JPH06244995A - コードレス電話機 - Google Patents
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- JPH06244995A JPH06244995A JP50A JP2561393A JPH06244995A JP H06244995 A JPH06244995 A JP H06244995A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2561393 A JP2561393 A JP 2561393A JP H06244995 A JPH06244995 A JP H06244995A
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- Japan
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- unit
- power supply
- power
- supplied
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Abstract
(57)【要約】
【目的】親機内部のバッテリを省略した場合にも停電時
の親機の動作を確保する。 【構成】親機11に第1および第2のスイッチ部21、
22を設け、電源供給手段13から電力が供給されてい
るときには電源供給手段13と電源負荷部との接続を閉
じ、電源供給手段13から電力が供給されないときには
親機充電端子19と電源負荷部との接続を閉じる。
の親機の動作を確保する。 【構成】親機11に第1および第2のスイッチ部21、
22を設け、電源供給手段13から電力が供給されてい
るときには電源供給手段13と電源負荷部との接続を閉
じ、電源供給手段13から電力が供給されないときには
親機充電端子19と電源負荷部との接続を閉じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停電時、子機内に設け
られたバッテリによって親機が動作するコードレス電話
機に関する。
られたバッテリによって親機が動作するコードレス電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】留守番録音の機能を有するコードレス電
話機の主たる機能の一つである留守番録音は、使用者が
留守をしているときに行われる動作であることから、そ
の留守中に停電が生じた場合にもその機能を失わないよ
うにする必要がある。図3は、そのための構成として従
来用いられているコードレス電話機の電源制御部を示す
回路図である。同図を参照しつつ、以下にその構成を説
明する。
話機の主たる機能の一つである留守番録音は、使用者が
留守をしているときに行われる動作であることから、そ
の留守中に停電が生じた場合にもその機能を失わないよ
うにする必要がある。図3は、そのための構成として従
来用いられているコードレス電話機の電源制御部を示す
回路図である。同図を参照しつつ、以下にその構成を説
明する。
【0003】すなわち停電していないときには、商用電
源を変圧整流するACアダプタ94からの直流電圧が親
機96に供給され、供給された直流電圧は、定電圧回路
91を介することによってその電圧が安定化された後、
留守番録音を行うブロック等、電力を必要とするブロッ
クに与えられる。またACアダプタ94からの直流電圧
は、ダイオードD91と抵抗R91とからなる充電回路
を介して子機95に与えられ、子機95内のバッテリ9
6の充電を行うと共に、ダイオードD92と抵抗R92
とからなる充電回路を介して、親機96内部に設けられ
たバッテリ93を充電する。
源を変圧整流するACアダプタ94からの直流電圧が親
機96に供給され、供給された直流電圧は、定電圧回路
91を介することによってその電圧が安定化された後、
留守番録音を行うブロック等、電力を必要とするブロッ
クに与えられる。またACアダプタ94からの直流電圧
は、ダイオードD91と抵抗R91とからなる充電回路
を介して子機95に与えられ、子機95内のバッテリ9
6の充電を行うと共に、ダイオードD92と抵抗R92
とからなる充電回路を介して、親機96内部に設けられ
たバッテリ93を充電する。
【0004】一方、停電が生じたためACアダプタ94
