JP2009140552A - 光ディスク装置及び光情報記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、オーバライトを防止することができる。
【解決手段】本発明は、サーボ層104に形成されたトラックを基準にして当該サーボ層104から所定の深さdにある目標マーク位置に記録マークRMを形成する、いわゆるリファレンスサーボ方式の光ディスク装置20において、既に情報が記録された記録済領域である記録済トラックRRzを有する記録層101に対して新たな情報を記録する情報記録処理の開始時に、終端情報としての終端アドレス情報が表すアドレス情報により記録済トラックRRzの終端を認識し、記録済トラックの終端と新たに情報を記録する記録予定トラックRRaの始端とを任意のガードトラック数である設定ガードトラック数だけ離すように、目標マーク位置を設定するようにした。
【選択図】図18

Description

本発明は光ディスク装置及び光情報記録方法に関し、例えば光ビームを用いて記録媒体に情報を記録する光ディスク装置に適用して好適なものである。
従来、光ディスク装置としては、円盤状の光ディスクを情報記録媒体として用いるものが広く普及しており、一般にCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)及びBlu−ray Disc(登録商標、以下BDと呼ぶ)等が用いられている。
かかる光ディスクの中には、図1(A)に示すように、所定の反射率で光ビームを反射する信号記録層SRを複数有する多層ディスクDCが存在する。このような多層ディスクDCに対応する光ディスク装置では、予め信号記録層SRに記録されたアドレス情報を読み出すことにより、信号記録層SRにおいて光ビームLmを照射すべき所望のトラック(以下、これを所望トラックと呼ぶ)に対して光ビームLmを照射するようになされている。
ところで光ディスク装置では、音楽コンテンツや映像コンテンツ等の各種コンテンツ、或いはコンピュータ用の各種データ等のような種々の情報を光ディスクに記録するようになされている。特に近年では、映像の高精細化や音楽の高音質化等により情報量が増大し、また1枚の光ディスクに記録するコンテンツ数の増加が要求されているため、当該光ディスクのさらなる大容量化が求められている。
上述した多層ディスクDCでは、信号記録層SRの数を増大させることにより、その記憶容量を大きくすることができる。しかしながらこの光ディスクDCでは、信号記録層SR及び信号記録層SR間に存在する中間層SMを順次積層することにより信号記録層SRを多層化する必要があり、各層の歩留まりが積算されることを考えると製造上の観点から大容量化に限界がある。
そこで、光ディスクを大容量化する手法の一つとして、図1(B)に示すように、一様に形成された記録層101内において厚み方向に複数の記録マークRMを形成して情報を記録するようになされたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる構成の光ディスク装置に対応した光ディスク100では、図2(A)に示すように、記録層101内における仮想のトラック(以下、これを仮想トラックと呼ぶ)TR上に記録マークを形成することが想定されているものの、記録層内101が一様であり、当該記録層101内には位置の目印となり得るものが存在しない。なお以下、説明の便宜上、厚み方向に複数存在する仮想トラックTRを図2(B)のように円筒状に繋げて表す。
このため光ディスク100では、図1(B)及び図2(A)に示したように、トラック等が形成されたサーボ層SSを別途設け、当該サーボ層SSを光ディスク100における厚さ方向の基準位置として当該記録層101内の所望箇所に記録マークRMを形成するようになされている。
すなわち光ディスク装置では、例えば波長660[nm]でなる赤色光ビームLrをサーボ層SSに対して合焦させると共に、赤色光ビームLrの焦点Frから所定の深さdだけずれた位置に波長405[nm]でなる所定の青色光ビームLbを合焦させる。これにより光ディスク装置では、赤色光ビームFrの焦点Frの位置する当該サーボ層SSから所定の深さdにある目標マーク位置に青色光ビームLbを照射するようになされている。
特開2007−220206公報(第1図、第4図及び第5図)
しかしながら、かかる構成の光ディスク装置では、青色光ビームLbの光軸Pがサーボ層SSに対して垂直に入射することを前提としている。このため光ディスク装置は、例えば図3に示すように、光ディスク100が傾斜し、青色光ビームLbの光軸Pbがサーボ層SSに対して垂直とならない(すなわちチルトが発生した)場合には、仮想トラックTR上からずれた位置に青色光ビームLbを照射してしまう。
この場合光ディスク装置では、実際に記録マークが形成される記録トラックRRを仮想トラックTRからずれた位置に形成してしまうことになる。
ここで光ディスク100は、例えば当該光ディスク100に対する情報の記録が中断された際に、光ディスク装置から当該光ディスク100が一旦取り出されて再装填されたり、当該光ディスク100が別の光ディスク装置に装填された場合、当該光ディスク100におけるチルトの発生状況が変化してしまう。
例えば図4に示すように、異なる方向にチルトが発生すると、既に情報を書き込んだ内周側の記録トラックRRに対して、新たな情報を書き込むべき外周側の記録トラックRRが重複してしまい、既に書き込まれた情報に対して新たな情報を重複して書き込んでしまう、いわゆるオーバライトが発生するという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、オーバライトを防止し得る光ディスク装置及び光情報記録方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明おいては、情報が記録される記録層と当該記録層における情報の記録位置を特定するためのトラックが設けられた位置決め層とを有する光ディスクに対して光ビームを照射する光ディスク装置であって、所定の位置決め用光ビームを位置決め層の所望トラックに合焦させながら当該位置決め用光ビームと光軸を共有する情報用光ビームの光軸方向の位置を位置決め層から相違させることにより、情報用光ビームを記録層内の目標位置に照射して情報を記録する情報記録部と、既に情報が記録された記録済領域を有する記録層に対して新たな情報を記録する際、記録済領域の終端を認識する終端認識部と、記録済領域の終端と新たに情報を記録する記録予定領域の始端とを任意のガードトラック数だけ離すように、目標位置を設定する目標位置設定部とを設けるようにした。
これにより、目標位置と記録済領域との間に生じるずれと、目標位置と記録予定領域との間に生じるずれを記録済領域と記録予定領域との間に形成された領域によって吸収することができ、記録済領域と記録予定領域とが重複することを防止することができる。
さらに本発明では、情報が記録される記録層と当該記録層における情報の記録位置を特定するためのトラックが設けられた位置決め層とを有する光ディスクに対し、所定の位置決め用光ビームを位置決め層の所望トラックに合焦させながら当該位置決め用光ビームと光軸を共有する情報用光ビームの光軸方向の位置を位置決め層から相違させることにより、情報用光ビームを記録層内の目標位置に照射して情報を記録する際の光情報記録方法であって、既に情報が記録された記録済領域を有する記録層に対して新たな情報を記録する際、記録済領域の終端を認識する終端認識ステップと、記録済領域の終端と新たに情報を記録する記録予定領域の始端とを任意のガードトラック数だけ離すように、目標位置を設定する目標位置設定ステップとを設けるようにした。
これにより、目標位置と記録済領域との間に生じるずれと、目標位置と記録予定領域との間に生じるずれを記録済領域と記録予定領域との間に形成された領域によって吸収することができ、記録済領域と記録予定領域とが重複することを防止することができる。
本発明によれば、目標位置と記録済領域との間に生じるずれと、目標位置と記録予定領域との間に生じるずれを記録済領域と記録予定領域との間に形成された領域によって吸収することができ、記録済領域と記録予定領域とが重複することを防止することができ、かくしてオーバライトを防止し得る光ディスク装置及び光情報記録方法を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)光ディスクの構成
(1−1)光ディスクの層構造
まず、本発明において光情報記録媒体として用いられる光ディスク100について説明する。図5に外観図を示すように、光ディスク100は、全体として従来のCD、DVD及びBDと同様に直径約120[mm]の円盤状に構成されており、中央部分に孔部100Hが形成されている。
また光ディスク100は、図6に断面図を示すように、情報を記録するための記録層101を中心に有しており、基板102及び103により当該記録層101を両面から挟むように構成されている。
因みに記録層101の厚さt1は約0.5[mm]、基板102及び103の厚さt2及びt3はいずれも約0.6[mm]となるようになされている。
基板102及び103は、例えばポリカーボネイトやガラス等の材料により構成されており、いずれも一面から入射される光をその反対面へ高い透過率で透過させるようになされている。また基板102及び103は、ある程度の強度を有しており、記録層101を保護する役割も担うようになされている。なお基板102及び103の表面については、無反射コーティングにより不要な反射が防止されるようになされていても良い。
また光ディスク100は、記録層101と基板103との境界面に反射層としてのサーボ層104を有している。サーボ層104は、誘電体多層膜等でなり、波長405[nm]の青色レーザ光でなる青色光ビームLb1を透過する一方、波長660[nm]の赤色レーザ光でなる赤色光ビームLr1を反射する。
またサーボ層104は、トラッキングサーボ用の案内溝を形成しており、具体的には、一般的なDVD−R(Recordable)等と同様に、ランド及びグルーブにより螺旋状のトラックを形成しており、そのトラックピッチが0.74[μm]でなる。このトラックには、所定の記録単位ごとに一連の番号でなるアドレスが付されており、情報を記録又は再生するトラックを当該アドレスにより特定し得るようになされている。
なおサーボ層104(すなわち記録層101と基板103との境界面)には、案内溝に代えてピット等が形成され、或いは案内溝とピット等とが組み合わされていても良い。
このサーボ層104は、基板102側から赤色光ビームLr1が照射された場合、これを当該基板102側へ反射する。以下、このとき反射された光ビームを赤色光ビームLr2と呼ぶ。
この赤色光ビームLr2は、例えば光ディスク装置において、目標とするトラック(以下目標トラックと呼ぶ)に対して、所定の対物レンズOLにより集光された赤色光ビームLr1の焦点Frを合わせるため、対物レンズOLの位置制御(すなわちフォーカス制御及びトラッキング制御)に用いられることが想定されている。
実際上、光ディスク100に情報が記録されるとき、図6に示したように、位置制御された対物レンズOLにより赤色光ビームLr1が集光され、サーボ層104の目標トラックに合焦される。
また、当該赤色光ビームLr1と光軸Lxを共有し当該対物レンズOL1により集光され青色光ビームLb1が、基板102を透過し、記録層101内における当該所望トラックに相当する位置に合焦される。このとき青色光ビームLb1の焦点Fbは、対物レンズOLを基準として、共通の光軸Lx上における焦点Frよりも遠く、すなわち「奥側」に位置することになる。
このとき記録層101内には、青色光ビームLb1が記録処理時に使用される記録用青色光ビームLb1wである場合には、当該記録用青色光ビームLb1wが集光されて所定強度以上となった部分(すなわち焦点Fb周辺)の屈折率を変化させることにより記録マークRMが形成される。
因みにこの光ディスク100では、いわゆるランドグルーブ記録と同様に、サーボ層104が有するランド及びグルーブの双方に対して赤色光ビームLr1を合焦させてトラッキング制御を行うようになされている。これにより光ディスク100では、サーボ層104のトラックピッチ(0.74[μm])の1/2倍となる0.37[μm]のトラックピッチで記録マークRMを記録層101内に形成するようになされている。
さらに光ディスク100は、記録層101の厚さt1(=0.5[mm])が記録マークRMの高さRMhよりも充分に大きくなるよう設計されている。このため光ディスク100は、記録層101内におけるサーボ層104からの距離(以下、これを深さと呼ぶ)dが切り換えられながら記録マークRMが記録されることにより、図7(A)及び(B)に示すように、複数のマーク記録層を当該光ディスク100の厚さ方向に重ねた多層記録を行い得るようになされている。
この場合、光ディスク100の記録層101内において、記録用青色光ビームLb1wの焦点Fbの深さが調整されることにより、記録マークRMの深さが変更されることになる。例えば光ディスク100は、図7(A)に示すように、記録マークRM同士の相互干渉等を考慮してマーク記録層同士の距離p3が約25[μm]に設定されれば、記録層101内に約20層のマーク記録層を形成することができる。なお距離p3については、約25[μm]とする以外にも、記録マークRM同士の相互干渉等を考慮した上で他の種々の値としても良い。
一方、光ディスク100は、情報が再生されるとき、当該情報を記録したときと同様に、対物レンズOL1により集光された赤色光ビームLr1がサーボ層104の目標トラックに合焦されるよう、当該対物レンズOLが位置制御されるようになされている。
さらに光ディスク100は、同一の対物レンズOLを介して集光される読出用青色光ビームLb1rの焦点Fbが、記録層101内における当該目標トラックの「奥側」に相当し、かつ目標深さとなる目標位置(以下、これを目標マーク位置と呼ぶ)に合焦されるようになされている。
このとき焦点Fbの位置に記録されている記録マークRMは、周囲との屈折率の相違により読出用青色光ビームLb1rを反射させ、当該目標マーク位置に記録されている記録マークRMから、青色光ビームLb2を発生する。
このように光ディスク100は、情報が記録される場合、位置制御用の赤色光ビームLr1、記録用青色光ビームLb1wが用いられることにより、記録層101内において焦点Fbが照射される位置、すなわちサーボ層104における目標トラックの奥側となり且つ目標深さとなる目標マーク位置に、当該情報として記録マークRMが形成されるようになされている。
また光ディスク100は、記録済みの情報が再生される場合、位置制御用の赤色光ビームLr1及び読出用の青色光ビームLb1rが用いられることにより、焦点Fbの位置、すなわち目標マーク位置に記録されている記録マークRMから、青色光ビームLb2を発生させるようになされている。
(1−2)光ディスク装置の構成
次に、上述した光ディスク100に対応した光ディスク装置20について説明する。光ディスク装置20は、図8に示すように、制御部21により全体を統括制御するようになされている。
制御部21は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、図示しないROM(Read Only Memory)から基本プログラムや情報記録プログラム等の各種プログラムを読み出し、これらを図示しないRAM(Random Access Memory)に展開することにより、情報再生処理及び情報記録処理等の各種処理を実行するようになされている。
例えば制御部21は、例えば外部機器(図示せず)から情報再生命令及び当該記録情報のアドレスを示す再生アドレス情報を受け付けると、情報再生処理を開始し、駆動制御部22に対して駆動命令を供給すると共に、再生処理命令を信号処理部23へ供給する。
駆動制御部22は、駆動命令に従い、スピンドルモータ24を駆動制御することにより光ディスク100を所定の回転速度で回転させると共に、スレッドモータ25を駆動制御することにより、光ピックアップ26を移動軸25A及び25Bに沿って光ディスク100の径方向(すなわち内周方向又は外周方向)における再生アドレス情報に対応した位置へ移動させる。
光ピックアップ26は、駆動制御部22(図4)の制御に基づいてフォーカス制御及びトラッキング制御を行うことにより、光ディスク100の記録層101における再生アドレス情報により示されるトラック(すなわち目標トラック)に読出用青色光ビームLb1rの照射位置を合わせ、目標マーク位置に対して所定光量の光ビームを照射する。このとき光ピックアップ26は、光ディスク100における記録層101の記録マークRMから発生される青色光ビームLb2を検出し、その光量に応じた検出信号を信号処理部23へ供給するようになされている。
信号処理部23は、供給された検出信号に対して所定の復調処理や復号化処理等の各種信号処理を施すことにより再生情報を生成し、この再生情報を制御部21へ供給する。これに応じて制御部21は、この再生情報を外部機器(図示せず)へ送出するようになされている。
そして制御部21は、外部機器から情報再生処理を終了する旨の再生終了命令を受け付けると、情報再生処理を終了する。
また制御部21は、光ディスク100が装填された状態で、図示しない外部機器等から情報記録命令及び記録情報を受け付けると、情報記録処理を開始し、記録層101における最内周領域から既に記録マークが形成されたトラック(以下、これを記録済トラックと呼ぶ)RRzの終端を示す終端アドレス情報を読み出し、RAMに一時記憶する。
さらに制御部21は、終端アドレス情報に基づいて記録アドレス情報を生成し(詳しくは後述する)、これを駆動制御部22へ供給すると共に、記録情報を信号処理部23へ供給する。因みに記録アドレス情報は、光ディスク100の記録層101に付されたアドレスのうち、記録情報を記録すべきトラック(以下、これを記録予定トラックと呼ぶ)RRaの始端を表すアドレス(すなわち書き込みを開始する目標マーク位置)を示す情報である。
駆動制御部22は、情報を記録する場合と同様、スピンドルモータ24を駆動制御することにより光ディスク100を所定の回転速度で回転させると共に、スレッドモータ25を駆動制御することにより光ピックアップ26を再生アドレス情報に対応した位置へ移動させる。
