JP2009147093A - 電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュール、センサウエハモジュール、センサモジュール、センサモジュールの製造方法および電子情報機器 - Google Patents

電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュール、センサウエハモジュール、センサモジュール、センサモジュールの製造方法および電子情報機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009147093A
JP2009147093A JP2007322627A JP2007322627A JP2009147093A JP 2009147093 A JP2009147093 A JP 2009147093A JP 2007322627 A JP2007322627 A JP 2007322627A JP 2007322627 A JP2007322627 A JP 2007322627A JP 2009147093 A JP2009147093 A JP 2009147093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic element
electronic
lens
wafer
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007322627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4800291B2 (ja
Inventor
Masahiro Hasegawa
正博 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007322627A priority Critical patent/JP4800291B2/ja
Priority to TW097142526A priority patent/TWI402979B/zh
Priority to KR1020080116790A priority patent/KR101032391B1/ko
Priority to US12/316,057 priority patent/US8422136B2/en
Priority to CN 200810181800 priority patent/CN101459165B/zh
Publication of JP2009147093A publication Critical patent/JP2009147093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4800291B2 publication Critical patent/JP4800291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

Abstract

【課題】マウント基板またはベース基板やスペーサを不要として、それ自体の製造工数の他、素子実装やスペーサの組み込みに係る工数をなくし、かつ個々のモジュール高さを抑えかつ精度および品質を良好にする。
【解決手段】センサモジュール10は、ウエハチップ表面に、複数の受光部からなる撮像素子11が電子素子として設けられ、貫通孔12が表面と裏面間に設けられて導通した貫通ウエハ1と、この貫通ウエハ1の撮像素子11の周囲上に形成された樹脂接着層2と、この樹脂接着層2上を覆うカバーガラスとしてのガラス板3と、このガラス板3上に設けられ、撮像素子11に入射光を集光させるための光学素子としての複数のレンズ板41〜43が積層されたレンズ板4と、これらのレンズ板41〜43を接着して固定するためのレンズ接着層51および52とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、入射光を集光する複数のレンズまたは、出射光を直進させたり入射光を所定方向に曲げて導いたりする複数の光学機能素子と、各レンズにそれぞれ対応して、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子または、各光学機能素子にそれぞれ対応して、出射光を発生させるための発光素子および入射光を受光するための受光素子とが複数モジュール化(一体化)された電子素子ウエハモジュール、この電子素子ウエハモジュールから一括切断されて製造される電子素子モジュール、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子と、入射光を撮像素子上に結像するためのレンズとが複数モジュール化(一体化)されたセンサウエハモジュール、これを切断したセンサモジュールおよびその製造方法、このセンサモジュールを、車載用カメラなどの画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、車載用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)または、この電子素子モジュールを情報記録再生部に用いたピックアップ装置などの電子情報機器に関する。
この種の従来の電子素子モジュールとしてのセンサモジュールは、主に、カメラモジュールとして、カメラ付き携帯電話装置や携帯端末装置(PDA)、さらにはカードカメラなどに用いられ、セラミックスやガラス入りエポキシ樹脂などのマウント基板上に、被写体からの画像光をそれぞれ光電変換して被写体を撮像する複数の受光部を有する電子素子としての撮像素子を有する固体撮像チップと、入射光を撮像素子上に結像するための集光レンズを固定したホルダー部材とが設けられている。この場合に、固体撮像チップはマウント基板上に配設されてワイヤボンディングされている。また、これらの集光レンズと撮像素子との間の結像距離を正確に固定して入射光を撮像素子上に精度よく結像させることは、鮮明な画像を得るために重要である。
次に、米国特許の特許文献1に、図19に示すように従来の電子素子モジュール100の実用例が提案されている。この電子素子モジュール100は、ピックアップ装置として構成されており、発光素子および受光素子である光学電子素子101をマウントするマウント基板102と、このマウント基板102上にスペースを確保するスペーサ基板103と、このスペーサ基板103上に、光学機能素子104が設けられたシール基板105とが順次積層されている。この光学電子素子101はシールの外側に配線コンタクト106が取り出されている構造を持っている。このスペーサ基板103は、内側にスロープ面107を持つ形状を有しており、このスロープ面107には反射膜がコートされている。光学機能素子104は、発光素子からの光を真っ直ぐ外に出射させたり、光ディスクなどからの情報を含む戻り光を受光素子側に曲げて導いたりする光学機能を有している。これらのマウント基板102、スペーサ基板103およびシール基板105が積層された電子素子ウエハモジュールから切断されて複数の電子素子モジュール100を一括製造することができる。
また、米国特許の特許文献2では、図20に示すように、レンズ201が形成されたベース基板202上に、レンズ203が形成されたベース基板204をアライメントをとって上下に積層して接着層205で貼り合せて多段のレンズモジュール200を一体的に形成している。また、米国特許の特許文献3では、図21に示すように、複数のレンズ301が形成されたベース基板302上に、スペーサ303を介してベース基板304がアライメントをとって上下に積層されて接着樹脂で貼り合せられてレンズモジュール300を一体的に形成している。この一体化したレンズモジュール300を切断位置305で切断することにより個々のレンズモジュールに一括製造する手法が米国特許の特許文献3に提案されている。
特許文献4では、軟化させたガラス素材を上下からの型押しでプレス成形して形成される複数のレンズ部と、このプレス成形時にこのレンズ部の外周縁から折れ曲がって下方に伸びる筒状脚部と、この筒状脚部から外方に折れ曲がって水平に伸びると共に、他のレンズ部の筒状脚部との連結を図るための平板部とを有する複数のガラス光学素子(レンズ)を一体化したシート部材を、複数のイメージセンサが設けられた基板上のカバーガラス上に、各イメージセンサと各レンズ部とがそれぞれ対応するように接着されている。これを個々のイメージセンサ毎に切断する。
