JP2009155019A - ロープ固定装置およびエレベータシステム - Google Patents

ロープ固定装置およびエレベータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータシステムにおいて、昇降用ロープそれぞれに作用する張力のばらつきを抑制する。
【解決手段】近接配置される複数本のロープにより構成されて、昇降路を上下移動するエレベータのかご室を支持する昇降用ロープ1と、昇降路の上方に配置され、複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材設置用架台4と、弾性部材設置用架台4上に配置され、複数本のロープが個別に貫通するように形成される弾性部材3と、弾性部材3の上方に配置され上下方向に移動可能で、複数本のロープの端部が並列に直接固定されて、複数本のロープに異なる張力が作用するときに、傾くように形成されるヒッチ部材2と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降用ロープが固定されるロープ固定装置と、それを用いたエレベータシステムに関する。
一般に、ロープ式のエレベータシステムは、電動機、減速機、シーブ、そらせ車等からなる駆動装置を有している。この駆動装置は、昇降路の上方に配置されている。シーブに巻き掛けた昇降用ロープの一方には乗りかごが配置されている。シーブを介して他方には、釣り合い重りが配置されている。昇降用ロープは、昇降路の上方に配置されるヒッチ部材等に固定される。
かご室および釣り合い重りを吊り下げる昇降用ロープは、一般には互いに近接配置された複数本のロープにより構成されて巻上機に架け渡されている。これらの複数本のロープの端部は、昇降路の上方に設置されるヒッチ部材などに固定されて、エレベータシステムの組み立て時などに、それぞれの張力が均等になるように保守員によって調整されている。従来の一般的なエレベータのヒッチ部材は、昇降用ロープを固定するシャックルロッド、ロープのねじれを抑制するロープ回り止めなどを有している。
しかし、複数本のロープの張力が均等に調整されていない場合には、大きい張力が作用するロープに負荷が集中してロープの寿命が短縮したり、シーブ溝の偏摩耗が助長される場合もある。したがって、昇降用ロープのそれぞれに対して張力が均等に作用するように調整することが重要となる。
昇降用ロープの張力の調整方法は、例えば、特許文献1に開示されるように、複数本のロープの張力を均一に調整するため、同一ばね係数のばねを複数本のロープそれぞれの端部に接続し、それぞれのばね長さを一致させ張力を調整する方法などが知られている。
また、特許文献2に開示されているように、ヒッチ部材を可動式にすることで、巻上機への負荷を低減し昇降用ロープの張力ばらつきを緩和させる方法などが知られている。
また、特許文献3および4に開示されるように、昇降用ロープの端部を固定する際に、油圧ジャッキ等を用いて、ロープの長さまたは固定位置等を調整することにより、張力の調整を行う方法などが知られている。
特開平06−345356号公報 特開平05−294585号公報 特開平07−206319号公報 特開2006−124064号公報
従来のヒッチ部材は、機械室のスペースが十分に確保されていたため、オーバヘッド距離などを十分に確保できるものであった。これに対して、近年、省スペース化の要求に対応するために、十分なオーバヘッド距離の確保が困難になる場合が多くなってきている。
また、エレベータが最下階から最上階に移動する間に、複数本のロープからなる昇降用ロープに作用する張力および各ロープの角度の変化が大きくなることにより、昇降用ロープと関わる様々な部品に影響を与える。
ヒッチ部材への昇降用ロープの設置は、シープ溝間隔と同じにすることが望ましいが、ロッドやばね等の部品の大きさに起因して、各ロープの配置間隔を拡大する必要がある。このため、各ロープの張力や角度にばらつきを生じさせる原因となる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、エレベータシステムにおいて、昇降用ロープそれぞれに作用する張力のばらつきを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係るロープ固定装置は、近接配置される複数本のロープにより構成されて、昇降路を上下移動するエレベータのかご室を支持する昇降用ロープと、前記昇降路の上方に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材設置用架台と、前記弾性部材設置用架台上に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材と