JP2005185080A - 磁力回転発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁石相互間の吸引力と反発力を回転力にし、発電機を回転し、電力を得る装置。
【解決手段】この発明は、電気自動車、工業用、家庭用、農業用、等の電源に用いる。主円盤1と副円盤2の下部に笠歯車3をつけ、主円盤1と副円盤2面上は外周を2区分し、主円盤1の区分点には、端部突出傾斜磁極面磁石4を、同一磁極で、傾斜線e上に、同一方向で配列固定する。副円盤2の区分点には、裏磁極突出傾斜磁極面磁石5を、同一磁極で、傾斜線e上に、同一方向で配列固定する。上部主円盤1と副円盤2をつけ、支持枠17で固定する。中心軸8をつけ主円盤回転機子12、副円盤回転機子13とし、置容器15の軸受に支持する。この時、副円盤2の区分点が、主円盤1の区分点より、磁極面側ずれた位置で、笠歯車3を噛み合わせる。装置容器16外に設けた発電機14軸と、主円盤回転車12の中心軸8を、継ぎ手21により、連結した構成の磁力回転発電装置。
【選択図】図2
【解決手段】この発明は、電気自動車、工業用、家庭用、農業用、等の電源に用いる。主円盤1と副円盤2の下部に笠歯車3をつけ、主円盤1と副円盤2面上は外周を2区分し、主円盤1の区分点には、端部突出傾斜磁極面磁石4を、同一磁極で、傾斜線e上に、同一方向で配列固定する。副円盤2の区分点には、裏磁極突出傾斜磁極面磁石5を、同一磁極で、傾斜線e上に、同一方向で配列固定する。上部主円盤1と副円盤2をつけ、支持枠17で固定する。中心軸8をつけ主円盤回転機子12、副円盤回転機子13とし、置容器15の軸受に支持する。この時、副円盤2の区分点が、主円盤1の区分点より、磁極面側ずれた位置で、笠歯車3を噛み合わせる。装置容器16外に設けた発電機14軸と、主円盤回転車12の中心軸8を、継ぎ手21により、連結した構成の磁力回転発電装置。
【選択図】図2
Description
この発明は、磁石相互間に作用する吸引力と反発力を回転力に変えて、発電機を回転させ、電力を得る装置で、電気自動車、船舶、航空宇宙、工業用、家庭用、農業用の電源として用いる。
[従来の技術]
[従来の技術]
従来、磁石相互間に作用する吸引力と反発力を回転力として、発電機を回転し電力を得る装置は、我国の発明家湊弘平氏の磁力発電装置が、1987年にテレビ、雑誌で公開された。実用機も作られたが耐久性に問題があったためか、その後実用化はされなかった。しかし、その後、磁石と電磁石を用いた磁力回転発電装置を発明し、40カ国以上の国際特許を得ている。他に米国の発明家トロイ・リード氏の磁力発電装置があるが、装置が大型になる欠点がある。
[発明が解決しょうとする課題]
[発明が解決しょうとする課題]
この発明は、円盤上に配列する磁石数を少なくして小型化する事を目的とし、又、超電導電磁石を用いて大電力を発電する事を目的とする。
[課題を解決するための手段]
[課題を解決するための手段]
中心に軸穴があく、主円盤1と副円盤2の円盤直径比は1対1、又は1対任意の整数比、又は任意の整数対1比とし、各円盤下部に、円盤直径比と同じ歯数比で、中心に軸穴があく、ピッチ円錐角xが約15〜45度の笠歯車3を固定する。主副円盤直径比が、1対1の時、主副各円盤面上の外周端に、同一直径で区分円周を画き、各円周を2以上の整数で等区分し、各区分点とする。又、主、副円盤直径比が、任意の整数対1比の時、又は1対任意の整数比の時、主、副各円盤面上の外周端に、同一直径比で区分円周を画く。任意の整数対1比の時、副円盤2の区分円周を2以上の整数で等区分し、主円盤1の区分円周は、副円盤2の区分数に、円盤直径比を乗じた数で等区分する。又、1対任意の整数比の時、主円盤1面上の円周区分は2以上の整数で等区分し、副円盤2の円周区分数は、主円盤1の区分数を、円盤直径比で乗じた数で等区分する。等区分した主円盤1の各区分点の接線fに対し、区分点より、任意の方向に、0度〜90度までの中より、任意の傾斜角aで、傾斜線eを引く。又、副円盤2は、各区分点の接線fに対し、主円盤1とは逆方向で、0度〜90度までの中より、主円盤1の傾斜角に対応した、傾斜角bの傾斜線eを引く。
