JP2009151949A - 直流コンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池の充電の際の手間を軽減でき、二次電池の充電の際にもコンセント部に機器を接続して直流電力を供給でき、尚且つコストを抑えた直流コンセントを提供する。
【解決手段】直流コンセント1に、二次電池9を出入自在に収納可能で且つ収納された二次電池9を前記直流電力供給部から供給された直流電力により充電する電池収納部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はコンセント部に接続された機器に直流電力を供給する直流用の電源コンセントに関する。
従来より、機器の電源として利用される単3形や単4形等の二次電池を充電する場合、壁や床に設けた電源コンセントに接続可能な充電器を用いることが一般的である。
しかし、二次電池を充電する際にその都度充電器を用意し、これをコンセントに接続することは非常に面倒である。また、充電器が接続されたコンセントには他の機器を接続できないため、未使用のコンセントが近くに無い場合には前記充電時に他の機器を使用できないといった事態が生じる。
なお、特許文献1には従来から利用されている給電機能のみを備えたコンセントが開示してある。
特開平5−207626号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、二次電池の充電の際の手間を軽減でき、二次電池の充電の際にもコンセント部に機器を接続して直流電力を供給でき、尚且つコストを抑えた直流コンセントを提供することを課題とする。
本発明の請求項1に係る発明は、直流電力供給部101から供給された直流電力をコンセント部2に接続した機器102に供給するための直流コンセントにおいて、二次電池9を出入自在に収納可能で且つ収納された二次電池9を前記直流電力供給部101から供給された直流電力により充電する電池収納部7を備えることを特徴とする直流コンセントである。このように請求項1に係る発明は、電池収納部7に二次電池9を収納することで直流コンセント1を接続した直流電力供給部101からの電力により二次電池9を充電でき、二次電池9の充電器として利用できる。また、直流電力供給部101から供給された直流電力により二次電池9を充電できるので、AC/DC変換が不要となる。
また、請求項2に係る発明は、上記直流電力供給部101から直流コンセント1に電力が供給されていない期間に、電池収納部7に収納された二次電池9の電力をコンセント部2に接続された機器102に供給する制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の直流コンセントである。このような請求項2に係る発明では、電池収納部7に二次電池9を収納している時には、直流電力供給部101から直流コンセント1への電力供給が遮断された停電時において、二次電池9からコンセント部2に接続された機器102に電力を供給できる。
また、請求項3に係る発明は、直流電力で点灯する発光部19を備え、上記直流電力供給部101から直流コンセント1に電力が供給されていない期間に、電池収納部7に収納した二次電池9の電力を発光部19に供給して点灯させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の直流コンセントである。このような請求項3に係る発明では、電池収納部7に二次電池9を収納している時には、直流電力供給部101から直流コンセント1への電力供給が遮断された停電時において、二次電池9から発光部19に電力を供給して点灯できる。
本発明の請求項1に係る発明では、電池収納部に二次電池を収納することで当該二次電池を充電でき、二次電池の充電器として利用でき、二次電池の充電の際にその都度充電器を用意し、コンセントに接続する手間を省くことができる。また、二次電池の充電の際にもコンセント部に機器を接続して当該機器に直流電力を供給できる。また、直流電力供給部から供給された電力により二次電池を充電できるので、AC/DC変換が不要となり、交流電源コンセントに同様の電池収納部を設けた場合と比較してコストを低減できる。
また、請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、電池収納部に二次電池を収納している時には、直流電力供給部から直流コンセントへの電力供給が遮断された停電時において、二次電池からコンセント部に接続された機器102に電力を供給できる。
