JP2009152468A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
電流方向を反転した時の特性が異なるMOSトランジスタを含む半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体基板に形成された、第1導電型を有する複数の活性領域と、第1導電型を有する複数の活性領域の1つである第1活性領域の中間位置を横断して形成され、下方に第1チャネルを画定する第1絶縁ゲート電極と、第1絶縁ゲート電極の両側の第1活性領域中に形成され、第1導電型と逆の第2導電型を有する、一対の第1電流端子領域と、を有する半導体装置であって、第1絶縁ゲート電極の平面視形状が、一対の電流端子領域の一方に向かって凸の凸部と、他方に向かって凹の凹部とを有し、凸部と凹部とがチャネル幅方向で整合しており、第1電流端子領域の一方から他方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値と、第1電流端子領域の他方から一方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が異なる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に電流方向を反転した動作を行うトランジスタを含む半導体装置に関する。
SRAMセルを例にとって説明する。
SRAMセルにおいては、nチャネルMOSトランジスタからなる駆動トランジスタとpチャネルMOSトランジスタからなる負荷トランジスタが直列に接続されたインバータが2つ並列に配置される。負荷トランジスタのソース端子は電源電圧VDDに、駆動トランジスタのソース端子は接地電位VSSに接続される。
各インバータを構成する2つのトランジスタの相互接続点は、それぞれ他方のインバータを構成する2つのトランジスタのゲート端子に接続されると共に、nチャネルMOSトランジスタからなる転送トランジスタを介してビット線に接続される。転送トランジスタのゲート端子は、共にワード線WLに接続される。
メモリセルに記憶されているデータを読み出す場合には、ビット線をプリチャージし、ワード線WLに高レベル信号を与えて2つの転送トランジスタをオン状態にする。駆動トランジスタのドレイン端子の電位状態が、それぞれ転送トランジスタを介してビット線に現れる。ビット線に現れた電位状態は、それぞれ差動増幅器の反転及び非反転入力端子に入力され、増幅されて外部に取り出される。
通常、転送トランジスタのオン状態の抵抗は、駆動トランジスタのそれよりも大きくなるように設計される。転送トランジスタのオン状態の抵抗が小さいと、データを読み出す場合に、駆動トランジスタのドレイン端子の電位が読出動作開始前にプリチャージされたビット線の電位の影響を受けて変動し、記憶されているデータが破壊されることがあるからである。
駆動トランジスタのオン状態の抵抗に対する転送トランジスタのオン状態の抵抗の比をセル比という。セル比は、通常3程度以上に設定される。通常、セル比を大きくするために、駆動トランジスタのチャネル幅を転送トランジスタのそれよりも大きくする。駆動トランジスタのチャネル幅を大きくすればセル比は大きくなり、読出動作は安定になるが、トランジスタの占める面積が大きくなり、高集積化の要請に反する。
一方、転送トランジスタのチャネル幅を小さくしてもよいが、MOSトランジスタとして機能させるためには一定の幅を必要とし、その幅よりも小さくすることは困難である。
特開平07−99254号は、安定なデータ読出しを可能とするよう、転送トランジスタに不純物濃度の低い抵抗領域を付加したSRAMを提案する。
特開平08−78537号は、トランジスタの面積を増大することなく安定な読出しを可能とするよう、駆動トランジスタと転送トランジスタのゲート電極の仕事関数を異ならせたSRAMを提案する。
IEDM 2001 p.211は、ウェル中に不純物濃度を下げた補償ウェル領域を形成し、MOSトランジスタのソース側とドレイン側を比対称な構成としたSRAMを報告する。
特開平07−99254号公報 特開平08−78537号公報 IEDM 2001 p.211 半導体装置の高集積化、構成素子の微細化に伴い、トランジスタの閾値もばらつく傾向がある。SRAMの動作を安定化する更なる技術が求められている。
本発明の1つの目的は、電流方向を反転した時の特性が異なるMOSトランジスタを含む半導体装置を提供することである。
本発明の他の目的は、動作特性の安定なSRAM型半導体装置を提供することである。
本発明の1観点によれば、
半導体基板と、
前記半導体基板に形成された、第1導電型の複数の活性領域と、
