JP2008312131A - テレビ放送録画装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タイムシフト録画機能を備えたテレビ放送録画装置において、ユーザが番組視聴時のCM中に離席し、CM中に戻れずに見逃した番組の続きをCMをスキップして視聴できるようにする。
【解決手段】テレビ放送録画装置は、テレビ受信信号から映像音声信号を復調する映像音声復調部、この映像音声信号を録画する映像音声記録部、及び装置全体を制御するCPUを備える。CPUは、ユーザが一時停止キーでタイムシフト録画開始を指示した時に(S1でYES)、時限タイムシフト機能がオンに設定されていた場合は(S2でYES)、CM中であれば(S3でYES)、タイムシフト録画を待ち状態にし(S4)、CMが終わると(S5でYES)、タイムシフト録画を開始させる(S6)。これにより、ユーザは番組視聴時のCM中に離席し、CM中に戻れずに見逃した番組の続きをCMをスキップして視聴できるようになる。
【選択図】図3
【解決手段】テレビ放送録画装置は、テレビ受信信号から映像音声信号を復調する映像音声復調部、この映像音声信号を録画する映像音声記録部、及び装置全体を制御するCPUを備える。CPUは、ユーザが一時停止キーでタイムシフト録画開始を指示した時に(S1でYES)、時限タイムシフト機能がオンに設定されていた場合は(S2でYES)、CM中であれば(S3でYES)、タイムシフト録画を待ち状態にし(S4)、CMが終わると(S5でYES)、タイムシフト録画を開始させる(S6)。これにより、ユーザは番組視聴時のCM中に離席し、CM中に戻れずに見逃した番組の続きをCMをスキップして視聴できるようになる。
【選択図】図3
Description
本発明は、タイムシフト録画機能を備えたテレビ放送録画装置において、ユーザが番組視聴時のCM放送中に離席し、CM放送中に戻れずに見逃した番組を後から直ぐ視聴できるようにするテレビ放送録画装置に関する。
近年、受信したテレビ放送信号を録画しながら再生できる(これを追いかけ再生という)機能を備えた録画再生装置が普及してきている。このような録画再生装置において、ユーザが放送番組を視聴の途中に、その場を離れるときに、例えば、一時停止ボタンを押しておけば、視聴中の放送番組を録画できると共に、再びその場に戻ってきたときに、再生ボタン又は一時停止ボタンを押下すると、視聴していた番組を一時停止した時点に遡って引き続き連続して視聴することができる、タイムシフト録画機能を備えたものがある。
しかしながら、このような従来の録画再生装置では、タイムシフト録画したとき、番組放送と共に、コマーシャル放送(CM放送という)も一緒に連続して録画される。従って、例えば、ユーザが、CM放送中に離席するとき、タイムシフト録画のために一時停止ボタンを押すと、CM放送が先に録画され、CM放送が終わってから番組放送が録画される。このため、ユーザが、CM放送が終わって既に番組放送が始まってから再びその場に戻ってきたときに、再生ボタン又は一時停止ボタンを押して番組の続きを見ようとすると、先に録画されているCM放送から見なければならなかった。このため、このCM放送部分を飛ばして番組部分を見たい場合には、リモコン操作等でCM放送部分を早送り再生するなどして、スキップ操作する必要があり、手間が掛かっていた。
ところで、受信信号から特定の識別信号を検出して記録を途中で中断すると共に、中断したデータ位置に応じた中断位置情報を抽出し、記録再開時にその中断位置情報に基づき記録を再開することで、DVDを含む光学的情報記録媒体におけるCMスキップ機能を形成した情報記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、映像または音声情報と、所定の記録媒体に記録されているCM放送の映像または音声情報との同一性を検出し、この検出結果に基いて、CM放送を判定して、放送番組に含まれるCM放送部分を削除して記録する情報処理装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に示された各装置は、放送番組の映像信号をDVD等の記録媒体に録画する際に、放送番組に含まれるCM放送部分をスキップ又は削除して録画するものであり、タイムシフト録画できるものでない。従って、ユーザは、視聴中に一時的に視聴場所を離れて戻ってきたときに、視聴途中であった番組を、その視聴途中から直ぐに連続して視聴することが困難であった。
特開2003−281855号公報
特開2004−328306号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、タイムシフト録画機能を備えたテレビ放送録画装置において、ユーザが番組視聴時のCM放送中に視聴場所を離席し、CM放送中に戻れずに見逃した番組の続きを、CM放送部分を自動的にスキップして視聴できるテレビ放送録画装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、テレビ放送信号を受信して映像信号及び音声信号を含む受信信号を得る受信手段と、前記受信手段により受信された受信信号を記録する記録手段と、前記受信手段により受信された受信信号、及び前記記録手段に記録された受信信号を再生する再生手段とを備え、前記記録手段に受信信号を記録しながら、前記記録手段に記録された受信信号を再生可能なテレビ放送録画装置において、前記受信手段により受信中のテレビ放送信号の再生を一時停止状態にして、前記受信手段により受信されたテレビ放送信号を前記記録手段に記録開始させる処理であるタイムシフト録画処理の実行を指示するためのタイムシフト録画指示手段と、前記タイムシフト録画処理の実行を制御するためのタイムシフト録画制御手段と、前記受信手段により受信された受信信号からコマーシャルの放送信号を検出するCM放送検出手段と、前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されているときに、前記タイムシフト録画指示手段を用いてユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されると、前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されなくなるまで、前記タイムシフト録画処理の実行開始を待つように制御する時限タイムシフト制御手段とをさらに備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のテレビ放送受信装置において、前記時限タイムシフト制御手段によるタイムシフト録画処理の実行開始を待つ機能のオン/オフを選択するための時限タイムシフト機能選択手段をさらに備えたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のテレビジョン受像装置において、前記タイムシフト録画指示手段によるタイムシフト録画処理の実行指示の解除を指示するためのタイムシフト録画解除指示手段をさらに備え、前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されているときに、前記タイムシフト録画指示手段を用いてユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されたときでも、前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されなくなる前に、前記タイムシフト録画解除指示手段によりタイムシフト録画処理の実行指示の解除が指示されたときは、前記タイムシフト録画処理の実行を中止するものである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項3のいずれか一項に記載のテレビ放送受信装置において、前記タイムシフト録画指示手段を用いてユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されると、前記タイムシフト録画制御手段は、その時点で前記記録手段に記録された受信信号に含まれる映像信号を静止画像で表示するものである。
請求項1の発明によれば、ユーザの指示によりタイムシフト録画処理を行えると共に、時限タイムシフト制御により、コマーシャル放送が検出されているときに、ユーザがタイムシフト録画処理を指示すると、コマーシャル放送が終わるまで、記録手段におけるタイムシフト録画処理の実行開始を待たせることができる。従って、ユーザは、テレビ番組の視聴時においてCM放送が始まったときに、タイムシフト録画処理を指示しておけば、CM放送中はタイムシフト録画処理を行わないようにできるので、CM放送は録画されず、CM放送が終わってからタイムシフト録画処理を開始できる。これにより、ユーザが放送番組視聴時のCM放送中にタイムシフト録画処理の実行を指示し、一時的に視聴場所を離席して戻ってきたときに、CM放送が既に終わって放送番組が始まっていても、視聴していた放送番組がCM放送が終わった時点からタイムシフト録画されているので、このタイムシフト録画からユーザが視聴していた離席前の放送番組の続きを、CM放送部分を自動的にスキップして、直ぐに視聴することができる。また、CM放送を記憶しないので、放送番組の記録に用いるハードディスク等の記録媒体の空き領域をより多く確保することができ、記録媒体の記録容量を節約できる。
請求項2の発明によれば、タイムシフト録画処理の実行開始を待つ時限タイムシフト機能のオン/オフを選択することができるので、ユーザは、CM放送中に離席する場合などに、必要に応じて時限タイムシフト機能を選択することができる。
請求項3の発明によれば、CM放送が終わる前にタイムシフト録画処理の実行を解除できるので、ユーザがCM放送中に時限タイムシフト制御によるタイムシフト録画処理を指示して離席した後、CM放送中に席に戻れた場合に、タイムシフト録画処理を行わないようにすることができる。これにより、ユーザは、CM放送後に録画するように設定されたタイムシフト録画処理を中止することができるので、CM放送後の余分な録画を事前に防止できる。
請求項4の発明によれば、タイムシフト録画処理を実行した時に、その時点で録画された受信信号の映像信号を静止画像で表示できるので、タイムシフト録画の映像を再生する際に、再生する番組の内容及び場面を確認することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るテレビ放送録画装置について、図面を参照して説明する。図1は、本テレビ放送録画装置1の電気ブロック図を示す。図1に示すように、本実施形態のテレビ放送録画装置1は、アンテナ2、チューナ部(受信手段)3、リモコン装置4、リモコン受信部5、映像音声復調部(受信手段)6、映像音声記録部7(記憶手段)、映像音声切替部8、映像音声信号処理部9(再生手段)、OSD部(オンスクリーンディスプレイ)10、表示部11、スピーカ12、CPU(制御手段)13、及びメモリ部14を備える。
アンテナ2は、複数のテレビ放送信号を受信し、チューナ部3は、アンテナ2で受信した複数のテレビ放送信号からリモコン装置4で選択された受信チャンネルを選局し、映像音声復調部6は、この選局されたチャンネルのテレビ放送信号から映像信号と音声信号を含む映像音声信号を復調し、この復調された映像音声信号は、映像音声記録部7と映像音声切替部8に供給される。
映像音声記録部7は、ハードディスク、DVD−RAM、及び半導体メモリ等の映像信号及び音声信号を記録する記憶媒体を備え、これらの記憶媒体に映像音声復調部6からの映像音声信号を記録(以降、録画という)する。また、この映像音声記録部7は、映像音声信号を録画しながら再生できる機能(追いかけ再生機能)を備え、ユーザによるリモコン装置4のリモコン操作でテレビ番組などの録画中に、すでに録画済みの番組を番組冒頭等から再生することができる。また、この映像音声記録部7で録画された映像音声信号は、映像音声切替部8に供給される。また、映像音声記録部7は、後述のタイムシフト録画開始のときの一時停止時に、受信信号に含まれる映像信号の静止画像を記録することができる。
映像音声切替部8は、映像音声復調部6から供給される映像音声信号と、映像音声記録部7から供給される映像音声記録部7に録画された映像音声信号との、いずれかの映像音声信号を切替えて出力する。この映像音声切替部8から出力された映像音声信号は、映像音声信号処理部9に供給される。
映像音声信号処理部9は、映像音声切替部8からの映像音声信号を映像信号と音声信号に分けて再生処理し、映像信号については、RGB信号の映像信号に変換して、この変換したRGB信号をOSD部10に加える。OSD部10は、このRGB信号の映像信号に、設定メニュー画面等を重畳して、液晶ディスプレイ等からなる表示部11に表示する。また、映像音声信号処理部9は、再生処理して得られた音声信号を、さらにステレオ音声信号等にデコードし、このデコードされた音声信号は、スピーカ12から拡声される。
リモコン装置4は、メニューキー4a、一時停止キー4b(タイムシフト録画指示手段)、再生キー4c、時限タイムシフト設定キー(時限タイムシフト機能選択手段)4d、及び解除キー(タイムシフト録画解除指示手段)4eを有している。
メニューキー4aは、設定メニューのメニュー画面(不図示)を表示するために用いられる。一時停止キー4bは、受信中のテレビ放送信号を映像音声復調部6で復調した映像音声信号の映像音声信号処理部9におけるデコード再生を一時停止状態にして、この復調した映像音声信号を映像音声記録部7に記録開始させる処理であるタイムシフト録画処理の実行を指示するために用いられる。この一時停止状態では、この時点で、映像音声記録部7に記録された受信信号に含まれる映像信号を静止画像で表示することができる。再生キー4cは、タイムシフト録画した映像を再生するために用いられる。時限タイムシフト設定キー4dは、時限タイムシフト制御部13cによるタイムシフト録画処理の実行開始を待つ時限タイムシフト機能のオン/オフの選択に用いられる。解除キー4eは、一時停止キー4bによるタイムシフト録画処理の実行指示の解除の指示に用いられる。
CPU13は、本装置1全体を制御すると共に、図2に示すように、タイムシフト録画制御部(タイムシフト録画制御手段)13a、CM放送検出部(CM放送検出手段)13b、時限タイムシフト制御部(時限タイムシフト制御手段)13cを備える。タイムシフト録画制御部13aは、タイムシフト録画処理の実行を制御する。
CM放送検出部13bは、チューナ部3により受信されたテレビ放送信号からCM放送信号を検出する。このCM放送検出部13bにおけるCM放送の検出は、例えば、CM放送の音声信号が、ステレオ放送、又は2ヶ国語放送であることを利用することにより行うことが可能である。具体的には、チューナ部3で受信されたテレビ放送信号から映像音声復調部6で復調した映像音声信号の音声信号において、ステレオ放送、又は2ヶ国語放送の識別信号を検出することにより行うことができる。また、テレビ放送信号にEPG信号を含んでいる場合には、EPG信号から番組の切替わる時間を検出して、少なくとも番組と番組の間に入るCM放送については、番組切替の前後における音量の変化等を検出して、CM放送を検出することが可能であり、また、同じ番組内のCM放送については、予めCM放送時間帯を予想してタイムシフト録画の時間を設定することもできる。
時限タイムシフト制御部13cは、CM放送検出部13bによりCM放送信号が検出されているときに、一時停止キー4bを用いて、ユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されると、CM放送検出部13bによりCM放送信号が検出されなくなるまで、タイムシフト録画処理の実行開始を待つように制御する。
メモリ部14は、CPU14が実行する各種制御動作に必要なプログラム等を記憶するROM、RAM及び不揮発性メモリ等の半導体メモリからなり、リモコン操作により表示部11に表示される設定メニュー画面情報等を記憶する。
上記構成のテレビ放送録画装置1において、CPU13は、ユーザが一時停止キー4bによりタイムシフト録画処理の実行を指示すると、タイムシフト録画制御部13aにより、受信中の映像音声復調部6により復調された映像音声信号の映像音声信号処理部9におけるデコード再生を一時停止状態にして、この復調された映像音声信号を映像音声記録部7に記録開始させるタイムシフト録画処理を実行させる。
そして、CPU13は、ユーザが予め時限タイムシフト設定キー4dで時限タイムシフト機能を選択すると、時限タイムシフト制御部13cにより、CM放送検出部13bにおいてCM放送信号が検出されているときに、一時停止キー4bを用いて、ユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されると、CM放送検出部13bにおいてCM放送信号が検出されなくなるまで、タイムシフト録画処理の実行開始を待つようにタイムシフト録画制御部13aを制御する。これにより、CPU13は、映像音声記録部7において、CM放送中はタイムシフト録画を実行せず、CM放送が終わってからタイムシフト録画を実行するようにすることができる。従って、CM放送中は、CM放送を録画することがないので、ユーザは、タイムシフト録画した放送番組を再生したときに、CM放送無しで、直ぐに放送番組を視聴することができる。
また、CPU13は、CM放送検出部13bによりCM放送信号が検出されているときに、一時停止キー4bを用いて、ユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されたときでも、CM放送検出部13bによりCM放送信号が検出されなくなる前に、解除キー4eを用いて、ユーザによりタイムシフト録画処理の実行指示の解除が指示されたときは、タイムシフト録画処理の実行を中止させることができる。これにより、ユーザは、一時停止キー4bを用いて時限タイムシフト録画を指示した状態で離席し、CM中に戻った場合などに、タイムシフト録画を中止することができる。
また、CPU13は、タイムシフト録画制御部13aにより、受信中のテレビ放送信号の再生の一時停止時に、映像音声記録部7に記録された受信信号に含まれる映像信号を静止画像で表示することができる。これにより、視聴している放送番組中の、どの場面からタイムシフト録画が開始されたかを確認することができる。
次に、本実施形態のテレビ放送録画装置1の動作手順について、図3を参照して説明する。CPU13は、ユーザがリモコン装置4の一時停止キー4bでタイムシフト録画の開始操作を行ったときに(S1でYES)、事前に時限タイムシフト機能がオンに設定されていた場合は(S2でYES)、CM放送検出部13bによりCM放送を検出しているCM放送中の場合は(S3でYES)、時限タイムシフト制御部13cによりタイムシフト録画制御部13aを制御して、タイムシフト録画をスタンバイ状態にする(S4)。そして、CPU13は、CM放送検出部13bでCM放送の終了を検出した場合は(S5でYES)、映像音声記録部7でタイムシフト録画を開始し(S6)、受信中の映像音声信号の映像音声信号処理部9における再生を一時停止状態にして、一時停止した時点で映像音声記録部7に記録された受信画像を静止画像で表示する(S7)。
そして、CPU13は、ユーザが、タイムシフト録画で録画された映像の再生を選択したときは(S8でYES)、映像音声記録部7におけるタイムシフト録画の画像を映像音声信号処理部9で再生して、再生した映像信号を表示部11に表示する(S9)。また、CPU13は、S1でNOのときは、そのまま終了し、S2及びS3でNOのときは、S6に移行する。また、CPU13は、S5でNOの場合に、解除キー4eを用いて、ユーザがタイムシフト録画を解除すると(S10でYES)、タイムシフト録画を中止し(S11)、通常の放送番組の視聴に戻り、S10でNOのときは、S5に戻る。また、CPU13は、S8でNOのときは、S7に戻る。
これにより、上記テレビ放送録画装置1は、タイムシフト録画機能と共に、時限タイムシフト機能を備えたことにより、ユーザが、予め時限タイムシフト設定キー4dで、時限タイムシフト機能をオンにして、放送番組視聴中のCM放送の間に、一時停止キー4bによりタイムシフト録画処理を指示すると、時限タイムシフト制御部13cによりCM放送が終わって番組が始まった時点からタイムシフト録画を開始するように映像音声記録部7を制御することができる。また、CM放送中でも、タイムシフト録画を解除することができるので、タイムシフト録画が不必要の場合は、CM放送が終わる前に、事前にタイムシフト録画を中止することができる。また、タイムシフト録画の再生時において、再生を一時停止状態したときに、再生画像を静止画像で表示できるので、再生される番組の場面を予め確認することができる。
上述のように、本実施形態のテレビ放送録画装置1によれば、ユーザの指示によりタイムシフト録画処理を行えると共に、時限タイムシフト制御により、CM放送が検出されているときに、ユーザがタイムシフト録画処理を指示すると、CM放送が終わるまで、タイムシフト録画処理の実行開始を待たせることができる。従って、ユーザは、テレビ番組の視聴時においてCM放送が始まったときに、タイムシフト録画処理を指示しておけば、CM放送中はタイムシフト録画処理を行わないようにできるので、CM放送は録画されず、CM放送が終わってからタイムシフト録画処理を開始できる。これにより、ユーザが放送番組視聴時のCM放送中にタイムシフト録画処理の実行を指示し、一時的に視聴場所を離席して戻ってきたときに、CM放送が既に終わって放送番組が始まっていても、視聴していた放送番組がCM放送が終わった時点からタイムシフト録画されているので、このタイムシフト録画からユーザが視聴していた離席前の放送番組の続きを、CM放送部分を自動的にスキップして、直ぐに視聴することができる。従って、例えば、CM放送の間に離席して用事をしていて、CM放送の間に用事が終わらずCM放送中に戻れなかったときでも、見逃した視聴中の番組を、迅速に確実に視聴することができる。また、CM放送を記憶しないので、放送番組の記録に用いられるハードディスク等の記録媒体の空き領域をより多く確保することができ、記録媒体の記録容量を節約できる。
また、タイムシフト録画処理の実行開始を待つ時限タイムシフト機能のオン/オフを選択することができるので、ユーザは、CM放送中に離席する場合などに、必要に応じて時限タイムシフト機能を選択することができる。
またCM放送が終わる前にタイムシフト録画処理の実行を解除できるので、ユーザがCM放送中に時限タイムシフト制御によるタイムシフト録画処理を指示して離席した後、CM放送中に席に戻れた場合に、タイムシフト録画処理を行わないようにすることができる。
また、タイムシフト録画を実行した時に、その時点で録画された受信信号の映像信号が静止画像で表示されるので、タイムシフト録画の映像を再生する際に、再生する番組の内容及び場面を確認することができる。
なお、本発明は各種の実施形態により実現されるが、これらに限られることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、任意に変更することができる。例えば、本実施形態では、タイムシフト録画において、CM放送検出部でCM放送の終わりを検出して、タイムシフト録画処理の指示時に放送されていたCM放送をスキップするようにしたが、CM放送検出部でCM放送の始まりと終わりの両方を検出することにより、CM放送の全ての録画をスキップさせ、タイムシフト録画で記録される放送番組から全てのCM放送を省くことができる。
1 テレビ放送録画装置
3 チューナ部(受信手段)
4 リモコン装置
4b 一時停止キー(タイムシフト録画指示手段)
4d 時限タイムシフト設定キー(時限タイムシフト機能選択手段)
4e 解除キー(タイムシフト録画解除指示手段)
6 映像音声復調部(受信手段)
7 映像音声記録部(映像音声録画手段)
9 映像音声信号処理部(再生手段)
13 CPU(制御手段)
13a タイムシフト録画制御部(タイムシフト録画制御手段)
13b CM放送検出部(CM放送検出手段)
13c 時限タイムシフト制御部(時限タイムシフト制御手段)
3 チューナ部(受信手段)
4 リモコン装置
4b 一時停止キー(タイムシフト録画指示手段)
4d 時限タイムシフト設定キー(時限タイムシフト機能選択手段)
4e 解除キー(タイムシフト録画解除指示手段)
6 映像音声復調部(受信手段)
7 映像音声記録部(映像音声録画手段)
9 映像音声信号処理部(再生手段)
13 CPU(制御手段)
13a タイムシフト録画制御部(タイムシフト録画制御手段)
13b CM放送検出部(CM放送検出手段)
13c 時限タイムシフト制御部(時限タイムシフト制御手段)
Claims (4)
- テレビ放送信号を受信して映像信号及び音声信号を含む受信信号を得る受信手段と、
前記受信手段により受信された受信信号を記録する記録手段と、
前記受信手段により受信された受信信号、及び前記記録手段に記録された受信信号を再生する再生手段とを備え、
前記記録手段に受信信号を記録しながら、前記記録手段に記録された受信信号を再生可能なテレビ放送録画装置において、
前記受信手段により受信中のテレビ放送信号の再生を一時停止状態にして、前記受信手段により受信されたテレビ放送信号を前記記録手段に記録開始させる処理であるタイムシフト録画処理の実行を指示するためのタイムシフト録画指示手段と、
前記タイムシフト録画処理の実行を制御するためのタイムシフト録画制御手段と、
前記受信手段により受信された受信信号からコマーシャルの放送信号を検出するCM放送検出手段と、
前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されているときに、前記タイムシフト録画指示手段を用いてユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されると、前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されなくなるまで、前記タイムシフト録画処理の実行開始を待つように制御する時限タイムシフト制御手段とをさらに備えたことを特徴とするテレビ放送録画装置。 - 前記時限タイムシフト制御手段によるタイムシフト録画処理の実行開始を待つ機能のオン/オフを選択するための時限タイムシフト機能選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビ放送録画装置。
- 前記タイムシフト録画指示手段によるタイムシフト録画処理の実行指示の解除を指示するためのタイムシフト録画解除指示手段をさらに備え、
前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されているときに、前記タイムシフト録画指示手段を用いてユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されたときでも、前記CM放送検出手段によりコマーシャルの放送信号が検出されなくなる前に、前記タイムシフト録画解除指示手段によりタイムシフト録画処理の実行指示の解除が指示されたときは、前記タイムシフト録画処理の実行を中止することを特徴とする請求項2に記載のテレビ放送録画装置。 - 前記タイムシフト録画指示手段を用いてユーザによりタイムシフト録画処理の実行が指示されると、前記タイムシフト録画制御手段は、その時点で前記記録手段に記録された受信信号に含まれる映像信号を静止画像で表示することを特徴とする請求項3に記載のテレビ放送録画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007160258A JP2008312131A (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | テレビ放送録画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007160258A JP2008312131A (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | テレビ放送録画装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2007160258A Withdrawn JP2008312131A (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | テレビ放送録画装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008312131A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156937A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Nec Personal Computers Ltd | 映像表示装置および映像表示方法 |
JP2015154331A (ja) * | 2014-02-17 | 2015-08-24 | 株式会社博報堂Dyホールディングス | 映像表示装置、サーバ、及び、映像表示システム |
-
2007
- 2007-06-18 JP JP2007160258A patent/JP2008312131A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012156937A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Nec Personal Computers Ltd | 映像表示装置および映像表示方法 |
JP2015154331A (ja) * | 2014-02-17 | 2015-08-24 | 株式会社博報堂Dyホールディングス | 映像表示装置、サーバ、及び、映像表示システム |
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