また、請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、電池収納部に二次電池を収納している時には、直流電力供給部から直流コンセントへの電力供給が遮断された停電時において、二次電池から発光部に電力を供給して点灯でき、当該発光部を保安灯として利用できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1乃至図5に示す本実施形態の直流コンセント1は、家屋H等に設けられる直流電力供給部101(例えば後述の直流配電システムにおける直流電力供給部101′)に接続され、、該直流電力供給部101から供給された直流電力をコンセント部2に接続した機器102(例えば後述の直流機器102′)に供給可能なものである。
図3に示すように、直流コンセント1は、機器102を接続可能なコンセント部2を有する本体4と、本体4に着脱自在に取り付けられる本体カバー8と、本体カバー8に着脱自在に取り付けられる電池カバー10とで構成してある。
略ブロック状の本体4は上下に前後方向に貫通するねじ挿通孔24を設けてあり、壁5に設けた前方に開口する埋込ボックス6内に収納した状態で、各ねじ挿通孔24に挿通したねじ25を埋込ボックス6の奥部にある取付片27に形成したねじ孔26に螺合することで、埋込ボックス6に取り付けられる。また、図2(b)に示すように本体4の背面には回動自在な給電用プラグ14を設けている。
本体4の上部から前方に突出したコンセント部2の前面には正極用と負極用の栓刃差込口12、12を夫々設けてあり、コンセント部2には各栓刃差込口12から差し込まれたプラグ(図示せず)の栓刃に接触する栓刃受け13a、13aを設けている。
本体4には複数の二次電池9を出入自在に収納可能な電池収納部7を設けている。電池収納部7は本体4の前面下部に形成した凹部7aで構成してある。凹部7aの内面には凹部7a内の所定位置に収納された各二次電池9の正極及び負極の夫々に接触する正極用端子15a及び負極用端子15bを設けてあり、正極用端子15a及び負極用端子15bは電池収納部7に収納した各二次電池9を充電するための充電端子を構成する。また、本体4には制御手段として、充電回路16、DC/DCコンバータ17、35、停電検知回路18、スイッチ20等を有する制御回路を設けている。
本体カバー8の背面の複数箇所には被係止部22を設けてあり、各被係止部22を本体4の前面の対応する箇所に設けた係止部23に係止することで、本体カバー8は本体4の前面側に着脱自在に取り付けられる。この取付状態では、本体カバー8は本体4の前面におけるコンセント部2及び電池収納部7を除く部分を覆う。また、本体カバー8には本体4の前面に設けたLEDからなる発光部19に対応する箇所に位置する窓部28を設けてあり、発光部19を点灯させると当該発光部19からの光が窓部28を介して直流コンセント1の前方に照射される。なお、本例では発光部19をLEDにより構成したが、発光部19を白熱灯や蛍光灯等のその他の発光体により構成しても良い。
電池カバー10の背面側の複数箇所には被係合部29を設けてあり、各被係合部29を本体カバー8の前面側の対応する箇所に設けた係合部30に係合することで、電池カバー10は本体カバー8の前面側に着脱自在に取り付けられる。この取付状態では、電池カバー10は枠状の本体カバー8の中央開口部から露出した電池収納部7及び該電池収納部7に収納した各二次電池9を覆う。
直流コンセント1を家屋Hの壁5に設けるには、直流電力供給部101に接続された壁5内の電源ケーブル31を埋込ボックス6から引き出して本体4の端子32a、32bに結線し、この後、既述のように本体4を埋込ボックス6内に収納した状態でねじ25により埋込ボックス6に取り付け、該本体4の前面側に本体カバー8を取り付けると共に本体カバー8に電池カバー10を取り付ける。また、本例の直流コンセント1は家屋Hの壁5や床に設けられる他の直流電源コンセントに接続して利用でき、即ち、この場合は本体4に設けた給電用プラグ14を他の直流電源コンセントに差し込み、直流コンセント1を他の直流電源コンセントを介して直流電力供給部101に接続する。
図4は上記直流コンセント1を壁コンセントとしての形態で壁5に埋め込み設置した状態を示すブロック図であり、以下、同図に基づいて直流コンセント1の制御回路を説明する。なお、直流コンセント1を他の直流電源コンセントに接続した状態は、端子32a、32bを電源ケーブル31に接続することに代えて、給電用プラグ14を他の直流電源コンセントに接続したものであり、この説明及び図面は省略する。
図4に示すように電源ケーブル31に接続される正負の端子32a、32bは正極用の栓刃受け13a及び負極用の栓刃受け13bの夫々にスイッチ20を介して接続してある。両端子32a、32b及びスイッチ20を接続する主給電ライン33には充電端子を構成する両端子15a、15bをDC/DCコンバータ17及び充電回路16を順に介して接続してあり、両端子15a、15bはDC/DCコンバータ35を設けた副給電ライン34を介して前述のスイッチ20に接続してある。主給電ライン33には両端子32a、32bから両栓刃受け13a、13bに供給される電力を監視する停電検知回路18を接続してあり、該停電検知回路18により直流電力供給部101から直流コンセント1に電力が供給されているか否かを検知できるようになっている。停電検知回路18は充電端子を構成する両端子15a、15bに接続してあり、直流電力供給部101から直流コンセント1に電力が供給されていない時にも停電検知回路18を二次電池9の電力で駆動できるようになっている。また、両端子15a、15bには停電検知回路18を介して発光部19を接続している。
停電検知回路18は、直流電力供給部101から直流コンセント1に電力が供給されている期間には、図4のようにスイッチ20を主給電ライン33側に切り替えて副給電ライン34及び両栓刃受け13a、13b間の導通を遮断する。これにより直流電力供給部101から給電ライン33を介して両栓刃受け13a、13bに電力が供給され、コンセント部2に接続された機器102に電力が供給される。またこの時、電池収納部7に二次電池9が収納されている時には、直流電力供給部101からの電力がDC/DCコンバータ17を介して充電回路16に供給され、該充電回路16により電池収納部7に収納した二次電池9が直流電力供給部101からの電力によって充電される。
また、停電検知回路18は、直流電力供給部101から直流コンセント1に電力が供給されていない期間には、スイッチ20を副給電ライン34側に切り替えて主給電ライン33及び両栓刃受け13a、13b間の導通を遮断する。この時、電池収納部7に二次電池9が収納されている時には、二次電池9から副給電ライン34を介して両栓刃受け13a、13bに電力が供給され、コンセント部2に接続された機器102に電力が供給される。また、この時、停電検知回路18は二次電池9の電力により発光部19を点灯する。即ち本例では、直流電力供給部101から直流コンセント1に電力が供給されていない期間において、電池収納部7に収納された二次電池9の電力をコンセント部2に接続された機器102に供給し且つ電池収納部7に収納した二次電池9の電力を発光部19に供給して点灯させる制御手段を停電検知回路18により構成してある。
以上説明した直流コンセント1は、電池カバー10を本体カバー8から取り外して電池収納部7に二次電池9を収納することで、直流コンセント1を接続した直流電力供給部101からの電力により二次電池9を充電でき、二次電池9の充電器として利用できる。このため、二次電池の充電の際の手間を軽減できる。また、この二次電池9の充電の際にもコンセント部2に機器102を接続して当該機器102に直流電力を供給できる。また、直流電力供給部101から供給された直流電力により二次電池9を充電できるので、AC/DC変換が不要となり、交流電源コンセントに同様の電池収納部7を設けた場合と比較してコストを低減できる。
また、電池収納部7に二次電池9を収納している時には、直流電力供給部101から直流コンセント1への電力供給が遮断された停電時において、二次電池9からコンセント部2に接続された機器102に電力を供給できる。またこの停電時においては、電池収納部7に収納した二次電池9の電力を発光部19に供給して点灯させることができ、発光部19を保安灯として利用できる。また、殊に発光部19をLEDとした場合には、発光部19を点灯する際に、AC/DC変換が不要となり、高効率且つ低コストを実現できる。
次に上記直流コンセント1を利用した直流配電システムについて説明する。なお、以下の説明では、直流配電システムを適用する建物として戸建て住宅の家屋を想定して説明するが、集合住宅に適用しても良いものとする。
家屋Hには、図5に示すように、直流電力を出力する直流電力供給部101′と、直流電力により駆動される負荷としての直流機器102′とが設けられ、直流電力供給部101′の出力端部に接続した直流供給線路Wdcを通して直流機器102′に直流電力が供給される。直流電力供給部101′と直流機器102′との間には、直流供給線路Wdcに流れる電流を監視し、異常を検知したときに直流供給線路Wdc上で直流電力供給部101′から直流機器102′への給電を制限ないし遮断する直流ブレーカ114が設けられる。
