JP2009162040A - 錠保護機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピッキング、バンピング等のドアー錠の不正解錠に対して効果的に対応できる保護機構を提供すること。
【解決手段】適正な鍵を用いた解錠施錠操作を可能としながら、ドアー錠、及び錠孔を隠蔽し、屋外側への露出を最小化することにより、不正破壊解錠対策として有効であるとともに、さらに、ドアー錠の識別を困難とし、様々な工具を錠孔より差し込み錠内部を操作することが困難となるため、不正非破壊解錠対策としても有効である。
【選択図】図13

Description

本発明は、ドアーに設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、屋外側より概錠孔の回転軸延長上にドアー屋外側に装着するドアー錠の保護機構の構造に関するものである。
一般に各種建物に設置されているドアーには防犯のためのドアー錠が設けられている。このドアー錠は、ドアーの開閉を操作するドアーノブの近くに独立して、または、ドアーノブと一体化した構造で設けられている。ドアーの施錠は、ドアー本体よりデッドボルトをドアー枠側に移動し突出させ、ドアー枠のデッドボルト受けに系止することによって行われる。このデッドボルトを移動するための回転軸がドアーを貫通しており、このドアー錠の開閉は、屋内側においては、回転軸に連結したサムターンを回転することによってなされる。また、屋外側においては、適正な鍵を錠孔に挿入し系止状態を解除することによって回転軸の回転を可能とし、施錠位置、または、解錠位置に、回転軸を、鍵を回転することによってなされる。
ドアー錠の不正解錠の方法として非破壊解錠があり、従来、ピッキングが知られているが、最近では、錠孔にバンプキーと呼ばれる不正鍵を差し込み、鍵後端に衝撃を加えて、錠回転部に回転力を加えながら内部ピン等を移動させて、瞬時に解錠を行うバンピングが広まっている。他の方法としては破壊解錠がある。
対策としては、より高性能なドアー錠への交換、複数のドアー錠の設置、電子錠等を備えた扉箱によってドアー錠自体を覆い隠蔽するような方法等がある。
より高性能なドアー錠への交換は、より高度の非破壊解錠方法が開発され効果が長期間持続しない可能性があるという問題がある。さらに、複数のドアー錠の設置、電子錠等を備えた扉箱によってドアー錠自体を隠蔽するような方法は、鍵を複数持つ必要があり、操作が複雑化するという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決し、ドアー錠の不正解錠に対して効果的に対応できる保護機構を提供することである。
このような目的を達成するために、本出願の請求項1記載の錠保護機構は、ドアー部に設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、ドアー錠を囲んでドアー、または、ドアー錠に固着される装着部と、前記装着部上に屋外側に向かって形成されたスロット保持部と、前記スロット保持部に嵌合し前記鍵が回転軸に沿って挿入可能な挿入孔を有する回転可能な回転スロットとより構成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の錠保護機構において、前記回転スロットの前記回転軸上屋外側にあって且つ前記スロット保持部に嵌合し前記鍵が挿入可能な挿入孔を有する回転不可能な非回転スロットを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の錠保護機構において、前記回転スロット及び前記非回転スロットは前記回転軸に沿って移動可能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3記載の錠保護機構において、前記非回転スロット上に屋外側に向かって形成された前記鍵が挿入可能なハンドルを有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2、3または4記載の錠保護機構において、前記回転スロット内に前記鍵の挿入によって作動するゲートを有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1、2、3,4、または5記載の錠保護機構において、前記ゲートの作動を検知し、記録または外部に送信するゲート作動検知装置を有することを特徴とする。
以上のように、本錠保護機構をドアー錠に装着することにより、ドアー錠を隠蔽するため、破壊解錠対策として有効であるとともに、錠孔の屋外側に鍵の挿入孔のみを有する回転スロットを配置することにより、ドアー錠の識別を困難とし、様々な工具を錠孔より差し込み錠内部を操作することが困難となるため、非破壊解錠対策としても有効である。
