JP2009147634A - 通信システム、通信制御装置及び通信方法 - Google Patents

通信システム、通信制御装置及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信規制エリアでの通信規制を確実に実行できると共に、緊急時における対応も可能になる通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】着信側の移動機2Bが通信規制エリアA1内に存在する場合には、通信制御装置3Aは、発信側の移動機2Aからの通信要求に応じた通信制御を中止する。従って、通信規制エリアA1での通信規制を確実に実行できる。さらに、通信制御装置3Aは、発信側の移動機2Aから受け付けた暗証情報入力値と規制解除暗証情報とを照合し、一致する場合には、通信要求に応じた特定の通信制御を実行する。その結果として、通信規制エリアA1での通信規制を確実に実行できると共に、緊急時における対応も可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回線交換通信やパケット通信などにおける発信側通信端末からの通信要求に応じた通信制御を実行する通信システム、通信制御装置及び通信方法に関する。
映画館や病院などの通信を規制すべきエリア内に携帯電話などの移動機が在圏する場合には、他の観客への迷惑または電子機器への影響などを考慮して移動機での通信を制限するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、移動機の使用禁止エリアに基地局を設置し、移動機の進入を感知すると、移動機に対して強制電源断の命令を出すシステムが開示されている。
特開平11−41644号公報
しかしながら、従来のシステムでは、例え、緊急を要する通信連絡であっても、通信規制エリアから出て移動機の電源を入れられない限り、移動機との連絡を取ることはできず、不便であった。一方で、通信規制エリアでの通信規制を無くしてしまうと、移動機の電源断やマナーモードの設定などをユーザに強いることになり、通信規制エリアでの通信規制を確実に実行することは困難であった。
そこで、本発明は、通信規制エリアでの通信規制を確実に実行できると共に、緊急時における対応も可能になる通信システム、通信制御装置及び通信方法を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求があった場合に、通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を備えた通信システムにおいて、通信端末の位置情報に基づいて通信端末が通信規制エリア内に存在するか否かを判定する状態判定手段と、通信規制を解除するための規制解除暗証情報を記憶する暗証情報記憶手段と、を備え、通信制御手段は、発信側の通信端末からの通信要求を受け付けたときに、状態判定手段によって発信側及び着信側の少なくとも一方の通信端末が通信規制エリア内に存在すると判定される場合には、通信要求に応じた通信制御を中止すると共に、発信側の通信端末から受け付けられた暗証情報と暗証情報記憶手段に記憶された規制解除暗証情報とを照合し、一致する場合には、通信要求に応じた特定の通信制御を実行することを特徴とする。
この通信システムでは、発信側及び着信側の通信端末の少なくとも一方が通信規制エリア内に存在する場合には、通信制御手段は、発信側の通信端末からの通信要求に応じた通信制御を中止する。従って、通信規制エリアでの通信規制を確実に実行できる。さらに、通信制御手段は、発信側の通信端末から受け付けた暗証情報と暗証情報記憶手段に記憶されている規制解除暗証情報とを照合し、一致する場合には、通信要求に応じた特定の通信制御を実行する。その結果として、通信規制エリアでの通信規制を確実に実行できると共に、発信側の通信端末からの規制解除暗証情報に一致する暗証情報の送信によって緊急時における対応も可能になる。
さらに、特定の通信制御は、通信要求に応じて、着信側の通信端末と発信側の通信端末とを通信可能に接続することであると好適である。通信端末が通信規制エリア内に存在していたとしても緊急時には通信端末との通信が可能になり、緊急の要件を通信端末のユーザに迅速に伝達できる。
さらに、通信規制エリアに対応する管理者通信端末の識別情報を記憶する管理者情報記憶手段を備え、着信側の通信端末が通信規制エリア内に存在する場合に、特定の通信制御は、端末情報記憶手段に記憶された識別情報に対応する管理者通信端末と発信側の通信端末とを通信可能に接続することであると好適である。通信端末のユーザに対してではなく、通信規制エリアの管理者に対して連絡をとることが可能になり、緊急の要件について管理者を介して通信端末のユーザに伝達することが可能になる。