主円盤1の各傾斜線e上には、外周側磁極面を同一磁極で、傾斜線e上を下端磁極面位置とし、又、端部角を区分点位置として、傾斜磁極面磁石4を配列し、固定する。副円盤2の傾斜線e上には、主円盤1の反対磁極を外周側磁極面として、傾斜線e上を下端磁極面位置とし、又、端部角を区分点位置として、下降傾斜磁極面磁石5を配列し、固定する。傾斜磁極面磁石4の突出部4aの磁極面の高さ位置と、下降傾斜磁極面磁石5の区分点側磁極面角の高さ位置は、同じになるようにする。傾斜磁極面磁石4は、二方向傾斜台16の傾斜面に、端部に突出部4aがついた磁石、超電導電磁石を、固定した構造とする。
傾斜磁極面磁石4の二方向傾斜台16は、片側端部を区分点位置とした、平面台部分16aと、その上に、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで、前方に傾斜した、磁極面前方向傾斜台部分16bが、区分点より、回転方向につき、更にその上に、区分点側より、上向き傾斜する磁極面横方向傾斜台部分16cが、ついた形であり、一体成形で作られる。この二方向傾斜台16の傾斜面に、傾斜側磁極面を同一磁極にして、磁石、超電導電磁石を、取付枠で固定した構造とする。下降傾斜磁極面磁石5は、二方向傾斜台16の傾斜面に、端部に突出部5aがついた磁石、超電導電磁石を、固定した構造とする。下降傾斜磁極面磁石5の二方向傾斜台16は、傾斜磁極面磁石4の場合と、逆側の片側端部を区分点位置とした、平面台部分16aと、その上に、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで、前方に傾斜した、磁極面前方向傾斜台部分16bがつき、更にその上に、区分点側より、突出部分5aに、下降傾斜する磁極面横方向傾斜台部分16cがついた形であり、一体成形で作られる。二方向傾斜台16の傾斜面に、傾斜側磁極面を主円盤1と反対磁極にして、磁石、超電導電磁石を、取付枠で固定した構造とする。
傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の磁極面巾mは、同じ巾とし、区分中心角弦巾(2区分の時、区分円周直径)の90%〜20%の巾より、任意の巾とする。円盤面に各々固定された、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5に、上部の主円盤1と副円盤2をつけ取付枠17により固定する。傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5に超電導電磁石を用いる時は、上部の主円盤1と副円盤2の上に冷却ガス再冷却用の冷凍機6を設け、又、フライホイール7を主円盤1上に設ける。主円盤1と副円盤2の軸穴に中心軸8を付け、キ−20により固定し、主円盤回転車12と副円盤回転車13とする。主円盤回転車12と副円盤回転車13は、各笠歯車3を噛み合わせ、装置容器15のラジアル軸受け9とスラスト軸受け10により支持する。この時、主円盤1の、傾斜磁極面磁石4の突出部4aの磁極面端部が、中心線y−yの位置にある時、副円盤2の、下降傾斜磁極面磁石5の磁極面巾mの中間点が、中心線y−yの位置にして各笠歯車3を噛み合わせる。このため、副円盤2の区分点は、ずらし中心角gの中心線上に設ける。ずらし中心角gは、磁極面巾mによって異なり、約5度〜30度となる。主円盤1の中心軸8端に、出力用笠歯車18をつけ、装置容器15上に設けた発電機14軸の小笠歯車17と、噛み合う。冷凍機6の電力供給は、中心軸8の配線用穴21に、配線をとうし、中心軸8端に設けた回転接点11に接続し、外部より供給する。以上の構成よりなる磁力回転発電装置。
[発明の実施の形態]
[発明の実施の形態]
