JP2016019460A - 磁力回転発電装置 - Google Patents

磁力回転発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016019460A
JP2016019460A JP2014151225A JP2014151225A JP2016019460A JP 2016019460 A JP2016019460 A JP 2016019460A JP 2014151225 A JP2014151225 A JP 2014151225A JP 2014151225 A JP2014151225 A JP 2014151225A JP 2016019460 A JP2016019460 A JP 2016019460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
disk
sub
line
magnetic pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014151225A
Other languages
English (en)
Inventor
之信 成石
Yukinobu Naruishi
之信 成石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2014151225A priority Critical patent/JP2016019460A/ja
Publication of JP2016019460A publication Critical patent/JP2016019460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

【課題】構造がシンプルであり、耐久性、信頼性ある磁力回転発電装置を提供する。【解決手段】主、副各円盤回転車1、2の円盤部部の区分円周を、2等区分し、各区分点に、各々、主傾斜台4と副傾斜台5を固定し、その台面上に突出形磁石6を固定する。主、副各円盤部下部に付けた笠歯車3を噛み合わせ軸受で支持し、磁極面を対向させ、吸引力と反発力の効率良い回転力で、発電する。装置容器11外上部に、出力用笠歯車取付け枠台16を設け、出力用笠歯車17を取り付ける。又、主円盤回転車1の主軸7端に、出力用笠歯車17を付け、2個の出力用笠歯車17がかみあう。又、装置容器11外上部に、発電機取付け枠台19を設け、台上に発電機20とクラッチ18を固定する。発電機20軸はクラッチ18に接続し、クラッチ18軸は、継手15により出力用笠歯車17軸と連結し、主円盤回転車1の回転を発電機20に伝え電力にかえる。【選択図】図2

Description

この発明は、一対の噛み合う笠歯車上の円盤面周囲区分点に、磁石を固定し、磁石相互間に、作用する吸引力と、反発力とによって回転力とし、発電機を回転させ電力を得る装置であり、電気自動車、船舶、鉄道、ロボット、宇宙航空、農業用、等の電源として用いる。
従来、我国の発明家湊弘平氏により、一対の平歯車を噛み合わせ、上に、円盤を付け、円盤面周囲に磁石を固定し、磁石の反発力によって回転力とし、発電機を回転し、電力を得る磁力発電装置が、1987年頃にテレビ等で発表され、永久機関の可能性を示した。その後、雑誌に、実用化間近で、回転する装置の写真付きの記事が載っていた。又、特許は、審判で回転する装置を見せて辛うじて取得している。しかし、耐久性に問題があったせいか、本格的な実用化はされなかった。その後、回転円盤面に配置した磁石と、固定した電磁石による磁力発電装置を発明し、40か国以上の国際特許を得ている。他に、米国の発明家トロイ・リード氏の磁力発電装置がある。これは、特許権も取れているようであり、かなりの発電量がある。しかし、装置が大型で複雑であり、耐久性も未知数である。
主円盤回転車と副円盤回転車は、各円盤面の区分円周を2区分、又は、3区分、程度の区分数とし、その各位置に磁石を配置固定し、各円盤面下部に固定した笠歯車の歯間ピッチを大きくして、歯数を少なくする。構造がシンプルであり、耐久性、信頼性ある構造とする。又、超小型装置や、逆に、超大型装置とする事を可能とする。永久磁石のみだけではなく、超電導電磁石を用いて、大電力を得る事ができる構造とする。回転原理に無理がなく、又、対向する磁石の吸引力と、反発力の全てを回転力に転換する回転原理として、強力回転力とし、多少の負荷であれば、停止位置より自力回転を可能とする。
主円盤回転車と副円盤回転車の構成は、同一直径の主、副各円盤部と、その円盤面中心部の下部をボス部とする。各円盤面中心の軸穴に主軸を通し、ボルト、キー等により主軸に固定する。又、主、副各円盤部外周部下部に、円盤部直径より、直径が大きく同一直径、同一歯数とする笠歯車を各々固定する。又、大型の場合、各笠歯車は、リング状としても良く、、笠歯車の取付けは、主、副各円盤部外周下部面の凸形フランジ部にリング状笠歯車の内周面を嵌合わせ、主、副各円盤部下部面にボルト等で各々、固定する。
主、副各円盤部面外周より少し内側に、同一直径の区分円周gを描き、主に、2区分〜4区分より選択して、区分円周gを等区分し各区分点とする。主円盤部における区分円周gの各区分点より、回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として傾斜角αの傾斜線jを区分点より引く。次に、この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引く。
又、副円盤部における区分円周gの各区分点より、逆回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として傾斜角βの傾斜線jを区分点より引く。又、この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引く。
主傾斜台と副傾斜台は、主円盤部面と副円盤部面の各区分点に描いた傾斜線j上と直角線k上に、底面2辺位置として、各々、主、副各円盤部面に固定される。主、副各円盤部の各傾斜台の台面上に、突出形磁石を固定する。又、各突出形磁石の上部に、連結部の枠部、を嵌、接着剤等で固定する。天盤ボス部の軸穴に主、副各円盤部の各主軸を通し、天盤ボス部のボルトで天盤を主軸に固定する。又、連結部上面に接着剤を付け、天盤下面に固定する連結部上部1部周囲にフランジを付けタッピングネジと接着剤等により固定する。これが、主円盤回転車と副円盤回転車の主な構成とする。