直流供給線路Wdcは、直流電力の給電路であるとともに通信路としても兼用されており、高周波の搬送波を用いてデータを伝送する通信信号を直流電圧に重畳することにより直流供給線路Wdcに接続された機器間での通信を可能にしている。この技術は、交流電力を供給する電力線において交流電圧に通信信号を重畳させる電力線搬送技術と類似した技術である。
直流供給線路Wdcは、直流電力供給部101′を介して宅内サーバ116に接続される。宅内サーバ116は、宅内の通信網(以下、「宅内網」という)を構築する主装置であり、宅内網において直流機器102′が構築するサブシステムなどと通信を行う。
図示例では、サブシステムとして、パーソナルコンピュータ、無線アクセスポイント、ルータ、IP電話機のような情報系の直流機器102′からなる情報機器システムK101、照明器具のような照明系の直流機器102′からなる照明システムK102,K105、来客対応や侵入者の監視などを行う直流機器102′からなる玄関システムK103、火災感知器のような警報系の直流機器102′からなる住警器システムK104などがある。各サブシステムは、自立分散システムを構成しており、サブシステム単独でも動作が可能になっている。
上述した直流ブレーカ114は、サブシステムに関連付けて設けられており、図示例では、情報機器システムK101、照明システムK102および玄関システムK103、住警器システムK104、照明システムK105に関連付けて4個の直流ブレーカ114を設けている。1台の直流ブレーカ114に複数個のサブシステムを関連付ける場合には、サブシステムごとに直流供給線路Wdcの系統を分割する接続ボックス121が設けられる。図示例においては、照明システムK102と玄関システムK103との間に接続ボックス121が設けられている。
情報機器システムK101としては、壁コンセントあるいは床コンセントの形態で家屋Hに配置される直流コンセント1に接続される直流機器102′からなる情報機器システムK101が設けられる。なお、この場合の直流コンセント1は、既述のように壁コンセントとして家屋Hに先行配置(家屋Hの建築時に施工)される直流コンセント1であっても良いし、給電用プラグ14を他の直流電源コンセントに接続した直流コンセント1であっても良い。
照明システムK102、K105としては、家屋Hに先行配置される照明器具(直流機器102′)からなる照明システムK102と、天井に先行配置される引掛シーリング133に接続する照明器具(直流機器102′)からなる照明システムK105とが設けられる。引掛シーリング133には、家屋Hの内装施工時に施工業者が照明器具を取り付けるか、または家人自身が照明器具を取り付ける。
照明システムK102を構成する直流機器102である照明器具に対する制御の指示は、赤外線リモコン装置を用いて与えるほか、直流供給線路Wdcに接続されたスイッチ141から通信信号を用いて与えることができる。すなわち、スイッチ141は直流機器102とともに通信の機能を有している。また、スイッチ141の操作によらず、宅内網の別の直流機器102あるいは宅内サーバ116から通信信号により制御の指示がなされることもある。照明器具への指示には、点灯、消灯、調光、点滅点灯などがある。
上述した直流コンセント1、引掛シーリング133には、任意の直流機器102を接続することができ、接続された直流機器102に直流電力を出力するから、以下では直流コンセント1、引掛シーリング133を区別する必要がない場合には「直流アウトレット」と呼ぶ。これら直流アウトレットに接続された直流機器102が通信機能を有する場合には、直流供給線路Wdcを通して通信信号を伝送することが可能になる。直流機器102だけではなく直流アウトレットにも通信機能が設けられている。
宅内サーバ116は、宅内網に接続されるだけではなく、インターネットを構築する広域網NTに接続される接続口を有している。宅内サーバ116が広域網NTに接続されている場合には、広域網NTに接続されたコンピュータサーバであるセンタサーバ200によるサービスを享受することができる。
センタサーバ200が提供するサービスには、広域網NTを通して宅内網に接続された機器(主として直流機器102であるが通信機能を有した他の機器も含む)の監視や制御を可能にするサービスがある。このサービスにより、パーソナルコンピュータ、インターネットTV、移動体電話機などのブラウザ機能を備える通信端末(図示せず)を用いて宅内網に接続された機器の監視や制御が可能になる。
