JP2009148532A - ミストサウナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミストノズルによる湯水の噴出開始時から冷感を感じるのを抑制し得るように運転することが可能なミストサウナ装置を提供する。
【解決手段】湯水供給路24を通して供給される湯水をサウナ用空間Yにミスト状に噴出するミストノズル25が設けられたミストサウナ装置であって、湯水供給路24における少なくともミストノズル25に近接する部分を通流する湯水を加熱する加熱手段Hが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、湯水供給路を通して供給される湯水をサウナ用空間にミスト状に噴出するミストノズルが設けられたミストサウナ装置に関する。
かかるミストサウナ装置は、湯水供給路を通して供給される湯水をミストノズルによりミスト状にサウナ用空間に噴出することにより、サウナ用空間にミストサウナ雰囲気を形成してミストサウナ浴をするものである。
ちなみに、一般には、サウナ用空間に温風を送出する温風送出手段が設けられて、その温風送出手段によりサウナ用空間に温風を送出することによりサウナ用空間を暖房しながら、ミストノズルにより湯水をミスト状にサウナ用空間に噴出するように構成される場合が多く、このような場合は、一層高温のミストサウナ雰囲気を形成することができる。
ところで、このようなミストサウナ装置を用いてミストサウナ浴をするときには、ミストノズルからミスト状に噴出される湯水により、サウナ用空間にいる人が冷感を感じるのを抑制するようにすることが望まれている。
そこで、このようなミストサウナ装置の従来例として、湯水供給路におけるミストノズルから湯水通流方向上流側に離れた箇所を通流する湯水を熱源機により循環供給される熱媒にて加熱するプレート式の熱交換器が設けられ、そして、湯水供給路を通してミストノズルに湯水を供給する湯水供給状態とミストノズルへの湯水の供給を停止する湯水供給停止状態とに切り換え自在な湯水断続弁が設けられ、運転制御手段が、ミスト開始指令が指令されると、熱源機によるプレート式の熱交換器への熱媒の供給及び温風送出手段によるサウナ用空間への温風の送出を開始し、その後、サウナ用空間の温度が所定温度(例えば28°C)以上になると湯水断続弁を湯水供給状態に切り換えて、ミストノズルによる湯水の噴出を開始するように構成されて、ミスト状に噴出された湯水の温度が低下するのを抑制して、サウナ用空間にいる人が冷感を感じるのを抑制するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
又、ミストサウナ装置の別の従来例として、熱源機により加熱された湯水が湯水供給路を通してミストノズルに供給されて噴出されるように構成され、そして、湯水供給路におけるミストノズルから湯水通流方向上流側に離れた箇所に湯水排出路が分岐接続され、その湯水排出路に、熱源機から供給される湯水を排出する排出状態と排出しない排出停止状態とに切り換え自在な湯水排出弁が設けられ、湯水供給路における湯水排出路の分岐箇所よりも下流側の箇所に、熱源機からの湯水をミストノズルに供給する湯水供給状態と供給しない湯水供給停止状態とに切り換え自在な湯水断続弁が設けられ、運転制御手段が、ミスト開始指令が指令されると、サウナ用空間の温度が所定温度(例えば30°C)よりも高いときは温風送出手段の温風送風能力を中に設定し、サウナ用空間の温度が前記所定温度以下のときは温風送出手段の温風送風能力を強に設定し、並びに、熱源機による湯水の供給を開始し且つ湯水排出弁を排出状態に切り換え、その後、湯水供給路における湯水排出路の分岐箇所よりも湯水通流方向上流側で且つその分岐箇所近くの箇所を通流する湯水の温度が所定温度(例えば35°C)以上になると、湯水排出弁を排出停止状態に切り換え且つ湯水断続弁を湯水供給状態に切り換えて、ミストノズルによる湯水の噴出を開始するように構成されて、ミストノズルから低温の湯水がミスト状に噴出されるのを抑制して、サウナ用空間にいる人が冷感を感じるのを抑制するようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−71143号公報 特開2007−225203号公報
しかしながら、上記特許文献1のミストサウナ装置では、サウナ用空間の温度が所定温度以上になるまで、ミストノズルによる湯水の噴出を待機するようになっているが、その待機の間は、湯水供給路におけるプレート式の熱交換器とミストノズルとの間の部分に残留している湯水は、プレート式の熱交換器により加熱されることがないので、ミストノズルによる湯水の噴出を開始すると、その開始後しばらくの間は、湯水供給路におけるプレート式の熱交換器とミストノズルとの間の部分に残留していた熱交換器にて加熱されていない低温の湯水がミストノズルによりミスト状に噴出されることになり、温風送出手段によりサウナ用空間を暖房しているにしても、サウナ用空間の温度が低下することになって、サウナ用空間にいる人が冷感を感じ易いものである。
又、ミストノズルから噴出する湯水の量が少ない場合は、湯水供給路におけるプレート式の熱交換器とミストノズルとの間の部分に残留している湯水がプレート式の熱交換器にて加熱された湯に置換されるのに時間がかかり、湯水供給路を形成する配管の熱容量により湯水の温度が更に低下し易いという問題もある。
又、上記特許文献2のミストサウナ装置では、熱源機から供給される湯水の温度が所定温度以上になるまでは、熱源機から供給される湯水を湯水排出路を通して排出して、ミストノズルによる湯水の噴出を待機するようになっているが、その待機の間も、湯水供給路における湯水排出路の分岐箇所とミストノズルとの間の部分の湯水は残留したままであるので、上記特許文献1のミストサウナ装置と同様に、ミストノズルによる湯水の噴出開始後しばらくの間は、ミストノズルにより低温の湯水がミスト状に噴出されることになるので、温風送出手段によりサウナ用空間を暖房しているにしても、サウナ用空間の温度が低下することになって、サウナ用空間にいる人が冷感を感じ易いものである。
温風送風手段によりサウナ用空間を暖房していない場合でも、上記特許文献1や特許文献2のミストサウナ装置では、ミストノズルによる湯水の噴出の開始後しばらくの間は、低温の湯水がミスト状に噴出されることにより、サウナ用空間の温度が低下することになって、サウナ用空間にいる人が冷感を感じ易いものである。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から冷感を感じるのを抑制し得るように運転することが可能なミストサウナ装置を提供することにある。
本発明のミストサウナ装置は、湯水供給路を通して供給される湯水をサウナ用空間にミスト状に噴出するミストノズルが設けられたものであって、
第1特徴構成は、前記湯水供給路における少なくとも前記ミストノズルに近接する部分を通流する湯水を加熱する加熱手段が設けられている点にある。