非特許文献1では、シリコンウエハに貫通穴を設け、この貫通穴を介してウエハ表面とウエハ裏面とを導通可能とすることが開示されている。
米国特許US7224856B2(図1) 米国特許US6049430 米国特許US6096155 特開2003−277085 the 2004 International Conference on Solid State Devices and Materials,Tokyo,2004,pp.276−277"APPlication of Hight Reliable Silicon Thru−Via to Image Sensor CSP "
しかしながら、上記従来技術の特許文献1では、マウント基板を用いると、モジュール高さが高くなるだけではなく、マウント基板そのものの部材が必要となってその製造工数がかかり、さらにマウント基板に光学素子を実装する実装装置だけではなく実装工数もかかって製造コストが高くなる。
また、上記従来の特許文献2、3では、集光レンズをベース基板上に形成する方式であるが、ベース基板を用いることで、ベース基板自体が必要となり、これによって、モジュール高さが高くなるだけではなく、ベース基板そのものの部材が必要となってその製造工数がかかり、さらにベース基板に集光レンズを実装する実装装置だけではなくその実装工数もかかって製造コストが高くなる。このように、ベース基板を用いると、集光レンズ基板の厚さが光学設計に影響し、光学長が長くなる。また、上記従来の特許文献3では、ベース基板間に集光レンズのスペースを確保するためにスペーサを用いているが、このスペーサ自体の加工の他に、このスペーサをベース基板間に組み込むためにも工数がかかって製造コストが高くなる。
さらに、ベース基板をエッチバックで加工して集光レンズを形成する手法もあるが、この方法ではレンズ形状の精度が悪い。また、上記従来の特許文献4では、軟化させたガラス素材を上下からプレス成形して複数のレンズ部が形成されているものの、この手法では、レンズ形状の精度が悪く、正確なレンズ機能が得られない。また、この手法では、軟化させたガラス素材を上下からプレス成形するため、高い温度および高い圧力が必要となり、また、温度を高い温度から急激に低下すればガラスに割れも生じやすいことからレンズの加工性が悪い。
さらに、上記従来の非特許文献1では、貫通穴を介してウエハ表面とウエハ裏面とを導通可能とし、この貫通穴を用いることによりセンサチップとマウント基板間のワイヤボンディングは不要となるものの、これだけでは、ウエハレベルでレンズをも貼りあわせた電子素子ウエハモジュールとしてのセンサウエハモジュールから一括切断して精度および品質面で良好な複数のセンサモジュールを一挙に得ることはできない。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、従来のマウント基板またはベース基板やスペーサを不要として、それ自体の製造工数の他、素子実装やスペーサの組み込みに係る工数をなくし、かつ個々のモジュール高さを抑えかつ精度および品質を良好にすることができる電子素子ウエハモジュール、これを切断した電子素子モジュール、センサウエハモジュール、これを切断したセンサモジュールおよびその製造方法、この電子素子モジュールを画像入力デバイスとしての撮像部または情報記録再生部に用いた電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の電子素子ウエハモジュールは、貫通電極を有する複数の電子素子が配設された電子素子ウエハと、該電子素子ウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態で形成された樹脂接着層と、該電子素子ウエハ上を覆い、該樹脂接着層上に固定された透明カバー部材と、該透明カバー部材上に該複数の電子素子のそれぞれに対応するように搭載されて接着固定された複数の光学素子とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける複数の光学素子は一体化されて構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける光学素子は、平面視中央部の外周側で接着層をそれぞれ介して複数枚積層されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける光学素子を接着する接着層は、遮光機能を兼ねている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける光学素子を接着する接着層には、スペースを決定する固体が含有されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける光学素子は、一または複数枚のレンズである。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおけるレンズは、中央部にレンズ領域が設けられ、該レンズ領域の外周側に所定厚さを持つスペーサ部が設けられている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおけるレンズは、集光レンズである。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおけるレンズは、収差補正レンズ、拡散レンズおよび集光レンズであり、それらのレンズの各外周側にそれぞれ設けられた所定厚さを持つ各スペーサ部が下からこの順に積層されて配置されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおけるスペーサ部は位置決め機能を有している。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおけるスペーサ部の位置決め機能は、テーパの付いた凹部と凸部またはアライメントメークで構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける光学素子は、出射光を直進させて出射させると共に、入射光を曲げて所定方向に入射させる光学機能素子である。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける樹脂接着層は、前記複数の電子素子それぞれ上の空間部分から外部に連通させるための溝が形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける樹脂接着層は、前記複数の電子素子それぞれ上の空間部分と溝で連通した別の空間部分を介してさらに外部と連通させるための溝が形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける樹脂接着層は、前記複数の電子素子毎に配設され、該電子素子の領域以外の領域および、隣接する電子素子間のダイシング領域以外の領域上に配設されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける溝は、前記樹脂接着層の平面視四角形の辺方向に対して斜め方向の直線状、S字状または迷路状に設けられている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける樹脂接着層は、材料的に内部と連通可能な素材構成とされている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける透明カバー部材は透明樹脂板またはガラス板である。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける透明カバー部材の表面にはIR(Infra-Red)コートまたはAR(Anti-Reflection)コートが施されている。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける電子素子は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子を有している。
さらに、好ましくは、本発明の電子素子ウエハモジュールにおける電子素子は、出射光を発生させるための発光素子および入射光を受光するための受光素子を有している。
本発明の電子素子モジュールは、本発明の上記電子素子ウエハモジュールから一または複数個毎に切断されたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、電子素子モジュールにおける切断された側面は遮光機能を有しているかまたは、該切断された側面は遮光機能が施されている。
