JPH01205865A - 鋳物の中子砂除去方法 - Google Patents

鋳物の中子砂除去方法

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Publication number
JPH01205865A
JPH01205865A JP3107588A JP3107588A JPH01205865A JP H01205865 A JPH01205865 A JP H01205865A JP 3107588 A JP3107588 A JP 3107588A JP 3107588 A JP3107588 A JP 3107588A JP H01205865 A JPH01205865 A JP H01205865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core sand
sand
casting
cylinder block
shot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3107588A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Takeuchi
竹内 公明
Takanobu Matsuura
松浦 他力信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP3107588A priority Critical patent/JPH01205865A/ja
Publication of JPH01205865A publication Critical patent/JPH01205865A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋳物の中子砂除去方法に関する。
〔従来技術〕
従来より、鋳物の鋳肌に付着した型砂を研掃する場合、
金属粒体からなるショット球やワイヤをカットしたグリ
ッド等のショット球を鋳物に投射する所謂ショットブラ
スト処理が用いられているが、鋳物の内部に中子によっ
て空洞部が形成されている場合鋳込みから凝固完了まで
の間で中子周囲の温度が他の部分に比較して高温状態に
なりやすいことから空洞部内の鋳肌面に中子砂が焼結し
てショットブラスト処理後も中子砂が完全に除去されず
に焼結状態のまま残留することがある。
しかし、例えばエンジンのシリンダブロック等において
、中子によって形成された冷却水循環用のウォータジャ
ケット内に上記のように中子砂が残留しているとその中
子砂が剥離してウォータポンプのシール面を損傷させる
などの問題を引き起こすため、ウォータジャケット内の
鋳肌に付着して残留する中子砂を完全に除去することが
必要である。
そこで、例えば実開昭62−109854号公報には、
シリンダブロックのウォータジャケット内の中子砂を除
去する方法として、ウォータジャケット形成用中子砂を
排出するためにシリンダブロックの側壁面からウォータ
ジャケット内に貫通するように設けられた複数の砂抜孔
にブローパイプを接続し、ブローパイプを介してショッ
ト粒子を高圧エアでウォータジャケット内に直接供給し
て内部の中子砂を完全に且つ効果的に除去する方法が開
示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記公報記載の鋳物の中子砂除去方法において
は、ショット粒子を供給するブローパイプの内壁面の摩
耗が激しく、特にブローパイプの屈曲部の摩耗が著しく
生じるため、ブローパイプの耐久性に問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る鋳物の中子砂除去方法は、鋳物の中子砂を
除去するにあたり、先ず、中子によって形成された空洞
部を有する鋳物全体にショットブラスト処理を施し、次
に空洞部の開口部から高圧エアを導入して空洞部内に残
存するショット粒子を攪拌させて中子砂を除去するもの
である。
〔作用〕
本発明に係る鋳物の中子砂除去方法においては、先ず、
空洞部内の中子砂をあらかた除去後鋳物全体にショット
ブラスト処理を施して鋳物の表面部を研掃する。次に、
ショットブラスト処理中に鋳物の開口部から空洞部内に
侵入したショット粒子を空洞部内に残存させたまま開口
部から高圧エアを導入してショット粒子を空洞部内で攪
拌する。
これにより、空洞部内の鋳肌に焼結等により残留する中
子砂はショット粒子により完全に除去される。
〔発明の効果〕
本発明に係る鋳物の中子砂除去方法によれば、以上発明
したように、ショットブラスト処理後に空洞部内に残存
するショット粒子を高圧エアで攪拌させるという簡単な
方法で空洞部内の残留中子砂を効果的に除去することが
出来る。また、中子砂を除去するのに高圧エアを供給す
るだけの簡単な設備で済み、新たにショット粒子を投射
供給する設備を不要とするため設備の耐久性等の問題も
解消出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
先ず、鋳物の中子砂除去方法に供する中子砂除去装置に
ついて説明する。
中子砂除去装置1は、第1図・第2図に示すエンジンの
シリンダブロックB内に砂中子によって形成された空洞
状のウォータジャケット(空洞部)2内の中子砂を除去
するためのものであり、ウォータジャケット2はシリン
ダブロックBの中央部に長手方面に直列状に形成された
シリンダボア部3とシリンダブロックBの外周壁4との
間に形成され、シリンダブロックB上面の各シリンダボ
ア部3の周縁部にはシリンダヘッド(図示路)側のウォ
ータジャケットとの間で冷却水を循環させるためウォー
タジャケット2内に連通ずる循環孔(開口部)2aが4
個形成されている。さらに、上記外周壁4にはウォータ
ジャケット2内から中子砂を外部に排出するための砂状
孔5が複数設けられている。尚、砂状孔5はウォータジ
ャケット2内の中子砂が完全に除去された後はプラグに
より水密状に塞ざされる構造となっている。
中子砂除去装置は、第3図に示すように、シリンダブロ
ックBを収容可能なボックス状のケース6内にシリンダ
ブロックBを載せるための取付盤7と、取付盤7上にシ
リンダブロックBを載置させた状態でシリンダブロック
Bの側方から各砂状孔5を密封する密封ユニット8と、
各砂状孔5を密封させた状態でシリンダブロックBの上
方から循環孔2aに高圧エアを供給するエア供給ユニッ
ト9を備えたものである。
上記取付盤7はケース6の内側側壁にブラケット7aを
介して装着され、各密封ユニット8はケース6の内側側
壁にブラケット8aを介して装着されている。
密封ユニット8は取付盤7に載置されたシリンダブロッ
クBの砂状孔5周縁の環状側面部5aに気密に当接可能
なシール部材10をロッドllaの先端部に装着してな
るエアシリンダ11がらなり、エアシリンダ11を進出
駆動することによって砂状孔5を気密に密封するように
なっている。
エア供給ユニット9はケース6の内側上壁から鉛直下向
きに吊設されたエアシリンダ12のロッド12aにエア
チャンバ13aを形成するエアボックス13が装着され
、エアシリンダ12でエアボックス13が上下方向に進
退可能に構成され、エアボックス13の下面にはシリン
ダブロックBの半数の循環孔2aに夫々挿通可能なノズ
ル14が設けられ、エアボックス13の上部にはエアチ
ャンバ13a内に高圧エアを供給する供給管15の下端
部が連結され、供給管15の上端部はケース6の土壁を
上下に摺動可能に貫通して外部の高圧エア供給装置(図
示路)に連結されている。従って、高圧エア供給装置か
ら供給される高圧エアは供給管15からエアチャンバ1
3a内に流入し各ノズル14からウォータジャケット2
内へ噴出するようになっている。
次に、本実施例の鋳物の中子砂除去方法について第1図
から第3図に基いて説明する。
先ず、鋳込み完了後冷却凝固してから鋳わくから第1図
・第2図に示すシリンダブロックBの鋳物を分離する所
謂型ばらし処理を施した後、ウォータジャケット2内の
中子砂を概ね除去し、その後シリンダブロックBの鋳肌
面を研掃するためにショットブラスト処理を施すが、こ
れら型ばらし処理からショットブラスト処理に亙る一連
の処理方法は従来と同様のシェークアウト機やショット
ブラスト機を用いて行なわれるので詳細な説明は省略す
る。尚、上記ショットブラスト処理の際に、ウォータジ
ャケット2の内部にショット粒子が侵入するように循環
孔2a及び砂状孔5は解放して行なう。
ショットブラスト処理を施したシリンダブロックBは、
その外周壁4及びシリンダボア部3内の鋳肌が研掃され
る他、ショット粒子が循環孔2a及び砂抜孔5等の開口
部から侵入してウォータジャケット2内部の鋳肌も部分
的に研掃されるが、ウォータジャケット2内部の極く一
部にしかショット粒子が投射されないためにウォータジ
ャケット2内の鋳肌に中子砂が残留するケースがある。
そこで、次にウォータジャケット2内に残留する中子砂
を確実に除去するために、ショットブラスト処理を施し
たシリンダブロックBを第3図に示す中子砂除去装置1
のケース6内に搬入して取付盤7上に載置する。この時
、シリンダブロックBのウォータジャケット2内部には
前工程のショットブラスト処理時に侵入したショット粒
子が残存している。
そして、密封ユニット8のエアシリンダ11を進出駆動
してシール部材1oでシリンダブロックBの各砂状孔5
を気密に密封し、エア供給ユニット9のエアシリンダ1
2を進出駆動してノズル14を循環孔2a内に挿通し、
外部の高圧エア供給装置を作動して供給管15に高圧エ
アを供給する。
供給された高圧エアはエアチャンバ13a内に流れノズ
ル14から噴出してシリンダブロックBのウォータジャ
ケット2内へ供給される。
従って、ウォータジャケット2内に残存するショット粒
子はノズル14が挿入された循環孔2aからノズル14
の挿入されていない循環孔2aへ向けてウォータジャケ
ット2内を流れる高圧エアによって攪拌されウォータジ
ャケット2内の鋳肌を研掃する。これによって前工程の
ショットブラスト処理後に残留した中子砂を完全に除去
した後、密封ユニット8のエアシリンダ11と高圧エア
供給ユニット9のエアシリンダ12を夫々退入駆動して
シリンダブロックBをケース6から搬出する。
尚、上記ウォータジャケット2内に残留していたショッ
ト粒子はエアの流れにのって外部へ排出されるが、必要
に応じてシリンダブロックBを反転させて循環孔2aか
らウォータジャケット2内のショット粒子を排出する。
本実施例の中子砂除去方法によれば、以上説明したよう
に、通常のショットブラスト処理後にウォータジャケッ
ト2内に残存するショット粒子に着目し、砂状孔5を密
封して循環孔2aがら高圧エアを供給して内部のショッ
ト粒子を攪拌する簡単な構造の中子砂除去装置1を用い
る方法でウォータジャケット2内に残留した中子砂を簡
単に且つ確実に除去することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るもので、第1図はシリンダ
ブロックの全体斜視図、第2図はシリンダブロックの横
断面図、第3図はシリンダブロックの中子砂除去装置で
ある。 B・・シリンダブロック、  2・・ウォータジャケッ
ト、 2a・・循環孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋳物の中子砂を除去するにあたり、 先ず、中子によって形成された空洞部を有する鋳物全体
    にショットブラスト処理を施し、次に空洞部の開口部か
    ら高圧エアを導入して空洞部内に残存するショット粒子
    を攪拌させて中子砂を除去することを特徴とする鋳物の
    中子砂除去方法。
JP3107588A 1988-02-12 1988-02-12 鋳物の中子砂除去方法 Pending JPH01205865A (ja)

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JP3107588A JPH01205865A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 鋳物の中子砂除去方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428468A (ja) * 1990-05-21 1992-01-31 Ube Ind Ltd アルミニウム鋳物の製造方法
JPH0890146A (ja) * 1994-06-09 1996-04-09 Masaru Nemoto 合成樹脂製中子を用いた鋳造方法および合成樹脂製中子
JP2009202232A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Honda Motor Co Ltd 異物排出方法および異物排出装置
CN108714686A (zh) * 2018-06-04 2018-10-30 含山县兴达球墨铸铁厂 一种流水式壳体铸件内腔清砂装置

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