JP2009148849A - ショットピーニング装置及びショットピーニングの施工方法 - Google Patents

ショットピーニング装置及びショットピーニングの施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ショットピーニングの施工箇所の位置に関わらず、ショットピーニングに用いるショット材を確実に回収することが可能なショットピーニング装置およびショットピーニング方法を提供する。
【解決手段】このショットピーニング装置1は、ショットピーニングの施工箇所Uに衝突するショット材Bを格納する格納容器2と、ショット材Bを加速する加振装置5と、格納容器2に設けられ、かつ容器内部2Iのショット材Bを回収するショット材回収通路10が接続されて、容器内部2Iのショット材Bをショット材回収通路10へ取り出すためのショット材出口4と、格納容器2に設けられ、容器内部2Iへショット材Bを供給するショット材供給通路9が接続されて、ショット材供給通路9から容器内部2Iへショット材Bを供給するためのショット材入口3と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ショットピーニングに関するものである。
ショットピーニングとは、冷間加工の一種であり、鉄あるいは非鉄金属の球体であるショット材を高速度で金属表面に衝突させることにより、金属表面に圧縮応力を発生させ、繰返し荷重に対する疲労強度を向上させる。化学プラントの圧力容器や原子炉容器等では、例えば、溶接による接合部の疲労強度を向上させるため、溶接部にショットピーニングを施工する。特許文献1には、原子炉容器蓋の下面と管台とのJ溶接部及びJ溶接部に隣接する面をショットピーニングする超音波ショットピーニング装置が開示されている。
特開2006−346775号公報 (0015、図2、図3)
特許文献1に開示された技術は、ディスクに設けられた回収孔に振動子を配置して、重力の作用方向とは反対方向にショット材を打ち出し、ショット材を回収する際には振動子を取り外してディスクの回収孔からショット材を回収する。このため、特許文献1に開示された技術は、ショットピーニングの施工箇所が重力の作用方向側にある場合はショット材の回収が困難となる。そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ショットピーニングの施工箇所の位置・姿勢に関わらず、ショットピーニングに用いるショット材を確実に回収することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るショットピーニング装置は、ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、前記ショット材を加速するショット材加速手段と、前記格納容器の内部の前記ショット材を前記格納容器の内部から吸引して回収するショット材回収通路と、前記格納容器に設けられ、かつ前記ショット材回収通路が接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を前記ショット材回収通路へ取り出すショット材出口と、を含むことを特徴とする。
このショットピーニング装置は、ショット材を格納する格納容器に接続されたショット材回収通路を用いて、格納容器の内部のショット材を吸引して回収する。これによって、ショットピーニングの施工箇所の位置・姿勢に関わらず、ショットピーニングの施工箇所で、施工が終了した後のショット材を確実に回収できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るショットピーニング装置は、ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、前記ショット材を加速するショット材加速手段と、前記格納容器の内部の前記ショット材を前記格納容器の内部から吸引して回収するショット材回収通路と、前記格納容器に設けられ、かつ前記ショット材回収通路が接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を前記ショット材回収通路へ取り出すショット材出口と、前記格納容器の内部へ前記ショット材を供給するショット材供給通路と、前記格納容器に設けられ、かつ前記ショット材供給通路が接続されて、前記ショット材供給通路から前記格納容器の内部へ前記ショット材を供給するショット材入口と、を含むことを特徴とする。
このショットピーニング装置は、ショット材を格納する格納容器に接続されたショット材回収通路を用いて、格納容器の内部のショット材を吸引して回収する。これによって、ショットピーニングの施工箇所の位置・姿勢に関わらず、ショットピーニングの施工箇所で、施工が終了した後のショット材を確実に回収できる。また、格納容器の内部へショット材を供給するショット材供給通路を備えるので、ショットピーニング装置を施工箇所へ移動させてからショット材を格納容器の内部へ供給できる。これによって、ショットピーニング装置を施工箇所へ移動させる間に格納容器の内部からショット材が漏洩することを回避できる。
本発明の好ましい態様としては、前記ショットピーニング装置において、前記ショット材出口を開閉するショット材出口開閉手段を備えることが望ましい。これによって、ショットピーニングの施工中にショット材が格納容器の外部へ漏洩することを回避できるので、確実に施工できる。
本発明の好ましい態様としては、前記ショット材入口を開閉するショット材入口開閉手段を備えることが望ましい。これによって、ショットピーニングの施工中にショット材が格納容器の外部へ漏洩することを回避できるので、確実に施工できる。
本発明の好ましい態様としては、前記ショットピーニング装置は、ショットピーニングの施工中、前記ショット材入口を閉塞するための閉塞体で前記ショット材入口が閉塞されるものであり、前記格納容器の内部側が前記格納容器の外部側よりも断面積が小さく形成されており、前記格納容器の内部側における前記ショット材入口は、前記ショット材は通過できるが、前記閉塞体は通過できないように構成されることが望ましい。これによって、簡単な手法によってショット材入口を閉塞できる。
本発明の好ましい態様としては、前記ショットピーニング装置において、前記ショット材入口に、前記格納容器の内部に供給する前記ショット材の個数を計数するショット材計数手段を有することが望ましい。これによって、前記格納容器内に供給されているショット材の個数を把握できるので、施工管理の利便性が向上する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るショットピーニングの施工方法は、ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、前記格納容器に接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を吸引して回収するショット材回収通路と、を含むショットピーニング装置を、ショットピーニングの施工箇所まで移動させる手順と、ショットピーニングを施工する手順と、前記ショットピーニングの終了後、施工箇所で前記ショット材回収通路を介して前記格納容器の内部から前記ショット材を吸引して回収する手順と、前記ショットピーニング装置を前記施工箇所から移動させる手順と、を含むことを特徴とする。これによって、ショットピーニングの施工箇所の位置・姿勢に関わらず、ショットピーニングの施工箇所で、施工が終了した後のショット材を確実に回収できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、前記格納容器に接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を吸引して回収するショット材回収通路と、前記格納容器に接続されて、前記格納容器の内部へ前記ショット材を供給するショット材供給通路と、を含むショットピーニング装置を、ショットピーニングの施工箇所まで移動させる手順と、前記ショット材供給通路からショットピーニングに用いる前記ショット材を前記格納容器の内部へ供給する手順と、ショットピーニングを施工する手順と、前記ショットピーニングの終了後、施工箇所で前記ショット材回収通路を介して前記格納容器の内部から前記ショット材を吸引して回収する手順と、前記ショットピーニング装置を前記施工箇所から移動させる手順と、を含むことを特徴とする。これによって、ショットピーニングの施工箇所の位置・姿勢に関わらず、ショットピーニングの施工箇所で、施工が終了した後のショット材を確実に回収できる。
本発明は、ショットピーニングの施工箇所の位置・姿勢に関わらず、ショットピーニングに用いるショット材を確実に回収できる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
本発明は、凹形状部や凸部形状部のショットピーニングに適している。また、本発明において、ショットピーニングの施工箇所は、溶接部には限らない。また、本発明は、例えば、発電設備で用いられる蒸気発生器出入口管台の内外面や流体の配管、圧力容器等、ショットピーニングの施工が必要なもの全般に適用でき、本発明の適用対象は特に限定されるものではない。なお、本発明は、閉じられた空間内でショットピーニングを施工する際に、特に効果的である。
本実施形態は、施工箇所において、ショットピーニング装置からショットピーニングの施工に用いたショット材を吸引により回収し、その後にショットピーニング装置を施工箇所から移動させる点に特徴がある。まず、本実施形態に係るショットピーニング装置の構成を説明する。