この発明装置の回転原理を、図1とおなじ方向位置で、合成した断面平面透視図である、図25、図26、図27各図を用いて説明する。まず、主円盤1の傾斜角aは20度、副円盤2の傾斜角bは45度である。図25の位置にある時、副円盤2の、下降傾斜磁極面磁石5(5)の区分点側端部部分のS磁極が、主円盤1の、傾斜磁極面磁石4(1)の突出部分4aのN磁極との吸引力によって、回転力Pが作用する。回転力Pは、副円盤2の接線方向であるため、回転トルクが作用する。従って、副円盤2に回転力Pが作用する。傾斜磁極面磁石4(1)の突出部分4aにかかる吸引力は、中心軸8方向であるため逆回転力は作用せず、主副両円盤は、図26位置まで、中心角で40度回転する。
図26位置にある時、主円盤1の、傾斜磁極面磁石4(4)突出部分4aのN磁極が、副円盤2の、下降傾斜磁極面磁石5(6)の突出部分5aのS磁極との吸引力によって、回転力Pが作用する。回転力Pは、主円盤1の接線方向であるため、回転トルクが作用する。従って、主円盤1に回転力Pが作用する。突出部分5aにかかる吸引力は、中心軸8方向であるため逆回転力は作用せず、主副両円盤は、図27の位置まで、中心角で20度回転する。この回転力Pは、図27の位置まで持続する。
図27位置にある時、主円盤1の、傾斜磁極面磁石4(4)突出部分4aのN磁極が、副円盤2の、下降傾斜磁極面磁石5(6)の突出部分5aのS磁極との吸引力によって、回転力Pが持続する。次に、副円盤2の、下降傾斜磁極面磁石5(6)の区分点側端部部分のS磁極が、主円盤1の、傾斜磁極面磁石4(4)の突出部分4aのN磁極との吸引力によって、回転力Pが作用する。回転力Pは、副円盤2の接線方向であるため、回転トルクが作用する。従って、副円盤2に回転力Pが作用する。傾斜磁極面磁石4(4)の突出部分4aにかかる吸引力は、中心軸8方向であるため逆回転力は作用しない。この回転力Pは、図25の位置まで持続する。従って、主円盤1と副円盤2の2箇所で作用する、回転力Pによって、主副両円盤は、図25位置まで、中心角で30度回転する。主円盤1の傾斜磁極面磁石4(4)は、図25の傾斜磁極面磁石4(1)の位置となり、1区分間の作動サイクルとなる。この1区分作動サイクルが、次の傾斜磁極面磁石4(3)、次の傾斜磁極面磁石4(2)、次の傾斜磁極面磁石4(1)と持続し、1回転サイクルとなり、回転力を持続する事ができる。中心線y−yの位置の近辺で、区分点毎に作用する回転力Pは、断続的であるため、上部主円盤1に設けたフライホィール7により、回転を円滑にする。図1にあるように、主円盤回転車12の中心軸8についた出力用笠歯車18が、発電機14軸についた、小笠歯車19と噛み合うため、発電機を回転し、電力を得る。
[実施例]
[実施例]
この発明の実施例を図面により説明する。
図1は、この発明の第一実施例で、図2の主円盤回転車12のB−B線方向と、副円盤回転車13のC−C線方向断面で、特に、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の下端部位置を透視して、合成した断面透視平面図、図2は、図1のA−A線方向の断面立面図、図3は、図2のD−D線方向の断面立面図である。図4は、主円盤回転車12で、図5A−A方向より、傾斜磁極面磁石4の下端磁極面位置を透視した、断面透視平面図であり、図5は立面図、図6は側面図である。図7は、副円盤回転車13で、図8A−A方向より、下降傾斜磁極面磁石5の下端磁極面位置を透視した、断面透視平面図であり、図8は立面図、図9は側面図である。主円盤回転車12と副円盤回転車13は、各々、円盤直径比が、1対1の主円盤1と副円盤2の下部に、ピッチ円錐角x30度、歯数比が、1対1の笠歯車3をつける。主円盤1と副円盤2の円盤面上外周部に円周を描き、その各々に、2区分で等区分する。主円盤1は、各区分点より、回転方向の左方向に、又、各区分点接線fに対し、傾斜角aが50度で、傾斜線eを引き、描く。副円盤2は、各区分点より、主円盤1と、逆の右方向に、又、各区分点接線fに対し、傾斜角bが50度で傾斜線eを引き、描く。
図1は、この発明の第一実施例で、図2の主円盤回転車12のB−B線方向と、副円盤回転車13のC−C線方向断面で、特に、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の下端部位置を透視して、合成した断面透視平面図、図2は、図1のA−A線方向の断面立面図、図3は、図2のD−D線方向の断面立面図である。図4は、主円盤回転車12で、図5A−A方向より、傾斜磁極面磁石4の下端磁極面位置を透視した、断面透視平面図であり、図5は立面図、図6は側面図である。図7は、副円盤回転車13で、図8A−A方向より、下降傾斜磁極面磁石5の下端磁極面位置を透視した、断面透視平面図であり、図8は立面図、図9は側面図である。主円盤回転車12と副円盤回転車13は、各々、円盤直径比が、1対1の主円盤1と副円盤2の下部に、ピッチ円錐角x30度、歯数比が、1対1の笠歯車3をつける。主円盤1と副円盤2の円盤面上外周部に円周を描き、その各々に、2区分で等区分する。主円盤1は、各区分点より、回転方向の左方向に、又、各区分点接線fに対し、傾斜角aが50度で、傾斜線eを引き、描く。副円盤2は、各区分点より、主円盤1と、逆の右方向に、又、各区分点接線fに対し、傾斜角bが50度で傾斜線eを引き、描く。
主円盤1の各区分点に、傾斜磁極面磁石4端部角を区分点位置にして、又、各傾斜線f上を、下端N磁極面位置として、傾斜磁極面磁石4を主円盤1に、配列固定する。又、上部主円盤1をつけ、取付枠17によって傾斜磁極面磁石4と固定する。又、副円盤2の各区分点に、下降傾斜磁極面磁石5端部角を区分点位置にして、又、各傾斜線f上を、下端S磁極面位置として、下降傾斜磁極面磁石5を副円盤2に、配列固定する。又、上部副円盤2をつけ、取付枠17によって下降傾斜磁極面磁石5を固定する。上部主円盤1の上に、フライホイール7を設ける。磁石に超電導電磁石を用いた場合、ヘリウム再液化用の冷凍機6を、主円盤1と副円盤2に設ける。主円盤1と副円盤2の軸穴に、中心軸8をつけキ−20により固定し、主円盤回転車12と副円盤回転車13を構成する。主円盤1の傾斜角aと、副円盤2の傾斜角bは、回転力が出る組み合わせがある。傾斜角aが0度の時、傾斜角bは30度。傾斜角aが20度の時、傾斜角bは45度。傾斜角aが30〜50度の時、傾斜角bは50度。傾斜角aが60度の時、傾斜角bは20度。傾斜角aが90度の時、傾斜角bは0度。となる。尚、2区分の時、傾斜角aは、50度が最適である。
図10は、傾斜磁極面磁石4の立面図、図11は側面図、図12は平面図である。傾斜磁極面磁石4は、二方向傾斜台16の上に、磁極面の磁極を、同一にして、磁石、又は、超電導電磁石を枠部で固定した構造である。二方向傾斜台16は、片側端部を区分点位置とした、平面台部分16aの上に、磁極面前方向傾斜台16bがつき、その上に、区分点側より、上向き傾斜する磁極面横方向傾斜台16cがついた形状を、一体成形で作られる。この二方向傾斜台16の傾斜面に、傾斜側磁極面を同一磁極にして、磁石、超電導電磁石を、取付枠で固定した構造とする。傾斜磁極面磁石4の上向き傾斜の端部は、突出部分4aとする。主円盤1の、傾斜磁極面磁石4の磁極面巾mは、主副円盤直径比がいずれの時も、中心点と2区分点によって、できる、中心角の弦巾(2区分の時は、区分円周直径)の20%〜90%の巾より、任意の巾用いる事ができる。副円盤2の下降傾斜磁極面磁石5の磁極面巾mは、主円盤1の傾斜磁極面磁石4の磁極面巾mと、同じ巾とする。主円盤1の突出部分4a巾は、傾斜磁極面磁石4の磁極面巾mの3分の1から13分の1程度とし、突出部分4aの長さは、巾の2倍〜3倍程度である。主円盤1面より、傾斜磁極面磁石4の、突出部分の端部までの高さと、副円盤2面より、区分点位置の下降傾斜磁極面磁石5の高さは、同じ高さとする。図では、円盤面に固定する、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5のフランジ部は、省略している。
