JP2009153359A - 磁力回転発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主笠歯車と副笠歯車の平面上に、固定した主円盤と副円盤の円周上に固定した磁石が、主、副各笠歯車噛み合わして、吸引力と反発力で回転させ、電力を得る装置。
【解決手段】主笠歯車1と副笠歯車2の平面土に各々主円盤3と副円盤4を固定し、主副各円盤の区分円周を各々2等区分し、主円盤の各区分点の中心線上に、主傾斜台5に固定した主菱形磁石7を固定する。又、副円盤4の各接線上に、副傾斜台6に固定した副菱形磁石8を固定する。磁石が超電導電磁石の時、支持台9を固定し、台面上に冷凍機10を固定する。主笠歯車1と副笠歯車2の軸穴に各々主軸11を入れ、キーにより固定し、主円盤回転車15と副円盤回転車16とする。装置容器17の軸受に主副各円盤回転車を支持し、下部の各笠歯車を少しずらし噛み合わせる。主軸と支持台20に固定した発電機18軸を軸継手19で連結した磁力回転発電装置。
【選択図】図2

Description

この発明は、磁石相互間に作用する吸引力と反発力を回転力として、発電機を回転させ電力を得る装置で、電気自動車、船舶、宇宙航空、公共用、家庭用、農業用、ロボット、電子機器等の電源として用いる。
従来、磁石相互間に作用する吸引力と反発力を1対の円盤面に磁石を固定し、下部に平歯車を付け、噛み合わせる構造で回転力とし、発電機を回転して電力得る装置は、我国の発明家湊弘平氏の磁力発電が、1985頃だったか、テレビで放映され、永久機関の可能性を示した。1987年になると、雑誌に、実用化された装置で回転する写真付の記事が出ている。しかし、耐久性に問題があったせいか、実用化はされなかった。しかし、その後、新しく、磁石と電磁石を用いた磁力発電装置を発明し、40カ国以上の国際特許を得ている。他に、米国の発明家トロイ・リード氏の磁力発電装置がある。これは、実用として完成されていて、米国に言って見てきた人によると、回転は本物であると言われている。
発明が解決しょうとする課題
主円盤と副円盤に配置する磁石数を少なくして、小型化できる構造とし、主円盤と副円盤の各下部に笠歯車をつけ、噛み合わせる事により、吸引力や反発力によって回転のブレによるブレーキを無くし、強力な回転力を得ることにより回転を持続できる構成とする。又、強力な磁力を持つた超電導電磁石を用いて、大電力発電も可能とする。又、ネオジュウム磁石による超小型の発電装置も可能とする。
課題を解決するための手段
この発明の主な構成機子である主円盤回転車と副円盤回転車は、中心に、軸穴があく主笠歯車と副笠歯車の平面部において、歯部を除いた内径面上に、同じ直径で、中心に軸穴があく主円盤と副円盤をネジにより、各笠歯車に固定する事により、主に、構成される。主笠歯車と副笠歯車の直径と歯数の比は、1対1、又は、1対2、1対3とする事ができる。又、主笠歯車と副笠歯車のピッチ円錐角xは15度から45度まで回転可能であるが、実用的には、15度から30度程度までとなる。度数が大である方が、回転性が良い反面、装置構成が困難となる。そのため15度に対し20度、30度に対し25度としても良い。
又、主円盤笠歯車と副笠歯車の噛み合わせ位置は、主笠歯車を水平面にし、主円盤笠歯車を周囲に、180度間隔で2機、又は、120度間隔で3機の副笠歯車を噛み合わせる構成と、垂直線を中心にして左右対象位置で主副各笠歯車を噛み合わせる構成がある。主笠歯車と副笠歯車の各平面における歯部を除いた内径上に、同一直径で、又、1対2、1対3の時、各直径に合った各平面における歯部を除いた内径上に、軸穴があく主円盤と副円盤をネジにより主副各笠歯車面に固定する。主円盤と副円盤の外周面はピッチ円錐角xと同じ傾斜角の円錐面とする。
主、副各笠歯車の直径比が1対1の時、主円盤と副円盤各上面外周端より、(設計時の計算により)少し内側に、同一直径の区分円周を画き、主副各円盤共、区分円周上を2等区分し、各区分点とする。主円盤の各区分点に中心線を画き、副円盤は、区分点より、噛み合わせ時の逆回転方向に、接線を画く。平面図において向かって、主円盤の各中心線上には、主傾斜台の前縁下端とし、又、下端左端角(主円盤が右回転の時)を区分点位置として、主円盤面に固定する。主傾斜台の台面上には、台面前縁を主菱形磁石の磁極面下端とし、又、下端左角を台面上左角に位置して主菱形磁石を台面上に固定する。又、副円盤の接線上には、副傾斜台の前縁下端とし、又、下端左端角を区分点位置として、副円盤面に固定する。副傾斜台の台面上には、台面前縁を副菱形磁石の磁極面下端とし、又、下端左角を台面上左角に位置して、副菱形磁石を台面上に固定する。副菱形磁石の磁極面巾は、主菱形磁石の磁極面巾の半分とする。
各区分点の中心線上に位置する主菱形磁石の表磁極面は、2区分共、同一磁極、又は、N極とS極とする事ができる。主傾斜台は、平面台ブロックの台面上に傾斜台ブロックが重なった形状を一体成型で作られた構成である。平面台ブロックは、主円盤が右回転の時、中心線上に、平面台ブロックの前縁下端を位置するが、平面図において、向かって左外周方向の側面が、ビッチ円錐角xと同じ傾斜角で、下端より、外周方向に突き出ている。(主円盤が左回転の時、右側外周方向の側面が突き出る)従って、区分点より、主菱形磁石の磁極面下端左角は、平面台ブロックの高さhとすると、a=tanx×hでa巾だけ外周方向にずれる。平面台ブロックの台面上に重なる傾斜台ブロックの傾斜角は、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角とし、傾斜台ブロックの傾斜下端を平面台ブロックの前縁に合わせ位置する。傾斜台ブロックの傾斜面の長さは、主菱形磁石の磁極面巾と同じ長さとなる。