また、非回転スロットを回転スロットの屋外側に配置することにより、さらに、様々な工具を錠孔より差し込み錠内部を操作すること、とりわけ、回転力を与えることが困難となるため、非破壊解錠対策として有効である。
また、非回転スロットと回転スロットを回転軸に沿って移動可能とすることにより、適合した鍵による合法解錠操作がより安全に行えるという効果がある。
また、ハンドルを非回転スロットに付加することによって、錠孔へのアクセス及び回転力付加が、著しく困難となり、非破壊解錠対策として極めて有効である。
また、ゲート及びゲート作動検知装置を備えることにより不正解錠に対して抑止力を高めることが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態の対象となるドアー錠と鍵を示す斜視図である。ドアー錠と鍵は、ドアー錠100と、ドアー錠100上に形成された錠孔101と、首部102と、鍵110と、キーチェイン111とより構成されている。
図2は、第一実施形態の錠保護機構を示す分解斜視図である。錠保護機構は、装着部200と、スロット保持部300と、回転スロット400と、非回転スロット500と、ハンドル600とよりなっている。装着部200は、中央にドアー錠100より大きな円形孔214を有するベース210と、円形孔214の内側左右に配置された2個のドアー錠固定板220とよりなっている。ベース210の四隅には、各々ネジ孔211が設けられている。ベース210の左右には、ドアー固定板220を締め付けるため各々ネジ孔212が設けられていて、各々のネジ孔212と垂直に貫通孔213が各々設けられている。スロット保持部300は、ベース210に各々固定された4個の保持棒310と、保持棒310の各々の他端に固定された開口部を有する保持板320とよりなっている。回転スロット400は、リング410と、シリンダ420と、回転スロット本体430と、後述するゲート440とよりなっている。リング410上には、非回転スロット固定孔411が形成されている。シリンダ420は、前後に開口部を有しているとともに、内径はドアー錠100より大となっている。回転スロット本体430上には、回転スロット鍵挿入孔431が形成されている。リング410と、回転スロット本体430と、シリンダ420の屋外側端(図2右側)とは、同一面に位置している。非回転スロット500上には、スロット保持部300の保持棒310に嵌合する装着孔501と、リング410の非回転スロット固定孔411に対応する回転スロット連結ネジ孔502と、ハンドル600を固定するためのハンドル固定孔503と、非回転スロット鍵挿入孔504とが形成されている。ハンドル600上には、ハンドル固定孔503を介して非回転スロット500に固定されるためのネジ孔(図示せず)が屋内側端(図2左側)に形成されている。
図3は、第一実施形態の錠保護機構の回転スロットを示す分解斜視図である。シリンダ420は、屋外側端(図3右側)が肉厚となっている。この肉厚部を挟んでネジ(図示せず)により非回転スロット固定孔411と回転スロット連結ネジ孔502とを結合することによって回転スロット400は、回転可能でありながら非回転スロット500と一体となる。回転スロット本体430は、シリンダ420内に固定されている。回転スロット本体430の屋内側(図3左側)に回転スロット鍵挿入孔431を挟む状態でゲート440が固定されている。ゲート440は、2個のゲート板441と、ゲート板441の各々を回転軸中心方向に押圧する2個のバネ442と、ゲート板441の作動を検知記録送信するゲート作動検知装置443とより構成されている。ゲート板441は、通常はバネ442により閉じられているが、鍵110の差し込み及び引き抜きに伴って作動開閉する。
図4は、第一実施形態の錠保護機構のゲート作動検知装置の概略構成を示す図である。ゲート作動検知装置443は、電源444と、検知部445と、制御部446と、通信部447とより構成されている。電源444は、ゲート作動検知装置443が作動するのに必要な電力を供給する。検知部445は、ゲート板441の作動を検知する。制御部446は、検知部445より作動信号を取り込み、そのつど、内蔵した時計により作動年月日時刻を付加して時系列データとして内蔵したメモリーに記録すると同時に、通信部447を介して外部からの指示信号に従って時系列データを外部に送信する。
図5は、第一実施形態の錠保護機構を示す斜視図である。第一実施形態の錠保護機構をドアー及びドアー錠100に装着するためには、屋外側(図5右側)より、ドアー錠100をベース210の円形孔214に貫通させ、ベース210をドアー(図示せず)に密接させた状態で、左右のドアー錠固定板220を左右のネジ孔212に止めネジ(図示せず)で中心方向に締めて首部102を介して固定する。
第一実施形態の錠保護機構をドアー錠100に装着した後、屋外側より、貫通孔213に平行ピン(図示せず)を打ち込むことによって前記止めネジの操作を不可能とし、錠保護機構の屋外側からの不正取り外しを防ぐことができる。
さらに、ベース210の四隅のネジ孔211にドアーを貫通して室内側からボルトにより固定することにより、防犯性を高めることが可能である。
以下、第一実施形態の錠保護機構における施錠(または解錠)操作を説明する。ここでは、鍵110はキーチェイン111を取り外した状態で使用することを前提としている。図6は、第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵がハンドルにセットされようとしている状態を示すA−A模式断面図である。まず、回転スロット400及び非回転スロット500を屋外側に引き出しながら回転スロット本体430の回転スロット鍵挿入孔431が錠孔101と同様、垂直位置となるようにシリンダ420を回転させる。この操作は、この状態で、鍵110を非回転スロット500の非回転スロット鍵挿入孔504より上下何れか斜めより差し込むことによってなされる。垂直面に沿って鍵110を挿入できる隙間を有しているハンドル600は、回転軸上の屋外側端(図6右側)が閉じている。このことにより、工具等を用いた不正解錠対策としてより効果的であると考えられる。
図7は、第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵がハンドルにセットされた状態を示すA−A模式断面図である。この操作は、図6の状態から鍵110の中心軸をハンドル600の中央に回転軸と一致させることによってなされる。
図8は、第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが押し込まれ鍵が差し込まれた状態を示すA−A模式断面図である。この操作は、図7の状態から鍵110とハンドル600を持ちながらを屋内側にハンドル600を押し込み、さらに、鍵110を錠孔101に完全に差し込むことによってなされる。
図9は、第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵が差し込まれた状態を示すA−A模式断面図である。この操作は、図8の状態からハンドル600を鍵110が差し込まれた状態のままで、鍵110の後端より非回転スロット500の屋内側端面が屋外側となる位置まで引き出すことによってなされる。
図10は、第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵が差し込まれ且つ90度回転された状態を示すA−A模式断面図である。この操作は、図9の状態からシリンダ420を90度回転することによってなされる。第一実施形態の錠保護機構では、鍵110を垂直位置より左右いづれかに90度回転することによって施錠(または解錠)位置となるため、この操作によって施錠(または解錠)状態となる。
次に、以上説明した図6より図10の操作手順を逆に行うことによって鍵110を第一実施形態の錠保護機構より引き抜くことができ、施錠(または解錠)操作が完了する。
以上の説明のように、第一実施形態の錠保護機構は、回転スロットと、非回転スロットと、ハンドルとにより、外部より不正な工具キー等を挿入し回転を含む不正解錠操作を行うことが著しく困難となるという効果がある。
第一実施形態の錠保護機構において、シリンダ420の屋内側開口部の内側は、ドアー錠100との間に防犯上問題のない程度の隙間を有していて、意図的に異物等が屋外側より非回転スロット500及び回転スロット400を介して挿入されても、本錠保護機構がドアー錠100に装着された状態で回転スロット400及び非回転スロット500を引き出すことにより外部に排出できるようになっている。
第一実施形態の錠保護機構のハンドル600は、取り外して使用した場合、防犯性能をある程度維持しながら操作が容易となるという効果がある。
第一実施形態の錠保護機構の回転スロット400と非回転スロット500は、結合せず各々が独立に回転軸に沿って移動可能としてもよい。たとえば、回転スロット400は、錠100との間隔が最適となるような位置に置き、非回転スロット500のみを移動するようにしてもよい。この場合、回転スロット400と非回転スロット500の間に生じる隙間は、必要であれば、非回転スロット500上に屋内側に向かいシリンダ420の外側を覆い且つ重なるような円筒を付加するなどして、防犯上問題ない程度とすることが必要となる。
図11は、第二実施形態の錠保護機構を示す斜視図である。第二実施形態の説明においては、第一実施形態と同一の機構は、同一の符号を付けて説明を省略する。第二実施形態の錠保護機構は、装着部200と、スロット保持部300と、回転スロット400と、非回転スロット700とより構成されている。非回転スロット700は、保持板320と一体化し、固定されていて、鍵110が挿入可能な非回転スロット鍵挿入孔701を有する。非回転スロット鍵挿入孔701の形状は、鍵110の後端にキーチェイン111が付加された状態でも挿入が可能となるように回転軸上に円形孔が設けられている。第二実施形態の錠保護機構における施錠(または解錠)操作は、錠孔101への鍵110の差し込み及び引き抜きを、非回転スロット700の位置を変えることなく(回転軸に沿って移動することなく)、キーチェイン111を利用して行うことを前提としている。すなわち、まず、鍵110をキーチェイン111の一端を保持しながら錠孔101へ差し込み、その状態でシリンダ420を左右の施錠(または解錠)位置まで90度回転することによってなされる。さらに、90度逆回転し、キーチェイン111の一端を保持して引き抜くことで操作は完了する。
図12は、第二実施形態の錠保護機構に利用可能な鍵を示す斜視図である。鍵120は、後端が回転軸上に突起121を有している。鍵120を利用して、前述したキーチェイン111を利用した施錠(または解錠)操作と同様に、突起121を保持して第二実施形態の錠保護機構の施錠(または解錠)を行うことができる。突起121の幅を充分小さくすることによって、非回転スロット鍵挿入孔701の形状は、第一実施形態の非回転スロット鍵挿入孔504の形状と同一とすることが可能であり、防犯性能を向上させることができる。
以上の説明のように、第二実施形態の錠保護機構においては、回転スロットと、非回転スロットとにより、外部より不正な工具キー等を挿入し回転を含む不正解錠操作を行うことを困難としながら、錠孔101への差し込みは、キーチェイン111、または、鍵120を保持した状態で行えるため、操作が容易となるという効果がある。
図13は、第三実施形態の錠保護機構を示す斜視図である。第三実施形態の説明においては、第一実施形態と同一の機構は、同一の符号を付けて説明を省略する。第三実施形態の錠保護機構は、装着部200と、スロット保持部800と、回転スロット400とより構成されている。スロット保持部800は、保持棒810の長さが第一実施形態の保持棒310より短いことを除いては第一実施形態と同一である。保持棒810の各々の長さは、シリンダ420の長さより僅かに長いため、シリンダ420の屋内側端はベース210にほぼ接している。従って、回転スロット400は、回転は可能であるが回転軸に沿って移動することは不可能となっている。さらに、回転スロット400と錠孔101との間隔は、第一実施形態及び第二実施形態と比較して、より近いため、鍵110を錠孔101に差し込んだ時、鍵110の後端が屋外側へ露出する。このため、第三実施形態の錠保護機構における施錠(または解錠)操作は、鍵110の後端を保持しながら行うことを前提としている。すなわち、まず、鍵110を回転スロット鍵挿入孔431へ差し込み、次に、そのまま、錠孔101へ完全に差し込み、その状態で左右の施錠(または解錠)位置まで90度回転することによってなされる。さらに、90度逆回転し、鍵110の後端を保持して引き抜くことで操作は完了する。
第三実施形態の錠保護機構においては、解錠操作時、鍵110の後端が屋外側に露出するが、ドアー錠100用に不正に作成したバンプキーを錠孔101に差し込んだ上で、バンプキーの後端に衝撃を与えて不正解錠を試みようとすると、当該衝撃は、鍵110に密接している回転スロット鍵挿入孔431を経由して、錠110の回転部と比較して慣性モーメントが大きい回転スロット400に吸収されるため、その影響を受け、錠100に達する当該衝撃による錠100の解錠が困難となり、バンピング対策として有効であると考えられる。
第一、第二、及び第三実施形態の錠保護機構においては、実施時、いずれも、錠100を隠蔽するため、錠種類、型名等の特定が困難となり不正解錠対策として有効であると考えられる。
さらに、ゲート作動検知装置443によって不正解錠の年月日時刻データが記録されると同時に携帯電話、インターネット等へ送信されることにより、不正解錠の抑止効果が期待できると共に、不正解錠が行われた場合は、当該データを客観的証拠として利用することが可能となる。
ゲート作動検知装置443による鍵110の挿入の検知方法は、第一、第二、及び第三実施形態におけるゲート板441とバネ442を用いず、たとえば、鍵挿入経路上を挟んで光源とセンサを有する光学的ゲートによって実施してもよい。
第一、第二、及び第三実施形態のスロット保持部の形状は、スロット保持部300及びスロット保持部800以外であってもよい。たとえば、多角形を断面とする操作開口部を有する筒で回転スロット400を囲った形状、または、ベース210に回転スロット400の屋内側端を回転可能としながら系止保持する回転系止溝を付加した形状等によって実施してもよい。
第一、第二、及び第三実施形態の装着部、スロット保持部、回転スロット、非回転スロット及びハンドルをモジュラー化することにより、現場で利用環境、経験に応じて本錠保護機構を適時再構成できる機能を付加することが可能となり利便性が向上する。
ドアー錠と鍵を示す斜視図である。 第一実施形態の錠保護機構を示す分解斜視図である。 第一実施形態の錠保護機構の回転スロットを示す分解斜視図である。 第一実施形態の錠保護機構のゲート作動検知装置の概略構成を示す図である。 第一実施形態の錠保護機構を示す斜視図である。 第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵がハンドルにセットされようとしている状態を示すA−A模式断面図である。 第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵がハンドルにセットされた状態を示すA−A模式断面図である。 第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが押し込まれ鍵が差し込まれた状態を示すA−A模式断面図である。 第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵が差し込まれた状態を示すA−A模式断面図である。 第一実施形態の錠保護機構の回転スロット及び非回転スロットが引き出され鍵が差し込まれ且つ90回転された状態を示すA−A模式断面図である。 第二実施形態の錠保護機構を示す斜視図である。 第二実施形態の錠保護機構に利用可能な鍵を示す斜視図である。 第三実施形態の錠保護機構を示す斜視図である。
符号の説明
100 ドアー錠
101 錠孔
102 首部
110 鍵
111 キーチェイン
120 鍵
121 突起
200 装着部
210 ベース
211 ネジ孔
212 ネジ孔
213 貫通孔
214 円形孔
220 ドアー錠固定板
300 スロット保持部
310 保持棒
320 保持板
400 回転スロット
410 リング
411 非回転スロット固定孔
420 シリンダ
430 回転スロット本体
431 回転スロット鍵挿入孔
440 ゲート
441 ゲート板
442 バネ
443 ゲート作動検知装置
444 電源
445 検知部
446 制御部
447 通信部
500 非回転スロット
501 装着孔
502 回転スロット連結ネジ孔
503 ハンドル固定孔
504 非回転スロット鍵挿入孔
600 ハンドル
700 非回転スロット
701 非回転スロット鍵挿入孔
800 スロット保持部
810 保持棒

Claims (6)

  1. ドアー部に設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、
    ドアー錠を囲んでドアーまたはドアー錠に固着される装着部と、前記装着部上に屋外側に向かって形成されたスロット保持部と、前記スロット保持部に嵌合し前記鍵が回転軸に沿って挿入可能な挿入孔を有する回転可能な回転スロットとより構成されることを特徴とする錠保護機構。
  2. ドアー部に設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、
    前記回転スロットの前記回転軸上屋外側にあって且つ前記スロット保持部に嵌合し前記鍵が挿入可能な挿入孔を有する回転不可能な非回転スロットを有することを特徴とする請求項1記載の錠保護機構。
  3. ドアー部に設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、
    前記回転スロット及び前記非回転スロットは前記回転軸に沿って移動可能であることを特徴とする請求項1または2記載の錠保護機構。
  4. ドアー部に設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、
    前記非回転スロット上に屋外側に向かって形成された前記鍵が挿入可能なハンドルを有することを特徴とする請求項1、2または3記載の錠保護機構。
  5. ドアー部に設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、
    前記回転スロット内に前記鍵の挿入によって作動するゲートを有することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の錠保護機構。
  6. ドアー部に設置され、屋外側に設けられた錠孔に鍵を差し込み、回転することによって施錠及び解錠するドアー錠において、
    前記ゲートの作動を検知し、記録または外部に送信するゲート作動検知装置を有することを特徴とする請求項1、2、3,4、または5記載の錠保護機構。
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