前記第1導電型を有する複数の活性領域の1つである第1活性領域の中間位置を横断して形成され、下方に第1チャネルを画定する第1絶縁ゲート電極と、
前記第1絶縁ゲート電極の両側の第1活性領域中に形成され、前記第1導電型と逆の第2導電型を有する、一対の第1電流端子領域と、
を有する半導体装置であって、
前記第1絶縁ゲート電極の平面視形状が、前記一対の電流端子領域の一方に向かって凸の凸部と、他方に向かって凹の凹部とを有し、凸部と凹部とがチャネル幅方向で整合しており、
前記第1電流端子領域の一方から他方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値と、前記第1電流端子領域の他方から一方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が異なる半導体装置
が提供される。
本発明の他の観点によれば、
一対のインバータ回路であって、各インバータ回路が第1導電型のロードMOSトランジスタと第2導電型のドライバMOSトランジスタとが接続ノードで接続された直列接続を有し、一方のインバータ回路の接続ノードが他方のインバータ回路のゲート電極に接続され、さらに各接続ノードに接続された、第2導電型の転送MOSトランジスタを有するSRAM型半導体装置であって、
前記転送MOSトランジスタが、
第1導電型の活性領域の中間位置を横断して形成され、下方にチャネルを画定する絶縁ゲート電極と、
前記絶縁ゲート電極の両側の活性領域中に形成され、前記第1導電型と逆の第2導電型を有する、一対の第1電流端子領域と、
を有し、
前記絶縁ゲート電極の平面視形状が、前記一対の第1電流端子領域の一方に向かって凸の凸部と、他方に向かって凹の凹部とを有し、凸部と凹部とがチャネル幅方向で整合しており、
前記第1電流端子領域の一方から他方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値と、前記第1電流端子領域の他方から一方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が異なる、
SRAM型半導体装置
が提供される。
電流方向を反転した時、特性の変化するトランジスタが得られる。
SRAMの動作が安定化する。
本発明者は、SRAMについて考察を重ねた。
図1Aに示すように、SRAMセルは、それぞれがPMOSロード(負荷)トランジスタLDとNMOSドライバ(駆動)トランジスタDRとを含む一対のインバータで構成され、相補型の入出力(接続)ノードNDを有するラッチと、入出力ノードに一方の電流端子が接続された転送(トランスファ)トランジスタTRとを有する。図中数字1,2を付して、正論理側と負論理側を示す。
SRAMセルに記憶した情報を読み出す場合、ビット線BLをハイ(“H”)状態とし、ワード線をHにして転送トランジスタTRをオンにする。“H”状態のビット線BLの電荷が転送トランジスタTR、ドライバトランジスタDRを介して、接地電位VSSに流れる。ドライバトランジスタDRのオン電流Ion(DR)の転送トランジスタTRのオン電流Ion(TR)に対する比、Ion(DR)/Ion(TR)が大きいほど、ビット線BLからノードNDに流れ込む読出し電流IrによりノードNDの電圧が上昇することを抑制できる。すなわち、メモリセルに保持されている情報を、読出し動作により反転破壊することを抑制できる。
図1Bは、図1A同様のSRAMセルの情報書込み時の状態を示す。ビット線BLをロー(“L”)状態とし、ワード線をHにして転送トランジスタTRをオンにする。電源電圧VDDからロードトランジスタLD,転送トランジスタTRを介してビット線BLに電流が流れ、ノードNDの電圧を下げる。転送トランジスタTRのオン電流Ion(TR)のロードトランジスタLDのオン電流Ion(LD)に対する比、Ion(TR)/Ion(LD)が大きいほど、ノードNDからビット線BLに流れ込む電流Iwにより、ノードNDの電位を下げやすくなるため、メモリセルの書込み特性を向上できる。
ロードトランジスタとドライバトランジスタは一定方向に電流を流す。転送トランジスタは読出し時と書込み時に、逆方向の電流を流す。読出し時の電流に対する抵抗は高い方が好ましく、書込み時の電流に対する抵抗は低い方が好ましい。
なお、転送トランジスタはNMOSトランジスタであり、キャリアは電子である。電子の輸送方向は、電流方向と逆である。従って、図1A,1Bに示す転送トランジスタTR1の抵抗は、読出し時ドライバトランジスタDR1からビット線BLに電子が流れる方向で高く(図1A)、書込み時ビット線BL1からロードトランジスタLD1に電子が流れる方向で低いことが好ましい。