宅内サーバ116は、広域網NTに接続されたセンタサーバ200との間の通信と、宅内網に接続された機器との間の通信との両方の機能を備え、宅内網の機器に関する識別情報(ここでは、IPアドレスを用いるものとする)の取得の機能を備える。
宅内サーバ116は、センタサーバ200との通信機能を用いることにより、広域網NTに接続された通信端末からセンタサーバ200を通して宅内の機器の監視や制御を可能にする。センタサーバ200は、宅内の機器と広域網NT上の通信端末とを仲介する。
通信端末から宅内の機器の監視や制御を行う場合は、監視や制御の要求をセンタサーバ200に記憶させ、宅内の機器は定期的に片方向のポーリング通信を行うことにより、通信端末からの監視や制御の要求を受信する。この動作により、通信端末から宅内の機器の監視や制御が可能になる。
また、宅内の機器において火災検知など通信端末に通知すべきイベントが生じたときには、宅内の機器からセンタサーバ200に通知し、センタサーバ200から通信端末に対して電子メールによる通知を行う。
宅内サーバ116における宅内網との通信機能のうち重要な機能は、宅内網を構成する機器の検出と管理である。宅内サーバ116では、UPnP(Universal Plug and Play)を応用して宅内網に接続された機器を自動的に検出する。宅内サーバ116はブラウザ機能を有する表示器117を備え、検出した機器の一覧を表示器117に表示する。この表示器117はタッチパネル式もしくは操作部が付設された構成を有し、表示器117の画面に表示された選択肢から所望の内容を選択する操作が可能になっている。したがって、宅内サーバ116の利用者(施工業者あるいは家人)は、表示器117の画面上で機器の監視ないし制御が可能になる。表示器117は宅内サーバ116とは分離して設けてもよい。
宅内サーバ116では、機器の接続に関する情報を管理しており、宅内網に接続された機器の種類や機能とアドレスとを把握する。したがって、宅内網の機器を連動動作させることができる。機器の接続に関する情報は上述のように自動的に検出されるが、機器を連動動作させるには、機器自身が保有する属性により自動的に関係付けを行うほか、宅内サーバ116にパーソナルコンピュータのような情報端末を接続し、情報端末のブラウザ機能を利用して機器の関係付けを行うこともできる。
機器の連動動作の関係は各機器がそれぞれ保持する。したがって、機器は宅内サーバ116を通すことなく連動動作することができる。各機器について、連動動作の関係付けを行うことにより、たとえば、機器であるスイッチの操作により、機器である照明器具の点灯あるいは消灯の動作を行うことが可能になる。また、連動動作の関係付けはサブシステム内で行うことが多いが、サブシステムを超える関係付けも可能である。
ところで、直流電力供給部101′は、基本的には、商用電源のように宅外から供給される交流電源ACの電力変換により直流電力を生成する。図示する構成では、交流電源ACは、分電盤110に内器として取り付けられた主幹ブレーカ111を通して、スイッチング電源を含むAC/DCコンバータ112に入力される。AC/DCコンバータ112から出力される直流電力は、協調制御部113を通して各直流ブレーカ114に接続される。
直流電力供給部101′には、交流電源ACから電力が供給されない期間(たとえば、商用電源ACの停電期間)に備えて二次電池162が設けられている。また、直流電力を生成する太陽電池161や燃料電池163を併用することも可能になっている。交流電源ACから直流電力を生成するAC/DCコンバータ112を備える主電源に対して、太陽電池161や二次電池162や燃料電池163は分散電源になる。なお、図示例において、太陽電池161、二次電池162、燃料電池163は出力電圧を制御する回路部を含み、二次電池162は放電だけではなく充電を制御する回路部も含んでいる。
分散電源のうち太陽電池161や燃料電池163は必ずしも設けなくてもよいが、二次電池162は設けるのが望ましい。二次電池162は主電源や他の分散電源により適時充電され、二次電池162の放電は、交流電源ACから電力が供給されない期間だけではなく必要に応じて適時に行われる。二次電池162の充放電や主電源と分散電源との協調は、協調制御部113により行われる。すなわち、協調制御部113は、直流電力供給部101′を構成する主電源および分散電源から直流機器102への電力の配分を制御する直流電力制御部として機能する。なお、太陽電池161、二次電池162、燃料電池163の出力を交流電力に変換し、AC/DCコンバータ112の入力電力として用いる構成を採用してもよい。
