JP2009153339A - 直流配電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】瞬時停電期間が生じることのない直流配電システムを提供する。
【解決手段】制御部23は、放電部22の異常を検出した場合、スイッチ素子Q2をオフして放電部22による二次電池20の放電を停止する。ここで、電力系統ACが停電した場合、交流/直流変換装置1の出力電圧レベルが放電部22の出力電圧レベルに対してダイオードDの順方向電圧降下分(シリコンダイオードの場合で0.6〜0.7ボルト)を下回ると直ちにダイオードDが導通して放電部22から負荷Lへの給電が行われる。故に、異常が生じていない限り、電力系統ACの非停電時にも分散電源2から給電可能としているので、従来例のように停電時にだけ分散電源2から給電する場合に生じていた瞬時停電期間が生じない。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力系統から供給される交流電力を直流電力に変換して配電する直流配電システムに関するものである。
従来、電力系統(商用電力系統)から供給される交流電力を交流/直流変換した直流電力を屋内に配電する直流配電システムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている直流配電システムでは、交流/直流変換装置(AC/DCコンバータ)や二次電池の他、交流/直流変換装置又は二次電池から出力される直流電圧を所望の電圧レベルの直流電圧に変換する直流/直流変換装置(DC/DCコンバータ)を、分岐開閉器と同形態の絶縁性容器に収納し、停電検出手段によって電力系統の停電を検出したときに二次電池から直流電力を給電するようにしたものが分電盤に内装されていた。
特開2005−224066号公報(図6、段落0028)
しかしながら、上記従来例では非停電時に二次電池を常時充電し、停電検出手段が停電を検出したら充電を停止して二次電池の放電を開始するため、電力系統が停電してから二次電池の放電が始まるまでの間に僅かながら直流電力の給電が停止してしまう期間(以下、「瞬時停電期間」という。)が生じていた。そして、このような瞬時停電期間が生じることで負荷が誤動作する虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、瞬時停電期間が生じることのない直流配電システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、交流の電力系統から供給される交流電力を交流/直流変換した直流電力を負荷に給電する直流電力系統と、負荷に対して直流電力系統と並列接続された分散電源とを備え、分散電源は、直流電力系統から供給される直流電力よりも電圧レベルが低い直流電力を供給する電源手段と、直流電力系統から電源手段への逆流を防ぐ整流素子と、電源手段から負荷への給電経路を開閉する切換手段と、電源手段の異常を検出する異常検出手段とを具備し、切換手段は、異常検出手段が異常を検出していなければ給電経路を閉じ、異常検出手段が異常を検出していれば給電経路を開くことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、異常検出手段が異常を検出していなければ切換手段によって給電経路が閉じているために電源手段は常に負荷への給電が可能な状態にあり、非停電時には直流電力系統の電圧レベルよりも電源手段の電圧レベルの方が低いために整流素子によって電源手段から負荷への給電が行われないが、直流電力系統が停電すると直ちに整流素子が導通して電源手段から負荷への給電が開始されるので、瞬時停電期間が生じない。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、分散電源は、二次電池からなる電源手段と、二次電池を充電する充電手段と、二次電池を放電する放電手段と、二次電池の残容量を検出する残容量検出手段とを具備し、充電手段は、残容量検出手段で検出する残容量が所定値以下まで低下したら二次電池の充電を開始するとともに停電時には二次電池の充電を行わなず、切換手段は、異常検出手段が異常を検出していなければ放電手段から負荷への給電経路を閉じ、異常検出手段が異常を検出していれば放電手段から負荷への給電経路を開くことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、停電時には充電手段が二次電池を充電しないので、負荷に効率よく給電することができる。
本発明によれば、瞬時停電期間が生じることのない直流配電システムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の直流配電システムは、図1に示すように電力系統(商用電力系統)ACの交流電力を交流/直流変換装置(AC/DCコンバータ)1によって直流電力に変換してなる直流電力系統と、負荷Lに対して直流電力系統(交流/直流変換装置1)と並列に接続された分散電源2とを備えている。
交流/直流変換装置1は、例えば、全波整流器(ダイオードブリッジ)、平滑コンデンサ、昇圧チョッパ回路を有したスイッチング電源装置からなる。但し、この種のスイッチング電源装置については従来周知であるから詳細な構成の図示並びに説明は省略する。
分散電源2は、電源手段たる二次電池20と、二次電池20を充電する充電部21と、二次電池20を放電する放電部22と、充電部21の入力側に設けられたスイッチ素子Q1と、放電部22の出力側に設けられたスイッチ素子Q2と、スイッチ素子Q1,Q2をオン・オフ制御する制御部23と、直流電力系統の停電を検出する停電検出部24とを具備し、スイッチ素子Q2には放電部22への逆流を阻止するために整流素子(ダイオードD)が挿入されている。尚、放電部22の出力電圧は交流/直流変換装置1の出力電圧より低いレベルに設定されており、したがって、電力系統ACの非停電時にはダイオードDが導通しないために分散電源2から負荷Lへの給電は行われない。
停電検出部24は、アノードを交流/直流変換装置1の出力端に接続する向きで給電路に挿入されたダイオード24aと、ダイオード24aのアノード・カソード間の電位差を計測して電力系統ACの停電を判断する出力監視部24bとからなり、電力系統ACが停電したときに出力監視部24bから制御部23に対して停電検出信号が出力される。但し、停電検出部24の構成はこれに限定する趣旨ではなく、他の検出方法によって停電を検出する構成であってもよいし、さらに、交流/直流変換装置1の出力側ではなく、入力側で停電を検出するようにしても構わない。
制御部23は、二次電池20の残容量を検出する残容量検出機能と、放電部22の異常(故障)を検出する異常検出機能と、スイッチ素子Q1,Q2をオン・オフ制御する切換機能とを有するものである。尚、異常検出機能は、二次電池20を放電しているときの放電部22の出力電圧又は出力電流を監視し、これらの値が異常な値となった場合に放電部22の異常を検出する。但し、これらの各機能は従来周知の技術を用いて実現可能であるから、各機能を実現する詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。
次に、制御部23の動作を説明する。制御部23は、二次電池20の残容量が所定値以下まで低下したらスイッチ素子Q1をオンして充電部21に二次電池20を充電させ、電力系統ACの停電を検出したら直ちにスイッチ素子Q1をオフして充電部21による二次電池20の充電を停止する。また制御部23は、放電部22の異常を検出した場合、スイッチ素子Q2をオフして放電部22から負荷Lへの給電経路が開かれて分散電源2からの給電が停止する。ここで、電力系統ACが停電した場合、交流/直流変換装置1の出力電圧レベルが放電部22の出力電圧レベルに対してダイオードDの順方向電圧降下分(シリコンダイオードの場合で0.6〜0.7ボルト)を下回ると直ちにダイオードDが導通して放電部22から負荷Lへの給電が行われる。
このように本実施形態によれば、放電部22に異常が生じていない限り、スイッチ素子Q2をオンして給電経路を閉じることで電力系統ACの非停電時にも分散電源2から給電可能な状態としているので、従来例のように停電時にだけ分散電源2から給電する場合に生じていた瞬時停電期間が生じないものである。しかも、電力系統ACの停電時には充電部21による二次電池20の充電を停止するので、負荷Lに効率よく給電することができる。