通信制御手段は、通信要求に応じた通信制御を中止したときに、暗証情報の入力案内を通信端末に報知させるための入力案内情報を通信端末に送信して待機し、通信端末からの前記暗証情報を受け付けた場合には、暗証情報と規制解除暗証情報とを照合すると好適である。通信端末のユーザに対して暗証情報の入力を促すことが可能となり、入力された暗証情報と規制解除暗証情報との照合が可能になる。
また、本発明は、発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求があった場合に、通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御装置において、通信端末に対する通信要求を受け付けたときに、発信側及び着信側の通信端末の少なくとも一方が通信規制エリア内に存在する場合には、通信要求に応じた通信制御を中止すると共に、通信端末から受け付けられた暗証情報と暗証情報記憶手段に記憶された規制解除暗証情報とを照合し、一致する場合には、通信要求に応じた特定の通信制御を実行することを特徴とする。
本発明に係る通信制御装置よれば、発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求を受け付けた場合であっても、通信端末が通信規制エリア内に存在する場合には通信要求に応じた通信制御は中止される。さらに、通信要求に応じた通信制御を中止しても、発信側の通信端末からの暗証情報が規制解除暗証情報に一致する場合には、通信要求に応じた特定の通信制御が実行される。その結果として、通信規制エリアでの通信規制を確実に実行できると共に、発信側の通信端末からの規制解除暗証情報に一致する暗証情報の送信によって緊急時における対応も可能になる。
また、本発明は、発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求があった場合に、通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を備えた通信システムにおいて実行される通信方法において、通信要求を受け付けたときに、通信端末の位置情報に基づいて通信端末が通信規制エリア内に存在するか否かを判定する状態判定ステップと、状態判定ステップにおいて発信側及び着信側の通信端末の少なくとも一方が通信規制エリア内に存在すると判定された場合には、通信要求に応じた通信制御を中止すると共に、通信端末からの暗証情報を受け付ける暗証情報取得ステップと、暗証情報取得ステップで受け付けられた暗証情報と通信規制解除のための規制解除暗証情報とを照合し、一致または不一致を判定する暗証情報照合ステップと、暗証情報照合ステップにおいて一致と判定された場合には、通信要求に応じた特定の通信制御を実行する緊急通信ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信方法によれば、発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求を受け付けた場合であっても、通信端末が通信規制エリア内に存在する場合には通信要求に応じた通信制御は中止される。さらに、通信要求に応じた通信制御を中止しても、発信側の通信端末からの暗証情報が規制解除暗証情報に一致する場合には、通信要求に応じた特定の通信制御が実行される。その結果として、通信規制エリアでの通信規制を確実に実行できると共に、発信側の通信端末からの規制解除暗証情報に一致する暗証情報の送信によって緊急時における対応も可能になる。
本発明によれば、通信規制エリアでの通信規制を確実に実行できると共に、緊急時における対応も可能になり得る。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る通信システムの好適な実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。通信システム1Aは、基地局制御装置や各種交換機などの通信制御装置(通信制御手段)3Aを備えている。通信制御装置3Aは、一般電話網や携帯電話網などの通信網NWを介して携帯電話やPHSなどの移動機2A,2B,2C、固定電話機、ファクシミリ、テレビ電話などの通信端末と接続可能に構成されている。本実施の形態では発信側の通信端末として第1の移動機2Aを例示し、着信側の通信端末として第2の移動機2Bと第3の移動機2Cとを例示している。
さらに、通信システム1Aは、病院、映画館、図書館またはコンサートホールなどの通信を規制すべきとされる任意のエリア、すなわち通信規制エリアA1の入口や内部に配置された通信規制基地局4Aと、通信規制を必要とされない任意のエリア、すなわち通信非規制エリアA2の内部に配置された通信非規制基地局4Bとを備えている。なお、第2の移動機2Bは通信規制エリアA1内に存在しており、第3の移動機2Cは通信非規制エリアA2内に存在している。本実施形態では、一つの通信規制エリアA1と一つの通信非規制エリアA2とを例示するが、通信規制エリアA1や通信非規制エリアA2は複数設けられていてもよく、それぞれに異なる通信規制基地局4Aや通信非規制基地局4Bが配置されるようにしてもよい。
さらに、通信システム1Aは、VLR(Visitor Location Register)などの位置登録管理装置5、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cの位置情報に基づいて着信可否の判定などを行う状態管理装置(状態判定手段)6及び第2の移動機2Bや第3の移動機2Cに送信するガイダンス情報などを管理する音源蓄積装置7を備えている。
図2に示されるように、通信制御装置3Aは、発信側の移動機2Aからの通信要求に応じて、着信側の移動機2B,2Cとの間で通信可能となるように回線交換通信やパケット通信のための回線接続を実行する送受信制御部31、規制解除暗証番号を記憶する規制解除暗証番号格納部(暗証情報記憶手段)32、発信側の移動機2Aから送信された暗証番号(暗証情報)の入力値と着信側の移動機2B,2Cの規制解除暗証番号(規制解除暗証情報)とを照合し、一致または不一致を判定する暗証番号照合部33とを備えている。
また、送受信制御部31は、発信側の移動機2Aから着信側の移動機2B,2Cに対する通信要求を受け付けたときに、状態管理装置6に問い合わせ、例えば、着信側の第2の移動機2Bが通信規制エリアA1内に存在すると判定される場合には、発信側の第1の移動機2Aからの通信要求に応じた通信制御を中止する。その場合、送受信制御部31は、暗証番号の入力案内を含む音声ガイダンスを第1の移動機2Aに報知させるためのデータ(入力案内情報)を、音源蓄積装置7を介して第1の移動機2Aに送信して待機する。そして、送受信制御部31は、第1の移動機2Aから暗証番号入力値を受け付けると、その暗証番号入力値を暗証番号照合部33に通知し、暗証番号照合部33で暗証番号入力値と規制解除暗証番号とが一致すると判定される場合には、第1の移動機2Aからの通信要求に応じた特定の通信制御、すなわち発信者が緊急であると考え、発信者による暗証番号の入力を契機にした緊急の通信制御を実行する。
また、送受信制御部31は、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cから適宜に受け付けた規制解除暗証番号を規制解除暗証番号格納部32に新規に登録したり、更新や削除を行ったりする。なお、規制解除暗証番号格納部32への規制解除暗証番号の登録、更新または削除は、上述の様に着信側の通信端末からの要求に応じて行うと好適であるが、通信事業者のオペレータによって適宜に登録、更新または削除が行われるようにしてもよい。
図3に示されるように、規制解除暗証番号格納部32には、移動機2A,2B,2Cそれぞれの個体コードやUIMに記憶されている利用者コード或いは電話番号などの端末識別情報に対応して規制解除暗証番号が記憶されている。例えば、第1の移動機2Aに対応して“0101”、第2の移動機2Bに対応して“4321”、第3の移動機2Cに対応して“1313”という規制解除暗証番号が記憶されている。なお、規制解除暗証番号は、第1の移動機2A、第2の移動機2B及び第3の移動機2Cそれぞれに応じて個別に設けなくても良く、統一した一つの暗証番号を利用することもでき、また、特定のグループ、例えば、家族として括られる複数の通信端末群ごとに設けるようにしても良い。
図4に示されるように、位置登録管理装置5は、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cの位置情報が記憶された位置情報格納部52と、通信規制基地局4Aや通信非規制基地局4Bから送信される信号に基づいて、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cの位置情報を位置情報格納部52に登録する位置登録部51とを備えている。さらに、位置登録部51は、通信規制基地局4Aや通信非規制基地局4Bから受け付けた移動機2B,2Cの位置情報を状態管理装置6に通知し、状態管理装置6からの位置登録応答を受け付ける。
図5に示されるように、状態管理装置6は、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cが通信規制状態であることを示すデータを格納する端末状態格納部62と、通信制御装置3Aを介して第2の移動機2Bや第3の移動機2Cの位置情報を受け付け、その位置情報に基づいて第2の移動機2Bや第3の移動機2Cの通信規制状態を端末状態格納部62に登録する端末状態登録部61と、端末状態格納部62を参照し、着信側の移動機2B,2Cの位置情報に基づいて、各移動機2B,2Cが通信規制エリアA1内に存在するか否か、すなわち、通信可否を判定する通信可否判定部63と、を備えている。
図6に示されるように、音源蓄積装置7は、発信側の第1の移動機2Aに音声ガイダンスを出力させるデータ(音声ガイダンスデータ)を第1の移動機2Aに送信するための送信制御を実行するガイダンス送信制御部71と、発信側の第1の移動機2Aから送信された通信規制解除のための暗証番号入力値を受け付け、暗証番号入力値を通信制御装置3Aに通知するための暗証番号受付部72と、発信側の第1の移動機2Aに送信するための音声ガイダンスデータを記憶するガイダンス情報格納部73と、を備えている。ガイダンス情報格納部73に格納された音声ガイダンスデータは、例えば、着信側の第2の移動機2Bは通信規制中であることを報知すると共に、暗証番号の入力案内を音声にて報知する通信規制中ガイダンスデータ(入力案内情報)、暗証番号不一致のために接続不可であることを音声にて報知する接続不可ガイダンスデータなどである。
図7は、通信制御装置3Aのハードウェア構成を示す図である。図7に示されるように、通信制御装置3Aは、物理的には、CPU301、ROM302、RAM303、入力デバイス304、出力デバイス305、データ送受信デバイスである通信モジュール306、補助記憶装置307などを備える。通信制御装置3Aの各機能は、CPU301、RAM303等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU301の制御のもとで、通信モジュール306、入力デバイス304及び出力デバイス305を動作させるとともにRAM303におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図8に示されるように、第1の移動機2Aは、音声、ショートメッセージ、メールその他のデータの発着信制御、チャネルの切り替え制御、終話制御などを行う通信制御部21と、音声データの出力や画像データの出力を実行する出力制御部22と、ユーザによる操作入力を受け付ける操作入力受付部23と、を備えている。特に、通信制御部21は、操作入力受付部23で受け付けられた通信規制解除のための暗証番号を、音源蓄積装置7を介して通信制御装置3Aに送信したり、音源蓄積装置7から音声ガイダンスデータを受信し、出力制御部22によって出力させたりする。なお、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cも同様の構成を備えている。
図9は、第1の移動機2Aのハードウェア構成を示す図である。図9に示されるように、第1の移動機2Aは、物理的には、CPU201、ROM202、RAM203、入力デバイス204、出力デバイス205、データ送受信デバイスである通信モジュール206、補助記憶装置207、UIMスロット208及び電源ユニット209などを備える。移動機2Aの各機能は、CPU201、RAM203等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU201の制御のもとで、通信モジュール206、入力デバイス204及び出力デバイス205を動作させるとともにRAM203におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。なお、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cも同様のハードウェア構成を備えている。
(通信方法)
通信システム1Aで実行される通信方法について説明する。図10は、着信側の第2の移動機2Bや第3の移動機2Cの位置登録を行う際の動作シーケンスを示すシーケンスチャートである。まず、位置登録に伴う動作処理について説明する。
図10に示されるように、第2の移動機2Bや第3の移動機2Cは、通信規制基地局4Aや通信非規制基地局4Bによって捕捉され、通信規制基地局4Aや通信非規制基地局4Bを介して位置情報が位置登録管理装置5に送信される。
位置登録管理装置5では、例えば、通信規制基地局4Aから第2の移動機2Bの位置情報を受け付けると、第2の移動機2Bの位置情報を登録するとともに、通信規制基地局4Aを介して第2の移動機2Bに位置登録応答を通知する。その後、位置登録管理装置5は、第2の移動機2Bの位置情報を状態管理装置6に通知する。
第2の移動機2Bの位置情報は、通信規制基地局4Aから通知されたものであり、通信規制エリアA1内に存在していることを示している。状態管理装置6の端末状態登録部61は、第2の移動機2Bの位置情報を受け付けると、第2の移動機2Bが通信規制エリアA1内に存在することを示すデータ、すなわち通信規制状態であることを示すデータを端末状態格納部62に格納する。端末状態登録部61は、第2の移動機2Bに関する通信規制登録を行うと、位置登録応答を位置登録管理装置5に通知する。
一方で、位置登録管理装置5では、例えば、通信非規制基地局4Bから第3の移動機2Cの位置情報を受け付けると、第3の移動機2Cの位置情報を登録するとともに、通信非規制基地局4Bを介して第3の移動機2Cに位置登録応答を通知し、第3の移動機2Cの位置情報を状態管理装置6に通知する。第3の移動機2Cの位置情報は、通信非規制基地局4Bから通知されたものであり、通信非規制エリアA2内に存在していることを示している。状態管理装置6の端末状態登録部61は、第3の移動機2Cの位置情報を受け付けると、第3の移動機2Cが通信非規制エリアA2内に存在することを示すデータ、すなわち通信非規制状態(通信規制状態では無い)であることを示すデータを端末状態格納部62に格納する。端末状態登録部61は、第3の移動機2Cに関する通信非規制登録を行うと、位置登録応答を位置登録管理装置5に通知する。なお、端末状態登録部61は、通信規制状態であることを示すデータのみ、または通信非規制状態であることを示すデータのみを端末状態格納部62に格納するようにしてもよい。
次に、図11〜図13を参照して、第1の移動機2Aから通信要求があった場合の動作処理について説明する。図11は、第1の移動機2Aから通信要求があった場合の通信制御装置3Aの動作手順を示すフローチャートである。図12は、第1の移動機2Aから第2の移動機2Bに通信要求があった場合の通信システム1Aにおける動作シーケンスを示し、第1の移動機2Aからの暗証番号入力値が規制解除暗証番号に不一致であった場合を示すシーケンスチャートである。図13は、第1の移動機2Aから第2の移動機2Bに通信要求があった場合の通信システムTにおける動作シーケンスを示し、第1の移動機2Aからの暗証番号入力値が規制解除暗証番号に一致する場合を示すシーケンスチャートである。
図11に示されるように、通信制御装置3Aは、例えば、第1の移動機2Aから第2の移動機2Bに対する通信要求を受け付けると(ステップS1)、位置登録管理装置5への問い合わせを行って無線基地局配下に着信側の第2の移動機2Bが存在するか否かを判断する(ステップS2)。通信制御装置3Aは、無線基地局配下に着信側の第2の移動機2Bが存在しないと判断する場合には、発信側通信端末である第1の移動機2Aに着信不可通知を送信(ステップS8)して動作処理を終了する。
通信制御装置3Aの送受信制御部31は、ステップS2において、無線基地局配下に着信側の第2の移動機2Bが存在すると判断される場合には、状態管理装置6に着信可否の問い合わせを行う(図12参照)。状態管理装置6の通信可否判定部63は、通信制御装置3Aからの問い合わせに応じて端末状態格納部62を参照し、第2の移動機2Bの位置情報に基づいて通信規制状態か否かを判断する。そして、通信可否判定部63は、判断結果(着信可否判定結果)、例えば着信不可を通信制御装置3Aに通知する。通信制御装置3Aの送受信制御部31は、着信可否判定結果に基づいて第2の移動機2Bが通信規制エリアA1内に存在するか否か、すなわち通信規制状態か否かを判断する(ステップS3)。ステップS3は、状態判定ステップに相当する。
ステップS3において、通信規制状態で有ると判断される場合には、第1の移動機2Aからの通信要求に応じた通信制御を中止すると共に、通信規制通知を行い(ステップS4)、その後、第1の移動機2Bから暗証番号入力値を受け付けるまで待機する(ステップS5)。なお、ステップ4において、通信要求に応じた通信制御を中止する場合には、留守番電話センタへの誘導、規制中ガイダンスまたは着信通知などといった通信要求には応じていないが補助的な通信制御を実行するようにしてもよい。
通信規制通知では、送受信制御部31は、第1の移動機2Aに通信規制応答(図12参照)を行い、さらに、音源蓄積装置7に通信規制中ガイダンス送出要求を行う。音源蓄積装置7は、通信制御装置3Aからのガイダンス送出要求を受け付けると、通信規制中ガイダンス送出応答を通信制御装置3Aに通知し、通信規制中ガイダンスデータを発信側の第1の移動機2Aに通知する。通信規制中ガイダンスデータは、第2の移動機2Bが通信規制エリアA1内に存在するために通信することができないという内容の他に、緊急の場合には、暗証番号の入力を促す内容を含んでいる。通信規制中ガイダンスデータは、入力案内情報に相当する。
第1の移動機2Aは、通信規制中ガイダンスを音声にて出力した後、操作入力受付部23を介してユーザによる暗証番号の入力操作を受け付けると、暗証番号入力値を音源蓄積装置7に通知する。音源蓄積装置7は、第1の移動機2Aから暗証番号入力値を受け付けると、暗証番号入力値を通信制御装置3Aに通知する。通信制御装置3Aの送受信制御部31は、第1の移動機2Aからの暗証番号入力値を受け付けると、暗証番号入力値を暗証番号照合部33に通知する(ステップS5)。ステップS4及びステップS5は、暗証情報取得ステップに相当する。なお、通信制御装置3Aは、暗証番号入力値を受け付けることなく、所定時間(長くても数分程度)が経過した場合、後続の処理を実行せずに終了する。
次に、暗証番号照合部33は、規制解除暗証番号格納部32に格納されている第2の移動機2Bの規制解除暗証番号“4321”(図3参照)を取得する。さらに、暗証番号照合部33は、暗証番号入力値と規制解除暗証番号“4321”とを照合する(ステップS6)。そして、暗証番号照合部33によって、暗証番号入力値と規制解除暗証番号とが不一致であると判定された場合には、送受信制御部31は、発信側の第1の移動機2Aに着信不可通知を行うために、まず、音源蓄積装置7に接続不可ガイダンス(図12参照)の送信要求を行う(ステップS8)。音源蓄積装置7は、接続不可ガイダンスの送信要求を受け付けると通信制御装置3Aに対して接続不可ガイダンス送出応答を行い、接続不可ガイダンスデータを第1の移動機2Aに送信する。
ステップS6おいて第1の移動機2Aからの暗証番号と規制解除暗証番号とが一致すると判定された場合には、送受信制御部31は、緊急接続のための処理を実行する(ステップS9)。緊急接続を行う場合、送受信制御部31は、第1の移動機2Aからの通信要求に応じた通信が可能となるように発信側の第1の移動機2Aと着信側の第2の移動機2Bとを接続する。ステップS9は、緊急通信ステップに相当する。
なお、第3の移動機2Cは、通信非規制エリアA2内に存在している。従って、発信側の第1の移動機2Aから着信側の第3の移動機2Cへの通信要求があった場合には、状態管理装置6の通信可否判定部63は、通信規制状態では無いと判定し、判断結果(着信可否判定結果)、例えば着信可能を通信制御装置3Aに通知する。通信制御装置3Aの送受信制御部31は、着信可否判定結果に基づいて第3の移動機2Cが通信規制状態で無いと判断し(ステップS3)、通常接続のための処理を実行する(ステップS7)。通常接続を行う場合、第1の移動機2Aからの通信要求に応じた通信が可能となるように発信側の第1の移動機2Aと着信側の第3の移動機2Cとを接続する。
以上の通信システム1A、通信制御装置3A及び通信方法によれば、例えば、着信側の第2の移動機2Bが通信規制エリアA1内に存在する場合には、通信制御装置3Aは、発信側の第1の移動機2Aからの通信要求に応じた通信制御を中止する。従って、通信規制エリアA1での通信規制を確実に実行できる。さらに、通信制御装置3Aは、発信側の第1の移動機2Aから受け付けた暗証番号入力値と規制解除暗証番号格納部32に格納されている規制解除暗証番号とを照合し、一致する場合にのみ、通信要求に応じた特定の通信制御を実行する。その結果として、通信規制エリアA1での通信規制を確実に実行できると共に、緊急時における対応も可能になる。特に、特定の通信制御では、発信側の第1の移動機2Aと着信側の第2の移動機2Bとを通信可能に接続するので、緊急を要する要件で第2の移動機2Bのユーザに連絡した第1の移動機2Aのユーザは、その緊急の要件を第2の移動機2Bのユーザに迅速に伝達できる。
さらに、通信制御装置3Aは、通信要求に応じた通信制御を中止したときに、暗証番号の入力案内を含む通信規制中ガイダンスデータを発信側の第1の移動機2Aに送信して待機し、第1の移動機2Aからの暗証番号入力値を受け付けた場合には、暗証番号入力値と規制解除暗証番号とを照合する。その結果、第1の移動機2Aのユーザに対して暗証番号の入力を促すことが可能となり、入力された暗証番号入力値と規制解除暗証番号との照合が可能になる。
(第2実施形態)
次に、図14〜図18を参照し、第2実施形態に係る通信システム1B、通信制御装置3B及び通信方法について説明する。なお、通信システム1B及び通信制御装置3Bについて、第1実施形態に係る通信システム1A及び通信制御装置3Aと同一または同等の要素には図中で同じ符号を付し、その説明を省略する。
図14は、第2実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。また、図15は、通信制御装置3Bの機能的構成を示す図であり、図16は、管理者情報格納部34を示す図である。
図14に示されるように、通信システム1Bは、通信規制エリア1Aを管理する管理者用の通信端末(管理者通信端末)2Dを備えており、通信制御装置3Bや音源蓄積装置7は、通信網NWを介して通信端末2Dと接続可能に構成されている。なお、通信規制エリア1Aを管理する管理者は、例えば、通信規制エリア1Aとして任意に定められている病院、映画館、図書館、コンサートホールなどを管理するユーザを意図しており、代表者や特定の担当者、あるいは所定の部屋で待機する警備員などであったりする。さらに、管理者用の通信端末2Dは、特定のユーザが携帯する移動機であったり、所定の場所に設置された固定電話であったりしてもよい。
図15に示されるように、通信制御装置3Bは、第1実施形態に係る通信制御装置3Aと同様に、送受信制御部31、規制解除暗証番号格納部32及び暗証番号照合部33を備えている。さらに、通信制御装置3Bは、管理者情報格納部34を備えている。図16に示されるように、管理者情報格納部34には、通信規制エリアA1に対応して管理者用の通信端末2Dの識別情報、例えば、電話番号が記憶されている。
次に、通信システム1B、特に通信制御装置3Bによって実行される通信方法について図17及び図18を参照して説明する。図17は、通信制御装置3Bで実行される動作処理の手順を示すフローチャートである。また、図18は、第1の移動機2Aから第2の移動機2Bに通信要求があった場合の通信システム1Bにおける動作シーケンスを示し、第1の移動機2Aからの暗証番号が規制解除暗証番号に一致であった場合を示すシーケンスチャートである。