平面台ブロックの高さhは、主菱形磁石の磁極面巾に区分点より、主笠歯車の外周端まで、主円盤面に平行の距離を加えた値にsinxを乗じた値とする。主菱形磁石と副菱形磁石は、フェライト磁石、ネオジュウム磁石等の永久磁石、又は、超電導電磁石で構成される。主菱形磁石の磁極面巾は、区分円周の直径に対して0.1から0.32を乗じた値とする。主菱形磁石の形状は、(主円盤が右回転の時)主菱形磁石の磁極面下端を主傾斜台前縁に位置した時、平面図において、向かって、左側の外周上方に傾斜した菱形とし、表磁極面の右端は、表突出部分とし、巾は磁極面巾の4分の1の巾で、突出長さは、残りの4分の3の長さとする。又、裏磁極面の区分点側端も裏突出部分とし、巾は表突出部分の巾と同じとし、長さは表突出部分の半分とする。主菱形磁石と副菱形磁石の磁極面高さは、幾らでも高くできるが、主円盤における区分円周の直径程度の高さを最大限度とする。この場合、主傾斜台と副傾斜台を逆さにして、主菱形磁石と副菱形磁石の上部を枠、ボルトで固定し、その上部に、上段の主円盤と副円盤を乗せ、主傾斜台と副傾斜台を各々連結する。
副傾斜台は、平面台ブロックの台面上に傾斜台ブロックが重なった形状を一体成型で作られた構成である。平面台ブロックは、副円盤が左回転の時、区分点より、右回転方向に画いた接線上に、平面台ブロックの前縁下端が位置する。この時、平面図において、向かって外周方向の前面が、ビッチ円錐角xと同じ傾斜角で外周方向に突き出ている。(副円盤が左回転の時、区分点より、右回転方向に画いた接線上に平面台ブロックの前縁下端が、位置する。)従って、接線より、副菱形磁石の磁極面下端左角は、平面台ブロックの高さhとすると、a=tanx×hでa巾だけ外周方向にずれる。平面台ブロックの台面上に重なる傾斜台ブロックの傾斜角は、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角とし、傾斜台ブロックの傾斜下端を平面台ブロックの前縁に合わせて位置する。傾斜台ブロックの傾斜面の長さは、主菱形磁石の磁極面巾に、副菱形磁石の磁極面巾の2分の1を加えた長さとする。
副菱形磁石の形状は、(副円盤が左回転の時)副菱形磁石の磁極面下端を主傾斜台前縁に位置した時、平面図において、向かって、左回転方向の接線方向に傾斜した菱形とする。(副円盤が右回転では、右回転方向)。極面の右端は、表突出部分とし、巾は副菱形磁石の磁極面巾の2分の1の巾で、突出長さも、2分の1の長さとする。又、表磁極面の磁極は、主菱形磁石の磁極が同一であれば、その反対磁極とし、N・SであればN・Sとする。又、裏磁極面の区分点側端も裏突出部分とし、巾と突出長さは、表突出部分と同一とする。主菱形磁石と副菱形磁石をフエライト磁石やネオジュウム磁石等とした場合、各突出部分と本体を別々に成型して作り、強力接着剤で接合方法も可能であり、又、超電導電磁石の場合、突出部分と本体と別々に作り接合部を後で結合する方法も可能である。
主、副各笠歯車の直径比1対2、1対3の主円盤の区分円周は、2等区分とし、主菱形磁石を設けるのは、1区分とし、他方の区分点には、バランス用重りを設ける。副円盤回転車の周囲に主円盤回転車を噛み合わせるのは、1対2では、180度間隔で2機とし、1対3では、120度間隔で3機とする。又、副円盤の区分円周区分は、1対2で2区分、1対3で3区分とする。主、副各笠歯車の直径比1対1の時、主円盤回転車の周囲180度間隔で2機の副円盤回転車を設ける事ができる。
主菱形磁石と副菱形磁石を超電導電磁石とした時は、支持台を各円盤面に固定し、台上にヘリウムガス再液化用冷凍機を固定する。各主笠歯車と副笠歯車の軸穴に主軸を入れ、キーにより固定し、主円盤回転車と副円盤回転車とする。装置容器外上部に支持台を固定し、台上に発電機を固定する。発電機軸と支軸は軸継手によって連結する。発電機軸と連結しない他の各支軸には、フライホィールを設ける。主円盤回転車と副円盤回転車を装置容器の軸受に支持した時、主笠歯車と副笠歯車の噛み合わせ位置は、主円盤の区分点が、共通中心線o−o上の最接近点にある時、各副円盤における区分円周と共通中心線o−oが、交わる点位置より、副円盤の逆回転方向に、主菱形磁石の磁極面巾だけコンパスで区分し、区分円周上に区分点をとる。この位置に副菱形磁石の区分点として、噛み合わせ位置とする。各区分点における副菱形磁石の各表磁極は、主菱形磁石における表磁極の反対磁極とする。超電導電磁石のガス冷却用の電力は、各支軸に設けた回転接点に接触接点子を接して、外部より供給する。上記のような事を特徴とする磁力回転発電装置。
発明の効果