、前記弾性部材の上方に水平配置されて上下方向に移動可能で、前記複数本のロープの端部が直接固定されて、前記複数本のロープに異なる大きさの張力が作用するときに傾くように形成されるヒッチ部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るエレベータシステムは、近接配置される複数本のロープにより構成されて、昇降路を上下移動するエレベータのかご室を支持する昇降用ロープと、前記かご室に対して前記昇降路の上下移動のための駆動力を与える巻上機に接続され、前記複数本のロープが平行並列に巻きつけられているシーブと、前記昇降路の上方に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材設置用架台と、前記弾性部材設置用架台上に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材と、前記弾性部材の上方に水平配置されて上下方向に移動可能で、前記複数本のロープの端部が直接固定されて、前記複数本のロープに異なる大きさの張力が作用するときに傾くように形成されるヒッチ部材であって、前記シーブに巻きつけられたロープ間隔と前記ヒッチ部材に固定される前記複数本のロープ間隔とが等しくなるように形成されるヒッチ部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、エレベータシステムにおいて、昇降用ロープそれぞれに作用する張力のばらつきを抑制することが可能である。
[第1の実施形態]
本発明に係るエレベータシステムの第1の実施形態について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態のエレベータシステムの昇降用ロープが固定されるロープ固定装置の概略斜視図である。
本実施形態のロープ固定装置には、昇降路の上方に配置され、5本のロープ、第1ロープ11、第2ロープ12、第3ロープ13、第4ロープ14、および第5ロープ15からなる昇降用ロープ1が固定されている。また、このロープ固定装置は、弾性部材設置用架台4と、この弾性部材設置用架台4上に設置される弾性部材3、およびこの弾性部材3の上に水平に配置されている平板状のヒッチ部材2などを主な構成要素としている。
ヒッチ部材2は、その下側面に昇降用ロープ1を構成する5本のロープ11、12、13、14、15の端部が、それぞれ所定の間隔で接続されて、固定されている。5本のロープ11、12、13、14、15は、相反する特性(なじみ性および耐摩耗性)を有するバビットメタル等により固定されている。
昇降用ロープ1は、弾性部材3および弾性部材設置用架台4を貫通し、ヒッチ部材2に固定されている。
弾性部材3は、一様な弾性係数を有する直方体形状である。さらに、この弾性部材3には、昇降用ロープ1が貫通するように複数本のロープ用貫通穴(図示せず)が設けられている。
ヒッチ部材2に固定される5本のロープ11、12、13、14、15それぞれに下向きの力が作用した場合、これに伴いヒッチ部材2が弾性部材3を下向きに押し付ける力を作用させる。この下向きに押し付ける力によって弾性部材3は、ヒッチ部材2および弾性部材設置用架台4の間に挟まれて圧縮される。この圧縮によってヒッチ部材2には、上向きに押す力(反力)が作用する。
なお、弾性部材設置用架台4は、ヒッチ部材2が下向きの押し付け力を作用させた場合においても、動かないように固定されている。
昇降用ロープ1は、ヒッチ部材2に直接固定されるため、ロープ設置後に長さ等を再調整することが困難になる場合が生じる。また、各ロープの長さも経時的に変化する場合もある。したがって、5本のロープ11、12、13、14、15に作用する張力が等しくなるように、組立時に調整しても、その後、若干のばらつきが生じる場合がある。
5本のロープ11、12、13、14、15の張力にばらつきが生じると、ロープそれぞれには、異なる大きさの下向きの力が作用する。このとき、ヒッチ部材2が弾性部材3を下向きに押し付ける力の大きさは、5本のロープ11、12、13、14、15が固定されている部位それぞれで異なる。よって、各ロープの固定部位で下向きに押し付ける力にばらつきが生じる。5本のロープ11、12、13、14、15の中で比較的大きい下向きの力が作用するロープの固定部位付近が下方になるように、すなわち、ヒッチ部材2が傾くように構成されている。このとき、ヒッチ部材2が傾いて下方になる位置に対応する弾性部材3の位置は、他の位置に比べて大きい圧縮力が鉛直方向に作用して圧縮される。
例えば、5本のロープ11、12、13、14、15の中で、第1ロープ11および第2ロープ12が、他のロープに比べて、所定の長さよりも若干短い状態で固定された場合、第1ロープ11および第2ロープ12に作用する張力が、他のロープに作用する張力に比べて、大きくなる。
このとき、ヒッチ部材2の第1ロープ11および第2ロープ12が固定される部位が下方に傾く。この傾きに倣って、これらの部位に対応する弾性部材3の位置が圧縮されて、ヒッチ部材2が支持される。その結果、第1ロープ11および第2ロープ12に作用する張力が、他のロープ13、14、15に作用する張力に近づく方向に緩和する。すなわち、ヒッチ部材2が傾いて、それに倣うように弾性部材3が変形することによって、ロープ間に作用する張力のばらつきが、緩和される。
したがって、本実施形態によれば、5本のロープ11、12、13、14、15それぞれに作用する張力にばらつきが生じた場合においても、これらに作用する張力のばらつきを抑制することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係るエレベータシステムのロープ固定装置の第2の実施形態について、図2を用いて説明する。なお、以下に説明するそれぞれの実施形態において同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。図2は、本実施形態のエレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。
第1の実施形態では、例えば、直線上に3本のロープが並列配置され、これらのロープに作用する張力の大きさの順位が、端から1、3、2であった場合が想定される。このとき、これらのロープに作用する張力のばらつきを緩和することが困難になる場合がある。
本実施形態では、6本のロープ、第1ロープ11、第2ロープ12、第3ロープ13、第4ロープ14、第5ロープ15、および第6ロープ16からなる昇降用ロープ1が、第1ヒッチ部材21、第2ヒッチ部材22それぞれに3本ずつ接続されている。
第1ヒッチ部材21には、第1ロープ11、第2ロープ12、および第3ロープ13が接続されており、第2ヒッチ部材22には、第4ロープ14、第5ロープ15、および第6ロープ16が接続されている。なお、第1ヒッチ部材21の上方から、第1ロープ11、第2ロープ12、および第3ロープ13が固定される部位を見ると、全体で三角形を形成するように配置されている。3本のロープ11、12、13が直線上に並列配置されることはない。同様に、第2ヒッチ部材22の上方から、第4ロープ14、第5ロープ15、および第6ロープ16が固定される部位を見ると、全体で三角形を形成するように配置されている。6本のロープ11、12、13、14、15、16は、第1の実施形態と同様に、バビットメタル等により固定されている。
本実施形態によれば、例えば、第1ロープ11、第2ロープ12、および第3ロープ13に作用する張力の大きさの組み合わせが、どのような場合であっても、これらのロープに作用する張力ばらつきを抑制することが可能となる。さらに、3本のロープの張力ばらつきを抑制する第1および第2ヒッチ部材21、22の傾きは一義的に決まる。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られることに加え、張力ばらつきの抑制効果がより向上する。
[第3の実施形態]
次に、本発明に係るエレベータシステムのロープ固定装置の第3の実施形態について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態のエレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。
本実施形態は、第2の実施形態の特徴に加え、弾性係数の等しい2つの弾性部材3、第1弾性部材31、第2弾性部材32を有している。
第1ロープ11、第2ロープ12、および第3ロープ13は、第1弾性部材31に設けられたロープ用貫通穴を貫通して第1ヒッチ部材21に接続されている。同様に、第4ロープ14、第5ロープ15、および第6ロープ16は、第2弾性部材32に設けられたロープ用貫通穴を貫通して第2ヒッチ部材22に接続されている。なお、第1ヒッチ部材21および第2ヒッチ部材22に固定されるロープは、第2の実施形態と同様に、直線上に並列配置されない。6本のロープ11、12、13、14、15、16は、第1および第2の実施形態と同様に、バビットメタル等により固定されている。
また、第2の実施形態と同様に、3本のロープの張力ばらつきを抑制する第1および第2ヒッチ部材21、22の傾きは一義的に決まる。
第1弾性部材31側に配置される第1ロープ11、第2ロープ12、および第3ロープ13に作用する張力のばらつきを抑制する。同様に、第2弾性部材32側に配置される第4ロープ14、第5ロープ15、および第6ロープ16に作用する張力のばらつきを抑制する。したがって、第1弾性部材31は、第4ロープ14、第5ロープ15、および第6ロープ16の張力ばらつきの影響を受けることなく、第1ロープ11、第2ロープ12、および第3ロープ13の張力ばらつきの抑制のみを行うことが可能となる。同様に、第2弾性部材32は、第4ロープ14、第5ロープ15、および第6ロープ16の張力ばらつきの抑制のみを行うことが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、第1および第2の実施形態と同様の効果が得られることに加え、張力ばらつきの抑制効果がより向上する。
[第4の実施形態]
次に、本発明に係るエレベータシステムのロープ固定装置の第4の実施形態について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態のエレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。
本実施形態では、ヒッチ部材2の上下方向移動の範囲を限定するために、弾性部材設置用架台4の四隅に4本のガイドバー41が立設されている。このガイドバー41はヒッチ部材2の四隅に設けられた孔に所定の隙間をもって嵌挿されている。すなわちヒッチ部材2に対する弾性部材設置用架台4の上下移動を鉛直方向のみに限定するものではなく、所定の量だけ傾くことができるように形成されている。
ヒッチ部材2が水平方向に動ける範囲をある程度限定することにより、弾性部材3の破損等による想定外の変形が生じた場合においても、ヒッチ部材2が昇降路の上方で昇降用ロープ1を固定することが可能となる。
[第5の実施形態]
次に、本発明に係るエレベータシステムのロープ固定装置の第5の実施形態について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態のエレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。ヒッチ部材2の上下移動における下限位置を定めるストッパー42が設けられている。
弾性部材3の弾性限界を超えるような想定外の大きな負荷が作用した場合には、弾性部材3が破損する可能性が考えられる。
本実施形態では、弾性部材3に大きな変形が生じた場合に、ヒッチ部材2がストッパー42に当接し、それ以上の収縮が抑制される。したがって、過負荷時に弾性部材3を保護することが可能となる。
[第6の実施形態]
次に、本発明に係るエレベータシステムのロープ固定装置の第6の実施形態について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態のエレベータシステムのロープ固定装置とシーブ5を示す概略斜視図である。
ここでは図示を省略するが、かご室に対して昇降路の上下移動のための駆動力を与える巻上機が設けられており、その巻上機の回転軸にシーブ5が接続されている。本実施形態では、シーブ溝6間隔に対して、ヒッチ部材2に配置する4本のロープ11、12、13、14の間隔が等しくなるように構成されている。これにより、4本のロープ11、12、13、14間の角度ばらつきが低減し、ロープ間の張力ばらつきも抑制される。さらに、弾性部材3への負荷を軽減させることが可能となり、ばらつき抑制効果がより向上する。もちろん、シーブ溝6の数とロープ本数は4つに限定されるものではない。
なお、図6では、4本のロープ11、12、13、14が配置された例を示しているが、第3の実施形態の特徴と組み合わせることが望ましい。例えば、第1弾性部材31に、第1および第2ロープ11、12を配置し、第2弾性部材32には、第3および第4ロープ13、14を配置する。
また、本実施形態によれば、シーブ溝6に対して、ロープの噛み込み音の発生なども低減する。さらに、シーブ溝6からロープが外れるなどの事故も起こりにくくなる効果がある。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。又、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、図7に示すように、従来のロープ固定方法と、第1の実施形態の特徴とを組み合わせることも可能である。従来の固定方法は、昇降用ロープ1を形成する複数本のロープは、個々にシャックルロッド51に固定され、ばね52等を介して、ヒッチ部材2に固定される。
図7に示す例では、第1ロープ11および第2ロープ12は、図1の実施形態と同様にヒッチ部材2に固定され、第3ロープ13、第4ロープ14、および第5ロープ15は、従来の方法により固定されている。
