JP2009144585A - シリンダヘッド洗浄方法及びシリンダヘッド洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流路を狭くする狭小空間部Zと、狭小空間部Zより流路を広くする大空間部Yとを含むウォータジャケット15が内部に形成され、ウォータジャケット15に連通する複数の孔部12A〜12R,13,14,16A〜16Cが設けられたシリンダヘッド1を洗浄するシリンダヘッド洗浄方法において、複数の孔部12A〜12R,13,14,16A〜16Cのうち選択した孔部16A,16Cからウォータジャケット15内に洗浄ノズル28A,28Cを挿入し、洗浄ノズル28A,28Cから狭小空間部Zへ向けて洗浄液を噴出し、狭小空間部Zから大空間部Yへ流れた洗浄液を、大空間部Yに連通する孔部16Bからシリンダヘッド1の外部へ排出する。
【選択図】図10
Description
(1)流路を狭くする狭小空間部と、前記狭小空間部より前記流路を広くする大空間部とを含むウォータジャケットが内部に形成され、前記ウォータジャケットに連通する複数の孔部が設けられたシリンダヘッドを洗浄するシリンダヘッド洗浄方法において、前記複数の孔部のうち選択した孔部から前記ウォータジャケット内に洗浄ノズルを挿入し、前記洗浄ノズルから前記狭小空間部へ向けて前記洗浄液を噴出し、前記狭小空間部から前記大空間部へ流れた洗浄液を、前記大空間部に連通する前記孔部から前記シリンダヘッドの外部へ排出する。
図1は、本発明の実施形態に係り、シリンダヘッド1のシリンダカバー(図示せず)に接触する面(上面)1A側から見た上面図である。図2は、図1に示すシリンダヘッド1のシリンダボディ(図示せず)に接触する面(下面)1B側から見た下面図である。図3は、図1に示すシリンダヘッドを図1に示す矢印A方向から見た側面図である。図4は、図3のB−B断面図である。図5は、図4のC−C断面図である。
図6は、図1に示すシリンダヘッド1を洗浄するシリンダヘッド洗浄装置20の概略構成図である。図7は、図6のD−D断面図である。図10及び図11は、図1に示すシリンダヘッド1と図6に示す第1〜第3洗浄ノズル28A,28B,28C,32A〜32F,34A,34Bとの位置関係を示す図である。尚、図10のPは、狭小空間部ZA1,ZA2…に引っ掛かった異物を示す。
洗浄液排出部材23には、第1流路25A,25B,25Cと第2流路26A,26B,26Cが形成されている。第1流路25A,25B,25Cは、洗浄液排出部材23の上面から挿入部24A,24B,24Cを介して下面側に開口するように、洗浄液排出部材23に貫通して形成されている。一方、第2流路26A,26B,26Cは、第1流路25A,25B,25Cから分岐して洗浄液排出部材23の側面に開口するように、洗浄液排出部材23に形成されている。
続いて、シリンダヘッド洗浄装置20を用いたシリンダヘッド1の洗浄方法について説明する。図12は、図1に示すシリンダヘッド1のウォータジャケット15を洗浄する動作の概略を示すタイミングチャートである。図13は、第1洗浄工程S1における駆動モータの動作関係を詳細に示すタイミングチャートである。図14は、第2洗浄工程S2における駆動モータと揺動装置の動作関係を詳細に示すタイミングチャートである。図15は、図6に示すシリンダヘッド洗浄装置20がシリンダヘッド1を洗浄する洗浄パターンの一例を概念的に示す図である。図15に記載するS1,S2は、第1洗浄工程S1と第2洗浄工程S2を示し、図中矢印は、第1洗浄ノズル28A,28B,28Cが反転位置で洗浄液を噴出する方向と、第3洗浄ノズル34A,34Bがウォータジャケット口13と冷却水出力口14と同軸上に洗浄水を噴出する方向を示す。
そして、図12のT2に示すように、第2洗浄ノズル32A〜32Fから洗浄液を低圧(0.15MPa)で噴出することにより、図3のウォータジャケット口13内に点線で示すように、ウォータジャケット15の半分程度(シリンダヘッド1の下面1Aから30mm程度の深さ)まで洗浄液を溜めてウォータジャケット15内を水中状態と同様の状態(以下「疑似水中状態」とする。尚、第2洗浄ノズル32A〜32Fからの洗浄液の供給は、シリンダヘッド1の洗浄が終わるまで継続し、シリンダヘッド1を洗浄する間、ウォータジャケット15内に規定量の洗浄液を溜めるようにする。
具体的には、図12のT3に示すように、直動装置41A,41B,41Cが第1洗浄ノズル28A,28B,28Cを下降させる。第1洗浄工程S1では、例えば、砂抜き孔16A,16Cを選択して洗浄を実施する。この場合、直動装置41A,41Cは、第1洗浄ノズル28A,28Cを第1停止位置X1で停止させ、第1洗浄ノズル28A,28Cの先端部をウォータジャケット15内に挿入する(図9及び図11参照)。このとき、駆動モータ30A,30Cは、第1洗浄ノズル28A,28Cの噴出口29A,29Cを対向させるように真横に向けて停止している(以下、この第1洗浄ノズル28A,28Cの位置を「第1反転位置」という。)。一方、直動装置41Bは、第1洗浄ノズル28Bを第2停止位置X2で停止させてウォータジャケット15内に配置せず、第1流路25Bの上面開口部を第1洗浄ノズル28Bで塞ぐ(図9参照)。
すなわち、図12のT6に示すように、直動装置41A,41Cは、第1洗浄工程S1で選択した砂抜き孔16A,16Cに挿入した第1洗浄ノズル28A,28Cを第1停止位置から上昇させて第2停止位置に配置する一方、直動装置41Bは、第1洗浄ノズル28Bを第2停止位置から下降させ、第1停止位置に配置する。これにより、第1洗浄工程S1で選択されなかった砂抜き孔16Bに第1洗浄ノズル28Bが挿入される。このとき、第1洗浄ノズル28Bは、第3洗浄ノズル34A側の真横に噴出口29Bを向けるように、砂抜き孔16Bに配置される(以下、この第1洗浄ノズル28Bの位置を「第3反転位置」という。)。また、油圧シリンダ35A,35Bは、第3洗浄ノズル34A,34Bをシリンダヘッド1に近づける方向に突出させ、第3洗浄ノズル34A,34Bの噴出口36A,36Bをウォータジャケット口13と冷却水出力口14にそれぞれ近接させる。
そして、図12のT11において、油圧シリンダ27が、洗浄液排出部材23を上昇させ、挿入部24A,24B,24Cを砂抜き孔16A,16B,16Cから外す。
その後、シリンダヘッド1は、位置決め孔9,9から位置決めピン39,39を抜くように持ち上げられ、次の作業場所に搬送される。
次に、発明者らが行った流体解析シュミレーションについて説明する。
発明者らは、第2洗浄ノズル32A,32B,32C,32D,32E,32Fからウォータジャケット15に洗浄液を供給せずに、第1洗浄ノズル28A,28Cからスパークプラグ孔2B,2C側に向けて洗浄液を10〜30MPaで噴射して、シリンダヘッド1を洗浄する場合(以下、本明細書において「気中洗浄」という。)と、第2洗浄ノズル32A,32B,32C,32D,32E,32Fからウォータジャケット15に洗浄液を0.15MPaで供給しながら、第1洗浄ノズル28A,28Cからスパークプラグ2B,2C側に向けて洗浄液を10〜30MPaで噴射し、シリンダヘッド1を洗浄する場合(以下、本明細書において「疑似水中洗浄」という。)について、流体解析ソフトを用いて、ウォータジャケット15を流れる洗浄液の流速と流れをシュミレーションした。このシュミレーションの結果を図16〜図19に示す。尚、図16〜図19は、ウォータジャケット15内の洗浄液の流速や流れを記載するが、解析結果を表示する関係で図4に示す断面形状と形状が完全に一致していない。
気中洗浄されるシリンダヘッド1は、狭小空間部ZB1,ZB3,ZC2,ZC4と大空間部YCにおいて、洗浄液の流速を2m/sec程度確保している。特に、狭小空間部ZB1,ZB3,ZC2,ZC4では、洗浄液が初速で噴射され、流速が4m/sec以上になっている。また、洗浄液を排出する砂抜き孔16B付近の流速は、1m/sec程度確保できている。
気中洗浄されるシリンダヘッド1は、第1洗浄ノズル28A,28Cが挿入される砂抜き孔16A,16Cから、大空間部YCの砂抜き孔16Bへ向かって、2L/min程度の洗浄液の流れがウォータジャケット15に形成されている。
疑似水中洗浄されるシリンダヘッド1は、狭小空間部ZB1,ZB3,ZC2,ZC4に加え、狭小空間部ZB2,ZB4,ZC1,ZC3も、洗浄液の流速が4m/sec以上になっている。更に、大空間部YCは、砂抜き孔16B付近における洗浄液の流速が4〜5m/sec以上になっており、大空間部全体としても、流速が2.5m/sec以上になっている。
水中洗浄されるシリンダヘッド1は、狭小空間部ZB1〜ZB4,ZC1〜ZC4から大空間部YCまでの流路全体に亘って、2.5L/min〜5.0L/minの洗浄液の流れが形成されている。特に、大空間部YCで衝突した洗浄液は、砂抜き孔16Bから約3L/min勢いよく噴出している。
次に、実機による異物の排出確認実験について説明する。
この実験では、シリンダヘッド1のウォータジャケット15に切り粉等の異物の代用としてOリングを使用した。そして、スパークプラグ孔2の周りに形成される狭小空間部Zで構成する各狭小ゾーン(例えば、スパークプラグ孔2Aに対応する狭小ゾーンは、狭小空間部ZA1,ZA2,ZA3,ZA4で構成される。)にOリングを7個ずつそれぞれ設置した(合計28個)。そして、実験では、各狭小ゾーンにOリングを設置したシリンダヘッドをシリンダヘッド洗浄装置20にセットし、セットしたシリンダヘッド1を気中洗浄又は疑似水中洗浄して、Oリングの移動率と除去率を調べた。実験は、気中洗浄と疑似水中洗浄のそれぞれについて5回ずつ行い、Oリングの移動率と除去率の平均値を求めた。
一方、シリンダヘッド1を疑似水中洗浄した場合には、Oリングの移動率が97.9%、除去率が94.3%であった。
更に、発明者らが、シリンダヘッド1を洗浄槽に水没させた状態で疑似水中洗浄と同様にしてシリンダヘッドを洗浄したところ(以下「水中洗浄」という。)、Oリングの移動率が100%、除去率が92.9%であった。
以上説明したように、本実施形態のシリンダヘッド洗浄方法及びシリンダヘッド洗浄装置20は、シリンダヘッド1の複数の孔部12A〜12R,13,14,16A,16B,16Cのうち、例えば砂抜き孔16A,16Cを選択し、砂抜き孔16A,16Cからウォータジャケット15内に第1洗浄ノズル28A,28Cを挿入して、ウォータジャケットの狭小空間部ZB1,ZB3,ZC2,ZC4に引っ掛かった異物Pへ向けて洗浄液を直接噴出する。洗浄液は、第1洗浄ノズル28A,28Cから噴射された際の流速や流量、流体圧などを維持したまま異物Pに当たり、異物Pを狭小空間部ZB1,ZB2,ZB3,ZB4,ZC1,ZC2,ZC3,ZC4から大空間部YCへ押し流す。大空間部YCへ流れた異物Pは、洗浄液とともに大空間部YCに連通する砂抜き孔16Bからシリンダヘッド1の外部へ排出され、除去される。このように、本実施形態のシリンダヘッド洗浄方法及びシリンダヘッド洗浄装置20によれば、ウォータジャケット15の狭小空間部ZB1,ZB2,ZB3,ZB4,ZC1,ZC2,ZC3,ZC4に引っ掛かった異物Pでも十分に除去することが可能なので、異物Pの除去率を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
2A,2B,2C,2D スパークプラグ孔
7A,7B,7C,7D 燃焼室
8A,8B,8C,8D インテークポート
10A,10B,10C,10D エキゾーストポート
12A,12B,12C,12D,12E,12F 冷却水連通路(孔部)
13 ウォータジャケット口(孔部)
14 冷却水出力口(孔部)
15 ウォータジャケット
16A,16B,16C 砂抜き孔(孔部)
20 シリンダヘッド洗浄装置
22 載置台
23 洗浄液排出部材
25A,25B,25C 第1流路
26A,26B,26C 第2流路
28A,28B,28C 第1洗浄ノズル
30A,30B,30C 駆動モータ(駆動手段)
32A,32B,32C,32D,32E,32F 第2洗浄ノズル
34A,34B 第3洗浄ノズル
40A,40B 揺動装置
ZA1〜ZD4 狭小空間部
YA〜YE 大空間部
X1 第1停止位置
X2 第2停止位置
Claims (14)
- 流路を狭くする狭小空間部と、前記狭小空間部より前記流路を広くする大空間部とを含むウォータジャケットが内部に形成され、前記ウォータジャケットに連通する複数の孔部が設けられたシリンダヘッドを洗浄するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記複数の孔部のうち選択した孔部から前記ウォータジャケット内に洗浄ノズルを挿入し、前記洗浄ノズルから前記狭小空間部へ向けて前記洗浄液を噴出し、前記狭小空間部から前記大空間部へ流れた洗浄液を、前記大空間部に連通する前記孔部から前記シリンダヘッドの外部へ排出する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1に記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記大空間部を挟んで前記洗浄液を対向させるように前記孔部を選択する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1又は請求項2に記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記シリンダヘッドは、スパークプラグを取り付ける複数のスパークプラグ孔と、前記複数のスパークプラグ孔に対応して設けた複数の燃焼室にそれぞれ連通して吸気を行うインテークポートと、前記複数の燃焼室に連通して排気を行うエキゾーストポートとを備え、
前記狭小空間部は、前記スパークプラグ孔の孔壁と前記インテークポートの壁或いは前記エキゾーストポートの壁との間に形成された空間であり、
前記大空間部は、前記スパークプラグ孔の孔壁間に形成された空間である
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記洗浄ノズルは、前記ウォータジャケット内で回転する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記選択した孔部に前記洗浄ノズルを挿入して洗浄を実施した後、選択しなかった前記孔部に前記洗浄ノズルを挿入して洗浄を実施する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記大空間部に連通する孔部の一つを前記洗浄液の排出孔部とした場合に、前記排出孔部の両側に設けた孔部を前記洗浄ノズルを挿入する孔部として選択する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記シリンダヘッドを洗浄する際に下面となる面に設けた孔部から前記ウォータジャケットに前記洗浄液を供給する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記洗浄ノズルが貫通される第1流路と、前記第1流路から分岐して前記シリンダヘッドの側面側に開口する第2流路とを備える洗浄液排出部材を、前記シリンダヘッドの上面に開口する孔部に前記第1流路を連通させるように前記シリンダヘッドの上面に配置し、前記選択した孔部に対応する前記洗浄ノズルを前記第1流路から前記ウォータジャケット内に突出させた第1停止位置で停止させ、前記選択した孔部以外の孔部に対応する前記洗浄ノズルを前記第2流路が前記第1流路から分岐する第2停止位置で停止させる
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 請求項1乃至請求項8の何れか1つに記載するシリンダヘッド洗浄方法において、
前記複数の孔部のうち前記シリンダヘッドの側面に開口する孔部に近接する洗浄ノズルを揺動させることにより、前記狭小空間部へ向けて前記洗浄液を噴出し、前記狭小空間部から前記大空間部へ流れた洗浄液を、前記大空間部に連通する前記孔部から前記シリンダヘッドの外部へ排出する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄方法。 - 流路を狭くする狭小空間部と、前記狭小空間部より前記流路を広くする大空間部とを含むウォータジャケットが内部に形成され、前記ウォータジャケットに連通する複数の孔部が設けられたシリンダヘッドを洗浄するシリンダヘッド洗浄装置において、
前記シリンダヘッドを位置決め保持する載置台と、
前記載置台の上方に、前記載置台に保持される前記シリンダヘッドの上面に開口する前記孔部に対応して配置される第1洗浄ノズルと、
前記第1洗浄ノズルを前記載置台に対して上下垂直方向に直線往復運動させる駆動手段と、
を有することを特徴とするシリンダヘッド洗浄装置。 - 請求項10に記載するシリンダヘッド洗浄装置において、
前記駆動手段は、前記洗浄液を噴出する前記第1洗浄ノズルを回転させるものである
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄装置。 - 請求項10又は請求項11に記載するシリンダヘッド洗浄装置において、
前記載置台に保持される前記シリンダヘッドの下面に開口する前記孔部に前記洗浄液を供給する第2洗浄ノズルを有する
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄装置。 - 請求項10乃至請求項12の何れか一つに記載するシリンダヘッド洗浄装置において、
前記シリンダヘッドの上面に配置され、前記第1洗浄ノズルが貫通する第1流路と、前記第1流路から分岐して側方に開口する第2流路とを有する洗浄液排出部材を有し、
前記駆動手段は、前記第1洗浄ノズルを前記第1流路から前記ウォータジャケット内に突出させる第1停止位置と、前記第2流路が前記第1流路から分岐する第2停止位置とで停止させるものである
ことを特徴とするシリンダヘッド洗浄装置。 - 請求項10乃至請求項13の何れか1つに記載するシリンダヘッド洗浄装置において、
前記シリンダヘッドの側面に開口する前記孔部に近接可能に設けられた第3洗浄ノズルと、
前記第3洗浄ノズルを揺動させる揺動装置と、
を有することを特徴とするシリンダヘッド洗浄装置。
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