図1は、本実施形態に係るショットピーニング装置の全体構成図である。図2−1は、図1に示すショットピーニング装置が備えるショット材入口を示す拡大図である。図2−2は、図1に示すショットピーニング装置が備えるショット材入口の他の構成例を示す拡大図である。図2−3は、図1に示すショットピーニング装置が備えるショット材出口の他の構成例を示す拡大図である。本実施形態に係るショットピーニング装置1は、ショットピーニングに用いるショット材Bを格納する格納容器2を備えており、格納容器2がショットピーニングの施工箇所Uへ移動して施工箇所Uの表面(施工箇所表面)UPに対してショットピーニングを施工する。
格納容器2は有底容器であり、施工箇所Uに対向して開口する容器開口部2Tを備える。格納容器2の容器開口部2Tと対向する部分が格納容器2の底部2Bとなる。格納容器2の底部2Bと、格納容器2の側部内壁2Sとで囲まれる空間が格納容器2の内部(容器内部)2Iとなり、ここにショットピーニングに用いるショット材Bが格納される。ショット材Bには、例えば鋼球、非鉄金属の球体、例えばセラミックスのような非金属の球体等が用いられ、施工箇所Uの材質や使用条件等に応じて、適切な種類のショット材Bを用いる。ここで、ショットピーニングの施工において、施工箇所Uと、格納容器2の容器開口部2T側との距離は、施工箇所Uと、格納容器2との間からショット材Bが漏洩しない程度の大きさに設定される。
底部2Bには、ショット材Bを加速してショットピーニングに必要なエネルギーをショット材Bに与えるためのショット材加速手段として加振装置5が設けられる。加振装置5は、例えば、ピエゾ素子のような圧電素子で構成される発振手段と、発振手段の振動をショット材Bへ伝達する振動工具とを含んで構成されている。そして、加振装置5の発振手段を所定の周波数(例えば超音波領域の周波数)で駆動することによって、ショット材Bと接触する部分(振動工具)を加振装置5から容器開口部2Tへ向かう方向(図1の矢印P方向)へ振動させ、ショット材Bを容器開口部2Tに向かって加速する。
これによって、ショット材Bを容器開口部2Tへ向かって打ち出し、施工箇所Uの施工箇所表面UPへ打ち込むことにより、施工箇所表面UPへ圧縮応力を与える。このように、ショットピーニング装置1は、超音波ショットピーニングにより施工箇所Uをショットピーニングする。なお、本実施形態において、ショットピーニングは超音波ショットピーニングに限定されるものではない。
容器内部2Iの底部2Bには、気体噴射手段である気体噴射ノズル6が設けられる。気体噴射ノズル6は、気体供給手段であるポンプ15と気体供給通路18を介して接続されている。そして、ショットピーニングの施工中に、ポンプ15から加圧した気体(本実施形態では空気)を気体噴射ノズル6へ供給し、この気体を気体噴射ノズル6から容器内部2Iへ噴射する。これによって、容器内部2Iのショット材Bは、気体噴射ノズル6から噴射される気体によって拡散されるので、確実に加振装置5に接して加速される。その結果、ショットピーニングの施工不足を抑制できる。なお、ポンプ15の代わりに、例えば、圧縮した気体を充填したボンベを気体供給通路18へ接続して、気体噴射ノズル6から容器内部2Iへ気体を噴射するようにしてもよい。
本実施形態において、ショットピーニングの施工時には、ショットピーニング装置1を施工箇所Uまで移動させてから、容器内部2Iへショット材Bを供給してショットピーニングを施工する。そして、ショットピーニングの施工が終了したら、容器内部2Iからショット材Bを回収して、ショットピーニング装置1を施工箇所Uから移動させる。このため、格納容器2には、容器内部2Iの側部内壁2Sに容器開口部(ショット材入口容器内容器開口部)3Hを有するショット材入口3と、同じく容器内部2Iの側部内壁2Sに容器開口部(ショット材出口容器内容器開口部)4Hを有するショット材出口4と、が設けられる。
容器内部2Iへは、ショット材入口3を通ったショット材Bがショット材入口容器内容器開口部3Hから供給される。ショット材入口3には、可撓性を有する材料で構成されたショット材供給通路9が接続されており、ショット材供給通路9内を通ったショット材Bは、ショット材入口3及びショット材入口容器内容器開口部3Hを通って容器内部2Iへ供給される。ショット材供給通路9には、容器内部2Iへ供給するショット材Bをショット材供給通路9内へ送り込むためのショット材送り手段13が設けられている。また、ショット材供給通路9は、ショット材搬送手段である送風機11に接続されており、ショット材送り手段13からショット材供給通路9内へ送り込まれたショット材Bは、送風機11から送られる気体の圧力によって容器内部2Iまで搬送される。
ショット材入口3には、容器内部2Iへ供給されるショット材Bの個数を計数するショット材計数手段として、ショット材カウンタ16が設けられる。これによって、容器内部2Iへ供給したショット材Bの個数を知ることができる。ショット材カウンタ16は、例えば、光電式のセンサや磁気センサ等によって構成され、ショット材Bがショット材カウンタ16の位置を通過する際の光電流の変化や磁界の変化を検出する。この情報を、後述するショットピーニング制御装置20が処理することによって、容器内部2Iへ供給されるショット材Bの個数が計数される。
ここで、ショット材カウンタ16は、ショット材送り手段13からショット材入口3の間に設ければよいが、ショット材Bがショット材供給通路9内で詰まった場合には、容器内部2Iのショット材Bの個数と、ショット材送り手段13から送り出したショット材Bの個数とに相違が発生するおそれがある。したがって、本実施形態のように、ショット材入口3にショット材カウンタ16を設けることで、容器内部2Iへ供給したショット材Bの個数を正確に計数できる。
図1、図2−2に示すように、ショット材入口3は、格納容器2の内部側、すなわち容器内部2I側における通路(内部側入口通路)3Sと、格納容器2の外部側における通路(外部側入口通路)3Lと、で構成される。また、ショット材入口3は、格納容器2の内部側、すなわち容器内部2I側が、格納容器2の外部側よりも断面積が小さく形成されている。本実施形態では、これを実現するため、内部側入口通路3S及び外部側入口通路3Lを断面円形で構成するとともに、内部側入口通路3Sの直径d2を外部側入口通路3Lの直径d1よりも小さくする(d1>d2)。
また、ショットピーニングの施工に供するショット材Bの直径D2は、内部側入口通路3Sの直径d2よりも小さいので(D2>d2)、ショット材Bは、内部側入口通路3Sを通過して容器内部2Iへ供給される。一方、本実施形態では、ショットピーニングの施工中にショット材入口3を閉塞して、ショット材Bがショット材入口3から格納容器2の外部へ漏洩することを回避する。このため、本実施形態では、閉塞体BSによってショット材入口3を閉塞する。図2−1に示すように、閉塞体BSの直径D1は、内部側入口通路3Sの直径d2よりも大きい。規定数のショット材Bを容器内部2Iへ供給した後、閉塞体BSをショット材入口3へ送り込むと、閉塞体BSは内部側入口通路3Sを通過できないので、閉塞体BSは、内部側入口通路3Sと外部側入口通路3Lとの接続部8で係止される。これによって、簡単かつ確実にショット材入口3を閉塞できる。なお、本実施形態では、閉塞体BSをショット材供給通路9側から加圧して、閉塞体BSがショット材入口3から脱落することを回避する。なお、閉塞体BSの代わりに、ショット材入口3(より具体的にはショット材入口容器内容器開口部3H)を開閉するショット材出口開閉手段(例えばシャッター)を用いて、ショット材入口3を閉塞してもよい。ショット材出口開閉手段は、例えば、図1に示すショット材出口シャッター7のように構成できる。
図2−2に示すように、内部側入口通路3Sと外部側入口通路3Lとの間に、通路内断面積(すなわち通路の内径)が徐々に小さくなるように、通路断面積徐変部3SLを設けてもよい。これによって、内部側入口通路3Sと外部側入口通路3Lとが滑らかに接続されるので、ショット材Bは、外部側入口通路3Lから内部側入口通路3Sへ移動する際の抵抗が低減される。その結果、確実にショット材Bを容器内部2Iへ供給できる。また、ショット材入口3を閉塞する際には、閉塞体BSが通路断面積徐変部3SLに当接するが、ショット材供給通路9側からの加圧を解除することで、閉塞体BSをショット材入口3から容易に取り外すことができる。
ショットピーニングの施工が終了し、容器内部2Iへ残されたショット材Bは、ショット材出口容器内容器開口部4Hからショット材出口4を通って格納容器2の外部へ取り出される。ショット材出口4には、可撓性を有する材料で構成されたショット材回収通路10が接続されており、ショット材出口容器内容器開口部4H及びショット材出口4を通ったショット材Bは、ショット材回収通路10内を通って、ショット材回収通路10へ設けられるショット材受け14に回収される。ショット材回収通路10は、ショット材回収手段である吸引機12に接続されている。吸引機12によって、ショット材回収通路10内の圧力を容器内部2Iの圧力よりも低くして、容器内部2Iのショット材Bをショット材回収通路10内へ吸引する。ショット材回収通路10内へ吸引されたショット材Bは、ショット材受け14に回収される。
ここで、図2−3に示すように、ショット材出口4には、ショット材出口容器内容器開口部4Hから容器内部2Iの外部へ向かうにしたがって、通路断面積(すなわち通路の内径)が徐々に小さくなるように、通路断面積徐変部4SLを設けてもよい。これによって、ショット材Bがショット材出口4を通過する際の抵抗が低減されるので、確実にショット材Bを容器内部2Iから回収できる。