本発明のセンサウエハモジュールは、貫通電極を有する複数のセンサチップ部が配設されたセンサウエハと、該センサウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態で形成された樹脂接着層と、該センサウエハ上を覆い、該樹脂接着層上に固定された透明カバー部材と、該透明カバー部材上に、該複数の撮像素子にそれぞれ対応するように搭載されて接着固定され、一体化した複数の集光レンズとを有し、該センサチップ部は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子が該電子素子として設けられているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、センサモジュールは、本発明の上記センサウエハモジュールから一または複数個毎に切断されたものである。
本発明のセンサモジュールの製造方法は、複数のセンサチップ部が配設されたセンサウエハの複数の撮像素子それぞれの周囲上に樹脂接着層を半密閉状態で形成する工程と、 樹脂接着層上にカバーガラスを接着する工程と、該センサウエハの裏側を薄層化する工程と、該センサウエハの裏面から表面のパッド裏まで貫通する複数の貫通穴を該センサチップ部毎に形成する工程と、該貫通穴を経由して該センサウエハ裏面に配線を形成する工程と、該カバーガラス表面に一枚または複数のレンズ板を接着する工程と、該センサウエハ、該カバーガラスおよび該レンズを一または複数のセンサチップ部毎に一度に切断する切断工程と、少なくとも切断した断面に遮光層を形成する工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明のセンサモジュールの製造方法における切断工程は、レーザまたはワイアー鋸を用いる。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記電子素子ウエハモジュールから切断された電子素子モジュールをセンサモジュールとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記電子素子ウエハモジュールから切断された電子素子モジュールを情報記録再生部に用いたであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の電子素子ウエハモジュールは、貫通電極を有する複数の電子素子が配設された電子素子ウエハと、該電子素子ウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態で形成された樹脂接着層と、該電子素子ウエハ上を覆い、該樹脂接着層上に固定された透明カバー部材とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
電子素子が形成された素子基板(電子素子チップ部)を従来のマウント基板の配線基板と共用し、素子基板にその表面から裏面へ貫通する貫通穴を通して配線を形成することにより、従来のマウント基板を不要とすることが可能となる。また、従来のベース基板を使わず、樹脂成形により、光学素子としての例えばレンズを一括樹脂成形する技術によって精度よく形成された樹脂製の集光レンズを用いて、集光レンズの外周側のスペーサ部(コバ部)がスペースを正確に確保することが可能となる。
このように、電子素子チップ部をワイヤボンドなどで実装するための従来のマウント基板を不要とすることにより、その基板自体の製造工数の他、電子素子の実装工数を削減して製造コストを低減することが可能となり、マウント基板の厚さ分の低背化も可能となる。
また、レンズを乗せるための従来のベース基板を不要とすることにより、その基板自体の製造工数の他、レンズを乗せる工数を削減して製造コストを低減することが可能となり、ベース基板の厚さ分の低背化も可能となる。また、レンズを乗せるベース基板間の間隔を保つためのスペーサを不要とすることにより、そのスペーサ自体の製造工数の他、レンズを乗せたベース基板にスペーサを組み込む工数を削減して製造コストを低減することが可能となる。
また、従来のようなベース基板を使わずに、樹脂成形により、光学素子としての例えばレンズを一括樹脂成形する技術によって精度よく形成された樹脂製の集光レンズを用いて、集光レンズの外周側のスペーサ部(コバ部)によりスペースを正確に確保することが可能となる。
即ち、従来のようにベース基板とスペーサを用いると、ベース基板のばらつき、樹脂のばらつき、スペーサのばらつきを足したものが総合的なばらつきになるため、非常に大きな高さ方向のばらつきが発生する。これに対して、本発明では、レンズ板を一括成形する場合に、1枚の寸法ばらつきのみが問題となって、特に、前述したように集光レンズ板と撮像素子との間の結像距離を正確に固定して入射光を撮像素子上に精度よく結像させることが鮮明な画像を得るために重要であるが、この高さ方向(Z方向)の精度は非常に高くなる。
さらに、樹脂は完全密閉樹脂であればよいが、樹脂で完全密閉は難しいので、水分が浸入する可能性がある。溝による通気穴がないと、内部に進入した水分により結露の可能性がある。また、溝による通気穴があれば、通気性のある接着樹脂でもよく、樹脂選択の範囲が広がる。その意味で、加工精度、品質を向上させることが可能となる。
また、電子素子ウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態(例えば溝による通気穴がある状態や通気性のある接着樹脂)で樹脂接着層が形成されると、複数の電子素子上の空間部分に一旦水分が浸入したとしても、結露となるのをこの半密閉状態のエアーパス(例えば溝による通気穴がある状態や通気性のある接着樹脂)により抑制または防止されて品質を良好なものにすることが可能となる。
さらに、加工精度および品質を良好なものにすることができる。
しかも、従来のマウント基板を不要とすることにより、チップサイズ(光学素子サイズ)でのモジュール製造が可能となり、実装面積がさらに最小される。
以上により、本発明によれば、多数のモジュールを一括製造する際に、従来のように電子素子を実装するマウント基板またはレンズを乗せるベース基板やスペーサを用いないことにより、マウント基板またはベース基板自体やスペーサ自体の製造工数の他、マウント基板に光学素子を実装したりベース基板にレンズを乗せてスペーサを組み込むための装置およびそれに係る工数をなくして、製造工数を大幅に低減すると共に、マウント基板またはベース基板自体を不要にして個々のモジュール高さ、さらにレンズ部材全体の厚さをも薄く抑えかつ加工精度および品質を良好なものにすることができる。
また、従来のベース基板を使わず、樹脂成形により、光学素子としての例えばレンズを一括樹脂成形する技術によって精度よく形成された樹脂製の集光レンズを用いて、集光レンズの外周側のスペーサ部(コバ部)によりスペースを正確に確保することができる。
しかも、本発明では、レンズを一括成形するため、1枚の寸法ばらつきのみが問題となって、特に、この高さ方向(Z方向)の精度を非常に高くすることができる。
さらに、電子素子ウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態(例えば溝による通気穴がある状態や通気性のある接着樹脂)で樹脂接着層が形成されると、複数の電子素子上の空間部分に一旦水分が浸入した場合など、結露となるのをこの半密閉状態のエアーパス(例えば溝による通気穴がある状態や通気性のある接着樹脂)により抑制または防止して品質を良好なものにすることができる。この場合に、樹脂選択の範囲が広がる。その意味で、加工精度、品質を向上させることができる。
しかも、従来のマウント基板を不要とすることにより、チップサイズ(光学素子サイズ)でのモジュール製造が可能なことから、実装面積を最小にすることができる。
以下に、本発明の電子素子ウエハモジュールを切断して一括製造された電子素子モジュールおよびその製造方法の実施形態1として、センサウエハモジュールを切断して一括製造されたセンサモジュールおよびその製造方法に適用した場合について図面を参照しながら詳細に説明した後に、この電子素子モジュールを用いた完成品を実施形態2として、この本実施形態1のセンサモジュールを撮像部に用いるかまたは、他の電子素子モジュールを例えば情報記録再生部に用いた電子情報機器を図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るセンサモジュールの要部構成例を示す縦断面図である。
図1において、本実施形態1のセンサモジュール10は、ウエハチップ表面に、複数の画素に対応した各光電変換部(フォトダイオード)である複数の受光部からなる撮像素子11が電子素子として設けられ、貫通孔12が表面と裏面間に設けられて導通した貫通ウエハ1と、この貫通ウエハ1の撮像素子11の周囲上に形成された樹脂接着層2と、この樹脂接着層2上を覆うカバーガラスとしてのガラス板3と、このガラス板3上に設けられ、撮像素子11に入射光を集光させるための光学素子としての複数のレンズ板41〜43が積層されたレンズ板4と、これらのレンズ板41〜43を接着して固定するためのレンズ接着層51および52と、各レンズ板41〜43のうちの最上位置のレンズ板41の中央部を円形の光取入口として開口すると共に、それ以外の表面部分および、各レンズ板41〜43およびガラス板3の側面部分を遮光する遮光部材6とを有しており、貫通ウエハ1上に、ガラス板3およびレンズ板4がこの順に互いにアライメントをとって樹脂接着層2およびレンズ接着層51および52などにより上下に貼り合わされている。この本実施形態1のセンサモジュール10は、貫通ウエハ1と、樹脂接着層2と、ガラス板3と、複数のレンズ板41〜43と、レンズ接着層51および52とが貼り合わされたウエハレベルのセンサウエハモジュールを切断した後にこれに遮光部材6を上側から装着することにより個々に一括して製造されている。
センサウエハモジュールは、切断前の複数の貫通ウエハ1が設けられたセンサウエハ1Aの各表面側には、複数の撮像素子11(撮像素子毎に複数の画素を構成する複数の受光部が設けられている)がマトリクス状に配列されており、貫通ウエハ1の厚さが100〜200μmであり、図2に示すように、その裏面から表面のパッド13下に貫通する複数の貫通穴12が明けられている。この貫通穴12の側壁と裏面側は絶縁膜14で覆われており、パッド13にコンタクトを持つ配線層15が貫通穴12を介して裏面まで形成されている。この配線層15上および裏面にはソルダーレジスト16が形成され、配線層15上に半田ボール17が形成される部分はソルダーレジスト16が窓明けされて半田ボール17が外部に露出して形成されている。各層の形成方法は通常の半導体プロセスに使われるフォトリソ、エッチング、メッキおよびCVD法などの各種の技術によって形成が可能である。なお、ウエハ切断後は、貫通ウエハ1として、中央部に素子領域を有するセンサ基板(電子素子チップ部としてのセンサチップ部)を構成する。
樹脂接着層2は、貫通ウエハ1上の所定場所に通常のフォトリソ技術により形成され、その上にガラス板3が接着されるが、このフォトリソ技術の他にスクリーン印刷手法またはディスペンス手法を用いて形成することができる。この樹脂接着層2は、図3および図4に示すように、ガラス板3が固定される側の表面の一部に浅い溝21(エアーパス)が形成されている。この溝21は、樹脂接着層2を形成するときに、同時にフォトリソ技術により形成が可能である。樹脂厚は30μm〜300μm、溝21の深さは3μm〜20μm程度である。この溝21は、半導体表面上方が、ガラス板3で覆われる場合に、貫通ウエハ1上の電子素子としての撮像素子11が設けられたセンサ領域の内部空間22が密閉されてそこに結露が生じないようにするためであるが、後で個々のモジュールにダイシングするときに、切削水、スラリーなどもセンサ領域の内部空間22内に侵入してセンサ表面上に付着し難いように途中にたまり空間領域23を持つ構造となっている。空間領域22および23を半密閉状にするための溝21(エアーパス)を斜めの直線状、S字状または迷路状(ここでは斜めの直線状にしている)にしたりこれらを組み合わせたりしてある程度の距離を持たせるようにする。
さらに、樹脂接着層2は、ここでは、複数の撮像素子11それぞれ上の空間領域22から外部に連通させるための溝21が形成されているだけではなく、さらに、この空間領域22と溝21で連通した別の空間領域23を介してさらに外部と連通させるための溝21が形成されている。また、樹脂接着層2は、各撮像素子11毎に配設され、撮像素子11の領域以外の領域上および、隣接する撮像素子11間のダイシング領域以外の領域上に配設されている。樹脂接着層2の溝21に限らず、他のエアーパスが設けられていてもよく、材料的に内部と連通可能な素材構成(材料粒子が粗くまたは材質的に水分を外部と内部がエアーパス可能な材料)とされていてもよい。
レンズ板4は、透明樹脂レンズ板であり、図5に示すように、例えばレンズ板41において、レンズ機能を有するレンズ領域の中央部分44と、スペーサ機能を有するスペーサ部としての周囲部分45とで構成され、全体は同じ種類の樹脂材料で形成されている。このレンズ板41の形成方法は、図6に示すように、成形上型46と成形下型47間にレンズ樹脂材料4aを入れて、所定の厚さになるように成形型間の距離を精密にコントロールし、紫外線(UV)硬化または熱硬化などの手法によりレンズ樹脂を硬化させ、さらに熱処理を行うことにより、内部応力を緩和してレンズ形状を安定化させて形成する方法を用いる。これにより、所定のレンズ形状、所定のレンズ厚さの樹脂製のレンズ板41〜43を形成することが可能である。
成形上型46と成形下型47は、ガラス型でも、金属型でもよい。本実施形態1では、形成されたレンズ板41〜43が3枚貼り合わされた構造となっている。これらの貼り合わせには、接着部材51および52を用いるが、接着部材51および52は、遮光機能を有していてもよい。
光学素子としての複数枚のレンズ板4は、収差補正レンズ43、拡散レンズ42および集光レンズ41であり(1枚の場合は集光レンズ)、レンズ板4は、中央部分44にレンズ領域が設けられ、そのレンズ領域の外周側に所定厚さを持つスペーサ部である周囲部分45が設けられているが、それらのレンズ板4の各外周側にそれぞれ設けられた所定厚さを持つ各スペーサ部が下からこの順に積層されて配置されている。このスペーサ部は位置決め機能を有しており、その位置決め機能は、テーパの付いた凹部と凸部またはアライメントメークで構成されている。3枚のレンズ板4を接着する接着層51および/または52は、遮光機能を兼ねていてもよく、接着層51および52は、スペースを決定する固体が含有されていてもよい。
ここで、上記構成のセンサモジュール10を製造するセンサモジュール10の製造方法について説明する。
このセンサモジュール10の製造方法は、複数の撮像素子11が配設されたセンサウエハ1Aの各撮像素子11の周囲上に樹脂接着層2を形成し、さらにその樹脂接着層2上にカバーガラスであるガラス板3を接着する工程(図7)と、このセンサウエハ1Aの裏側を研磨して薄層化し、所定厚さの薄いセンサウエハ1A’とする工程(図8)と、センサウエハ1Aの裏面から表面のパッド13の裏まで貫通する複数の貫通穴12をセンサチップ部(切断された貫通ウエハ1)毎に、レジスト膜12aをマスクとしてエッチングすることにより形成する工程(図9および図10)と、このセンサウエハ1A’の裏面に絶縁膜12bを設け(図11)、その上からメタル配線材料12cを成膜し、このパッド13から貫通穴12を経由してセンサウエハ1A’の裏面にメタル配線12dを形成する工程(図12および図13)と、メタル配線12dである配線層15上およびウエハ裏面にソルダーレジスト16形成すると共に、ソルダーレジスト16の半田ボール形成部分を窓明する工程(図14)と、配線層15上に半田ボール17を形成する工程(図15)と、ガラス板3の表面に一枚または複数の樹脂製のレンズ板4をそのレンズ領域の外周側のスペーサ部で接着する工程と、積層されたセンサウエハ1A’、ガラス板3およびレンズ板4を一または複数のセンサチップ部(貫通ウエハ1)毎に一度に切断する切断工程と、少なくとも切断した断面に遮光部材6を形成する工程(図1)とを有している。
ここで、レンズ領域の外周側にスペーサ部(コバ)を有する複数のレンズがアレイ状につながってできたシート状のレンズアレイ板の製造から、チップ毎のセンサモジュール10の製造について、次の(1)〜(5)に工程を分けて詳細に説明する。
(1)Niスタンパ作製工程
まず、スタンパの元型の製造方法として、ガラスまたは金属板に複数の型を精度よく直に切削加工する。
このスタンパ元型48f上にニッケル(Ni)材料48gを無電界メッキして電気鋳造により、スタンパ元型48fの表面が転写される。離型が良好な金属レンズ型としてNiスタンパ48g’(レンズ型)を作る。これの要部の寸法を寸法測定して検証し、寸法的に不具合が発生しないようにシュミレートしてスタンパ作製工程にフィードバックする。
(2)レンズアレイ板作製工程(ステップS2)
