JP2009177924A - 電力供給システム及びそれに用いられるアウトレット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】直流電力供給部101では、出力電流が閾値電流に達した場合、定電圧制御から定電流制御に切り替えて出力電圧を低下させる。一方、直流供給線路Wdcに追加接続された直流機器102では、受電装置が、接続時から直流電力供給部101の出力電圧の検出を開始し、直流電力供給部101から主機能部への直流電力供給が開始されたとき、直流電力供給部101の出力電圧が許容範囲を超えて低下したと判定した場合、直流電力供給部101から主機能部への直流電力供給を停止する。直流電力供給部101では、出力電流が閾値電流となるときに、出力電圧が一定電圧以上となり、定電流制御から定電圧制御に切り替わり、直流電力供給部101の出力電圧が元の電圧に復帰する。
【選択図】図1
Description
まず、実施形態1に係る配電システム(電力供給システム)の構成について図1〜3を用いて説明する。以下に説明する実施形態は、本発明を適用する建物として戸建て住宅の家屋を想定して説明するが、本発明の技術思想を集合住宅に適用することを妨げるものではない。家屋Hには、図1に示すように、直流電力を出力する直流電力供給部(主電力供給部)101と、直流電力により駆動される負荷としての直流機器(電気機器)102とが設けられ、直流電力供給部101の出力端部に接続した直流供給線路(電力供給線路)Wdcを通して直流機器102に直流電力が供給される。直流電力供給部101と直流機器102との間には、直流供給線路Wdcに流れる電流を監視し、異常を検知したときに直流供給線路Wdc上で直流電力供給部101から直流機器102への給電を制限ないし遮断する直流ブレーカ114が設けられる。
実施形態2では、図5に示すように、各受電装置5が、他の機器(例えば宅内サーバ116(図1参照)など)との間で通信を行うための通信部(受電側通信手段)56を備えている構成について説明する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態3では、図7に示すように、各受電装置5が、直流電力供給部101とは別に主機能部4への直流電力供給を可能とする副電力供給部6を備えている構成について説明する。なお、実施形態2と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態4では、図8に示すように、直流機器102が接続する直流アウトレット(直流コンセント131、引掛シーリング132)を備えている構成について説明する。なお、実施形態3と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
102 直流機器
131 直流コンセント
132 引掛シーリング
3 過電流保護回路
5 受電装置
51 検出部
52 切り離し手段
54 報知部
56 通信部
58 切替部
6 副電力供給部
Wdc 直流供給線路
Claims (11)
- 互いに並列に接続され電力供給されると動作する複数の電気機器と、前記複数の電気機器に電力供給する主電力供給部と、前記主電力供給部が接続される電力供給線路の受電側に前記電気機器に対応付けられて接続される受電装置とを備える電力供給システムであって、
前記主電力供給部は、出力電圧を一定電圧にして前記複数の電気機器に印加する定電圧制御を行い、出力電流が予め設定された閾値電流に達した場合、前記定電圧制御から前記出力電流が前記閾値電流で一定となるように前記出力電圧を前記一定電圧以下の範囲で変動させる定電流制御に切り替え、前記定電流制御を行っているときに前記出力電圧が前記一定電圧以上になった場合、前記定電流制御から前記定電圧制御に切り替える保護機能を有し、
前記受電装置は、前記主電力供給部の前記出力電圧が予め設定された許容範囲を超えて低下したか否かを検出する検出手段と、前記主電力供給部から、自己に対応付けられた前記電気機器への電力供給の開始及び停止を切り替える切替手段とを有し、前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給を開始したときに前記検出手段で前記出力電圧が前記許容範囲を超えて低下したと検出された場合、前記切替手段が前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給を停止する受電装置を複数備える
ことを特徴とする電力供給システム。 - 前記複数の受電装置のそれぞれは、前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給が停止されたことを報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1記載の電力供給システム。
- 前記複数の受電装置のそれぞれは、前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給が停止されたことを他の機器に通知するための受電側通信手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電力供給システム。
- 前記複数の受電装置のそれぞれは、前記主電力供給部とは別に前記電気機器への電力供給を可能とする副電力供給部を有し、前記切替手段が、前記検出手段で前記出力電圧が前記許容範囲を超えて低下したと検出された場合、前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給を停止するとともに、前記副電力供給部から前記電気機器への電力供給を開始することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電力供給システム。
- 前記主電力供給部は、前記出力電流の電流値情報を前記複数の受電装置に送信する給電側通信手段を有し、
前記複数の受電装置のそれぞれは、前記主電力供給部から前記電流値情報を受信する受電側通信手段を有し、前記切替手段が、前記副電力供給部から前記電気機器への電力供給を行っているときに前記通信手段で受信された前記電流値情報に基づいて前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給が可能と判定すると、前記副電力供給部から前記電気機器への電力供給を停止し、前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給を開始する
ことを特徴とする請求項4記載の電力供給システム。 - 前記電気機器のプラグと着脱自在に接続するアウトレットを備え、
前記副電力供給部は、前記アウトレットに設けられた二次電池である
ことを特徴とする請求項4又は5記載の電力供給システム。 - 前記電気機器は、直流電力が供給されると動作し、
前記副電力供給部は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを有し、前記AC/DCコンバータで変換された直流電力の前記電気機器への供給を可能とする
ことを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の電力供給システム。 - 前記電気機器は、直流電力が供給されると動作し、
前記主電力供給部は、前記複数の電気機器に直流電力を供給する
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の電力供給システム。 - 前記受電装置は、前記電気機器と一体に設けられることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の電力供給システム。
- 前記電気機器のプラグと着脱自在に接続し、前記受電装置と一体に設けられたアウトレットを備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の電力供給システム。
- 請求項1乃至8の何れか1項に記載の電力供給システムに用いられ、主電力供給部が接続される電力供給線路の受電側に接続されるアウトレットであって、
電気機器のプラグと着脱自在に接続する接続手段を備えるとともに、
前記主電力供給部の出力電圧が予め設定された許容範囲を超えて低下したか否かを検出する検出手段と、前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給の開始及び停止を切り替える切替手段とを有し、前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給を開始したときに前記検出手段で前記出力電圧が前記許容範囲を超えて低下したと検出された場合、前記切替手段が前記主電力供給部から前記電気機器への電力供給を停止する受電装置を備える
ことを特徴とするアウトレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008013026A JP2009177924A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 電力供給システム及びそれに用いられるアウトレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008013026A JP2009177924A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 電力供給システム及びそれに用いられるアウトレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009177924A true JP2009177924A (ja) | 2009-08-06 |
Family
ID=41032433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008013026A Pending JP2009177924A (ja) | 2008-01-23 | 2008-01-23 | 電力供給システム及びそれに用いられるアウトレット |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2009177924A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011058413A1 (ja) * | 2009-11-16 | 2011-05-19 | パナソニック電工株式会社 | 給電制御システム |
CN103647346A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-03-19 | 新安县电业公司 | 一种用于配电所的智能配电监控方法及配电监控装置 |
CN105226818A (zh) * | 2015-10-08 | 2016-01-06 | 许继集团有限公司 | 一种直流控制保护平台机箱监视控制装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58172935A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-11 | 株式会社東芝 | 直流多端子送電系統の制御装置 |
JP2001352674A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Nec Corp | 電源回路 |
-
2008
- 2008-01-23 JP JP2008013026A patent/JP2009177924A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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