本発明に係る第1の実施形態を示し、エレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。 本発明に係る第2の実施形態を示し、エレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。 本発明に係る第3の実施形態を示し、エレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。 本発明に係る第4の実施形態を示し、エレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。 本発明に係る第5の実施形態を示し、エレベータシステムのロープ固定装置を示す概略斜視図である。 本発明に係る第6の実施形態を示し、エレベータシステムのロープ固定装置およびシーブを示す概略斜視図である。 図1の実施形態と従来のヒッチ部材を組み合わせた例を示す概略斜視図である。
符号の説明
1…昇降用ロープ、2…ヒッチ部材、3…弾性部材、4…弾性部材設置用架台、5…シーブ、6…シーブ溝、11…第1ロープ、12…第2ロープ、13…第3ロープ、14…第4ロープ、15…第5ロープ、16…第6ロープ、21…第1ヒッチ部材、22…第2ヒッチ部材、31…第1弾性部材、32…第2弾性部材、41…ガイドバー、42…ストッパー、51…シャックルロッド、52…ばね

Claims (6)

  1. 近接配置される複数本のロープにより構成されて、昇降路を上下移動するエレベータのかご室を支持する昇降用ロープと、
    前記昇降路の上方に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材設置用架台と、
    前記弾性部材設置用架台上に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材と、
    前記弾性部材の上方に水平配置されて上下方向に移動可能で、前記複数本のロープの端部が直接固定されて、前記複数本のロープに異なる大きさの張力が作用するときに傾くように形成されるヒッチ部材と、
    を有することを特徴とするロープ固定装置。
  2. 前記ヒッチ部材は、互いに水平方向に並列された第1ヒッチ部材および第2ヒッチ部材に分割され、前記第1ヒッチ部材および第2ヒッチ部材それぞれに前記複数本のロープが並列に直接固定されることを特徴とする請求項1に記載のロープ固定装置。
  3. 前記弾性部材は、互いに水平方向に並列された第1弾性部材および第2弾性部材に分割されて、
    前記第1弾性部材は、前記第1ヒッチ部材の上方に配置され、前記複数本のロープが個別に貫通するように形成されて、
    前記第2弾性部材は、前記第2ヒッチ部材の上方に配置され、前記複数本のロープが個別に貫通するように形成されていること、
    を特徴とする請求項2に記載のロープ固定装置。
  4. 前記ヒッチ部材の水平方向移動を制限するガイドが配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のロープ固定装置。
  5. 前記弾性部材設置架台上に前記ヒッチ部材の可動範囲の下限位置を定めるストッパーが配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のロープ固定装置。
  6. 近接配置される複数本のロープにより構成されて、昇降路を上下移動するエレベータのかご室を支持する昇降用ロープと、
    前記かご室に対して前記昇降路の上下移動のための駆動力を与える巻上機に接続され、前記複数本のロープが平行並列に巻きつけられているシーブと、
    前記昇降路の上方に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材設置用架台と、
    前記弾性部材設置用架台上に配置され、前記複数本のロープが貫通するように形成される弾性部材と、
    前記弾性部材の上方に水平配置されて上下方向に移動可能で、前記複数本のロープの端部が直接固定されて、前記複数本のロープに異なる大きさの張力が作用するときに傾くように形成されるヒッチ部材であって、前記シーブに巻きつけられたロープ間隔と前記ヒッチ部材に固定される前記複数本のロープ間隔とが等しくなるように形成されるヒッチ部材と、
    を有することを特徴とするエレベータシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527159A (ja) * 2013-08-12 2016-09-08 スーヂョウ バランスド トランスミッション イクイプメント カンパニー リミテッドSuzhou Balanced Transmission Equipment Co.,Ltd エレベーター用ワイヤーロープセットの五節点力均一化装置

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