図13は、下降傾斜磁極面磁石5の立面図、図14は側面図、図15は平面図である。下降傾斜磁極面磁石5は、二方向傾斜台16の上に、磁極面の磁極を、傾斜磁極面磁石4と反対にして、磁石、又は、超電導電磁石を、取付枠で固定した構造である。下降傾斜磁極面磁石5の下降傾斜側端部は、突出部分5aとする。二方向傾斜台16は、傾斜磁極面磁石4の場合と逆側の片側端部を、区分点位置とした平面台部分16aの上に、磁極面前方向傾斜台16bがつき、その上に、区分点側より、下降傾斜する磁極面横方向傾斜台16cが、ついた形状を一体成形で作られる。この二方向傾斜台16の傾斜面に、傾斜側磁極面を同一磁極にした磁石、超電導電磁石を、下降傾斜側を突出部分5a側として、取付枠で固定した構造とする。尚、図において、取付枠は、省略している。主円盤1の平面台部分16aの高さは、突出部分4aの長さをtとすると、tanx×tの値分の高さ、以上とする。又、下降傾斜磁極面磁石5の平面台部分16aの高さは、図18に示した、副円盤2面端部より、下降傾斜磁極面磁石5の傾斜側の磁極面が、副円盤2面内に入った、長さをdとすると、tanx×dの値分だけ、主円盤1の平面台部分16aの高さより、高くする。これにより、主円盤1面より、傾斜磁極面磁石4の突出部分4a先端の高さと、副円盤2面より、下降傾斜磁極面磁石5の区分点位置端部の高さは、同じ高さとする事ができる。d巾がなければ、平面台部分16aの高さは、同じとなる。
主円盤回転車12と副円盤回転車13は、下部笠歯車3を噛み合わせ、中心軸8を装置容器15のラジアル軸受け9とスラスト軸受け10に、支持される。この時、主円盤1の、傾斜磁極面磁石4の突出部分4aの回転方向側端部が、中心線y−yに位置する時、副円盤2の、下降傾斜磁極面磁石5の磁極面の中央が、中心線y−y上に位置して、下部笠歯車3を噛み合わせる。このため、副円盤2の区分点が、ずらし中心角gの中心線上に来る。中心軸8に、出力用笠歯車18をつけ、発電機14軸についた小笠歯車19と噛み合わせる。冷凍機6への配線は、中心軸8の配線用穴21に設け、中心軸8端部に、回転接点11をつける事により、電力を外部から供給する事が、出来る。以上の構成よりなる磁力回転発電装置。この発明は、超電導電磁石を用いた大型機は、縦型とし、小型機は、横型とする事が最適である。主副円盤直径比が、任意の整数対1、又は、1対任意の整数の時、副円盤2は任意の数、主円盤1の周囲に、又、主円盤1は任意の数、副円盤2の周囲に、各々設ける事ができる。図において、冷凍機6から超電導電磁石への配管は省略した。
図18は、第一実施例おける主円盤1の円周区分を、3区分とした時で、図1と同じ位置での断面透視平面図である。主円盤1と副円盤2の傾斜角aと、傾斜角bは、共に50度である。図19は、第一実施例における、主円盤1の円周区分を4区分で、傾斜角aを45度とした時であり、図1と同じ位置での断面透視平面図である。副円盤2の傾斜角bは、50度となる。図20は、第一実施例における主円盤1の円周区分を、4区分で、主円盤1の傾斜角aを0度とした時で、図1と同じ位置での断面透視平面図である。副円盤2の傾斜角bは、30度である。図21は、第一実施例における主円盤1の円周面分を、4区分で、傾斜角aを90度とした時で、図1と同じ位置での断面透視平面図である。副円盤2の傾斜角bは、0度である。
図16は、この発明の第二実施例で、主円盤1と副円盤2の直径比を、2対1とした時で、図17の主円盤回転車12のB−B線方向と、副円盤回転車13のC−C線方向断面で、特に、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の下端部位置を透視して、合成した断面透視平面図。図17は、図16のA−A線方向の断面立面図。側面図は省略。主円盤1の傾斜角aは30度、副円盤2の傾斜角bは50度である。図22は、この発明の第二実施例で、主円盤1と副円盤2の直径比を、2対1とし、副円盤2の区分数を、4区分で、主円盤1の傾斜角aを20度とした時で、副円盤2の傾斜角bは45度である。図17の主円盤回転車12のB−B線方向と、副円盤回転車13のC−C線方向断面で、特に、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の下端部位置を透視して、合成した断面透視平面図。副円盤2の区分数は、2以上の任意の整数とすることができる。仮に、6区分とすれば、主円盤1の区分数は、12区分数となる。
図23は、この発明の第二実施例において、主円盤1と副円盤2の直径比を、4対1とし、副円盤2の区分数を、2区分で、主円盤1の傾斜角aを50度とした時で、副円盤2の傾斜角bは50度である。主円盤1の区分数は、副円盤2の区分数の2に、主円盤1の直径比4を乗じた、8区分となる。図23は、図17の主円盤回転車12のB−B線方向と、副円盤回転車13のC−C線方向断面で、特に、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の下端部位置を透視して、合成した断面透視平面図。副円盤2の区分数は、2以上の任意の整数とすることができる。仮に、3区分とすれば、主円盤1の区分数は、12区分数となる。図24は、この発明の第二実施例において、主円盤1と副円盤2の直径比を、1対2とした時で、主円盤1の区分数は2区分で、 主円盤1の傾斜角aを50度とした時で、副円盤2の傾斜角bは50度である。副円盤2の区分数は、主円盤1の区分数2に、副円盤2の円盤直径比2を乗じた4区分となる。仮に、主円盤1と副円盤2の直径比を、1対4で、主円盤1の区分数が4区分の時、副円盤2の区分数は、4区分に副円盤2の直径比4を乗じた16区分となる。又、主円盤1の区分数が多くなる程、主円盤1の傾斜角aは、小さくする。
[発明の効果]
[発明の効果]
装置が小型で、強力な回転力が得られる。特に、電気自動車の電源として用いる時は、常に、発電するため、蓄電器を2個設け2系統とすれば、出力20ワット程度ですみ、小型装置とする事ができる。又、超電導電磁石を用いれば、大電力発電が可能で産業用、公共用の電力を供給できる。又、家庭用、航空、宇宙、船舶、鉄道、農業、ロボット、その他あらゆる機器の電源とする事ができる。
図1は、この発明の第1実施例であり、図2の主円盤回転車12側をB−B線方向、副円盤回転車13側をC−C線方向の断面で、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の磁極面下端位置を透視し、合成した断面透視平面図。
図2は、図1のA−A線方向の断面立面図
図3は、図2のD−D線方向の断面側面図
図4は、第1実施例における、主円盤回転車12で、図5のA−A線方向において、傾斜磁極面磁石4の磁極面下端位置を透視した、断面透視平面図
図5は、図4の立面図
図6は、図4の側面図
図2は、図1のA−A線方向の断面立面図
図3は、図2のD−D線方向の断面側面図
図4は、第1実施例における、主円盤回転車12で、図5のA−A線方向において、傾斜磁極面磁石4の磁極面下端位置を透視した、断面透視平面図
図5は、図4の立面図
図6は、図4の側面図
図7は、第1実施例の副円盤回転車13で、図8のA−A線方向において、下降傾斜磁極面磁石5の磁極面下端位置を透視した、断面透視平面図
図8は、図7の立面図
図9は、図7の側面図
図10は、第1実施例における、傾斜磁極面磁石4の立面図
図11は、図10の側面図
図12は、図10の平面図
図13は、第1実施例における、下降傾斜磁極面磁石5の立面図
図14は、図13の側面図
図15は、図13の平面図
図8は、図7の立面図
図9は、図7の側面図
図10は、第1実施例における、傾斜磁極面磁石4の立面図
図11は、図10の側面図
図12は、図10の平面図
図13は、第1実施例における、下降傾斜磁極面磁石5の立面図
図14は、図13の側面図
図15は、図13の平面図
図16は、この発明の第2実施例であり、図17の主円盤回転車12側をB−B線方向、副円盤回転車13側をC−C線方向の断面で、傾斜磁極面磁石4と下降傾斜磁極面磁石5の磁極面下端位置を透視し、合成した断面透視平面図。
図17は、図16のA−A線方向の断面立面図
図18は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、3区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図19は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、4区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図20は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、4区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図21は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、4区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図17は、図16のA−A線方向の断面立面図
図18は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、3区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図19は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、4区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図20は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、4区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図21は、この発明の第1実施例において、主円盤1と副円盤2の区分数を、4区分とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図22は、この発明の第2実施例において、副円盤2の区分数を4区分とした時で、図1と同じで、位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図23は、この発明の第2実施例において、主円盤1と副円盤2の円盤直径比を4対1とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図25は、この発明の第1実施例における、回転原理の説明図で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図26は、図22の位置より、中心角で40度回転した位置の回転原理説明図。
図27は、図23の位置より、中心角で30度回転した位置の回転原理説明図。
図23は、この発明の第2実施例において、主円盤1と副円盤2の円盤直径比を4対1とした時で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図25は、この発明の第1実施例における、回転原理の説明図で、図1と同じ位置断面方向を、合成した断面透視平面図。
図26は、図22の位置より、中心角で40度回転した位置の回転原理説明図。
図27は、図23の位置より、中心角で30度回転した位置の回転原理説明図。
1は主円盤、2は副円盤、3は笠歯車、4は傾斜磁極面磁石、4aは突出部分、5は下降傾斜磁極面磁石5、5aは突出部分、6は冷凍機、7はフライホィール、8は中心軸、9はラジアル軸受け、10はスラスト軸受け、11は回転接点、12は主円盤回転車、13は副円盤回転車、14は発電機、15は装置容器、16は二方向傾斜台、16aは平面台部分、16bは磁極面前方向傾斜台部分、16cは磁極面横方向傾斜台部分、17は取付枠、18は出力用笠歯車、19は小歯車、20はキー、21は配線用穴、22は継ぎ手、
Claims (1)
- 中心に軸穴があく、主円盤1と副円盤2の円盤直径比は1対1、又は任意の整数対1の比とし、各円盤下部には、円盤直径比と同じ歯数比で、中心に軸穴があく、ピッチ円錐角xが約15〜45度の笠歯車3を固定する。主副各円盤直径比が1対1の時は、主副各円盤面上の外周端に画く円周を、2以上の整数で等区分し、各区分点とする。又、任意の整数対1の比の時は、主円盤1面上の円周区分を4以上、副円盤2は2以上の整数区分とする。主円盤1の各区分点の接線fに対し、同一方向で、0度〜45度までの傾斜角aで、傾斜線eを引く。副円盤2は、各区分点の接線fに対し、主円盤1とは逆方向で、80度〜90度までの傾斜角bの傾斜線eを引く。主円盤1の各傾斜線上には、端部突出部分4aがついた端部突出傾斜磁極面磁石4を、外周側磁極面を同一磁極で、傾斜線e上を下端磁極面位置とし、又、端部角を区分点位置として配列し、固定する。副円盤2の傾斜線e上には、主円盤1と同一磁極の外周側磁極面で、傾斜線e上を下端磁極面位置とし、又、端部角を区分点位置として、裏磁極面端に、裏磁極突出部分5aがついた裏磁極突出傾斜磁極面磁石5を配列固定する。裏磁極突出傾斜磁極面磁石5の磁極面巾mは、副円盤直径の約50%〜75%の巾とし、主円盤1の端部突出傾斜磁極面磁石4の磁極面巾mは裏磁極突出傾斜磁極面磁石5巾mの約2倍の巾とする。端部突出傾斜磁極面磁石4と裏磁極突出傾斜磁極面磁石5は、ピッチ円錐角xと同じ傾斜角xで傾斜する、二方向傾斜台16の傾斜面に磁石、超電導電磁石を固定される。端部突出傾斜磁極面磁石4の二方向傾斜台16は、平面台部分16aとその上に、磁極面前方向傾斜台部分16bがつき、又、その上に磁極面横方向傾斜台部分16cついた形であり、一体成形で作られる。平面台部分16aの高さhは、磁極面より主円盤1面外周までの巾dできまり、h=tanx×dでもとまる。裏磁極突出傾斜磁極面磁石5の二方向傾斜台16は、磁極面前方向傾斜台部分16bの上に、端部突出傾斜磁極面磁石5とは逆方向で、磁極面横方向傾斜台部分16cがついた形であり、一体成形で作られる。円盤面に各々固定された、端部突出傾斜磁極面磁石4と裏磁極突出傾斜磁極面磁石5上部に、上部の主円盤1と副円盤2をつけ取付枠17により固定する。上部の主円盤1と副円盤2の上に冷却ガス再冷却用の冷凍機6を設け、又、フライホイール7を主円盤1上に設ける。主円盤1と副円盤2の軸穴に中心軸8を付け、キー20により固定し、主円盤回転車12と副円盤回転車13とする。主円盤回転車12と副円盤回転車13は、各笠歯車3を噛み合わせ、装置容器15のラジアル軸受け9とスラスト軸受け10により支持する。この時、副円盤2の区分点位置が、主円盤1の区分点位置より、磁極面側位置に来るように、ずらし中心角gとして、5〜10度程度、ずらした位置で噛み合わせる。主円盤1の軸8端に、出力用笠歯車18をつけ、装置容器15上に設けた発電機14軸の小笠歯車19と、噛み合う。超電導電磁石6の電力供給は、中心軸8にあく配線用穴21に、配線をとうし、中心軸8端に、設けた回転接点11に接続し、外部より供給する。以上の構成よりなる磁力回転発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003436571A JP2005185080A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 磁力回転発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003436571A JP2005185080A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 磁力回転発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005185080A true JP2005185080A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34791783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003436571A Pending JP2005185080A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 磁力回転発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005185080A (ja) |
-
2003
- 2003-12-15 JP JP2003436571A patent/JP2005185080A/ja active Pending
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