次に、主、副円盤回転車の各部を詳細に述べる。笠歯車のピッチ円錐角xは、30度から2度程度まで選択する事ができる。但し、笠歯車直径を限りなく小さくする時、ピッチ円錐角xはより0に近くする事ができる。各円盤部面外周より少し内側に、同一直径の区分円周gを描き、主に、2区分、3区分、4区分、より選択して、区分円周gを等区分し各区分点とする。又、任意の整数の区分数でも可能である。
主円盤部における区分円周gの各区分点より、引く傾斜角αは、笠歯車のピッチ円錐角xにより変化する。笠歯車の最大ピッチ円錐角xは30度であり、この時、傾斜角αは、90度とする。ピッチ円錐角xを30度を基準とし、これよりθ度減じたxとする時、傾斜角αは、90度よりθ度減じた値の角度とする。ピッチ円錐角xを15度とした時、数式で説明すると、θとxの関係式はθ=30−xであり、θ=30−15=15で、θは15度となる。次に、傾斜角αは、90度よりθ度減じた角度とするので、その時の関係式はα=90−θ度となる。従つて、α=90−θ=90−15=75でαは75度となる。
又、副円盤部における区分円周gの各区分点より、逆回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として傾斜角βの傾斜線jを区分点より引く。又、この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引く。傾斜角βは、ピッチ円錐角xが如何なる角度でも一定の45度とする。
主傾斜台と副傾斜台は、主円盤部面と副円盤部面の各区分点に描いた傾斜線j上と直角線k上に、底面2辺位置として、各々、主、副各円盤部面に固定される。主傾斜台と副傾斜台の形状は、一体成形であり、分解できないが、分解できるとして説明する。まず、主、副各傾斜台は、各々、高さ部分を構成する、平面台ブロックの上に、各々、2個の傾斜ブロックが重なった形状である。こうした形状を一体成形した構造である。平面台ブロックは、平面形が正方形であり1辺の長さは、磁極面巾にcosx(xは選択したピッチ円錐角)を乗じた値とする。平面台ブロックの高さは、約、突出形磁石の磁極面巾にsinx(xは選択したピッチ円錐角)を乗じた値を1.3倍した程度の高さとする。
主円盤部面区分点の傾斜線j、kに主傾斜台を固定した時、各ブロックが、どの様な位置、、順序、方向で積み上げられているかを説明すると、まず平面台ブロックAの2辺を主円盤部面区分点の傾斜線j、kに合わせる。次に、傾斜ブロックBは、傾斜下端線を傾斜線j位置とし、又、傾斜側辺下端を直角線k位置として上昇傾斜して、平面台ブロックA上に重なる。次に、傾斜ブロックCは、傾斜下端線を直角線k位置とし、又、傾斜側辺下端を傾斜線j位置として上昇傾斜して、傾斜ブロックB上に重なる。尚、傾斜ブロックBと傾斜ブロックCの傾斜面の長さは磁極面巾と同じとする。傾斜ブロックBと傾斜ブロックCの傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xと同角度とする。
又、副円盤部面区分点の傾斜線j、kに副傾斜台を固定した時、各ブロックが、どの様な位置、順序、方向で積み上げられているかを説明すると、まず、平面台ブロックDの2辺を副円盤部面区分点の傾斜線j、kに合わせる。次に、傾斜ブロックEは、傾斜下端線を傾斜線j位置とし、又、傾斜側辺下端を直角線k位置として上昇傾斜して、平面台ブロックD上に重なる。次に、傾斜ブロックFは、傾斜上端線を直角線k位置とし、又、傾斜側辺下端を傾斜線j位置として下降傾斜して、傾斜ブロックE上に重なる。尚、この傾斜ブロックEと傾斜ブロックFの傾斜面の長さは磁極面巾と同じとする。傾斜ブロックEの傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xの2分の1の角度とし、傾斜ブロックFの傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xと同角度とする。
主、副各円盤部の各傾斜台の台面上に、突出形磁石を固定する。突出形磁石本体の平面図に於ける磁極面巾と磁極面間方向の長さ寸法は、同一寸法で正方形となる。突出形磁石は、N極、S極各磁極面の互いの逆位置端に突出部が付く。突出部の巾は、磁極面巾の3分の1とし、突出長さは、突出形磁石の磁極面巾の2分の1とする。
本発明に於ては、主円盤部と副円盤部における主、副傾斜台上に、突出形磁石を固定した時、区分点位置の磁極面を前磁極面と称し、反対側の磁極面を後磁極面と称する。主円盤部と副円盤部における、突出形磁石は、前磁極面下端を傾斜線j位置とし、又、磁極面間方向側面下端を直角線k位置として、各々、傾斜台面上に固定する。又、主円盤部と副円盤部における突出形磁石の前磁極面の前突出部は、共に、区分点の反対側端に突きでる。従って、後磁極面の後突出部は、区分点側端に付く。
区分数が2区分の時、立面図における突出部を含む磁極面巾は、区分円周g半径の約2分の1弱から3分の1程度までが適当とする。突出形磁石の最大高さは、2区分の時、区分円周gにおける、半径程度とし、2区分以上の整数における任意区分数の最大高さは、選択した各区分数に於ける2区分間弦巾の2分の1程度とする。区分数を2区分以上で選択した時、立面図における突出部を含む磁極面巾は、各区分円周gにおける各2区分間弦巾の5分の1程度である。又、突出形磁石の最大高さは、選択した各2区分間弦巾の2分の1程度とする。
主円盤部の各区分点の前磁極面の磁極は、各区分点共に、N、S磁極より同一磁極を配置しなければならない。又、副円盤部の前磁極面の磁極は、主円盤部の前磁極面の反対磁極とする。
主円盤部面と副円盤部面に、各々主傾斜台と副傾斜台を配置固定し、それ等の枠部、傾斜ブロックCと傾斜ブロックFの各々、上端に設ける。(但し図では省略している)そこに突出形磁石下部が枠部に入り接着剤で固定される。しかし、主傾斜台と副傾斜台の下部1部周囲にフランジ部を付け、タッピングネジと接着剤で固定する事ができる。又、各突出形磁石の上部に、連結部の枠部を嵌接着剤で固定する。尚、フランジ部は、突出形磁石を超電導電磁石で構成した時に、付けられる。主、副各円盤部の各主軸に、天盤ボス部の軸穴を通し、天盤を主軸にボス部のボルトで固定する。連結部上面は接着剤等で固定する。連結部上面周囲1部にフランジを付け、タッピングネジと接着剤で、各天盤の下部面に固定しても良い。連結部の形状は、主、副傾斜台と同じ順序で平面台ブロックと2つの傾斜ブロックが積み上がっているが、方向は各々真逆方向とした形状の一体成形構造である。連結部の枠部やフランジ部は、各平面台ブロックA、平面台ブロックDにあたる下部周囲に設けている。以上が、主円盤回転車と副円盤回転車の構成とする。
各主、副円盤回転車は、装置容器のラジアル、スラスト各軸受により、各主軸を支持し、笠歯車を噛み合わせる。噛み合わせ位置は、笠歯車の取付け時に決める。これは、主円盤部区分円周gの一つの区分点を通る中心線eを噛み合わせ位置とし刻印を付け、この位置に、笠歯車の谷溝中心を合わせ、主円盤部に笠歯車をボルト等により固定する。
又、副円盤部は、磁極面巾tにcosxを乗じた値に1.5倍した値の巾zをコンパスに取り、副円盤部における区分円周gの一つの区分点より、回転方向にコンパスで区分し、この区分点uを通る中心線eを噛み合わせ位置とし刻印を付け、この位置に、笠歯車の取付け時、笠歯車の歯山頂部中心を合わせ、副円盤部に笠歯車をボルト等により固定する。主、副円盤回転車を、装置容器の各軸受により、各主軸を支持する時、各笠歯車の印ある位置の歯谷と歯山を噛み合わせ、各主、副円盤回転車軸を、装置容器の各軸受に支持する。
装置容器外上部に、出力用笠歯車取付け枠台を設け出力用笠歯車を固定し、又、装置容器外上部にでた主円盤回転車の主軸端にピッチ円錐角45度の出力用笠歯車固定し、出力用2つの出力用笠歯車をかみあわせる。又、車装置容器外上部に、発電機取付け台を設け、台上に発電機とクラッチを固定する。発電機軸はクラッチに接続し、出力用笠歯車軸とクラッチ軸は、軸継手により連結される。主円盤回転車の天盤上部にフライホイールを設ける。又、副円盤回転の装置容器外上部に、ディスクブレーキ装置取り付け枠台を設け、副円盤回転車の主軸にディスクを固定し、ディスクブレーキ装置を枠内に固定する。こうした構造を特徴とする請求項1の磁力回転発電装置。
主円盤部面と副円盤部面の、主傾斜台と副傾斜台に配置固定される永久磁石での突出形磁石構成でなく、超電導電磁石の構成とした主円盤回転車と副円盤回転車とし、各天盤上に超電導電磁石のヘリウムガスの再液化用の冷凍機を設ける。冷凍機の電力は、装置容器外から供給するために、各天盤の上部面より出た各主軸に円筒形電通接触面を通し軸に固定し、プラス及びマイナス用ブラシ保持器を装置容器側の軸受保持部分外に取り付けた構成とする。又、主円盤部面の主傾斜台には、超電導電磁石を配置した主円盤回転車とし、副円盤部面の副傾斜台に配置される突出形磁石はフェライト磁石等の永久磁石を配置した副円盤回転車構成とする。この場合、主円盤回転車軸は、垂直とした装置容器構成とすため、発電機は水平に設ける事ができる。但し、超電導電磁石の磁力は2テスラ程度とするが、フェライト磁石に悪い影響がなく、回転可能であれば、2テスラ以上としてかまわない。こうした構造を特徴とする請求項1記載の磁力回転発電装置。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図3は本発明本体の第1の実施の形態に係る図である。図1は図2の主円盤回転車部分の断面線B−B線方向と副円盤回転車部分の断面線C−C方向を合成した断面透視平面図であり、図2は、図1の断面線A−A線方向の断面立面図である。図3は、図21の断面線D−D線方向の断面立面図である。笠歯車3のピッチ円錐角xは、15度である。図1〜図3にあるように、主円盤回転車1と副円盤回転車2は、同一直径の主、副各円盤部1a、2aと、その円盤部面中心部の下部をボス部とし、各円盤部面中心にあく軸穴に主軸7を通し、ボルト、キー等により固定する。又、リング状で円盤部直径より、少し、大きめので外周が同一直径、同一歯数とした、笠歯車3を各主、副円盤部1a、2a下部面の凸形フランジ14にリング状笠歯車の内周面を嵌合わせ、各主、副円盤部1a、2a外周下部面にボルト等で固定する。主副各円盤部面1a、2a外周より少し内側に、同一直径の区分円周gを描き、2区分で等区分する。
主円盤部1aにおける区分円周gの各区分点より、回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として傾斜角αを75度とした傾斜線jを各区分点より引く。又、この傾斜線jに対する直角線kを各区分点より引く。
本発明における回転可能な笠歯車3の最大ピッチ円錐角xは30度であり、この時、傾斜角αは、90度とする。しかし、ピッチ円錐角xを30度よりθ度減じたxとする時、傾斜角αは、90度よりθ度減じた値の角度となる。
ピッチ円錐角xを15度とした時、数式で説明すると、θとxの関係式はθ=30−xであり、θ=30−15=15で、θは15度となる。次に、傾斜角αは、90度よりθ度減じた角度とするので、その時の関係式はα=90−θ度となる。従って、α=90−θ=90−15=75でαは75度となる。従って、xを決めれば上記の2つの式により、求められる。
又、副円盤部における区分円周gの各区分点より、逆回転方向に、接線fを引き、基準として傾斜角βの傾斜線jを区分点より引く。傾斜角βは、ピッチ円錐角xがいかなる角度を選択しても45度とする。それで、傾斜角β45度の傾斜線jを区分点より引き、この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引く。
図1にあるように、主傾斜台4と副傾斜台5は、主円盤部1a面と副円盤部2a面の各区分点に描いた傾斜線j上と直角線k上に、底面2辺位置として、各々、主、副各円盤部1a、2a面に固定される。図4〜7はピッチ円錐角xを30度とした時、主、副各傾斜台4、5を各区分点位置に固定した時の斜視図と、各ブロックを分解した時の斜視図であるが、図1と図4〜7等の図により主傾斜台と副傾斜台を説明する。
まず、図4は区分円周gの区分点に主傾斜台4を固定した時の斜視図である。eは区分点を通る中心線であり、矢印は主円盤部の回転方向を示す。fは、区分点より、回転方向に引いた接線であり、接線fを基準線として傾斜角αで区分点よりj線を引き、次に、j線を基準線として直角線kを描く。図4ではピッチ円錐角を30度としているため傾斜角αは、90度として描いている。(注)第1の実施の形態に係る図1〜3ではピッチ円錐角15度であり、傾斜角αは75度である。
下から平面台ブロック4−A、傾斜ブロック4−B、傾斜ブロック4−Cと積み上がった一体成形の構成である。平面台ブロック4−Aは、平面形がが正方形であり、1辺の長さは、磁極面巾にcosxを乗じた値とする。高さは、突出形磁石6の磁極面巾tに、sinx(xは選択したピッチ円錐角)を乗じた値を約、1.3倍した程度の高さとする。まず、平面台ブロックAの2辺を主円盤部面区分点の傾斜線j、kに合わせる。次に、傾斜ブロックBは、傾斜下端線を傾斜線j位置とし、又、傾斜側辺下端を直角線k位置として上昇傾斜して、平面台ブロックA上に重なる。次に、傾斜ブロックCは、傾斜下端線を直角線k位置とし、又、傾斜側辺下端を傾斜線j位置として上昇傾斜して、傾斜ブロックB上に重なる。
図5は、主傾斜台4の各ブロックを分解した斜視図である。尚、傾斜ブロックBと傾斜ブロックCの傾斜面の長さは磁極面巾と同じとする。傾斜ブロックBと傾斜ブロックCの傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xと同角度のxで30度とする。(注)第1の実施の形態に係る図1〜3ではピッチ円錐角15度であため共に、選択したピッチ円錐角xと同角度のxで15度とする。
図6は、区分円周gの区分点に、副傾斜台5を固定した時の斜視図であり、eは区分点を通る中心線であり、矢印は副円盤部2aの回転方向を示す。fは、回転方向に引いた接線であり、接線fを基準線として、傾斜角βを45度として区分点よりj線を引き、j線を基準線として直角線kを区分点より描く。傾斜角βは、ピッチ円錐角xをいかなる角度に選択しても45度である。平面台ブロック5−Dは、平面形が正方形であり、1辺の長さは、磁極面巾にcosxを乗じた値とする。高さは、平面台ブロック4−Aと同じで、突出形磁石の磁極面巾にsinx(xは選択したピッチ円錐角)を乗じた値を約1.3倍した程度の高さとする。尚、図では、主副各傾斜台4、5の主副各円盤部面1a、2aへの固定は、接着剤としており、タッピングネジと接着剤でで固定する場合、フランジは、平面台ブロック4−A、5−Dの下部1部周囲に設ける。
次に、図6にあるように、まず、平面台ブロック5−Dの2辺を副円盤部面区分点の傾斜線j、kに合わせる。次に、傾斜ブロック5−Eは、傾斜下端線を傾斜線j位置とし、又、傾斜側辺下端を直角線k位置として上昇傾斜して、平面台ブロック5−D上に重なる。次に、傾斜ブロック5−Fは、傾斜上端線を直角線k位置とし、又、傾斜側辺下端を傾斜線j位置として下降傾斜して、傾斜ブロック5−E上に重なる。図7は副傾斜台5の各ブロックを分解した斜視図である。傾斜ブロック5−Eと傾斜ブロック5−Fの傾斜面長さは磁極面巾と同じとする。傾斜ブロック5−E、の傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xの2分の1のyで15度とする。傾斜ブロック5−Fは、選択したピッチ円錐角xと同角度のxで30度とする。(注)第1の実施の形態に係る図1〜3ではピッチ円錐角15度であるため、選択したピッチ円錐角xの2分の1のyで7,5度とし、傾斜ブロック5−Fは、選択したピッチ円錐角xと同角度のxで15度とする。
図8は、主円盤部1aの傾斜台4の台面上に、突出形磁石6を固定した時の斜視図。又、図9は副円盤部2aの傾斜台5の台面上に、突出形磁石6を固定した時の斜視図である。
突出形磁石6は、図11にあるように、本体の平面図に於ける磁極面巾tと磁極面間方向の長さm寸法は、同一寸法で正方形となる。突出形磁石6は、N極、S極各磁極面の互いの逆位置端に突出部6a、6b、が付く。突出部6a、6bの巾aは、突出形磁石6の磁極面巾tの3分の1とし、突出長さbは、磁極面巾tの2分の1とする。本発明に於ては、図1、図8、図9のように主円盤部1aと副円盤部2aにおける主、副傾斜台4、5上に、突出形磁石6を固定した時、区分点位置の磁極面を前磁極面と称し、反対側の磁極面を後磁極面と称する。主円盤部1aと副円盤部2aにおける、突出形磁石6は、前磁極面下端を傾斜線j位置とし、又、磁極面間方向側面下端を直角線k位置として、各々、傾斜台4、5面上に固定する。又、主円盤部1aと副円盤部2aにおける突出形磁石6の前磁極面の前突出部6aは、共に、区分点の反対側端に突きでる。従って、後磁極面の後突出部6bは、区分点側端に付く。
突出形磁石6の最大高さhは、2区分の時、区分円周gにおける、半径程度とし、2区分以上の整数における、任意区分数の最大高さhは、選択した各区分数に於ける2区分間における弦巾の2分の1程度とする。区分数を2区分以上の整数で選択した時、立面図における突出部を含む磁極面巾tは、各区分円周gにおける、各2区分間の弦巾の5分の1程度とする。又、突出形磁石の最大高さhは、選択した各2区分間弦巾の2分の1程度とする。市販の汎用ネオジュウム磁石で突出形磁石6を作る時、高さhを上げるため図11にある様に、1段目の突出形磁石6上面に図12の接続用鉄板10を接着剤で接着し、その上に2段目の突出形磁石6を接着剤で接着し高さを上げることができる。接続用鉄板10の厚さは2〜4mmとする。汎用の永久磁石で作製実験する時、簡単に高さを上げられる。
主円盤部1aの各区分点の前磁極面の磁極は、各区分点共に、N、S磁極の中より選択した同じ磁極を配置する。又、副円盤部2a各区分点の前磁極面の磁極は、主円盤部1aの前磁極面磁極の反対磁極とする。
主円盤部1aと副円盤部2aの各々区分点に、各々主傾斜台4と副傾斜台5を配置固定し、それ等の枠部、に突出形磁石6を接着剤、ネジ等で固定される。(超電導電磁石構成の時フランジ固定とする)又、各突出形磁石6の上部端に、連結部9の枠部9a、を嵌接着剤、ネジ等で固定する。他方、主、副各円盤部1a、2aの各主軸7に、各々天盤8の中心軸穴を通し、各々天盤8が付けられ、天盤8ボス部のボルトにより各主軸7に固定する。又、連結部9上面は、各天盤8の下部面に接着剤、フランジ等で固定する。図10は、主円盤部1aの各突出形磁石6の上部端に付く連結部9の斜視図であり、連結部9の形状は、主傾斜台4における傾斜ブロックB、傾斜ブロックCの方向とか真逆方向とした以外ほぼ、同一形状の一体成形構造である。しかし、連結部9上面を多少修正が必要である。副円盤部2aの連結部9の図せ省略したが、傾斜ブロックE、Fの方向か副傾斜台5と真逆方向となる。以上の構成により、主円盤回転車1と副円盤回転車2とする。
主、副各円盤回転車1、2は、装置容器11のスラスト各軸受12、ラジアル軸受13、により、各主軸7を支持し、笠歯車3を噛み合わせる。噛み合わせ位置は、笠歯車3の取付け時に決める。これは、主円盤部1a区分円周gの一つの区分点を通る中心線eを噛み合わせ位置とし刻印を付け、この位置に、笠歯車3の谷溝中心を合わせ、主円盤部1aに笠歯車3をボルト等により固定する。
又、副円盤部2aは、磁極面巾tにcosxを乗じた値に1.5倍した値の巾zをコンパスに取り、副円盤部における区分円周gの一つの区分点より、回転方向にコンパスで区分し、この区分点uを通る中心線eを噛み合わせ位置とし刻印を付け、この位置に、笠歯車の取付け時、笠歯車の歯山頂部中心を合わせ、副円盤部に笠歯車をボルト等により固定する。磁極面巾tを2cmでピッチ円錐角xを15度とした時、z巾を計算式で求めると、z=(cosx×t)×1.5=(cos15×2)×1.5=(0,96593×2)×1,5=1.93186×1,5=2.89でz巾は約2.9cmとなる。主、副各円盤回転車1、2を装置容器11の各軸受12、13に、各主軸7を支持する時、各笠歯車3の印ある歯谷と歯山を噛み合わせ、各主、副円盤回転車1、2の軸7を、支持する。
装置容器11外上部に、出力用笠歯車取付け枠台16を設け、ピッチ円錐角45度の出力用笠歯車17を取り付ける。又、装置容器11外上部に出た主円盤回転車1の主軸7端にも、ピッチ円錐角45度の出力用笠歯車17を取り付け、両出力用笠歯車17を噛み合わせる。又、装置容器11外上部に、発電機取付け台19を設け、台上に発電機20とクラッチ18を固定する。発電機20軸はクラッチ19に接続し、出力用笠歯車17軸とクラッチ18の出力軸は、軸継手15により連結される。主円盤回転車1の天盤8上部にフライホイール21を設ける。又、装置容器11外上部に出た副円盤回転車2の主軸7にディスクを固定し、ディスクブレーキ装置25を取り付け枠台26にを固定する。
装置を起動する時は、クラッチ18を切った状態で、ディスクブレーキ25のロックを切ると、主円盤回転車1と副円盤回転車2は、ゆっくりと謡動回転を始め、直ぐに、回転に移行する。回転数が上がった時点で、クラッチ18を入れると発電を開始する。装置を停止する時は、クラッチ18を切って、ディスクブレーキ25をかければ停止し、長期間停止の時、ロック装置をかける。主、副傾斜台4、5や主円盤部1a、副円盤部2aや笠歯車3、連結部9、天盤8等は、磁力に作用しない素材としなければならない。こうした構造を特徴とする請求項1記載の磁力回転発電装置。
図13〜14は、突出形磁石6を超電導電磁石構成とした、本発明本体の第2の実施の形態に係る図である。図13は図14の主円盤回転車部分の断面線B−B線方向と副円盤回転車部分の断面線C−C方向を合成した断面透視平面図であり、図14は、図13の断面線A−A線方向の断面立面図である。
笠歯車3のピッチ円錐角xは、30度である。主円盤部1aと副円盤部2aの各、区分円周g上を2区分数で等区分し、各区分点とする。主円盤部1aの各区分点より回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として、傾斜角αを90度とする、傾斜線jを区分点より引く。又この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引き、描く。又、副円盤部2aの各区分点より、逆回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として、傾斜角βを45度で、傾斜線jを区分点より引く。又この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引き、描く。
主円盤部1a面と副円盤部2a面の主傾斜台4と副傾斜台5に超電導電磁石構成で配置される突出形磁石6とする時、各天盤8上に、超電導電磁石のヘリウムガスの再液化用の冷凍機22を設ける。冷凍機22の電力は、装置容器11外から供給するために、各天盤8の上部面より出た各主軸7に円筒形電通接触面23を軸7に通し固定する。又、プラス及びマイナス用ブラシ保持器24を装置容器11側の軸受保持部分外に取り付ける。又、主円盤部1a面の主傾斜台4には、超電導電磁石構成の突出形磁石6を配置した主円盤回転車1とし、副円盤部2a面の副傾斜台5に配置される突出形磁石6は、ネオジゥム、又は、フェライト磁石構成の突出形磁石6を配置した副円盤回転車2構成とする。この場合、主円盤回転車1の軸7は、垂直とした装置容器11構成とすれば、発電機20は水平に設ける事ができる。こうした構造を特徴とする請求項2記載の磁力回転発電装置。
図15〜図19は、本発明の第1の実施の回転原理の説明図であり、図1と同じ位置による図である。ピッチ円錐角Xは15度である。
図15は、主円盤部1aにおける突出形磁石6(A)区分点を通る中心線eが、最接近点の共通中心線0−0より、中心角εで60度手前にある位置の図である。この時、突出形磁石6(A)の前磁極面N極と、副円盤部2aにおける、突出形磁石6(C)前磁極面S極に吸引力が作用し、突出形磁石6(A)に回転力Pと、突出形磁石6(C)に回転力Pが作用する。これらの作用は、回転力Pは、次の図16位置まで持続する。回転力Pは、図18の位置まで持続する。
図16は、主円盤部1aにおける突出形磁石6(A)区分点を通る中心線eが、最接近点の共通中心線0−0より、中心角εで45度手前にある位置の図である。突出形磁石6(A)の前磁極面N極と、突出形磁石6(C)前磁極面S極の吸引力で生起した回転力Pは、突出形磁石6(A)に逆回転力が生じ消滅する。しかし、突出形磁石6(A)の後突出部6bS極と、突出形磁石6(C)後突出部6bN極の吸引力で突出形磁石6(A)に回転力Pが生起する。突出形磁石6(C)の回転力Pは、突出形磁石6(A)の前磁極面N極と突出形磁石6(C)後突出部6bのN極が反発し、突出形磁石6(C)にかかる逆回転力を消去し、回転力Pは持続し、図18の位置まで持続する。従い、回転力P、Pにより、図17の位置まで回転する。
図17は、主円盤部1aにおける突出形磁石6(A)区分点を通る中心線eが、最接近点の共通中心線0−0より、中心角εで30度手前にある位置の図である。突出形磁石6(C)の回転力Pは、突出形磁石6(A)の前磁極面N極と前後突出部6aのN極が突出形磁石6(C)後突出部6bのN極が反発し、突出形磁石6(C)にかかる逆回転力を消去し、回転力Pは持続し、図18の位置まで持続する。突出形磁石6(A)の後突出部6bS極と、突出形磁石6(C)後突出部6bのN極に吸引力が作用し回転力Pは、突出形磁石6(C)に逆回転力は生じないため持続する。従い、回転力P、Pにより図18位置まで回転する。
図18は、主円盤部1aにおける突出形磁石6(A)区分点を通る中心線eが、最接近点の共通中心線0−0より、中心角εで30度通過した位置の図である。回転力P、Pは、この位置で消滅する。又、この位置より、突出形磁石6(A)の後突出部6bのS極と、突出形磁石6(C)の表磁極面S極との反発力で、突出形磁石6(C)に回転力Pと突出形磁石6(A)に回転力Pが生じる。回転力P、Pにより図19位置まで回転する。
図19は、主円盤部1aにおける突出形磁石6(A)区分点を通る中心線eが、最接近点の共通中心線0−0より、中心角εで60度通過した位置の図である。又、回転力P、Pは、この位置でも持続する。又、この位置では、突出形磁石6(A)の後磁極面S極、と突出形磁石6(C)の前突出部6bS極との反発力で、突出形磁石6(A)に回転力Pと、突出形磁石6(C)に回転力Pが生ずる。回転力P、P、P、Pは、突出形磁石6(A)は後磁極面が反発するため、区分点を通る中心線eが、最接近点の共通0−0線より、中心角で105度通過した位置まで作用する。この回転力により、次の区分点の突出形磁石6(B)は、図15の始めの回転ポテンシャル位置まで中心角で15度となり、後は、フライホイール22の回転力で突出形磁石6(B)と突出形磁石6(D)は、図15位置の回転ポテンシャル位置となり、同じ回転力を生起してサイクルを持続する。フライホイールの重量負荷では、簡単に停止位置より自力回転をはじめる。従って、重いフライホィールを付けて停止位置より、起動した場合、数回遥動回転して回転に移行する。この回転原理は、手作りの実験装置により、事実を述べており、確信している。尚、この回転原理は、15度以外のピッチ円錐角xでも全て、同じである。
超電導電磁石による大電力発電が可能となり、長距離送電設備も必要なく都市部に、少スペース、安全で、自然に優しい発電設備を設ける事ができる。又、超電導電磁石の強力発電が可能で、軽量化できれば、蓄電器と組み合わせ、2系統或いは、3系統で交互に切り替える事により、電動機によるプロペラ回転による大型航空機も可能となる。又、電気自動車、ロボット等の電源とすることができる。
図1は発明本体で、第2実施の形態に係る図であり、図2のB−B線方向の主円盤回転車1部分断面と、C−C線方向の副円盤回転車2部分の断面であり、各々、突出形磁石6下端面部分を透視し、合成した断面透視平面図。(但し、磁石底面は、傾斜台上に位置する為、位置が変化するが、多少である為省略し、平面にあるとして描いている) 図2は、発明本体図1のA−A線方向の断面立面図。 図3は、発明本体図2のD−D線方向の断面側面図である。 図4は、区分点位置における主傾斜台4の斜視図 図5は、主傾斜台4を各ブロックに分解した時の斜視図。 図6は、区分点位置における副傾斜台5の斜視図 図7は、副傾斜台5を各ブロックに分解した時の斜視図。 図8は、主円盤部部1aの区分点位置の主傾斜台4に、突出形磁石6を固定した斜視図 図9は、副主円盤部2aの区分点位置の副傾斜台5に、突出形磁石6を固定した斜視図 図10は、主円盤部1aの各突出形磁石6の上部端に付く連結部9の斜視図 図11は、突出形磁石6の斜視図。 図12は、接続用鉄板10の斜視図。 図13は、笠歯車3のピッチ円錐角xを30度とし、突出形磁石6を超電導電磁石とした、本発明本体で、第2実施の形態に係る図であり、図13は図14の主円盤回転車部分の断面線B−B方向と副円盤回転車部分の断面線C−C方向を合成した断面透視平面図である。 図14は、図13の断面線A−A線方向の断面立面図である。 図15は、本発明の第1の実施形態の回転原理の説明図であり、図1と同じ位置による平面図であり、主突出形磁石6(A)の区分点を通る中心線eが、最接近点側の共通中心線0−0より、中心角で60度手前に位置する図である。 図16は、図15より回転し、主突出形磁石6(A)の区分点を通る中心線eが、最接近点側の共通中心線0−0より、中心角で45度手前に位置した図である。 図17は、図16より回転し、主突出形磁石6(A)の区分点を通る中心線eが、最接近点側の共通中心線0−0より、中心角で30度手前に位置した図である。 図18は、図17より回転し、主突出形磁石6(A)の区分点を通る中心線eが、最接近点側の共通中心線0−0より、中心角で30度通過位置の図である。 図19は、図18より回転し、主突出形磁石6(A)の区分点を通る中心線eが、最接近点側の共通中心線0−0より、中心角で60度通過位置の図である。
1 主円盤回転車
1a 主円盤部
2 副円盤回転車
2a 副円盤部
3 笠歯車
4 主傾斜台
4−A 平面台ブロック
4−B 傾斜ブロック
4−C 傾斜ブロック
5 副傾斜台
5−D 平面台ブロック
5−E 傾斜ブロック
5−F 傾斜ブロック
6 突出形磁石
6a 前突出部
6b 後突出部
7 主軸
8 天盤
9 連結部
9a 枠部
10 接続用鉄板
11 装置容器
12 スラスト軸受
13 ラジアル軸受
14 主、副各円盤部の凸形フランジ部
15 軸継手
16 出力用笠歯車取り付け枠台
17 出力用笠歯車
18 クラッチ
19 発電機取り付け台
20 発電機
21 フライホィール
22 冷凍機
23 円筒形電通接触面
24 ブラシ保持器
25 ディスクブレーキ
26 ディスクブレーキ取り付け枠台
装置容器11外上部に、出力用笠歯車取付け枠台16を設け、ピッチ円錐角45度の出力用笠歯車17を取り付ける。又、装置容器11外上部に出た主円盤回転車1の主軸7端にも、ピッチ円錐角45度の出力用笠歯車17を取り付け、両出力用笠歯車17を噛み合わせる。又、装置容器11外上部に、発電機取付け台19を設け、台上に発電機20とクラッチ18を固定する。発電機20軸はクラッチ18に接続し、出力用笠歯車17軸とクラッチ18の出力軸は、軸継手15により連結される。主円盤回転車1の天盤8上部にフライホイール21を設ける。又、装置容器11外上部に出た副円盤回転車2の主軸7にディスクを固定し、ディスクブレーキ装置25を取り付け枠台26にを固定する。

Claims (2)

  1. 主円盤回転車と副円盤回転車の構成は、同一直径の主、副各円盤部と、その円盤面中心部の下部をボス部とする。各円盤面中心の軸穴に主軸を通し、ボルト、キー等により主軸に固定する。又、主、副各円盤部外周部下部に、円盤部直径より、直径が大きく同一直径、同一歯数とする笠歯車を各々固定する。又、大型の場合、各笠歯車は、リング状としても良く、、笠歯車の取付けは、主、副各円盤部外周下部面の凸形フランジ部にリング状笠歯車の内周面を嵌合わせ、主、副各円盤部下部面にボルト等で各々、固定する。主、副各円盤部面外周より少し内側に、同一直径の区分円周gを描き、主に、2区分〜4区分より選択して、区分円周gを等区分し各区分点とする。主円盤部における区分円周gの各区分点より、回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として傾斜角αの傾斜線jを区分点より引く。次に、この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引く。又、副円盤部における区分円周gの各区分点より、逆回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として傾斜角βの傾斜線jを区分点より引く。又、この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引く。
    主傾斜台と副傾斜台は、主円盤部面と副円盤部面の各区分点に描いた傾斜線j上と直角線k上に、底面2辺位置として、各々、主、副各円盤部面に固定される。主、副各円盤部の各傾斜台の台面上に、突出形磁石を固定する。又、各突出形磁石の上部に、連結部の枠部、を嵌、接着剤等で固定する。天盤ボス部の軸穴に主、副各円盤部の各主軸を通し、天盤ボス部のボルトで天盤を主軸に固定する。又、連結部上面に接着剤を付け、天盤下面に固定する連結部上部1部周囲にフランジを付けタッピングネジと接着剤等により固定する。これが、主円盤回転車と副円盤回転車の主な構成とする。次に、主、副円盤回転車の各部を詳細に述べる。笠歯車のピッチ円錐角xは、30度から2度程度まで選択する事ができる。但し、笠歯車直径を限りなく小さくする時、ピッチ円錐角xはより0に近くする事ができる。各円盤部面外周より少し内側に、同一直径の区分円周gを描き、主に、2区分、3区分、4区分、より選択して、区分円周gを等区分し各区分点とする。又、任意の整数の区分数でも可能である。主円盤部における区分円周gの各区分点より、引く傾斜角αは、笠歯車のピッチ円錐角xにより変化する。笠歯車の最大ピッチ円錐角xは30度であり、この時、傾斜角αは、90度とする。ピッチ円錐角xを30度を基準とし、これよりθ度減じたxとする時、傾斜角αは、90度よりθ度減じた値の角度とする。ピッチ円錐角xを15度とした時、数式で説明すると、θとxの関係式はθ=30−xであり、θ=30−15=15で、θは15度となる。次に、傾斜角αは、90度よりθ度減じた角度とするので、その時の関係式はα=90−θ度となる。従って、α=90−θ=90−15=75でαは75度となる。又、副円盤部における区分円周gの各区分点より、逆回転方向に、接線fを引き、接線fを基準として傾斜角βの傾斜線jを区分点より引く。又、この傾斜線jに対する直角線kを区分点より引く。傾斜角βは、ピッチ円錐角xが如何なる角度でも一定の45度とする。主傾斜台と副傾斜台は、主円盤部面と副円盤部面の各区分点に描いた傾斜線j上と直角線k上に、底面2辺位置として、各々、主、副各円盤部面に固定される。主傾斜台と副傾斜台の形状は、一体成形であり、分解できないが、分解できるとして説明する。まず、主、副各傾斜台は、各々、高さ部分を構成する、平面台ブロックの上に、各々、2個の傾斜ブロックが重なった形状である。こうした形状を一体成形した構造である。平面台ブロックは、平面形が正方形であり1辺の長さは、磁極面巾にcosx(xは選択したピッチ円錐角)を乗じた値とする。平面台ブロックの高さは、約、突出形磁石の磁極面巾にsinx(xは選択したピッチ円錐角)を乗じた値を1.3倍した程度の高さとする。主円盤部面区分点の傾斜線j、kに主傾斜台を固定した時、各ブロックが、どの様な位置、順序、方向で積み上げられているかを説明すると、まず平面台ブロックAの2辺を主円盤部面区分点の傾斜線j、kに合わせる。次に、傾斜ブロックBは、傾斜下端線を傾斜線j位置とし、又、傾斜側辺下端を直角線k位置として上昇傾斜して、平面台ブロックA上に重なる。次に、傾斜ブロックCは、傾斜下端線を直角線k位置とし、又、傾斜側辺下端を傾斜線j位置として上昇傾斜して、傾斜ブロックB上に重なる。尚、傾斜ブロックBと傾斜ブロックCの傾斜面の長さは磁極面巾と同じとする。傾斜ブロックBと傾斜ブロックCの傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xと同角度とする。又、副円盤部面区分点の傾斜線j、kに副傾斜台を固定した時、各ブロックが、どの様な位置、順序、方向で積み上げられているかを説明すると、まず、平面台ブロックDの2辺を副円盤部面区分点の傾斜線j、kに合わせる。次に、傾斜ブロックEは、傾斜下端線を傾斜線j位置とし、又、傾斜側辺下端を直角線k位置として上昇傾斜して、平面台ブロックD上に重なる。次に、傾斜ブロックFは、傾斜上端線を直角線k位置とし、又、傾斜側辺下端を傾斜線j位置として下降傾斜して、傾斜ブロックE上に重なる。尚、この傾斜ブロックEと傾斜ブロックFの傾斜面の長さは磁極面巾と同じとする。傾斜ブロックEの傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xの2分の1の角度とし、傾斜ブロックFの傾斜角度は、選択したピッチ円錐角xと同角度とする。主、副各円盤部の各傾斜台の台面上に、突出形磁石を固定する。突出形磁石本体の平面図に於ける磁極面巾と磁極面間方向の長さ寸法は、同一寸法で正方形となる。突出形磁石は、N極、S極各磁極面の互いの逆位置端に突出部が付く。突出部の巾は、磁極面巾の3分の1とし、突出長さは、突出形磁石の磁極面巾の2分の1とする。本発明に於ては、主円盤部と副円盤部における主、副傾斜台上に、突出形磁石を固定した時、区分点位置の磁極面を前磁極面と称し、反対側の磁極面を後磁極面と称する。主円盤部と副円盤部における、突出形磁石は、前磁極面下端を傾斜線j位置とし、又、磁極面間方向側面下端を直角線k位置として、各々、傾斜台面上に固定する。又、主円盤部と副円盤部における突出形磁石の前磁極面の前突出部は、共に、区分点の反対側端に突きでる。従って、後磁極面の後突出部は、区分点側端に付く。区分数が2区分の時、立面図における突出部を含む磁極面巾は、区分円周g半径の約2分の1弱から3分の1程度までが適当とする。突出形磁石の最大高さは、2区分の時、区分円周gにおける、半径程度とし、2区分以上の整数における任意区分数の最大高さは、選択した各区分数に於ける2区分間弦巾の2分の1程度とする。区分数を2区分以上で選択した時、立面図における突出部を含む磁極面巾は、各区分円周gにおける各2区分間弦巾の5分の1程度である。又、突出形磁石の最大高さは、選択した各2区分間弦巾の2分の1程度とする。主円盤部の各区分点の前磁極面の磁極は、各区分点共に、N、S磁極より同一磁極を配置しなければならない。又、副円盤部の前磁極面の磁極は、主円盤部の前磁極面の反対磁極とする。主円盤部面と副円盤部面に、各々主傾斜台と副傾斜台を配置固定し、それ等の枠部、傾斜ブロックCと傾斜ブロックFの各々、上端に設ける。(但し図では省略している)そこに突出形磁石下部が枠部に入り接着剤で固定される。しかし、主傾斜台と副傾斜台の下部1部周囲にフランジ部を付け、タッピングネジと接着剤で固定する事ができる。又、各突出形磁石の上部に、連結部の枠部を嵌接着剤で固定する。尚、フランジ部は、突出形磁石を超電導電磁石で構成した時に、付けられる。主、副各円盤部の各主軸に、天盤ボス部の軸穴を通し、天盤を主軸にボス部のボルトで固定する。連結部上面は接着剤等で固定する。連結部上面周囲1部にフランジを付け、タッピングネジと接着剤で、各天盤の下部面に固定しても良い。連結部の形状は、主、副傾斜台と同じ順序で平面台ブロックと2つの傾斜ブロックが積み上がっているが、方向は各々真逆方向とした形状の一体成形構造である。連結部の枠部やフランジ部は、各平面台ブロックA、平面台ブロックDにあたる下部周囲に設けている。以上が、主円盤回転車と副円盤回転車の構成とする。各主、副円盤回転車は、装置容器のラジアル、スラスト各軸受により、各主軸を支持し、笠歯車を噛み合わせる。噛み合わせ位置は、笠歯車の取付け時に決める。これは、主円盤部区分円周gの一つの区分点を通る中心線eを噛み合わせ位置とし刻印を付け、この位置に、笠歯車の谷溝中心を合わせ、主円盤部に笠歯車をボルト等により固定する。又、副円盤部は、磁極面巾tにcosxを乗じた値に1.5倍した値の巾zをコンパスに取り、副円盤部における区分円周gの一つの区分点より、回転方向にコンパスで区分し、この区分点uを通る中心線eを噛み合わせ位置とし刻印を付け、この位置に、笠歯車の取付け時、笠歯車の歯山頂部中心を合わせ、副円盤部に笠歯車をボルト等により固定する。主、副円盤回転車を、装置容器の各軸受により、各主軸を支持する時、各笠歯車の印ある位置の歯谷と歯山を噛み合わせ、各主、副円盤回転車軸を、装置容器の各軸受に支持する。装置容器外上部に、出力用笠歯車取付け枠台を設け出力用笠歯車を固定し、又、装置容器外上部にでた主円盤回転車の主軸端にピッチ円錐角45度の出力用笠歯車固定し、出力用2つの出力用笠歯車をかみあわせる。又、車装置容器外上部に、発電機取付け台を設け、台上に発電機とクラッチを固定する。発電機軸はクラッチに接続し、出力用笠歯車軸とクラッチ軸は、軸継手により連結される。主円盤回転車の天盤上部にフライホイールを設ける。又、副円盤回転の装置容器外上部に、ディスクブレーキ装置取り付け枠台を設け、副円盤回転車の主軸にディスクを固定し、ディスクブレーキ装置を枠内に固定する。こうした構造を特徴とする請求項1の磁力回転発電装置。
  2. 主円盤部面と副円盤部面の、主傾斜台と副傾斜台に配置固定される永久磁石での突出形磁石構成でなく、超電導電磁石の構成とした主円盤回転車と副円盤回転車とし、各天盤上に超電導電磁石のヘリウムガスの再液化用の冷凍機を設ける。冷凍機の電力は、装置容器外から供給するために、各天盤の上部面より出た各主軸に円筒形電通接触面を通し軸に固定し、プラス及びマイナス用ブラシ保持器を装置容器側の軸受保持部分外に取り付けた構成とする。又、主円盤部面の主傾斜台には、超電導電磁石を配置した主円盤回転車とし、副円盤部面の副傾斜台に配置される突出形磁石はフェライト磁石等の永久磁石を配置した副円盤回転車構成とする。この場合、主円盤回転車軸は、垂直とした装置容器構成とすため、発電機は水平に設ける事ができる。但し、超電導電磁石の磁力は2テスラ程度とするが、フェライト磁石に悪い影響がなく、回転可能であれば、2テスラ以上としてかまわない。こうした構造を特徴とする請求項1記載の磁力回転発電装置。
JP2014151225A 2014-07-07 2014-07-07 磁力回転発電装置 Pending JP2016019460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014151225A JP2016019460A (ja) 2014-07-07 2014-07-07 磁力回転発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014151225A JP2016019460A (ja) 2014-07-07 2014-07-07 磁力回転発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016019460A true JP2016019460A (ja) 2016-02-01

Family

ID=55234309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014151225A Pending JP2016019460A (ja) 2014-07-07 2014-07-07 磁力回転発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016019460A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107327488A (zh) * 2017-08-29 2017-11-07 南京磁谷科技有限公司 一种用于倾斜磁轴承中磁极的安装座

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107327488A (zh) * 2017-08-29 2017-11-07 南京磁谷科技有限公司 一种用于倾斜磁轴承中磁极的安装座

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9287761B2 (en) System and apparatus for magnetic multiplication of torque and rotational movement
JP2016019460A (ja) 磁力回転発電装置
CN106655620A (zh) 一种转动环境下同轴反向型电磁式发电机
US20080271550A1 (en) Gyroscope Apparatus
JP2011125209A (ja) 磁力回転発電装置
JP2012161231A (ja) 磁力回転発電装置
JP2014161153A (ja) 回転体装置
JP2008289341A (ja) 磁力回転発電装置
JP2009153359A (ja) 磁力回転発電装置
JP2018064440A (ja) 磁力回転発電装置
US4644203A (en) Generator assembly with torque balancing generation
CN206105873U (zh) 机器人上的头部转动系统
EP3517778A1 (en) Power producing apparatus
TWI666857B (zh) 磁力能源轉動機
JP2010088282A (ja) 磁石と磁石で回る連続回転装置
TWM559362U (zh) 磁力能源轉動機
KR100740560B1 (ko) 영구자석을 이용한 동력발생 장치 및 방법
KR20150142998A (ko) 자석 원동기
JPS588273A (ja) 磁石を用いた駆動装置
KR101060197B1 (ko) 영구자석을 이용한 구동장치
KR20170105902A (ko) 발전기 모터의 자중을 이용한 회전발전기
KR20200075808A (ko) 중력 또는 부력을 이용한 동력발생장치
WO2002058215A1 (fr) Generateur de courant rotatif a force magnetique
KR20170086855A (ko) 자성체를 이용한 발전기
KR20200021597A (ko) 중력 또는 부력을 이용한 동력발생장치