尚、分散電源2の構成は本実施形態に限定されるものではなく、図2に示すように制御部23及び停電検出部24と、太陽電池や燃料電池のように発電する電源手段25と、電源手段25の出力電圧を直流電力系統(交流/直流変換装置1)の出力電圧よりも低い所望レベルに昇圧又は降圧する電力変換部26とを有し、電源手段25がスイッチ素子Q2並びにダイオードDを介して交流/直流変換装置1の出力側に並列接続されてなる分散電源2であっても構わない。
ここで、本発明の別の実施形態について、図3を参照して説明する。以下に説明する実施形態は、本発明を適用する建物として戸建て住宅を想定しているが、本発明の技術思想を集合住宅に適用することを妨げるものではない。住宅Hには、図3に示すように二次電池20を有する分散電源2の他に太陽電池を有する分散電源161と、燃料電池を有する分散電源163とが交流/直流変換装置1の出力側に協調制御部113を介して接続されている。そして、協調制御部113の出力端部から分岐された配電路Wdcを通して直流機器102に直流電力が供給される。協調制御部113と直流機器102との間には、配電路Wdcに流れる電流を監視し、異常を検知したときに配電路Wdc上で協調制御部113から直流機器102への給電を制限ないし遮断する直流ブレーカ114が設けられる。
配電路Wdcは、直流電力の給電路であるとともに通信路としても兼用されており、高周波の搬送波を用いてデータを伝送する通信信号を直流電圧に重畳することにより配電路Wdcに接続された機器間での通信を可能にしている。この技術は、交流電力を供給する電力線において交流電圧に通信信号を重畳させる電力線搬送技術と類似した技術である。
配電路Wdcは、交流/直流変換装置1を介して宅内サーバ116に接続される。宅内サーバ116は、宅内の通信網(以下、「宅内網」という)を構築する主装置であり、宅内網において直流機器102が構築するサブシステムなどと通信を行う。
図示例では、サブシステムとして、パーソナルコンピュータ、無線アクセスポイント、ルータ、IP電話機のような情報系の直流機器102からなる情報機器システムK101、照明器具のような照明系の直流機器102からなる照明システムK102,K105、来客対応や侵入者の監視などを行う直流機器102からなるインターホンシステムK103、火災感知器のような警報系の直流機器102からなる住警器システムK104などがある。各サブシステムは、自立分散システムを構成しており、サブシステム単独でも動作が可能になっている。
上述した直流ブレーカ114は、サブシステムに関連付けて設けられており、図示例では、情報機器システムK101、照明システムK102およびインターホンシステムK103、住警器システムK104、照明システムK105に関連付けて4つの直流ブレーカ114を設けている。1つの直流ブレーカ114に複数のサブシステムを関連付ける場合には、サブシステムごとに直流供給線路Wdcの系統を分割する接続ボックス121が設けられる。図示例においては、照明システムK102とインターホンシステムK103との間に接続ボックス121が設けられている。
情報機器システムK101としては、壁コンセントあるいは床コンセントの形態で住宅Hに先行配置(住宅Hの建築時に施工)される直流コンセント131に接続される直流機器102からなる情報機器システムK101が設けられる。
照明システムK102、K105としては、住宅Hに先行配置される照明器具(直流機器102)からなる照明システムK102と、天井に先行配置される引掛シーリング132に接続する照明器具(直流機器102)からなる照明システムK105とが設けられる。引掛シーリング132には、住宅Hの内装施工時に施工業者が照明器具を取り付けるか、または家人自身が照明器具を取り付ける。
照明システムK102を構成する直流機器102である照明器具に対する制御の指示は、赤外線リモコン装置を用いて与えるほか、配電路Wdcに接続されたスイッチ141から通信信号を用いて与えることができる。すなわち、スイッチ141は直流機器102とともに通信の機能を有している。また、スイッチ141の操作によらず、宅内網の別の直流機器102あるいは宅内サーバ116から通信信号により制御の指示がなされることもある。照明器具への指示には、点灯、消灯、調光、点滅点灯などがある。
上述した直流コンセント131、引掛シーリング132には、任意の直流機器102を接続することができ、接続された直流機器102に直流電力を出力するから、以下では直流コンセント131、引掛シーリング132を区別する必要がない場合には「直流アウトレット」と呼ぶ。
これらの直流アウトレットは、直流機器102に直接設けた接触子(図示せず)または接続線を介して設けた接触子(図示せず)が差し込まれる差込式の接続口が器体に開口し、接続口に差し込まれた接触子に直接接触する接触子受けが器体に保持された構造を有している。すなわち、直流アウトレットは接触式で給電を行う。直流アウトレットに接続された直流機器102が通信機能を有する場合には、配電路Wdcを通して通信信号を伝送することが可能になる。直流機器102だけではなく直流アウトレットにも通信機能が設けられている。
宅内サーバ116は、宅内網に接続されるだけではなく、インターネットを構築する広域網NTに接続される接続口を有している。宅内サーバ116が広域網NTに接続されている場合には、広域網NTに接続されたコンピュータサーバであるセンタサーバ200によるサービスを享受することができる。
センタサーバ200が提供するサービスには、広域網NTを通して宅内網に接続された機器(主として直流機器102であるが通信機能を有した他の機器も含む)の監視や制御を可能にするサービスがある。このサービスにより、パーソナルコンピュータ、インターネットTV、移動体電話機などのブラウザ機能を備える通信端末(図示せず)を用いて宅内網に接続された機器の監視や制御が可能になる。
宅内サーバ116は、広域網NTに接続されたセンタサーバ200との間の通信と、宅内網に接続された機器との間の通信との両方の機能を備え、宅内網の機器に関する識別情報(ここでは、IPアドレスを用いるものとする)の取得の機能を備える。
宅内サーバ116は、センタサーバ200との通信機能を用いることにより、広域網NTに接続された通信端末からセンタサーバ200を通して宅内の機器の監視や制御を可能にする。センタサーバ200は、宅内の機器と広域網NT上の通信端末とを仲介する。
通信端末から宅内の機器の監視や制御を行う場合は、監視や制御の要求をセンタサーバ200に記憶させ、宅内の機器は定期的に片方向のポーリング通信を行うことにより、通信端末からの監視や制御の要求を受信する。この動作により、通信端末から宅内の機器の監視や制御が可能になる。
また、宅内の機器において火災検知など通信端末に通知すべきイベントが生じたときには、宅内の機器からセンタサーバ200に通知し、センタサーバ200から通信端末に対して電子メールによる通知を行う。
宅内サーバ116における宅内網との通信機能のうち重要な機能は、宅内網を構成する機器の検出と管理である。宅内サーバ116では、UPnP(Universal Plug and Play)を応用して宅内網に接続された機器を自動的に検出する。宅内サーバ116はブラウザ機能を有する表示器117を備え、検出した機器の一覧を表示器117に表示する。この表示器117はタッチパネル式もしくは操作部が付設された構成を有し、表示器117の画面に表示された選択肢から所望の内容を選択する操作が可能になっている。したがって、宅内サーバ116の利用者(施工業者あるいは家人)は、表示器117の画面上で機器の監視ないし制御が可能になる。表示器117は宅内サーバ116とは分離して設けてもよい。
宅内サーバ116では、機器の接続に関する情報を管理しており、宅内網に接続された機器の種類や機能とアドレスとを把握する。したがって、宅内網の機器を連動動作させることができる。機器の接続に関する情報は上述のように自動的に検出されるが、機器を連動動作させるには、機器自身が保有する属性により自動的に関係付けを行うほか、宅内サーバ116にパーソナルコンピュータのような情報端末を接続し、情報端末のブラウザ機能を利用して機器の関係付けを行うこともできる。
機器の連動動作の関係は各機器がそれぞれ保持する。したがって、機器は宅内サーバ116を通すことなく連動動作することができる。各機器について、連動動作の関係付けを行うことにより、たとえば、機器であるスイッチの操作により、機器である照明器具の点灯あるいは消灯の動作を行うことが可能になる。また、連動動作の関係付けはサブシステム内で行うことが多いが、サブシステムを超える関係付けも可能である。
ところで、交流/直流変換装置1は分電盤110の内部に収納されており、同じく分電盤110の内部に収納されている主幹ブレーカ111を通して電力系統ACに接続されている。交流/直流変換装置1の出力側に接続されている協調制御部113は、交流/直流変換装置1を含む直流電力系統および分散電源2,161,163から直流機器102への電力の配分を制御する機能を有している。
直流機器102の駆動電圧は機器に応じた複数種類の電圧から選択されるから、協調制御部113にDC/DCコンバータを設け、直流電力系統および分散電源2,161,163から得られる直流電圧を必要な電圧に変換するのが望ましい。通常は、1系統のサブシステム(もしくは1つの直流ブレーカ114に接続された直流機器102)に対して1種類の電圧が供給されるが、1系統のサブシステムに対して3線以上を用いて複数種類の電圧を供給するように構成してもよい。あるいはまた、直流供給線路Wdcを2線式とし、線間に印加する電圧を時間経過に伴って変化させる構成を採用することも可能である。DC/DCコンバータは、直流ブレーカと同様に複数に分散して設けてもよい。
上述の構成例では、交流/直流変換装置1を1つだけ図示しているが、複数の交流/直流変換装置1を並設することが可能であり、複数の交流/直流変換装置1を設けるときには、負荷の大きさに応じて運転する交流/直流変換装置1の個数を増減させるのが望ましい。
上述した交流/直流変換装置1、協調制御部113、直流ブレーカ114、分散電源2,161,163には通信機能が設けられており、交流/直流変換装置1および分散電源2,161,163や直流機器102を含む負荷の状態に対処する連携動作を行うことを可能にしている。この通信に用いる通信信号は、直流機器2に用いる通信信号と同様に直流電圧に重畳する形式で伝送する。
上述の例では主幹ブレーカ111から出力された交流電力を交流/直流変換装置1により直流電力に変換するために、交流/直流変換装置1を分電盤110内に配置しているが、主幹ブレーカ111の出力側において分電盤110内に設けた分岐ブレーカ(図示せず)で交流供給線路を複数系統に分岐し、各系統の交流供給線路に交流/直流変換装置1を設けて系統ごとに直流電力に変換する構成を採用してもよい。
この場合、住宅Hの各階や各部屋を単位として直流の電力系統を設けることができるから、直流電力系統を上記単位毎に管理することができ、しかも、直流電力を利用する直流機器102との間の配電路Wdcの距離が短くなるから、配電路Wdcでの電圧降下による電力損失を低減させることができる。また、主幹ブレーカ111および分岐ブレーカを分電盤110に収納し、交流/直流変換装置1と協調制御部113と直流ブレーカ114と宅内サーバ116とを分電盤110とは別の盤に収納してもよい。
本発明の実施形態を示すシステム構成図である。 他の実施形態を示すシステム構成図である。 さらに他の実施形態を示すシステム構成図である。
符号の説明
AC 電力系統
L 負荷
1 交流/直流変換装置
2 分散電源
20 二次電池(電源手段)
21 充電部
22 放電部
23 制御部(切換手段、異常検出手段、残容量検出手段)

Claims (2)

  1. 交流の電力系統から供給される交流電力を交流/直流変換した直流電力を負荷に給電する直流電力系統と、負荷に対して直流電力系統と並列接続された分散電源とを備え、
    分散電源は、直流電力系統から供給される直流電力よりも電圧レベルが低い直流電力を供給する電源手段と、直流電力系統から電源手段への逆流を防ぐ整流素子と、電源手段から負荷への給電経路を開閉する切換手段と、電源手段の異常を検出する異常検出手段とを具備し、
    切換手段は、異常検出手段が異常を検出していなければ給電経路を閉じ、異常検出手段が異常を検出していれば給電経路を開くことを特徴とする直流配電システム。
  2. 分散電源は、二次電池からなる電源手段と、二次電池を充電する充電手段と、二次電池を放電する放電手段と、二次電池の残容量を検出する残容量検出手段とを具備し、
    充電手段は、残容量検出手段で検出する残容量が所定値以下まで低下したら二次電池の充電を開始するとともに停電時には二次電池の充電を行わなず、
    切換手段は、異常検出手段が異常を検出していなければ放電手段から負荷への給電経路を閉じ、異常検出手段が異常を検出していれば放電手段から負荷への給電経路を開くことを特徴とする請求項1記載の直流配電システム。
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