即ち、湯水供給路における少なくともミストノズルに近接する部分を通流する湯水を加熱する加熱手段が設けられているので、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から、加熱手段により加熱された湯水がミスト状に噴出されることになる。
つまり、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から、噴出されてもサウナ用空間の温度低下を抑制し得る温度の湯水が噴出されるようにすることが可能となるので、サウナ用空間が温風送出手段により暖房されていない場合は勿論のこと、サウナ用空間が温風送出手段により暖房されている場合でも、サウナ用空間の温度が低下するのを抑制することができる。
従って、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から冷感を感じるのを抑制し得るように運転することが可能なミストサウナ装置を提供することができるようになった。
第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記ミストノズル1個当たりの湯水の噴出量が、0.1〜0.3リットル/分である点にある。
即ち、ミストノズル1個当たりの湯水の噴出量が、0.1〜0.3リットル/分であることから、湯水供給路を通流する湯水の流量が少ないので、加熱手段により消費するエネルギ量を少なくしながらも、湯水供給路を通流する湯水を、噴出されてもサウナ用空間の温度低下を抑制し得る温度に加熱することが可能となる。
又、ミストノズルから湯水をより一層微細なミスト状に噴出することができるので、サウナ空間にいる人が湯水を浴びるようなシャワー感を感じるのを抑制することができて、ミストサウナ浴における体感を向上することができる。
尚、ミストノズル1個当たりの湯水の噴出量を0.1リットル/分よりも少なくすると、ミストノズルが詰まり易くなるので、メンテナンスが煩雑になる欠点がある。
又、ミストノズル1個当たりの湯水の噴出量を0.3リットル/分よりも多くすると、サウナ空間にいる人がシャワー感を感じ易くなり、ミストサウナ浴における体感が低下する虞がある。
又、ミストノズル1個当たりの湯水の噴出量を多くするのに伴い、加熱手段としては加熱能力の大きいものを選定する必要がある。
従って、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から冷感を感じるのを抑制し得るように運転することが可能なようにしながら、省エネを図ることができ、又、ミストサウナ浴における体感を向上することができるようになった。
第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、
前記加熱手段が、熱源機から循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路と、前記湯水供給路における前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分とを伝熱可能な状態で管状に配置した管状の熱交換器にて構成されている点にある。
即ち、湯水供給路における被加熱用通流路部分を通流する湯水が熱源機からの熱媒が通流する加熱用通流路により加熱されることになり、そして、加熱用通流路及び被加熱用通流路部分を長くすることにより、加熱用通流路にて被加熱用通流路部分を通流する湯水をより高温に加熱することができるので、水道等の給水源からの水を湯水供給路に供給するようにしても、管状の熱交換器にて構成される加熱手段により、給水源からの水をミストサウナ浴用として噴出するのに適切な温度に加熱することが可能となり、他の加熱手段を不要とすることができる。
しかも、加熱用通流路及び被加熱用通流路部分を長くすることにより、管状の熱交換器が長くなっても、その管状の熱交換器を、その管状の熱交換器以外の部材が収納されたケーシング内の隙間部分に配設可能なように屈曲させた状態に構成することにより、管状の熱交換器をケーシング内の隙間部分に配設することができるので、ケーシングをコンパクト化することができる。
従って、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から冷感を感じるのを抑制し得るように運転することが可能なようにしながら、ミストサウナ装置のコンパクト化を図ることができるようになった。
第4特徴構成は、上記第1〜第3特徴構成のいずれかに加えて、前記サウナ用空間に温風を送出する温風送出手段が設けられている点にある。
即ち、温風送出手段によりサウナ用空間に温風を送出することにより、サウナ用空間を暖房することができる。
そして、温風送出手段にて暖房されているサウナ用空間に、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から、噴出されてもサウナ用空間の温度低下を抑制し得る温度の湯水をミストノズルにより噴出するようにすることが可能となるので、一層高温のミストサウナ雰囲気をミストノズルによる湯水の噴出開始時から温度低下を抑制する状態で形成することができるようになる。
第5特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、
前記サウナ用空間に温風を送出する温風送出手段が設けられ、
前記湯水供給路における前記ミストノズルに近接する部分が前記温風送出手段により前記サウナ用空間に温風を送出する温風送風路内に位置する状態で設けられて、前記温風送出手段が前記加熱手段として機能するように構成されている点にある。
即ち、温風送出手段によりサウナ用空間に温風を送出することにより、サウナ用空間を暖房することができる。しかも、湯水供給路における前記ミストノズルに近接する部分が温風送風路内を送風される温風により温められるので、サウナ用空間を暖房するために設けられる温風送出手段を有効利用して、湯水をミストサウナ浴用として噴出するのに適切な温度に加熱することが可能となり、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から冷感を感じるのを抑制し得るように運転することが可能となる。
第6特徴構成は、上記第1特徴構成〜第5特徴構成に加えて、
前記湯水供給路における前記ミストノズルに近接する部分が前記湯水供給路における他の通流路部分よりも通路内径が小径に形成されている点にある。
即ち、湯水供給路におけるミストノズルに近接する部分が湯水供給路における他の通流路部分よりも通路内径が小径に形成されているから、そのミストノズルに近接する部分に残留している湯水の量が少ないものになる。その結果、ミストノズルによる湯水の噴出開始時において、ミストノズルに近接する部分に残留していた低温の湯水がミスト状に噴出されることがあっても、その低温の湯水の噴出量を極力少なくすることができる。
