JPH10211567A - 鋳物砂除去方法 - Google Patents
鋳物砂除去方法Info
- Publication number
- JPH10211567A JPH10211567A JP2589597A JP2589597A JPH10211567A JP H10211567 A JPH10211567 A JP H10211567A JP 2589597 A JP2589597 A JP 2589597A JP 2589597 A JP2589597 A JP 2589597A JP H10211567 A JPH10211567 A JP H10211567A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water jacket
- cylinder block
- molding sand
- engine cylinder
- dry ice
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- Pending
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳造されたエンジンシリンダブロックのウォ
ータジャケット内壁面に付着する鋳物砂を、比較的低コ
ストで迅速に除去できるようにする。 【構成】 エンジンシリンダブロック１内のウォータジ
ャケット内壁面に付着する鋳物砂に対して、タンク４に
貯留されたドライアイス粒７を、ホース８内の圧縮空気
と共にノズル１１から噴射し、高速のドライアイス粒７
による衝撃と、鋳物砂への衝突時ドライアイス粒７のほ
ぼ瞬間的な昇華に基づき生じるガス圧との協同作用によ
って、ウォータジャケット内壁面から鋳物砂を分離し、
圧縮空気流によりウォータジャケット内から外方へ吹き
出させて、エンジンシリンダブロック１から除去する。
ータジャケット内壁面に付着する鋳物砂を、比較的低コ
ストで迅速に除去できるようにする。 【構成】 エンジンシリンダブロック１内のウォータジ
ャケット内壁面に付着する鋳物砂に対して、タンク４に
貯留されたドライアイス粒７を、ホース８内の圧縮空気
と共にノズル１１から噴射し、高速のドライアイス粒７
による衝撃と、鋳物砂への衝突時ドライアイス粒７のほ
ぼ瞬間的な昇華に基づき生じるガス圧との協同作用によ
って、ウォータジャケット内壁面から鋳物砂を分離し、
圧縮空気流によりウォータジャケット内から外方へ吹き
出させて、エンジンシリンダブロック１から除去する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造されたエンジ
ンシリンダブロックのウォータジャケット内壁面に付着
する鋳物砂を容易に除去する方法に関する。
ンシリンダブロックのウォータジャケット内壁面に付着
する鋳物砂を容易に除去する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋳造品に付着している鋳物砂を除去する
従来の方法としては、振動工具を利用した手作業による
もの、ショットブラストによるもの、エアブローによる
もの、付着した鋳物砂塊の焼鈍による脆弱化等の手法
が、鋳物砂付着部分の形状等に応じてそれぞれ単独に、
もしくは、適宜組み合わされて、実施されている。
従来の方法としては、振動工具を利用した手作業による
もの、ショットブラストによるもの、エアブローによる
もの、付着した鋳物砂塊の焼鈍による脆弱化等の手法
が、鋳物砂付着部分の形状等に応じてそれぞれ単独に、
もしくは、適宜組み合わされて、実施されている。
【０００３】しかしながら、エンジンシリンダブロック
の鋳造に際して、エンジンシリンダブロックのウォータ
ジャケット内壁面に付着した鋳物砂に対しては、ウォー
タジャケットとして形成された空間が袋状で狭く、か
つ、複雑に入りくんでいるため、振動工具では付着鋳物
砂の完全な除去が困難であり、また、エアブローに先立
ってエンジンシリンダブロックを焼鈍することにより、
付着した中子砂の崩壊促進を図るようにすれば、焼鈍工
程のエネルギ費等による大幅なコスト上昇は免れず、さ
らには、ショットブラストにより付着鋳物砂を落とすよ
うにすれば、設備費用の増加を伴うと共に、ウォータジ
ャケットに残留したショットを取り出すために、エンジ
ンシリンダブロック全体を上下逆に反転させる必要があ
って、仕上げ工数が増大する等の不具合があった。
の鋳造に際して、エンジンシリンダブロックのウォータ
ジャケット内壁面に付着した鋳物砂に対しては、ウォー
タジャケットとして形成された空間が袋状で狭く、か
つ、複雑に入りくんでいるため、振動工具では付着鋳物
砂の完全な除去が困難であり、また、エアブローに先立
ってエンジンシリンダブロックを焼鈍することにより、
付着した中子砂の崩壊促進を図るようにすれば、焼鈍工
程のエネルギ費等による大幅なコスト上昇は免れず、さ
らには、ショットブラストにより付着鋳物砂を落とすよ
うにすれば、設備費用の増加を伴うと共に、ウォータジ
ャケットに残留したショットを取り出すために、エンジ
ンシリンダブロック全体を上下逆に反転させる必要があ
って、仕上げ工数が増大する等の不具合があった。
【０００４】他方、特開平５−１８５１９９号公報に示
された鋳造品の焼着除去方法においては、液体窒素また
はドライアイスにより鋳造品本体及び鋳型材を同時に冷
却し、両者の収縮率の差により両者の界面を破断させ
て、焼着部分を分離させるようにしているが、鋳造品本
体及び鋳型材の冷却にそれなりの時間を必要とするた
め、鋳型材除去の作業効率をあげることは非常に難しい
欠点がある。
された鋳造品の焼着除去方法においては、液体窒素また
はドライアイスにより鋳造品本体及び鋳型材を同時に冷
却し、両者の収縮率の差により両者の界面を破断させ
て、焼着部分を分離させるようにしているが、鋳造品本
体及び鋳型材の冷却にそれなりの時間を必要とするた
め、鋳型材除去の作業効率をあげることは非常に難しい
欠点がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、鋳造
されたエンジンシリンダブロックのウォータジャケット
内壁面に付着する鋳物砂を、比較的低コストで迅速に除
去できるようにすることにある。
されたエンジンシリンダブロックのウォータジャケット
内壁面に付着する鋳物砂を、比較的低コストで迅速に除
去できるようにすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る鋳物砂除去方法は、内部にウォータジャケットが形成
されるように鋳造されたエンジンシリンダブロックに対
し、上記エンジンシリンダブロックの頂面に形成されて
上記ウォータジャケットに連通する開口部からノズルを
挿入し、同ノズルから圧縮空気と共にドライアイス粒を
上記ウォータジャケットの内壁面に向けて噴射するよう
にしている。
る鋳物砂除去方法は、内部にウォータジャケットが形成
されるように鋳造されたエンジンシリンダブロックに対
し、上記エンジンシリンダブロックの頂面に形成されて
上記ウォータジャケットに連通する開口部からノズルを
挿入し、同ノズルから圧縮空気と共にドライアイス粒を
上記ウォータジャケットの内壁面に向けて噴射するよう
にしている。
【０００７】すなわち、鋳造されたエンジンシリンダブ
ロック頂面の開口部からノズルを挿入して、そのノズル
から圧縮空気と共にドライアイス粒をウォータジャケッ
トの内壁面に向けて噴射すれば、ウォータジャケットの
内壁面に付着した鋳物砂へドライアイス粒が衝突したと
きの衝撃と、その衝突時ドライアイス粒がほぼ瞬間的に
昇華するため生じるガスの急激な膨張作用とによって、
ウォータジャケットの内壁面から鋳物砂を効果的に分離
することができ、また、ドライアイス粒自体はほぼ瞬間
的に昇華するため、ウォータジャケット内に残留するこ
とがない。
ロック頂面の開口部からノズルを挿入して、そのノズル
から圧縮空気と共にドライアイス粒をウォータジャケッ
トの内壁面に向けて噴射すれば、ウォータジャケットの
内壁面に付着した鋳物砂へドライアイス粒が衝突したと
きの衝撃と、その衝突時ドライアイス粒がほぼ瞬間的に
昇華するため生じるガスの急激な膨張作用とによって、
ウォータジャケットの内壁面から鋳物砂を効果的に分離
することができ、また、ドライアイス粒自体はほぼ瞬間
的に昇華するため、ウォータジャケット内に残留するこ
とがない。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態例について説明する。図１において、鋳造されたエ
ンジンシリンダブロック１内には、各シリンダ２の周囲
に図示しないウォータジャケットが形成されていて、エ
ンジンシリンダブロック１の頂面に設けられた開口部３
が上記ウォータジャケットに連通している。
形態例について説明する。図１において、鋳造されたエ
ンジンシリンダブロック１内には、各シリンダ２の周囲
に図示しないウォータジャケットが形成されていて、エ
ンジンシリンダブロック１の頂面に設けられた開口部３
が上記ウォータジャケットに連通している。
【０００９】また、タンク４内には、投入口５から開閉
弁６を経て投入された直径数ｍｍ程度、好ましくは直径
２〜３ｍｍのドライアイス粒７が多数貯留されて、通常
は開閉弁６が閉止されていると共に、タンク４の下端が
ホース８の中間部に接続され、かつ、モータ９によりス
クリュウコンベア１０が稼動して、タンク４内のドライ
アイス粒７を順次ホース８内へ落とし込むように構成さ
れており、ホース８の端部にはノズル１１が連結されて
いて、ノズル１１の先端はノズル１１の軸心から側方へ
適宜屈曲している。
弁６を経て投入された直径数ｍｍ程度、好ましくは直径
２〜３ｍｍのドライアイス粒７が多数貯留されて、通常
は開閉弁６が閉止されていると共に、タンク４の下端が
ホース８の中間部に接続され、かつ、モータ９によりス
クリュウコンベア１０が稼動して、タンク４内のドライ
アイス粒７を順次ホース８内へ落とし込むように構成さ
れており、ホース８の端部にはノズル１１が連結されて
いて、ノズル１１の先端はノズル１１の軸心から側方へ
適宜屈曲している。
【００１０】エンジンシリンダブロック１のウォータジ
ャケット内壁面に付着した鋳物砂を除去するには、先ず
ノズル１１をその先端からエンジンシリンダブロック１
頂面の開口部３に挿入し、矢印Ａのようにホース８内へ
圧縮空気を送給すると、タンク４の下端から順次落下す
るドライアイス粒７が圧縮空気流に乗り、ノズル１１の
先端から圧縮空気と共にウォータジャケット内壁面に向
けて噴射される。
ャケット内壁面に付着した鋳物砂を除去するには、先ず
ノズル１１をその先端からエンジンシリンダブロック１
頂面の開口部３に挿入し、矢印Ａのようにホース８内へ
圧縮空気を送給すると、タンク４の下端から順次落下す
るドライアイス粒７が圧縮空気流に乗り、ノズル１１の
先端から圧縮空気と共にウォータジャケット内壁面に向
けて噴射される。
【００１１】このとき、図２に示されているように、ド
ライアイス粒７がウォータジャケット内壁面１２に付着
した鋳物砂塊１３へ衝突して、鋳物砂塊１３に衝撃を与
えると同時に、高速で鋳物砂塊１３へ衝突したドライア
イス粒７はほぼ瞬間的に昇華し、そのため、急激に発生
したガスの膨張作用、すなわち、矢印Ｂで示すガスの圧
力が鋳物砂塊１３に強く作用する結果、鋳物砂塊１３が
効果的に細分化されてウォータジャケット内壁面１２か
ら分離されるので、分離された鋳物砂はノズル１１の先
端から噴出された圧縮空気流によって、ウォータジャケ
ット内からノズル１１周囲の開口部３を通ってエンジン
シリンダブロック１の外方へ勢いよく吹き出され、従っ
て、ウォータジャケット内から鋳物砂が除去されること
となる。
ライアイス粒７がウォータジャケット内壁面１２に付着
した鋳物砂塊１３へ衝突して、鋳物砂塊１３に衝撃を与
えると同時に、高速で鋳物砂塊１３へ衝突したドライア
イス粒７はほぼ瞬間的に昇華し、そのため、急激に発生
したガスの膨張作用、すなわち、矢印Ｂで示すガスの圧
力が鋳物砂塊１３に強く作用する結果、鋳物砂塊１３が
効果的に細分化されてウォータジャケット内壁面１２か
ら分離されるので、分離された鋳物砂はノズル１１の先
端から噴出された圧縮空気流によって、ウォータジャケ
ット内からノズル１１周囲の開口部３を通ってエンジン
シリンダブロック１の外方へ勢いよく吹き出され、従っ
て、ウォータジャケット内から鋳物砂が除去されること
となる。
【００１２】この場合、タンク４が密閉されているた
め、ホース８からタンク４内へ圧縮空気が吹き込まれる
ことはなく、タンク４の下端からドライアイス粒７が順
次ホース８内へ送り込まれて、ノズル１１の先端から圧
縮空気流と共にウォータジャケット内壁面に向けてスム
ースに噴射され、しかも、ノズル１１をその軸心回りに
適宜回動させることにより、屈曲したノズル１１の先端
をウォータジャケット内の適当な壁面へ簡単に指向させ
ることが可能となる。
め、ホース８からタンク４内へ圧縮空気が吹き込まれる
ことはなく、タンク４の下端からドライアイス粒７が順
次ホース８内へ送り込まれて、ノズル１１の先端から圧
縮空気流と共にウォータジャケット内壁面に向けてスム
ースに噴射され、しかも、ノズル１１をその軸心回りに
適宜回動させることにより、屈曲したノズル１１の先端
をウォータジャケット内の適当な壁面へ簡単に指向させ
ることが可能となる。
【００１３】すなわち、エンジンシリンダブロック１に
おけるウォータジャケットのように、内部が袋状で狭
く、複雑な構造となっていても、ドライアイス粒７をウ
ォータジャケット内壁面の必要な個所へ向けて比較的容
易に噴射させて、ウォータジャケット内壁面１２に付着
した鋳物砂塊１３に対するドライアイス粒７の衝撃と、
ドライアイス粒７のほぼ瞬間的な昇華に基づき生じるガ
ス圧との協同作用により、鋳物砂をウォータジャケット
内壁面から効果的に分離させ、エンジンシリンダブロッ
ク１の外方へ迅速に吹き出させることができるので、ウ
ォータジャケット内から鋳物砂を確実、かつ、迅速に除
去することができると共に、噴射されたドライアイス粒
７は昇華により自動的に消失して、ウォータジャケット
内に残留することが全くないため、エンジンシリンダブ
ロック１を上下逆に反転させることなく定置のまま、鋳
物砂の除去作業を効率良く行うことができるので、鋳物
砂の除去に必要とするコストを容易に軽減させうる大き
な利点がある。
おけるウォータジャケットのように、内部が袋状で狭
く、複雑な構造となっていても、ドライアイス粒７をウ
ォータジャケット内壁面の必要な個所へ向けて比較的容
易に噴射させて、ウォータジャケット内壁面１２に付着
した鋳物砂塊１３に対するドライアイス粒７の衝撃と、
ドライアイス粒７のほぼ瞬間的な昇華に基づき生じるガ
ス圧との協同作用により、鋳物砂をウォータジャケット
内壁面から効果的に分離させ、エンジンシリンダブロッ
ク１の外方へ迅速に吹き出させることができるので、ウ
ォータジャケット内から鋳物砂を確実、かつ、迅速に除
去することができると共に、噴射されたドライアイス粒
７は昇華により自動的に消失して、ウォータジャケット
内に残留することが全くないため、エンジンシリンダブ
ロック１を上下逆に反転させることなく定置のまま、鋳
物砂の除去作業を効率良く行うことができるので、鋳物
砂の除去に必要とするコストを容易に軽減させうる大き
な利点がある。
【００１４】また、鋳物砂の上記除去作業には、鋳造工
場に既存の圧縮空気をそのまま利用できるので、コスト
の増加を容易に抑制することができ、さらには、振動工
具を使用することなくエンジンシリンダブロック１にお
けるウォータジャケット内から鋳物砂を除去できるた
め、作業者に振動傷害等の不具合を招くこともなく、無
害であるという実用上とくにすぐれた長所がある。
場に既存の圧縮空気をそのまま利用できるので、コスト
の増加を容易に抑制することができ、さらには、振動工
具を使用することなくエンジンシリンダブロック１にお
けるウォータジャケット内から鋳物砂を除去できるた
め、作業者に振動傷害等の不具合を招くこともなく、無
害であるという実用上とくにすぐれた長所がある。
【００１５】なお、上記実施形態例におけるノズル先端
の屈曲形状は、鋳物砂が付着したエンジンシリンダブロ
ックのウォータジャケット内壁面の構造等に応じ、その
鋳物砂に向かってドライアイス粒を噴射しやすいように
適切なものを適宜選択し、あるいは、鋳物砂の除去部分
に対応するように適宜ノズルを取り替えるようにすれ
ば、鋳物砂除去作業の効率化を促進できることはいうま
でもない。
の屈曲形状は、鋳物砂が付着したエンジンシリンダブロ
ックのウォータジャケット内壁面の構造等に応じ、その
鋳物砂に向かってドライアイス粒を噴射しやすいように
適切なものを適宜選択し、あるいは、鋳物砂の除去部分
に対応するように適宜ノズルを取り替えるようにすれ
ば、鋳物砂除去作業の効率化を促進できることはいうま
でもない。
【００１６】
【発明の効果】本発明にかかる鋳物砂除去方法にあって
は、エンジンシリンダブロック頂面の開口部に挿入され
たノズルから、圧縮空気と共にドライアイス粒をウォー
タジャケットの内壁面に向って噴射し、ウォータジャケ
ットの内壁面に付着した鋳物砂に対するドライアイス粒
の衝撃と、ドライアイス粒のほぼ瞬間的な昇華によるガ
ス圧とにより、ウォータジャケットの内壁面から鋳物砂
を効果的に分離でき、また、ドライアイス粒自体はほぼ
瞬間的に昇華して、ウォータジャケット内に残留するこ
とがないため、ウォータジャケット内から鋳物砂を確
実、かつ、迅速に除去することができて、鋳物砂の除去
に要するコストを容易に軽減させることができる。
は、エンジンシリンダブロック頂面の開口部に挿入され
たノズルから、圧縮空気と共にドライアイス粒をウォー
タジャケットの内壁面に向って噴射し、ウォータジャケ
ットの内壁面に付着した鋳物砂に対するドライアイス粒
の衝撃と、ドライアイス粒のほぼ瞬間的な昇華によるガ
ス圧とにより、ウォータジャケットの内壁面から鋳物砂
を効果的に分離でき、また、ドライアイス粒自体はほぼ
瞬間的に昇華して、ウォータジャケット内に残留するこ
とがないため、ウォータジャケット内から鋳物砂を確
実、かつ、迅速に除去することができて、鋳物砂の除去
に要するコストを容易に軽減させることができる。
【図１】本発明の実施形態例における概略説明図。
【図２】上記実施形態例の作用説明図。
１ エンジンシリンダブロック ３ 開口部 ４ タンク ７ ドライアイス粒 ８ ホース １１ ノズル １３ 鋳物砂塊
Claims (2)
- 【請求項１】 内部にウォータジャケットが形成される
ように鋳造されたエンジンシリンダブロックに対し、上
記エンジンシリンダブロックの頂面に形成されて上記ウ
ォータジャケットに連通する開口部からノズルを挿入
し、同ノズルから圧縮空気と共にドライアイス粒を上記
ウォータジャケットの内壁面に向けて噴射するようにし
た鋳物砂除去方法。 - 【請求項２】 請求項１において、上記ノズルの先端を
上記ノズルの軸心から側方へ屈曲させた鋳物砂除去方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2589597A JPH10211567A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 鋳物砂除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2589597A JPH10211567A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 鋳物砂除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10211567A true JPH10211567A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=12178537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2589597A Pending JPH10211567A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 鋳物砂除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10211567A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2457893A (en) * | 2008-02-26 | 2009-09-02 | Honda Motor Co Ltd | Removing foreign matter from the water jacket of a cylinder head after casting |
| JP2011140068A (ja) * | 1998-11-20 | 2011-07-21 | Rolls-Royce Corp | 鋳造部品を製造する方法 |
| ITBO20110064A1 (it) * | 2011-02-15 | 2012-08-16 | Maprof Sas Di Renzo Moschini E C | Metodo di fabbricazione di un corpo cavo monolitico utilizzando una anima ceramica e successiva rimozione dell'anima ceramica mediante criosabbiatura |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP2589597A patent/JPH10211567A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140068A (ja) * | 1998-11-20 | 2011-07-21 | Rolls-Royce Corp | 鋳造部品を製造する方法 |
| GB2457893A (en) * | 2008-02-26 | 2009-09-02 | Honda Motor Co Ltd | Removing foreign matter from the water jacket of a cylinder head after casting |
| GB2457893B (en) * | 2008-02-26 | 2010-02-03 | Honda Motor Co Ltd | Method and apparatus for removing foreign matter |
| ITBO20110064A1 (it) * | 2011-02-15 | 2012-08-16 | Maprof Sas Di Renzo Moschini E C | Metodo di fabbricazione di un corpo cavo monolitico utilizzando una anima ceramica e successiva rimozione dell'anima ceramica mediante criosabbiatura |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |