JP3089933U - スロットマシンの設定キー不正操作防止具 - Google Patents

スロットマシンの設定キー不正操作防止具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、既存の設定キースイッチのキー差
し込み穴を防護し、責任者のみしか防護を解除できない
機構としたスロットマシンの設定キー不正操作防止具を
提供することを目的とするものである 【解決手段】 本考案は、設定ボックスに取り付けられ
る架設枠体部2と、この架設枠体部2に装着されるキー
シリンダ3と、キーシリンダ3内の回転軸4に、その基
端が連結される遮蔽板部5とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スロットマシンの設定キー不正使用防止具に関する。詳しくはスロ ットの当たりの確率を調整するためのON・OFFスイッチとしての設定キーを 不正に操作できないようにする防止具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりスロットマシンは、図5に示すように、コインを投入し、回転する3 個のドラム101をそれぞれに設けられる停止ボタン102によって停止し、そ れぞれのドラム101に描かれた絵柄が揃うことによりコインが払い出されるも のであり、電子制御によって絵柄の種類等によって決められた数のコインを遠心 力によってコイン払出口103より払い出す機構とするものである。
【0003】 そこでホールに設置される各スロットマシンには、図6に示すように電源スイ ッチ104、リセットボタン105、コイン回収スイッチ106および設定キー スイッチ107などの各種制御スイッチなどが収納された設定ボックス108が 設置されている。
【0004】 これら設定ボックス108に設けられる電源スイッチ104、リセットボタン 105、コイン回収スイッチ106などの操作は、従業員がスロットマシンの扉 を開いて操作するものであるが、設定キースイッチ107については、ホールの 責任者のみが管理するキーによってスロットの当たりの確率を制御するためのO N・OFF操作を行っている。
【0005】 即ち、設定キースイッチをONにして、設定操作ボタンなどを操作することに より、各スロットマシンごとの各役払い出し確率を、例えば6段階に制御するこ とができるものであり、各役払い出し確率を制御した後に、設定キースイッチを OFFにすることによって、設定した各役払い出し確率を変更できないような機 構とされるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記の設定キースイッチはメーカーごとに同一種類のキーによって製作されて いる。従ってホール責任者は、メーカーごとに管理されているキーによって設定 キースイッチの操作を行うものである。
【0007】 しかしこれらのキーは、中古となったスロットマシンから容易に手に入れるこ とができ、ホール従業員が不正に入手したキーを用いて客に有利となるように不 正操作をする事件が増加している。
【0008】 また、前記のような不正を防止するために各スロットマシンごとに設定キース イッチを変えることはキーの管理や製作上において不可能な状況であるのが現状 である。
【0009】 本考案は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、既存の設定キースイッ チのキー差し込み穴を防護し、責任者のみしか防護を解除できない機構としたス ロットマシンの設定キー不正操作防止具を提供することを目的とするものである 。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するたに、本考案に係るスロットマシンの設定キー不正操作 防止具は、スロットマシンの設定ボックスに設けられる設定キースイッチにおい て、前記設定キースイッチのキー差し込み穴が遮蔽板部によって遮蔽および解放 される手段と、前記遮蔽板部が特定の操作機構によって作動する作動手段とを備 える。
【0011】 ここで、遮蔽板部によって遮蔽および解放される手段とは、 設定キースイッ チのキー差し込み穴の上方に、差し込み穴を遮蔽する形状とした遮蔽板部を設け ることによって、キー差し込み穴へのキーの差し込みを防ぐ機構とするものであ る。
【0012】 また、遮蔽板部が特定の操作機構によって作動する作動手段とは、責任者のみ にしか遮蔽板部による差し込み穴への遮蔽および解放の操作をすることができな い特定の操作機構によって、従業員などの他の者からの不正操作を防止する機構 とするものである。
【0013】 そこで特定の操作機構としては、遮蔽板部の基端をキーシリンダに連結し、キ ーシリンダに責任者のみが管理するキーを差し込み回動させることによって、遮 蔽板部が左右いずれかに遮蔽板部の基端を中心に回動することで遮蔽板部による 差し込み穴への遮蔽および解放の操作をする機構とするものである。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本考案の理解に供す る。
【0015】 図1に、本考案を適用したスロットマシンの設定キー不正操作防止具の一例を 説明するための斜視図、図2に図1におけるX−X線における断面説明図を示す 。
【0016】 ここで示す防止具本体1は、設定ボックスに取り付けられる架設枠体部2と、 この架設枠体部2に装着されるキーシリンダ3と、キーシリンダ3内の回転軸4 に、その基端が連結される遮蔽板部5とから構成される。
【0017】 そこで、架設枠体部2は容易に破損できないように鋼板などの金属板より形成 され、遮蔽板部5を設定キースイッチの差し込み穴の上方に架設させるべく設定 ボックスに取り付けられるものであり、この架設枠体部2の両側端には、設定ボ ックスの正面側に取り付けられる取付け部6Aと両面接着テープ7の側面側に取 り付けられる取付け部6Bが形成されるものである。
【0018】 更に取付け部6A、6Bには両面接着テープ7が貼着され、この両面接着テー プ7によって設定ボックスへの取付けが容易かつ、強固に行える構成とするもの である。
【0019】 また、遮蔽板部5は容易に曲げることができない金属板により形成され、設定 キースイッチの差し込み穴全体を遮蔽する形状とされる。そしてその基端が架設 枠体部2に装着されるキーシリンダ3内の回転軸4に連結された機構とするもの である。
【0020】 この回転軸4は、キーシリンダ3に差込まれる特定のキーによって左右いずれ かに回転することによって設定キースイッチの差し込み穴全体を自在に遮蔽およ び解放できる構成とするものである。
【0021】 なお、架設枠体部および遮蔽板部は必ずしも金属板により形成される必要性は 無く、ナイフやペンチなどの手工具によって容易に破断できない素材であれば、 合成樹脂板などいかなるものであっても良いが、加工性および強耐性に優れた鋼 板又はアルミニウム板などによって形成される方が好ましい。
【0022】 また、架設枠体部の取付け部と設定ボックスとの取付け手段として、両面接着テ ープによる他に、直に接着剤によって接着固定する場合や、ネジによって取付け る機構とするなどいかなる取付け手段であっても良いが、剥離紙を剥がして容易 に取付けができ、かつ強固な接着が可能な両面接着テープによる取付け手段が好 ましい。
【0023】 キーシリンダとキーとの組み合わせによる遮蔽板部の操作機構としては、責任 者のみが管理する特定のキーをキーシリンダに差込み左右いずれかに回動するこ とによって遮蔽板部による設定キースイッチの差し込み穴の遮蔽および解放が自 在でき、かつ設定キースイッチの差し込み穴を解放した場合に、この差し込み穴 に設定キースイッチ用としてのキーを差込み、回動できる環境であれば良い。
【0024】 以上の構成より成る本考案では図3に示すように、設定ボックス8の設定キー スイッチ9の差込み穴10上方に、この差込み穴10全体を遮蔽板部5によって 覆うような状態下で架設枠体部2の取付け部6A、6Bを設定ボックス8上に取 付ける。
【0025】 そして設定ボックス8の側面に取付けられる取付け部6Bには、封紙テープ1 1を貼り付けるものであり、この封紙テープ11によって責任者以外の者による 架設枠体部2の取り外しが故意に行われた場合であっても、その事実が後に責任 者によって確認できることとなる。
【0026】 このようにして防止具本体1が取り付けられることによって図4に示すように 、責任者など特定の者が管理するキーをキーシリンダ3に差込み左右いずれかに 回転させることで、その回転軸に連結される遮蔽板部5は図中想像線で示す如く 回動する。
【0027】 この遮蔽板部5の回動操作によって設定ボックス8の設定キースイッチ9の差 込み穴10が解放されることとなり、設定キースイッチ9専用のキーを差込み回 動することにより設定スイッチの設定キースイッチをONにして、設定操作ボタ ンなどを操作することにより、各スロットマシンごとの各役払い出し確率を段階 別に制御することができるものである。
【0028】 そして各役払い出し確率を制御した後に、設定キースイッチの差込み穴10から キー抜き取った後に、再び責任者など特定の者が管理するキーをキーシリンダ3 に差込み左右いずれかに回転させることで、その回転軸に連結される遮蔽板部5 によって差込み穴10が遮蔽されることとなり、キーを抜き取ることによって合 い鍵による設定キースイッチの不正操作が不可能となるものである。
【0029】 従ってホール内のスロットマシンの設定ボックスに取付けられる防止具のキー を、責任者など特定の者しか管理できないキーとすることで、設定キースイッチ の合い鍵による不正操作を実行しようとした場合において、設定キースイッチの 差込み穴が遮蔽板部によって遮蔽されていることから、合い鍵を設定キースイッ チの差込み穴に差し込むことができず、不正を未然に防げることが可能となるも のである。
【0030】 なお、設定ボックスに取付けられる防止具のキーをスロットマシンの種類毎に 、あるいは配置列ごとに変えることによってより不正操作が行え難くなる。
【0031】
【考案の効果】
以上述べて来た如く本考案によれば、既設のスロットマシンの設定ボックスに 容易に取付けることが可能であり、かつ設定キースイッチの差込み穴を遮蔽板部 によって遮蔽することによって合い鍵により不正操作を確実に防止することが可 能となる。
【0032】 また、遮蔽板部の作動を責任者が管理する特定のキーによって行うことで、他 の者が同種のキーを不正に取得することが困難となり、スロットマシンの扉を開 けた状態で防止具を無理に取り外すか、破壊するのは監視カメラ下では殆ど不可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したスロットマシンの設定キー不
正操作防止具の一例を示すための斜視図である。
【図2】図1におけるX−X線における断面説明図であ
る。
【図3】本考案を適用したスロットマシンの設定キー不
正操作防止具の設定ボックスへの取り付け状態を示す説
明図である。
【図4】本考案を適用したスロットマシンの設定キー不
正操作防止具の作用状態を示す説明図である。
【図5】スロットマシンの一例を示す説明図である。
【図6】スロットマシンに内蔵される設定ボックスの設
置例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 防止具本体 2 架設枠体部 3 キーシリンダ 4 回転軸 5 遮蔽板部 6A 取付け部 6B 取付け部 7 両面接着テープ 8 設定ボックス 9 設定キースイッチ 10 差込み穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットマシンの設定ボックスに設けら
    れる設定キースイッチにおいて、 前記設定キースイッチのキー差し込み穴が遮蔽板部によ
    って遮蔽および解放される手段と、 前記遮蔽板部が特定の操作機構によって作動する作動手
    段とを備える、 ことを特徴とするスロットマシンの設定キー不正操作防
    止具。
  2. 【請求項2】前記特定の操作機構がキーシリンダとキー
    との組み合わせにより遮蔽板部を作動させることを特徴
    とする請求項1記載のスロットマシンの設定キー不正操
    作防止具。
  3. 【請求項3】前記遮蔽板部およびキーシリンダが架設枠
    体部によって設定ボックスに取り付けられることを特徴
    とする請求項2記載のスロットマシンの設定キー不正操
    作防止具。
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