JP2009146826A - 引掛シーリング - Google Patents

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Abstract

【課題】交流機器の接続端子と直流機器の接続端子のいずれであっても接続させて使用することのできる引掛シーリングを提供する。
【解決手段】交流機器の接続端子を接続させるために配置される交流接続部4aと、該交流接続部4aを外部交流電源6に接続させる交流入力端子部5aと、直流機器の接続端子を接続させるために配置される直流接続部4bと、該直流接続部4bに直流電源を供給するための直流供給手段とを具備する引掛シーリング1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の天井面等に設置される引掛シーリングに関する。
従来から、建物の天井面等に設置される引掛シーリングが周知である(例えば特許文献1参照)。この引掛シーリングは円弧状を成す一対の挿入口を器体下面に備えるとともに、器体内の各挿入口近傍に交流接続部を備えた構造である。そして、照明機器等の交流機器のプラグに備えてあるL字状の接続端子を上記挿入口に挿入して引っ掛け係止させた状態で、交流機器のプラグの接続端子と引掛シーリングの交流接続部とを電気接続させるようになっている。
しかし、上記した従来の引掛シーリングにあっては、交流機器であれば接続端子を接続させて使用することができるものの、直流機器については接続端子を接続させて使用することができない。
特開2001−35585号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、交流機器の接続端子と直流機器の接続端子のいずれであっても接続させて使用することのできる引掛シーリングを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、交流電源を入力して動作する機器である交流機器102aの接続端子を接続させるために配置される交流接続部4aと、該交流接続部4aを外部交流電源6に接続させる交流入力端子部5aと、直流電源を入力して動作する機器である直流機器102bの接続端子を接続させるために配置される直流接続部4bと、該直流接続部4bに直流電源を供給するための直流供給手段とを具備する引掛シーリング1とする。このようにすることで、交流機器102aと直流機器102bのいずれであっても接続端子を対応する交流接続部4aや直流接続部4bに接続させて使用することができる。
上記直流供給手段は、直流接続部4bを外部直流電源2に接続させる直流入力端子部5bから成ることが好適である。このようにすることで、例えば直流配電システムを構築する等して外部交流電源6と外部直流電源2を共に有する建物内にあっては、該建物の外部交流電源6に交流入力端子部5aを接続させ、外部直流電源2に直流入力端子部5bを接続させて引掛シーリング1を設置することができる。
また、上記直流供給手段は、交流入力端子部5aに接続されるAD変換回路14から成ることも好適である。このようにすることで、外部交流電源6に交流入力端子部5aを接続させるだけで引掛シーリング1を容易に設置することができる。
また、バックアップ用の直流電源として、直流接続部4bに接続される二次電池10を具備することも好適である。このようにすることで、停電時には二次電池10を直流電源として利用し、直流機器102bに対して電力を安定供給することができる。
また、交流機器102aの接続端子を挿入して交流接続部4aに接続させるための一対の挿入口3a間の距離と、直流機器102bの接続端子を挿入して直流接続部4bに接続させるための一対の挿入口3b間の距離とを、相違させて設けることも好適である。このようにすることで、交流機器102aの接続端子が直流用の挿入口3bに挿入されることや、直流機器102bの接続端子が交流用の挿入口3aに挿入されることがなくなり、誤接続が確実に防止される。
また、交流機器102aの接続端子を挿入して交流接続部4aに接続させるための一対の挿入口3aと、直流機器102bの接続端子を挿入して直流接続部4bに接続させるための一対の挿入口3bとを、交差させて配置することも好適である。このようにすることで、交流用の挿入口3aや交流接続部4aと、直流用の挿入口3bや直流接続部4bを、器体全体を大型化することなくコンパクトに配置することができる。
請求項1に係る発明は、交流機器の接続端子と直流機器の接続端子のいずれであっても共通の引掛シーリングに接続させることができるという効果を奏する。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、例えば直流配電システムを構築する等して外部交流電源と外部直流電源を共に有する建物内にあっては、該建物の外部交流電源に交流入力端子部を接続させ、外部直流電源に直流入力端子部を接続させて引掛シーリングを設置することができるという効果を奏する。
また請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、外部交流電源に交流入力端子部を接続させるだけで引掛シーリングを容易に設置することができるという効果を奏する。
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、停電時には二次電池を直流電源として利用することができるという効果を奏する。
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、直流と交流の誤接続が確実に防止されるという効果を奏する。
また請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、器体全体をコンパクトに形成することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態における一例の引掛シーリング1を図に基づいて説明する。まず、本例の引掛シーリング1を配置する建物内の配電システム全体について図3に基づいて説明し、次いで、引掛シーリング1について図1及び図2に基づいて更に詳述する。
以下に説明する配電システムの実施形態は、本発明を適用する建物として戸建て住宅の家屋を想定して説明するが、本発明の技術思想を集合住宅に適用することを妨げるものではない。家屋Hには、図3に示すように、直流電力を出力する直流電力供給部101と、直流電力により駆動される負荷としての電気機器102とが設けられ、直流電力供給部101の出力端部に接続した直流供給線路Wdcを通して電気機器102に直流電力が供給される。直流電力供給部101と電気機器102との間には、直流供給線路Wdcに流れる電流を監視し、異常を検知したときに直流供給線路Wdc上で直流電力供給部101から電気機器102への給電を制限ないし遮断する直流ブレーカ114が設けられる。
直流供給線路Wdcは、直流電力の給電路であるとともに通信路としても兼用されており、高周波の搬送波を用いてデータを伝送する通信信号を直流電圧に重畳することにより直流供給線路Wdcに接続された機器間での通信を可能にしている。この技術は、交流電力を供給する電力線において交流電圧に通信信号を重畳させる電力線搬送技術と類似した技術である。
直流供給線路Wdcは、直流電力供給部101を介して宅内サーバ116に接続される。宅内サーバ116は、宅内の通信網(以下、「宅内網」という)を構築する主装置であり、宅内網において電気機器102が構築するサブシステムなどと通信を行う。
図示例では、サブシステムとして、パーソナルコンピュータ、無線アクセスポイント、ルータ、IP電話機のような情報系の電気機器102からなる情報機器システムK101、照明器具のような照明系の電気機器102からなる照明システムK102,K105、来客対応や侵入者の監視などを行う電気機器102からなる玄関システムK103、火災感知器のような警報系の電気機器102からなる住警器システムK104などがある。各サブシステムは、自立分散システムを構成しており、サブシステム単独でも動作が可能になっている。
上述した直流ブレーカ114は、サブシステムに関連付けて設けられており、図示例では、情報機器システムK101、照明システムK102および玄関システムK103、住警器システムK104、照明システムK105に関連付けて4個の直流ブレーカ114を設けている。1台の直流ブレーカ114に複数個のサブシステムを関連付ける場合には、サブシステムごとに直流供給線路Wdcの系統を分割する接続ボックス121が設けられる。図示例においては、照明システムK102と玄関システムK103との間に接続ボックス121が設けられている。
情報機器システムK101としては、壁コンセントあるいは床コンセントの形態で家屋Hに先行配置(家屋Hの建築時に施工)されるDC配電用の直流コンセント131に接続される電気機器102からなる情報機器システムK101が設けられる。
照明システムK102、K105としては、家屋Hに先行配置される照明器具(電気機器102)からなる照明システムK102と、天井に先行配置される後述の引掛シーリング1に接続する照明器具(電気機器102)からなる照明システムK105とが設けられる。引掛シーリング1には、家屋Hの内装施工時に施工業者が照明器具を取り付けるか、または家人自身が照明器具を取り付ける。
照明システムK102を構成する電気機器102である照明器具に対する制御の指示は、赤外線リモコン装置を用いて与えるほか、直流供給線路Wdcに接続されたスイッチ141から通信信号を用いて与えることができる。すなわち、スイッチ141は電気機器102とともに通信の機能を有している。また、スイッチ141の操作によらず、宅内網の別の電気機器102あるいは宅内サーバ116から通信信号により制御の指示がなされることもある。照明器具への指示には、点灯、消灯、調光、点滅点灯などがある。
上述した直流コンセント131、引掛シーリング1には、任意の電気機器102を接続することができ、接続された電気機器102に直流電力を出力することができるので(本例の引掛シーリング1は交流電力も出力可能)、以下では直流コンセント131、引掛シーリング1を区別する必要がない場合には「直流アウトレット」と呼ぶ。
これらの直流アウトレットは接触式で給電を行う。直流アウトレットに接続された電気機器102が通信機能を有する場合には、直流供給線路Wdcを通して通信信号を伝送することが可能になる。電気機器102だけではなく直流アウトレットにも通信機能が設けられている。
宅内サーバ116は、宅内網に接続されるだけではなく、インターネットを構築する広域網NTに接続される接続口を有している。宅内サーバ116が広域網NTに接続されている場合には、広域網NTに接続されたコンピュータサーバであるセンタサーバ200によるサービスを享受することができる。
センタサーバ200が提供するサービスには、広域網NTを通して宅内網に接続された機器(主として電気機器102であるが通信機能を有した他の機器も含む)の監視や制御を可能にするサービスがある。このサービスにより、パーソナルコンピュータ、インターネットTV、移動体電話機などのブラウザ機能を備える通信端末(図示せず)を用いて宅内網に接続された機器の監視や制御が可能になる。
宅内サーバ116は、広域網NTに接続されたセンタサーバ200との間の通信と、宅内網に接続された機器との間の通信との両方の機能を備え、宅内網の機器に関する識別情報(ここでは、IPアドレスを用いるものとする)の取得の機能を備える。
宅内サーバ116は、センタサーバ200との通信機能を用いることにより、広域網NTに接続された通信端末からセンタサーバ200を通して宅内の機器の監視や制御を可能にする。センタサーバ200は、宅内の機器と広域網NT上の通信端末とを仲介する。
通信端末から宅内の機器の監視や制御を行う場合は、監視や制御の要求をセンタサーバ200に記憶させ、宅内の機器は定期的に片方向のポーリング通信を行うことにより、通信端末からの監視や制御の要求を受信する。この動作により、通信端末から宅内の機器の監視や制御が可能になる。
また、宅内の機器において火災検知など通信端末に通知すべきイベントが生じたときには、宅内の機器からセンタサーバ200に通知し、センタサーバ200から通信端末に対して電子メールによる通知を行う。
宅内サーバ116における宅内網との通信機能のうち重要な機能は、宅内網を構成する機器の検出と管理である。宅内サーバ116では、UPnP(Universal Plug and Play)を応用して宅内網に接続された機器を自動的に検出する。宅内サーバ116はブラウザ機能を有する表示器117を備え、検出した機器の一覧を表示器117に表示する。この表示器117はタッチパネル式もしくは操作部が付設された構成を有し、表示器117の画面に表示された選択肢から所望の内容を選択する操作が可能になっている。したがって、宅内サーバ116の利用者(施工業者あるいは家人)は、表示器117の画面上で機器の監視ないし制御が可能になる。表示器117は宅内サーバ116とは分離して設けてもよい。
宅内サーバ116では、機器の接続に関する情報を管理しており、宅内網に接続された機器の種類や機能とアドレスとを把握する。したがって、宅内網の機器を連動動作させることができる。機器の接続に関する情報は上述のように自動的に検出されるが、機器を連動動作させるには、機器自身が保有する属性により自動的に関係付けを行うほか、宅内サーバ116にパーソナルコンピュータのような情報端末を接続し、情報端末のブラウザ機能を利用して機器の関係付けを行うこともできる。
機器の連動動作の関係は各機器がそれぞれ保持する。したがって、機器は宅内サーバ116を通すことなく連動動作することができる。各機器について、連動動作の関係付けを行うことにより、たとえば、機器であるスイッチの操作により、機器である照明器具の点灯あるいは消灯の動作を行うことが可能になる。また、連動動作の関係付けはサブシステム内で行うことが多いが、サブシステムを超える関係付けも可能である。
ところで、直流電力供給部101は、商用電源のように宅外から供給される交流電源ACの電力変換により直流電力を生成する。図示する構成では、交流電源ACは、分電盤110に内器として取り付けられた主幹ブレーカ111を通して、スイッチング電源を含むAC/DCコンバータ112に入力される。AC/DCコンバータ112から出力される直流電力は、協調制御部113を通して各直流ブレーカ114に接続される。
電気機器102の駆動電圧は機器に応じた複数種類の電圧から選択されるから、協調制御部113にDC/DCコンバータを設け、主電源および分散電源から得られる直流電圧を必要な電圧に変換するのが望ましい。通常は、1系統のサブシステム(もしくは1台の直流ブレーカ114に接続された電気機器102)に対して1種類の電圧が供給されるが、1系統のサブシステムに対して3線以上を用いて複数種類の電圧を供給するように構成してもよい。あるいはまた、直流供給線路Wdcを2線式とし、線間に印加する電圧を時間経過に伴って変化させる構成を採用することも可能である。DC/DCコンバータは、直流ブレーカと同様に複数に分散して設けてもよい。
上述の構成例では、AC/DCコンバータ112を1個だけ図示しているが、複数個のAC/DCコンバータ112を並設することが可能であり、複数個のAC/DCコンバータ112を設けるときには、負荷の大きさに応じて運転するAC/DCコンバータ112の台数を増減させるのが望ましい。
上述したAC/DCコンバータ112、協調制御部113には通信機能が設けられており、主電源および分散電源や電気機器102を含む負荷の状態に対処する連携動作を行うことを可能にしている。この通信に用いる通信信号は、電気機器102に用いる通信信号と同様に直流電圧に重畳する形式で伝送する。
上述の例では主幹ブレーカ111から出力された交流電力をAC/DCコンバータ112により直流電力に変換するために、AC/DCコンバータ112を分電盤110内に配置しているが、主幹ブレーカ111の出力側において分電盤110内に設けた分岐ブレーカ(図示せず)で交流供給線路を複数系統に分岐し、各系統の交流供給線路にAC/DCコンバータを設けて系統ごとに直流電力に変換する構成を採用してもよい。
この場合、家屋Hの各階や各部屋を単位として直流電力供給部101を設けることができるから、直流電力供給部101を系統別に管理することができ、しかも、直流電力を利用する電気機器102との間の直流供給線路Wdcの距離が小さくなるから、直流供給線路Wdcでの電圧降下による電力損失を低減させることができる。また、主幹ブレーカ111および分岐ブレーカを分電盤110に収納し、AC/DCコンバータ112と協調制御部113と直流ブレーカ114と宅内サーバ116とを分電盤110とは別の盤に収納してもよい。
次に、本例の引掛シーリング1の構成について、図1及び図2に基づいて詳述する。
図1に示すように、上記引掛シーリング1は円盤状を成す器体7を有しており、該器体7の下面には、電気機器102のプラグ(図示せず)から突設される一対のL字状の接続端子(図示せず)がそれぞれ挿入及び回転される二対の挿入口3を形成している。各挿入口3は、器体7の下面の中心部7aを中心として描かれる大小2つの同心円(図中の想像線参照)上に位置するものであり、外側の大径円周上に形成される一対の円弧状の挿入口3aと、内側の小径円周上に形成される一対の円弧状の挿入口3bとから成る。この外側の一対の挿入口3aが、交流駆動される電気機器102(以下「交流機器102a」という)のプラグの接続端子を挿入する交流接続専用の開口であり、内側の一対の挿入口3bが、直流駆動される電気機器102(以下「直流機器102b」という)のプラグの接続端子を挿入する直流接続専用の開口である。
交流接続用の挿入口3aと直流接続用の挿入口3bはいずれも、器体7の中心部7aからみたときの左右方向の一方側(図示例では右側)に幅を狭く形成した幅狭部を有し、左右方向の他方側(図示例では左側)に幅を広く形成した幅広部を有している。幅広部の幅は、L字状に屈曲した接続端子の先端部を真っ直ぐ挿通することのできる幅であり、幅狭部の幅は、接続端子の先端部を真っ直ぐは挿通することのできない幅である。
器体7内の外側の挿入口3a近傍には、挿入口3aを通じて挿入及び回転された交流機器102aの接続端子が電気接続される交流接続部4aを配置している。また、器体7内の内側の挿入口3b近傍には、挿入口3bを通じて挿入及び回転された直流機器102bの接続端子が電気接続される直流接続部4bを配置している。
したがって、外側の挿入口3a内に交流機器102aのプラグのL字状を成す接続端子を挿入して引掛け係止するには、接続端子の先端部を挿入口3aの幅広部内に真っ直ぐ挿入させた後に、器体7の中心部7aが中心となるようにプラグを右回りに回転させればよい。回転により接続端子の先端部が挿入口3aの幅狭部側に導入された段階で、器体7内に配置してある交流接続部4aが接続端子の先端部を係止する。このとき、引掛シーリング1側の交流接続部4aと交流機器102a側の接続端子とが電気接続される。また、内側の挿入口3b内に直流機器102bのプラグのL字状を成す接続端子を挿入して引掛け係止する際も同様に、接続端子の先端部を挿入口3bの幅広部内に真っ直ぐ挿入させた後に、器体7の中心部7aが中心となるようにプラグを右回りに回転させればよい。回転により接続端子の先端部が挿入口3bの幅狭部側に導入された段階で、器体7内に配置してある直流接続部4bが接続端子の先端部を係止し、引掛シーリング1側の直流接続部4bと直流機器102b側の接続端子とが電気接続される。
図2に示すように、本例の引掛シーリング1の器体7には一対の交流入力端子部5aが設置されており、各交流入力端子部5aを器体7内の交流接続部4aに接続させている。交流入力端子部5aは、主幹ブレーカ111を介して、本例の外部交流電源6を成す交流電源ACと接続されるものである(図1参照)。図示例では、主幹ブレーカ111と交流入力端子部5aとの間に交流ブレーカ8を介在させている。また、引掛シーリング1の器体7には一対の直流入力端子部5bが設置されており、各直流入力端子部5bを器体7内の直流接続部4bに接続させている。直流入力端子部5bは、直流ブレーカ114を介して、本例の外部直流電源2を成す直流電力供給部101と接続されるものである。
直流入力端子部5bと直流接続部4bとを接続させる直流電路中には、充放電回路9を介して二次電池10を接続させている。上記二次電池10は、停電時等にはバックアップ用の直流電源として機能するものである。また上記直流電路中には、外部直流電源2の電圧を監視して停電したことを検知する停電検知回路11を接続させており、該停電検知回路11と充放電回路9を接続させている。更に上記直流電路中には、通常時はオン状態にあり且つ停電時にオフ状態となるスイッチ12を介在させている。図中の符号13は別置スイッチである。
本例の引掛シーリング1では、通常時に上記充放電回路9を介して二次電池10を適宜充電させておき、停電時にはこれを検知した停電検知回路11が直流電源の切り替え制御を行う。つまり、停電を検知した停電検知回路11はスイッチ12及び充放電回路9に信号を出力し、オン状態にあったスイッチ12をオフ状態に切り替えて直流入力端子部5b(つまり外部直流電源2)と直流接続部4bの接続を遮断するとともに、充放電回路9を介して二次電池10と直流接続部4bを接続させる。
上記構成の引掛シーリング1によれば、交流機器102aと直流機器102bのいずれであってもプラグの接続端子を各専用の挿入口3a,3bに挿入して、対応する交流接続部4aや直流接続部4bに接続させることができる。なお、図示例では同一面上に各専用の挿入口3a,3bを近接配置して交流機器102aと直流機器102bを択一的に接続させる構造としているが、交流機器102aと直流機器102bの両方が同時に接続可能な構造であってもよい。
また、停電時には、直流接続部4bに接続される直流電源が外部直流電源2から二次電池10に切り替わるので、非常時であっても直流機器102bに対して電力を安定供給することができる。そして、この引掛シーリング1を天井面等に設置するに際しては、器体7に設けてある直流入力端子部5bと直流電力供給部101とを直流供給線路Wdcや直流ブレーカ114を介して接続させ、同じく器体7に設けてある交流入力端子部5aと交流電源ACとを主幹ブレーカ111や交流ブレーカ8を介して接続させるだけで設置可能である。
更に、交流機器102aの接続端子を挿入して交流接続部4aに接続させるための一対の挿入口3a間の距離と、直流機器102bの接続端子を挿入して直流接続部4bに接続させるための一対の挿入口3b間の距離とを、交流用の挿入口3a間の距離のほうが直流用の挿入口3b間の距離よりも大きくなるように設定してあることで、交流機器102aに備えてある一対の接続端子が直流用の一対の挿入口3bに誤って挿入されることや、直流機器102bに備えてある一対の接続端子が交流用の一対の挿入口3aに挿入されることが確実に防止される。
加えて、上記交流用の一対の挿入口3aと、上記直流用の一対の挿入口3bとは、対を成す挿入口3a,3bを結ぶ互いの線が器体7下面の中心部7aで交差するように(図示例では略直交するように)交差配置している。したがって、交流用の挿入口3aや交流接続部4a、及び、直流用の挿入口3bや直流接続部4bを器体7の同一面内に配置するにあたって、器体7の空きスペースを有効活用することができ、器体7を大型化することなくコンパクトに形成することができる。
次に、本発明の実施形態における他例の引掛シーリング1について、図4に基づいて説明する。なお、上記した一例と同様の構成については詳しい説明を省略し、一例とは相違する特徴的な構成について以下に詳述する。
本例の引掛シーリング1にあっては、器体7内に配置される直流接続部4bに直流電源を供給するための直流供給手段として、一例のように該直流接続部4bを外部直流電源2(即ち、直流電力供給部101)と接続させるための直流入力端子部5bを設けるのではなく、交流入力端子部5aに接続されるAD変換回路14を設けた点を特徴としている。
つまり、本例の交流入力端子部5aは、交流接続部4aに接続されるとともに、AD変換回路14を介して直流接続部4bにも接続されている。引掛シーリング1を天井面等に設置する際には、この交流入力端子部5aと交流電源ACとを主幹ブレーカ111等を介して接続させればよい。
交流入力端子部5aと交流接続部4aとを接続させる交流電路中には、外部交流電源6(即ち、交流電源AC)の電圧を監視して停電したことを検知する停電検知回路11を接続させている。また、AC変換回路14と直流接続部4bを接続させる直流電路中には、通常時はオン状態にあり且つ停電時にオフ状態となるスイッチ12を介在させるとともに、充放電回路9を介して二次電池10を接続させている。停電検知回路11と充放電回路9とは接続させてある。
本例の引掛シーリング1では、通常時に上記充放電回路9を介して二次電池10を適宜充電させておき、停電時にはこれを検知した停電検知回路11が直流電源の切り替え制御を行う。つまり、停電を検知した停電検知回路11はスイッチ12及び充放電回路9に信号を出力し、オン状態にあったスイッチ12をオフ状態に切り替えてAD変換回路14と直流接続部4bの接続を遮断するとともに、充放電回路9を介してバックアップ用の直流電源である二次電池10と直流接続部4bを接続させる。
上記構成の引掛シーリング1によれば、交流入力端子部5aを外部交流電源6と接続させるだけでよいので設置が容易である。また、上記構成の引掛シーリング1は、一例で述べた直流電力供給部101のような外部直流電源2を有することのない建物内においても、問題なく設置可能である。
本発明の実施形態における一例の引掛シーリングの外形を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 同上の引掛シーリングを用いて構成する配電システムの全体説明図である。 同上の引掛シーリングの回路図である。 本発明の実施形態における他例の引掛シーリングの回路図である。
符号の説明
1 引掛シーリング
2 外部直流電源
4a 交流接続部
4b 直流接続部
5a 交流入力端子部
5b 直流入力端子部
6 外部交流電源
10 二次電池
14 AC変換回路
102a 交流機器
102b 直流機器

Claims (6)

  1. 交流電源を入力して動作する機器である交流機器の接続端子を接続させるために配置される交流接続部と、該交流接続部を外部交流電源に接続させる交流入力端子部と、直流電源を入力して動作する機器である直流機器の接続端子を接続させるために配置される直流接続部と、該直流接続部に直流電源を供給するための直流供給手段とを具備することを特徴とする引掛シーリング。
  2. 上記直流供給手段は、直流接続部を外部直流電源に接続させる直流入力端子部から成ることを特徴とする請求項1に記載の引掛シーリング。
  3. 上記直流供給手段は、交流入力端子部に接続されるAD変換回路から成ることを特徴とする請求項1に記載の引掛シーリング。
  4. バックアップ用の直流電源として、直流接続部に接続される二次電池を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の引掛シーリング。
  5. 交流機器の接続端子を挿入して交流接続部に接続させるための一対の挿入口間の距離と、直流機器の接続端子を挿入して直流接続部に接続させるための一対の挿入口間の距離とを、相違させて設けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の引掛シーリング。
  6. 交流機器の接続端子を挿入して交流接続部に接続させるための一対の挿入口と、直流機器の接続端子を挿入して直流接続部に接続させるための一対の挿入口とを、交差させて配置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の引掛シーリング。
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