からの直流電圧の供給が停止すると、定電圧回路91は
その動作を停止し、定電圧回路92が動作を開始する。
これによりバッテリ93より供給される直流電圧は、定
電圧回路92によって安定化された後、電力を必要とす
る上記ブロックに与えられる。つまり停電時にはバッテ
リ93から電力の供給を受けることにより、停電してい
ないときと同様の動作を行うように構成されている。
からの直流電圧の供給が停止すると、定電圧回路91は
その動作を停止し、定電圧回路92が動作を開始する。
これによりバッテリ93より供給される直流電圧は、定
電圧回路92によって安定化された後、電力を必要とす
る上記ブロックに与えられる。つまり停電時にはバッテ
リ93から電力の供給を受けることにより、停電してい
ないときと同様の動作を行うように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
を用いる場合には、親機96内部にバッテリ93を設け
なければならないため、このバッテリ93を収納するた
めの空間を親機96内部に確保する必要がある。このこ
とは、留守番録音機能のためのブロックを備えたことか
ら大型化している親機をより大型化させることを意味
し、親機96を小型化しようとする際の障害となってい
た。また充電が可能なバッテリ93の価格も安価ではな
いという問題を抱えていた。
を用いる場合には、親機96内部にバッテリ93を設け
なければならないため、このバッテリ93を収納するた
めの空間を親機96内部に確保する必要がある。このこ
とは、留守番録音機能のためのブロックを備えたことか
ら大型化している親機をより大型化させることを意味
し、親機96を小型化しようとする際の障害となってい
た。また充電が可能なバッテリ93の価格も安価ではな
いという問題を抱えていた。
【0006】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、親機内部のバッテリを省
略した場合にも停電時の親機の動作を確保することので
きるコードレス電話機を提供することにある。
たものであって、その目的は、親機内部のバッテリを省
略した場合にも停電時の親機の動作を確保することので
きるコードレス電話機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のコードレス電話機は、商用電源を電流源とする
電源供給手段より動作用の電力の供給を受ける親機と、
この親機に接続される子機とからなるコードレス電話機
に適用され、前記電源供給手段から供給される電力によ
って動作するブロックのうち少なくとも前記子機充電部
が除かれたブロックを電源負荷部とするとき、前記親機
は、その出力が親機充電端子に接続されて前記子機内に
設けられたバッテリへの充電を行う子機充電部と、前記
電源供給手段から電力が供給されているときにはこの電
源供給手段と前記電源負荷部との接続を閉じ、前記電源
供給手段から電力が供給されないときにはこの電源供給
手段と前記電源負荷部との接続を開く第1のスイッチ部
と、前記電源供給手段から電力が供給されているときに
は前記親機充電端子と前記電源負荷部との接続を開き、
前記電源供給手段から電力が供給されないときには前記
親機充電端子と前記電源負荷部との接続を閉じる第2の
スイッチ部とを備えた構成とする。
本発明のコードレス電話機は、商用電源を電流源とする
電源供給手段より動作用の電力の供給を受ける親機と、
この親機に接続される子機とからなるコードレス電話機
に適用され、前記電源供給手段から供給される電力によ
って動作するブロックのうち少なくとも前記子機充電部
が除かれたブロックを電源負荷部とするとき、前記親機
は、その出力が親機充電端子に接続されて前記子機内に
設けられたバッテリへの充電を行う子機充電部と、前記
電源供給手段から電力が供給されているときにはこの電
源供給手段と前記電源負荷部との接続を閉じ、前記電源
供給手段から電力が供給されないときにはこの電源供給
手段と前記電源負荷部との接続を開く第1のスイッチ部
と、前記電源供給手段から電力が供給されているときに
は前記親機充電端子と前記電源負荷部との接続を開き、
前記電源供給手段から電力が供給されないときには前記
親機充電端子と前記電源負荷部との接続を閉じる第2の
スイッチ部とを備えた構成とする。
【0008】
【作用】第1のスイッチ部は、電源供給手段から電力が
供給されているとき電源供給手段と電源負荷部との接続
を閉じ、第2のスイッチ部は、電源供給手段から電力が
供給されないとき親機充電端子と電源負荷部との接続を
閉じることから、電源負荷部には、電源供給手段からの
電力の供給状態に応じて、電源供給手段が接続される
か、または親機充電端子を介して子機内部のバッテリが
接続される。
供給されているとき電源供給手段と電源負荷部との接続
を閉じ、第2のスイッチ部は、電源供給手段から電力が
供給されないとき親機充電端子と電源負荷部との接続を
閉じることから、電源負荷部には、電源供給手段からの
電力の供給状態に応じて、電源供給手段が接続される
か、または親機充電端子を介して子機内部のバッテリが
接続される。
【0009】そのため電源供給手段が電力を供給すると
きには、この電力が電源負荷部に導かれ、電源供給手段
が電力を供給しないときには、子機内部のバッテリから
の電力が電源負荷部に導かれる。
きには、この電力が電源負荷部に導かれ、電源供給手段
が電力を供給しないときには、子機内部のバッテリから
の電力が電源負荷部に導かれる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しつつ
以下に説明する。
以下に説明する。
【0011】図2は、本発明のコードレス電話機の一実
施例の電気的構成を示すブロック線図である。
施例の電気的構成を示すブロック線図である。
【0012】図において、回線ジャック17を介して電
話回線20が接続された回線制御部31は音声信号制御
部34と双方向に接続され、この音声信号制御部34に
は、留守番録音部32、無線通信部33、およびスピー
カホン部35のそれぞれが双方向に接続されている。
話回線20が接続された回線制御部31は音声信号制御
部34と双方向に接続され、この音声信号制御部34に
は、留守番録音部32、無線通信部33、およびスピー
カホン部35のそれぞれが双方向に接続されている。
【0013】また無線通信部33にはアンテナ37が接
続されており、スピーカホン部35にはマイク38の出
力が導かれている。そしてスピーカ39にはスピーカホ
ン部35からの出力が与えられている。
続されており、スピーカホン部35にはマイク38の出
力が導かれている。そしてスピーカ39にはスピーカホ
ン部35からの出力が与えられている。
【0014】また回線制御部31、留守番録音部32、
無線通信部33、音声信号制御部34、およびスピーカ
ホン部35のそれぞれには、主制御部36からの制御信
号が導入されている。なお回線制御部31、無線通信部
33のそれぞれと主制御部36との接続については、双
方向性の接続となっている(制御信号系の接続について
は破線により示している)。
無線通信部33、音声信号制御部34、およびスピーカ
ホン部35のそれぞれには、主制御部36からの制御信
号が導入されている。なお回線制御部31、無線通信部
33のそれぞれと主制御部36との接続については、双
方向性の接続となっている(制御信号系の接続について
は破線により示している)。
【0015】また商用電源14が接続された電源供給手
段13の出力は、DCジャック18を介して電源制御部
16に与えられており、子機12と電源制御部16と
は、親機充電端子19を介することにより、双方向に接
続されている。また電源負荷部15には電源制御部16
の出力161が与えられている。
段13の出力は、DCジャック18を介して電源制御部
16に与えられており、子機12と電源制御部16と
は、親機充電端子19を介することにより、双方向に接
続されている。また電源負荷部15には電源制御部16
の出力161が与えられている。
【0016】以上の構成において、電源供給手段13か
らの電力により動作するブロックである電源負荷部15
は、31〜39の9つのブロックによる構成となってい
る。また親機11は、電源負荷部15、電源制御部1
6、回線ジャック17、DCジャック18、および親機
充電端子19による構成となっている。
らの電力により動作するブロックである電源負荷部15
は、31〜39の9つのブロックによる構成となってい
る。また親機11は、電源負荷部15、電源制御部1
6、回線ジャック17、DCジャック18、および親機
充電端子19による構成となっている。
【0017】以下に、各ブロックの構成の詳細について
説明する。
説明する。
【0018】回線制御部31は、電話回線20からの着
信信号の検出、電話回線20の閉結と解放、およびダイ
ヤルパルスの送出を行うブロックである。音声信号制御
部34は、その内部にスピーチ回路を含み、回線制御部
31、留守番録音部32、無線通信部33、スピーカホ
ン部35との間において、必要となったブロック間に音
声信号経路を構成するブロックとなっている。
信信号の検出、電話回線20の閉結と解放、およびダイ
ヤルパルスの送出を行うブロックである。音声信号制御
部34は、その内部にスピーチ回路を含み、回線制御部
31、留守番録音部32、無線通信部33、スピーカホ
ン部35との間において、必要となったブロック間に音
声信号経路を構成するブロックとなっている。
【0019】また留守番録音部32は、留守番録音時、
相手側に送出する着信メッセージを記憶したICメモ
リ、相手側からの用件を録音する録音装置等からなるブ
ロックとなっている。
相手側に送出する着信メッセージを記憶したICメモ
リ、相手側からの用件を録音する録音装置等からなるブ
ロックとなっている。
【0020】また無線通信部33は、電話回線20によ
る通話時または内線通話時に、子機12との間において
送受信を行うブロックとなっており、スピーカホン部3
5は、電話回線20による通話時または内線通話時に、
マイク38からの音声信号を増幅して音声信号制御部3
4に送出すると共に音声信号制御部34からの信号を増
幅してスピーカ39に送出するブロックとなっている。
る通話時または内線通話時に、子機12との間において
送受信を行うブロックとなっており、スピーカホン部3
5は、電話回線20による通話時または内線通話時に、
マイク38からの音声信号を増幅して音声信号制御部3
4に送出すると共に音声信号制御部34からの信号を増
幅してスピーカ39に送出するブロックとなっている。
【0021】また主制御部36は、各ブロック31〜3
5の制御を行うことにより、親機11としての機能、お
よび留守番録音の機能等を実行するためのブロックとな
っている。
5の制御を行うことにより、親機11としての機能、お
よび留守番録音の機能等を実行するためのブロックとな
っている。
【0022】また電源負荷部15は電力の供給を必要と
するブロックとなっており、その構成は従来技術と同様
に構成されている。そして電源制御部16は、電源負荷
部15に与える電力の制御を行うブロックとなってお
り、電源供給手段13は、商用電源14に接続され、A
Cアダプタの名称で知られている変圧整流回路となって
いる。
するブロックとなっており、その構成は従来技術と同様
に構成されている。そして電源制御部16は、電源負荷
部15に与える電力の制御を行うブロックとなってお
り、電源供給手段13は、商用電源14に接続され、A
Cアダプタの名称で知られている変圧整流回路となって
いる。
【0023】図1は、電源制御部16と、電源制御部1
6に接続されるブロックの電気的接続を示す回路図であ
る。
6に接続されるブロックの電気的接続を示す回路図であ
る。
【0024】図において、電源供給手段13のプラス端
子は、DCジャック18を介して、ダイオードD13の
アノード、抵抗R14の一方の端子、抵抗R11の一方
の端子、およびトランジスタQ11のコレクタに接続さ
れると共に、コンデンサC11を介して接地されてい
る。
子は、DCジャック18を介して、ダイオードD13の
アノード、抵抗R14の一方の端子、抵抗R11の一方
の端子、およびトランジスタQ11のコレクタに接続さ
れると共に、コンデンサC11を介して接地されてい
る。
【0025】また抵抗R11の他方の端子は、トランジ
スタQ11のベースに接続されると共にツェナダイオー
ドZD1のカソードに接続され、トランジスタQ11の
エミッタはダイオードD11のアノードに接続されてい
る。そしてツェナダイオードZD1のアノードは接地さ
れている。
スタQ11のベースに接続されると共にツェナダイオー
ドZD1のカソードに接続され、トランジスタQ11の
エミッタはダイオードD11のアノードに接続されてい
る。そしてツェナダイオードZD1のアノードは接地さ
れている。
【0026】またダイオードD13のカソードは、抵抗
R16を介して、親機充電端子19のプラス端子19
1、抵抗R12の一方の端子、およびトランジスタQ1
2のコレクタに導かれている。
R16を介して、親機充電端子19のプラス端子19
1、抵抗R12の一方の端子、およびトランジスタQ1
2のコレクタに導かれている。
【0027】また抵抗R14の他方の端子は、トランジ
スタQ14のベースに導かれると共に抵抗R15を介し
て接地されている。またトランジスタQ14のエミッタ
は接地されている。
スタQ14のベースに導かれると共に抵抗R15を介し
て接地されている。またトランジスタQ14のエミッタ
は接地されている。
【0028】またトランジスタQ14のコレクタには、
抵抗R12の他方の端子とトランジスタQ12のベース
とツェナダイオードZD2のカソードとが接続されてお
り、ツェナダイオードZD2のアノードは接地されてい
る。そしてトランジスタQ12のエミッタにはダイオー
ドD12のアノードが接続されている。
抵抗R12の他方の端子とトランジスタQ12のベース
とツェナダイオードZD2のカソードとが接続されてお
り、ツェナダイオードZD2のアノードは接地されてい
る。そしてトランジスタQ12のエミッタにはダイオー
ドD12のアノードが接続されている。
【0029】またダイオードD11、D12のそれぞれ
のカソードは互いに接続されると共にコンデンサC12
を介して接地され、さらには出力161として、電源負
荷部15に接続されている。
のカソードは互いに接続されると共にコンデンサC12
を介して接地され、さらには出力161として、電源負
荷部15に接続されている。
【0030】また電源供給手段13のマイナス端子は、
DCジャック18を介して親機11内部に接地され、子
機12内部において接地された子機充電端子25のマイ
ナス端子は、親機充電端子19のマイナス端子を介して
親機11内部に接地されている。
DCジャック18を介して親機11内部に接地され、子
機12内部において接地された子機充電端子25のマイ
ナス端子は、親機充電端子19のマイナス端子を介して
親機11内部に接地されている。
【0031】また親機充電端子19のプラス端子191
は、子機12が親機11に戻されたときには、子機充電
端子25のプラス端子を介することにより、バッテリ2
4のプラス端子とトランジスタQ15のコレクタと抵抗
R17の一方の端子とに接続され、バッテリ24のマイ
ナス端子は接地されている。
は、子機12が親機11に戻されたときには、子機充電
端子25のプラス端子を介することにより、バッテリ2
4のプラス端子とトランジスタQ15のコレクタと抵抗
R17の一方の端子とに接続され、バッテリ24のマイ
ナス端子は接地されている。
【0032】また抵抗R17の他方の端子は、トランジ
スタQ15のベースに接続されると共にツェナダイオー
ドZD3のカソードに接続されており、ツェナダイオー
ドZD3のアノードは接地されている。そしてトランジ
スタQ15のエミッタは、電源出力として子機12内部
に送出されている。
スタQ15のベースに接続されると共にツェナダイオー
ドZD3のカソードに接続されており、ツェナダイオー
ドZD3のアノードは接地されている。そしてトランジ
スタQ15のエミッタは、電源出力として子機12内部
に送出されている。
【0033】以上の構成において、子機充電部23は、
ダイオードD13と抵抗R16とによる構成となってお
り、第1のスイッチ部21は、抵抗R11、トランジス
タQ11、ツェナダイオードZD1、およびダイオード
D11の4つの素子による構成となっている。
ダイオードD13と抵抗R16とによる構成となってお
り、第1のスイッチ部21は、抵抗R11、トランジス
タQ11、ツェナダイオードZD1、およびダイオード
D11の4つの素子による構成となっている。
【0034】また停電検出回路26は、2つの抵抗R1
4、R15とトランジスタQ14とによって構成されて
おり、第2のスイッチ部22は、トランジスタQ12、
抵抗R12、ツェナダイオードZD2、およびダイオー
ドD12の4つの素子と、停電検出回路26とにより構
成されている。
4、R15とトランジスタQ14とによって構成されて
おり、第2のスイッチ部22は、トランジスタQ12、
抵抗R12、ツェナダイオードZD2、およびダイオー
ドD12の4つの素子と、停電検出回路26とにより構
成されている。
【0035】また子機12については、バッテリ24、
抵抗R17、ツェナダイオードZD3、およびトランジ
スタQ15からなるブロックと、子機12としての動作
に必要なブロック(図示が省略されている)とによる構
成となっていて、その構成は従来技術と同様である。
抵抗R17、ツェナダイオードZD3、およびトランジ
スタQ15からなるブロックと、子機12としての動作
に必要なブロック(図示が省略されている)とによる構
成となっていて、その構成は従来技術と同様である。
【0036】またツェナダイオードZD1のツェナ電圧
とツェナダイオードZD2のツェナ電圧とは同一となっ
ている。
とツェナダイオードZD2のツェナ電圧とは同一となっ
ている。
【0037】次に、本発明の一実施例の動作について説
明する。
明する。
【0038】まず、電源供給手段13から電力が供給さ
れているときの動作を示す。
れているときの動作を示す。
【0039】第1のスイッチ部21においては、トラン
ジスタQ11のベース電圧は、ツェナダイオードZD1
のツェナ電圧に設定されることから、電源供給手段13
からの電力である直流は、トランジスタQ11において
その電圧が安定化された後、ダイオードD11を介して
電源負荷部15に供給される。つまり第1のスイッチ部
21は、電源供給手段13と電源負荷部15との接続を
閉じる(電圧の安定化を含む)動作を行う。
ジスタQ11のベース電圧は、ツェナダイオードZD1
のツェナ電圧に設定されることから、電源供給手段13
からの電力である直流は、トランジスタQ11において
その電圧が安定化された後、ダイオードD11を介して
電源負荷部15に供給される。つまり第1のスイッチ部
21は、電源供給手段13と電源負荷部15との接続を
閉じる(電圧の安定化を含む)動作を行う。
【0040】また電源供給手段13からの直流は、子機
充電部23を介して親機充電端子19のプラス端子19
1に導かれるため、子機充電部23は子機12内部のバ
ッテリ24に充電電流を供給する。
充電部23を介して親機充電端子19のプラス端子19
1に導かれるため、子機充電部23は子機12内部のバ
ッテリ24に充電電流を供給する。
【0041】また停電検出回路26においては、トラン
ジスタQ14のベースに電流が供給されることから、ト
ランジスタQ14はオン状態となり、トランジスタQ1
2のベース電圧を0近傍の電圧とすることから、トラン
ジスタQ12はオフ状態となる。つまり第2のスイッチ
部22は、親機充電端子19のプラス端子191と電源
負荷部15との接続を開いた状態とする。
ジスタQ14のベースに電流が供給されることから、ト
ランジスタQ14はオン状態となり、トランジスタQ1
2のベース電圧を0近傍の電圧とすることから、トラン
ジスタQ12はオフ状態となる。つまり第2のスイッチ
部22は、親機充電端子19のプラス端子191と電源
負荷部15との接続を開いた状態とする。
【0042】次に、電源供給手段13から電力が供給さ
れないときの動作を示す。
れないときの動作を示す。
【0043】第1のスイッチ部21においては、トラン
ジスタQ11のコレクタとベースとの電圧が共に0Vと
なることから、トランジスタQ11はオフとなり、出力
161から電源供給手段13を見たときと、電源供給手
段13から出力161を見たときとの双方において、出
力161と電源供給手段13との間の接続は開かれた状
態となる。
ジスタQ11のコレクタとベースとの電圧が共に0Vと
なることから、トランジスタQ11はオフとなり、出力
161から電源供給手段13を見たときと、電源供給手
段13から出力161を見たときとの双方において、出
力161と電源供給手段13との間の接続は開かれた状
態となる。
【0044】一方、第2のスイッチ部22においては、
トランジスタQ14のベース電流が0となることから、
トランジスタQ14はオフ状態となり、バッテリ24か
らの電力である直流は、抵抗R12を介してツェナダイ
オードZD2に流れる。そのためトランジスタQ12の
ベースは、ツェナダイオードZD2のツェナ電圧に設定
されることになる。
トランジスタQ14のベース電流が0となることから、
トランジスタQ14はオフ状態となり、バッテリ24か
らの電力である直流は、抵抗R12を介してツェナダイ
オードZD2に流れる。そのためトランジスタQ12の
ベースは、ツェナダイオードZD2のツェナ電圧に設定
されることになる。
【0045】その結果、トランジスタQ12には電流が
流れることとなり、親機充電端子19を介してバッテリ
24から供給される直流は、トランジスタQ12によっ
てその電圧が安定化された後、ダイオードD12を介し
て電源負荷部15に供給される。
流れることとなり、親機充電端子19を介してバッテリ
24から供給される直流は、トランジスタQ12によっ
てその電圧が安定化された後、ダイオードD12を介し
て電源負荷部15に供給される。
【0046】つまり第2のスイッチ部22は、親機充電
端子19と電源負荷部15との接続を閉じることとなる
(電圧の安定化を含む)。
端子19と電源負荷部15との接続を閉じることとなる
(電圧の安定化を含む)。
【0047】以上説明したように、電源供給手段13か
ら電力が供給されるときには、電源供給手段13からの
電力が第1のスイッチ部21を介して電源負荷部15に
与えられ、電源供給手段13からの電力の供給が停止と
なったときには、第2のスイッチ部22を介してバッテ
リ24からの電力が電源負荷部15に与えられる。
ら電力が供給されるときには、電源供給手段13からの
電力が第1のスイッチ部21を介して電源負荷部15に
与えられ、電源供給手段13からの電力の供給が停止と
なったときには、第2のスイッチ部22を介してバッテ
リ24からの電力が電源負荷部15に与えられる。
【0048】また第1のスイッチ部21の出力電圧と第
2のスイッチ部22の出力電圧とは等しい(ツェナダイ
オードZD1、ZD2のツェナ電圧が同一)ことから、
電源負荷部15には、電源供給手段13から電力が供給
されるているときと供給が停止されたときとの双方にお
いて等しい直流電圧が供給されることになる。
2のスイッチ部22の出力電圧とは等しい(ツェナダイ
オードZD1、ZD2のツェナ電圧が同一)ことから、
電源負荷部15には、電源供給手段13から電力が供給
されるているときと供給が停止されたときとの双方にお
いて等しい直流電圧が供給されることになる。
【0049】つまり電源負荷部15は、電源供給手段1
3が電力を供給しているかどうかに影響されることなく
動作することが可能となっている。
3が電力を供給しているかどうかに影響されることなく
動作することが可能となっている。
【0050】なお、電源負荷部15については、その構
成が従来技術と同一となっており、本発明の主眼は電源
制御部16の構成と動作とにあることから、電源負荷部
15の動作の詳細については、その説明を省略すること
とする。
成が従来技術と同一となっており、本発明の主眼は電源
制御部16の構成と動作とにあることから、電源負荷部
15の動作の詳細については、その説明を省略すること
とする。
【0051】本実施例においては、第1のスイッチ部2
1の構成、および第2のスイッチ部22の構成を、接続
の開閉と電圧の安定化とを併せて行う構成としているの
で、第1および第2のスイッチ部には接続の開閉のみを
行わせ、別個に設けられた安定化回路によって電圧の安
定化を行う構成とした場合に比べると、電源制御部16
の回路構成の簡略化が可能となっている。
1の構成、および第2のスイッチ部22の構成を、接続
の開閉と電圧の安定化とを併せて行う構成としているの
で、第1および第2のスイッチ部には接続の開閉のみを
行わせ、別個に設けられた安定化回路によって電圧の安
定化を行う構成とした場合に比べると、電源制御部16
の回路構成の簡略化が可能となっている。
【0052】なお上記実施例では、電源供給手段13か
ら電力が供給さないとき、電力の供給を停止するブロッ
クについては、子機充電部23のみとした場合について
説明したが、無線通信部33等のように、留守番録音の
動作には不要となるブロックへの電力の供給も同様に停
止することにより、バッテリ24の消費量を低減させる
構成とすることが可能である。
ら電力が供給さないとき、電力の供給を停止するブロッ
クについては、子機充電部23のみとした場合について
説明したが、無線通信部33等のように、留守番録音の
動作には不要となるブロックへの電力の供給も同様に停
止することにより、バッテリ24の消費量を低減させる
構成とすることが可能である。
【0053】また親機11内部に動作用の電力を供給す
る電源供給手段13については、親機11の外部に設け
られたACアダプタとした場合について説明したが、電
源供給手段13を親機11の内部に設けた構成の場合に
も同様に適用することが可能である。
る電源供給手段13については、親機11の外部に設け
られたACアダプタとした場合について説明したが、電
源供給手段13を親機11の内部に設けた構成の場合に
も同様に適用することが可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明に係るコードレス電話機は、親機
に、第1および第2のスイッチ部を設け、電源供給手段
から電力が供給されているときには電源供給手段と電源
負荷部との接続を閉じ、電源供給手段から電力が供給さ
れないときには親機充電端子と電源負荷部との接続を閉
じている。そのため電源負荷部には、電源供給手段の電
力の供給状態に応じて、電源供給手段からの電力の供
給、または子機内部のバッテリから親機充電端子を介し
た電力の供給が行われるので、電源負荷部には、停電時
と非停電時との双方で電力が供給されることとなり、親
機内部のバッテリを省略した場合にも停電時の親機の動
作を確保することができるといった効果を奏する。
に、第1および第2のスイッチ部を設け、電源供給手段
から電力が供給されているときには電源供給手段と電源
負荷部との接続を閉じ、電源供給手段から電力が供給さ
れないときには親機充電端子と電源負荷部との接続を閉
じている。そのため電源負荷部には、電源供給手段の電
力の供給状態に応じて、電源供給手段からの電力の供
給、または子機内部のバッテリから親機充電端子を介し
た電力の供給が行われるので、電源負荷部には、停電時
と非停電時との双方で電力が供給されることとなり、親
機内部のバッテリを省略した場合にも停電時の親機の動
作を確保することができるといった効果を奏する。
【図1】本発明に係るコードレス電話機の一実施例の電
源制御部の電気的接続を示す回路図である。
源制御部の電気的接続を示す回路図である。
【図2】本発明に係るコードレス電話機の一実施例の電
気的構成を示すブロック線図である。
気的構成を示すブロック線図である。
【図3】従来技術における電源制御部の電気的接続を示
す回路図である。
す回路図である。
11 親機 12 子機 13 電源供給手段 14 商用電源 15 電源負荷部 19 親機充電端子 21 第1のスイッチ部 22 第2のスイッチ部
Claims (1)
- 【請求項1】 商用電源を電流源とする電源供給手段よ
り動作用の電力の供給を受ける親機と、この親機に接続
される子機とからなるコードレス電話機において、前記
電源供給手段から供給される電力によって動作するブロ
ックのうち少なくとも前記子機充電部が除かれたブロッ
クを電源負荷部とするとき、 前記親機は、 その出力が親機充電端子に接続されて前記子機内に設け
られたバッテリへの充電を行う子機充電部と、 前記電源供給手段から電力が供給されているときにはこ
の電源供給手段と前記電源負荷部との接続を閉じ、前記
電源供給手段から電力が供給されないときにはこの電源
供給手段と前記電源負荷部との接続を開く第1のスイッ
チ部と、 前記電源供給手段から電力が供給されているときには前
記親機充電端子と前記電源負荷部との接続を開き、前記
電源供給手段から電力が供給されないときには前記親機
充電端子と前記電源負荷部との接続を閉じる第2のスイ
ッチ部とを備えたことを特徴とするコードレス電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06244995A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06244995A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | コードレス電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06244995A true JPH06244995A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12170742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50A Pending JPH06244995A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06244995A (ja) |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP50A patent/JPH06244995A/ja active Pending
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