容器内部2Iから外部へショット材Bを回収する場合、気体噴射ノズル6から容器内部2Iへ気体を噴射して、容器内部2Iのショット材Bを拡散させる。ショット材出口容器内容器開口部4Hから離れた位置に存在するショット材Bは、ショット材出口容器内容器開口部4Hからショット材出口4内へは吸引されにくいが、気体噴射ノズル6から容器内部2Iへ気体を噴射することによって、容器内部2Iのショット材Bをショット材出口4の近傍へ導くことができる。その結果、迅速にショット材Bを容器内部2Iから外部へ回収することができる。
ショットピーニング装置1は、ショット材出口4(より具体的にはショット材出口容器内容器開口部4H)を開閉するショット材出口開閉手段であるショット材出口シャッター7を備える。ショット材出口シャッター7は、格納容器2の底部2Bに格納されている。また、ショット材出口シャッター7は、ショット材出口シャッター駆動用アクチュエータ7Aによって動作して、ショット材出口4を開閉する。ここで、ショット材出口シャッター駆動用アクチュエータ7Aは、例えば、エアシリンダを用いる。ショットピーニングの施工中は、ショット材出口シャッター駆動用アクチュエータ7Aによってショット材出口シャッター7を底部2Bからせり出させてショット材出口4を閉じることにより、ショット材Bがショット材出口4を通って容器内部2Iの外部へ移動することを防止する。これによって、ショットピーニングの施工不足を回避できる。
ショットピーニング装置1は、ショットピーニング制御装置20によって制御される。ショットピーニング制御装置20は、移動制御部21と、ショット材供給制御部22と、施工制御部23と、ショット材回収制御部24と、を含んでいる。ショットピーニング制御装置20には、ショットピーニング装置1の制御対象である加振装置5、送風機11、吸引機12、ポンプ15、ショット材出口シャッター駆動用アクチュエータ7Aが接続されている。また、ショットピーニング制御装置20にはショット材カウンタ16が接続されており、ショットピーニング制御装置20は、ショット材カウンタ16が計数したショット材Bの個数に関する情報を取得する。
本実施形態では、ショットピーニング制御装置20に表示装置17が接続される。これによって、ショットピーニング装置1の操作者に必要な情報、例えば、容器内部2Iに供給されるショット材Bの個数や、ショット材出口シャッター7の開閉に関する情報等が表示される。これによって、前記操作者は、ショットピーニング装置1の状態を把握できる。
ショットピーニング制御装置20を構成する移動制御部21は、ショットピーニング装置1を施工箇所まで移動させ、また、ショットピーニング装置1を施工箇所から移動させる際の制御を実行する。ショット材供給制御部22は、ショットピーニング装置1の容器内部2Iへショット材Bを供給する際の制御を実行する。施工制御部23は、施工箇所に移動したショットピーニング装置1によって、ショットピーニングを施工する際の制御を実行する。ショット材回収制御部24は、ショットピーニングの施工が終了した後に、容器内部2Iからショット材Bを回収する際の制御を実行する。
ショットピーニング装置1は、例えば、原子炉の水室内のような密閉空間において、冷却水配管と管台との溶接部等にショットピーニングを施工する際に用いられる。この場合、図1のIで示す部分が密閉空間に入ってショットピーニングの施工を実行する。すなわち、ショットピーニング装置1の格納容器2及びこれに接続されるショット材供給通路9の一部及びショット材回収通路10の一部が密閉空間内に入る。
図3は、本実施形態の変形例に係るショットピーニング装置の全体構成図である。本変形例に係るショットピーニング装置1aは、上記ショットピーニング装置1とほぼ同様の構成であるが、ショット材出口4及びショット材回収通路10のみを備えるとともに、格納容器2の容器開口部2Tに、開閉可能な容器封止手段である容器開口部シャッター19を備える点が異なる。他の構成は、上記ショットピーニング装置1と同様である。
本変形例に係るショットピーニング装置1aは、格納容器2の容器開口部に、容器開口部シャッター19を備えている。容器開口部シャッター19は、シャッター巻き取り装置19Aによって巻き取られ、また送り出される。シャッター巻き取り装置19Aから容器開口部シャッター19が送り出されることにより、容器開口部2Tが閉じられ、また、容器開口部シャッター19がシャッター巻き取り装置19Aに巻き取られることによって容器開口部2Tが開放される。
ショットピーニングを施工する場合、容器開口部シャッター19を開いて容器開口部2Tを開放し、規定数のショット材Bを容器内部2Iへ入れる。そして、容器開口部シャッター19を閉じてから施工箇所までショットピーニング装置1aを移動させる。施工箇所で容器開口部シャッター19を開き、ショットピーニング制御装置20が加振装置5を駆動して、施工箇所にショットピーニングを施工する。ショットピーニングの施工が終了したら、ショットピーニング制御装置20は、ショット材出口シャッター駆動用アクチュエータ7Aによってショット材出口シャッター7を駆動してショット材出口4のショット材出口容器内容器開口部4Hを開く。そして、施工箇所において、ショット材出口4及びショット材回収通路10を介して、容器内部2Iからショット材Bを回収する。回収したショット材Bの個数と、容器内部2Iへ入れたショット材Bの個数とが一致したら、ショットピーニング装置1aを施工箇所から移動する。
このように、本変形例では、施工箇所でショット材Bを回収するので、ショット材Bの紛失を回避して、確実にショット材Bを回収できる。この変形例に示すように、本実施形態では、少なくともショットピーニング装置1aの容器内部2Iからショット材Bを回収する機能を有していればよい。次に、図1に示すショットピーニング装置1を用いてショットピーニングを実行する際の手順を説明する。
図4は、本実施形態に係るショットピーニング装置を用いてショットピーニングを実行する手順のフローチャートである。図5−1〜図5−8は、本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。図1に示すショットピーニング装置1を用いてショットピーニングを施工するにあたり、例えば、図5−1に示すように、マニピュレータ32の先端に取り付けられた放電加工装置30が、金属構造物31の表面から所定の領域を取り除く。ここで、図5−1の矢印G方向は、重力の作用方向である。金属構造物31は、例えば、原子炉の水室内における管台と冷却水配管との溶接による接合部等である。
金属構造物31の表面から所定の領域を取り除いた後は、図5−2に示すように、金属構造物31の表面に凹部が形成される。凹部は、その表面にショットピーニングを施工して圧縮応力を与え、疲労強度を向上させる必要がある。したがって、図5−2に示す凹部がショットピーニングの施工箇所Uとなり凹部の表面が施工箇所表面UPとなる。
ステップS1において、図1に示すショットピーニング制御装置20の移動制御部21は、マニピュレータ32を操作して、マニピュレータ32の先端に取り付けられるショットピーニング装置1を施工箇所Uへ移動させる(図5−3)。ここで、ショットピーニング装置1は、図5−1に示す放電加工装置30の代わりにマニピュレータ32の先端に取り付けられている。この状態では、ショットピーニング装置1の格納容器2に設けられるショット材出口シャッター7は閉じられており、容器内部2Iにショット材は入っていない。
次に、ステップS2において、図1に示すショットピーニング制御装置20のショット材供給制御部22は、図1に示す送風機11を駆動するとともに、ショット材供給通路9を介してショットピーニング装置1の容器内部2Iへショット材Bを供給する。このとき、ショット材供給制御部22は、ショット材カウンタ16からの信号を取得して、容器内部2Iへ供給されるショット材Bの個数を計数する。ショットピーニングは、所定数のショット材Bを用いて施工することが必要だからである。ショット材カウンタ16が計数したショット材Bの個数は、図1に示す表示装置17に表示される。作業者は、表示装置17に表示されるショット材Bの個数に基づいて、所定数のショット材Bが容器内部2Iへ供給されるまで、ショット材Bの供給を継続する。
所定数のショット材Bが容器内部2Iへ供給されたら、ショット材供給通路9を介して閉塞体BSが供給される。図5−5に示すように、閉塞体BSは、内部側入口通路3Sと外部側入口通路3Lとの接続部で係止されるので、閉塞体BSによってショット材入口3が閉じられる。ステップS3においては、この状態で、図1に示すショットピーニング制御装置20の施工制御部23がショットピーニングの施工をする。施工制御部23は、加振装置5を駆動するとともに、図1に示すポンプ15を駆動して気体噴射ノズル6から容器内部2Iへ気体を噴射して、容器内部2Iのショット材Bを拡散させる。これによって、加振装置5が図5−5に示す矢印Pの方向に振動してショット材Bを施工箇所Uの施工箇所表面UPに向かって打ち出す。そして、ショット材Bが施工箇所表面UPに衝突して、施工箇所表面UPへ圧縮応力が付与される。このとき、ショット材出口シャッター7は閉じられており、容器内部2Iからのショット材Bの漏洩を防止する。
施工制御部23が所定の時間ショットピーニングを施工したと判定したら、施工制御部23は、加振装置5の駆動、及び図1に示すポンプ15の駆動を停止して、ショットピーニングの施工を終了する。次に、ステップS4において、図1に示すショットピーニング制御装置20のショット材回収制御部24は、図5−6に示すように、ショット材出口シャッター7を開き、図1に示す吸引機12を駆動して、ショット材出口4及びショット材回収通路10を通して容器内部2Iのショット材Bを回収する。このとき、ショット材回収制御部24は、図1に示すポンプ15を駆動して気体噴射ノズル6から容器内部2Iへ気体を噴射して、容器内部2Iのショット材Bを拡散させて、ショット材Bがショット材出口4の近傍へ集まるようにする。
ショット材回収通路10を通ったショット材Bは、図1に示すショット材受け14へ回収されて、ここで計数される。なお、ショット材受け14の入口に、例えば光電管や磁気センサ等のショット材計数手段を設けて、ショット材受け14へ回収されるショット材Bの個数を計数してもよい。このようにすれば、ショット材Bを計数する労力が低減される。ショットピーニング装置1の容器内部2Iへ供給したショット材Bの個数と、ステップS4で容器内部2Iから回収したショット材Bの個数とが一致したら、ステップS5において、図1に示す移動制御部21は、施工箇所Uからショットピーニング装置1を移動させる。
上記手順によって、ショットピーニング装置1を用いたショットピーニングの施工が終了する。このように、本実施形態では、施工箇所Uでショットピーニング装置1の容器内部2Iへショット材Bを供給するとともに、供給されたショット材Bの個数を計数する。そして、本実施形態では、施工箇所Uでショットピーニング装置1の容器内部2Iからショット材Bを回収するとともに、回収されたショット材Bの個数を計数する。そして、容器内部2Iへ供給したショット材Bの個数と容器内部2Iから回収したショット材Bの個数とが一致したときに、ショットピーニング装置1を施工箇所Uから移動させる。
これによって、確実に所定の個数のショット材Bによってショットピーニングを施工でき、また、施工に用いたショット材Bの個数を管理できる。また、施工箇所Uでショット材Bをショットピーニング装置1の容器内部2Iへ供給し、回収するので、ショットピーニング装置1の移動中におけるショット材Bの紛失を回避できる。さらに、本実施形態では、施工箇所Uでショット材Bをショットピーニング装置1の容器内部2Iから回収するので、施工後に、図1に示す格納容器2の容器開口部2Tをシャッター等で閉じてショット材Bを容器内部2Iへ格納する方式と比較して、施工に用いたすべてのショット材Bを確実に回収できる。
特に、図5−2に示すような重力の作用方向Gに向かって窪んだ凹部が施工箇所Uである場合、凹部内部にショット材Bが残されるおそれがある。しかし、本実施形態によれば、施工箇所Uでショット材Bをショットピーニング装置1の容器内部2Iから回収するので、施工に用いたすべてのショット材Bを確実に回収できる。特に、例えば、原子力発電所で用いられる蒸気発生器の出入口管台内面にショットピーニングを施工する等、閉じられた空間での施工において、容器内部2Iからショット材Bが漏洩すると、複雑なプラントの配管内でショット材Bを捜索することが極めて困難になる。本実施形態によれば、施工に用いたショット材Bをすべて確実に回収できるので、このような箇所でのショットピーニングには極めて有効である。
上述した手順によって、図5−7に示すように、ショットピーニングの施工箇所Uの施工箇所表面UPには圧縮応力が付与される。上述した手順では、図5−1に示すように、施工箇所Uが重力の作用方向G側に存在したが、図5−8に示すように施工箇所Uが重力の作用方向とは反対側に存在する場合でもショットピーニング装置1を用いてショットピーニングの施工が実現できる。この場合でも、本実施形態では、施工箇所Uでショット材Bをショットピーニング装置1の容器内部2Iから回収するので、施工に用いたすべてのショット材Bを確実に回収できる。このように、本実施形態によれば、ショットピーニングの施工箇所の位置・姿勢に関わらず、確実にショット材を回収できる。
以上のように、本発明に係るショットピーニング装置及びショットピーニング方法は、ショットピーニングの施工箇所の位置に関わらず、ショットピーニングに用いるショット材を確実に回収することに有用であり、特に、閉じられた空間内でショットピーニングを施工する際に適している。
本実施形態に係るショットピーニング装置の全体構成図である。 図1に示すショットピーニング装置が備えるショット材入口を示す拡大図である。 図1に示すショットピーニング装置が備えるショット材入口の他の構成例を示す拡大図である。 図1に示すショットピーニング装置が備えるショット材出口の他の構成例を示す拡大図である。 本実施形態の変形例に係るショットピーニング装置の全体構成図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いてショットピーニングを実行する手順のフローチャートである。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。 本実施形態に係るショットピーニング装置を用いたショットピーニング方法を示す説明図である。
符号の説明
1、1a ショットピーニング装置
2 格納容器
2I 容器内部
3 ショット材入口
3H ショット材入口容器内容器開口部
3L 外部側入口通路
3S 内部側入口通路
4 ショット材出口
4H ショット材出口容器内容器開口部
5 加振装置
6 気体噴射ノズル
7 ショット材出口シャッター
8 接続部
9 ショット材供給通路
10 ショット材回収通路
11 送風機
12 吸引機
15 ポンプ
16 ショット材カウンタ
20 ショットピーニング制御装置
21 移動制御部
22 ショット材供給制御部
23 施工制御部
24 ショット材回収制御部
30 放電加工装置
31 金属構造物
32 マニピュレータ
B ショット材
BS 閉塞体

Claims (8)

  1. ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、
    前記ショット材を加速するショット材加速手段と、
    前記格納容器の内部の前記ショット材を前記格納容器の内部から吸引して回収するショット材回収通路と、
    前記格納容器に設けられ、かつ前記ショット材回収通路が接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を前記ショット材回収通路へ取り出すショット材出口と、
    を含むことを特徴とするショットピーニング装置。
  2. ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、
    前記ショット材を加速するショット材加速手段と、
    前記格納容器の内部の前記ショット材を前記格納容器の内部から吸引して回収するショット材回収通路と、
    前記格納容器に設けられ、かつ前記ショット材回収通路が接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を前記ショット材回収通路へ取り出すショット材出口と、
    前記格納容器の内部へ前記ショット材を供給するショット材供給通路と、
    前記格納容器に設けられ、かつ前記ショット材供給通路が接続されて、前記ショット材供給通路から前記格納容器の内部へ前記ショット材を供給するショット材入口と、
    を含むことを特徴とするショットピーニング装置。
  3. 前記ショット材出口を開閉するショット材出口開閉手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のショットピーニング装置。
  4. 前記ショット材入口を開閉するショット材入口開閉手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のショットピーニング装置。
  5. 請求項2又は3に記載のショットピーニング装置は、
    ショットピーニングの施工中、前記ショット材入口を閉塞するための閉塞体で前記ショット材入口が閉塞されるものであり、
    前記格納容器の内部側が前記格納容器の外部側よりも断面積が小さく形成されており、前記格納容器の内部側における前記ショット材入口は、前記ショット材は通過できるが、前記閉塞体は通過できないように構成されることを特徴とするショットピーニング装置。
  6. 前記ショット材入口に、前記格納容器の内部に供給する前記ショット材の個数を計数するショット材計数手段を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のショットピーニング装置。
  7. ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、前記格納容器に接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を吸引して回収するショット材回収通路と、を含むショットピーニング装置を、ショットピーニングの施工箇所まで移動させる手順と、
    ショットピーニングを施工する手順と、
    前記ショットピーニングの終了後、施工箇所で前記ショット材回収通路を介して前記格納容器の内部から前記ショット材を吸引して回収する手順と、
    前記ショットピーニング装置を前記施工箇所から移動させる手順と、
    を含むことを特徴とするショットピーニングの施工方法。
  8. ショットピーニングの施工箇所に衝突するショット材を格納する格納容器と、前記格納容器に接続されて、前記格納容器の内部の前記ショット材を吸引して回収するショット材回収通路と、前記格納容器に接続されて、前記格納容器の内部へ前記ショット材を供給するショット材供給通路と、を含むショットピーニング装置を、ショットピーニングの施工箇所まで移動させる手順と、
    前記ショット材供給通路からショットピーニングに用いる前記ショット材を前記格納容器の内部へ供給する手順と、
    ショットピーニングを施工する手順と、
    前記ショットピーニングの終了後、施工箇所で前記ショット材回収通路を介して前記格納容器の内部から前記ショット材を吸引して回収する手順と、
    前記ショットピーニング装置を前記施工箇所から移動させる手順と、
    を含むことを特徴とするショットピーニングの施工方法。
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