このような非対称な特性を有するMOSトランジスタは、例えば、ゲート電極構造の両側のソース/ドレイン領域の不純物濃度を変えることなどで実現可能である。但し、マスク枚数を増加する必要が生じる。マスク枚数の増加は製造コストの増加、歩留まりの低下につながる。
本発明者は、ゲート電極の平面視形状を非対称とすることにより、電流方向を反転したときの特性を異ならせることを考察した。
図1Cに示すように、ゲート電極Gの平面視形状をソースSに向かって凸、ドレインDに向かって凹になるようにする。ゲート電極Gをマスクとしてエクステンションのイオン注入を行ない、活性化熱処理において注入した不純物を拡散させると、ゲート電極下方にも不純物分布が広がる。ゲート電極の平面視形状により、ソースS側では拡散前面Dsが収束するように移動し、ドレインD側では拡散前面Ddが発散するように移動する。相対的に、収束する側の不純物濃度が高くなり、発散する側の不純物濃度が低くなる。不純物濃度の高い側からキャリアを輸送する時の抵抗は、不純物濃度が低い側からキャリアを輸送する時の抵抗より低くなる。すなわち、電流方向を反転すると、特性の変わるMOSトランジスタが得られるであろう。
近年の微細化MOSトランジスタにおいては、ウェルと同導電型の不純物を基板法線方向から傾けた複数方向からイオン注入して、エクステンションを包むようなポケット(またはハロ)領域を形成することも行われる。ポケット領域は、エクステンション領域の周縁部を抑制すると共に、チャネルの不純物濃度を上げ、閾値を変化させる。
図1Dに示すように、ゲート電極の平面視形状がソースSに向かって凹、ドレインDに向かって凸の場合、凸側から斜めイオイン注入すると、不純物はゲート電極頂部下方に効率的に注入される。凹側から斜めイオン注入すると、ゲート電極が影を作る領域があり、ゲート電極頂部下方の不純物濃度は相対的に低くなる。ポケット領域の不純物濃度は、チャネルの閾値を増加し、電流に対する抵抗値を増加する。ポケット領域の不純物濃度の差が、電流方向を反転した時の特性の差になって表れる。以下、第1の実施例を説明する。
図2Aに示すように、シリコン基板1に素子分離領域形状の溝をエッチングし、絶縁物を埋め込み、不要部を化学機械研磨(CMP)等で除去してシャロートレンチアイソレーションによる素子分離領域STIを形成する。素子分離領域STIは、複数の活性領域ARを画定する。SRAMにおいては、負荷トランジスタのpチャネルMOSトランジスタ(PMOSLD)、駆動トランジスタのnチャネルMOSトランジスタ(NMOSDR)、転送トランジスタのnチャネルMOSトランジスタ(NMOSTR)の3種類のトランジスタが存在する。以下、これらの3種類のトランジスタを例にとって説明する。
図2Bに示すように、活性領域表面を熱酸化し、犠牲酸化膜3を形成する。レジストパターンで領域を分けてそれぞれ複数回のイオン注入を行ない、n型ウェルNW,p型ウェルPWを形成する。なお、複数回のイオン注入は、チャネルストップ用イオン注入、ウェル形成用イオン注入、閾値調整用イオン注入等である。
図2Cに示すように、犠牲酸化膜3を希弗酸等で除去し、露出した活性領域表面を熱酸化し、必要に応じて窒素導入を行い、ゲート絶縁膜4を形成する。
多電源電圧用に、複数膜厚のゲート絶縁膜を形成することもできる。厚さの異なる3種類のゲート絶縁膜を形成する場合、例えば、厚い熱酸化膜を形成し、厚い酸化膜は不要の領域で熱酸化膜を除去し、次に中程度の厚さの熱酸化膜を形成し、不要領域は除去し、次に薄い熱酸化膜を形成すればよい。
ゲート絶縁膜4を覆って、シリコン基板1上方に、例えば厚さ100nm〜150nm程度の多結晶シリコン膜5を例えば基板温度650℃のCVDで堆積する。多結晶シリコン膜5の上にゲート電極形状のレジストパターンを形成し、多結晶シリコン膜5をエッチングして、ゲート電極Gを残す。ゲート電極Gは、PMOSLD用の対称形状ゲート電極Gsp,NMOSDR用の対称形状ゲート電極Gsn、NMOSTR用の非対称ゲート電極Gasnを含む。ここで、ゲート電極Gの平面視形状が重要である。
図2Dは、3種類のゲート電極Gsp,Gsn,Gasnの平面形状の例を示す。活性領域は全て水平方向辺と垂直方向辺で画定される矩形とし、電流輸送方向を水平方向とする。PMOSLDのゲート電極Gsp,NMOSDRのゲート電極Gsnは、活性領域を垂直方向に横断する。活性領域上の形状は直線的ストライプ形状(矩形)であり、右側、左側が対称な対称形状である。NMOSTRのゲート電極Gasnは活性領域上で右側に凸、左側に凹の非対称形状である。反転「く」の字形(又は「V」の字形)で例示する。図1Cに示したように、連続的に傾きを変える弓形(又は曲率を有する形状)でもよい。電流方向(水平方向)の幅は一定でよいが、チャネル幅方向で変えてもよい。
凸の形状は、ゲート電極端から不純物が拡散する時、拡散前面が収束する形状であればよい。凸部でのチャネル両端部におけるゲート電極辺の延長がなす角度が、80度〜179度であればよく、80度〜120度がより好ましい。円弧状の形状で、正弦波近似できる場合は、振幅が半周期の0.01倍〜0.6倍とすることができる。
凹の辺形状は凸の辺形状とすれば、チャネル長は一定となる。凹部でのチャネル両端部におけるゲート電極の延長がなす角度を凸部での対応する角度より大きくしてもよい。この場合、チャネル長がチャネル中央部でチャネル端部より小さくなり、チャネル中央部の影響が強くなる。
図2Eに示すように、PMOSLD用活性領域及び他のPMOSトランジスタ用活性領域(NW)をレジストマスクPR11で覆い、NMOSDR用活性領域、NMOSTR用活性領域、及び他のNMOSトランジスタ用活性領域(PW)において、ゲート電極をマスクとしたイオン注入を行なう。
必要に応じて、ゲート電極をマスクとして、p型不純物Bを基板法線方向から例えば30度程度傾けた斜め方向(対照的な4方向)からイオン注入して、p型ポケット領域Pktpを形成する。エクステンション領域の拡散を抑制しすぎないように、ポケット領域のイオン注入を行なう場合も、ポケット領域の不純物濃度は低めにするのがよい。ポケット不純物としてInやInとBの組み合わせを用いてもよい。
ゲート電極をマスクとして、n型不純物Pを基板法線方向からイオン注入してn型エクステンション領域Extnを形成する。なお、エクステンション領域の拡散を容易にするよう、拡散係数の小さいAsより、拡散係数の大きいPを用いるのが好ましい。但し、後述の活性化アニールで十分拡散するようであればAsを用いてもよい。その後、レジストマスクPR11は除去する。ゲート電極をマスクとしてイオン注入するが、注入された不純物は注入条件に応じた広がりを有する。
図3Aは、ゲート電極下方に分布するn型エクステンション領域Extnの平面視形状を示す。ゲート電極凸部頂上Bからオーバーラップ長OL1のエクステンション領域Extn1がゲート電極凸部下方に入り込み、ゲート電極凹部頂上Aからオ−バーラップ長OL2のエクステンション領域Extn2がゲート電極凹部下方に入り込む。
図3Bは、AとBを結ぶチャネル領域中央線に沿うエクステンションExtnの不純物分布を示すグラフである。凸部側エクステンション領域Extn1の幅と凹部側エクステンション領域Extn2の幅とはほぼ同等となる。
図2Fに示すように、NMOSDR用活性領域、NMOSTR用活性領域、及び他のNMOSトランジスタ用活性領域をレジストマスクPR12で覆い、PMOSLD用活性領域、及び他のPMOSトランジスタ用活性領域にゲート電極をマスクとしてイオン注入を行なう。
必要に応じて、ゲート電極をマスクとして、n型不純物P(またはAs或いはSb)を基板法線方向から、例えば30度程度傾けた斜め方向(対照的な4方向)からイオン注入して、n型ポケット領域Pktnを形成する。
ゲート電極をマスクとして、p型不純物B(またはBF)を基板法線方向からイオン注入してp型エクステンション領域Extpを形成する。その後、レジストマスクPR12は除去する。
図2Gに示すように、酸化シリコン膜等の絶縁膜をCVD等で堆積し、リアクティブイオンエッチング(RIE)等の異方性エッチングを行って、平坦部では除去し、ゲート電極G側壁上にのみサイドウォールスペーサSWを残す。その後、NMOSトランジスタ領域をレジストマスクで覆い、PMOS領域にp型不純物Bを高濃度でイオン注入し、高濃度(低抵抗)のソース/ドレイン領域SDpを形成する。同様、PMOSトランジスタ領域をレジストマスクで覆い、NMOS領域にn型不純物Pを高濃度でイオン注入し、高濃度(低抵抗)のソース/ドレイン領域SDnを形成する。
図2Hに示すように、例えば1000℃以上の温度で、強めの活性化アニールを行い、不純物を活性化すると共に、少なくともNMOS領域のエクステンション領域の拡散を積極的に生じさせる。
図3Cは、拡散後のエクステンション領域Extの平面視形状を概略的に示す平面図である。凸部側ではゲート電極端から拡散する不純物が収束するように移動するので不純物濃度が高くなり、拡散幅がより大きくなる。ゲート電極端辺が一定の曲率を有する場合はチャネル幅全体で拡散幅の増加が生じる。「く」(又は「V」)の字形状の場合は中央部で拡散幅の増加が生じる。凹部側ではゲート電極端から拡散する不純物が拡散するように移動するので不純物濃度が低くなり、拡散幅がより小さくなる。「く」(又は「V」)の字形状の場合はチャネル中央部で離れるように拡散するので、チャネル中央部で不純物濃度が低くなり、拡散幅がより小さくなる。
なお、エクステンション領域の拡散はチャネル幅方向端部ではあまり生じないことを実験的に確認した。従って、主にチャネル中央部を対象として考察すればよい。
図3Dは、AとBを結ぶチャネル領域中央線に沿うエクステンション領域Extの不純物分布を示すグラフである。凸部側エクステンション領域Extn1の幅が凹部側エクステンション領域Extn2の幅より大きくなる。
図3Cに示すように、凸部側エクステンション領域Extn1のオーバーラップ長OL1が凹部側エクステンション領域Extn2のオーバーラップ長OL2より大きくなる。
エクステンション領域Extn1からエクステンション領域Extn2に電子流を流すときの抵抗は、エクステンション領域Extn2からエクステンション領域Extn1に電子流を流すときの抵抗より小さくなる。
図2Iに示すように、必要に応じてソース/ドレイン領域SD,ゲート電極G表面上にシリサイド層SLを形成する。シリコン基板1上に、窒化シリコン層等のエッチストッパ層ES、PSG等の酸化シリコン等の層間絶縁膜ILをCVD等で形成し、必要に応じて化学機械研磨(CMP)で表面を平坦化する。層間絶縁膜IL,エッチストッパESを貫通するコンタクト孔を形成し、Wプラグ等の導電性プラグCPを埋め込む。さらに、必要な上層配線を形成する。
以上の実施例によれば、凸部側と凹部側とでエクステンション領域の幅が異なることになり、電流方向を反転した時の特性が異なることになる。SRAMの転送トランジスタとして好ましい特性を実現できる。
図3Eは、本実施例を適用したSRAMセルの平面図である。垂直方向に長い4つの活性領域ARが水平方向に並び、活性領域と交差してゲート電極Gが配置されている。外側の活性領域には転送トランジスタTR1(TR2)と駆動トランジスタDR1(DR2)が形成されている。転送トランジスタTRのゲート電極は、駆動トランジスタDRの反対側に向かって凸の平面形状を有する。内側の活性領域には負荷トランジスタLD1(LD2)が形成されている。駆動トランジスタDR、負荷トランジスタLDのゲート電極形状は、直線的なストライプ形状であり、電流方向に関して対称的である。
転送トランジスタTRの抵抗は、読出し時ドライバトランジスタDR1からビット線BLに電子が流れる方向で高く、書込み時ビット線BLからロードトランジスタLDに電子が流れる方向で低い。
以上の実施例では、エクステンション領域がゲート電極下に入り込む部分をソース側とドレイン側で変えることにより電流方向による抵抗を変化させた。ポケット領域を用いて、同様の特性の変化を得ることもできる。以下、第2の実施例を説明する。
図2A−2Dの工程を第1の実施例同様に行う。図2Dの工程におけるゲート電極のパターニングにおいて、転送トランジスタのゲート電極の凸の方向を反転させる。但し、この方向は他のトランジスタとの相対的関係において定まるので、図示の形状はこのままでもよい。
図2Eに示すNMOSトランジスタに対するポケット領域形成用イオン注入において、ゲート電極の形状、斜めイオン注入の角度等を選択し、ゲート電極の凹部側でイオン注入の影ができるようなイオン注入を行なう。斜めイオン注入の角度は例えば約20度〜約45度程度にする。
図4Aにその概略を示す。ゲート電極の凹部側頂上A下方において、左側からの斜めイオン注入は障害物なしに行なわれる。上下からの斜めイオン注入は、ゲート電極に一部遮られる。右側からのイオン注入は全てゲート電極に遮られる。ゲート電極の凸部側頂上B下方において、右側及び上下からの斜めイオン注入は障害物なしに行なわれる。左側からのイオン注入は全てゲート電極に遮られる。すなわち、凸部下方と較べて、凹部下方ではイオン注入が抑制される。
図4Bは、AとBを結ぶチャネル領域中央線に沿う断面でのポケット領域Pktpの不純物分布を示す断面図である。凸部頂上Bにおけるゲート電極下方のポケット領域Pktp1は、凹部頂上Aにおけるゲート電極下方のポケット領域Pktp2と較べて、より高濃度で、より深く侵入し、チャネルの閾値をより高くする。
ポケットのイオン注入と併せ、エクステンション領域のイオン注入を行なう。
図4Cは、AとBを結ぶチャネル領域中央線に沿う断面でのエクステンション領域の不純物分布を示すグラフである。ポケット領域の不純物濃度の差を受けて、凸部頂上B側で、不純物の補償がより多く生じ、凸部側エクステンション領域Extn1の幅は、凹部側エクステンション領域Extn2の幅より小さくなる。
この場合、ゲート電極の凹部側から凸部側に電子流を輸送した時の抵抗は、凸部側から凹部側に電子流を流す時より小さくなる。
図2F,2Gの工程を第1に実施例同様に行う。図2Hに示す不純物活性化工程は、エクステンションの拡散を抑制するように必要最小程度にするのが好ましい。或いは、エクステンション不純物の拡散を抑制するために不活性不純物(F,C,或いは、N等)を追加注入してもよい。その他の点は第1の実施例同様である。
図4Dは、SRAMセルの平面図である。垂直方向に長い4つの活性領域ARが水平方向に並び、活性領域と交差してゲート電極Gが配置されている。外側の活性領域には転送トランジスタTR1(TR2)と駆動トランジスタDR1(DR2)が形成されている。転送トランジスタTRのゲート電極は、駆動トランジスタDRに向かって凸の平面形状を有する。内側の活性領域には負荷トランジスタLD1(LD2)が形成されている。
転送トランジスタTRの抵抗は、読出し時ドライバトランジスタDR1からビット線BLに電子が流れる方向で高く、書込み時ビット線BLからロードトランジスタLDに電子が流れる方向で低い。
以上、実施例に従って本発明を説明したが、本発明はこれらに限られるものではない。例えば、ゲート電極の平面形状は図示した「く」(又は「V」)の字(逆「く」の字を含む)に限らない。一方に向かって凸となる形状で、拡散を進行させたとき、拡散前面が一方の側で収束し、他方の側で発散するような形状、または一方の側で他方の側よりも斜めイオン注入に対して影を生じさせるものであれば良い。
適用する回路はSRAMに限らない。電流方向によって特性を変化させたいトランジスタに、実施例を適用することができる。
ゲート電極の平面形状、ポケット領域、エクステンション領域のイオン注入、不純物活性化工程の他は、公知の技術のいずれを用いてもよい。例えば、特許文献1,2の実施例の欄に記載した技術を用いることができる。
以下、本発明の特徴を付記する。
(付記1)
半導体基板と、
前記半導体基板に形成された、第1導電型の複数の活性領域と、
前記第1導電型を有する複数の活性領域の1つである第1活性領域の中間位置を横断して形成され、下方に第1チャネルを画定する第1絶縁ゲート電極と、
前記第1絶縁ゲート電極の両側の第1活性領域中に形成され、前記第1導電型と逆の第2導電型を有する、一対の第1電流端子領域と、
を有する半導体装置であって、
前記第1絶縁ゲート電極の平面視形状が、前記一対の電流端子領域の一方に向かって凸の凸部と、他方に向かって凹の凹部とを有し、凸部と凹部とがチャネル幅方向で整合しており、
前記第1電流端子領域の一方から他方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値と、前記第1電流端子領域の他方から一方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が異なる半導体装置。
(付記2)
前記第1導電型を有する複数の活性領域の、他の1つである第2活性領域の中間位置を横断して形成された第2絶縁ゲート電極と、
前記第2絶縁ゲート電極の両側の第2活性領域中に形成され、第2導電型を有する、一対の第2電流端子領域と、
をさらに有し、前記第2絶縁ゲート電極の平面視形状は前記第2活性領域上で直線的ストライプ形状である、付記1記載の半導体装置。
(付記3)
前記第1電流端子領域は第1エクステンション領域と第1低抵抗ソース/ドレイン領域とを含み、前記第1絶縁ゲート電極の凸部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長が、前記凹部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長より大きく、前記凸部側から前記凹部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が、前記凹部側から前記凸部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値より低い、付記1又は2記載の半導体装置。
(付記4)
前記第1電流端子領域は第1エクステンション領域と第1低抵抗ソース/ドレイン領域とを含み、
前記第1チャネルは、前記第1エクステンション領域先端部を囲む、第1導電型のポケット領域を含み、
前記第1絶縁ゲート電極の凸部下方のポケット領域における不純物濃度が、前記第1絶縁ゲート電極の凹部下方のポケット領域における不純物濃度より高く、
前記凸部側から前記凹部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が、前記凹部側から前記凸部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値より高い、
付記1又は2記載の半導体装置。
(付記5)
一対のインバータ回路であって、各インバータ回路が第1導電型のロードMOSトランジスタと第2導電型のドライバMOSトランジスタとが接続ノードで接続された直列接続を有し、一方のインバータ回路の接続ノードが他方のインバータ回路のゲート電極に接続され、さらに各接続ノードに接続された、第2導電型の転送MOSトランジスタを有するSRAM型半導体装置であって、
前記転送MOSトランジスタが、
第1導電型の活性領域の中間位置を横断して形成され、下方にチャネルを画定する絶縁ゲート電極と、
前記絶縁ゲート電極の両側の活性領域中に形成され、前記第1導電型と逆の第2導電型を有する、一対の第1電流端子領域と、
を有し、
前記絶縁ゲート電極の平面視形状が、前記一対の第1電流端子領域の一方に向かって凸の凸部と、他方に向かって凹の凹部とを有し、凸部と凹部とがチャネル幅方向で整合しており、
前記第1電流端子領域の一方から他方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値と、前記第1電流端子領域の他方から一方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が異なる、
SRAM型半導体装置。
(付記6)
前記第1導電型がp型、前記第2導電型がn型であり、前記ロードMOSトランジスタがPMOSトランジスタ、前記ドライバMOSトランジスタと前記転送MOSトランジスタとがNMOSトランジスタであり、前記ドライバMOSトランジスタ及び前記ロードMOSトランジスタは活性領域上で直線的ストライプ形状の絶縁ゲート電極を有する付記5記載のSRAM型半導体装置。
(付記7)
前記第1電流端子領域は第1エクステンション領域と第1低抵抗領域とを含み、
前記絶縁ゲート電極の凸部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長が、前記凹部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長より大きく、
前記凸部側から前記凹部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が、前記凹部側から前記凸部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値より低い、
付記5又は6記載のSRAM型半導体装置。
(付記8)
前記第1電流端子領域は第1エクステンション領域と第1低抵抗ソース/ドレイン領域とを含み、
前記チャネルは、前記第1エクステンション領域先端部を囲む、第1導電型のポケット領域を含み、
前記第1絶縁ゲート電極の凸部下方のポケット領域における不純物濃度が、前記第1絶縁ゲート電極の凹部下方のポケット領域における不純物濃度より高く、前記凸部側から前記凹部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が、前記凹部側から前記凸部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値より高い、
付記5又は6記載のSRAM型半導体装置。
図1A,1Bは本発明者の考察を説明するための、SRAMセルの等価回路図、図1C,1Dは、本発明者の考察による転送トランジスタのゲート電極の平面図である。 図2A−2Iは、第1の実施例による半導体装置の製造工程を示す断面図及び平面図である。 図3A−3Eは、第1の実施例を説明するための概略平面図及びグラフである。 図4A−4Dは、第2の実施例による半導体装置を説明するための概略平面図、断面図、及びグラフである。
符号の説明
LD 負荷(ロード)トランジスタ、
DR 駆動(ドライバ)トランジスタ、
TR 転送トランジスタ、
BL ビット線、
WL ワード線、
G ゲート電極、
S ソース、
D ドレイン、
AR 活性領域、
STI 素子分離領域、
NW n型ウェル、
PW p型ウェル、
1 シリコン基板、
3 犠牲酸化膜、
4 ゲート絶縁膜、
5 多結晶シリコン膜、
Ext エクステンション領域、
Pkt ポケット領域、
SD 低抵抗ソース/ドレイン領域、
SW サイドウォールスペーサ、
OL オーバーラップ長。

Claims (7)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された、第1導電型の複数の活性領域と、
    前記第1導電型を有する複数の活性領域の1つである第1活性領域の中間位置を横断して形成され、下方に第1チャネルを画定する第1絶縁ゲート電極と、
    前記第1絶縁ゲート電極の両側の第1活性領域中に形成され、前記第1導電型と逆の第2導電型を有する、一対の第1電流端子領域と、
    を有する半導体装置であって、
    前記第1絶縁ゲート電極の平面視形状が、前記一対の電流端子領域の一方に向かって凸の凸部と、他方に向かって凹の凹部とを有し、凸部と凹部とがチャネル幅方向で整合しており、
    前記第1電流端子領域の一方から他方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値と、前記第1電流端子領域の他方から一方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が異なる半導体装置。
  2. 前記第1導電型を有する複数の活性領域の、他の1つである第2活性領域の中間位置を横断して形成された第2絶縁ゲート電極と、
    前記第2絶縁ゲート電極の両側の第2活性領域中に形成され、第2導電型を有する、一対の第2電流端子領域と、
    をさらに有し、前記第2絶縁ゲート電極の平面視形状は前記第2活性領域上で直線的ストライプ形状である、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1電流端子領域は第1エクステンション領域と第1低抵抗ソース/ドレイン領域とを含み、前記第1絶縁ゲート電極の凸部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長が、前記凹部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長より大きく、前記凸部側から前記凹部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が、前記凹部側から前記凸部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値より低い、請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 前記第1電流端子領域は第1エクステンション領域と第1低抵抗ソース/ドレイン領域とを含み、
    前記第1チャネルは、前記第1エクステンション領域先端部を囲む、第1導電型のポケット領域を含み、
    前記第1絶縁ゲート電極の凸部下方のポケット領域における不純物濃度が、前記第1絶縁ゲート電極の凹部下方のポケット領域における不純物濃度より高く、
    前記凸部側から前記凹部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が、前記凹部側から前記凸部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値より高い、
    請求項1又は2記載の半導体装置。
  5. 一対のインバータ回路であって、各インバータ回路が第1導電型のロードMOSトランジスタと第2導電型のドライバMOSトランジスタとが接続ノードで接続された直列接続を有し、一方のインバータ回路の接続ノードが他方のインバータ回路のゲート電極に接続され、さらに各接続ノードに接続された、第2導電型の転送MOSトランジスタを有するSRAM型半導体装置であって、
    前記転送MOSトランジスタが、
    第1導電型の活性領域の中間位置を横断して形成され、下方にチャネルを画定する絶縁ゲート電極と、
    前記絶縁ゲート電極の両側の活性領域中に形成され、前記第1導電型と逆の第2導電型を有する、一対の第1電流端子領域と、
    を有し、
    前記絶縁ゲート電極の平面視形状が、前記一対の第1電流端子領域の一方に向かって凸の凸部と、他方に向かって凹の凹部とを有し、凸部と凹部とがチャネル幅方向で整合しており、
    前記第1電流端子領域の一方から他方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値と、前記第1電流端子領域の他方から一方に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が異なる、
    SRAM型半導体装置。
  6. 前記第1導電型がp型、前記第2導電型がn型であり、前記ロードMOSトランジスタがPMOSトランジスタ、前記ドライバMOSトランジスタと前記転送MOSトランジスタとがNMOSトランジスタであり、前記ドライバMOSトランジスタ及び前記ロードMOSトランジスタは活性領域上で直線的ストライプ形状の絶縁ゲート電極を有する請求項5記載のSRAM型半導体装置。
  7. 前記第1電流端子領域は第1エクステンション領域と第1低抵抗領域とを含み、
    前記絶縁ゲート電極の凸部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長が、前記凹部下方に入り込む第1エクステンション領域のオーバラップ長より大きく、
    前記凸部側から前記凹部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値が、前記凹部側から前記凸部側に第2導電型キャリアを輸送するときの電気抵抗値より低い、
    請求項5又は6記載のSRAM型半導体装置。
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