直流機器102の駆動電圧は機器に応じた複数種類の電圧から選択されるから、協調制御部113にDC/DCコンバータを設け、主電源および分散電源から得られる直流電圧を必要な電圧に変換するのが望ましい。通常は、1系統のサブシステム(もしくは1台の直流ブレーカ114に接続された直流機器102)に対して1種類の電圧が供給されるが、1系統のサブシステムに対して3線以上を用いて複数種類の電圧を供給するように構成してもよい。あるいはまた、直流供給線路Wdcを2線式とし、線間に印加する電圧を時間経過に伴って変化させる構成を採用することも可能である。DC/DCコンバータは、直流ブレーカと同様に複数に分散して設けてもよい。
上述の構成例では、AC/DCコンバータ112を1個だけ図示しているが、複数個のAC/DCコンバータ112を並設することが可能であり、複数個のAC/DCコンバータ112を設けるときには、負荷の大きさに応じて運転するAC/DCコンバータ112の台数を増減させるのが望ましい。
上述したAC/DCコンバータ112、協調制御部113、直流ブレーカ114、太陽電池161、二次電池162、燃料電池163には通信機能が設けられており、主電源および分散電源や直流機器102を含む負荷の状態に対処する連携動作を行うことを可能にしている。この通信に用いる通信信号は、直流機器102に用いる通信信号と同様に直流電圧に重畳する形式で伝送する。
上述の例では主幹ブレーカ111から出力された交流電力をAC/DCコンバータ112により直流電力に変換するために、AC/DCコンバータ112を分電盤110内に配置しているが、主幹ブレーカ111の出力側において分電盤110内に設けた分岐ブレーカ(図示せず)で交流供給線路を複数系統に分岐し、各系統の交流供給線路にAC/DCコンバータを設けて系統ごとに直流電力に変換する構成を採用してもよい。
この場合、家屋Hの各階や各部屋を単位として直流電力供給部101′を設けることができるから、直流電力供給部101′を系統別に管理することができ、しかも、直流電力を利用する直流機器102との間の直流供給線路Wdcの距離が小さくなるから、直流供給線路Wdcでの電圧降下による電力損失を低減させることができる。また、主幹ブレーカ111および分岐ブレーカを分電盤110に収納し、AC/DCコンバータ112と協調制御部113と直流ブレーカ114と宅内サーバ116とを分電盤110とは別の盤に収納してもよい。
本発明の実施の形態の一例を示し、図は直流コンセントの斜視図である。 同上の直流コンセントを示し、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 同上の直流コンセントの分解斜視図である・ 同上の直流コンセントを壁コンセントとしての形態で設置した状態を示すブロック図である。 同上の直流コンセントを利用した直流配電システムの構成図である。
符号の説明
1 直流コンセント
2 コンセント部
9 二次電池
19 発光部
101 直流電力供給部
102 機器

Claims (3)

  1. 直流電力供給部から供給された直流電力をコンセント部に接続した機器に供給するための直流コンセントにおいて、二次電池を出入自在に収納可能で且つ収納された二次電池を前記直流電力供給部から供給された直流電力により充電する電池収納部を備えることを特徴とする直流コンセント。
  2. 上記直流電力供給部から直流コンセントに電力が供給されていない期間に、電池収納部に収納された二次電池の電力をコンセント部に接続された機器に供給する制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の直流コンセント。
  3. 直流電力で点灯する発光部を備え、上記直流電力供給部から直流コンセントに電力が供給されていない期間に、電池収納部に収納した二次電池の電力を発光部に供給して点灯させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の直流コンセント。
JP2007326341A 2007-12-18 2007-12-18 直流コンセント Withdrawn JP2009151949A (ja)

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