主円盤に配列する主菱形磁石の数は、主、副各笠歯車の直径比が1対1の時、2個と少なくでき小型が可能となる。回転出力は、主菱形磁石の磁極面高さに比例する為、磁力が弱いフェライト磁石でも安価で小型装置とする事ができる。蓄電装置を2系統にすれば、電気自動車の電源として、搭載する事ができる。又、主、副各笠歯車直径比が1対2と1対3の時、主円盤の2区分の内、主菱形磁石の配列は、1区分である為、回転力に対応している主菱形磁石と副菱形磁石以外の副菱形磁石に、反発力と吸引力による横ブレのブレーキ力を与えない。従って、ネオジュウム磁石による超小型装置や、超電導電磁石による超大型装置の大電力発電が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図22は、主笠歯車1と副笠歯車2の直径比を1対1とし、又、垂線に左右対象に主、副各笠歯車を噛み合わせた構成で、本発明の第1の実施の形態に係わる。図1〜図3は発明本体で、図2のB−B線方向における主円盤回転車15部分の断面と、C−C線方向における副円盤回転車16部分の断面であり、B−B線方向は、主円盤3における、主傾斜台5上に固定された主菱形磁石7の下端底面を透視し、又、C−C線方向は、副円盤4における、副傾斜台6上に固定された、副菱形磁石8の下端底面を透視する断面平面透視図である。図2は、図1のA−A線方向の断面立面図である。図3は、図2のD−D線方向の断面側面図である。
図4は、主笠歯車1と副笠歯車2の各々上面に主円盤3、副円盤4を固定し、各区分円周gの区分点における、主傾斜台5、副傾斜台6の位置の説明図で、図5の平面図である。図5は、図4の立面図である、図6は、主傾斜台5の斜視図、図7は、主傾斜台5を2ブロックに分解した時の斜視図である。図8は、主傾斜台5の台面上に主菱形磁石7を固定した時の斜視図。図9は、副傾斜台6の斜視図。図10は、副傾斜台6を2ブロックに分解した時の斜視図。図11は、副傾斜台6の台面上に副菱形磁石8を固定した時の斜視図。図12は、主円盤3が右回転の時、主菱形磁石7の立面図である。図13は、図12の平面図、図14は、図12の側面図。図15は、副円盤4が左回転(噛み合わせ時)の時、副菱形磁石8の立面図、図16は、図15の平面図、図17は、図15の側面図。図18〜図21は、回転原理の説明図で、図1と同じで、図2の位置における、主傾斜台5と副傾斜台6各台上の主菱形磁石7と副菱形磁石8の下端底面を透視した、断面平面透視図。図22は、主円盤3の区分点が、共通中心線上で、最接近点に位置する時、主笠歯車1と副笠歯車2の噛み合わせ位置の説明図で、図1と同じで、図2の位置における、主傾斜台5と副傾斜台6の下端底面の透視で、断面平面透視図である。
図2の様に、本発明の第1の実施の形態は、主円盤回転車15と副円盤回転車16の各下部に付く、主、副各笠歯車のピッチ円錐角xは、30度であり、直径と歯数の比は、1対1とする。主笠歯車1と副笠歯車2の噛み合わせは、垂線の左右対象で噛み合う構成である。主円盤回転車15と副円盤回転車16の構成は、下部の主笠歯車1と副笠歯車2の直径比が1対1であるため、図4と図5にあるように、主笠歯車1と副笠歯車2平面で歯部を除く内径と、同じ直径の主円盤3と副円盤4を、各笠歯車にボルトネジ25により4カ所で固定する。主円盤3と副円盤4の外周面は、ピッチ円錐角xと同じ角度の円錐面とする。主円盤3と副円盤4上面に、外周端より少し、内側に各々、同じ直径の区分円周gを画き、各々2等区分し、各区分点とする。
主円盤3の各区分点に、中心線kを画き、又、副円盤3の各区分点より、副円盤3の逆回転方向に、接線fを画く。主円盤3の各中心線上には、主傾斜台5の下端を前縁とし、又、下端左角を区分点位置で、主円盤面3に固定する。副円盤4の各接線上には、副傾斜台6の下端を前縁とし、又、下端左角を区分点位置で、副円盤面4に固定する。主傾斜台5と副傾斜台6は、平面台ブロックの上に、傾斜台ブロックが重なった形状を1体成型した構成である。主傾斜台5と副傾斜台6の平面台ブロックの高さhは、図5にある様に、主菱形磁石の磁極面巾rに、区分点より主円盤面と平行で、主笠歯車の外周端までの距離jを加えた値にsinxを乗じる。式で書くと、h=sinx(r+j)となる。
これは、主笠歯車と副笠歯車の直径比が1対2、1対3の時も同じであり、この場合、直径が小さい主笠歯車のjを加える。xは、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角であり、従って、ピッチ円錐角xが15度であれば、高さは、約半分になる。主傾斜台5の傾斜台ブロックB台面の前縁巾は、磁極面巾rであり、又、磁軸方向の傾斜面長さもrと同じ長さとする。又、主菱形磁石7の磁極面巾rの求め方は、区分円周gの直径tに、0.1から0.32までを選択し、乗じた値とする。式で書くと、r=t×0.25となる。主菱形磁石7がネオジュウム磁石であれば、0.25であり、フェライト磁石では、0.32となる。又、超電導電磁石では、0.1からわ0.25までを選択する。副菱形磁石8の磁極面巾は、主、副、各笠歯車の直径比係わらず、主菱形磁石7の磁極面巾rの2分の1とする。