次に、図16に示すように、これを下型スタンパ48g’として、この上からレンズ樹脂材料48hを塗布する。このレンズ樹脂材料48hには、レンズ形状維持のために、透過率の劣化のないフィラーとしてシリカ48iを含有させている。両面プレス装置(図示せず)により、下型スタンパ48g’に塗布されたレンズ樹脂材料48hに対して、上記下型スタンパ48g’の場合と同様に製造された上型スタンパ48jで挟み込んでレンズ膜厚を高い精度でコントロールする。さらに、両面プレス装置により、上型スタンパ48jと下型スタンパ48g’を離間させて離型して樹脂一括レンズのレンズアレイ板48kを取り出す。この取り出したレンズアレイ板48kに対して内部応力を緩和するために熱アニール処理を施してレンズアレイ板48kを作製する。これの要部の寸法を寸法測定して検証し、縮じみ量などの寸法的な不具合が発生しないように、そのレンズアレイ板48kの縮じみ量に対するデータから寸法的なシュミレーションを行ってマスターモールド作製工程の光学設計システムにフィードバックしてマスターモールド48aの設計寸法を訂正可能とする。
(3)レンズアレイ板作製工程(ステップS2)
さらに、図17に示すように、成形されたレンズ樹脂だけで作った複数レンズ一体型のレンズアレイ板48kおよび48mを複数種類、アライメントを取って互いに貼り合わせる。このとき、スパーサとなる固体のシリカ48iが接着層48nの樹脂スペースを均一に保つ働きを果たす。
(4)組み立てる。
レンズアレイ板48k、48mなどの複数種類のレンズアレイ板が貼り合わされた合体レンズ部材を、アライメントを取って、各撮像素子11の中心とそれぞれ対応するようにガラス板3上に貼り合わせる。これによって、ウエハレベルの電子素子ウエハモジュールを作製することができる。
このとき、接着樹脂層2はガラス板3上の所定位置にスクリーン印刷して先に付けて置く。また、合体レンズ部材のガラス板3上へのXY方向の位置決めは、その合体レンズ部材をガラス板3上に搬送する搬送機が所定のアライメントマークを基準にして正確に位置決めしてガラス板3上に搭載することができる。
(5)切断工程
ウエハレベルの電子素子ウエハモジュールとして積層して一体化したセンサウエハモジュールの貫通ウエハ1Aを構成するシリコン、ガラス板3のガラス材料および合体レンズ部材のレンズ樹脂材料をワイヤまたはレーザ照射によって一括切断する。これによって、本実施形態1のセンサモジュール10が製造される。
以上により、本実施形態1によれば、従来のマウント基板またはベース基板やスペーサを不要として、それ自体の製造工数の他、素子実装やスペーサの組み込みに係る工数をなくし、かつ個々のモジュール高さを抑えかつ精度および品質を良好にすることができる。
(実施形態2)
図18は、本発明の実施形態2として、本発明の実施形態1のセンサモジュールを含む固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図18において、本実施形態2の電子情報機器90は、上記実施形態1のセンサモジュール10からの撮像信号を各種信号処理してカラー画像信号を得る固体撮像装置91と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を記録用に所定の信号処理した後にデータ記録可能とする記録メディアなどのメモリ部92と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示可能とする液晶表示装置などの表示手段93と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を通信用に所定の信号処理をした後に通信処理可能とする送受信装置などの通信手段94とを有している。なお、この電子情報機器90として、これに限らず、固体撮像装置91の他に、メモリ部92と、表示手段93と、通信手段94と、プリンタなどの画像出力装置95とのうちの少なくともいずれかを有していてもよい。
この電子情報機器90としては、前述したように例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載用後方監視カメラなどの車載用カメラおよびテレビジョン電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)などの画像入力デバイスを有した電子機器が考えられる。
したがって、本実施形態2によれば、この固体撮像装置91からのカラー画像信号に基づいて、これを表示画面上に良好に表示したり、これを紙面にて画像出力装置95により良好にプリントアウト(印刷)したり、これを通信データとして有線または無線にて良好に通信したり、これをメモリ部92に所定のデータ圧縮処理を行って良好に記憶したり、各種データ処理を良好に行うことができる。
なお、上記実施形態2の電子情報機器90に限らず、本発明の電子素子モジュールを情報記録再生部に用いたピックアップ装置などの電子情報機器であってもよい。この場合のピックアップ装置の光学素子としては、出射光を直進させて出射させると共に、入射光を曲げて所定方向に入射させる光学機能素子(例えばホログラム光学素子)である。また、ピックアップ装置の電子素子としては、出射光を発生させるための発光素子(例えば半導体レーザ素子またはレーザチップ)および入射光を受光するための受光素子(例えばフォトIC)を有している。
なお、上記実施形態1では、特に説明しなかったが、透明カバー部材としてのガラス板3の表面にはIR(Infra-Red;赤外線)コートまたはAR(Anti-Reflection;反射防止)コートが施されていてもよい。IRコート膜とは赤外線を反射させるためのコート膜である。ARコート膜は反射防止膜である。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1、2を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1、2に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1、2の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、入射光を集光する複数のレンズまたは、出射光を直進させたり入射光を所定方向に曲げて導いたりする複数の光学機能素子と、各レンズにそれぞれ対応して、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子または、各光学機能素子にそれぞれ対応して、出射光を発生させるための発光素子および入射光を受光するための受光素子とが複数モジュール化(一体化)された電子素子ウエハモジュール、この電子素子ウエハモジュールから一括切断されて製造される電子素子モジュール、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子と、入射光を撮像素子上に結像するためのレンズとが複数モジュール化(一体化)されたセンサウエハモジュール、これを切断したセンサモジュールおよびその製造方法、このセンサモジュールに用いるレンズアレイ板、このセンサモジュールを、車載用カメラなどの画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、車載用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)または、この電子素子モジュールを情報記録再生部に用いたピックアップ装置などの電子情報機器の分野において、多数のモジュールを一括製造する際に、従来のように電子素子を実装するマウント基板またはレンズを乗せるベース基板やスペーサを用いないことにより、マウント基板またはベース基板自体やスペーサ自体の製造工数の他、マウント基板に光学素子を実装したりベース基板にレンズを乗せてスペーサを組み込むための装置およびそれに係る工数をなくして、製造工数を大幅に低減すると共に、マウント基板またはベース基板自体を不要にして個々のモジュール高さ、さらにレンズ部材全体の厚さをも薄く抑えかつ加工精度および品質を良好なものにすることができる。
また、従来のベース基板を使わず、樹脂成形により、光学素子としての例えばレンズを一括樹脂成形する技術によって精度よく形成された樹脂製の集光レンズを用いて、集光レンズの外周側のスペーサ部(コバ部)によりスペースを正確に確保することができる。
しかも、本発明では、レンズを一括成形するため、1枚の寸法ばらつきのみが問題となって、特に、この高さ方向(Z方向)の精度を非常に高くすることができる。
さらに、電子素子ウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態(例えば溝による通気穴がある状態や通気性のある接着樹脂)で樹脂接着層が形成されると、複数の電子素子上の空間部分に一旦水分が浸入した場合など、結露となるのをこの半密閉状態のエアーパス(例えば溝による通気穴がある状態や通気性のある接着樹脂)により抑制または防止して品質を良好なものにすることができる。この場合に、樹脂選択の範囲が広がる。その意味で、加工精度、品質を向上させることができる。
しかも、従来のマウント基板を不要とすることにより、チップサイズ(光学素子サイズ)でのモジュール製造が可能なことから、実装面積を最小にすることができる。
本発明の実施形態1に係るセンサモジュールの要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 図1の貫通ウエハとガラス板が樹脂接着層で接着された状態の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 図1の貫通ウエハの各撮像素毎の表面に配置された樹脂接着層を模式的に示す平面図である。 図3の樹脂接着層のA−A’線縦断面図である。 図1のレンズ板の単位構成を模式的に示す縦断面図である。 樹脂接着層の成形時に成形型の様子を模式的に示す縦断面図である。 図2の貫通ウエハにガラス板を樹脂接着層により接着するガラス板接着工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハをその裏面から研磨する研磨工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハの裏面に貫通穴を形成する第1工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハの裏面に貫通穴を形成する第2工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハの裏面に絶縁膜を形成する工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハの裏面にメタル配線材料を成膜する工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハの裏面にメタル配線を形成する工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハの裏面にソルダーレジストを形成する工程を示す要部断面図である。 図2の貫通ウエハの裏面に半田ボールを形成する工程を示す要部断面図である。 スタンパを用いて本発明のレンズアレイ板を製造する工程を示す要部断面図である。 図18のレンズアレイ板を複数枚貼り合わせる工程を示す要部断面図である。 本発明の実施形態2として、本発明の実施形態1のセンサモジュールを含む固体撮像装置を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 米国特許の特許文献1に開示されている従来の光学装置を模式的に示す要部構成図である。 米国特許の特許文献3に開示されている従来のレンズウエハの断面構成図である。 米国特許の特許文献3に開示されている従来のレンズウエハの断面構成図である。
符号の説明
1 貫通ウエハ
1A、1A’ センサウエハ
2 樹脂接着層
3 ガラス板
4 レンズ板
4a レンズ樹脂材料
51,52 レンズ接着層
6 遮光部材
10 センサモジュール
11 撮像素子
12 貫通穴
12a レジスト膜
12b 絶縁膜
12c メタル配線材料
12d メタル配線
13パッド
14 絶縁膜
15 配線層(メタル配線12d)
16 ソルダーレジスト
17 半田ボール
21 溝
22 内部空間
23 空間領域
41 集光レンズ
42 拡散レンズ
43 収差補正レンズ
44 レンズ領域の中央部分
45 スペーサ部としての周囲部分
46 成形上型
47 成形下型
48f スタンパ元型
48g ニッケル(Ni)材料
48g’ Niスタンパ
48h レンズ樹脂材料
48i ナノシリカ(固体)
48j 上型スタンパ
48k、48m レンズアレイ板
48n 接着層

Claims (30)

  1. 貫通電極を有する複数の電子素子が配設された電子素子ウエハと、
    該電子素子ウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態で形成された樹脂接着層と、
    該電子素子ウエハ上を覆い、該樹脂接着層上に固定された透明カバー部材と、
    該透明カバー部材上に該複数の電子素子のそれぞれに対応するように搭載されて接着固定された複数の光学素子とを有する電子素子ウエハモジュール。
  2. 前記複数の光学素子は一体化されて構成されている請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  3. 前記光学素子は、平面視中央部の外周側で接着層をそれぞれ介して複数枚積層されている請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  4. 前記光学素子を接着する接着層は、遮光機能を兼ねている請求項1または3に記載の電子素子ウエハモジュール。
  5. 前記光学素子を接着する接着層には、スペースを決定する固体が含有されている請求項1、3および4のいずれかに記載の電子素子ウエハモジュール。
  6. 前記光学素子は、一または複数枚のレンズである請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  7. 前記レンズは、中央部にレンズ領域が設けられ、該レンズ領域の外周側に所定厚さを持つスペーサ部が設けられている請求項6に記載の電子素子ウエハモジュール。
  8. 前記レンズは、集光レンズである請求項6または7に記載の電子素子ウエハモジュール。
  9. 前記レンズは、収差補正レンズ、拡散レンズおよび集光レンズであり、それらのレンズの各外周側にそれぞれ設けられた所定厚さを持つ各スペーサ部が下からこの順に積層されて配置されている請求項1または7に記載の電子素子ウエハモジュール。
  10. 前記スペーサ部は位置決め機能を有している請求項7または9に記載の電子素子ウエハモジュール。
  11. 前記スペーサ部の位置決め機能は、テーパの付いた凹部と凸部またはアライメントメークで構成されている請求項10に記載の電子素子ウエハモジュール。
  12. 前記光学素子は、出射光を直進させて出射させると共に、入射光を曲げて所定方向に入射させる光学機能素子である請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  13. 前記樹脂接着層は、前記複数の電子素子それぞれ上の空間部分から外部に連通させるための溝が形成されている請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  14. 前記樹脂接着層は、前記複数の電子素子それぞれ上の空間部分と溝で連通した別の空間部分を介してさらに外部と連通させるための溝が形成されている請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  15. 前記樹脂接着層は、前記複数の電子素子毎に配設され、該電子素子の領域以外の領域および、隣接する電子素子間のダイシング領域以外の領域上に配設されている請求項1、13および14のいずれかに記載の電子素子ウエハモジュール。
  16. 前記溝は、前記樹脂接着層の平面視四角形の辺方向に対して斜め方向の直線状、S字状または迷路状に設けられている請求項13または14に記載の電子素子ウエハモジュール。
  17. 前記樹脂接着層は、材料的に内部と連通可能な素材構成とされている請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  18. 前記透明カバー部材は透明樹脂板またはガラス板である請求項1に記載の電子素子ウエハモジュール。
  19. 前記透明カバー部材の表面にはIR(Infra-Red)コートまたはAR(Anti-Reflection)コートが施されている請求項1または18に記載の電子素子ウエハモジュール。
  20. 前記電子素子は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子を有している請求項1または18に記載の電子素子ウエハモジュール。
  21. 前記電子素子は、出射光を発生させるための発光素子および入射光を受光するための受光素子を有している請求項1または18に記載の電子素子ウエハモジュール。
  22. 請求項1〜21のいずれかに記載の電子素子ウエハモジュールから一または複数個毎に切断された電子素子モジュール。
  23. 切断された側面は遮光機能を有しているかまたは、該切断された側面は遮光機能が施されている請求項22に記載の電子素子モジュール。
  24. 貫通電極を有する複数のセンサチップ部が配設されたセンサウエハと、
    該センサウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態で形成された樹脂接着層と、
    該センサウエハ上を覆い、該樹脂接着層上に固定された透明カバー部材と、
    該透明カバー部材上に、該複数の撮像素子にそれぞれ対応するように搭載されて接着固定され、一体化した複数の集光レンズとを有し、
    該センサチップ部は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部を有する撮像素子が該電子素子として設けられているセンサウエハモジュール。
  25. 請求項24に記載のセンサウエハモジュールから一または複数個毎に切断されたセンサモジュール。
  26. 複数のセンサチップ部が配設されたセンサウエハの複数の撮像素子それぞれの周囲上に樹脂接着層を半密閉状態で形成する工程と、
    樹脂接着層上にカバーガラスを接着する工程と、
    該センサウエハの裏側を薄層化する工程と、
    該センサウエハの裏面から表面のパッド裏まで貫通する複数の貫通穴を該センサチップ部毎に形成する工程と、
    該貫通穴を経由して該センサウエハ裏面に配線を形成する工程と、
    該カバーガラス表面に一枚または複数のレンズ板を接着する工程と、
    該センサウエハ、該カバーガラスおよび該レンズを一または複数のセンサチップ部毎に一度に切断する切断工程と、
    少なくとも切断した断面に遮光層を形成する工程とを有するセンサモジュールの製造方法。
  27. 前記切断工程は、レーザまたはワイアー鋸を用いる請求項26に記載のセンサモジュールの製造方法。
  28. 請求項20に記載の電子素子ウエハモジュールから切断された電子素子モジュールをセンサモジュールとして撮像部に用いた電子情報機器。
  29. 請求項21に記載の電子素子ウエハモジュールから切断された電子素子モジュールを情報記録再生部に用いた電子情報機器。
  30. 貫通電極を有する複数の電子素子が配設された電子素子ウエハと、
    該電子素子ウエハの複数の電子素子それぞれの周囲上に半密閉状態で形成された樹脂接着層と、
    該電子素子ウエハ上を覆い、該樹脂接着層上に固定された透明カバー部材とを有する電子素子ウエハモジュール。
JP2007322627A 2007-12-13 2007-12-13 センサモジュールの製造方法および電子情報機器の製造方法 Expired - Fee Related JP4800291B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007322627A JP4800291B2 (ja) 2007-12-13 2007-12-13 センサモジュールの製造方法および電子情報機器の製造方法
TW097142526A TWI402979B (zh) 2007-12-13 2008-11-04 電子元件晶圓模組、電子元件模組、感測器晶圓模組、感測器模組、透鏡陣列盤、感測器模組之製造方法、及電子資訊裝置
KR1020080116790A KR101032391B1 (ko) 2007-12-13 2008-11-24 전자 소자 웨이퍼 모듈, 전자 소자 모듈, 센서 웨이퍼 모듈, 센서 모듈, 렌즈 어레이 판, 센서 모듈의 제조 방법 및 전자 정보 기기
US12/316,057 US8422136B2 (en) 2007-12-13 2008-12-09 Electronic element wafer module; electronic element module; sensor wafer module; sensor module; lens array plate; manufacturing method for the sensor module; and electronic information device
CN 200810181800 CN101459165B (zh) 2007-12-13 2008-12-12 电子元件晶片模块、其制造方法以及电子信息设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007322627A JP4800291B2 (ja) 2007-12-13 2007-12-13 センサモジュールの製造方法および電子情報機器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009147093A true JP2009147093A (ja) 2009-07-02
JP4800291B2 JP4800291B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=40917372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007322627A Expired - Fee Related JP4800291B2 (ja) 2007-12-13 2007-12-13 センサモジュールの製造方法および電子情報機器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4800291B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011100903A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Sharp Corp 電子素子モジュールおよびその製造方法、電子素子ウエハモジュールおよびその製造方法、並びに電子情報機器
JP2012044114A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Canon Inc 撮像モジュール及びカメラ
WO2013168811A1 (ja) * 2012-05-11 2013-11-14 コニカミノルタ株式会社 撮像装置、レンズアレイ積層体、及び、その製造方法
JP2014017334A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Canon Inc 半導体装置およびその製造方法、ならびにカメラ
US8649111B2 (en) 2011-03-11 2014-02-11 Sharp Kabushiki Kaisha Optical element, optical element module, electronic element module, and electronic information device
JP2017188512A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 キヤノン株式会社 電子デバイス、その製造方法及びカメラ
US9952415B2 (en) 2015-04-22 2018-04-24 Omnivision Technologies, Inc. Trenched-substrate based lens manufacturing methods, and associated systems
WO2018078680A1 (ja) * 2016-10-24 2018-05-03 三菱電機株式会社 半導体装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575087A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Fuji Xerox Co Ltd イメージセンサ
JP2005322809A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Sharp Corp 半導体装置、半導体装置の製造方法及び光学装置用モジュール
JP2007129164A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Sharp Corp 光学装置用モジュール、光学装置用モジュールの製造方法、及び、構造体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0575087A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Fuji Xerox Co Ltd イメージセンサ
JP2005322809A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Sharp Corp 半導体装置、半導体装置の製造方法及び光学装置用モジュール
JP2007129164A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Sharp Corp 光学装置用モジュール、光学装置用モジュールの製造方法、及び、構造体

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011100903A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Sharp Corp 電子素子モジュールおよびその製造方法、電子素子ウエハモジュールおよびその製造方法、並びに電子情報機器
JP2012044114A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Canon Inc 撮像モジュール及びカメラ
US8649111B2 (en) 2011-03-11 2014-02-11 Sharp Kabushiki Kaisha Optical element, optical element module, electronic element module, and electronic information device
WO2013168811A1 (ja) * 2012-05-11 2013-11-14 コニカミノルタ株式会社 撮像装置、レンズアレイ積層体、及び、その製造方法
JP2014017334A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Canon Inc 半導体装置およびその製造方法、ならびにカメラ
US9952415B2 (en) 2015-04-22 2018-04-24 Omnivision Technologies, Inc. Trenched-substrate based lens manufacturing methods, and associated systems
TWI625541B (zh) * 2015-04-22 2018-06-01 豪威科技股份有限公司 基於有槽基板的透鏡製造方法以及相關透鏡系統
JP2017188512A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 キヤノン株式会社 電子デバイス、その製造方法及びカメラ
US9978804B2 (en) 2016-04-01 2018-05-22 Canon Kabushiki Kaisha Electronic device, method of manufacturing the same, and camera
WO2018078680A1 (ja) * 2016-10-24 2018-05-03 三菱電機株式会社 半導体装置
JPWO2018078680A1 (ja) * 2016-10-24 2019-02-28 三菱電機株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4800291B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4891214B2 (ja) 電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュール、センサウエハモジュール、センサモジュール、レンズアレイ板、センサモジュールの製造方法および電子情報機器
KR101032391B1 (ko) 전자 소자 웨이퍼 모듈, 전자 소자 모듈, 센서 웨이퍼 모듈, 센서 모듈, 렌즈 어레이 판, 센서 모듈의 제조 방법 및 전자 정보 기기
JP5009209B2 (ja) ウエハ状光学装置およびその製造方法、電子素子ウエハモジュール、センサウエハモジュール、電子素子モジュール、センサモジュール、電子情報機器
JP4800291B2 (ja) センサモジュールの製造方法および電子情報機器の製造方法
JP4966931B2 (ja) 電子素子ウエハモジュールおよびその製造方法、電子素子モジュールおよびその製造方法、電子情報機器
JP5094802B2 (ja) 光学素子ウエハの製造方法
JP4764942B2 (ja) 光学素子、光学素子ウエハ、光学素子ウエハモジュール、光学素子モジュール、光学素子モジュールの製造方法、電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュールの製造方法、電子素子モジュールおよび電子情報機器
JP5047243B2 (ja) 光学素子ウエハモジュール、光学素子モジュール、光学素子モジュールの製造方法、電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュールの製造方法、電子素子モジュールおよび電子情報機器
JP4819152B2 (ja) 光学素子ウエハ、光学素子ウエハモジュール、光学素子モジュール、光学素子モジュールの製造方法、電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュールの製造方法、電子素子モジュールおよび電子情報機器
JP4793618B2 (ja) Cmosイメージセンサ構造体及びこれを用いたカメラモジュールを製作する為のプロセス
US7728398B2 (en) Micro camera module and method of manufacturing the same
JP4310348B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP4768060B2 (ja) 光学素子、光学素子ウエハ、光学素子ウエハモジュール、光学素子モジュール、光学素子モジュールの製造方法、電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュールの製造方法、電子素子モジュールおよび電子情報機器
JP2010103492A (ja) 光学素子、光学素子ウエハ、光学素子ウエハモジュール、光学素子モジュール、光学素子モジュールの製造方法、電子素子ウエハモジュール、電子素子モジュールの製造方法、電子素子モジュールおよび電子情報機器
JP5198142B2 (ja) 電子素子モジュールの製造方法
JP2004226872A (ja) カメラモジュール及びその製造方法
JP2009290031A (ja) 電子素子ウェハモジュールおよびその製造方法、電子素子モジュール、電子情報機器
US20140284746A1 (en) Solid state imaging device and portable information terminal
JP2008250285A (ja) 光学部材及びそれを備えた撮像デバイス
TWM597018U (zh) 影像感測模組
JP2009251249A (ja) ウエハ状光学装置およびその製造方法、電子素子ウエハモジュール、センサウエハモジュール、電子素子モジュール、センサモジュール、電子情報機器
JP2009266901A (ja) 転写装置、ウエハ状光学装置の製造方法、電子素子ウエハモジュール、センサウエハモジュール、電子素子モジュール、センサモジュールおよび電子情報機器
JP2011120269A (ja) 撮像モジュールおよびその製造方法、電子情報機器
JP2006080597A (ja) 撮像モジュール及び撮像モジュールの製造方法
JP2008258920A (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4800291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees