JP2009140980A - 電子機器のシールド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁波の漏洩を効果的に防止しつつ導電部材同士を低インピーダンスで電気的に接続することができる電子機器のシールド構造を提供する。
【解決手段】電子機器を包み込む第1の導電部材および第2の導電部材は、互いに重ね合わされた状態で複数個所をねじ部材8によって締結される重合部41,71を有している。双方の重合部41,71には、ねじ部材8が挿通される挿通穴44,73が設けられている。第1の導電部材の重合部41には、隣り合う挿通穴44同士の間に、第2の導電部材の重合部71側に突出する突出部45が設けられている。この突出部45は、隣り合う挿通穴44を結ぶ方向に延びかつその両端から中央にかけて滑らかに盛り上がる形状を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器から輻射される電磁波を遮蔽する電子機器のシールド構造に関する。
例えばプラズマディスプレイパネル(以下、「PDP」と略す。)などの電子機器では、電磁波を発生する電子部品が数多く搭載されている。近年、電子機器のデジタル化、高性能化に伴い、電子機器から輻射される不要電磁波が増加している。この不要電磁波の問題(EMC:electromagnetic compatibility)に対しては、電子機器を導電部材で包み込むシールド構造による対策が考えられる。
例えば、PDPを備えるプラズマディスプレイ表示装置では、PDPの前面側に導電層を有するフィルムが配置されるとともに、PDPの背面側に導電性のバックカバーが配置され、フィルムの周縁部とバックカバーの周縁部とが枠状の押え金具によって電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。より詳しくは、金具は、フィルムの周縁部に沿う形状の接触部と、バックカバーの周縁部に沿う形状のフランジ部とを有している。そして、金具のフランジ部とバックカバーの周縁部とは、PDPの厚み方向に互いに重ね合わされた状態で複数個所をねじ部材によって締結されている。
ところで、上記のような構造では、金具のフランジ部とバックカバーの周縁部とはねじ部材で締結される部分ではその締付力により互いに面接触させられるものの、ねじ部材で締結される部分の間ではそれらの間に隙間が形成されてその隙間から電磁波が外部に漏れ出すおそれがある。これを防止するためには、金具のフランジ部およびバックカバーの周縁部における重合される側の表面の平面度を共に高精度に保てばよいが、このような枠状の面の平面度を高精度に保つことは、加工上の観点および平面度の維持の観点から困難である。特にプラズマディスプレイ表示装置では、枠状の面が非常に大きな場合が多いために、高精度な平面度の確保は非常に困難である。
そこで、特許文献2に開示されているように、ねじ部材で締結される部分の間では、金具のフランジ部またはバックカバーの周縁部に半球状の接点を設けてそれらを確実に電気的に接続させることが考えられる。
特開2001−141972号公報 実開平7−14697号公報
しかしながら、前記のような接点を設けた場合には、点接触であるためにインピーダンスをあまり低く抑えられない。
本発明は、このような事情に鑑み、電磁波の漏洩を効果的に防止しつつ導電部材同士を低インピーダンスで電気的に接続することができる電子機器のシールド構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、第1の導電部材と第2の導電部材とで電子機器を包み込むシールド構造であって、前記第1の導電部材および前記第2の導電部材は、互いに重ね合わされた状態で複数個所をねじ部材によって締結される重合部を有し、前記第1の導電部材の重合部および前記第2の導電部材の重合部には、前記ねじ部材が挿通される挿通穴が設けられているとともに、前記第1の導電部材の重合部には、隣り合う前記挿通穴同士の間に、前記第2の導電部材の重合部側に突出する突出部であって当該隣り合う挿通穴を結ぶ方向に延びかつその両端から中央にかけて滑らかに盛り上がる形状を有する突出部が設けられており、前記第2の導電部材の重合部は、前記ねじ部材に押圧されて前記突出部の表面に沿って撓まされている電子機器のシールド構造を提供する。
上記の構成によれば、第1の導電部材の重合部における隣り合う挿通穴同士の間に突出部が設けられていて、この突出部の表面に沿って第2の導電部材の重合部が撓まされているので、ねじ部材によって締結される部分の間においても、突出部と第2の導電部材の重合部との接触により第1の導電部材と第2の導電部材とを確実に電気的に接続することができる。これにより、ねじ部材によって締結される部分の間からの電磁波の漏洩を効果的に防止することができる。しかも、突出部が隣り合う挿通穴を結ぶ方向に延びているとともにその表面が長手方向に滑らかに湾曲しているので、突出部と第2の導電部材の重合部とを突出部の長手方向に亘って線状に接触させることができる。従って、本発明によれば、電磁波の漏洩を効果的に防止しつつ第1の導電部材と第2の導電部材とを低インピーダンスで電気的に接続することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る電子機器のシールド構造を採用したプラズマディスプレイ表示装置10の概略構成を分解図で示す。このプラズマディスプレイ表示装置10は、PDP1と、PDP1の前面側に配置されたEMI(electromagnetic interference)フィルム3と、EMIフィルム3を保持する透明基板5と、透明基板5の周縁部を前面側から覆う枠体6と、透明基板5の周縁部をEMIフィルム3を介して枠体6に押し付ける押え金具4と、PDP1の背面側に配置されたバックカバー7とを備えている。そして、バックカバー7の周縁部は、複数のねじ部材(ビス)8によって押え金具4と共に枠体6に固定されている。すなわち、本実施形態では、EMIフィルム3および押え金具4がPDP1を前面側から覆う第1の導電部材2を構成し、バックカバー7がPDP1を背面側から覆う第2の導電部材となっており、これらの導電部材によってPDP1を包み込んで収容するシールド筐体が構成されている。
枠体6は、例えば樹脂などで構成されていて、正面視で矩形枠状をなしており、断面略L字状の4辺を有している。具体的には、枠体6は、窓61aを形成する正面板61と、この正面板61の外周縁部から背面側に延びる、4つの平板状の壁部からなる周壁62とを有している。周壁62の端面には、ねじ部材8と螺合するねじ穴(不図示)が各壁部ごとに所定ピッチで設けられている。本実施形態では、図2に示すように、上壁部および下壁部に5つずつ、左壁部および右壁部に4つずつねじ穴が設けられているとともに、全ての壁部において、ねじ穴ピッチL1が200mmに設定されている。なお、壁部同士が交わるコーナー部分における一の壁部のねじ穴と他の壁部のねじ穴の中心間距離L2は、100mm程度である。
透明基板5は、ガラスまたはアクリルなどの樹脂で構成されている。そして、この透明基板5のPDP1側の背面に略全面に亘ってEMIフィルム3が貼着されている。
EMIフィルム3は、ポリエステルフィルムなどのベース層上に、金属メッシュおよびこの金属メッシュを縁取る金属枠を有する導電層が形成されたものであり、導電層がPDP1側に露出する状態で透明基板5に貼着されている。
バックカバー7は、プレス成形により厚み0.45mmの矩形の金属板が周縁部を残して膨出させられることにより構成されたものであり、フラットな略矩形枠状(フランジ状)の重合部71と、この重合部71の内周縁部から盛り上がるドーム状の膨出部72とを有している。膨出部72は、PDP1を挟んでEMIフィルム3に対向している。重合部71には、枠体6の周壁62に設けられたねじ穴に対応する位置に、ねじ部材8のねじ部が挿通される挿通穴73(図5(a)参照)が設けられている。
押え金具4は、厚み1mmの長尺状の金属板がプレス成形されることにより個々に構成された4つの辺部からなる枠状のものであり、枠体6の周壁62の端面に対向する矩形枠状のフランジ部41と、EMIフィルム3の周縁部を押圧する、フランジ部41よりも一回り小さな矩形枠状の押圧部43と、フランジ部41の内周縁部と押圧部43の外周縁部とを連結する矩形筒状の連結部42とを有している。フランジ部41は、バックカバー7の重合部71にEMIフィルム3とバックカバー7の膨出部72とが対向する方向(すなわち、PDP1の厚み方向)に重ね合わされるものであり、本発明の第1の導電部材の重合部に相当する。このフランジ部41には、枠体6の周壁62に設けられたねじ穴に対応する位置に、ねじ部材8のねじ部が挿通される挿通穴44(図5(a)参照)が設けられている。すなわち、隣り合う挿通穴44の中心間距離L3は、フランジ部41の各辺に沿って挿通穴44が直線上に並ぶ部分では前述したピッチL1と同一になり、フランジ部41のコーナー部分では前述した距離L2と同一になっている。そして、フランジ部41にバックカバー7の重合部71が重ね合わされた状態で挿通穴44,73を通じてねじ部材8が枠体6のねじ穴に締め込まれることにより、押圧部43によってEMIフィルム3の周縁部が押圧されて押圧部43とEMIフィルム3の導電層とが電気的に接続されるとともに、フランジ部41と重合部71とが複数個所をねじ部材8によって面接触した状態で締結される。
さらに、本実施形態では、図2および図3に示すように、フランジ部41における挿通穴44が直線上に並ぶ部分には、隣り合う挿通穴44同士の間の中央に、当該フランジ部41の表面からバックカバー7の重合部71側に突出する突出部45が設けられている。そして、バックカバー7の重合部71は、ねじ部材8がねじ穴に締め込まれる前は、図5(a)に示すようにフラットな状態であるが、ねじ部材8がねじ穴に締め込まれると、図5(b)に示すように、ねじ部材8の頭部によって押圧されることにより、挿通穴44の近傍ではフランジ部41に面接触させられ、その間では突出部45の表面45aに沿って撓まされるようになる。
具体的には、突出部45は、図3に示すように、隣り合う挿通穴44を結ぶ方向に延びているとともに、その両端から中央にかけて滑らかに盛り上がって側面視で弓なりに湾曲する板状の形状を有しており、その表面45aは長手方向に所定幅で滑らかに湾曲している。すなわち、突出部45の表面45aは、一方向(突出部45の長手方向)のみに曲がる曲面となっていて、突出部45の幅方向にはフラットになっている。このため、バックカバー7の重合部71は突出部45に当該突出部45の長手方向に亘って線状に面接触している。このような突出部45は、フランジ部41に互いに平行な2本の切り込みを入れ、その切り込みで挟まれる部分を押し出し成形することにより簡単に形成することができる。
突出部45の中心と当該突出部45の直近にある挿通穴44の中心との間の距離L4は、150mm以下となるように設定されていることが好ましい。スリットは波長の1/2の長さでスリットアンテナとして作用するので、電子機器のEMC規格で定められる1GHzまでの電磁波が外部に漏れ出さないようにするためである。本実施形態では、突出部45が隣り合う挿通穴44同士の間の中央に設けられているので、距離L4は100mmである。
また、突出部45の長さは、バックカバー7の重合部71との接触長を大きく確保するという観点から、隣り合う挿通穴44の中心間距離の1/10以上に設定されていることが好ましい。本実施形態では、突出部45の長さは30mmに設定されている。突出部45の幅は、適宜選定可能であり、本実施形態では7mmに設定されている。
なお、1GHzまでの電磁波の漏洩を防止するには、隣り合う挿通穴44の中心間距離L3が150mm以上の部分にのみ突出部45を設ければよい。このようにすれば、突出部45の数を最小限に抑えることができる。例えば、挿通穴44がフランジ部41の各辺に沿って一定ピッチで並んでいない場合には、隣り合う挿通穴44の中心間距離L3が150mm未満の部分には、突出部45を省略してもよい。本実施形態では、隣り合う挿通穴44の中心間距離L3が200mmである部分にのみ隣り合う挿通穴44同士の間に突出部45が設けられており、距離L3が100mmであるフランジ部41のコーナー部分には、隣り合う挿通穴44同士の間に突出部45は設けられていない。
ここで、隣り合う挿通穴44の中心間距離を200mmに設定するとともに、その中央に長さ30mm、幅7mmの突出部45を設け、この突出部45の中央の突出高さ(フランジ部41の表面からの高さ)を変更させたときにバックカバー7の重合部71にかかる応力値を解析した結果を図4に示す。応力値が16.6kgf/mm2を超えると重合部71が塑性変形してしまうため、図4から分かるように、突出部45の中央の突出高さは1.0mm以下に設定されていることが好ましい。このようにすれば、バックカバー7の重合部71の塑性変形を防止することができ、バックカバー7の着脱を繰り返し行っても重合部71を確実に突出部45に接触させることができる。本実施形態では、余裕をとって、突出部45の中央の突出高さを0.6mmに設定している。
以上説明したように、本実施形態では、押え金具4のフランジ部41における隣り合う挿通穴44同士の間に突出部45が設けられていて、この突出部45の表面45aに沿ってバックカバー7の重合部71が撓まされているので、ねじ部材8によって締結される部分の間においても、突出部45と重合部71との接触により押え金具4とバックカバー7とを確実に電気的に接続することができる。これにより、ねじ部材8によって締結される部分の間からの電磁波の漏洩を効果的に防止することができる。しかも、突出部45が隣り合う挿通穴44を結ぶ方向に延びているとともにその表面が長手方向に所定幅で滑らかに湾曲しているので、突出部45と重合部71とを突出部45の長手方向に亘って線状に面接触させることができる。従って、本実施形態によれば、電磁波の漏洩を効果的に防止しつつ第1の導電部材2と第2の導電部材であるバックカバー7とを低インピーダンスで電気的に接続することができる。
なお、前記実施形態では、突出部45が弓なりに湾曲する板状の形状を有していたが、図6および図7に示すような隣り合う挿通穴44を結ぶ方向に延びるドーム状の突出部45’を設けることも可能である。ここでドーム状とは、切り込みなどによる開口が無く膨らんでいる形状をいう。この突出部45’においても、表面45aが長手方向に所定幅aで滑らかに湾曲している。すなわち、突出部45の表面45aの尾根部分は、突出部45の長手方向に曲がりながら延びるフラットな曲面となっている。このような突出部45’は絞り加工によって簡単に形成することができる。板状の突出部45であれば、その両辺にバリが発生することがあり、その場合にはバックカバー7の重合部71に完全に面接触させるためにバリを除去する必要があるが、ドーム状の突出部45’であれば、そのようなバリが生じることがなく、特別な作業を要することなく突出部45’をバックカバー7の重合部71に完全に面接触させることができる。
また、押え金具4のフランジ部41の表面上に塗装またはめっきによって錆防止膜が形成される場合には、突出部45,45’の表面上の錆防止膜の膜厚をフランジ部41の表面上の錆防止膜の膜厚よりも薄くすることが好ましい。
さらに、本発明は、PDP1以外の他の電子機器に対しても適用可能である。ただし、PDP1では、第1の導電部材2および第2の導電部材の大きさが大きくなる場合が多く、ねじ部材8の配置間隔も広くなるため、特にPDP1に対して有効である。
さらには、本発明を他の電子機器に適用する場合には、第1の導電部材が単一の材料で有底容器状に形成されていてもよい。この場合、第1の導電部材の挿通穴をねじ穴にすれば、枠体6を省略することもできる。また、第1の導電部材の挿通穴をねじ穴にする場合は、第1の導電部材の重合部の厚みは、第2の導電部材の重合部の厚みよりも小さく設定されていることが好ましい。このようになっていれば、ねじ部材をねじ穴に締め込んだときの第1の導電部材の重合部の撓みを抑制して第2の導電部材の重合部を突出部に沿って大きく撓ませることができるため、接触面積を大きく確保することができる。
また、第2の導電部材は、平板状であってもよい。あるいは、第1の導電部材が平板状であり、第2の導電部材が電子機器を内部に収容可能なハット状であってもよい。これらの場合、平板状の導電部材にとっては周縁部が重合部となる。
さらに、本発明は、例えば第1の導電部材および第2の導電部材が共に容器状をなし、一方に他方が嵌め込まれることにより内部が密閉されるような構造にも広く適用可能である。すなわち、重合部は枠状である必要はなく、筒状であってもよい。この場合には、重合部同士は、軸方向(第1の導電部材および第2の導電部材が開口する方向)と直交する方向に重ね合わされるようになる。
本発明の一実施形態に係る電子機器のシールド構造が採用されたプラズマディスプレイ表示装置の概略構成を示す分解図である。 図1のプラズマディスプレイ表示装置の背面図である。 押え金具の一部分の拡大斜視図である。 突出部の中央の突出高さとバックカバーの周縁部にかかる応力との関係を示すグラフである。 (a)は押え金具のフランジ部とバックカバーの周縁部とをねじ部材で締結する前の状態を示す断面図であり、(b)は押え金具のフランジ部とバックカバーの周縁部とをねじ部材で締結した後の状態を示す断面図である。 変形例の押え金具の断面図である。 図6のVII−VII線断面図である。
符号の説明
1 プラズマディスプレイパネル(PDP)
2 第1の導電部材
3 フィルム
4 押え金具
41 フランジ部(重合部)
44 挿通穴
45,45’ 突出部
45a 表面
7 バックカバー(第2の導電部材)
71 重合部
72 膨出部
73 挿通穴
8 ねじ部材
10 プラズマディスプレイ表示装置

Claims (10)

  1. 第1の導電部材と第2の導電部材とで電子機器を包み込むシールド構造であって、
    前記第1の導電部材および前記第2の導電部材は、互いに重ね合わされた状態で複数個所をねじ部材によって締結される重合部を有し、
    前記第1の導電部材の重合部および前記第2の導電部材の重合部には、前記ねじ部材が挿通される挿通穴が設けられているとともに、前記第1の導電部材の重合部には、隣り合う前記挿通穴同士の間に、前記第2の導電部材の重合部側に突出する突出部であって当該隣り合う挿通穴を結ぶ方向に延びかつその両端から中央にかけて滑らかに盛り上がる形状を有する突出部が設けられており、
    前記第2の導電部材の重合部は、前記ねじ部材に押圧されて前記突出部の表面に沿って撓まされている電子機器のシールド構造。
  2. 前記突出部の表面は、当該突出部の長手方向に所定幅で滑らかに湾曲している請求項1に記載の電子機器のシールド構造。
  3. 前記第2の導電部材の重合部の厚みは、前記第1の導電部材の重合部の厚みよりも小さく設定されている請求項1または2に記載の電子機器のシールド構造。
  4. 前記突出部の中心と当該突出部の直近にある前記挿通穴の中心との間の距離は、150mm以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子機器のシールド構造。
  5. 前記突出部は、隣り合う前記挿通穴の中心間距離が150mm以上の部分に設けられている請求項4に記載の電子機器のシールド構造。
  6. 前記突出部の長さは、隣り合う前記挿通穴の中心間距離の1/10以上に設定されている請求項4または5に記載の電子機器のシールド構造。
  7. 前記突出部の中央の突出高さは、1.0mm以下である請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子機器のシールド構造。
  8. 前記突出部は、絞り加工によって形成されたドーム状のものである請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器のシールド構造。
  9. 前記電子機器は、プラズマディスプレイパネルである請求項1〜8のいずれか一項に記載の電子機器のシールド構造。
  10. 前記第1の導電部材は、前記プラズマディスプレイパネルの前面側に配置された、導電層を有するフィルムと、このフィルムの周縁部に電気的に接続された枠状の金具とから構成されており、前記第2の導電部材は、前記プラズマディスプレイパネルの背面側に配置されたバックカバーである請求項9に記載の電子機器のシールド構造。
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