図4と図5において、主傾斜台5の平面台ブロック下端線が、中心線上を位置する時、磁軸方向である左側面は、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角で外周方向に突き出している。この為、主菱形磁石7の磁極面下端左角は、平面台ブロックA上面の左角になり、区分点位置は、aだけ外周方向にずれる。bは、主傾斜台5の底面巾であり、cは、傾斜台ブロックBの磁軸方向の平面図における巾で、c=cosx×rである。eは、傾斜台ブロックBの傾斜高さで、e=sinx×rで求められる。副傾斜台6の前縁下端線が、接線上を位置し、前縁下端左角が区分点位置とした時、平面台ブロックCは、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角で、外周方向にaと同じ巾のa巾突き出る。区分点位置は、aだけ外周方向にずれる。又、傾斜台ブロックDの磁軸方向の傾斜面長さは、主菱形磁石7の磁極面巾rと同じ長さdに、副菱形磁石8の磁極面巾rの2分の1の長さeを加えた長さとする。bは、副傾斜台6の底面巾であり、cは、傾斜台ブロックDの磁軸方向の平面図における巾で、c=cosx×(d+c)の式で求められる。xは、傾斜台ブロックDの傾斜角でピッチ円錐角xと同じ角度とする。
図6は、主傾斜台5の斜斜視図で、平面台ブロックAの上に、傾斜台ブロックBが、重なった形状の1体成型で作られる。平面台ブロックAの外周側の側面下端は、区分点位置aより、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで、外周側に突き出している。傾斜台ブロックBもピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで、傾斜する傾斜台で中心線k−k上に位置する前縁巾は、磁極面巾rと同じ巾であり、又、磁軸方向の傾斜面もrと同じ長さである。図7は、平面台ブロックAと傾斜台ブロックBに、分解した時の斜視図である。図8は、主傾斜台5の台面上に主菱形磁石7を固定した時の斜視図である。
図9は、副傾斜台6の斜視図で、平面台ブロックCの上に、傾斜台ブロックDが、重なった形状の1体成型で作られる。 平面台ブロックCが、副円盤4の区分点に画いた接線fに、位置する外周側の前縁下端は、区分点位置aより、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで、外周側に突き出している。傾斜台ブロックBもピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで、傾斜する傾斜台で、接線f上に位置する前縁巾cは、ピッチ円錐角xが30度の時、主菱形磁石7の磁極面巾rの80%程度の巾であり、ピッチ円錐角xが15度の時、rの70%程度の巾である。又、磁軸方向の傾斜面も主菱形磁石7の磁極面巾rに、副菱形磁石8の磁極面巾rの2分の1巾を加えた値の長さである。図10は、平面台ブロックCと傾斜台ブロックDに、分解した時の斜視図である。図11は、副傾斜台6の台面上に副菱形磁石8を固定した時の斜視図である。尚、主傾斜台5と副傾斜台6の図では、主菱形磁石7と副菱形磁石8の取り付け枠部分や、取り付けボルト部分は、省略して画いてる。
図12は、主円盤1が右回転時に、主傾斜台5に固定し、設ける時の主菱形磁石7の立面図であり、区分点位置より、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで、向かって、右上方向に傾斜する菱形である。主円盤が左回転では、図12と反対の左上方向傾斜の菱形となる。区分点と反対側端は、表突出部分7aとする。表突出部分7aは、磁極面巾rの4分の1の巾aであり、突出長さは、図13の平面図に示すように、残り4分の3の巾bと、同じ巾のcとする。又、磁軸方向の長さdは、磁極面巾rと同じ長さとする。裏磁極面の区分点側端も裏突出部分7bとし、同じ磁極面巾aで突出長さは、cの半分のeとする。図14は、側面図である。
図15は、副円盤4が左回転時に、副傾斜台6に固定し設ける時の副菱形磁石8の立面図であり、磁極面巾rは、主菱形磁石7の磁極面巾rの2分の1である。区分点位置より、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで右上方向に傾斜する菱形である。副円盤4が右回転では、図15と反対の左上方向傾斜の菱形となる。区分点と反対側端は、磁極面巾rの2分の1の巾aであり、突出長さは、図16の平面図に示すように、残り2分の1の巾bと同じ巾のcとした突出部分8aとする。又、磁軸方向の長さdは、主菱形磁石7の磁極面巾rと同じ長さとする。裏磁極面の区分点側端も裏突出部分8bとし、同じ磁極面巾aで突出長さは、cと同じ長さのeとする。主菱形磁石7と副菱形磁石8は、フェライト磁石やネオジュウム磁石の永久磁石で製作するのと、大電力を得る大型装置では、超電導電磁石で製作される。フェライト磁石やネオジュウム磁石では、突出部分と本体菱形磁石とは、別々に成型により作り、後で、強力接着剤で突出部分を接着しても可能である。又、超電導電磁石でも、突出部分と菱形磁石を、別々に製作し、後で結合しても良い。図1〜図3では、主菱形磁石7と副菱形磁石8に超電導電磁石を用いている。
