JP2009147650A - 携帯電話機および携帯電話機の制御方法 - Google Patents

携帯電話機および携帯電話機の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】あらゆる場所、状況またはタイミングにおいて容易に、ユーザにマイナスイオンを供給する携帯電話機を提供すること。
【解決手段】本発明の携帯電話機10は、マイナスイオンを発生するイオン発生部1を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機に関し、より詳細には、付加的な機能を有する携帯電話機に関する。
近年、ユーザに寛ぎを与えるマイナスイオンを発生するイオン発生器を備える電化製品が普及している。例えば、イオン発生器を備える電化製品としては、室内の空気環境を調節する空気調和機、除湿機、加湿器、空気清浄機、またはファンヒータなどが挙げられる。これらのイオン発生器を備える電化製品は、通常、家屋の室内、ビルの一室、病院の病室、社内、飛行機内、または船内などの比較的に閉鎖された空間を対象として使用されている。
イオン発生器を備える従来の電化製品の一例について、図9を用いて説明する。図9は、イオン発生器を備える従来の電化製品の概略的な外観を示す斜視図である。図9に示すように、電化製品90には、イオン発生器91が備えられている。通常、電化製品90の動作とともに、イオン発生器91を動作させる。これによって、電化製品90が本来、有している作用(室内の空気環境の調節など)に加えて、マイナスイオンによって電化製品90が置かれている空間にいる人間に寛ぎを与えることができる。
イオン発生器91が有する回路は、通常、少なくとも1対の電極を有するイオン発生素子である電極パネル、および1対の上記電極の間に電圧を印加する電圧印加手段を備えている。電圧印加手段が1対の上記電極の間に一定の電圧(放電発生電圧)を印加すると、1対の上記電極の間に放電が生じる。一対の上記電極の間に生じた放電によって、上記電極パネルからイオンが発生する。
図10を用いて、イオン発生器91がイオンを発生するメカニズムについて説明する。図10は、イオン発生器91が有する回路の構成を示す回路図である。図10における、入力電圧端子+Vと接地端子GNDとの間に、12Vの直流電圧を印加した場合を例に挙げて説明する。
入力電圧端子+Vと接地端子GNDとの間に、12Vの直流電圧を印加すると、電流が、電流制限抵抗101を通って流れて、コンデンサ102に充電される。そして、コンデンサ102の充電電圧が抵抗105と抵抗106とによって分圧されて、シャントレギュレータ103の基準電圧に達すると、シャントレギュレータ103がON状態になる。これにより、トランジスタ104がONになって、抵抗108を介して、サイリスタ111のゲートに電圧が印加される。なお、サイリスタ111のゲートに印加される電圧は、抵抗108および109によって分圧されている。ゲートへの電圧の印加によって、サイリスタ111がONになる。このとき、コンデンサ102、昇圧トランス112の1次巻線112a、およびサイリスタ111のループによって、サイリスタ111の短絡が生じる。サイリスタ111の短絡によって、コンデンサ102に充電された電荷が放電されて、1次巻線112aにインパルス電圧が発生する。1次巻線112aのインパルス電圧によって発生する、昇圧トランス112の2次巻線112bおよび112cの間の高い電位差が、高圧リード線116および117を介して電極パネル113の1対の電極の間に生じる。高い電位差を有する1対の電極の間において放電が生じて、イオン発生素子である電極パネル113は、イオンを放出する。なお、ダイオード110は、逆方向に電流が流れることを防止し、かつコンデンサ107は、ノイズを除去するために配置されている。つまり、ダイオード110およびコンデンサ107は、回路の安定動作のために用いられている。
また、リレー端子RY ONにリレー114の動作電圧を印加すると、リレー114が動作(クローズ)する。リレー114がクローズすると、昇圧トランス112の2次巻線112cが、ダイオード115を介して接地端子GNDと接続されるので、電極パネル113からはマイナスイオンが放出される。一方、リレー114がオープンのときには、電極パネル113は、プラスイオンおよびマイナスイオンを放出する。
なお、電極パネル113としては、特許文献1に開示されている構成を採用することができる。特許文献1に記載のイオン発生装置は、使用環境(空気の湿度が高い状態など)に左右される、イオン発生素子(電極パネル113)からのイオンの発生量の低減を解消するために、イオン発生素子を過熱する加熱手段が設けられている。
特開2004−6296号公報(平成16年1月8日公開) 特開2003−100419号公報(平成15年4月4日公開) 特開2003−336871号公報(平成15年11月28日公開)
しかし、特許文献1のイオン発生装置は、室内など比較的に閉鎖された空間内に設置する空調設備に使用されるものであり、任意の場所においてイオンを発生することができない。つまり、ユーザは、特定の空間に留まらなければ、マイナスイオンの供給を受けることができない。よって、マイナスイオンの供給を受けるために、ユーザの行動が制限される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、あらゆる場所、状況またはタイミングにおいて容易に、ユーザにマイナスイオンを供給する携帯電話機を提供することである。
本発明の携帯電話機は、上記課題を解決するために、
マイナスイオンを発生するイオン発生部を備えることを特徴とする。
上記構成において、イオン発生部は、自動的に、またはユーザが所望するときに、マイナスイオンを発生する。つまり、イオン発生部は、あらゆる場所、状況またはタイミングにおいて、マイナスイオンを発生する。このため、ユーザが携帯電話機を所持しているとき、または携帯電話機の近くにいるときであれば、ユーザは、いつでもマイナスイオンの供給を受けることができる。言い換えれば、ユーザは、マイナスイオンの供給を受けるために、特定の場所に留まっている必要がない。
ここで、例えば、ユーザによって携帯電話機が起動されたとき、イオン発生部は、マイナスイオンを発生する。また、例えば、ユーザが着信時または発信時に通話ボタンを押したときに、イオン発生部は、マイナスイオンを発生する。また、例えば、ユーザがメールの機能を起動するボタンを押したとき、イオン発生部は、マイナスイオンを発生する。また、例えば、ユーザが携帯電話機を充電器に接続したとき、イオン発生部は、マイナスイオンを発生する。また、例えば、ユーザがインターネット回線との接続を指示するボタンを押したとき、イオン発生部は、マイナスイオンを発生する。このように、イオン発生部は、ユーザが携帯電話機を使用することによって、自動的にユーザにマイナスイオンを供給する。
ここで、例えば、ユーザがマイナスイオンの発生を指示するボタンを押したとき、イオン発生部は、マイナスイオンを発生する。このように、イオン発生部は、ユーザが所望するときに、ユーザにマイナスイオンを供給する。
上記構成を有することによって、あらゆる空間において容易に、ユーザにマイナスイオンを供給する携帯電話機を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明の携帯電話機において、
上記イオン発生部がプラスイオンをさらに発生することが好ましい。
イオン発生部が、さらにプラスイオンを発生することによって、空気中の浮遊細菌を除去(除菌)することができる。このため、マイナスイオンによって、ユーザに寛ぎを与えるだけでなく、マイナスイオンとプラスイオンとによって、ユーザの周囲の環境を微視的に清潔な状態にすることができる。
また、本発明の携帯電話機において、
上記イオン発生部が内蔵されていることが好ましい。
上記構成を有することによって、携帯電話機の外観および使い易さを損なうことなく、イオンの発生による作用を得ることができる。
また、本発明の携帯電話機において、
上記イオン発生部が、着脱可能に取り付けられていることが好ましい。
上記構成において、イオン発生部が着脱可能に接続されているとは、例えば、イオン発生部が外部接続端子を介して携帯電話機に接続されている、イオン発生部が携帯電話機に貼り付けられている、またはイオン発生部が取り外し可能に携帯電話機にねじ止めされている場合などを指している。つまり、イオン発生部を従来の携帯電話機に付属品として取り付けることができる。
また、本発明の携帯電話機において、
上記イオン発生部から外部に風を送る送風部を、さらに備えることが好ましい。
上記構成において、送風部からの風によって、イオン発生部から発生したイオンが外部に運ばれる。よって、イオン発生部から発生したイオンを効率的にユーザに供給することができる。
また、本発明の携帯電話機において、
通話ボタンが押下されたことを検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することが好ましい。
上記構成によって、電話の着信時または発信時にイオン発生部が自動的にイオンが発生する。よって、ユーザは、特別な操作を行うことなく、通話時にイオンの供給を受けることができる。
また、本発明の携帯電話機において、
メールの機能を起動するボタンが押下されたことを検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することが好ましい。
上記構成によって、受信したメールの確認時または送信するメールの作成時にイオン発生部が自動的にイオンが発生する。よって、ユーザは、特別な操作を行うことなく、メール機能の使用時にイオンの供給を受けることができる。
また、本発明の携帯電話機において、
携帯電話機と充電器との接続を検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することが好ましい。
上記構成によって、携帯電話機の充電開始時にまたは充電中にイオン発生部が自動的にイオンが発生する。よって、ユーザは、特別な操作を行うことなく、充電中にイオンの供給を受けることができる。
また、本発明の携帯電話機において、
上記イオン発生部の動作を指示するイオン発生ボタンを、さらに備えていることが好ましい。
上記構成によって、ユーザが所望する場所、状況またはタイミングにおいて、ユーザは、イオン発生部からイオンの供給を受けることができる。
また、本発明の携帯電話機において、
インターネット回線への接続を指示するボタンが押下されたことが検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することが好ましい。
上記構成によって、インターネット回線への接続時にイオン発生部が自動的にイオンが発生する。よって、ユーザは、特別な操作を行うことなく、ネットワーク上の情報の閲覧時にイオンの供給を受けることができる。
本発明の携帯電話機の制御方法は、上記課題を解決するために、
マイナスイオンを発生する小型のイオン発生部を備える携帯電話機の制御方法であって、
上記イオン発生部がマイナスイオンを発生する工程を包含することを特徴とする。
イオン発生部は、例えば、ユーザの操作に応じて、マイナスイオンを発生する。ユーザの操作とは、例えば、ユーザによる携帯電話機の起動、通話ボタンの押下、メールの機能を起動するボタンの押下などである。また、例えば、ユーザの操作とは、インターネット回線との接続を指示するボタンの押下、携帯電話機の充電器との接続、またはマイナスイオンの発生を指示するボタンの押下などである。すなわち、イオン発生部は、あらゆる空間(場所)、状況またはタイミングなどにおいて、マイナスイオンを発生する。
よって、上述の携帯電話機と同様の効果を奏する。
以上のように、本発明の携帯電話機は、イオン発生部を備えているので、あらゆる空間(場所)、状況またはタイミングにおいて容易に、ユーザにマイナスイオンを供給することができる。よって、あらゆる場所、状況またはタイミングにおいて、ユーザに寛ぎを与えることができるという効果を奏する。
本発明に係る実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。以下の説明において同一の部材および構成要素のそれぞれには、同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔実施の形態1〕
本発明に係る一実施形態の携帯電話機について、図1を用いて以下に説明する。図1は、イオン発生器(イオン発生部)1を内蔵する携帯電話機10の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、携帯電話機10は、内部にイオン発生器1を備えている。イオン発生器1は、ユーザによる携帯電話機10の操作に応じて、マイナスイオンを発生する。ユーザによる携帯電話機10の操作とは、例えば、ユーザによる携帯電話機の起動、通話ボタンの押下、メールの機能を起動するボタンの押下、インターネット回線との接続を指示するボタンの押下、携帯電話機の充電器との接続、またはマイナスイオンの発生を指示するボタンの押下などである。イオン発生部は、あらゆる空間(場所)、状況またはタイミングなどにおいて、マイナスイオンを発生する。
よって、図9の電化製品に備えられているイオン発生器からのイオンの供給を受ける場合とは異なり、ユーザは、特定の場所(電化製品の設置された空間など)に留まることなく、携帯電話機10からのイオンの供給を受けることができる。つまり、携帯電話機10は、ユーザが持ち運ぶことによって、あらゆる空間において容易に、ユーザにマイナスイオンを供給することができる。よって、あらゆる空間において、ユーザに寛ぎを与えることができる。
ここで、図9および10に示したイオン発生器を、小型化する方法としては、イオン発生器を構成する全ての部品を、1つのパッケージに収めて集積回路(IC)化する方法が最も有効であると考えられる。さらに、上記方法によれば、イオン発生器の省電力化が実現可能である。上記方法によって小型化したイオン発生器の構成を図11に示す。図11は、小型化したイオン発生器の構成を示すブロック図である。図11に示すイオン発生器は、高い電位差を生じさせるために、マイコンおよびMOSFETを備えている。図11に示すイオン発生器は、特願2007−018920号(平成19年1月30日出願、本願の出願前の確認時点において未公開)として特許出願されている。
さらに、イオン発生器1は、マイナスイオンだけでなく、プラスイオンを発生することができる。マイナスイオンとプラスイオンとが同時に存在すると、例えば、空気中に浮遊する細菌を除去(殺菌)することができる。よって、携帯電話機10は、ユーザにくつろぎを与えるだけでなく、ユーザの周囲の空気を清潔な状態に変えることができる。つまり、ユーザは、携帯電話機10の使用によって、寛ぎという精神的な状態の向上だけでなく、清潔さという衛生的な状態の向上を享受することができる。
また、携帯電話機10のボタンが配置されている操作部の面の内、イオン発生部1の直上にある部分に、(複数の)小さな穴が形成されていてもよい。これによって、上記穴からユーザに対して効率的にイオンを供給することができる。さらに、携帯電話機10は、携帯電話機10の操作部の面に開けられた上記穴から、外部に風を送り出すファンをさらに備えていてもよい。これによって、イオン発生器1から発生したイオンがより効率的にユーザに供給される。
なお、イオン発生器1の種類によっては、イオンを発生する電極は、単にイオンを発生する機能しか有していない場合もある。このため、上記ファンからの風を、電極を介して上記穴から外部に送り出してもよい。上記ファンを備えることによって、上記電極から発生したイオンを外部に流すことができる。このとき、イオン発生器1としては、イオンを発生する機能だけを有する構成であればよく、あらゆる種類の構成を用いることができる。
〔実施の形態2〕
本発明に係る他の実施形態の携帯電話機について、図2および3を用いて以下に説明する。図2は、イオン発生器(イオン発生部)21が外部から取り付けられた携帯電話機20の外観を示す図である。図3は、ファン(送付部)30が取り付けられたイオン発生器21の外観を示す斜視図である。
図2に示すように、携帯電話機20には、外部接続端子(図示せず)を介して外付け型イオン発生器21が取り付けられる。外付け用のイオン発生器21は、イオン発生器21a、および携帯電話機20の外部接続端子に挿入する着脱機構部21bを備えている。つまり、外付け型イオン発生器21は、取り外し可能なイオン発生器である。よって、外部接続端子を有する従来の携帯電話機20に取り付けることができる。イオンの供給が不要であるときには、外付け型イオン発生器21を取り外して携帯電話機20を使用してもよい。
イオン発生器21aは、イオン発生器1と同じ機能を有している。よって、その作用の詳細については、実施の形態1を参照すればよい。
また、図3に示すように、外付け用のイオン発生器21には、ファン(送風部)30が取り付けられていてもよい。これによって、上述のように、イオン発生器21から発生したイオンを効率よくユーザに供給することができる。
〔実施の形態3〕
本発明に係る携帯電話機からイオンが発生するフローについて、図4〜図8を用いて、以下に説明する。図4は、携帯電話機10が通話中にイオンを発生するフローを示すフローチャートである。図5は、携帯電話機10がメール機能の使用中にイオンを発生するフローを示すフローチャートである。図6は、携帯電話機10が充電によってイオンを発生するフローを示すフローチャートである。図7は、携帯電話機10が充電中にイオンを発生するフローを示すフローチャートである。図8は、携帯電話機10がユーザによる指示によってイオンを発生するフローを示すフローチャートである。
(通話中にイオンを発生する処理)
携帯電話機10が自動的にイオンを供給する処理の一例について、図4を用いて以下に説明する。この処理は、着信時または発信時に、ユーザが通話ボタンを押したときに、イオン発生器1がイオンを発生する処理である。
図4に示すように、まず、ユーザの操作によって、携帯電話機10の電源がONになって、待ち受け(待機)状態になる(S40)。
次に、通話ボタンが押下されたか否かが判定される(S41)。ここで、通話ボタンが押下されていない(NO)と判定されると、引き続いて待機状態が継続される。
次に、S41において、通話ボタンが押下された(YES)と判定されると、イオン発生器1が動作して、イオンが発生する(S42)。
次に、通話が終了されたこと(通話終了ボタンの押下)が検出される(S43)と、イオン発生器1の動作が停止して、イオンの発生が終了する(S44)。
以上のように、S41〜S44の処理によって、ユーザは、通話の開始と通話の終了とを指示する操作を行うことによって、通話中に自動的にイオンの供給を受けることができる。
(メール機能の使用中にイオンを発生する処理)
携帯電話機10が自動的にイオンを供給する処理の他の一例について、図5を用いて以下に説明する。この処理は、ユーザによるメールの確認時またはメールの送信時に、イオン発生器1がイオンを発生する処理である。
図5に示すように、まず、ユーザの操作によって、携帯電話機10の電源がONになって、待ち受け(待機)状態になる(S50)。
次に、メール機能を起動するボタンが押下されたか否かが判定される(S51)。ここで、メール機能を起動するボタンが押下されていない(NO)と判定されると、引き続いて待機状態が継続される。
次に、S51において、メール機能を起動するボタンが押下された(YES)と判定されると、イオン発生器1が動作して、イオンが発生する(S52)。
次に、メール機能が終了されたこと(メール機能の終了ボタンの押下、またはメールの送信完了)が検出される(S53)と、イオン発生器1の動作が停止して、イオンの発生が終了する(S54)。
以上のように、S51〜S4の処理によって、ユーザは、メール機能の起動と、メール機能の終了またはメールの送信とを指示する操作を行うことによって、メール機能の使用中に自動的にイオンの供給を受けることができる。
なお、携帯電話機10は、メール機能の使用時に限らず、ウェブページの閲覧などのインターネット機能の使用時にイオンを発生してもよい。この場合、イオンの発生開始の引き金になるのは、例えば、インターネット回線への接続を指示するボタンの押下であり、イオンの発生停止の引き金になるのは、例えば、インターネット回線との接続を切ることを指示するボタンの押下である。
(充電によってイオンを発生する処理)
携帯電話機10が自動的にイオンを供給する処理のさらに他の一例について、図6を用いて以下に説明する。この処理は、ユーザが、携帯電話機10を充電することによって、イオン発生器1がイオンを発生する処理である。
図6に示すように、まず、ユーザの操作によって、携帯電話機10の電源がONになって、待ち受け(待機)状態になる(S60)。
次に、携帯電話機10と充電器とが接続されているか否かが判定される(S61)。ここで、携帯電話機10と充電器とが接続されていない(NO)と判定されると、引き続いて待機状態が継続される。
次に、S61において、携帯電話機10と充電器とが接続された(YES)と判定されると、イオン発生器1が動作して、イオンが発生する(S62)。
次に、充電が終了されたこと(携帯電話機10と充電器との接続の解除)が検出される(S63)と、イオン発生器1の動作が停止して、イオンの発生が終了する(S64)。
以上のように、S61〜S64の処理によって、ユーザは、携帯電話機10と充電器との着脱を行うことによって、充電中に自動的にイオンの供給を受けることができる。このため、携帯電話機10とACアダプタなどの充電器とが接続されたままの状態であれば、イオンの発生が継続する。
(充電中にイオンを発生する処理)
図6を用いて説明した、携帯電話機10が自動的にイオンを供給する処理の変形例について、図7を用いて以下に説明する。この処理は、携帯電話機10の充電中に、イオン発生器1がイオンを発生する処理である。
図7に示すように、まず、ユーザの操作によって、携帯電話機10の電源がONになって、待ち受け(待機)状態になる(S70)。
次に、携帯電話機10の電池に対して充電器から電力が供給されているか否かが判定される(S71)。ここで、携帯電話機10の電池に対して充電器から電力が供給されていない(NO)と判定されると、引き続いて待機状態が継続される。
次に、S71において、携帯電話機10の電池に対して充電器から電力が供給されている(YES)と判定されると、イオン発生器1が動作して、イオンが発生する(S72)。
次に、電池に対する充電中(電力の供給中)であるか否かが判定される(S73)。ここで、電池に対する充電中である(YES)と判定されると、引き続いてイオン発生器1によるイオンの発生が継続する。
次に、S73において、電池に対する充電が終了した(NO)と判定されると、イオン発生器1の動作が停止して、イオンの発生が終了する(S74)。
以上のように、S71〜S74の処理によって、ユーザは、携帯電話機10と充電器と接続するだけで、充電中に自動的にイオンの供給を受けることができる。
(ユーザの指示によってイオンを発生する処理)
携帯電話機10がユーザからの指示によってイオンを供給する処理について、図8を用いて、以下に説明する。この処理は、ユーザが、携帯電話機10のイオン発生ボタン(イオンの発生を指示するボタン)を押下することによって、イオン発生器1がイオンを発生する処理である。
図8に示すように、まず、ユーザの操作によって、携帯電話機10の電源がONになって、待ち受け(待機)状態になる(S80)。
次に、イオン発生指示が入力(イオン発生ボタンが押下)されたか否かが判定される(S81)。ここで、イオン発生ボタンが押下されていない(NO)と判定されると、引き続いて待機状態が継続される。
次に、S81において、イオン発生ボタンが押下された(YES)と判定されると、イオン発生器1が動作して、イオンが発生する(S82)。
次に、イオン発生停止指示が入力(イオン発生ボタンがふたたび押下、またはイオン発生停止ボタンが押下)されたか否かが判定される(S83)。ここで、イオン発生停止指示が入力されていない(NO)と判定されると、引き続いてイオンの発生が継続する。
次に、S83において、イオン発生停止指示が入力された(YES)と判定されると、イオン発生器1の動作が停止して、イオンの発生が終了する(S84)。
以上のように、S81〜S84の処理によって、ユーザは、所望のタイミングおよび所望の期間において、携帯電話機10からイオンの供給を受けることができる。
(その他の構成)
本発明は、以下の構成によっても実現可能である。
(第1の構成)
小型イオン発生器を有し、マイナスイオンを発生することが可能なイオン発生機能付携帯電話。
(第2の構成)
前記小型イオン発生器によりプラスイオンを同時に発生することが可能な第1の構成に係るイオン発生機能付携帯電話。
(第3の構成)
前記小型イオン発生器を携帯電話ユニット内に内蔵した第1または第2の構成に係るイオン発生機能付携帯電話。
(第4の構成)
前記小型イオン発生器を携帯電話に着脱することが可能な第1または第2の構成に係るイオン発生機能付携帯電話。
(第5の構成)
前記小型イオン発生器がイオン発生用のファンを有する第1〜第4の構成のいずれか1つに係るイオン発生機能付携帯電話。
(第6の構成)
前記携帯電話の通話中にイオンが発生する第1〜第5の構成のいずれか1つに係るイオン発生機能付携帯電話。
(第7の構成)
前記携帯電話のメール機能操作中にイオンが発生する第1〜第6の構成のいずれか1つに係るイオン発生機能付携帯電話。
(第8の構成)
前記携帯電話の充電中にイオンが発生することを特徴とする第1〜第7の構成のいずれか1つにイオン発生機能付携帯電話。
(第9の構成)
前記携帯電話の任意の操作することによりイオンが発生する第1〜第8の構成いずれか1つに係るイオン発生機能付携帯電話。
本発明によれば、あらゆる空間において、携帯電話機からイオンを発生させることができる。よって、本発明は、携帯電話機の全般に適用することができる。
本発明に係る携帯電話機の外観を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の変形例の外観を示す斜視図である。 図2のイオン発生器の変形例の外観を示す斜視図である。 本発明に係る携帯電話機におけるイオンを発生するフローの一例を示すフローチャートである。 図4とは異なる、本発明に係る携帯電話機におけるイオンを発生するフローの一例を示すフローチャートである。 図4とは異なる、本発明に係る携帯電話機におけるイオンを発生するフローの他の一例を示すフローチャートである。 図6の変形例を示すフローチャートである。 図4とは異なる、本発明に係る携帯電話機におけるイオンを発生するフローのさらに他の一例を示すフローチャートである。 従来のイオン発生器を備える電化製品の構成を示す斜視図である。 従来のイオン発生器が有する回路の構成を示す回路図である。 小型化したイオン発生器の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 イオン発生器(イオン発生部)
10 携帯電話機
20 携帯電話機
21 外付け型イオン発生器
21a イオン発生器(イオン発生部)
21b 着脱機構部
30 ファン(送風部)

Claims (11)

  1. マイナスイオンを発生するイオン発生部を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 上記イオン発生部がプラスイオンをさらに発生することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 上記イオン発生部が内蔵されていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話機。
  4. 上記イオン発生部が、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話機。
  5. 上記イオン発生部から外部に風を送る送風部を、さらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  6. 通話ボタンが押下されたことを検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  7. メールの機能を起動するボタンを押下されたことが検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  8. 携帯電話機と充電器との接続を検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  9. 上記イオン発生部の動作を指示するイオン発生ボタンを、さらに備えていることを特徴とする請求項1〜8に記載の携帯電話機。
  10. インターネット回線への接続を指示するボタンが押下されたことが検出したとき、上記イオン発生部がマイナスイオンまたはプラスイオンを発生することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  11. マイナスイオンを発生する小型のイオン発生部を備える携帯電話機の制御方法であって、
    上記イオン発生部がマイナスイオンを発生する工程を包含することを特徴とする携帯電話機の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011043963A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Nec Personal Products Co Ltd 電子機器
WO2012046635A1 (ja) * 2010-10-04 2012-04-12 シャープ株式会社 携帯端末装置
WO2012066978A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 シャープ株式会社 携帯端末装置

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