JP2009146766A - 複合スイッチレバー - Google Patents

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Abstract

【課題】使用部品点数が少なく、ライトスイッチノブのオン位置からオフ位置への回動操作により、フォグスイッチノブが複数のオン位置のいずれにあってもオフ位置まで自動的且つ確実に復帰する複合スイッチレバーを提供する。
【解決手段】互いに同軸配置され、オフ位置とオン位置との間を周方向に回動可能に構成されたライトスイッチノブ11、及び、オフ位置と複数のオン位置との間を周方向に回動可能に構成されたフォグスイッチノブ12を備えた複合スイッチレバーである。ノブ11の回動操作に伴って周方向に回動する突出部11rと、ノブ12と共に回動する節度ピース12aと、内周領域には節度ピース12aが係合することでノブ12を複数のオン位置のいずれかに位置させる節度山14c1,14c1を有する一方、外周領域には節度ピース12aが摺接するテーパー面14e1を有し、突出部11rの回動に伴い径方向に移動する節度片14gとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載され、運転者によって操作される複合スイッチレバーに関するものであり、詳しくは、自動車のヘッドライト及びテールライト(スモールライト)の点灯・消灯状態の切り替えを行うライトスイッチノブと、前方及び後方フォグライトの点灯・消灯状態の切り替えを行うフォグスイッチノブとを同軸一体的に備える複合スイッチレバーに関する。
従来より、自動車のステアリングコラムに配設され、ヘッドライト及びテールライトの各点灯・消灯状態を手動で切り替えるライトスイッチノブ(第1スイッチノブ)、及び、フォグライトの点灯・消灯状態を手動で切り替えるフォグスイッチノブ(第2スイッチノブ)が同軸配置された複合スイッチレバーが提案されている。ここで、ライトスイッチノブは、複合スイッチレバーの先端部に配設され、フォグスイッチノブは、同複合スイッチレバーの中央部に配設されており、各ノブが複合スイッチレバー本体の軸周りに回動(回転)することで各ライトが点灯・消灯状態に切り替えられるようになっている。
この種の複合スイッチレバーには、ライトスイッチノブをヘッドライト又はテールライトを点灯させるオン位置(点灯位置)から各ライトを消灯させるオフ位置(消灯位置)に手動で切り替えるに伴い、フォグライト(後方フォグライト)の消し忘れを防止するため、フォグスイッチノブをフォグライトを点灯させるオン位置から同フォグライトを消灯させるオフ位置に自動復帰させる自動復帰機構(フォグライト自動消灯機構)が設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
かかる機構を備えた従来の複合スイッチレバーにおいては、図6(a)〜図6(d)に示すように、ライトスイッチノブ101及びフォグスイッチノブ102の切り替え操作(回動操作)によって、ライトスイッチノブ101がヘッドライトを点灯させるオン位置Hd、テールライトを点灯させるオン位置Ta、両ライトを消灯させるオフ位置(OFF)のいずれかに位置するようにされるとともに、フォグスイッチノブ102が前方フォグライトを点灯させるオン位置Fr、後方フォグライトを点灯させるオン位置Re、両ライトを消灯させるオフ位置(OFF)のいずれかに位置するようにされ、しかも、後方フォグライトのオン位置Reが前方フォグライトのオン位置Frよりも回動角が大きく設定されている複合スイッチレバー100が存在する。この複合スイッチレバー100において、ライトスイッチノブ101及びフォグスイッチノブ102の間には、両ノブ101,102を回動可能に固定する固定ノブ111が同軸状に介在配置されている。尚、図6(a)〜図6(d)に示す複合スイッチレバー100の基端部には、フォグスイッチノブ102を支持するようにノブカバー112が配設されている。また、各ノブ101,102は、ノブカバー112を挿通するレバー軸110周りを回動するようにされており、固定ノブ111はレバー軸110周りを回動不能とされている。
特開2000−268680号公報
しかしながら、このような複合スイッチレバー100では、図7中の(7)及び(9)の列を参照して、前記フォグスイッチ(フォグS/W)ノブ102が後方フォグライトのオン位置Re(図7ではFr+Re)にあるときに、前記ライトスイッチ(ライトS/W)ノブ101をオン位置(Hd(HEAD),Ta(TAIL)のいずれか)からオフ位置に切り替えても、前記フォグスイッチノブ102は、前方フォグライトのオン位置Frに復帰するのみで、オフ位置(図6(a)参照)まで自動復帰しない問題点がある。尚、図7中、(1)〜(6)の列は、ライトスイッチノブ101の位置に応じたフォグスイッチノブ102の設定操作を示しており、(7)〜(10)の列は、ライトスイッチノブ101のオン位置からオフ位置への操作に伴うフォグスイッチノブ102の自動復帰動作を示している。詳しくは、(1)及び(2)の列、(3)及び(4)の列、(5)及び(6)の列は、それぞれ、ライトスイッチノブ101がオフ位置、オン位置Ta、オン位置Hdにあるときのフォグスイッチノブ102のオフ位置からオン位置Fr,Re(Fr+Re)への設定操作の可否(可:○、否:×)を示している。また、(7)及び(8)の列、(9)及び(10)の列は、それぞれ、ライトスイッチノブ101をオン位置Hd,Taからオフ位置に切り替え操作に伴うフォグスイッチノブ102のオン位置Fr,Reからオフ位置への自動復帰動作の可否(可:◎、否:×)を示している。
また、このような自動車用途の複合スイッチレバーでは、昨今の自動車搭載部品の技術水準の高度化、自動化、及び、それらに付随する省コスト化に応えるべく、使用部品点数が少なく、材料コストが安価に済み且つ組立も容易であって、しかも、誤動作のない作動確実な自動復帰機構を実現させる要請もある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、使用部品の点数が少なく構造がシンプルであり、第1スイッチノブのオン位置からオフ位置への回動操作により、第2スイッチノブが複数のオン位置のいずれにあってもオフ位置まで自動的且つ確実に復帰する自動復帰機構を備えた複合スイッチレバーを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、互いに同軸配置され、オフ位置とオン位置との間を周方向に回動可能に構成された第1スイッチノブ、及び、オフ位置と複数のオン位置との間を周方向に回動可能に構成された第2スイッチノブを備えた複合スイッチレバーにおいて、前記第1スイッチノブの回動操作に伴って周方向に回動する回動部材と、前記第2スイッチノブと共に回動する係合部材と、両スイッチノブの間に介在配置され、内周領域又は外周領域には前記係合部材が係合することで前記第2スイッチノブを前記複数のオン位置のいずれかに位置させる節度部を有する一方、外周領域又は内周領域には前記係合部材が摺接するテーパー面を有するとともに、前記回動部材の回動に伴い径方向に移動する介在部材とをさらに備え、前記第2スイッチノブが前記複数のオン位置のいずれかにある場合に前記第1スイッチノブをオン位置からオフ位置へ回動して前記回動部材を介して前記介在部材を径方向に移動させ、前記介在部材の節度部に対する係合部材の係合を解除させるとともに当該係合部材を前記テーパー面に沿って移動させることにより、当該第2スイッチノブをオフ位置に自動復帰させるようにしたこと、を要旨とする。
同構成によれば、第1スイッチノブの回動操作に伴って周方向に回動する回動部材と、第2スイッチノブと共に回動する係合部材と、両スイッチノブの間に介在配置され、係合部材と係合するとともに回動部材の回動に伴い径方向に移動する介在部材とを用いる使用部品点数の少ないシンプルな構造によって、第1スイッチノブのオン位置からオフ位置への回動操作により、第2スイッチノブが複数のオン位置のいずれにあってもオフ位置まで確実に復帰させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の複合スイッチレバーにおいて、前記第1及び第2スイッチノブの間に同軸状に介在配置されるとともに周方向に回動不能とされた固定ノブをさらに備え、前記介在部材は、前記固定ノブに周方向に回動不能に設けられた弾性部材に固設され、該弾性部材を介して当該固定ノブに対して径方向に弾性的に往復動自在とされていること、を要旨とする。
同構成によれば、介在部材が固定ノブに設けられた弾性部材を介して当該固定ノブに対して径方向に弾性的に往復動自在とされているので、弾性部材を用いることで、介在部材を固定ノブに対して径方向に確実に往復動させる機構を簡単な構造で実現できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の複合スイッチレバーにおいて、前記介在部材は、その側面に設けられたテーパー部に前記回動部材が摺接することにより、前記第1スイッチノブの回動操作に伴って径方向に往復動するようにされていること、を要旨とする。
同構成によれば、介在部材が、その側面に設けられたテーパー部に第1スイッチノブの回動操作に伴って周方向に回動する回動部材が摺接することによって径方向に往復動する。このため、第1スイッチノブの回動操作に伴い介在部材を径方向に往復動させる機構を回動部材と該回動部材が側面のテーパー部で摺接する介在部材とを用いる簡単な構造で実現できる。さらに請求項2の構成と組み合わせれば、介在部材と固定ノブとの間に介在した弾性部材により当該介在部材が径方向に往復動する動作がさらに確実なものとなる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の複合スイッチレバーにおいて、前記係合部材は、前記第2スイッチノブに周方向に回動不能に設けられた弾性部材に固設され、該弾性部材により前記介在部材に向けて付勢されていること、を要旨とする。
同構成によれば、係合部材が第2スイッチノブに設けられた弾性部材によって、節度部及びテーパー部を内周領域又は外周領域に有する介在部材に向けて付勢されるので、当該付勢力(弾性力)により、係合部材を介在部材の節度部に確実に係合させるとともに介在部材のテーパー部に沿って自動的且つ確実に移動させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の複合スイッチレバーにおいて、前記第1スイッチノブの回動操作に伴って軸方向に往復動する往復動部材をさらに備え、前記第2スイッチノブには、前記第1スイッチノブの回動操作に伴って前記往復動部材と共に軸方向に往復動する回動阻止片が周方向に回動不能に設けられる一方、前記固定ノブには、軸方向に延びる回動阻止孔が透設されており、前記第1スイッチノブがオフ位置にある場合において、前記回動阻止片が前記固定ノブの回動阻止孔に遊挿されることで前記第2スイッチノブの前記固定ノブに対する回動が阻止されていること、を要旨とする。
同構成によれば、第1スイッチノブがオフ位置にある場合において、第2スイッチノブに回動不能に設けられた回動阻止片が固定ノブの回動阻止孔に遊挿されることで、第2スイッチノブの固定ノブに対する回動が阻止されるので、第1スイッチノブがオフ位置にある場合に第2スイッチノブの周方向の回動が自動的且つ効果的に禁止されるようになる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の複合スイッチレバーにおいて、前記回動阻止片は、前記第2スイッチノブに弾性部材を介して設けられ、前記回動阻止孔を通して前記往復動部材に弾性的に当接するようにされていること、を要旨とする。
同構成によれば、第2スイッチノブに回動不能に設けられた回動阻止片が、第1スイッチノブの回動操作に伴って軸方向に往復動する往復動部材に、固定ノブの回動阻止孔を通して、弾性部材により弾性的に当接するので、当該往復動部材及び弾性部材によって、第1スイッチノブの回動操作に伴い当該回動阻止片を回動阻止孔に遊挿及び抜脱させる往復動作機構を簡単な構造で実現できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の複合スイッチレバーにおいて、車両に搭載され、前記第1スイッチノブが位置するオン位置には、車両のヘッドライトの点灯位置、オフ位置には、同ヘッドライトの消灯位置がそれぞれ設定されている一方、前記第2スイッチノブが位置する複数のオン位置には、車両の前方及び後方フォグライトの点灯位置、オフ位置には、各フォグライトの消灯位置がそれぞれ設定されていること、を要旨とする。
同構成によれば、車両のヘッドライトの点灯・消灯状態の切り替えを行う第1スイッチノブと、前方及び後方フォグライトの点灯・消灯状態の切り替えを行う第2スイッチノブとを同軸一体的に備える複合スイッチレバーにおいて、第1スイッチノブのヘッドライトの点灯位置から消灯位置への回動操作により、第2スイッチノブが前方及び後方フォグライトの点灯位置のいずれにあっても各フォグライトの消灯位置まで確実に復帰させる自動復帰機構を実現することが可能となる。
本発明によれば、使用部品点数が少なく構造がシンプルであり、第1スイッチノブのオン位置からオフ位置への回動操作により、第2スイッチノブが複数のオン位置のいずれにあってもオフ位置まで自動的且つ確実に復帰する自動復帰機構を備えた複合スイッチレバーを提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の複合スイッチレバー1は、自動車に搭載され運転者に使用されるものであり、その先端部に設けられた有底円筒状のライトスイッチノブ(第1スイッチノブ)11と、該ライトスイッチノブ11に対して周方向に相対回転可能とされた円筒状のフォグスイッチノブ(第2スイッチノブ)12と、両スイッチノブ11,12の間に同軸状に介在配置され、両ノブ11,12を周方向に回動可能に支持する円筒状の固定ノブ14と、前記フォグスイッチノブ12の内周に同軸状に設けられた円筒部12rを嵌合するとともに、該ノブ12に周壁部に周設された2個(複数)の係合爪13n,…を挿通させた状態で同ノブ12を周方向に回転自在に支持するノブカバー(外筒軸)13とを互いに同軸配置した状態で具備している。このノブカバー13の係合爪13n,…は、前記フォグスイッチノブ12を通り、固定ノブ14の外周縁部の2箇所に形成された係合凹部14n,14nに係合するようにされている。尚、図1及び図2に示すフォグスイッチノブ12の外周面には、軸方向に延びるように且つ周方向に等間隔に形成された複数の凹凸溝を有する保持部12kが、前記円筒部12rと同軸配置されている。
この複合スイッチレバー1には、前記ライトスイッチノブ11をその内周底面の軸心位置から突設したボス部11bに固定される(回転不能に軸支される)とともに、前記固定ノブ14、フォグスイッチノブ12、及びノブカバー13を挿通するレバー軸10が設けられている。
詳しくは、前記レバー軸10は、自動車のハンドルコラムに支持させる際に使用され、筒状部10a(図2参照)を有する支持部材(図示省略)の当該筒状部10aに軸周りに回転自在に挿通されている。そして、この筒状部10aは、前記フォグスイッチノブ12を周方向に回転可能に挿通し、前記固定ノブ14を周方向に回転不能に挿通している(図1では、筒状部10aは図示省略)。
図2に示す複合スイッチレバー1では、前記レバー軸10は、前記フォグスイッチノブ12の円筒部12rに該円筒部12rの突起にて加締め固定され、該ノブ12と共に回動するコンタクト端子17、該端子17と電気的に接続及び切断する3個(複数)の固定端子18,…、及び、該端子18,…と一体成型され、所定位置で固定保持するリング状固定盤19を、前記筒状部10aを外周に介在させた状態で当該筒状部10aと共に挿通している(リング状固定盤19は筒状部10aにより挿通固定[位置規制]されている。)。そして、このレバー軸10は、それら各部材17〜19を前記フォグスイッチノブ12の円筒部12rとノブカバー13の内面から放射状に突設されたリブ部13rとの間に位置させた状態で、当該ノブカバー13に前記筒状部10aを介して軸周りに回転可能とされて支持されている。このようにして、前記レバー軸10及び筒状部10aによって各ノブ11,14,12が各規定位置で保持されている。尚、前記ライトスイッチノブ11及びフォグスイッチノブ12は、それらが前記レバー軸10周り(周方向)に回動していない初期の状態では、ヘッドライト及びテールライト、並びに、前方及び後方フォグライトをそれぞれ消灯させるオフ位置(OFF)にある。
詳しくは、前記固定ノブ14の内周には、軸心を挟んで対向するように一対のスプリング保持穴14h1,14h1が形成され、該保持穴14h1,14h1には、一対の節度ピース(係合部材)14a,14aを自由端部で固定する一対のスプリング(弾性部材)14s1,14s1が当該保持穴14h1,14h1の各底面に基端部を当接させた状態で遊挿保持されている。これにより、前記節度ピース14a,14aは、前記スプリング14s1,14s1により付勢されて前記ライトスイッチノブ11に向けて弾性的に突出した状態で当該固定ノブ14にレバー軸10周りに回動不能に固定される。また、前記ライトスイッチノブ11は、レバー軸10周りの回動操作に伴い、その内周底面に周方向に所定角度範囲で延びるように突設された突出部11pが前記節度ピース14aの側面に当接することで固定ノブ14により回動範囲が規制されている。以上により、前記ライトスイッチノブ11は、前記固定ノブ14によって回動範囲を規制されつつ弾性的に嵌合支持されている。そして、ライトスイッチノブ11は、その内周底面に周方向に延びるように連設された2個(複数)の節度山11c,…に対して前記節度ピース14a,14aが衝接しながら係合と解除を繰り返すことで、前記固定ノブ14に対し、節度を伴いながら回動するようにされている。ここで、各係合位置は、ヘッドライト及びテールライトのオン位置Hd,Taに対応する。
また、前記フォグスイッチノブ12の内周には、軸心を挟んで対向するように一対のスプリング保持穴12h1,12h1が形成され、該保持穴12h1,12h1には、一対の節度ピース12a,12aを自由端部で固定する一対のスプリング(弾性部材)12s,12sが当該保持穴12h1,12h1の各底面に基端部を当接させた状態で遊挿保持されている。これにより、前記節度ピース12a,12aは、前記スプリング12s,12sにより付勢されて前記固定ノブ14に向けて弾性的に突出した状態で、前記フォグスイッチノブ12にレバー軸10周りに回動不能に固定され、当該ノブ12と共にレバー軸10周りに回動する。
また、前記固定ノブ14には、断面円弧状の往復動ブロック(往復動部材)15が、前記フォグスイッチノブ12と反対側(ライトスイッチノブ11側)からスプリング(弾性部材)15sを介して弾性的に嵌合支持されている。このスプリング15sは、前記往復動ブロック15に形成された圧入穴15hに自由端部を圧入するとともに、前記固定ノブ14の内周に形成されたスプリング保持穴14h2の底面に基端部を当接した状態で遊挿保持されている。
詳しくは、前記往復動ブロック15には、周方向に所定角度範囲で延びるように断面円弧状の突出部15pが固定ノブ14に向けて突設されている。また、前記固定ノブ14の内周には、周方向に所定角度範囲で延びるように断面円弧状の回動阻止孔14dが透設されている。また、この固定ノブ14の内周には、周方向に所定角度範囲で延びるように2個(複数)の節度山14c2,…が連設されている。
本実施形態の複合スイッチレバー1は、略扇型状の節度片(介在部材)14gをさらに備えており、該節度片14gは、前記節度山14c2,…に軸心を挟んで対向し、且つ周方向に所定角度範囲で延びる略扇型状の載置面14fに載置されている。そして、該節度片14gの内周領域には、前記節度山14c2,…に軸心を挟んで対向するように2個(複数)の節度部としての節度山14c1,…が連設されている。
この節度片14gは、前記固定ノブ14との間に介在されたスプリング14s2によって当該固定ノブ14によって径方向外方に付勢されており、該スプリング14s2は当該節度片14gの軸心方向の略中央部に形成されたスプリング保持穴14h3に圧入固定されている。また、該節度片14gの外周領域(節度山14c1,…の外周)には、周方向に傾斜するようにテーパー面14e1が設けられている。さらに、該節度片14gの周方向の側面の一方には、径方向に傾斜するようにテーパー面14e2が設けられている。そして、この節度片14gは、前記ライトスイッチノブ11がレバー軸10周りに回動していない初期の状態では、該ノブ11の内周底面において径方向外方位置から突設され、該ノブ11と共に回動する断面三角形の突出部(固定部材)11rに当接し、テーパー面14e2が押圧されることで、径方向内方に強制的に退避させられている。尚、ライトスイッチノブ11をオン位置に回動させれば、前記突出部11rは前記節度片14gから離間し、これにより前記節度片14gをスプリング14s2の弾性力を用いて径方向外方に進出させる。
そして、前記往復動ブロック15は、その突出部15pを、前記回動阻止孔14dに挿通させ、当該固定ノブ14によって前記スプリング15sを介して軸方向に往復動自在な状態で弾性的に嵌合支持されている。また、前記突出部15pは、前記回動阻止孔14dを通して、後述するストッパー(回動阻止片)16に弾性的に当接しうるようにされている。そして、前記フォグスイッチノブ12は、レバー軸10周りの回動操作に伴い、当該ノブ12の内周壁部(図示省略)が、それに対応する固定ノブ14の係合凹部14nに当接することで回動範囲を規制されている。以上により、前記フォグスイッチノブ12は、前記固定ノブ14によって回動範囲を規制されつつ弾性的に嵌合支持されている。そして、該フォグスイッチノブ12は、前記往復動ブロック15の節度山14c2…及び前記節度片14gの節度山14c1,…に対して前記節度ピース12a,12aが衝接しながら係合と解除を繰り返すことで、前記固定ノブ14に対して節度を伴いながら回動するようにされている(尚、節度ピース12a,12aと節度山14c2…との係合は、当該節度ピース12a,12aと前記節度片14gの節度山14c1,…との係合が解除されれば、該解除に伴い解除されるように緩い状態となっている。即ち、節度ピース12a,12aと節度片14gの節度山14c1,…との係合が主となって当該節度感が生じている)。ここで、各係合位置は、前方及び後方フォグライトのオン位置Fr,Reに対応する。
また、前記フォグスイッチノブ12の内周には、略四角柱状のストッパー16を自由端部で固定するスプリング16sをその基端部を底面に当接させた状態で当該ストッパー16と共に収容する収容穴12h2が設けられている。これにより、ストッパー16は、前記スプリング16sにより付勢されて前記固定ノブ14に向けて弾性的に突出した状態で前記フォグスイッチノブ12にレバー軸10周りに回動不能に固定されている。そして、ストッパー16は、フォグスイッチノブ12と共にレバー軸10周りに回動する。
このストッパー16は、前記ライトスイッチノブ11が回動していないオフ位置にある状態では、前記回動阻止孔14dを通して、スプリング16sの弾性力により前記往復動ブロック15を突出部15pにて押圧し、ライトスイッチノブ11側に退避させる。そして、この状態では、該ストッパー16は、前記固定ノブ14の回動阻止孔14dに遊挿されるように構成されている。この結果、前記フォグスイッチノブ12の固定ノブ14に対する回動が阻止されるようになる。
また、前記ライトスイッチノブ11の内周の突出部11pから固定ノブ14に向けて突起(回動部材)11qが突設されており、該突起11qは、当該ノブ11の回動操作に伴ってレバー軸10周りに回動し、前記往復動ブロック15に形成されたテーパー面(テーパー部)15e(図5(a)参照)に摺接しつつ移動し、これにより当該往復動ブロック15をフォグスイッチノブ12側に進出させる。尚、ライトスイッチノブ11を反対方向に回動させれば、前記突起11qは前記テーパー面15eに摺接しつつ反対方向に移動し、これにより当該往復動ブロック15をライトスイッチノブ11側に退避させる。
そして、前記ストッパー16は、前記ライトスイッチノブ11のオフ位置からオン位置Hd,Taへの回動操作に伴う前記往復動ブロック15の軸方向に沿う移動により、前記回動阻止孔14dを通して、当該往復動ブロック15の突出部15pにより弾性的に押圧され、フォグスイッチノブ12側に退避し、収容穴12h2中に収納される。そして、この状態では、該ストッパー16は、前記固定ノブ14の回動阻止孔14dから抜脱するように構成されている。この結果、前記フォグスイッチノブ12の固定ノブ14に対する回動が許容されるようになる。
本実施形態の複合スイッチレバー1は以上のように構成され、図3中の(7)及び(9)の列を参照して、前記フォグスイッチ(フォグS/W)ノブ12が後方フォグライトのオン位置Re(図3ではFr+Re)にあるときに、前記ライトスイッチ(ライトS/W)ノブ11をオン位置(Hd(HEAD),Ta(TAIL)のいずれか)からオフ位置に切り替えると、前記フォグスイッチノブ12は、オフ位置まで自動復帰し、前方及び後方フォグライトが自動的に消灯する。尚、図3中、(1)〜(6)の列は、ライトスイッチノブ11の位置に応じたフォグスイッチノブ12の設定操作を示しており、(7)〜(10)の列は、ライトスイッチノブ11のオン位置からオフ位置への操作に伴うフォグスイッチノブ12の自動復帰動作を示している。詳しくは、(1)及び(2)の列、(3)及び(4)の列、(5)及び(6)の列は、それぞれ、ライトスイッチノブ11がオフ位置、オン位置Ta、オン位置Hdにあるときのフォグスイッチノブ12のオフ位置からオン位置Fr,Re(Fr+Re)への設定操作の可否(可:○、否:×)を示している。また、(7)及び(8)の列、(9)及び(10)の列は、それぞれ、ライトスイッチノブ11をオン位置Hd,Taからオフ位置に切り替え操作に伴うフォグスイッチノブ12のオン位置Fr,Reからオフ位置への自動復帰動作の可否(可:◎、否:×)を示している。
具体的には、図4及び図5を参照して、本実施形態の複合スイッチレバー1は、図4(a)(i)、図5(a)(i)の状態では、ライトスイッチノブ11及びフォグスイッチノブ12はいずれもオフ位置(OFF)にあり、図4(a)(ii)、図5(a)(iii)のようにライトスイッチノブ11の突出部11rは、節度片14gのテーパー面14e2に当接し、当該節度片14gをスプリング14s2の付勢力に抗して径方向内方に退避させており、一対の節度ピース12a,12aの一方は、節度片14gのテーパー面14e1の下方に位置した状態で節度山14c1に当接している。また、この状態では、図4(a)(ii)、図5(a)(ii)のように、ストッパー16が往復動ブロック15を突出部15pにて押圧してライトスイッチノブ11側に退避させている。そして、この状態では、ストッパー16は、固定ノブ14の回動阻止孔14dに遊挿されているため、前記フォグスイッチノブ12の当該固定ノブ14に対する回動が阻止されている。さらに、この状態では、図5(a)(ii)(iii)のようにライトスイッチノブ11の突起11qは、往復動ブロック15のテーパー面15eの下方に位置し、往復動ブロック15をライトスイッチノブ11側に退避させている。
次に、この状態から、ライトスイッチノブ11を回動操作し、図4(b)(i)、図5(b)(i)のようにテールライトのオン位置Taとすると、図4(b)(ii)、図5(b)(iii)のように、ライトスイッチノブ11の突出部11rが節度片14gから離間して当該節度片14gをスプリング14s2の付勢力により径方向外方に進出させる。また、このとき、図4(b)(ii)、図5(b)(ii)のように、ライトスイッチノブ11の突起11qが往復動ブロック15のテーパー面15eを上昇して当該往復動ブロック15をフォグスイッチノブ12側に進出させる。また、これに伴い、ストッパー16が往復動ブロック15により押圧され、フォグスイッチノブ12側に退避させられて固定ノブ14の回動阻止孔14dから抜脱する。そしてこれにより、フォグスイッチノブ12が固定ノブ14に対して回動可能となる。尚、このとき、図5(b)(ii)のように、ライトスイッチノブ11の突起11qは、往復動ブロック15のテーパー面15eの上方に位置し、往復動ブロック15をフォグスイッチノブ12側に進出させた状態となっている(図5(c)(ii),図5(d)(ii)も同様)。
続いて、この状態から、フォグスイッチノブ12を回動操作し、図4(c)(i)、図5(c)(i)のように前方フォグライトのオン位置Frとすると、図4(c)(ii)、図5(c)(ii)(iii)のように、フォグスイッチノブ12と共にストッパー16及び一対の節度ピース12a,12aが回動し、該節度ピース12a,12aの各先端部が一対の節度山14c1,14c1の間の谷部に係合するようになる。尚、この操作は、図3の(3)列に示すスイッチノブ設定操作に対応する。
そして、この状態から、ライトスイッチノブ11及びフォグスイッチノブ12を回動操作し、図4(d)(i)、図5(d)(i)のように、それぞれ、ヘッドライトのオン位置Hd,後方フォグライトのオン位置Re(Fr+Re)とすると、図4(d)(ii),図5(d)(ii)(iii)のように、フォグスイッチノブ12と共にストッパー16及び一対の節度ピース12a,12aが回動し、該節度ピース12a,12aの各先端部と前記節度山14c1,14c1の間の谷部との係合が解除するようになる。
最後に、この状態から、ライトスイッチノブ11をオフ位置へ回動操作すると、図5(a)(ii)のように、ライトスイッチノブ11の突出部11rが、往復動ブロック15のテーパー面14e2に当接し、当該節度片14gをスプリング14s2の付勢力に抗して径方向内方に退避させる。そして、一対の節度ピース12a,12aの一方と節度山14c2…との係合が解除されるとともに、一対の節度ピース12a,12aの他方がスプリング12sの弾性力を利用して、前記節度片14gのテーパー面14e1に沿ってスライド移動(滑落)する。これにより該節度ピース12a,12aの他方は、節度片14gのテーパー面14e1の下方に位置した状態で節度山14c1に当接するようになる。そしてこれによりフォグスイッチノブ12がオフ位置に自動復帰し、複合スイッチレバー1は、図4(a)及び図5(a)の状態に戻る。尚、この動作は、図3の(7)列に示すスイッチノブ自動復帰動作に対応する。
本実施形態の複合スイッチレバー1によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、ライトスイッチノブ11の回動操作に伴って周方向に回動する突出部11rと、フォグスイッチノブ12と共に回動する節度ピース12a,12aと、両スイッチノブ11,12の間に介在配置され、節度ピース12a,12aの一方と係合するとともに突出部11rの回動に伴い径方向に移動する節度片14gとを用いる使用部品点数の少ないシンプルな構造によって、ライトスイッチノブ11のオン位置Hd,Taからオフ位置への回動操作により、フォグスイッチノブ12が複数のオン位置Fr,Reのいずれにあってもオフ位置まで確実に復帰させることができる。
(2)本実施形態では、節度片14gが固定ノブ14に設けられたスプリング14s2を介して当該固定ノブ14に対して径方向に弾性的に往復動自在とされているので、スプリング14s2を用いることで、節度片14gを固定ノブ14に対して径方向に確実に往復動させる機構を簡単な構造で実現できる。
(3)本実施形態では、節度片14gが、その側面に設けられたテーパー面14e2にライトスイッチノブ11の回動操作に伴って周方向に回動する突出部11rが摺接することにより径方向に往復動する。このため、ライトスイッチノブ11の回動操作に伴い節度片14gを径方向に往復動させる機構をライトスイッチノブ11の突出部11rと該突出部11rが側面のテーパー部で摺接する節度片14gとを用いる簡単な構成で実現できる。さらに、節度片14gと固定ノブ14との間に介在したスプリング14s2により当該節度片14gが径方向に往復動する動作がさらに確実なものとなる。
(4)本実施形態では、節度ピース12a,12aがフォグスイッチノブ12に設けられたスプリング12s,12sによって節度山14c1,14c1及びテーパー面14e1をそれぞれ内周領域及び外周領域に有する節度片14gに向けて付勢される。このため、当該付勢力(弾性力)により、節度ピース12aを節度片14gの節度山14c1,14c1に確実に係合させるとともに節度片14gのテーパー面14e1に沿って自動的且つ確実に移動させることができる。
(5)本実施形態では、ライトスイッチノブ11がオフ位置にある場合において、ライトスイッチノブ11に回動不能に設けられたストッパー16が固定ノブ14の回動阻止孔14dに遊挿されることで、ライトスイッチノブ11の固定ノブ14に対する回動が阻止される。このため、ライトスイッチノブ11がオフ位置にある場合にフォグスイッチノブ12の周方向の回動が自動的且つ効果的に禁止されるようになる。そしてこれにより、ライトスイッチノブ11がオフ位置にある場合に不用意に前方及び後方フォグライトを点灯させてしまう誤操作が的確に防止され、例えば、ヘッドライト又はテールライトを点灯させない限り、前方又は後方フォグライトの点灯を禁止した法規制に準拠したものとなる。
(6)本実施形態では、ライトスイッチノブ11に回動不能に設けられたストッパー16が、ライトスイッチノブ11の回動操作に伴って軸方向に往復動する往復動ブロック15に、固定ノブ14の回動阻止孔14dを通して、スプリング16sにより弾性的に当接する。このため、当該往復動ブロック15及びスプリング16sによって、ライトスイッチノブ11の回動操作に伴いストッパー16を回動阻止孔14dに遊挿及び抜脱させる往復動作機構を簡単な構造で実現できる。
(7)本実施形態では、往復動ブロック15が固定ノブ14に設けられたスプリング15sを介して当該固定ノブ14に対して径方向に弾性的に往復動自在とされ、しかも、往復動ブロック15はそのテーパー面15eにライトスイッチノブ11の回動操作に伴って周方向に回動する突起11qが摺接することにより往復動するようにされている。このため、往復動ブロック15を固定ノブ14に対して軸方向に往復動させる機構が簡単な構造で実現され、しかも、往復動ブロック15が軸方向に往復動する動作が確実なものとなる。
(8)本実施形態では、ライトスイッチノブ11のヘッドライト及びテールライトのオン位置Hd,Taからオフ位置(OFF)への回動操作により、フォグスイッチノブ12が前方及び後方フォグライトのオン位置Fr,Reのいずれにあっても各フォグライトのオフ位置(OFF)まで確実に復帰させる自動復帰機構が実現できる。
尚、上記実施形態は以下のように変形してもよい。
・上記実施形態では、略扇型状の節度片14gの内周領域に節度ピース12aと係合する節度山14c2,…を設け、外周領域に節度ピース12aの先端が摺接してスライド移動するテーパー面14e1を設けるとともに、節度片14gの径方向外方への移動に伴い、節度ピース12aと節度山14c2,…との係合が解除されるようにした。しかし本発明の技術的思想はこれに限られず、当該節度片14gの内周領域に前記テーパー面14e1を設け、外周領域に前記節度山14c2,…を設けるとともに、節度片14gの径方向内方への移動に伴い、節度ピース12aと節度山14c2,…との係合が解除されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、一対の節度ピース12a,12aが、フォグスイッチノブ12に回動不能に設けられた一対のスプリング12s,12sによって固定ノブ14に向けて付勢されることで、当該節度ピース12a,12aの一方を当該固定ノブ14の載置面14fに載置された節度片14gのテーパー面14e1に沿って自動的に移動させる機構を実現した。しかしこれに限られず、スプリング12sに代えてゴム等の弾性部材を使用することも可能である。さらには、前記節度ピース12a,12a自体をスプリングやゴム等の弾性材料で構成することも可能である。
・上記実施形態では、自動車のヘッドライト及びテールライトの点灯・消灯状態の切り替えを行うライトスイッチノブ11と、前方及び後方フォグライトの点灯・消灯状態の切り替えを行うフォグスイッチノブ12とを備える複合スイッチレバー1としたが、本発明の技術的思想は、その他の用途の複合スイッチレバーにも適用できることは勿論である。
・上記実施形態では、回動部材としての突出部11rは、ライトスイッチノブ11の内周底面から突設し、当該ノブ11と一体形成したが、これに限られず、当該回動部材はライトスイッチノブ11に対して別体の構成としてもよい。
(a)は本発明の実施形態に係る複合スイッチレバーをその先端方向から観た端面図、(b)は(a)のB方向から観た側面図、(c)は(a)のA−A方向矢視断面図。 本発明の実施形態に係る複合スイッチレバーの分解斜視図。 本発明の実施形態に係る複合スイッチレバーの各スイッチノブの設定動作及び自動復帰動作を示すチャート図。 本発明の実施形態に係る複合スイッチレバーの動作を説明する説明図であり、(a)(i)(ii)は、ライトスイッチノブ及びフォグスイッチノブがオフ位置にある状態での各部材の位置関係を示す図((ii)は(i)のC−C方向矢視断面図、以下同様)、(b)(i)(ii)は、ライトスイッチノブがテールライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブがオフ位置にある状態での各部材の位置関係を示す図、(c)(i)(ii)は、ライトスイッチノブがテールライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブが前方フォグライトのオン位置にある状態での各部材の位置関係を示す図、(d)(i)(ii)は、ライトスイッチノブがヘッドライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブが後方フォグライトのオン位置にある状態での各部材の位置関係を示す図。 本発明の実施形態に係る複合スイッチレバーの動作を説明する別の説明図であり、(a)(i)(ii)(iii)は、ライトスイッチノブ及びフォグスイッチノブがオフ位置にある状態での各部材の位置関係を示す図、(b)(i)(ii)(iii)は、ライトスイッチノブがテールライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブがオフ位置にある状態での各部材の位置関係を示す図、(c)(i)(ii)(iii)は、ライトスイッチノブがテールライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブが前方フォグライトのオン位置にある状態での各部材の位置関係を示す図、(d)(i)(ii)(iii)は、ライトスイッチノブがヘッドライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブが後方フォグライトのオン位置にある状態での各部材の位置関係を示す図。 複合スイッチレバーのライトスイッチノブ及びフォグスイッチノブの切り替え操作を示す図であり、(a)は、ライトスイッチノブ及びフォグスイッチノブがライトスイッチノブ及びフォグスイッチノブがオフ位置にある状態を示す図、(b)は、ライトスイッチノブがテールライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブがオフ位置にある状態を示す図、(c)は、ライトスイッチノブがテールライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブが前方フォグライトのオン位置にある状態を示す図、(d)は、ライトスイッチノブがヘッドライトのオン位置、及び、フォグスイッチノブが後方フォグライトのオン位置にある状態を示す図。 従来例の複合スイッチレバーの各スイッチノブの設定動作及び自動復帰動作を示すチャート図。
符号の説明
1…複合スイッチレバー、11…ライトスイッチノブ(第1スイッチノブ)、11r…突出部(回動部材)、12…フォグスイッチノブ(第2スイッチノブ)、12a…節度ピース(係合部材)、14…固定ノブ、14d…回動阻止孔、14e1,14e2…テーパー面、14g…節度片(介在部材)、15…往復動ブロック(往復動部材)、16…ストッパー(回動阻止片)。

Claims (7)

  1. 互いに同軸配置され、オフ位置とオン位置との間を周方向に回動可能に構成された第1スイッチノブ、及び、オフ位置と複数のオン位置との間を周方向に回動可能に構成された第2スイッチノブを備えた複合スイッチレバーにおいて、
    前記第1スイッチノブの回動操作に伴って周方向に回動する回動部材と、
    前記第2スイッチノブと共に回動する係合部材と、
    両スイッチノブの間に介在配置され、内周領域又は外周領域には前記係合部材が係合することで前記第2スイッチノブを前記複数のオン位置のいずれかに位置させる節度部を有する一方、外周領域又は内周領域には前記係合部材が摺接するテーパー面を有するとともに、前記回動部材の回動に伴い径方向に移動する介在部材とをさらに備え、
    前記第2スイッチノブが前記複数のオン位置のいずれかにある場合に前記第1スイッチノブをオン位置からオフ位置へ回動して前記回動部材を介して前記介在部材を径方向に移動させ、前記介在部材の節度部に対する係合部材の係合を解除させるとともに当該係合部材を前記テーパー面に沿って移動させることにより、当該第2スイッチノブをオフ位置に自動復帰させるようにした複合スイッチレバー。
  2. 請求項1に記載の複合スイッチレバーにおいて、
    前記第1及び第2スイッチノブの間に同軸状に介在配置されるとともに周方向に回動不能とされた固定ノブをさらに備え、
    前記介在部材は、前記固定ノブに周方向に回動不能に設けられた弾性部材に固設され、該弾性部材を介して当該固定ノブに対して径方向に弾性的に往復動自在とされている複合スイッチレバー。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の複合スイッチレバーにおいて、
    前記介在部材は、その側面に設けられたテーパー部に前記回動部材が摺接することにより、前記第1スイッチノブの回動操作に伴って径方向に往復動するようにされている複合スイッチレバー。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の複合スイッチレバーにおいて、
    前記係合部材は、前記第2スイッチノブに周方向に回動不能に設けられた弾性部材に固設され、該弾性部材により前記介在部材に向けて付勢されている複合スイッチレバー。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の複合スイッチレバーにおいて、
    前記第1スイッチノブの回動操作に伴って軸方向に往復動する往復動部材をさらに備え、
    前記第2スイッチノブには、前記第1スイッチノブの回動操作に伴って前記往復動部材と共に軸方向に往復動する回動阻止片が周方向に回動不能に設けられる一方、前記固定ノブには、軸方向に延びる回動阻止孔が透設されており、前記第1スイッチノブがオフ位置にある場合において、前記回動阻止片が前記固定ノブの回動阻止孔に遊挿されることで前記第2スイッチノブの前記固定ノブに対する回動が阻止されている複合スイッチレバー。
  6. 請求項5に記載の複合スイッチレバーにおいて、
    前記回動阻止片は、前記第2スイッチノブに弾性部材を介して設けられ、前記回動阻止孔を通して前記往復動部材に弾性的に当接するようにされている複合スイッチレバー。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の複合スイッチレバーにおいて、
    車両に搭載され、前記第1スイッチノブが位置するオン位置には、車両のヘッドライトの点灯位置、オフ位置には、同ヘッドライトの消灯位置がそれぞれ設定されている一方、前記第2スイッチノブが位置する複数のオン位置には、車両の前方及び後方フォグライトの点灯位置、オフ位置には、各フォグライトの消灯位置がそれぞれ設定されている複合スイッチレバー。
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