JP2009158557A - フィーダ用固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テーブルに対するフィーダの固定位置に変化が生じることとテーブルに対するフィーダの固定力が低下することを確実に防止できるフィーダ用固定装置を提供する。
【解決手段】フィーダ用固定装置はフィーダ側要素とテーブル側要素によって構成され、フィーダ側要素はフレーム101に設けられた2つの位置決めピン113,フレーム101の下面に前後移動可能に配置された係合スライダ114,係合スライダ114を前方付勢するバネ材119,及びフレームに回転自在に配置されバネ材の付勢力に抗して係合スライダを後方に移動可能な可動レバー117とを含み、また、テーブル側要素は2つの位置決めピン113が挿入可能な2つの位置決め部201,後退位置にある係合スライダ114を挿入可能なスライダ受容部202,及び後退位置にある係合スライダ114がバネ材119の付勢力によって前方移動したときに圧接下で係合する被係合部202aとを含む。
【選択図】図6
【解決手段】フィーダ用固定装置はフィーダ側要素とテーブル側要素によって構成され、フィーダ側要素はフレーム101に設けられた2つの位置決めピン113,フレーム101の下面に前後移動可能に配置された係合スライダ114,係合スライダ114を前方付勢するバネ材119,及びフレームに回転自在に配置されバネ材の付勢力に抗して係合スライダを後方に移動可能な可動レバー117とを含み、また、テーブル側要素は2つの位置決めピン113が挿入可能な2つの位置決め部201,後退位置にある係合スライダ114を挿入可能なスライダ受容部202,及び後退位置にある係合スライダ114がバネ材119の付勢力によって前方移動したときに圧接下で係合する被係合部202aとを含む。
【選択図】図6
Description
本発明は、バルクフィーダやテープフィーダ等の電子部品供給用フィーダをマウンタ等のテーブルに取り外し可能に固定するためのフィーダ用固定装置に関する。
下記特許文献1には、この種のフィーダ用固定装置が開示されている。この特許文献1に開示されたフィーダ用固定装置は、(1)フィーダの基台の底部に装着され前部に前方に向かって下り勾配の傾斜状前面を有する棒状の滑動部と、フィーダの基台に設けられた可動レバーと、フィーダの基台に設けられ可動レバーの揺動によって滑動部の下方へ突出するフックとを含むフィーダ側要素と、(2)テーブルの前部に設けられその内面が傾斜状案内面となっているストッパと、テーブルに設けられ滑動部の下方へ突出したフックが係合する係合孔とを含むテーブル側要素と、を備えている。
このフィーダ用固定装置によるフィーダのテーブルへの固定は、フィーダの滑動部の下面をテーブルの上面に載置した後、フィーダを前方に移動させて滑動部の傾斜状前面をテーブルのストッパの傾斜状案内面に押し付け、そして、可動レバーを揺動させてフックを滑動部の下方へ突出させてテーブルの係合孔に係合させることにより行われる。また、テーブルに固定されたフィーダのテーブルからの取り外しは、可動レバーを揺動させてテーブルの係合孔へのフックの係合を解除し、フィーダを後方に移動させて滑動部の傾斜状前面をテーブルのストッパの傾斜状案内面から離反して持ち上げることにより行われる。
特開平11−224997
前述のフィーダ用固定装置にあっては、フィーダの滑動部の傾斜状前面をテーブルのストッパの傾斜状案内面に押し付けて、且つ、フックを滑動部の下方へ突出させてテーブルの係合孔に係合させることによって固定を行うものであるため、固定及び取り外しの繰り返しによってフィーダの滑動部の傾斜状前面とテーブルのストッパの傾斜状案内面とに摩耗や傷等を生じると、テーブルに対するフィーダの固定位置が微妙に変化すると共にこの位置変化に伴って固定力も低下してしまう。
テーブルに対するフィーダの固定位置はフィーダが供給する電子部品の種類及びサイズやその用途等に応じて定められているものであるため、固定位置に変化するとフィーダから電子部品の取り出す際に取り出し不良等の不具合を生じる恐れがあり、また、テーブルに対するフィーダの固定力が低下すると固定自体が不安定になってぐらつき等の不具合を生じる恐れがある。
本発明は前記事情に鑑みて創作されたもので、その目的とするところは、テーブルに対するフィーダの固定位置に変化が生じることとテーブルに対するフィーダの固定力が低下することを確実に防止できるフィーダ用固定装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、電子部品供給用フィーダをマウンタ等のテーブルに取り外し可能に固定するためのフィーダ用固定装置であって、(1)フィーダのフレームの下面に前後に間隔をおいて配置された2つの位置決めピンと、フィーダのフレームの下面における2つの位置決めピンの間に前後移動可能に配置された係合スライダと、係合スライダを前方付勢するバネ材と、フィーダのフレームに回転自在に配置されバネ材の付勢力に抗して係合スライダを後方に移動可能な可動レバーとを含むフィーダ側要素と、(2)テーブルの上面に設けられ2つの位置決めピンが挿入可能な2つの位置決め部と、テーブルの上面に設けられ後退位置にある係合スライダを挿入可能で、且つ、挿入状態で係合スライダの前方移動を許容するスライダ受容部と、スライダ受容部内に設けられ後退位置にある係合スライダがバネ材の付勢力によって前方移動したときに圧接下で係合して係合スライダのスライダ受容部からの抜け出しを阻止し、且つ、係合スライダに下向きの力を付与する被係合部とを含むテーブル側要素と、を備えることをその特徴とする。
このフィーダ用固定装置によれば、フィーダの各位置決めピンをテーブルの各位置決め部にそれぞれ挿入することによって、テーブルに対するフィーダの固定位置を2次元的(平面的)を定めることができ、また、テーブルのスライダ受容部に挿入されたフィーダの係合スライダをバネ材の付勢力により前方移動させてスライダ受容部内の被係合部に圧接下で係合させることによって、テーブルの前側位置決め部とスライダ受容部の間に存する部分を前側位置決めピンと係合スライダとで挟み込んで、且つ、フレームの下面をテーブル上面に押し付けた状態として、フィーダをテーブルに固定することができる。
つまり、係合スライダはテーブルに対するフィーダの固定位置を定めるものではなく、テーブルに対するフィーダの固定力を確保するためだけに用いられているので、固定及び取り外しの繰り返しによって係合スライダと被係合部とに摩耗や傷等を生じても、テーブルに対するフィーダの固定位置に変化が生じることを確実に防止することができる。しかも、係合スライダはバネ材の付勢力によって前方移動して被係合部に圧接下で係合するものであるので、固定及び取り外しの繰り返しによって係合スライダと被係合部とに摩耗や傷等を生じても、テーブルに対するフィーダの固定力が低下することを確実に防止することができる。
本発明によれば、テーブルに対するフィーダの固定位置に変化が生じることとテーブルに対するフィーダの固定力が低下することを確実に防止できるフィーダ用固定装置を提供することができる。
本発明の目的とそれ以外の目的と、構成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
[第1実施形態]
図1〜図6は本発明(フィーダ用固定装置)の第1実施形態を示す。図1はフィーダの全体側面図及びテーブルの部分縦断面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図1に示した係合スライダの拡大上面図及びその縦断面図、図4は図1に示した可動レバーの拡大側面図、図5及び図6はフィーダをテーブルに固定する際の操作説明図である。
図1〜図6は本発明(フィーダ用固定装置)の第1実施形態を示す。図1はフィーダの全体側面図及びテーブルの部分縦断面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図1に示した係合スライダの拡大上面図及びその縦断面図、図4は図1に示した可動レバーの拡大側面図、図5及び図6はフィーダをテーブルに固定する際の操作説明図である。
図1〜図6における符号100はバルクフィーダと称されるフィーダ(バラ状態の電子部品を所定向きに整列して所定位置に電子部品を供給する装置)であり、符号200はフィーダ100が取り外し可能に固定されるマウンタ(電子部品部品実装装置)等のテーブルである。
まず、図1を参照して、フィーダ100のメカニズム及び機能について説明する。図1に示したフィーダ100は、フレーム101と、電子部品をバラ状態で収納する部品収納部102と、部品収納部102内の電子部品を所定向きで一列に整列する部品整列部103と、部品整列部103で整列された電子部品を整列状態のまま通路に沿って搬送する部品搬送部106と、部品搬送部106によって搬送された電子部品における先頭の電子部品への後続の電子部品からの圧力を緩和するか或いは先頭の電子部品を後続の電子部品から分離する部品取出部105と、部品搬送用の負圧を発生するエアシリンダ106と、エアシリンダ106で発生した負圧を部品搬送部106の通路前端に伝達するエアチューブ107と、供給動力が付与される操作可動レバー108と、操作可動レバー108に付与された動力を部品整列部103の内部機構に伝達する第1可動レバー機構109と、操作可動レバー108に付与された動力をエアシリンダ106のピストンに伝達する第2可動レバー機構110と、操作可動レバー108に付与された動力をリンク112を介して部品取出部105の内部機構に伝達する第3可動レバー機構111とを備えている。
このフィーダ100は、操作可動レバー108に付与された動力を第1可動レバー機構109を介して部品整列部103の内部機構に伝達することによって部品収納部102内の電子部品を所定向きで一列に整列して、整列後の電子部品を自重によって部品搬送部106の通路に送り込み、そして、操作可動レバー108に付与された動力を第2可動レバー機構110を介してエアシリンダ106のピストンに伝達することによって部品搬送用の負圧を発生させ、発生した負圧をエアチューブ107を介して部品搬送部106の通路前端に伝達して通路に送り込み込まれた電子部品を部品搬送部104の通路に沿って整列状態のまま搬送して部品取出部105に送り込み、そして、操作可動レバー108に付与された動力を第3可動レバー機構111及びリンク112を介して部品取出部105の内部機構に伝達することによって先頭の電子部品への後続の電子部品からの圧力を緩和するか或いは先頭の電子部品を後続の電子部品から分離して、先頭の電子部品を吸着ノズル(図示省略)によって取り出せるようにすることができる。操作可動レバー108への動力付与は部品取出部105から先頭の電子部品が取り出される度に行われる。
次に、図1〜図4を参照して、フィーダ用固定装置のメカニズムについて説明する。このフィーダ用固定装置は、後述のフィーダ側要素と後述のテーブル側要素によって構成されている。
フィーダ側要素は、フィーダ100のフレーム101の下面に前後に間隔をおいて配置された2つの位置決めピン113と、フィーダ100のフレーム101の下面における2つの位置決めピン113の間に前後移動可能に配置された係合スライダ114と、係合スライダ114を前方付勢するバネ材119と、フィーダ100のフレーム101に回転自在に配置されバネ材119の付勢力に抗して係合スライダ114を後方に移動可能な可動レバー117とを含んでいる。
フレーム101は下面を形成する底板部101aを一体または別体で有している。底板部101aには位置決めピン113用のネジ穴101bが前後に間隔をおいて2つ形成され、また、2つのネジ穴101bの間に可動レバー117用のガイドスリット101cが前後方向に形成され、さらに、ガイドスリット101cの前側に後述するガイドピン115用のネジ穴101dが前後に間隔をおいて形成されている。
各位置決めピン113は円錐台形の頭部を有し、そのネジ部分を底板部101aのネジ穴101bにねじ込むことによって底板部101aに固着されている。
係合スライダ114は全体が略直方体形状を成し、25度前後の角度で前下がりに傾く係合面114a1を上側に有する係合部分114aを前部に備えている。係合スライダ114の上部には前後に延びるガイド孔114bが形成され、ガイド孔114bの下側にガイド孔114bよりも一回り大きな横断面形を有するガイド凹部114cが形成されている。
また、係合スライダ114の後部には可動レバー117用の挿入スリット114dが形成されている。さらに、係合スライダ114の後部には挿入スリット114dを横切るようにレバー係合ピン116用の装着孔114eが形成され、装着孔114eにはレバー係合ピン116が圧入され固着されている。
各ガイドピン115は係合スライダ114のガイド孔114bの幅よりも僅かに小さな直径を有するガイド部115aを備えている。各ガイドピン115はそのネジ部分を係合スライダ114のガイド孔114b及びガイド凹部114cを通じて底板部101aのネジ穴101dにねじ込むことによって底板部101aに固着されている。
係合スライダ114のガイド孔114bには各ガイドピン115のガイド部115aが位置し、係合スライダ114の抜け落ちはガイド凹部114c内に位置する各ガイドピン115の頭部によって抑止されている。つまり、係合スライダ114は2つのガイドピン115に案内されつつガイド孔114bの前後端が各ガイドピン115のガイド部115aに当接する範囲において前後方向に移動することができる。
可動レバー117は、軸支孔117aと、下端に設けられた逆U字形の係合溝117bと、バネ材119用の支持突起117cとを有している。この可動レバー117は軸支ピン118のネジ部分を軸支孔117aを通じて側板部(符号無し)のネジ穴(図示省略)にねじ込んで固着することによって側板部に回転自在に取り付けられており、また、可動レバー117の係合溝117bは係合スライダ114のレバー係合ピン116に回転自在に係合されている。
バネ材119は圧縮コイルスプリングから成る。このバネ材119は、その下端をフレーム101の底板部101aに底板部から上方に突出するように一体または別体で設けられた支持突起120に差し込まれ、且つ、その上端を可動レバー117の支持突起117cに差し込まれて、フレーム101と可動レバー107との間に配置されている。このバネ材119は可動レバー117を時計回り方向に付勢し、可動レバー117を介して係合スライダ114を前方に付勢している。
因みに、図面には可動レバー117を回転させるときの支えとなり、且つ、可動レバー117と一緒に握ることが可能な固定レバー121をフレーム101の側板部に設けたものを示してある。この固定レバー121は可動レバー117の回転操作を容易とするためのものであるが、固定レバー121が無くても可動レバー117の回転操作は可能であることから固定レバー121は必ずしも必要なものでない。
一方、テーブル側要素は、テーブル200の上面に設けられ2つの位置決めピン113が挿入可能な穴形状を成す2つの位置決め部201と、テーブル200の上面に設けられ後退位置にある係合スライダ114を挿入可能で、且つ、挿入状態で係合スライダ114の前方移動を許容するスライダ受容部202と、スライダ受容部202内に設けられ後退位置にある係合スライダ114がバネ材119の付勢力によって前方移動したときに圧接下で係合して係合スライダ114のスライダ受容部202からの抜け出しを阻止し、且つ、係合スライダ114に下向きの力を付与する被係合部202aとを含んでいる。
被係合部202aの後部には係合スライダ114の係合面114a1とほぼ同一角度で傾く被係合面202a1が設けられていて、係合スライダ114がバネ材119の付勢力によって前方移動したときに係合スライダ114の係合面114a1が被係合部202aの被係合面202aに面接触状態或いは面接触に近い状態の圧接下で係合し得る。
尚、被係合部202aの被係合面202a1は、係合スライダ114が被係合部202aに係合するときに係合スライダ114に下向きの力を付与する作用(くさび作用)をより効果的に発揮するために設けたものであり、被係合面202a1が無くても同様の作用(くさび作用)を得ることが可能な場合には、被係合部202aを被係合面202a1を除外した90度前後の角形状としてこれに係合スライダ114の係合面114a1を圧接下で係合させるようにしても構わない。
また、図面には各位置決め部201及びスライダ受容部202としてそれぞれ底があるものを示してあるが、テーブル200の厚さが薄い場合には各位置決め部201及びスライダ受容部202をテーブル200を貫通した形状としても構わない。
さらに、各位置決め部201はフィーダ100の固定位置を2次元的(平面的)を定めることができれば必ずしも穴形状を成していなくてもよく、例えば位置決めピン113の挿入を許容する横断面半円形或いは横断面コ字形の縦長溝を位置決め部201の代わりに用いてもよい。
次に、図5及び図6を参照して、フィーダをテーブルに固定する際の操作について説明する。
フィーダ100をテーブル200に固定するときには、可動レバー117を固定レバー121と一緒に握って可動レバー117をバネ材119の付勢力に抗して反時計回り方向に回転させる。この可動レバー117の回転によって係合溝117bが回転自在に係合する係合スライダ114のレバー係合ピン116が後方に押圧され、係合スライダ114が後方移動して後退位置に達する。
そして、この状態のままフィーダ100をテーブル100に向かって下降させ、フレーム101の各位置決めピン113をテーブル200の各位置決め部201にそれぞれ挿入し、且つ、後退位置にある係合スライダ114をスライダ受容部202に挿入して、フレーム101の下面(底板部101aの下面)をテーブル200の上面に載置する。
そして、可動レバー117から手を離して可動レバー117をバネ材119の付勢力によって時計回り方向に回転させて復帰させる。この可動レバー117の回転によって、可動レバー117の係合溝117bが回転自在に係合する係合スライダ114のレバー係合ピン116が前方に押圧され、係合スライダ114が前方移動する。
前方移動する係合スライダ114はその係合面114a1が被係合部202aの被係合面202a1に面接触状態或いは面接触に近い状態の圧接下で係合する。この係合により、係合スライダ114のスライダ受容部202からの抜け出しが阻止され、且つ、係合スライダ114に下向きの力が付与され、テーブル200の前側位置決め部201とスライダ受容部202の間に存する部分が前側位置決めピン113と係合スライダ114とで挟み込まれ、且つ、フレーム101の下面(底板部101aの下面)がテーブル200の上面に押し付けられた状態となって、フィーダ100がテーブル200に固定される。
一方、フィーダ100をテーブル200から取り外すときは、可動レバー117を固定レバー121と一緒に握って可動レバー117をバネ材119の付勢力に抗して反時計回り方向に回転させて係合スライダ114を後方移動させ、そして、この状態のままフィーダ100を上昇させて各位置決めピン113をテーブル200の各位置決め部201から抜き出すと共に後退位置にある係合スライダ114をスライダ受容部202から抜き出す。
このように、前述のフィーダ用固定装置によれば、フィーダ100の各位置決めピン113をテーブル200の各位置決め部201にそれぞれ挿入することによって、テーブル200に対するフィーダ100の固定位置を2次元的(平面的)を定めることができ、また、テーブル200のスライダ受容部202に挿入されたフィーダ100の係合スライダ114をバネ材119の付勢力により前方移動させてスライダ受容部202内の被係合部202aに圧接下で係合させることによって、テーブル200の前側位置決め部201とスライダ受容部202の間に存する部分を前側位置決めピン113と係合スライダ114とで挟み込んで、且つ、フレーム101の下面(底板部101aの下面)をテーブル200の上面に押し付けた状態として、フィーダ100をテーブル200に固定することができる。
つまり、係合スライダ114はテーブル200に対するフィーダ100の固定位置を定めるものではなく、テーブル200に対するフィーダ100の固定力を確保するためだけに用いられているので、固定及び取り外しの繰り返しによって係合スライダ114の係合面114a1と被係合部202aの被係合面202a1とに摩耗や傷等を生じても、テーブル200に対するフィーダ100の固定位置に変化が生じることを確実に防止することができる。しかも、係合スライダ114はバネ材119の付勢力によって前方移動して被係合部202aに圧接下で係合するものであるので、固定及び取り外しの繰り返しによって係合スライダ114の係合面114a1と被係合部202aの被係合面202a1とに摩耗や傷等を生じても、テーブル200に対するフィーダ100の固定力が低下することを確実に防止することができる。
依って、固定位置の変化を原因としてフィーダ100から電子部品の取り出す際に取り出し不良等の不具合を生じることを確実に回避することができると共に、固定力の低下を原因としてフィーダ100の固定自体が不安定になってぐらつき等の不具合を生じることを確実に回避することができる。
また、前述のフィーダ用固定装置によれば、係合スライダ114の前部に前下がりに傾く係合面114a1を設け、被係合部202aの後部に係合スライダ114の係合面114a1とほぼ同一角度で傾く被係合面202a1を設けて、バネ材119の付勢力によって前方移動する係合スライダ114の係合面114a1を被係合部202aの被係合面202a1に面接触状態或いは面接触に近い状態の圧接下で係合させるようにしているので、係合面114a1と被係合面202a1との相対的な滑動を促して係合スライダ114に下向きの力を付与する作用(くさび作用)をより効果的に発揮することができる。
さらに、前述フィーダ用固定装置によれば、可動レバー117の下端に設けた逆U字形の係合溝117bを係合スライダ114のレバー係合ピン116に回転自在に係合してあるので、可動レバー117の回転力を確実に係合スライダ114に伝えて可動レバー117による係合スライダ114の前後移動を的確に行うことができる。
さらに、前述のフィーダ用固定装置によれば、可動レバー117を回転させるときの支えとなり、且つ、可動レバー117と一緒に握ることが可能な固定レバー121をフレーム101に設けてあるので、可動レバー117を固定レバー121と一緒に握ることにより可動レバー117を反時計回り方向に回転させるときの操作を容易に行うことができると共に、フィーダ100をテーブル200に固定するときやフィーダ100をテーブル200から取り外すとき両レバー114,117を握ったままでフィーダ100を簡単に昇降することができる利便性がある。
[第2実施形態]
図7〜図12は本発明(フィーダ用固定装置)の第2実施形態を示す。図7はフィーダの全体側面図及びテーブルの部分縦断面図、図8は図7の要部拡大図、図9は図7に示した係合スライダの拡大上面図及びその縦断面図、図10は図7に示した可動レバーの拡大側面図とバネ材ホルダの拡大前面図、図11及び図12はフィーダをテーブルに固定する際の操作説明図である。
図7〜図12は本発明(フィーダ用固定装置)の第2実施形態を示す。図7はフィーダの全体側面図及びテーブルの部分縦断面図、図8は図7の要部拡大図、図9は図7に示した係合スライダの拡大上面図及びその縦断面図、図10は図7に示した可動レバーの拡大側面図とバネ材ホルダの拡大前面図、図11及び図12はフィーダをテーブルに固定する際の操作説明図である。
第2実施形態は前述の第1実施形態とフィーダ用固定装置の構成を部分的に異にする。フィーダ用固定装置以外の構成は第1実施形態と同じであるため第1実施形態と同じ符号を用いてその説明を省略する。また、フィーダ用固定装置に関して構成が同じ箇所については第1実施形態と同じ符号を用いる。
まず、図7〜図10を参照して、フィーダ用固定装置のメカニズムについて説明する。このフィーダ用固定装置は、後述のフィーダ側要素と後述のテーブル側要素によって構成されている。
フィーダ側要素は、フィーダ100のフレーム101の下面に前後に間隔をおいて配置された2つの位置決めピン113と、フィーダ100のフレーム101の下面における2つの位置決めピン113の間に前後移動可能に配置された係合スライダ122と、係合スライダ122を前方付勢するバネ材127と、フィーダ100のフレーム101に回転自在に配置されバネ材127の付勢力に抗して係合スライダ122を後方に移動可能な可動レバー125とを含んでいる。
フレーム101は下面を形成する底板部101aを一体または別体で有している。底板部101aには位置決めピン113用のネジ穴101bが前後に間隔をおいて2つ形成され、また、2つのネジ穴101bの間に可動レバー125用のガイドスリット101cが前後方向に形成され、さらに、ガイドスリット101cの前側に後述するガイドピン123用のネジ穴101dが前後に間隔をおいて形成されて、さらに、ガイドスリット101cの後側に後述するバネ材ホルダ129を固定するネジ130用のネジ穴101eが左右方向に間隔をおいて2つ形成されている。
各位置決めピン113は円錐台形の頭部を有し、そのネジ部分を底板部101aのネジ穴101bにねじ込んで固着されている。
係合スライダ122は全体が略直方体形状を成し、25度前後の角度で前下がりに傾く係合面122a1を上側に有する係合部分122aを前部に備えている。係合スライダ122の上部には前後に延びるガイド孔122bが形成され、ガイド孔122bの下側にガイド孔122bよりも一回り大きな横断面形を有するガイド凹部122cが形成され、ガイド凹部122bの下側にはガイド凹部122bよりも一回り大きな横断面形を有するバネ材127用の収納凹部122dが形成されている。
また、係合スライダ122の後部には可動レバー125用の挿入スリット122eが形成されている。さらに、係合スライダ122の後部には挿入スリット122eを横切るようにレバー係合ピン124用の装着孔122fが形成され、装着孔122fにはレバー係合ピン124が圧入され固着されている。さらに、係合部分122aにはバネ材127用の支持ピン128を装着するための装着孔122gが前後方向に貫通形成され、装着孔122gには支持ピン128がその後端が収納凹部122d内に突出するように圧入され固着されている。
各ガイドピン123は係合スライダ122のガイド孔122bの幅よりも僅かに小さな直径を有するガイド部123aを備えている。各ガイドピン123はそのネジ部分を係合スライダ122のガイド孔122b及びガイド凹部122cを通じて底板部101aのネジ穴101dにねじ込むことによって底板部101aに固着されている。
係合スライダ122のガイド孔122bには各ガイドピン123のガイド部123aが位置し、係合スライダ122の抜け落ちはガイド凹部122c内に位置する各ガイドピン123の頭部によって抑止されている。つまり、係合スライダ122は2つのガイドピン123に案内されつつガイド孔122bの前後端が各ガイドピン123のガイド部123aに当接する範囲において前後方向に移動することができる。
可動レバー125は、軸支孔125aと、下端に設けられた逆U字形の係合溝125bとを有している。この可動レバー125は軸支ピン126のネジ部分を軸支孔125aを通じて側板部(符号無し)にねじ込んで固着することによって側板部に回転自在に取り付けられており、また、可動レバー125の係合溝125bは係合スライダ122のレバー係合ピン124に回転自在に係合されている。
バネ材ホルダ129は2つのネジ挿入孔129aを左右方向に間隔をおいて有し、その前面にバネ材127用の支持ピン129bが一体または別体で設けられている。このバネ材ホルダ129はネジ130のネジ部分をネジ挿入孔129aを通じて底板部101aのネジ穴101eにねじ込むことによって底板部101aに固着されている。
バネ材127は圧縮コイルスプリングから成る。このバネ材127は、その前端を係合スライダ122の支持ピン128に差し込まれ、且つ、その後端をバネ材ホルダ129の支持ピン129bに差し込まれ、殆どの部分が係合スライダ122の収納凹部122d内に位置した状態で、フレーム101と係合スライダ122との間に配置されている。このバネ材127は直接的に係合スライダ122を前方に付勢し、係合スライダ122を介して可動レバー125を時計回り方向に付勢している。
因みに、図面には可動レバー125を回転させるときの支えとなり、且つ、可動レバー125と一緒に握ることが可能な固定レバー131をフレーム101の側板部に設けたものを示してある。この固定レバー131は可動レバー125の回転操作を容易とするためのものであるが、固定レバー131が無くても可動レバー125の回転操作は可能であることから固定レバー131は必ずしも必要なものでない。
一方、テーブル側要素は、テーブル200の上面に設けられ2つの位置決めピン113が挿入可能な穴形状を成す2つの位置決め部201と、テーブル200の上面に設けられ後退位置にある係合スライダ122を挿入可能で、且つ、挿入状態で係合スライダ122の前方移動を許容するスライダ受容部202’と、スライダ受容部202’内に設けられ後退位置にある係合スライダ122がバネ材127の付勢力によって前方移動したときに圧接下で係合して係合スライダ122のスライダ受容部202’からの抜け出しを阻止し、且つ、係合スライダ122に下向きの力を付与する被係合部202aとを含んでいる。
スライダ受容部202’の長さは、係合スライダ122の形状とバネ材127の配置位置とバネ材ホルダ129の存在との関係から、第1実施形態のスライダ受容部202’よりも多少長くなっている。
被係合部202aの後部には係合スライダ122の係合面122a1とほぼ同一角度で傾く被係合面202a1が設けられていて、係合スライダ122がバネ材127の付勢力によって前方移動したときに係合スライダ122の係合面122a1が被係合部202aの被係合面202aに面接触状態或いは面接触に近い状態の圧接下で係合し得る。
尚、被係合部202aの被係合面202a1は、係合スライダ122が被係合部202aに係合するときに係合スライダ122に下向きの力を付与する作用(くさび作用)をより効果的に発揮するために設けたものであり、被係合面202a1が無くても同様の作用(くさび作用)を得ることが可能な場合には、被係合部202aを被係合面202a1を除外した90度前後の角形状としてこれに係合スライダ122の係合面122a1を圧接下で係合させるようにしても構わない。
また、図面には各位置決め部201及びスライダ受容部202’としてそれぞれ底があるものを示してあるが、テーブル200の厚さが薄い場合には各位置決め部201及びスライダ受容部202’をテーブル200を貫通した形状としても構わない。
さらに、各位置決め部201はフィーダ100の固定位置を2次元的(平面的)を定めることができれば必ずしも穴形状を成していなくてもよく、例えば位置決めピン113の挿入を許容する横断面半円形或いは横断面コ字形の縦長溝を位置決め部201の代わりに用いてもよい。
次に、図11及び図12を参照して、フィーダをテーブルに固定する際の操作について説明する。
フィーダ100をテーブル200に固定するときには、可動レバー125を固定レバー131と一緒に握って可動レバー125をバネ材127の付勢力に抗して反時計回り方向に回転させる。この可動レバー125の回転によって係合溝125bが回転自在に係合する係合スライダ122のレバー係合ピン124が後方に押圧され、係合スライダ122が後方移動して後退位置に達する。
そして、この状態のままフィーダ100をテーブル100に向かって下降させ、フレーム101の各位置決めピン113をテーブル200の各位置決め部201にそれぞれ挿入し、且つ、後退位置にある係合スライダ122をバネ材127及びバネ材ホルダ129と一緒にスライダ受容部202’に挿入して、フレーム101の下面(底板部101aの下面)をテーブル200の上面に載置する。
そして、可動レバー125から手を離して可動レバー125をバネ材127の付勢力によって時計回り方向に回転させて復帰させる。この可動レバー125の回転によって、可動レバー125の係合溝125bが回転自在に係合する係合スライダ122のレバー係合ピン124が前方に押圧され、係合スライダ122が前方移動する。
前方移動する係合スライダ122はその係合面122a1が被係合部202aの被係合面202a1に面接触状態或いは面接触に近い状態の圧接下で係合する。この係合により、係合スライダ122のスライダ受容部202’からの抜け出しが阻止され、且つ、係合スライダ122に下向きの力が付与され、テーブル200の前側位置決め部201とスライダ受容部202’の間に存する部分が前側位置決めピン113と係合スライダ122とで挟み込まれ、且つ、フレーム101の下面(底板部101aの下面)がテーブル200の上面に押し付けられた状態となって、フィーダ100がテーブル200に固定される。
一方、フィーダ100をテーブル200から取り外すときは、可動レバー125を固定レバー131と一緒に握って可動レバー125をバネ材127の付勢力に抗して反時計回り方向に回転させて係合スライダ122を後方移動させ、そして、この状態のままフィーダ100を上昇させて各位置決めピン113をテーブル200の各位置決め部201から抜き出すと共に後退位置にある係合スライダ122をバネ材127及びバネ材ホルダ129と一緒にスライダ受容部202’から抜き出す。
このように、前述のフィーダ用固定装置によれば、フィーダ100の各位置決めピン113をテーブル200の各位置決め部201にそれぞれ挿入することによって、テーブル200に対するフィーダ100の固定位置を2次元的(平面的)を定めることができ、また、テーブル200のスライダ受容部202’に挿入されたフィーダ100の係合スライダ122をバネ材127の付勢力により前方移動させてスライダ受容部202’内の被係合部202aに圧接下で係合させることによって、テーブル200の前側位置決め部201とスライダ受容部202’の間に存する部分を前側位置決めピン113と係合スライダ122とで挟み込んで、且つ、フレーム101の下面(底板部101aの下面)をテーブル200の上面に押し付けた状態として、フィーダ100をテーブル200に固定することができる。
つまり、係合スライダ122はテーブル200に対するフィーダ100の固定位置を定めるものではなく、テーブル200に対するフィーダ100の固定力を確保するためだけに用いられているので、固定及び取り外しの繰り返しによって係合スライダ122の係合面122a1と被係合部202aの被係合面202a1とに摩耗や傷等を生じても、テーブル200に対するフィーダ100の固定位置に変化が生じることを確実に防止することができる。しかも、係合スライダ122はバネ材127の付勢力によって前方移動して被係合部202aに圧接下で係合するものであるので、固定及び取り外しの繰り返しによって係合スライダ122の係合面122a1と被係合部202aの被係合面202a1とに摩耗や傷等を生じても、テーブル200に対するフィーダ100の固定力が低下することを確実に防止することができる。
依って、固定位置の変化を原因としてフィーダ100から電子部品の取り出す際に取り出し不良等の不具合を生じることを確実に回避することができると共に、固定力の低下を原因としてフィーダ100の固定自体が不安定になってぐらつき等の不具合を生じることを確実に回避することができる。
また、前述のフィーダ用固定装置によれば、係合スライダ122の前部に前下がりに傾く係合面122a1を設け、被係合部202aの後部に係合スライダ122の係合面122a1とほぼ同一角度で傾く被係合面202a1を設けて、バネ材127の付勢力によって前方移動する係合スライダ122の係合面122a1を被係合部202aの被係合面202a1に面接触状態或いは面接触に近い状態の圧接下で係合させるようにしているので、係合面122a1と被係合面202a1との相対的な滑動を促して係合スライダ122に下向きの力を付与する作用(くさび作用)をより効果的に発揮することができる。
さらに、前述フィーダ用固定装置によれば、可動レバー125の下端に設けた逆U字形の係合溝125bを係合スライダ122のレバー係合ピン124に回転自在に係合してあるので、可動レバー125の回転力を確実に係合スライダ122に伝えて可動レバー125による係合スライダ122の前後移動を的確に行うことができる。
さらに、前述のフィーダ用固定装置によれば、可動レバー125を回転させるときの支えとなり、且つ、可動レバー125と一緒に握ることが可能な固定レバー131をフレーム101に設けてあるので、可動レバー125を固定レバー131と一緒に握ることにより可動レバー125を反時計回り方向に回転させるときの操作を容易に行うことができると共に、フィーダ100をテーブル200に固定するときやフィーダ100をテーブル200から取り外すとき両レバー122,125を握ったままでフィーダ100を簡単に昇降することができる利便性がある。
[他の実施形態]
第1,第2実施形態にはバネ材119,127として圧縮コイルスプリングを用いたものを示したが、第1実施形態にあっては可動レバー117に同一方向の付勢を行えるバネ材であれば、また、第2実施形態にあっては係合スライダ122に同一方向の付勢を行えるバネ材であれば、圧縮コイルスプリング以外のバネ材、例えば、トーションスプリングや引張コイルスプリングを用いることができる。
第1,第2実施形態にはバネ材119,127として圧縮コイルスプリングを用いたものを示したが、第1実施形態にあっては可動レバー117に同一方向の付勢を行えるバネ材であれば、また、第2実施形態にあっては係合スライダ122に同一方向の付勢を行えるバネ材であれば、圧縮コイルスプリング以外のバネ材、例えば、トーションスプリングや引張コイルスプリングを用いることができる。
また、第1,第2実施形態にはバルクフィーダと称されるフィーダに本発明を適用したものを示したが、バルクフィーダ以外のフィーダ、例えば、テープフィーダと称されるフィーダ(部品収納テープを間欠移動させて所定位置に電子部品を供給する装置)に本発明を適用しても前記同様の作用効果を得ることができる。
さらに、第1,第2実施形態にはフレーム101としてその下面(底板部101aの下面)がフラットなものを示したが、図13に示すように、フレーム101の下面(底板部101aの下面)に該底板部101aと同じ幅を有し、且つ、前側位置決めピン113の後端から係合スライダ114の前部上側に至る凹部101fを形成してもよい。このような凹部101fをフレーム101の下面(底板部101aの下面)に形成しておけば、フィーダ100をテーブル200に固定する際に、前側位置決めピン113と係合スライダ114との間に存するフレーム101の下面部分(底板部101aの下面部分)とテーブル200の上面との間にゴミ等の異物が万が一入り込んだ場合でも、該異物を凹部101f内に取り込むことによってフィーダ100が異物の影響で浮き上がった状態のまま固定されることを防止することができる。図13には第1実施形態のフィーダ100に前記凹部101fを設けたものを例示したが、第2実施形態のフィーダ100に同様の凹部101fを設けても同様の作用効果を得ることができる。
100…フィーダ、101…フレーム、101f…凹部、113…位置決めピン、114…係合スライダ、114a1…係合面、115…ガイドピン、116…レバー係合ピン、117…可動レバー、118…軸支ピン、119…バネ材、120…支持突起、121…固定レバー、122…係合スライダ、122a1…係合面、123…ガイドピン、124…レバー係合ピン、125……可動レバー、126…軸支ピン、127…バネ材、128…支持ピン、129…バネ材ホルダ、131…固定レバー、200…テーブル、201…位置決め部、202,202’…スライダ受容部、202a…被係合部、202a1…被係合面。
Claims (8)
- 電子部品供給用フィーダをマウンタ等のテーブルに取り外し可能に固定するためのフィーダ用固定装置であって、
(1)フィーダのフレームの下面に前後に間隔をおいて配置された2つの位置決めピンと、フィーダのフレームの下面における2つの位置決めピンの間に前後移動可能に配置された係合スライダと、係合スライダを前方付勢するバネ材と、フィーダのフレームに回転自在に配置されバネ材の付勢力に抗して係合スライダを後方に移動可能な可動レバーとを含むフィーダ側要素と、
(2)テーブルの上面に設けられ2つの位置決めピンが挿入可能な2つの位置決め部と、テーブルの上面に設けられ後退位置にある係合スライダを挿入可能で、且つ、挿入状態で係合スライダの前方移動を許容するスライダ受容部と、スライダ受容部内に設けられ後退位置にある係合スライダがバネ材の付勢力によって前方移動したときに圧接下で係合して係合スライダのスライダ受容部からの抜け出しを阻止し、且つ、係合スライダに下向きの力を付与する被係合部とを含むテーブル側要素と、を備える。 - 請求項1に記載のフィーダ用固定装置において、
係合スライダの前部には前下がりに傾く係合面が設けれていて、係合スライダがバネ材の付勢力によって前方移動したときに係合スライダの係合面が被係合部に圧接下で係合する。 - 請求項1に記載のフィーダ用固定装置において、
係合スライダの前部には前下がりに傾く係合面が設けれ、被係合部の後部には係合面とほぼ同一角度で傾く被係合面が設けられていて、係合スライダがバネ材の付勢力によって前方移動したときに係合スライダの係合面が被係合部の被係合面に面接触状態或いは面接触に近い状態の圧接下で係合する。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のフィーダ用固定装置において、
バネ材はフィーダのフレームと可動レバーとの間に配置されていて、バネ材は可動レバーを介して係合スライダを前方付勢している。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のフィーダ用固定装置において、
バネ材はフィーダのフレームと係合スライダとの間に配置されていて、バネ材は直接的に係合スライダを前方付勢している。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載のフィーダ用固定装置において、
係合スライダにはレバー係合ピンが設けられていて、可動レバーの下端は係合スライダのレバー係合ピンに回転自在に係合している。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載のフィーダ用固定装置において、
フィーダのフレームには可動レバーを回転させるときの支えとなり、且つ、可動レバーと一緒に握ることが可能な固定レバーが設けられている。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載のフィーダ用固定装置において、
フィーダのフレームの下面には前側位置決めピンから係合スライダに至る凹部が設けられている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007332169A JP2009158557A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | フィーダ用固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2009158557A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101388875B1 (ko) * | 2012-12-20 | 2014-04-23 | 르노삼성자동차 주식회사 | 단차 측정 기구 |
CN106852108A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-13 | 苏州达程祥电子科技有限公司 | 供料器快换结构 |
JP2017208395A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 富士機械製造株式会社 | フィーダ |
JP2018093020A (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-14 | 株式会社Fuji | テープフィーダ |
-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007332169A patent/JP2009158557A/ja not_active Withdrawn
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