図1〜図3にあるように、主菱形磁石7を主傾斜台5上に固定し、主円盤1の2区分点に、主菱形磁石7が固定された主傾斜台5を固定する。又、副菱形磁石8を副傾斜台6に固定し、副円盤4の2区分点に、副菱形磁石8が固定された副傾斜台6を固定する。超電導電磁石を用いた時、支持台9を付け、台上に、ヘリウムガスの再液化用冷凍機10を固定する。主笠歯車1と副笠歯車2の各々の軸穴に、主軸11を通し、キー14により固定し、主円盤回転車15と副円盤回転車16とする。主円盤回転車15と副円盤回転車は16、装置容器17のラジアル軸受12とスラスト軸受13に、各々の主軸11を支持し、下部の主、副各笠歯車を噛み合わせる。噛み合わせ位置は、図22に示すように、主円盤3の区分円周gの区分点が、副円盤4に最接近し、共通中心線0−0上にある時、副円盤4の区分円周gが共通中心線0−0と交わる点の位置より、副円盤4の逆回転方向に、主菱形磁石7の磁極面巾rで、区分円周g上で区分し、その位置を副円盤4の区分点とし、主副各笠歯車を噛み合わせる。各区分点における副菱形磁石8の各表磁極は、主菱形磁石7の表磁極の反対磁極とする。bは、主傾斜台5の底面位置、bは、副傾斜台6の底面位置である。装置容器17外の上部に支持台20を固定し、台上に発電機18を固定する。発電機18軸と主軸11は、軸継手19により連結する。副円盤回転車16の主軸11にフライホィール21を固定する。超電導電磁石を用いた時、主軸11に回転接点22を設け、接触接点子23により、装置容器17外より電力を供給する
発明の回転原理を図18〜図21を用いて説明する。図18は、図1と同じで、図2の位置における、主傾斜台5と副傾斜台6各台上の、主菱形磁石7と副菱形磁石8底面を透視した断面平面透視図である。
図18は、主円盤3における、主菱形磁石7(1)の区分点は、共通中心線0−0を通過する手前、中心角で60度の位置であり、副円盤の副菱形磁石8(3)の区分点は、共通中心線0−0を通過する手前、中心角で90度の位置にある。この時、主菱形磁石7(1)の表磁極のN磁極と、副菱形磁石8(3)の表磁極のS磁極に、吸引力が作用し、主菱形磁石7(1)と副菱形磁石8(3)にかかる吸引力は、各々の円盤の接線方向であり、主菱形磁石7(1)に矢印方向のP回転力が作用する。又、副菱形磁石8(3)に矢印方向のP回転力が作用する。共に、順方向で主円盤3と副円盤4は、中心角で40度回転し、図19の位置となる。
図19は、主円盤3における、主菱形磁石7(1)の区分点は、共通中心線0−0を通過する手前、中心角で20度の位置であり、副円盤4の副菱形磁石8(3)の区分点は、共通中心線0−0を通過する手前、中心角で60度の位置にある。主菱形磁石7(1)の吸引力は、中心線方向である為、回転力Pは消滅する。又、副菱形磁石8(3)に矢印方向のP回転力は、接線方向で作用を持続する。主円盤3と副円盤4は、中心角で20度回転し、図20の位置となる。
図20は、主円盤3における、主菱形磁石7(1)の区分点は、共通中心線0−0の位置であり、副円盤4の副菱形磁石8(3)の区分点は、共通中心線0−0を通過する手前、中心角で30度の位置にある。主菱形磁石7(1)の磁極面巾本体表磁極のN極にかかる吸引力は、逆回転方向である為、回転力P消滅する。しかし、副菱形磁石8(3)の裏突出部分8bのN極が、主菱形磁石7(1)の磁極面巾本体表磁極のN極と反発して、主菱形磁石7(1)にかかる逆回転力を止める。従って、副菱形磁石8(3)に矢印方向のPの回転力は、接線方向で作用を持続する。主円盤3と副円盤4は、中心角で60度回転し、図21の位置となる。
図21は、主円盤3における、主菱形磁石7(1)の区分点が、共通中心線0−0の位置より、中心角で60度通過した位置にある。副円盤4の副菱形磁石8(3)の区分点も、共通中心線0−0の位置より、中心角で30度通過した位置にある。主菱形磁石7(1)の裏突出部分7bのN極と、副菱形磁石8(3)の表突出部分8aのN極との反発力によって、主菱形磁石7(1)に矢印方向のPの回転力が作用する。副菱形磁石8(3)の表突出部分8aにかかる反発力は、中心軸方向であるため、逆回転力は作用しない。この為、図21の位置では、副菱形磁石8(3)には、回転力は作用しない。しかし、図21度の位置より、副円盤が中心角で、10度回転すると、反発力方向は、副円盤の接線方向に変わり、回転力P作用してくる。更に、20度回転すると、副円盤の外端の接線方向となり、Pのトルクは最大となる。こうして、主円盤3と副円盤4は、中心角で60度回転し、主菱形磁石7(2)の区分点の位置は、図18の位置となり、1回転のサイクルを終える。次の回転サイクルは、主菱形磁石7(2)と副菱形磁石8(4)とによって行なわれ、回転を持続する。
図23〜図24は、本発明の第2の実施の形態に係わり、図23は、図24のD−D線方向の断面立面図であり、図24と図23は、発明本体で、図23のA−A線方向における主円盤回転車15部分の断面と、B−B線方向とC−C線方向における副円盤回転車16部分の断面であり、A−A線方向は、主円盤3における、主傾斜台5上に固定された主菱形磁石7の下端底面を透視し、又、B−B線方向とC−C線方向は、副円盤4における、副傾斜台6上に固定された副菱形磁石8の下端底面を透視する断面平面透視図である。この形態は、主笠歯車1を水平面にし、副笠歯車2を周囲に、180度間隔で2機噛み合わせる構成であり、ピッチ円錐角xは、15度である。ピッチ円錐角は、20度の方が回転性は良くなる。又、20度までまでなら、何度でも良い。ピッチ円錐角xは、角度が大であれば、回転性は良くなるが、装置容器17 における軸受等の配置が困難になる。図24にあるように、中央の主笠歯車1に両側2機の副笠歯車2が噛み合わせる事ができ、主円盤3と各副円盤4の区分円周gは、2等区分とする。図では、フェライト磁石を用いている。区分円周直径に0.32を乗じた値を主菱形磁石7の磁極面巾としている。他は、第1実施の場合と全く同じ構成である。
図25は、本発明の第3の実施の形態に係わり、図25は、副笠歯車2を水平面で、中央に位置した構成で、図23のA−A線方向における副円盤回転車16部分の断面と、B−B線方向とC−C線方向における主円盤回転車15部分の断面であり、A−A線方向は、副円盤4における、副傾斜台6上に固定された副菱形磁石8の下端底面を透視し、又、B−B線方向とC−C線方向は、主円盤3における、主傾斜台5上に固定された主菱形磁石7の下端底面を透視した断面平面透視図である。断面立面図と断面側面図は、省略した。主、副各笠歯車の直径比を1対2、1対3とした時、主笠歯車1は、外周側に位置させなければ、回転は、できない。又、主円盤3の区分円周gは、2等区分とし、主菱形磁石7を設けるのは、1区分点だけとし、他区分点は、バランス用重り24とする。副円盤4の区分円周は、2等区分とし、各区分点に副菱形磁石8を設ける。主円盤3の区分点を共通中心線0−0上の最近接点とした時、副円盤4の区分点は、区分円周gと共通中心線0−0と交わる点より、主菱形磁石7の磁極面巾rを、副円盤4の逆回転方向にとり区分点とし、各笠歯車の噛み合わせ位置とする。発電機18軸と副円盤回転車16の主軸11を軸継手19により、連結する。他は全て第1実施の場合と同じ構成である。
第3実施の形態の場合、主笠歯車、直径が小さいため、主菱形磁石が大きくとれず、構造的に不利のようであるが、主菱形磁石と副菱形磁石に、超電導電磁石を用いた時、磁力が数十テスラとするような強力である場合に、装置を小型化できる。この場合、主円盤におけける区分円周直径gに、0.1〜0.25を乗じた値を主菱形磁石の磁極面巾rとするる。又、主菱形磁石と副菱形磁石に、ネオジュウム磁石を用いた時、磁力が1テスラとすするような強力である場合に、装置を小型化できる。この場合、主円盤における区分円周直径gに、0.25を乗じた値を主菱形磁石の磁極面巾rとする。尚、図25では、フフェライト磁石を用いており、主円盤における区分円周直径gに、0.32を乗じた値をを主菱形磁石の磁極面巾rとしている。
図26は、本発明の第4の実施の形態に係わり、図26は、副笠歯車2を水平面で、中央に位置した構成で、図23のA−A線方向における副円盤回転車16部分の断面と、B−B線方向と、C−C線方向における主円盤回転車15部分の断面であり、A−A線方向は、副円盤4における副傾斜台6上に固定された副菱形磁石8の下端底面を透視し、又、B−B線方向とC−C線方向は、主円盤3における、主傾斜台5に固定された主菱形磁石7の下端底面を透視した断面平面透視図である。断面台面図と断面側面図は、省略した。主、副各笠歯車の直径比を1対2、1対3とした時、主笠歯車は、外周側に位置させなければ、回転は、できない。又、主円盤3の区分円周gは、2等区分とし、主菱形磁石7を設けるのは、1区分点だけとし、他区分点は、バランス用重り24とする。副笠歯車2の周囲120度間隔で、3機の主笠歯車を設ける構成とする。又、副円盤の区分円周は、3等区分とし、各区分点に副菱形磁石8を設ける。副菱形磁石8の各区分点の磁極は、同一とする。主円盤3の区分点を共通中心線0−0上の最近接点とした時、副円盤の4区分点は、区分円周gと共通中心線0−0と交わる点より、主菱形磁石7の磁極面巾rを、副円盤4の逆回転方向にとり区分点とし、各笠歯車の噛み合わせ位置とする。発電機18軸と副円盤回転車16の主軸11を軸継手19により、連結する。他は全て第1実施の場合と同じ構成である。上記の通りの特徴とする磁力回転発電装置。
図1は、図2のB−B線方向における主円盤回転車15部分の断面と、C−C線方向における副円盤回転車16部分の断面であり、B−B線方向は、主円盤3の主傾斜台5上に固定された、主菱形磁石7の下端底面透視し、又、C−C線方向は、副円盤4における、副傾斜台6上に固定された、副菱形磁石8の下端底面を透視した断面平面透視図である。 図2は、図1のA−A線方向の断面立面図である。 図3は、図2のD−D線方向の断面側面図である。
図4は、主笠歯車1と副笠歯車2の各々上面に主円盤3、副円盤4を固定し、各区分円周gの区分点における、主傾斜台5、副傾斜台6の位置の説明図で、図5の平面図である。 図5は、図4の立面図である。 図6は、主傾斜台5の斜視図。 図7は、主傾斜台5を2ブロックに分解した時の斜視図である。
図8は、主傾斜台5の台面上に、主菱形磁石7を固定した時の斜視図。 図9は、副傾斜台6の斜視図。 図10は、副傾斜台6を2ブロックに分解した時の斜視図。 図11は、副傾斜台6の台面上に、副菱形磁石8を固定した時の斜視図。
図12は、主円盤1が右回転の時、主菱形磁石7の立面図である。 図13は、図12の平面図。 図14は、図12の側面図。 図15は、副円盤4が左回転(噛み合わせ時)の時、副菱形磁石8の立面図。 図16は、図15の平面図。 図17は、図15の側面図。
図18は、回転原理の説明図であり、図1と同じで、図2の位置における、主傾斜台5と副傾斜台6各台上の、主菱形磁石7と副菱形磁石8の底面透視をした断面平面透視図。 図19は、図18の位置より中心角で40度回転した位置の断面平面透視図。 図20は、図19の位置より中心角で20度回転した位置の断面平面透視図。 図21は、図20の位置より中心角で60度回転した位置の断面平面透視図。
図22は、主円盤1における、区分点が共通中心線上0−0で、最接近点に位置する時、主笠歯車1と副笠歯車2の噛み合わせ位置の説明図であり、図1と同じで、図2の位置における、主傾斜台5と副傾斜台6の下端底面を透視した、断面平面透視図である。 図23は、本発明の第2の実施の形態に係わり、図24のD−D線方向の断面立面図である。 図24は、図23のA−A線方向における副円盤回転車16部分の断面と、B−B線方向とC−C線方向における主円盤回転車15部分の断面であり、A−A線方向は、副円盤4における、副傾斜台6上に固定された副菱形磁石8の下端底面の透視し、又、B−B線方向とC−C線方向は、主円盤4における、主傾斜台5上に固定された主菱形磁石7の下端底面を透視した断面平面透視図である。
図25は、本発明の第3の実施の形態に係わり、図25は、副笠歯車2を水平面で、中央に位置した構成で、図23のA−A線方向における副円盤回転車16部分の断面と、B−B線方向とC−C線方向における主円盤回転東15部分の断面であり、A−A線方向は、副円盤4における、副傾斜台6上に固定された副菱形磁石8の下端底面を透視し、又、B−B線方向とC−C線方向は、主円盤3における、主傾斜台5上に固定された主菱形磁石7下端底面を透視した断面平面透視図である。 図26は、本発明の第4の実施の形態に係わり、図26は、副笠歯車2を水平面で、中央に位置した構成で、図23のA−A線方向における副円盤回転車16部分の断面と、B−B線方向とC−C線方向における主円盤回転車15部分の断面であり、A−A線方向は、副円盤4における、副傾斜台6上に固定された副菱形磁石8の下端底面の透視し、又、B−B線方向とC−C線方向は、主円盤3における、主傾斜台5上に固定された主菱形磁石7下端底面を透視した断面平面透視図である。
符号の説明
1 主笠歯車
2 副笠歯車
3 主円盤
4 副円盤
5 主傾斜台
6 副傾斜台
7 主菱形磁石
7a 表突出部分
7b 裏突出部分
8a 表突出部分
8b 裏突出部分
8 副菱形磁石
9 冷凍機の支持台
10 冷凍機
11 主軸
12 ラジアル軸受
13 スラスト軸受
14 キー
15 主円盤回転車
16 副円盤回転車
17 装置容器
18 発電機
19 軸継手
20 発電機の支持台
21 フライホィール
22 回転接点
23 接触接点子
24 バランス用重り
25 ボルトネジ
A 主円盤の平面台ブロック
B 主円盤の傾斜台ブロック
C 副円盤の平面台ブロック
D 副円盤の傾斜台ブロック

Claims (1)

  1. この発明の主な構成機子である主円盤回転車と副円盤回転車は、中心に、軸穴があく主笠歯車と副笠歯車の平面部において、歯部を除いた内径面上に、同じ直径で、中心に軸穴があく主円盤と副円盤をネジにより、各笠歯車に固定する事により、主に、構成される。主笠歯車と副笠歯車の直径と歯数の比は、1対1、又は、1対2、1対3とする事ができる。又、主笠歯車と副笠歯車のピッチ円錐角xは15度から45度まで回転可能であるが、実用的には、15度から30度程度までとなる。度数が大である方が、回転性が良い反面、装置構成が困難となる。そのため15度に対し20度、30度に対し25度としても良い。又、主円盤笠歯車と副笠歯車の噛み合わせ位置は、主笠歯車を水平面にし、主円盤笠歯車を周囲に、180度間隔で2機、又は、120度間隔で3機の副笠歯車を噛み合わせる構成と、垂直線を中心にして左右対象位置で主副各笠歯車を噛み合わせる構成がある。主笠歯車と副笠歯車の各平面における歯部を除いた内径上に、同一直径で、又、1対2、1対3の時、各直径に合った各平面における歯部を除いた内径上に、軸穴があく主円盤と副円盤をネジにより主副各笠歯車面に固定する。主円盤と副円盤の外周面はピッチ円錐角xと同じ傾斜角の円錐面とする。主、副各笠歯車の直径比が1対1の時、主円盤と副円盤各上面外周端より、(設計時の計算により)少し内側に、同一直径の区分円周を画き、主副各円盤共、区分円周上を2等区分し、各区分点とする。主円盤の各区分点に中心線を画き、副円盤は、区分点より、噛み合わせ時の逆回転方向に、接線を画く。平面図において向かって、主円盤の各中心線上には、主傾斜台の前縁下端とし、又、下端左端角(主円盤が右回転の時)を区分点位置として、主円盤面に固定する。主傾斜台の台面上には、台面前縁を主菱形磁石の磁極面下端とし、又、下端左角を台面上左角に位置して主菱形磁石を台面上に固定する。又、副円盤の接線上には、副傾斜台の前縁下端とし、又、下端左端角を区分点位置として、副円盤面に固定する。副傾斜台の台面上には、台面前縁を副菱形磁石の磁極面下端とし、又、下端左角を台面上左角に位置して、副菱形磁石を台面上に固定する。副菱形磁石の磁極面巾は、主菱形磁石の磁極面巾の半分とする。各区分点の中心線上に位置する主菱形磁石の表磁極面は、2区分共、同一磁極、又は、N極とS極とする事ができる。主傾斜台は、平面台ブロックの台面上に傾斜台ブロックが重なった形状を一体成型で作られた構成である。平面台ブロックは、主円盤が右回転の時、中心線上に、平面台ブロックの前縁下端を位置するが、平面図において、向かって左外周方向の側面が、ビッチ円錐角xと同じ傾斜角で、下端より、外周方向に突き出ている。(主円盤が左回転の時、右側外周方向の側面が突き出る)従って、区分点より、主菱形磁石の磁極面下端左角は、平面台ブロックの高さhとすると、a=tanx×hでa巾だけ外周方向にずれる。平面台ブロックの台面上に重なる傾斜台ブロックの傾斜角は、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角とし、傾斜台ブロックの傾斜下端を平面台ブロックの前縁に合わせ位置する。傾斜台ブロックの傾斜面の長さは、主菱形磁石の磁極面巾と同じ長さとなる。平面台ブロックの高さhは、主菱形磁石の磁極面巾に区分点より、主笠歯車の外周端まで、主円盤面に平行の距離を加えた値にsinxを乗じた値とする。主菱形磁石と副菱形磁石は、フェライト磁石、ネオジュウム磁石等の永久磁石、又は、超電導電磁石で構成される。主菱形磁石の磁極面巾は、区分円周の直径に対して0.1から0.32を乗じた値とする。主菱形磁石の形状は、(主円盤が右回転の時)主菱形磁石の磁極面下端を主傾斜台前縁に位置した時、平面図において、向かって、左側の外周上方に傾斜した菱形とし、表磁極面の右端は、表突出部分とし、巾は磁極面巾の4分の1の巾で、突出長さは、残りの4分の3の長さとする。又、裏磁極面の区分点側端も裏突出部分とし、巾は表突出部分の巾と同じとし、長さは表突出部分の半分とする。主菱形磁石と副菱形磁石の磁極面高さは、幾らでも高くできるが、主円盤における区分円周の直径程度の高さを最大限度とする。この場合、主傾斜台と副傾斜台を逆さにして、主菱形磁石と副菱形磁石の上部を枠、ボルトで固定し、その上部に、上段の主円盤と副円盤を乗せ、主傾斜台と副傾斜台を各々連結する。副傾斜台は、平面台ブロックの台面上に傾斜台ブロックが重なった形状を一体成型で作られた構成である。平面台ブロックは、副円盤が左回転の時、区分点より、右回転方向に画いた接線上に、平面台ブロックの前縁下端が位置する。この時、平面図において、向かって外周方向の前面が、ビッチ円錐角xと同じ傾斜角で外周方向に突き出ている。(副円盤が左回転の時、区分点より、右回転方向に画いた接線上に平面台ブロックの前縁下端が、位置する。)従って、接線より、副菱形磁石の磁極面下端左角は、平面台ブロックの高さhとすると、a=tanx×hでa巾だけ外周方向にずれる。平面台ブロックの台面上に重なる傾斜台ブロックの傾斜角は、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角とし、傾斜台ブロックの傾斜下端を平面台ブロックの前縁に合わせて位置する。傾斜台ブロックの傾斜面の長さは、主菱形磁石の磁極面巾に、副菱形磁石の磁極面巾の2分の1を加えた長さとする。副菱形磁石の形状は、(副円盤が左回転の時)副菱形磁石の磁極面下端を主傾斜台前縁に位置した時、平面図において、向かって、左回転方向の接線方向に傾斜した菱形とする。(副円盤が右回転では、右回転方向)。極面の右端は、表突出部分とし、巾は副菱形磁石の磁極面巾の2分の1の巾で、突出長さも、2分の1の長さとする。又、表磁極面の磁極は、主菱形磁石の磁極が同一であれば、その反対磁極とし、N・SであればN・Sとする。又、裏磁極面の区分点側端も裏突出部分とし、巾と突出長さは、表突出部分と同一とする。主菱形磁石と副菱形磁石をフエライト磁石やネオジュウム磁石等とした場合、各突出部分と本体を別々に成型して作り、強力接着剤で接合方法も可能であり、又、超電導電磁石の場合、突出部分と本体と別々に作り接合部を後で結合する方法も可能である。主、副各笠歯車の直径比1対2、1対3の主円盤の区分円周は、2等区分とし、主菱形磁石を設けるのは、1区分とし、他方の区分点には、バランス用重りを設ける。副円盤回転車の周囲に主円盤回転車を噛み合わせるのは、1対2では、180度間隔で2機とし、1対3では、120度間隔で3機とする。又、副円盤の区分円周区分は、1対2で2区分、1対3で3区分とする。主、副各笠歯車の直径比1対1の時、主円盤回転車の周囲180度間隔で2機の副円盤回転車を設ける事ができる。主菱形磁石と副菱形磁石を超電導電磁石とした時は、支持台を各円盤面に固定し、台上にヘリウムガス再液化用冷凍機を固定する。各主笠歯車と副笠歯車の軸穴に主軸を入れ、キーにより固定し、主円盤回転車と副円盤回転車とする。装置容器外上部に支持台を固定し、台上に発電機を固定する。発電機軸と支軸は軸継手によって連結する。発電機軸と連結しない他の各支軸には、フライホィールを設ける。主円盤回転車と副円盤回転車を装置容器の軸受に支持した時、主笠歯車と副笠歯車の噛み合わせ位置は、主円盤の区分点が、共通中心線o−o上の最接近点にある時、各副円盤における区分円周と共通中心線o−oが交わる点位置より、副円盤の逆回転方向に、主菱形磁石の磁極面巾だけコンパスで区分し、区分円周上に区分点をとる。この位置に副菱形磁石の区分点として、噛み合わせ位置とする。各区分点における副菱形磁石の各表磁極は、主菱形磁石における表磁極の反対磁極とする。超電導電磁石のガス冷却用の電力は、各支軸に設けた回転接点に接触接点を接して、外部より供給する。上記のような事を特徴とする磁力回転発電装置。
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