JP4483258B2 - コネクタ一体型プリント基板の接続構造 - Google Patents

コネクタ一体型プリント基板の接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4483258B2
JP4483258B2 JP2003353767A JP2003353767A JP4483258B2 JP 4483258 B2 JP4483258 B2 JP 4483258B2 JP 2003353767 A JP2003353767 A JP 2003353767A JP 2003353767 A JP2003353767 A JP 2003353767A JP 4483258 B2 JP4483258 B2 JP 4483258B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
circuit board
printed circuit
case
connection structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003353767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005123257A (ja
Inventor
真一 吉中
達雄 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003353767A priority Critical patent/JP4483258B2/ja
Publication of JP2005123257A publication Critical patent/JP2005123257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4483258B2 publication Critical patent/JP4483258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、ケース内において、第1のコネクタを有する第1のプリント基板と、第2のコネクタを有する第2のプリント基板とを、コネクタ同士を嵌合させて接続してなるコネクタ一体型プリント基板の接続構造に関するものである。
従来、第1のコネクタを有する第1のプリント基板と、第2のコネクタを有する第2のプリント基板とを、コネクタ同士を嵌合させて接続してなるコネクタ一体型プリント基板の接続構造が知られている。
このような接続構造を有するプリント基板は、例えば車載用表示装置のLCDモジュールの構成部品として用いられ、液晶表示素子やバックライト等とともに、電磁波を遮断するシールドケース内に収納される。
しかしながら、上述の接続構造の場合、車両の振動により、コネクタ嵌合部においてコネクタの抜け落ちや接続不良が発生するため、コネクタの接続信頼性を確保するために、第1のプリント基板と第2のプリント基板とをねじ等の固定部品により互いに固定し、コネクタ嵌合部の挙動を規制する必要がある。
本発明は上記問題点に鑑み、嵌合部の挙動を規制しつつ部品点数及び製造工程を削減できるコネクタ一体型プリント基板の接続構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造は、ケース内において、第1のコネクタを有する第1のプリント基板と、第2のコネクタを有する第2のプリント基板とを、第1のコネクタ及び第2のコネクタ同士を嵌合させて、接続してなる接続構造である。そして、第1のプリント基板は、フレキシブルプリント基板であり、第1のコネクタ及び第2のコネクタは、対応するプリント基板の互いに対向する面に実装され、対向する面を近づけることで嵌合されるとともに、第1のコネクタ及び第2のコネクタの少なくとも一方が、対応するプリント基板にはんだ接合されており、ケースは、第1のコネクタと第2のコネクタとによる嵌合部に対応する上面の所定位置に、第1のプリント基板が貫通するための開口部と、当該開口部の開口周縁部から伸延する保持部とを有し、保持部が、嵌合部の挙動を規制するように、第1のプリント基板における気的な接続機能を提供しない領域である第1のコネクタ実装位置の裏面側を、嵌合方向のみから押圧により保持していることを特徴とする。
このように、本発明のコネクタ一体型プリント基板の接続構造によると、従来からの構成要素であるケースにより、嵌合部の挙動を規制することができる。従って、ねじ等の固定部品が別途不要であるので、嵌合部の挙動を規制しつつも部品点数を削減することができる。また、ねじ締め等の固定も不要であるので、製造工程を削減することができる。
また、従来のねじ締めのように、第1のプリント基板及び第2のプリント基板にねじ孔等を設ける必要が無いので、配線設計が従来よりも自由となる。
特に第1のコネクタ及び第2のコネクタの少なくとも一方がはんだ接合されている場合、嵌合方向に直交する方向から、ケースが第1のプリント基板を押圧により保持すると、はんだ接合部にせん断方向の応力が生じ、クラック等が発生する恐れがある。しかしながら、本発明では、嵌合部の嵌合方向の挙動を規制するように、ケースが嵌合方向のみから第1のプリント基板を押圧により保持するので、保持の際に、はんだ接合部にせん断方向の応力が生じず、ひいてはコネクタの接続信頼性を向上することができる。また、第1のプリント基板がフレキシブルプリント基板であり、ケースに設けられた開口部を通して、第2のプリント基板とケース外の他部品とを接続する構造であっても、開口周縁部から伸延する保持部により、ケースは嵌合方向のみから第1のプリント基板の所定位置を保持することができる。
なお、請求項2に記載のように、ケースが、嵌合方向に直交する方向において、第1のプリント基板との間に隙間を有する形状となっていると、嵌合方向に押圧する際に、ケースと第1のプリント基板との接触を抑制し、これにより、はんだ接合部にせん断方向の応力が作用するのをより確実に防ぐことができる。
また、請求項3に記載のように、第1のプリント基板が第1のコネクタ実装位置の裏面に絶縁材料からなる補強板を有す場合には、当該補強板を保持しても良い。
このように、第1のプリント基板が補強板を有すると、ケースとの接触面の強度が増すとともに、ケースとの接触面が基板表面から所定高さ高くなるので、ケースが嵌合方向のみから第1のプリント基板(の一部である補強板)を保持しやすくなる。
さらに、請求項4に記載のように、第1のプリント基板の平面方向において、第1のコネクタが第1のプリント基板の端部から突出する突出部を有す場合には、ケースは当該突出部を保持しても良い。
これによれば、嵌合部における嵌合方向の挙動を規制するように、ケースが、第1のプリント基板を嵌合方向のみから保持することができる。
具体的には、請求項5に記載のように、開口部は略矩形状を有し、開口周縁部の3辺に保持部を有すると良い。開口部が略矩形状の場合、4辺のうち1辺は、フレキシブルプリント基板である第1のプリント基板がケースの開口部を貫通するため、保持部を設けても、嵌合方向から第1のプリント基板を保持することができない。従って、可能な範囲でより多くの保持部(3辺)を設けることにより、コネクタの接続信頼性をより向上させることができる。
尚、保持部は別部品としてケースに設けられても良いが、請求項6に記載のように、ケースに一体に設けられると良い。部品点数を削減することができる。
また、請求項7に記載のように、ケースは一対の上ケースと下ケースとからなり、保持部を有する上ケースを下ケースに組み付けることにより、保持部が第1のプリント基板を保持することが好ましい。
尚、請求項1〜7のいずれかに記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造を有するプリント基板は、例えば液晶表示素子やバックライト等とともにケース内に収納されることで、請求項8に記載のように、LCDモジュールとすることができる。
また、振動による嵌合部の挙動を規制するように、ケースが第1のプリント基板を保持しているので、請求項8に記載のLCDモジュールは、請求項9に記載のように、特に車載用表示装置に好適である。
また、振動による嵌合部の挙動を規制するように、ケースが第1のプリント基板を保持しているので、請求項12に記載のLCDモジュールは、請求項13に記載のように、特に車載用表示装置に好適である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。尚、本実施の形態においては、ケース内において、第1のコネクタを有する第1のプリント基板と、第2のコネクタを有する第2のプリント基板とを、コネクタ同士を嵌合させて接続してなるコネクタ一体型プリント基板の接続構造として、車載用表示装置のLCDモジュールに適用される例を以下に示す。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態におけるコネクタ一体型プリント基板の接続構造を適用したLCDモジュールの構成を示す斜視図である。
図1に示すように、LCDモジュール100は、基板を収納するケースとしての一対の上ケース10及び下ケース20と、液晶表示素子等からなる表示部30と、当該表示部30の駆動用回路としてのプリント基板40と、当該プリント基板40に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板50(以下FPCと示す)とにより構成される。尚、プリント基板40が特許請求の範囲に示す第2のプリント基板に該当し、FPC50が第1のプリント基板に該当する。
上ケース10及び下ケース20は、本実施形態においては、電磁波を遮断する金属材料を用いてプレス加工により所定形状に形成され、上ケース10を下ケース20に組み付けた状態で、その内部空間に、表示部30、プリント基板40、及びFPC50を収納する。尚、上ケース10及び下ケース20は、樹脂材料を射出成形することにより形成され、金属コートすることにより電磁波を遮断するものであっても良い。
上ケース10は、上面11の所定位置に、FPC50を貫通するための略矩形状の開口部12を有しており、当該開口部12には、開口周縁部から伸延し、後述するFPC50の所定位置を保持する保持部13が設けられている。
開口部12は、FPC50を貫通するためのものであり、FPC50を貫通できる形状であれば特に限定されるものではない。また、開口周縁部に設けられる保持部13の個数も特に限定されるものではない。しかしながら、開口部12が略矩形状の場合には、最大で開口周縁部の3辺に保持部13を設けることができる。開口周縁部の1辺のみに保持部13を設けても良いが、3辺に保持部13が設けられると、FPC50の所定位置をより安定して保持することができる。尚、保持部13は別部品として上ケース10に固定されても良いが、部品点数削減のため、本実施形態においては、プレス加工により上ケース10に一体に設けられている。
また、図1に示すように、上ケース10には、複数の放熱用の孔14が設けられている。
下ケース20は、図1に示すように1面が開口した箱状に設けられ、箱内の底面に液晶表示素子及びバックライト等からなる表示部30が位置決め固定される。従って、表示部30の表示面(図1における上ケース10の反対側)が露出するように、底面の表示部30に対応する部位が開口している。
プリント基板40は、その構成材料及び層数は特に限定されるものではなく、本実施形態においては、図示されない電子部品等が実装され、表示部30の駆動用回路としての役割を果たすリジッド基板である。そして、下ケース20に固定された表示部30上に、当該表示部30に電気的に接続されつつ位置決め固定される。
また、プリント基板40の基板表面(図1における上ケース10側)の所定位置には、接続端子としての第2のコネクタ41がはんだ接合されており、プリント基板40はコネクタ一体型プリント基板となっている。第2のコネクタ41は、後述するFPC50の第1のコネクタと互いに嵌合する形状であれば特に限定されるものではなく、本実施形態においては、第1のコネクタと対をなすメスコネクタである。
FPC50は、プリント基板40をケース外の他部品に電気的に接続する(すなわちLCDモジュールを他部品と電気的に接続する)ための接続的機能を果たすものである。そして、一方の端部付近の基板表面に、第2のコネクタ41と嵌合する接続端子としての第1のコネクタ51がはんだ接合されており、FPC50はコネクタ一体型プリント基板となっている。
第1のコネクタ51は、第2のコネクタ41と互いに嵌合する形状であれば特に限定されるものではなく、本実施形態においては、第2のコネクタ41と対をなすオスコネクタである。また、FPC50の他端側には、他部品と接続するための図示されない接続端子が設けられている。
また、FPC50の第1のコネクタ51実装部位の裏面は、導体パターンを有しておらず、電気的な接続機能を提供しない領域となっている。そして、第1のコネクタ51実装部位の裏面に、絶縁材料からなり、所定厚さの補強板52を有している。補強板52は、本実施の形態において、ガラスエポキシからなり、接着剤により第1のコネクタ51実装部位の裏面に接着されている。このように、FPC50が補強板52を有すると、保持部13と接するFPC50の部位の強度が増すとともに、保持部13との接触面がFPC50の基板表面から所定高さ高くなるので、上ケース10(の保持部13)がFPC50の所定位置(補強板52)のみを保持しやすくなる。
以上の各構成要素によりLCDモジュール100が形成される。図2に示すように、下ケース20の箱内底面に、表示部30が位置決め固定され、当該表示部30上に、プリント基板40が電気的に接続されつつ位置決め固定される。そして、プリント基板40の第2のコネクタ41にFPC50の第1のコネクタ51を嵌合させて、プリント基板40とFPC50を電気的に接続する。プリント基板40に接続されたFPC50は、コネクタ嵌合部を支点としてL字状に折曲され、上ケース10の開口部12を貫通させた状態で上ケース10がねじ締め等の固定手段により下ケース20に組み付けられる。尚、図2は、LCDモジュール100を示す斜視図である。
このようにして形成されたLCDモジュール100は、表示部30の背面側に駆動電源等を備える図示されない筐体に固定されるとともに、その周囲にエスカッションカバー(オーディオ・空調等の操作パネル)が取り付けられてなる車載用表示装置として、車両インスツルメントパネルの所定位置に、表示部30の表示面が露出するように取り付けられる。
次に、LCDモジュール100におけるコネクタ一体型プリント基板の接続構造について、図3を用いて説明する。尚、図3は、接続構造を説明するための図2のA−A断面における概略断面図であり、便宜上、接続構造に関与する部分のみを記載している。
図3に示すように、第1のコネクタ51と第2のコネクタ41とが互いに嵌合し(嵌合方向は図3における上下方向)、FPC50がプリント基板40に電気的に接続された状態で、第1のコネクタ51及び第2のコネクタ41の嵌合部を支点としてFPC50がL字状に折曲している。そして、上ケース10を下ケース20に組み付けた状態で、FPC50が上ケース10の開口部12を貫通し、上ケース10の保持部13がFPC50の補強部52を保持している。
ここで、保持部13は、ケース組み付け時に、補強板52を嵌合方向のみから保持できるように、予め図3に示すように、補強板52に応じて所定形状に加工されている。尚、図3において、上ケース10の破線より先端側が保持部13である。そして、上ケース10は、嵌合方向から下ケース20に組み付けられるので、保持部13は、嵌合方向のみから、FPC50における第1のコネクタ51実装部位の裏面に設けられた補強板52を押圧・保持することができる。その際、保持部13は、図3に示すように、せん断方向からFPC50を保持しない。従って、嵌合部は、保持部13により、嵌合方向の挙動が規制される。
このように、コネクタ一体型プリント基板であるFPC50とプリント基板40との接続構造は、保持構造をとる際に、FPC50と第1のコネクタ51及びプリント基板40と第2のコネクタ41との間のはんだ接合部にせん断方向の応力を生じない。従って、はんだ接合部にクラック等が生じることが無く、従来のようにねじ締めによる固定構造を採用した場合よりも、コネクタの接続信頼性を向上することができる。
また、従来のように、ねじ等の固定部品を使用しなくとも、従来からあるケースを利用することにより、車両の振動等によるコネクタの抜け落ちや嵌合部の接続不良の発生等を防止することができる。従って、部品点数を削減することができる。
また、ねじ等の固定部品を用いて、FPC50とプリント基板40とを固定する必要が無いので、製造工程を削減することができる。
また、従来のねじ締めのように、FPC50及びプリント基板40に固定用の孔を設ける必要が無いので、配線設計の自由度が増す。
尚、本実施の形態において、上ケース10の保持部13は、図3に示すように上ケース10の上面の対して上方に折曲した形状を有している。しかしながら、保持部13は、嵌合方向のみから、FPC10の補強板52を保持できる形状であれば上記例に限定されるものではない。例えば、上ケース10の上面と同じレベルであっても良いし、上ケース10の上面よりも下方に折曲した形状であっても良い。
また、本実施形態において、第1のコネクタ51及び第2のコネクタ41がともにはんだ接合されている例を示したが、一方のみがはんだ接合されている場合でも同様である。
また、本実施形態において、ケースは上ケース10と下ケース20からなり、上ケース10の保持部13がFPC50の補強板52を保持する例を示した。しかしながら、ケースが嵌合方向から第1のプリント基板の所定地位を保持できるものであれば、一対からなるものではなくとも良い。例えば、3つ以上からなるものであっても良い。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、種々変更して実施する事ができる。
本実施形態において、コネクタ一体型プリント基板であるFPC50とプリント基板40との接続構造は、車載用表示装置のLCDモジュール100に採用される例を示した。しかしながら、第1のコネクタを有する第1のプリント基板と、第2のコネクタを有する第2のプリント基板とを、コネクタ同士を嵌合させて接続してなるものをケース内に収納する構造であり、嵌合部に振動等が印可される環境下で使用されるものであれば、適用が可能である。例えば、車載用表示装置以外のLCDモジュールに適用されても良いし、LCDモジュール以外の車載製品に適用されても良い。
本実施形態において、第1のプリント基板がFPC50である例を示した。しかしながら、リジッド基板であっても良いし、フレックスリジッド基板であっても良い。
本実施形態において、上ケース10に開口部12が設けられ、開口周縁部から伸延する保持部13により、FPC50の所定位置を保持する例を示した。しかしながら、上ケース10が開口部12を有しておらず、FPC50が開口部12を貫通しない構造であっても良い。例えば、図4に示すように、上ケース10の内壁がFPC50の所定位置である補強板52を保持しても良い。保持される所定位置として補強板52を有すると、保持部13との接触面がFPC50表面から所定高さ高くなるので、上ケース10が保持部13を有していなくとも、保持することが可能となる。尚、この場合、第1のプリント基板はFPC50に限定されるわけで無く、リジッド基板であっても良いし、フレックスリジッド基板であっても良い。
また、同様に、上ケース10が開口部12を有しておらず、FPC50が開口部12を貫通しない構造として、図5に示すものであっても良い。上ケース10が上面内壁から伸延する保持部15を有し、当該保持部15が、FPC50の所定位置である補強板52を保持しても良い。この場合は、FPC50が補強板52を有していなくとも、FPC50の所定位置を容易に保持することができる。尚、この場合も、第1のプリント基板はFPC50に限定されるわけで無く、リジッド基板であっても良いし、フレックスリジッド基板であっても良い。
本実施形態において、FPC50の補強板52を上ケース10の保持部13で保持する例を示した。しかしながら、FPC50の第1のコネクタ51実装部位の裏面が電気的な接続機能を提供しない領域であれば、当該裏面を保持部13にて直接保持する構造であっても良い。また、FPC50の第1のコネクタ51実装部位の裏面が電気的な接続機能を提供する領域であっても、絶縁材料(例えば樹脂)を金属コーティングして上ケース10を形成し、保持部13を金属コーティングしないことで、本発明の構造が可能である。しかしながら、FPC50の電気的な接続機能を提供する領域に保持部13が直接接すると断線等の恐れがあるので、FPC50の第1のコネクタ51実装部位の裏面を電気的な接続機能を提供しない領域とすることが好ましい。
本実施形態において、上ケース10の保持部13は、FPC50の補強板52を保持する例を示した。しかしながら、保持部13は、第1のコネクタ51と第2のコネクタ41との嵌合部の嵌合方向の挙動を規制するように、FPC50の所定位置を保持すれば良い。従って、FPC50に実装されている第1のコネクタ51が、図6に示すように、FPC50の平面方向において、FPC50の端部から突出する突出部51aを有する場合には、当該突出部51aを保持部13により保持する構造であっても良い。
本発明の第1の実施形態における LCDモジュールを示す斜視図である。 接続構造を説明するための、図2のA−A断面における概略断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す概略断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す概略断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す平面図である。
符号の説明
10・・・上ケース
12・・・開口部
13,15・・・保持部
20・・・下ケース
40・・・プリント基板(第2のプリント基板)
41・・・第2のコネクタ
50・・・FPC(第1のプリント基板)
51・・・第1のコネクタ
52・・・補強板
100・・・LCDモジュール

Claims (9)

  1. ケース内において、第1のコネクタを有する第1のプリント基板と、第2のコネクタを有する第2のプリント基板とを、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタ同士を嵌合させて、接続してなるコネクタ一体型プリント基板の接続構造であって、
    前記第1のプリント基板は、フレキシブルプリント基板であり、
    前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタは、対応する前記プリント基板の互いに対向する面に実装され、前記対向する面を近づけることで嵌合されるとともに、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタの少なくとも一方が、対応する前記プリント基板にはんだ接合されており、
    前記ケースは、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとによる嵌合部に対応する上面の所定位置に、前記第1のプリント基板が貫通するための開口部と、当該開口部の開口周縁部から伸延する保持部とを有し、前記保持部が、前記嵌合部の挙動を規制するように、前記第1のプリント基板における電気的な接続機能を提供しない領域である第1のコネクタ実装位置の裏面側を、前記嵌合方向のみから押圧により保持していることを特徴とするコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  2. 前記ケースは、前記嵌合方向に直交する方向において、前記第1のプリント基板との間に隙間を有する形状とされていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  3. 前記第1のプリント基板は、前記第1のコネクタの実装位置の裏面に絶縁材料からなる補強板を有し、前記ケースは当該補強板を保持していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  4. 前記第1のプリント基板の平面方向において、前記第1のコネクタは、前記第1のプリント基板の端部から突出する突出部を有し、前記ケースは前記突出部を保持していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  5. 前記開口部は略矩形状を有し、開口周縁部の3辺に前記保持部を有していることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  6. 前記保持部は、前記ケースに一体に設けられていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  7. 前記ケースは一対の上ケースと下ケースからなり、前記上ケースは前記保持部を有し、前記上ケースを前記下ケースに組み付けることにより、前記保持部が前記第1のプリント基板を保持することを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  8. LCDモジュールに適用されることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
  9. 前記LCDモジュールは、車載用表示装置に適用されることを特徴とする請求項8に記載のコネクタ一体型プリント基板の接続構造。
JP2003353767A 2003-10-14 2003-10-14 コネクタ一体型プリント基板の接続構造 Expired - Fee Related JP4483258B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003353767A JP4483258B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 コネクタ一体型プリント基板の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003353767A JP4483258B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 コネクタ一体型プリント基板の接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005123257A JP2005123257A (ja) 2005-05-12
JP4483258B2 true JP4483258B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=34611964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003353767A Expired - Fee Related JP4483258B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 コネクタ一体型プリント基板の接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4483258B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4972930B2 (ja) * 2005-12-26 2012-07-11 日本電気株式会社 フレキシブル基板の実装構造及び実装方法、並びにフレキシブル基板用フレーム
JP2009043921A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Canon Inc 電子機器
JP4973599B2 (ja) * 2008-05-28 2012-07-11 株式会社デンソー 電子制御装置
JP5659865B2 (ja) * 2011-03-02 2015-01-28 富士通株式会社 保護部品、基板・コネクタ組立体、および電子機器
WO2014185331A1 (ja) * 2013-05-14 2014-11-20 株式会社村田製作所 弾性波装置およびその製造方法
JP6340718B2 (ja) * 2014-03-31 2018-06-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 分電盤用内器及びそれを用いた分電盤
WO2017154664A1 (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 シャープ株式会社 表示装置
JP6650369B2 (ja) * 2016-07-28 2020-02-19 株式会社Jvcケンウッド 電子機器
JP7341050B2 (ja) * 2019-12-26 2023-09-08 三菱電機株式会社 電子機器
FR3128274A1 (fr) * 2021-10-18 2023-04-21 Psa Automobiles Sa Elément pour bloc optique de véhicule automobile permettant de sécuriser une connexion électrique.
FR3128914B1 (fr) * 2021-11-09 2024-01-05 Valeo Vision Dispositif d'éclairage automobile

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005123257A (ja) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7369191B2 (en) Liquid crystal display with elastic ground contact on first side and multiple ground contacts on second side of drive circuit board
US5822030A (en) Liquid crystal display device, its mounting structure and electronic device
US8792242B2 (en) Control unit housing
JP5289712B2 (ja) シールドカバー取付け構造および表示装置
EP1610172B1 (en) Liquid crystal display device
US7309240B2 (en) Apparatus and electronic apparatus
JP4483258B2 (ja) コネクタ一体型プリント基板の接続構造
US9345134B2 (en) Printed wiring board
US9079546B2 (en) Vehicle-mounted information apparatus
US20030231275A1 (en) Liquid crystal display device
US7973874B2 (en) Flat panel display and backlight module thereof
EP1096300B1 (en) Liquid crystal display apparatus
US9825381B2 (en) Mounting and connector structure for electronic apparatus
US6178095B1 (en) Structure for fixing an element to a printed wiring board, and electronic equipment having the structure
JP4874612B2 (ja) 液晶表示モジュール
JP2008059804A (ja) 電子制御装置
US7656026B2 (en) Semiconductor device
US7172435B2 (en) Display device structure with circuit board secured to display panel and method of securing circuit board to panel thereof
JP2904449B2 (ja) 電子機器における実装構造
JPH0643472A (ja) 回路接続ユニット
JP2008166378A (ja) プリント回路板及びプリント回路板を備えた電子機器
JP2006065120A (ja) フラットパネル型表示装置
JP2006128167A (ja) 電子装置およびフレキシブルプリント基板
JP2002076525A (ja) プリント配線板
JP2007234673A (ja) 電子装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees