JP3156753B2 - 鋳物の清浄装置 - Google Patents
鋳物の清浄装置Info
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- JP3156753B2 JP3156753B2 JP04923196A JP4923196A JP3156753B2 JP 3156753 B2 JP3156753 B2 JP 3156753B2 JP 04923196 A JP04923196 A JP 04923196A JP 4923196 A JP4923196 A JP 4923196A JP 3156753 B2 JP3156753 B2 JP 3156753B2
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Description
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造後に砂落とし
等の仕上げ処理を行なう鋳物の清浄装置に関する。
等の仕上げ処理を行なう鋳物の清浄装置に関する。
【0001】
【従来の技術】従来、自動車用エンジンのシリンダヘッ
ドの製造は、図4に示すように、鋳造A、荒バリ取り
B、ノックアウトマシンによる砂落としC、押湯の切断
除去D、本バリ取りE、ショットブラストF、目視検査
G、出荷Hという手順で行なわれていた。
ドの製造は、図4に示すように、鋳造A、荒バリ取り
B、ノックアウトマシンによる砂落としC、押湯の切断
除去D、本バリ取りE、ショットブラストF、目視検査
G、出荷Hという手順で行なわれていた。
【0002】鋳造工程Aで、シリンダヘッドが鋳造され
ると、荒バリ取りBを行なう。これは、鋳型内に鋳込ま
れたシリンダへッドの開口部に出ているバリを、プレス
機によって除去するもので、このバリ取りによって次工
程の砂落としCで、開口部であるヘッド吸気口等から砂
を出易くする。
ると、荒バリ取りBを行なう。これは、鋳型内に鋳込ま
れたシリンダへッドの開口部に出ているバリを、プレス
機によって除去するもので、このバリ取りによって次工
程の砂落としCで、開口部であるヘッド吸気口等から砂
を出易くする。
【0003】荒バリ取りBをした後、ノックアウトマシ
ンによる砂落としCを行う。これは、荒バリ取りされた
ワークを振動台に載せ、振動を加えることにより中子を
崩壊させ、シリンダヘッドから中子砂などを分離するも
のである。
ンによる砂落としCを行う。これは、荒バリ取りされた
ワークを振動台に載せ、振動を加えることにより中子を
崩壊させ、シリンダヘッドから中子砂などを分離するも
のである。
【0004】分離後に押湯を切断除去する。この押湯は
溶湯補給性を良くするため大きな厚みを持ち、プレス機
による剪断ができない。このため、切削油をかけながら
丸鋸で切り落としている。
溶湯補給性を良くするため大きな厚みを持ち、プレス機
による剪断ができない。このため、切削油をかけながら
丸鋸で切り落としている。
【0005】次に、本バリ取り工程Eで、型合わせ部の
バリをフライス加工によって除去する。
バリをフライス加工によって除去する。
【0006】ショットブラスト工程Fでは、亜鉛球等の
ショット玉を、シリンダヘッドにエアー圧で吹き付ける
か、又はインペラーで投射する。この工程により、シリ
ンダヘッドに焼き付いた砂を除去するとともに面質を向
上し、残留した砂の燃焼室への飛び込みをなくし、空気
の壁面抵抗を小さくする。
ショット玉を、シリンダヘッドにエアー圧で吹き付ける
か、又はインペラーで投射する。この工程により、シリ
ンダヘッドに焼き付いた砂を除去するとともに面質を向
上し、残留した砂の燃焼室への飛び込みをなくし、空気
の壁面抵抗を小さくする。
【0007】この後に、目視検査Gを経て、製品として
の出荷Hがなされる。
の出荷Hがなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記ショットブラスト
工程Fは、前工程である押湯の切断除去工程Dで使用さ
れた切削油で濡れた状態で行われる。このため、研掃材
であるショット玉が濡れたシリンダヘッドに付着し易
く、ショットブラスト後に、ショット玉を除去する清掃
作業が必要になっていた。この作業は、具体的にはガン
タイプのエアーノズルでエアーブローしてショット玉を
落とすという作業である。
工程Fは、前工程である押湯の切断除去工程Dで使用さ
れた切削油で濡れた状態で行われる。このため、研掃材
であるショット玉が濡れたシリンダヘッドに付着し易
く、ショットブラスト後に、ショット玉を除去する清掃
作業が必要になっていた。この作業は、具体的にはガン
タイプのエアーノズルでエアーブローしてショット玉を
落とすという作業である。
【0009】このショット玉は再利用を前提とするが、
繰り返して使用すると欠けが生じるため交換が必要にな
り、さらに、その回収機構を設ける必要があるためコス
ト的に問題がある。
繰り返して使用すると欠けが生じるため交換が必要にな
り、さらに、その回収機構を設ける必要があるためコス
ト的に問題がある。
【0010】また、濡れたショット玉は、回収機構の中
で塊となって、詰まってしまう場合があり、作業能率を
低下させる原因となっていた。
で塊となって、詰まってしまう場合があり、作業能率を
低下させる原因となっていた。
【0011】さらに、ショットブラスト設備は、砂落と
しを行なうノックアウトマシンと同様に、粉塵及び騒音
が発生する設備であるが、上記従来の処理手順では、各
処理が離れた場所で行なわれるため、夫々独立に集塵設
備と防音キャビネットを設ける必要がある。このため、
設備コストの点で不利となっていた。
しを行なうノックアウトマシンと同様に、粉塵及び騒音
が発生する設備であるが、上記従来の処理手順では、各
処理が離れた場所で行なわれるため、夫々独立に集塵設
備と防音キャビネットを設ける必要がある。このため、
設備コストの点で不利となっていた。
【0012】そこで、この発明はショット玉を用いるこ
とによるコストアップをなくし、粉塵対策と騒音対策を
一箇所で同時に行える設備を提供することを目的とす
る。
とによるコストアップをなくし、粉塵対策と騒音対策を
一箇所で同時に行える設備を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する鋳物の
清浄装置は、鋳造後に、鋳型から鋳物を分離して仕上げ
加工するライン中に設けられる装置であって、
清浄装置は、鋳造後に、鋳型から鋳物を分離して仕上げ
加工するライン中に設けられる装置であって、
【0014】注湯後取り出された鋳物を載せ、振動によ
り中子を崩壊させて、中子砂を分離するノックアウトマ
シンと、上記ノックアウトマシンの次段に設けられ、分
離された鋳物にサンドブラスト処理を行なうサンドブラ
スト装置と、上記ノックアウトマシンの下方に設けら
れ、中子の崩壊によって生じる砂を回収する砂回収コン
ベアと、この砂回収コンベアから送られる砂を受け、振
動ふるいにより一定粒度以下の砂を分離して、上記サン
ドブラスト装置に供給する砂供給装置と、
り中子を崩壊させて、中子砂を分離するノックアウトマ
シンと、上記ノックアウトマシンの次段に設けられ、分
離された鋳物にサンドブラスト処理を行なうサンドブラ
スト装置と、上記ノックアウトマシンの下方に設けら
れ、中子の崩壊によって生じる砂を回収する砂回収コン
ベアと、この砂回収コンベアから送られる砂を受け、振
動ふるいにより一定粒度以下の砂を分離して、上記サン
ドブラスト装置に供給する砂供給装置と、
【0015】集塵装置を備え、上記ノックアウトマシ
ン、サンドブラスト装置、砂回収コンベア、及び砂供給
装置を、同一空間内に収容する防音キャビネットとを備
えたことを特徴とする。
ン、サンドブラスト装置、砂回収コンベア、及び砂供給
装置を、同一空間内に収容する防音キャビネットとを備
えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、図4に示す従来設備に
おいて本バリ取り工程Eの後に行なわれていたショット
ブラスト工程Fを廃止し、ここで行なわれていた作業
を、図1に示すように砂落とし工程Cの直後に、サンド
ブラスト工程Iを新設することによって行う。この新設
されるサンドブラスト工程Iで使用される砂は、図2に
示すように、前段の砂落とし工程Cで排出された砂を利
用する。本発明の処理手順では、騒音源及び発塵源であ
る砂落とし工程Cとサンドブラスト工程Iを一箇所に集
中させることができるので、集塵装置付きの防音キャビ
ネット1を、これらの工程C,Iの共用設備として設け
る。
おいて本バリ取り工程Eの後に行なわれていたショット
ブラスト工程Fを廃止し、ここで行なわれていた作業
を、図1に示すように砂落とし工程Cの直後に、サンド
ブラスト工程Iを新設することによって行う。この新設
されるサンドブラスト工程Iで使用される砂は、図2に
示すように、前段の砂落とし工程Cで排出された砂を利
用する。本発明の処理手順では、騒音源及び発塵源であ
る砂落とし工程Cとサンドブラスト工程Iを一箇所に集
中させることができるので、集塵装置付きの防音キャビ
ネット1を、これらの工程C,Iの共用設備として設け
る。
【0017】まず、図1に示す全工程を説明する。鋳造
工程Aで、鋳型に湯を流してシリンダヘッドが鋳造され
ると、プレス機によって荒バリ取りBを行ない、吸気口
等の開口部のバリを落とす。次に、鋳物を振動台に載せ
て、ノックアウトマシンにより振動を加えることによっ
て砂落としCを行なう。
工程Aで、鋳型に湯を流してシリンダヘッドが鋳造され
ると、プレス機によって荒バリ取りBを行ない、吸気口
等の開口部のバリを落とす。次に、鋳物を振動台に載せ
て、ノックアウトマシンにより振動を加えることによっ
て砂落としCを行なう。
【0018】この砂落としの直後に、サンドブラスト処
理Iを行い、シリンダヘッドに焼き付いた鋳砂を除去す
ると同時に、吸排気孔等の壁面空気抵抗を少なくするた
め面質を向上する。このサンドブラストは、乾燥した状
態のシリンダヘッドに対して行われるので、シリンダヘ
ッドに砂が付着することはない。
理Iを行い、シリンダヘッドに焼き付いた鋳砂を除去す
ると同時に、吸排気孔等の壁面空気抵抗を少なくするた
め面質を向上する。このサンドブラストは、乾燥した状
態のシリンダヘッドに対して行われるので、シリンダヘ
ッドに砂が付着することはない。
【0019】また、このサンドブラスト工程Iで、ワー
クを保持するワーク治具は、前工程の砂落とし工程で使
用していたものを、ワークの積み替え作業なしに、その
まま使用し、作業性を向上できる。
クを保持するワーク治具は、前工程の砂落とし工程で使
用していたものを、ワークの積み替え作業なしに、その
まま使用し、作業性を向上できる。
【0020】次に、切削油をかけながら丸鋸でシリンダ
ヘッドから押湯の切断除去Dを行い、本バリ取り工程E
で、型合わせ部のバリをフライス加工によって除去す
る。
ヘッドから押湯の切断除去Dを行い、本バリ取り工程E
で、型合わせ部のバリをフライス加工によって除去す
る。
【0021】この後、目視検査Gを行って、製品として
の出荷Hがなされる。
の出荷Hがなされる。
【0022】本発明の特徴部分について、さらに説明す
る。新設されたサンドブラスト装置Iは、図2に示すよ
うに、搬送ライン上で、砂落とし工程Cの直後に連続し
て設けられている。砂落としを行なうノックアウトマシ
ン2とサンドブラスト装置3の下には、砂回収コンベア
4が設置され、中子の崩壊によって発生した砂、及びサ
ンドブラストによって排出される砂を回収する。これに
よって回収された砂は、砂供給装置5に送られ、一定粒
度以下の砂をふるい落としてサンドブラスト装置3に供
給する。ノックアウトマシン2及びサンドブラスト装置
3は、防塵装置を備えた1つの防音キャビネット1内に
収容されている。
る。新設されたサンドブラスト装置Iは、図2に示すよ
うに、搬送ライン上で、砂落とし工程Cの直後に連続し
て設けられている。砂落としを行なうノックアウトマシ
ン2とサンドブラスト装置3の下には、砂回収コンベア
4が設置され、中子の崩壊によって発生した砂、及びサ
ンドブラストによって排出される砂を回収する。これに
よって回収された砂は、砂供給装置5に送られ、一定粒
度以下の砂をふるい落としてサンドブラスト装置3に供
給する。ノックアウトマシン2及びサンドブラスト装置
3は、防塵装置を備えた1つの防音キャビネット1内に
収容されている。
【0023】上記サンドブラスト装置3、及び砂供給装
置5の具体的構成例を図3に示す。
置5の具体的構成例を図3に示す。
【0024】図3において、サンドブラスト装置3は、
先端が左右2本に分岐した吹き出しノズル3aを持ち、
砂供給装置5から供給された砂を、図示しないエアーコ
ンプレッサから供給される圧縮空気によって、搬送コン
ベア上のワークに吹き付ける。このサンドブラスト装置
3の吹き出しノズル3aは、基部と分岐位置に吹き出し
量調整用のシャッタ装置6,7が設けられている。基部
のシャッタ装置6は、第1のシリンダ8で動かすことに
より、側方の排出管9に逃がす砂の量を調整してサンド
ブラストの強さを調整する。分岐部のシャッタ装置7
は、第2のシリンダ10で動かすことにより左右に分か
れる砂の割合を調整して、サンドブラストの左右の強さ
を調節する。
先端が左右2本に分岐した吹き出しノズル3aを持ち、
砂供給装置5から供給された砂を、図示しないエアーコ
ンプレッサから供給される圧縮空気によって、搬送コン
ベア上のワークに吹き付ける。このサンドブラスト装置
3の吹き出しノズル3aは、基部と分岐位置に吹き出し
量調整用のシャッタ装置6,7が設けられている。基部
のシャッタ装置6は、第1のシリンダ8で動かすことに
より、側方の排出管9に逃がす砂の量を調整してサンド
ブラストの強さを調整する。分岐部のシャッタ装置7
は、第2のシリンダ10で動かすことにより左右に分か
れる砂の割合を調整して、サンドブラストの左右の強さ
を調節する。
【0025】砂供給装置5は、下部を圧縮スプリング1
1で支持されて振動可能な箱体12の内部に、内部空間
を上下に2分する篩い用のメッシュ13を設け、箱体1
2に傾斜方向の振動を加える振動体14を設けたもので
ある。砂回収コンベアの延長部4aから、箱体12の投
入口に投入された砂は、箱体12の斜め方向の振動によ
り、排出側に送られながらメッシュ13によって、所定
粒度以下の砂が篩い落とされ、サンドブラスト装置3に
供給される。粒度が大きくてメッシュ13で篩われなか
った砂は、排出口15からシュート16を通して砂の排
出コンベア17で排出される。
1で支持されて振動可能な箱体12の内部に、内部空間
を上下に2分する篩い用のメッシュ13を設け、箱体1
2に傾斜方向の振動を加える振動体14を設けたもので
ある。砂回収コンベアの延長部4aから、箱体12の投
入口に投入された砂は、箱体12の斜め方向の振動によ
り、排出側に送られながらメッシュ13によって、所定
粒度以下の砂が篩い落とされ、サンドブラスト装置3に
供給される。粒度が大きくてメッシュ13で篩われなか
った砂は、排出口15からシュート16を通して砂の排
出コンベア17で排出される。
【0026】このように篩いをかけるのは、砂の粒径を
一定値以下に制限することによって、均一なサンドブラ
スト効果を得るためである。この粒径の制限を、例えば
22メッシュ以下とし、サンドブラストエア圧を5.5
kg/cm2とすると、適当なサンドブラスト効果が得
られる。
一定値以下に制限することによって、均一なサンドブラ
スト効果を得るためである。この粒径の制限を、例えば
22メッシュ以下とし、サンドブラストエア圧を5.5
kg/cm2とすると、適当なサンドブラスト効果が得
られる。
【0027】以上の説明は、仕上げ処理の対象として自
動車用エンジンのシリンダヘッドを、例に挙げている
が、本発明は、鋳造後に砂落とし及び表面処理を含む仕
上げ処理を行なう全ての鋳造製品に対して、実施可能で
ある。
動車用エンジンのシリンダヘッドを、例に挙げている
が、本発明は、鋳造後に砂落とし及び表面処理を含む仕
上げ処理を行なう全ての鋳造製品に対して、実施可能で
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明は、研掃材としてショット玉等の
専用材を用いず、前工程で中子を崩壊させることによっ
て発生した砂を研掃材として利用するので、独立した研
掃材の回収機構を設ける必要はなく、ショット玉等の専
用材の補給も不要となるので、処理コストの低減が図れ
る。
専用材を用いず、前工程で中子を崩壊させることによっ
て発生した砂を研掃材として利用するので、独立した研
掃材の回収機構を設ける必要はなく、ショット玉等の専
用材の補給も不要となるので、処理コストの低減が図れ
る。
【0029】また、押湯切断の前に、焼き付いた砂の除
去及び面質向上のためのサンドブラストを行うので、研
掃材である砂が押湯切断に用いる切削油で濡れることが
なく、砂の鋳物への付着及び砂が固まってしまうことも
なく、作業性を良くすることができる。
去及び面質向上のためのサンドブラストを行うので、研
掃材である砂が押湯切断に用いる切削油で濡れることが
なく、砂の鋳物への付着及び砂が固まってしまうことも
なく、作業性を良くすることができる。
【0030】特に、騒音源と発塵源である砂落とし装置
とサンドブラスト装置を、一箇所に集中させて設けるこ
とができるので、集塵装置を備えた防音キャビネット
を、一本化して設備コストの低減化が図れる。
とサンドブラスト装置を、一箇所に集中させて設けるこ
とができるので、集塵装置を備えた防音キャビネット
を、一本化して設備コストの低減化が図れる。
【図1】 本発明の鋳物の清浄装置を用いた仕上げ処理
の工程を示すフローチャート
の工程を示すフローチャート
【図2】図1における砂落とし工程及びサンドブラスト
工程を説明するフローチャート
工程を説明するフローチャート
【図3】 本発明で使用するサンドブラスト装置及び砂
回収装置の構成例を示す正面図
回収装置の構成例を示す正面図
【図4】 鋳物の仕上げ処理を行なう従来の手順を示す
フローチャート
フローチャート
A 鋳造工程 B 砂落とし工程 D 押湯切断工程 E 本バリ取り工程 G 目視検査工程 H 出荷工程 I サンドブラスト工程 1 集塵装置を備えた防音キャビネット 2 ノックアウトマシン 3 サンドブラスト装置 3a 吹き出しノズル 4 砂回収コンベア 5 砂供給装置 6,7 シャッタ 8,10 シリンダ 11 圧縮スプリング 12 箱体 13 メッシュ 14 振動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 29/00 B24C 7/00 B22C 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 鋳造後に、鋳物から中子、方案部等を分
離して仕上げ加工するライン中に設けられる装置であっ
て、 注湯後取り出された鋳物を載せ、振動により中子を崩壊
させて、中子砂を分離するノックアウトマシンと、 上記ノックアウトマシンの次段に設けられ、分離された
鋳物にサンドブラスト処理を行なうサンドブラスト装置
と、 上記ノックアウトマシンの下方に設けられ、中子の崩壊
によって生じる砂を回収する砂回収コンベアと、 この砂回収コンベアから送られる砂を受け、振動ふるい
により一定粒度以下の砂を分離して、上記サンドブラス
ト装置に供給する砂供給装置と、 集塵装置を備え、上記ノックアウトマシン、サンドブラ
スト装置、砂回収コンベア、及び砂供給装置を、同一空
間内に収容する防音キャビネットとを備えたことを特徴
とする鋳物の清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04923196A JP3156753B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 鋳物の清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04923196A JP3156753B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 鋳物の清浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09239521A JPH09239521A (ja) | 1997-09-16 |
JP3156753B2 true JP3156753B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=12825138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04923196A Expired - Fee Related JP3156753B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 鋳物の清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156753B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012218057A (ja) | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Toyota Motor Corp | 鋳造用中子及びその製造方法 |
KR102229858B1 (ko) * | 2019-10-01 | 2021-03-18 | 이재성 | 주철 주물 제품의 제조방법 |
KR102275744B1 (ko) * | 2020-03-09 | 2021-07-08 | 김선기 | 자동 샌딩장치 |
CN116652159B (zh) * | 2023-07-03 | 2023-11-03 | 浙江前进暖通科技股份有限公司 | 铝制冷凝式热交换器铸件后处理全自动加工生产线 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP04923196A patent/JP3156753B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09239521A (ja) | 1997-09-16 |
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---|---|---|---|
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