図17に示されるように、通信制御装置3Bは、第1実施形態に係る通信制御装置3Aで実行されるステップS1〜ステップS8の処理と同様に、ステップS11〜ステップS18の処理を実行する。一方で、通信制御装置3Bは、通信制御装置3Aで実行されるステップS9の処理とは異なり、エリア管理者に緊急接続する処理を実行する(ステップS19)。以下、第1実施形態に係る通信制御装置3Aで実行される通信方法との相違点を中心に説明する。
通信制御装置3Aは、通信規制中通知を行った後、第1の移動機2Bから暗証番号を受け付けるまで待機する。第1の移動機2Aは、通信規制中を報知するための音声ガイダンスを出力した後、操作入力受付部23がユーザによる暗証番号の入力操作を受け付けると、暗証番号入力値を音源蓄積装置7に通知する。音源蓄積装置7は、第1の移動機2Aから暗証番号入力値を受け付けると、暗証番号入力値を通信制御装置3Aに通知する。
通信制御装置3Aの暗証番号照合部33は、音源蓄積装置7を介して暗証番号入力値を受け付ける(ステップS15)と、暗証番号入力値と規制解除暗証番号とを照合する(ステップS16)。そして、暗証番号照合部33によって、暗証番号入力値と規制解除暗証番号とが一致すると判定された場合には、送受信制御部31は、エリア管理者に緊急接続のための処理を実行する(ステップS19)。エリア管理者に緊急接続を行う場合、送受信制御部31は、着信側の第2の移動機2Aが存在する通信規制エリアA1を特定する。さらに、送受信制御部31は、管理者情報格納部34を参照し、第2の移動機2Aが存在する通信規制エリアA1に対応する管理者用の通信端末2Dの識別情報、例えば電話番号を取得する。さらに、送受信制御部31は、発信側の第1の移動機2Aと管理者用の通信端末2Dとを通信可能に接続する。
本実施形態に係る通信システム1B、通信制御装置3B及び通信方法によれば、着信側の第2の移動機2Bのユーザに対してではなく、通信規制エリアA1の管理者に対して連絡をとることが可能になり、緊急の要件について管理者を介して第2の移動機2Bのユーザに伝達することが可能になる。
なお、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、上記の実施形態では、着信側の通信端末が通信規制エリアに入った場合を例示したが、発信側の通信端末が通信規制エリア内から通信要求を行った場合に適用することもでき、その場合に、通信要求に応じた通信制御の中止や特定の通信制御を実行するようにしてもよい。
また、発信側の通信端末から通信規制解除のために送信される暗証情報は、一または複数の数字からなる暗証番号に限定されず、仮名、ローマ字その他の記号の組み合わせであってもよい。また、プレフィックス(電話番号の頭に特番)を暗証情報として付加した通信要求を行い、プレフィックスが所定の通信規制解除情報に一致する場合には通信要求に応じた特定の通信制御を行ったり、発信側の通信端末で生体認証を実施し、通信要求と一緒に生体認証情報を送信し、その生体認証情報が通信規制解除情報に一致する場合には特定の通信制御を行ったりしてもよい。また、通信制御装置から暗証情報の入力案内情報を受け付け後で、発信側の通信端末では、DTMF操作によって暗証情報の送信を行ったり、生体認証を実施して生体認証情報を暗証情報として送信したりしてもよい。
また、発信側の通信端末から送信される通信要求は、音声呼やパケット呼の通信要求などであってもよい。また、発信側の通信端末は、移動機に限定されず、固定電話、ファクシミリまたはテレビ電話などの通信端末であってもよい。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。 第1実施形態に係る通信制御装置の機能的構成を示す図である。 規制解除暗証番号格納部を示す図である。 位置登録管理装置の機能的構成を示す図である。 状態管理装置の機能的構成を示す図である。 音源蓄積装置の機能的構成を示す図である。 通信制御装置のハードウェア構成を示す図である。 第1の移動機の機能的構成を示す図である。 第1の移動機のハードウェア構成を示す図である。 通信システムで実行される位置登録のための動作シーケンスを示すシーケンスチャートである。 通信制御装置で実行される動作処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る通信システムで実行される動作シーケンスを示し、暗証番号入力値と規制解除暗証番号とが不一致である場合を示すシーケンスチャートである。 第1実施形態に係る通信システムで実行される動作シーケンスを示し、暗証番号入力値と規制解除暗証番号とが一致である場合を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。 第2実施形態に係る通信制御装置の機能的構成を示す図である。 管理者情報格納部を示す図である。 第2実施形態に係る通信制御装置で実行される動作処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る通信システムで実行される動作シーケンスを示し、暗証番号入力値と規制解除暗証番号とが一致である場合を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1A,1B…通信システム、2A…発信側の第1の移動機、2B…着信側の第2の移動機、2D…管理者用の通信端末(管理者通信端末)、3A,3B…通信制御装置、6…状態管理装置(状態判定手段)、32…規制解除暗証番号格納部(暗証情報記憶手段)、34…管理者情報格納部(管理者情報記憶手段)、A1…通信規制エリア。

Claims (6)

  1. 発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求があった場合に、前記通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を備えた通信システムにおいて、
    前記通信端末の位置情報に基づいて前記通信端末が通信規制エリア内に存在するか否かを判定する状態判定手段と、
    通信規制を解除するための規制解除暗証情報を記憶する暗証情報記憶手段と、を備え、
    前記通信制御手段は、前記発信側の通信端末からの前記通信要求を受け付けたときに、前記状態判定手段によって前記発信側及び前記着信側の通信端末の少なくとも一方が通信規制エリア内に存在すると判定される場合には、前記通信要求に応じた通信制御を中止すると共に、前記発信側の通信端末から受け付けられた暗証情報と前記暗証情報記憶手段に記憶された前記規制解除暗証情報とを照合し、一致する場合には、前記通信要求に応じた特定の通信制御を実行することを特徴とする通信システム。
  2. 前記特定の通信制御は、前記通信要求に応じて、前記着信側の通信端末と前記発信側の通信端末とを通信可能に接続することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記通信規制エリアに対応する管理者通信端末の識別情報を記憶する管理者情報記憶手段を更に備え、
    前記着信側の通信端末が前記通信規制エリア内に存在する場合に、
    前記特定の通信制御は、前記端末情報記憶手段に記憶された識別情報に対応する前記管理者通信端末と前記発信側の通信端末とを通信可能に接続することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  4. 前記通信制御手段は、前記通信要求に応じた前記通信制御を中止したときに、前記暗証情報の入力案内を前記通信端末に報知させるための入力案内情報を前記通信端末に送信して待機し、前記通信端末からの前記暗証情報を受け付けた場合には、前記暗証情報と前記規制解除暗証情報とを照合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の通信システム。
  5. 発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求があった場合に、前記通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御装置において、
    前記通信要求を受け付けたときに、前記発信側及び前記着信側の通信端末の少なくとも一方が通信規制エリア内に存在する場合には、前記通信要求に応じた通信制御を中止すると共に、前記通信端末から受け付けられた暗証情報と前記暗証情報記憶手段に記憶された前記規制解除暗証情報とを照合し、一致する場合には、前記通信要求に応じた特定の通信制御を実行することを特徴とする通信制御装置。
  6. 発信側の通信端末から着信側の通信端末に対する通信要求があった場合に、前記通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を備えた通信システムにおいて実行される通信方法において、
    前記通信要求を受け付けたときに、前記通信端末の位置情報に基づいて前記通信端末が通信規制エリア内に存在するか否かを判定する状態判定ステップと、
    前記状態判定ステップにおいて前記発信側及び前記着信側の通信端末の少なくとも一方が前記通信規制エリア内に存在すると判定された場合には、前記通信要求に応じた通信制御を中止すると共に、前記通信端末からの暗証情報を受け付ける暗証情報取得ステップと、
    前記暗証情報取得ステップで受け付けられた前記暗証情報と通信規制解除のための規制解除暗証情報とを照合し、一致または不一致を判定する暗証情報照合ステップと、
    前記暗証情報照合ステップにおいて一致と判定された場合には、前記通信要求に応じた特定の通信制御を実行する緊急通信ステップと、を備えることを特徴とする通信方法。
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