第7特徴構成は、上記第6特徴構成に加えて、
前記サウナ用空間に温風を送出する温風送出手段が設けられ、
前記加熱手段が、
熱源機から循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路と前記湯水供給路における前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分とを伝熱可能な状態で管状に配置した熱媒式加熱部分と、
前記湯水供給路における前記被加熱用通流路部分よりも通流方向下手側に位置する下手側通流路部分が前記温風送出手段により前記サウナ用空間に温風を送出する温風送風路内に位置する温風式加熱部分とを備えて構成され、
前記湯水供給路における前記被加熱用通流路部分と前記下手側通流路部分との間に位置する非加熱通流路部分の通路径がそれ以外の通流路部分の通路径よりも小径に形成されている点にある。
即ち、温風送出手段によりサウナ用空間に温風を送出することにより、サウナ用空間を暖房することができる。しかも、水道等の給水源からの水を湯水供給路に供給するようにしても、前記熱媒式加熱部分における熱媒を通流させる加熱用通流路により被加熱用通流路部分を通流する湯水が加熱され、さらに、前記被加熱用通流路部分よりも通流方向下手側においては前記温風式加熱部分における前記温風送出手段により送出される温風にて加熱されるので、湯水をミストサウナ浴用として噴出するのに適切な温度に加熱することができる。
そして、前記湯水供給路における前記被加熱用通流路部分と前記下手側通流路部分との間に位置する非加熱通流路部分の通路径がそれ以外の通流路部分の通路径よりも小径に形成されているから、そのように加熱されていない部分に残留している湯水の量が少ないものになる。その結果、ミストノズルによる湯水の噴出開始時において、加熱されていない部分に残留していた低温の湯水がミスト状に噴出されることがあっても、その低温の湯水の噴出量を極力少なくすることができる。
従って、給水源からの水をミストサウナ浴用として噴出するのに適切な温度に加熱することが可能となり、さらに、ミストノズルによる湯水の噴出開始時に低温の湯水の噴出量を極力少なくすることができ、より一層的確にミストノズルによる湯水の噴出開始時から冷感を感じるのを抑制し得るように運転することが可能となった。
第8特徴構成は、上記第1〜第7特徴構成のいずれかに加えて、
前記湯水供給路における前記ミストノズルに近接する部分の湯水の温度を検出する湯水温度検出手段、及び、前記湯水供給路を通して前記ミストノズルに湯水を供給する湯水供給状態と前記ミストノズルへの湯水の供給を停止する湯水供給停止状態とに切り換え自在な湯水断続弁が設けられ、
運転を制御する運転制御手段が、ミスト開始指令が指令されると、前記加熱手段の加熱作動を開始させ、且つ、前記湯水温度検出手段の検出温度が設定温度以上になると前記湯水断続弁を前記湯水供給状態に切り換えるように構成されている点にある。
即ち、運転制御手段は、ミスト開始指令が指令されると、加熱手段の加熱作動を開始させ、且つ、湯水温度検出手段の検出温度が設定温度以上になると湯水断続弁を湯水供給状態に切り換えるので、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から、加熱手段により設定温度以上に加熱された湯水がミストノズルからミスト状に噴出されることになる。
そして、前記設定温度として、ミストサウナ浴用として噴出するのに適切な温度に設定することにより、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から、ミストサウナ浴用として噴出するのに適切な温度の湯水がミストノズルからミスト状に噴出されることになる。
従って、ミストノズルによる湯水の噴出開始時から、冷感を感じるのをより一層抑制することができるようになった。
第9特徴構成は、上記第8特徴構成に加えて、
前記運転制御手段が、前記湯水断続弁の前記湯水供給停止状態が継続する湯水供給停止時間を管理し、且つ、前記ミスト開始指令が指令されたときに前記湯水供給停止時間が判別用設定時間よりも長くなっている場合は、前記湯水温度検出手段の検出温度が前記設定温度以上である状態が待機用設定時間継続すると、前記湯水断続弁を前記湯水供給状態に切り換えるように構成されている点にある。
即ち、運転制御手段は、湯水断続弁の湯水供給停止状態が継続する湯水供給停止時間を管理する。
そして、運転制御手段は、ミスト開始指令が指令されたときに湯水供給停止時間が判別用設定時間よりも長くなっている場合は、湯水温度検出手段の検出温度が設定温度以上である状態が待機用設定時間継続すると、湯水断続弁を湯水供給状態に切り換える。
つまり、湯水断続弁が湯水供給停止状態である状態が継続する時間が長くなって、湯水が湯水供給路に残留している時間が長くなると、湯水供給路に残留している湯水の水質が低下する虞があるが、そのように万が一湯水の水質が低下しても、所定の時間の間所定の温度以上に加熱することにより、湯水の水質を改善することができる。
そこで、上述のように運転制御手段を構成して、ミスト開始指令が指令されたときに湯水供給停止時間が判別用設定時間よりも長くなっている場合は、湯水供給路に残留している湯水を加熱手段により設定温度以上である状態が待機用設定時間継続するように加熱することにより水質を改善してから、ミストノズルにより噴出するようにすることにより、水質が低下した湯水がサウナ用空間に噴出されるのを防止することができる。
そして、そのように湯水が湯水供給路に残留している時間が長くなっても、その湯水の水質を改善してからミストノズルにより噴出するようにすることにより、湯水供給路に残留している湯水を排出するための構成を不要とすることができるので、ミストサウナ装置の据え付け作業を簡略化することができる。
従って、据え付け作業の簡略化を図りながらも、より一層清潔なミストサウナ浴雰囲気を形成することができるようになった。
〔第1実施形態〕
以下、図面に基づいて、本発明に係るミストサウナ装置を浴室空調装置に組み込んだ場合の実施の形態を説明する。
図1に示すように、浴室空調装置は、浴室空調装置本体Mと、熱源機Gと、それら浴室空調装置本体M及び熱源機Gの運転を制御する運転制御手段としての運転制御部Cと、その運転制御部Cに各種制御指令を指令するリモコンRとを備えて構成され、サウナ用空間としての浴室Y内を暖房する暖房運転、浴室Y内に温水をミスト状に噴出するミストサウナ運転、浴室Y内を乾燥させる乾燥運転、浴室Y内の空気を循環通風させる涼風運転、浴室Yを換気する換気運転等を実行可能なように構成されている。
以下、前記熱源機Gについて説明を加える。
図2に示すように、前記熱源機Gは、一般家庭用の水道管に接続された給水路1からの水を加熱して加熱後の湯水を給湯栓(図示省略)等の給湯先に供給するための給湯用加熱部A、前記浴室空調装置本体Mに循環供給する熱媒(湯水)を加熱する暖房用加熱部B等を備えて構成されている。
前記給湯用加熱部A及び暖房用加熱部Bについて説明を加える。
給湯用加熱部A及び暖房用加熱部Bは、いずれも、熱源機用熱交換器2と、その熱源機用熱交換器2を加熱するガス燃焼式のバーナ3と、そのバーナ3に燃焼用空気を供給する燃焼用ファン4を備えて構成されている。
前記給湯用加熱部A及び暖房用加熱部B夫々のバーナ3には、一般家庭用の燃料ガスを供給するガス供給路5が接続され、その各バーナ3に対応するガス供給路5には、ガス燃料の供給を断続する電磁式のガス断続弁6、及び、ガス燃料の供給量を調整する電磁式のガス比例弁7が設けられている。又、図示を省略するが、前記給湯用加熱部A及び暖房用加熱部B夫々のバーナ3の近くには、点火動作を実行する点火用のイグナイタと着火されたか否かを検出するフレームロッドが設けられている。
前記給水路1が前記給湯用加熱部Aにおける熱源機用熱交換器2の湯水入口部に接続され、その熱源機用熱交換器2の湯水出口部には、先端に前記給湯栓が接続された給湯路8が接続されて、給水路1を通して供給される水が熱源機用熱交換器2にて加熱されて給湯路8を通して給湯栓に供給されるように構成されている。
前記給水路1には、給水温度を検出する給水サ−ミスタ9と給水量を検出する水量センサ10とが設けられ、給水路1における給水サ−ミスタ9及び水量センサ10よりも下流側の箇所と前記給湯路8とが、前記熱源機用熱交換器2を迂回するように給水バイパス路11にて接続されている。
前記給湯路8と前記給水バイパス路11との接続箇所には、熱源機用熱交換器2からの湯水と給水バイパス路11からの水との混合比を調整するミキシング弁12が設けられ、給湯路8における前記給水バイパス路11の接続箇所よりも上流側には、熱源機用熱交換器2から送出される湯水の温度を検出する出湯サーミスタ13が設けられ、前記給湯路8における前記給水バイパス路11の接続箇所よりも下流側には、前記ミキシング弁12により混合された後の湯水の温度を検出する給湯サーミスタ14が設けられている。
前記浴室空調装置本体Mから熱媒を戻す熱媒戻り路15が前記暖房用加熱部Bにおける熱源機用熱交換器2の湯水入口部に接続され、その熱源機用熱交換器2の湯水出口部には、その熱源機用熱交換器2にて加熱された熱媒を浴室空調装置本体Mに送出する熱媒往き路16が接続されている。
前記熱媒戻り路15には、膨張タンク17が介装され、更に、その熱媒戻り路15における膨張タンク17よりも下流側の箇所には、膨張タンク17内の湯水を吸引して暖房用加熱部Bの熱源機用熱交換器2に送出するように熱媒循環用ポンプ18が設けられている。
前記熱媒往き路16を流動する熱媒を熱媒戻り路15に浴室空調装置本体Mを迂回させて流動させるバイパス路19が設けられている。
そして、熱媒循環用ポンプ18の通流作用により、熱媒が熱媒往き路16及び熱媒戻り路15を通して熱源機用熱交換器2と浴室空調装置本体Mとにわたって循環されることになり、熱源機用熱交換器2にて加熱された熱媒が浴室空調装置本体Mに循環供給されるように構成されている。
前記浴室空調装置本体Mは、浴室Yの天井に設置され、浴室Y内の空気を循環通風するための循環ファン21、その循環ファン21にて通風される空気を加熱する空調用熱交換器22、浴室Yを換気するための換気ファン23、湯水供給路24を通して供給される湯水を浴室Y内にミスト状に噴出するミストノズル25、前記湯水供給路24における少なくとも前記ミストノズル25に近接する部分を通流する湯水を加熱する加熱手段H等をケーシング26に装備して構成されている。
前記ケーシング26は、ケーシング本体27とそのケーシング本体27の下方を覆うグリル板28を備えて構成され、そのケーシング26が、ケーシング本体27を浴室Yの天井裏に入り込ませた状態で、前記グリル板28が浴室Yの天井の表面側に位置するように設置される。
前記グリル板28には、循環用吸気口29、吹出口30、換気用吸気口31が並設され、前記ケーシング本体27内には、循環用吸気口29を通して浴室Y内の空気を吸引して吹出口30を通して吹出すための循環通風路32が形成されている。
前記循環ファン21が、前記循環用吸気口29に吸引作用してその循環用吸気口29から吸引した浴室Y内の空気を前記吹出口30から浴室Y内に吹出すように通風作用する状態で、前記循環通風路32内に設けられ、その循環通風路32内における循環ファン21よりも通風方向上流側に、前記空調用熱交換器22が、その循環通風路32内を通風する空気に加熱作用するように設けられている。
そして、前記循環ファン21の通風作用により、前記循環用吸気口29を通して浴室Y内の空気を吸引し、前記空調用熱交換器22にて加熱して前記吹出口30を通して浴室Y内に吹出して、浴室Y内を暖房するように構成されている。
つまり、前記循環ファン21及び、前記空調用熱交換器22等により、浴室Yに温風を送出する温風送出手段Wが構成される。
前記循環通風路32内における前記空調用熱交換器22よりも上流側の箇所には、通流する空気の温度を浴室Y内の温度として検出する浴室サーミスタ43が設けられている。
又、前記吹出口30には、図示しない電動モータにより揺動駆動される可動ルーバ33が設けられ、その可動ルーバ33により、前記吹出口30から吹出される空気の吹出し方向を変更することができるように構成されている。
前記換気ファン23は、前記換気用吸気口31から吸引した浴室Y内の空気をケーシング本体27の横側壁に形成された排気口34を通して排気ダクト35に向けて通風するように、前記ケーシング本体27内に設けられ、その換気ファン23の通風作用により、浴室Y内の空気が排気ダクト35を通して浴室外に排出されて、浴室Yが換気されるように構成されている。
前記グリル板28における前記循環用吸気口29と前記吹出口30との間の箇所に、2個のミストノズル25が温水の噴出方向を下向きにした状態で支持されている。
このミストノズル1個当たりの湯水の噴出量が、0.1〜0.3リットル/分であり、2個のミストノズル25の噴出量を合わせた合計噴出量が、0.5リットル/分以下になるように、2個のミストノズル25夫々の噴出量が設定されている。例えば、各ミストノズル25の噴出量が0.2リットル/分に設定されている。
各ミストノズル25は、湯水供給路24からの湯水を受け入れる筒状受入部25aと、その筒状受入部25aにて受け入れた湯水を微細なミスト状に噴出する噴出部25bとを備えて構成されている。
図1及び図3に示すように、前記加熱手段Hは,前記熱源機Gから循環供給される熱媒を通流させる外管部36gと、その外管部36g内にその外管部36gと伝熱可能に設けられ且つ前記湯水供給路24の一部を構成する内管部36tとを備えた二重管式のミスト用熱交換器36にて構成されている。
つまり、この二重管式のミスト用熱交換器36が、前記熱源機Gから循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路としての前記外管部36gと、前記湯水供給路24における前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分としての前記内管部36tとを伝熱可能な状態で管状に配置した管状の熱交換器に相当する。
又、各ミスト用熱交換器36には、内管部36tを通流する湯水の温度を検出するミスト用サーミスタ37が、内管部36tにおける湯水通流方向下流側端部の内部に挿入する状態で設けられ、このミスト用サーミスタ37により、前記湯水供給路24における前記ミストノズル25に近接する部分の湯水の温度を検出する湯水温度検出手段が構成される。
そして、図1に示すように、2本のミスト用熱交換器36夫々が、前記循環通風路32、前記循環ファン21、前記空調用熱交換器22及び前記換気ファン23等が配設された前記ケーシング26内の隙間部分に配設可能なように屈曲させた状態に構成され、それら2本のミスト用熱交換器36が、前記ケーシング26内の隙間部分に配設されている。
図3に示すように、各ミストノズル25は、その筒状受入部25aが各ミスト用熱交換器36の内管部36tにおける湯水通流方向下流側端部に連通接続された状態で設けられて、ミスト用熱交換器36により、湯水供給路24における少なくともミストノズル25に近接する部分を通流する湯水を加熱するように構成されている。
図1に示すように、前記熱媒往き路16が3本の熱媒往き分岐路16bに分岐され、それら3本の熱媒往き分岐路16bのうちの1本の熱媒往き分岐路16bが前記空調用熱交換器22の熱媒入口に接続され、2本の熱媒往き分岐路16bが、2本のミスト用熱交換器36夫々の外管部36gにおけるミストノズル側端部に各別に連通接続されている。
前記空調用熱交換器22に接続された熱媒往き分岐路16bには、その空調用熱交換器22への熱媒の供給を断続する空調用熱動弁38が設けられ、2本のミスト用熱交換器36夫々の外管部36gに各別に接続された2本の熱媒往き分岐路16bの夫々には、ミスト用熱交換器36の外管部36gへの熱媒の供給を断続するミスト用熱動弁39が設けられている。
更に、前記熱媒往き路16には、その熱媒往き路16を通流する熱媒の温度を検出する熱媒サーミスタ40が設けられている。
前記空調用熱交換器22の熱媒出口に熱媒戻り分岐路15bが接続され、2本のミスト用熱交換器36夫々の外管部36gにおけるミストノズル側とは反対側の端部に熱媒戻り分岐路15bが連通接続され、それら3本の熱媒戻り分岐路15bが合流状態で前記熱媒戻り路15に接続されている。
一般家庭用の水道管(図示省略)に接続されたミスト用給水路41が2本の給水分岐路41bに分岐され、それら2本の給水分岐路41bが、2本のミスト用熱交換器36夫々の内管部36tにおける湯水通流方向上流側端部に各別に接続されている。
2本の給水分岐路41b夫々には、給水分岐路41bを開閉する湯水断続弁42が設けられている。
そして、湯水断続弁42を開弁することによりミスト用給水路41を通して供給される水をミスト用熱交換器36の内管部36tに通流させ、ミスト用熱動弁39を開弁することにより、熱源機Gから加熱されて供給される熱媒をミスト用熱交換器36の外管部36gを内管部36tを通流する水とは逆方向に通流させて、外管部36gを通流する熱媒により内管部36tを通流する湯水を加熱して、その加熱した湯水をミストノズル25からミスト状に噴出するように構成されている。
そして、この実施形態では、熱源機Gにより、熱媒を目標加熱温度(例えば80°C)に加熱する状態でミスト用熱交換器36の外管部36gに循環供給することにより、ミスト用給水路41を通してミスト用熱交換器36の内管部36tに供給される水を、浴室Y内に適切なミストサウナ空間を形成するのに適切なミスト用設定温度(例えば70°C)に加熱することが可能なように構成されている。
つまり、この実施形態では、前記ミスト用給水路41、前記給水分岐路41b、前記ミスト用熱交換器36の内管部36tにより、前記ミストノズル25に湯水を供給する前記湯水供給路24が構成され、湯水断続弁42の開閉により、湯水供給路24を通してミストノズル25に湯水を供給する湯水供給状態とミストノズル25への湯水の供給を停止する湯水供給停止状態とに切り換え自在なように構成されている。
次に、前記運転制御部Cの制御動作について説明する。
運転制御部Cは、マイクロコンピュータにて構成されて、前記リモコンR夫々と通信可能に構成されている。
図1に示すように、リモコンRには、運転の開始と停止を指令する運転スイッチ51、一般給湯温度を設定する給湯温度設定スイッチ52、暖房運転を指令する暖房スイッチ53、ミストサウナ運転を指令するミストサウナスイッチ54、乾燥運転を指令する乾燥スイッチ55、涼風運転を指令する涼風スイッチ56、換気運転を指令する換気スイッチ57、給湯温度設定スイッチ52による設定温度等の各種情報を表示する表示部58等が設けられている。
前記運転制御部Cは、運転スイッチ51が操作されると制御可能な状態になり、前記給湯栓が開操作されるとその給湯栓から湯水を給湯する一般給湯運転を実行する。
その一般給湯運転では、前記運転制御部Cは、前記給湯栓が開かれて水量センサ10による検出水量が所定量以上になると、給湯用加熱部Aにおける燃焼用ファン4を駆動した後、ガス断続弁6を開弁してイグナイタによりバーナ3に点火し、給湯温度設定スイッチ52による設定温度、水量センサ10の検出水量、給水サーミスタ9の検出温度及び給湯サーミスタ14の検出温度などに基づいて、給湯サーミスタ14の検出温度が給湯温度設定スイッチ52による設定温度になるようにガス比例弁7の開度及びミキシング弁12の開度を調節する。水量センサ10により通水が検出されなくなると、ガス断続弁6を閉弁してバーナ3の燃焼を停止し、燃焼用ファン4も停止して一般給湯運転を終了する。
以下、前記暖房運転、前記ミストサウナ運転、前記乾燥運転、前記涼風運転及び前記換気運転の夫々における運転制御部Cの制御動作について、説明を加える。
尚、運転制御部Cは、暖房運転の実行中にミストサウナスイッチ54が操作されたとき、ミストサウナ運転の実行中に暖房スイッチ53が操作されたとき、暖房スイッチ53とミストサウナスイッチ54とが同時に操作させたときには、暖房運転とミストサウナ運転とを並行して実行するように構成されている。
前記運転制御部Cは、前記暖房運転においては、前記空調用熱動弁38を開弁した状態で、暖房用加熱部Bにて加熱した熱媒を熱媒戻り路15及び熱媒往き路16を通して循環させる熱媒循環処理を実行し、前記ミストサウナ運転においては、ミスト用熱動弁39を開弁した状態で、前記熱媒循環処理を実行することになるが、その熱媒循環処理を開始する熱媒循環開始処理として、前記熱媒循環ポンプ18を作動させ、暖房用加熱部Bにおける燃焼用ファン4を駆動した後、ガス断続弁6を開弁してイグナイタにより暖房用加熱部Bにおけるバーナ3に点火する処理を実行するように構成されている。
運転制御部Cは、前記暖房スイッチ53により暖房運転の開始が指令されると、前記空調用熱動弁38を開弁し、前記熱媒循環開始処理を実行し、前記循環ファン21を作動させることにより、暖房運転を開始し、その暖房運転の実行中は、熱媒サーミスタ40の検出温度が前記目標加熱温度になるようにガス比例弁7の開度を調節する熱媒温度調節処理、及び、前記浴室サーミスタ43の検出温度が暖房用設定温度になるように前記循環ファン21の回転速度を調節する浴室温度調節処理を実行する。
尚、運転制御部Cは、前記暖房スイッチ53により暖房運転の開始が指令されたときに、後述するミストサウナ運転の実行中であって、前記熱媒循環処理の実行中の場合は、前記熱媒循環開始処理を実行しないように構成されている。
運転制御部Cは、暖房スイッチ53により暖房運転の停止が指令されると、循環ファン21を停止させ、前記空調用熱動弁38を閉弁し、更に、後述するミストサウナ運転の実行中でないときは、熱媒循環ポンプ18を停止させ、バーナ3の燃焼を停止させ、燃焼用ファン4を停止させる熱媒循環停止処理も実行する。
運転制御部Cは、前記湯水断続弁42の閉弁状態、即ち、前記湯水供給停止状態が継続する湯水供給停止時間を管理するように構成されている。
そして、運転制御部Cは、前記ミストサウナスイッチ54によりミストサウナ運転の開始が指令されると、前記2個のミスト用熱動弁39を開弁し、前記熱媒循環開始処理を実行し、ミストサウナ運転の開始が指令されたときの前記湯水供給停止時間が判別用設定時間以下の場合は、各ミスト用サーミスタ37の検出温度がミスト用設定温度以上になると各湯水断続弁42を開弁することにより、ミストサウナ運転を開始し、ミストサウナ運転の開始が指令されたときの前記湯水供給停止時間が判別用設定時間よりも長くなっている場合は、各ミスト用サーミスタ37の検出温度がミスト用設定温度以上である状態が待機用設定時間継続すると各湯水断続弁42を開弁することにより、ミストサウナ運転を開始する。
運転制御部Cは、そのミストサウナ運転の実行中は、前記熱媒温度調節処理を実行する。
尚、運転制御部Cは、前記ミストサウナスイッチ54によりミストサウナ運転の開始が指令されたときに、前記暖房運転の実行中であって、前記熱媒循環処理の実行中の場合は、前記熱媒循環開始処理を実行しないように構成されている。
ちなみに、前記判別用設定時間は、例えば720時間(30日間)に設定され、前記待機用設定時間は、例えば10分間に設定される。
つまり、前記ミスト用熱動弁39を開弁した状態での熱媒循環処理を開始することが、前記加熱手段Hの加熱作動を開始することに相当し、前記運転制御部Cが、ミスト開始指令が指令されると、前記加熱手段Hの加熱作動を開始させ、且つ、前記ミスト用サーミスタ37の検出温度がミスト用設定温度以上になると前記湯水断続弁42を前記湯水供給状態に切り換えるように構成されていることになる。
又、前記運転制御部Cが、前記湯水断続弁42の前記湯水供給停止状態が継続する湯水供給停止時間を管理し、且つ、前記ミスト開始指令が指令されたときに前記湯水供給停止時間が判別用設定時間よりも長くなっている場合は、前記ミスト用サーミスタ37の検出温度が前記ミスト用設定温度以上である状態が待機用設定時間継続すると、前記湯水断続弁42を前記湯水供給状態に切り換えるように構成されていることになる。
前記運転制御部Cは、前記ミストサウナスイッチ54によりミストサウナ運転の停止が指令されると、前記2個の湯水断続弁42を閉弁して前記湯水供給停止状態に切り換え、且つ、前記2個のミスト用熱動弁39を閉弁し、前記暖房運転の実行中でないときは、前記熱媒循環停止処理も実行する。
以下、図4に示すフローチャートに基づいて、ミストサウナ運転における前記運転制御部Cの制御動作について説明を加える。
前記ミストサウナスイッチ54によりミストサウナ運転の開始が指令されると、前記2個のミスト用熱動弁39を開弁し、前記熱媒循環処理の実行中でないときは、前記熱媒循環開始処理を実行して前記熱媒循環処理を開始する(ステップ#1〜4)。
続いて、ステップ#5において、各ミスト用サーミスタ37の検出温度がミスト用設定温度以上になると、ステップ#6において、ミストサウナ運転の開始が指令されたときの湯水供給停止時間が判別用設定時間以下か否かを判別して、ミストサウナ運転の開始が指令されたときの湯水供給停止時間が判別用設定時間以下の場合は、直ちに各湯水断続弁42を開弁して、ミストサウナ運転を開始し(ステップ#8)、ミストサウナ運転の開始が指令されたときの湯水供給停止時間が判別用設定時間よりも長い場合は、各ミスト用サーミスタ37の検出温度がミスト用設定温度以上である状態が待機用設定時間継続すると各湯水断続弁42を開弁して、ミストサウナ運転を開始する(ステップ#7,8)。
続いて、ミストサウナ運転の実行中は、前記熱媒温度調節処理を実行し、前記ミストサウナスイッチ54によりミストサウナ運転の停止が指令されると、前記2個の湯水断続弁42及び前記2個のミスト用熱動弁39を閉弁し、暖房運転の実行中でないときは前記熱媒循環停止処理も実行して、リターンする(ステップ#9〜12)。
前記ミストサウナスイッチ54によりミストサウナ運転の開始が指令されると、上述のようにミストサウナ運転が開始されるので、ミストノズル25による湯水の噴出開始時から、ミストサウナ浴用として噴出するのに適切な温度に設定されたミスト用設定温度の湯水がミストノズル25によりミスト状に噴出されることになる。
従って、ミストノズル25による湯水の噴出開始時から、浴室Yにいる人がミストノズル24から噴出されたミスト状の湯水を浴びて冷感を感じるのを抑制することができる。
又、暖房運転と並行してミストサウナ運転を実行する場合は、より高温のミストサウナ雰囲気を形成することができ、又、ミストノズル25による湯水の噴出開始時に、浴室Yの温度が低下するのを抑制することができるので、浴室Yにいる人が冷感を感じるのを抑制することができる。
又、判別用設定時間以上にわたってミストサウナ運転を実行していないときに、ミストサウナ運転を開始しても、水質が低下した湯水が浴室Yに噴出されるのを防止することができるので、より一層清潔なミストサウナ浴雰囲気を形成することができる。
運転制御部Cは、前記乾燥スイッチ55により乾燥運転の開始が指令されると、前記空調用熱動弁38を開弁し、前記熱媒循環開始処理を実行し、前記循環ファン21及び前記換気ファン23を作動させて、乾燥運転を開始し、その乾燥運転の実行中は、前記熱媒温度調節処理、及び、前記浴室サーミスタ43の検出温度が乾燥用設定温度になるように前記循環ファン21の回転速度を調節する浴室温度調節処理を実行する。
運転制御部Cは、乾燥スイッチ55により乾燥運転の停止が指令されると、循環ファン21及び換気ファン23を停止させ、空調用熱動弁38を閉弁し、前記熱媒循環停止処理を実行する。
運転制御部Cは、前記涼風スイッチ56により涼風運転の開始が指令されると、前記循環ファン21及び前記換気ファン23を作動させて、涼風運転を開始し、前記涼風スイッチ56により涼風運転の停止が指令されると、前記循環ファン21及び前記換気ファン23を停止させる。
運転制御部Cは、前記換気スイッチ57により換気運転の開始が指令されると、前記換気ファン23を作動させて、換気運転を開始し、前記換気スイッチ57により換気運転の停止が指令されると、前記換気ファン23を停止させる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明に係るミストサウナ装置の第2実施形態を説明する。
この実施形態では、加熱手段Hの構成及び湯水供給路24の構成が異なるが、それ以外の構成は第1実施形態と同じであるから異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
この実施形態では、前記湯水供給路24における前記ミストノズル25に近接する部分が前記温風送出手段Wにより前記浴室Yに温風を送出する温風送風路内に位置する状態で設けられて、前記温風送出手段Wが前記加熱手段Hとして機能する構成となっている。説明を加えると、前記加熱手段Hが、熱源機Gから循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路と前記湯水供給路24における前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分とを伝熱可能な状態で管状に配置した熱媒式加熱部分H1と、前記湯水供給路24における前記被加熱用通流路部分よりも通流方向下手側に位置する下手側通流路部分が前記温風送出手段Wにより前記浴室に温風を送出する温風送風路内に位置する温風式加熱部分H2とを備えて構成され、前記湯水供給路24における前記被加熱用通流路部分と前記下手側通流路部分との間に位置する非加熱通流路部分の通路径がそれ以外の通流路部分の通路径よりも小径に形成されている。
以下、具体的な構成について説明する。
図5及び図6に示すように、前記空調用熱交換器22における複数の伝熱フィン22aを挿通する状態で往復蛇行経路を構成する熱媒通流管路の一部を利用した外管部60aと、それに内装される内管部60bとにより二重管式の管状の熱交換器60が構成されている。説明を加えると、前記空調用熱交換器22として、縦向き姿勢で配備される空調用熱交換器22と横向き姿勢で配備される空調用熱交換器22のうち、横向き姿勢で配備される空調用熱交換器22の熱媒通流管路の一部を利用して管状の熱交換器60が構成されている。
又、前記ミスト用給水路41から分岐された2本の前記給水分岐路41bが、空調用熱交換器22を利用した二重管式の熱交換器60の内管部60aにおける湯水通流方向上流側端部に各別に接続され、前記二重管式の熱交換器60の内管部60aにおける湯水通流方向下流側端部に通流管61が接続され、この通流管61が、前記可動ルーバ33により形成される前記温風送風路の内部に設けられた通風路内配管62に接続されている。通風路内配管62の他端部は可動ルーバ33の浴室Y側の端縁部に位置する状態で設けられたミストノズル25に接続されている。この通風路内配管62は温風送風路を通過する温風により加熱されて内部を通流する湯水が温められることになる。
前記通流管61は、可動ルーバ33の向き変更操作を許容するように可撓性を有する材質で構成されている。そして、この通流管61は、前記湯水供給路24における他の通流路部分、つまり、ミスト用給水路41、給水分岐路41b、内管部60a、通風路内配管62の夫々に比べて通路内径が小径に形成されている。
従って、この実施形態では、前記ミスト用給水路41、前記給水分岐路41b、前記内管部60b及び前記通流管61により、前記湯水供給路24が構成されている。そして、前記二重管式の熱交換器60の外管部60aが、熱源機Gから循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路に対応しており、前記二重管式の熱交換器60の内管部60bが前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分に対応し、前記通流管61が非加熱通流路部分に対応している。
尚、前記二重管式の熱交換器60が横向き姿勢で配備される空調用熱交換器22の熱媒通流管路の一部を利用して構成されるものに限らず、縦向き姿勢で配備される空調用熱交換器22の熱媒通流管路の一部を利用して構成される熱交換器部分と、横向き姿勢で配備される空調用熱交換器22の熱媒通流管路の一部を利用して構成される熱交換器部分とを直列状態に接続して二重管式の熱交換器60を構成するようにしてもよく、前記二重管式の熱交換器60の具体構成は種々変更して実施することができる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記第1実施形態においては、二重管式のミスト用熱交換器36にて構成された加熱手段Hにより加熱された湯水を前記グリル板28に備えられた前記ミストノズル25により浴室Yに噴出させる構成としたが、このような構成に代えて、例えば二重管式のミスト用熱交換器36にて加熱された湯水を可撓性の配管を介して前記温風送風路内に位置する状態で設けられる通風路内配管を通してミストノズルから浴室内に噴出させる構成としてもよく、又、その構成において、ミスト用熱交換器36にて加熱されない通流路部分すなわち前記可撓性の配管を前記湯水供給路における他の部分よりも通路内径を小径に形成するようにしてもよい。
(ロ) 上記第1実施形態では、前記加熱手段Hが管状の熱交換器にて構成され、上記第2実施形態では、前記加熱手段Hが前記熱媒式加熱部分H1と前記温風式加熱部分H2とを備えて構成されるものを例示したが、前記加熱手段Hとして前記温風式加熱部分H2だけを備える構成としてもよい。
(ハ) 上記の実施形態においては、湯水供給路24に水道等の給水源からの水を供給する場合について例示したが、給水源からの水を熱源機Gにより加熱して、その加熱した湯水を湯水供給路24に供給するように構成しても良い。
図2に基づいて、説明を加えると、給湯路8における給湯サーミスタ14よりも下流側の箇所に、湯水供給路24を接続することにより、熱源機Gにより加熱した湯水を湯水供給路24に供給するように構成して、運転制御手段Cを、ミストサウナ運転においては、給湯サーミスタ14の検出温度がミスト用設定温度になるようにガス比例弁7の開度及びミキシング弁12の開度を調節するように構成することになる。
この場合も、上記第1実施形態と同様に、二重管式のミスト用熱交換器36にて構成された加熱手段Hを設けることになる。
そして、運転制御手段Cを、ミスト用サーミスタ37の検出温度がミスト用設定温度になるようにミスト用熱動弁39の開度を調節するように構成する。このことにより、ミスト用サーミスタ37の検出温度がミスト用設定温度以上になると、ミスト用熱動弁39か閉弁されることになるので、二重管式のミスト用熱交換器36により不必要に湯水を加熱するのを防止することができる。
(ニ) 管状の熱交換器の具体構成としては、上記の第1実施形態において例示した二重管式のミスト用熱交換器36や第2実施形態において例示した空調用熱交換器22を利用した二重管式の熱交換器に限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態と同様の二重管式のミスト用熱交換器36において、内管部36tの外周部に、複数の伝熱用のフィンを付設しても良い。
あるいは、1本の管状体の内部を、その管長手方向に沿って延びる伝熱壁により、熱源機Gから循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路と、湯水供給路24における前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分とに区画した状態に構成しても良い。
あるいは、湯水供給路24における被加熱用通流路部分に相当する部分の外周に、熱源機Gから循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路を螺旋状に巻き付けた状態に構成しても良い。
(ホ) 加熱手段Hの具体構成としては、上記の実施形態において例示した管状の熱交換器に限定されるものではない。例えば、湯水供給路24における外周部を覆うように設けた電気ヒータでも良い。
(ヘ) ミストノズル24の設置個数は、上記の実施形態において例示した2個に限定されるものではなく、浴室Yの広さ等に応じて変更可能であるが、各ミストノズル24の湯水の噴出量を合わせた総噴出量を0.2〜0.6リットル/分に設定するのが好ましい。
又、ミストノズル1個当たりの湯水の噴出量は、上記の実施形態において例示した如き0.1〜0.3リットル/分の範囲に限定されるものではなく、0.3リットル/分よりも多くしても良いが、ミストサウナ浴の体感を向上するには、0.1〜0.3リットル/分に設定するのが好ましい。
(ト) 上記の実施形態においては、本発明に係るミストサウナ装置を浴室空調装置に組み込んだ例を示したが、ミストサウナ装置を単独にて構成しても良い。
サウナ用空間の具体例としては、浴室Yに限定されるものではなく、ミストサウナ専用室でも良い。
ミストサウナ装置を組み込んだ浴室空調装置の縦断面図 熱源機の概略構成を示すブロック図 二重管式のミスト用熱交換器の一部切り欠き斜視図 ミストサウナ運転における制御動作のフローチャートを示す図 ミストサウナ装置を組み込んだ浴室空調装置の縦断面図 湯水供給路の加熱状態を示す概略構成図
符号の説明
24 湯水供給路
25 ミストノズル
36 管状の熱交換器
36g 加熱用通流路
36t 被加熱用通流路部分
37 湯水温度検出手段
42 湯水断続弁
60a 加熱用通流路
60b 被加熱用通流路部分
61 非加熱通流路部分
C 運転制御手段
G 熱源機
H 加熱手段
H1 熱媒式加熱部分
H2 温風式加熱部分
W 温風送風手段
Y サウナ用空間

Claims (9)

  1. 湯水供給路を通して供給される湯水をサウナ用空間にミスト状に噴出するミストノズルが設けられたミストサウナ装置であって、
    前記湯水供給路における少なくとも前記ミストノズルに近接する部分を通流する湯水を加熱する加熱手段が設けられているミストサウナ装置。
  2. 前記ミストノズル1個当たりの湯水の噴出量が、0.1〜0.3リットル/分である請求項1記載のミストサウナ装置。
  3. 前記加熱手段が、熱源機から循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路と、前記湯水供給路における前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分とを伝熱可能な状態で管状に配置した管状の熱交換器にて構成されている請求項1又は2記載のミストサウナ装置。
  4. 前記サウナ用空間に温風を送出する温風送出手段が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のミストサウナ装置。
  5. 前記サウナ用空間に温風を送出する温風送出手段が設けられ、
    前記湯水供給路における前記ミストノズルに近接する部分が前記温風送出手段により前記サウナ用空間に温風を送出する温風送風路内に位置する状態で設けられて、前記温風送出手段が前記加熱手段として機能するように構成されている請求項1又は2記載のミストサウナ装置。
  6. 前記湯水供給路における前記ミストノズルに近接する部分が前記湯水供給路における他の通流路部分よりも通路内径が小径に形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のミストサウナ装置。
  7. 前記サウナ用空間に温風を送出する温風送出手段が設けられ、
    前記加熱手段が、
    熱源機から循環供給される熱媒を通流させる加熱用通流路と前記湯水供給路における前記加熱用通流路にて加熱される被加熱用通流路部分とを伝熱可能な状態で管状に配置した熱媒式加熱部分と、
    前記湯水供給路における前記被加熱用通流路部分よりも通流方向下手側に位置する下手側通流路部分が前記温風送出手段により前記サウナ用空間に温風を送出する温風送風路内に位置する温風式加熱部分とを備えて構成され、
    前記湯水供給路における前記被加熱用通流路部分と前記下手側通流路部分との間に位置する非加熱通流路部分の通路径がそれ以外の通流路部分の通路径よりも小径に形成されている請求項6記載のミストサウナ装置。
  8. 前記湯水供給路における前記ミストノズルに近接する部分の湯水の温度を検出する湯水温度検出手段、及び、前記湯水供給路を通して前記ミストノズルに湯水を供給する湯水供給状態と前記ミストノズルへの湯水の供給を停止する湯水供給停止状態とに切り換え自在な湯水断続弁が設けられ、
    運転を制御する運転制御手段が、ミスト開始指令が指令されると、前記加熱手段の加熱作動を開始させ、且つ、前記湯水温度検出手段の検出温度が設定温度以上になると前記湯水断続弁を前記湯水供給状態に切り換えるように構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のミストサウナ装置。
  9. 前記運転制御手段が、前記湯水断続弁の前記湯水供給停止状態が継続する湯水供給停止時間を管理し、且つ、前記ミスト開始指令が指令されたときに前記湯水供給停止時間が判別用設定時間よりも長くなっている場合は、前記湯水温度検出手段の検出温度が前記設定温度以上である状態が待機用設定時間継続すると、前記湯水断続弁を前記湯水供給状態に切り換えるように構成されている請求項8記載のミストサウナ装置。
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