えば、液晶モニタ、プラズマモニタ、ELモニタ、ブラウン管、プロジェクタなどで構成する。スピーカ102は、出力部6から出力された音声信号を増幅して音声を放出する。
次に、図2に示す録画予約処理91の画面の例を参照して、処理91について説明する。
録画予約処理91は、操作部8のリモコンの所定のボタンが押された場合に実行する。そして、図2に示すような画面を表示する。この画面では、リモコンを操作することにより、ユーザは、録画したい番組の放送日、放送開始時刻(「開始」、図2参照、以下この文でカッコ内についても図2参照。)、放送終了予定時刻(「終了」)、チャンネル(「CH」)、最大延長時間(「延長」)を設定する。
終了予定時刻は、あくまで予定であって、野球放送などでは延長されることがある。また、後続の番組も、時間帯がずれて、終了時刻が延長されることがある。最大延長時間とは、終了時刻から、最大延長時間が経過すると、番組の終了にかかわらず、録画を打ち切るという時間をいうものとする。DVDレコーダ1は、後述のとおり、番組の終了を検出するので、最大延長時間が経過する前にこれを検出すれば、録画を終了する。一方、番組の終了を検出できない場合には、放送番組の終了にかかわらず、最大延長時間で番組の録画を打ち切る。これにより、万が一放送番組の終了を検出できない場合でも、録画を終了させることができる。操作部8から、最大延長時間の設定、例えば、設定OFF(図中、「off」)、30分(図中、「30分」)を受け付ける。
図3を用いて、録画処理92について説明する。録画処理92には、延長録画処理921を含んでいる。図3(A)は、録画予約時の設定を図示している。制御部9は、開始時刻930になると、録画予約処理91で指定されたチャンネルの録画を開始する。録画予約で設定した終了予定時刻932になった場合に、後述の方法により予定通り番組が終了したことを検出した場合には、放送を終了する。終了していない場合には、最大延長時間933が経過するまでは、この検出を行う。この時間が経過すると、制御部9は、放送番組の終了にかかわらず録画を終了させる(934)。
図3(B)は、番組終了後の処理について表わしている。この図では、説明のため、図3(A)に示す番組の予定時間帯931を縮小し、終了時刻最大延長時間内を拡大して表示している。図3(C)も同様である。説明のため、この番組は、モノラル音声の放送とする。また、この番組には、コマーシャル(以下、「CM」と称する。)が1以上含まれるものとする。さらに、録画する番組の次の番組、およびCMは、図3(B)のとおりステレオ音声であり、番組の本編(CM以外)で出力される音声とは異なるものとする。
放送番組の終了時刻になると、音声方式がモノラルからステレオに切り換わる。この切り換わりを検出するために、録画開始後、音声方式およびVBI(垂直帰線消去期間、Vertical Blanking Interval)を開始時のデータとしてフラッシュメモリ96に記録している。また、制御部9は、その後も定期的に音声方式およびVBIを検出し、開始時のデータと比較することにより、これらの変化を検出する。
ここで、テレビ(表示器101に相当)の走査線のうち、画面表示には使われていない領域がある。これをVBIといい、これには、画面を描くためのタイミングを取る同期信号のほか、文字情報が送信される。例えば、NTSC形式であれば、走査線のLine20、PALであれば、Line23の情報を取り込む。VBIの情報には、例えば、NTSC方式であれば、TVアスペクト、マクロビジョンAPS(コピープロテクションの一種)、著作権の情報が含まれている。また、PAL方式であれば、TVアスペクト、カメラ/フィルムモード、字幕、著作権の情報が含まれる。番組が異なれば、これらの情報が異なる可能性が高い。ただし、これらの情報のいずれかが入っていない番組も放送されている。
図3(B)に示す実際の終了時刻936以後は、音声方式がステレオ方式に切り換わるから、制御部9は、録画する番組の終了を検出できる。しかし、音声方式が切り換わって直ちに録画を打ち切ると、終了予定時刻後の最初のCM935で録画を終了してしまう虞がある。この場合、録画予約処理91で設定した最大延長時間933が経過する前であるのに、番組をすべて録画できないことになる。そこで、制御部9は、放送番組が終了した後、音声方式がステレオに切り換わったことを検出すると、5分のタイマ937をスタートさせる。そして、音声方式が切り換わった状態が5分継続する場合には、録画を停止させ、その後は録画しない(時間938)。5分経過する前に、元のモノラル音声に戻った場合には、5分のタイマ937をリセットし、録画を継続する。
CMが番組途中で5分も継続することは少ない。したがって、このように切り換わった状態を一定時間継続していることを検出すれば、CMに切り換わったときに誤って録画を終了する可能性を減少させることができる。制御部9が音声方式、VBI情報の切換を検出できる限り、最大延長時間933が終了するまでは、番組の最後を検出して録画することができる。
図3(C)は、ユーザが録画予約処理91で最大延長時間933を短く設定した場合を示している。この場合には、放送の実際の終了時刻936の前に録画を打ち切る(939)。したがって、5分のタイマ937が作動せずに終了する場合もありうる。
なお、図3(B)では、録画しない時間938を斜線部で示しているが、もちろんこの時間帯でも、ステレオ音声となっている場合がありうる。図3(B)、図3(C)では、説明の容易のために音声方式の変化を取り上げて説明したが、音声方式が切り換わらなくても、VBIの情報が切り換われば、上記タイマをスタートさせる。また、以上の説明は、番組の本編がモノラル放送でなくとも、ステレオ放送、多チャンネル音声の放送でも音声フォーマットの変化があれば、適用出来る。また、上記タイマをリセットするには、VBIの中のすべての情報および音声フォーマットが録画開始時と同じになることを条件とする。
次に、図4、図5のフロー図を用い、録画処理92について説明する。図4は、処理92のフロー図、図5は、図4の分岐記号1から分岐するサブフローである。制御部9は、録画予約処理91で設定された開始日の開始時刻になるまで、録画を待機している(ST1のNO)。開始時刻になると(ST1のYES)、ST2で、制御部9は、記録/読取部4等を制御して、録画を開始させる。ST3で、録画開始直後の音声情報、VBIの情報を初期データとしてフラッシュメモリ96に記憶させる。ST4で、録画予約処理91で設定された終了時刻になったかどうか判断する。終了時刻になるまで(ST4のNO)、録画を継続する。終了時刻になると(ST4のYES)、ST51に移動する。
ST51〜ST54および図5のサブフローは、延長録画処理921を表わしている。図5のサブフローは、CMを考慮したタイマ処理である。分岐記号1と分岐記号2を短絡し、分岐記号3を省略すると、このタイマ処理を行わないフローになる。ST51では、制御部9は、録画予約処理91で最大延長時間が設定されているか、設定されずにoff(図2参照。)になっているか判断する。これが設定されている場合には(ST51のYES)、ST52に進む。これが設定されていない場合には(ST51のNO)、録画の終了時刻に到達したから、ST6に進む。ST6で、制御部9は、録画を停止させる。
ST52では、ST3と同様に、音声形式、VBI情報(以下、「音声形式等」と称する。)をフラッシュメモリ96に記録する。ST53では、これらすべてがそれぞれ初期データと一致するかどうか判断する。一致する場合には(ST53のYES)、録画開始時の番組が現在も継続していると判断できる。この場合には、ST54に移動する。一致しない場合には(ST53のNO)、録画開始時の番組が終了したか、CMが始まったと判断できる。この場合には、図5の分岐記号1に移動する。仮に、図4をCMを考慮しないフローに置き換えると、別番組が始まったと判断できるので、ST6で録画を停止する。
ST54では、最大延長時間(これをT1とする。)が経過したかどうか判断する。音声等の情報が初期データに元通り一致し(ST53のYES)、かつ、最大延長時間が経過していない場合には(STのNO)、録画を継続する。最大延長時間が経過すると、ST6に移動し、記録/読取部4は、録画を停止する。
図5は、ST53の判断で、音声形式等が初期データと一致しない場合、即ち、録画開始時の番組が終了したか、CMが始まったと判断できる場合に分岐するフローである。ST531で、CMが始まったかどうか判断するため、タイマT2を起動する。T2は、これを、例えば、図3のとおり5分とすることができる。ST532で、時間T2経過したかどうか判断する。経過した場合には(STのYES)、CMが始まったのではなく、番組が切り換わったものと判断できる。そこで、図4の分岐記号2に戻り、録画を停止する(ST6)。T2が経過していない時間では、ST533〜ST536の動作を繰り返す。
ST533では、最大延長時間T1が経過したかどうか判断する。経過した場合には、分岐記号2から図4に戻り、録画を停止する(ST6)。T1が経過していない場合には、録画を継続する。そして、ST534で、定期的に(例えば、数秒おきまたは数分おきに)音声情報等をフラッシュメモリ96に記録する。
ST535では、ST53と同様の判断を行う。音声情報等が初期データと一致しない限り(STのNO)、CMが継続している(または番組が終了している)と判断できる。この場合には、ST532に戻り、タイマT2の時間が経過するまで、ST533〜ST5365の動作を繰り返す。タイマT2の時間が経過しない間に(ST532のNO)、音声情報等が初期データと一致する場合には(STのNO)、CMから元の番組に戻ったと判断できる。この場合には、タイマT2をリセットして、分岐記号3から図4に戻る。その後ST52〜ST54、図5のフローを繰り返す。
なお、以上の図1の説明では、機能ごとに分離したブロックで説明したが、実装上は、これらの機能のうち、いずれかが複数の機能が一体となったシステムICで構成してもよいし、一つのブロックを複数に分離して構成してもよい。
また、本実施形態の記録媒体としては、映像信号、音声信号を記録できればよく、光ディスクのほかフラッシュメモリ等の持ち運びできるもののみならず、据付のハードディスクでも良い。光ディスクドライブ41、ハードディスクドライブ(HDD)43いずれも備える必要はなく、1種類以上の記録媒体に記録できる構成を備えていれば良い。
さらに、以上で説明した録画装置は、デジタル形式で録画するものであるが、ビデオテープなどアナログ形式で録画する場合にも適用できる。CMのためにタイマの時間T2を5分としたがこれより多くても短くても良い。前述のとおり、初期設定処理で設定しても良い。
1−DVDレコーダ、 2−入力部、 3−符号化部、
4−記録/読取部、 41−光ディスクドライブ、 42−ハードディスク(HD)、
43−ハードディスクドライブ(HDD)、 5−信号処理部、 6−出力部、
8−操作部、 9−制御部、 91−録画予約処理、
911−延長録画設定、 92−録画処理、 921−延長録画処理、
93−初期設定処理、 96−フラッシュメモリ、
10−DVD、 101−表示器、 102−スピーカ、
4−記録/読取部、 41−光ディスクドライブ、 42−ハードディスク(HD)、
43−ハードディスクドライブ(HDD)、 5−信号処理部、 6−出力部、
8−操作部、 9−制御部、 91−録画予約処理、
911−延長録画設定、 92−録画処理、 921−延長録画処理、
93−初期設定処理、 96−フラッシュメモリ、
10−DVD、 101−表示器、 102−スピーカ、
Claims (3)
- アナログ放送を受信する受信部と、
前記受信部が受信したアナログ放送を録画する録画部と、を備えた録画装置において、
データを記憶するメモリを備え、
前記受信部は、受信した放送から音声形式とVBIの情報を抽出して前記メモリに記憶させ、
前記録画部は、前記メモリに記憶した音声形式とVBIの情報のいずれかが、録画開始時と異なっている状態になったか監視し、前記異なっている状態が所定時間T2続く場合には、録画を終了し、T2以内に、前記メモリに記憶した音声形式とVBIの情報が録画開始時とすべて録画開始時と同じ状態に戻る場合には、録画を継続する録画装置。 - 前記T2の設定を受け付ける初期設定手段をさらに備える請求項1に記載の録画装置。
- 前記録画部は、前記VBIの情報としてアスペクト比、著作権保護の情報のいずれか1以上を検出し、前記音声情報として、ステレオ、モノラルのいずれかのフォーマットを監視する請求項1または請求項2のいずれかに記載の録画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001005A JP2009164934A (ja) | 2008-01-08 | 2008-01-08 | 録画装置 |
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Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013026684A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Sharp Corp | 録画装置及び録画システム |
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2008
- 2008-01-08 JP JP2008001005A patent/JP2009164934A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013026684A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Sharp Corp | 録画装置及び録画システム |
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