信号処理部23は、供給された記録情報に対して所定の符号化処理や変調処理等の各種信号処理を施すことにより記録信号を生成し、これを光ピックアップ26へ供給する。
光ピックアップ26は、駆動制御部22(図4)の制御に基づいてフォーカス制御及びトラッキング制御を行うことにより、光ディスク100の記録層101における記録アドレス情報により示されるトラックに記録用青色光ビームLb1wの照射位置を合わせ、信号処理部23からの記録信号に応じた記録マークRMを目標マーク位置に記録する。
そして制御部21は、外部機器から情報記録処理を終了する旨の記録終了命令を受け付けると、記録層101のマーク記録層における最内周領域に終端アドレス情報を記録し、情報記録処理を終了する。
このように光ディスク装置20は、制御部21によって光ピックアップ26を制御することにより、光ディスク100の記録層101における目標マーク位置に情報を記録し、また当該目標マーク位置から情報を再生するようになされている。
(1−3)光ピックアップの構成
次に、光ピックアップ26の構成について説明する。この光ピックアップ26では、図9に示すように、サーボ制御のためのサーボ光学系30と、情報の再生又は記録のための情報光学系50を有している。
光ピックアップ26は、レーザダイオード31から出射したサーボ光としての赤色光ビームLr1及びレーザダイオード51から出射した青色光ビームLb1(読出用青色光ビームLb1r又は記録用青色光ビームLb1w)をそれぞれサーボ光学系30及び情報光学系50を介して同一の対物レンズ40へ入射し、光ディスク100にそれぞれ照射するようになされている。
(1−3−1)赤色光ビームの光路
図10に示すように、サーボ光学系30では、対物レンズ40を介して赤色光ビームLr1を光ディスク100に照射すると共に、当該光ディスク100に反射されてなる赤色光ビームLr2をフォトディテクタ43で受光するようになされている。
すなわちレーザダイオード31は、制御部21(図8)の制御に基づいて発散光でなる所定光量の赤色光ビームLr1を発射し、コリメータレンズ33へ入射させる。コリメータレンズ33は、赤色光ビームLr1を発散光から平行光に変換し、偏光ビームスプリッタ34へ入射させる。
偏光ビームスプリッタ34は、反射透過面34Sにより、P偏光の光ビームをほぼ全て透過し、S偏光の光ビームをほぼ全て反射するようになされている。そして偏光ビームスプリッタ34は、P偏光でなる赤色光ビームLr1のほぼ全てを透過させ、1/4波長板36へ入射する。
1/4波長板36は、P偏光でなる赤色光ビームLr1を例えば左円偏光に変換し、ダイクロイックプリズム37へ入射する。ダイクロイックプリズム37は、反射透過面37Sによって光ビームの波長に応じて当該光ビームを反射又は透過させるようになされており、これにより赤色光ビームLr1を反射して対物レンズ40へ入射する。
対物レンズ40は、赤色光ビームLr1を集光し、光ディスク100のサーボ層104へ向けて照射する。このとき赤色光ビームLr1は、図2に示したように、基板102を透過しサーボ層104において反射されて、赤色光ビームLr1と反対方向へ向かい、赤色光ビームLr1と逆回りの偏光方向でなる赤色光ビームLr2となる。
この後、赤色光ビームLr2は、対物レンズ40によって平行光に変換された後、ダイクロイックプリズム37へ入射される。ダイクロイックプリズム37は、赤色光ビームLr2を反射し、これを1/4波長板36へ入射する。
1/4波長板36は、右円偏光でなる赤色光ビームLr2をS偏光に変換し、偏光ビームスプリッタ34へ入射する。偏光ビームスプリッタ34は、S偏光でなる赤色光ビームLr2を反射させ、マルチレンズ41へ入射する。
マルチレンズ41は、赤色光ビームLr2を収束させ、シリンドリカルレンズ42により非点収差を持たせた上で当該赤色光ビームLr2をフォトディテクタ43へ照射する。
ところで光ディスク装置20では、回転する光ディスク100における面ブレ等が発生する可能性があるため、対物レンズ40に対する目標トラックの相対的な位置が変動する可能性がある。
このため、赤色光ビームLr1の焦点Fr(図6)を目標トラックに追従させるには、当該焦点Frを光ディスク100に対する近接方向又は離隔方向であるフォーカス方向及び光ディスク100の内周側方向又は外周側方向であるトラッキング方向へ移動させる必要がある。
そこで対物レンズ40は、2軸アクチュエータ40Aにより、フォーカス方向及びトラッキング方向の2軸方向へ駆動され得るようになされている。
またサーボ光学系30(図10)では、対物レンズ40により赤色光ビームLr1が集光され光ディスク100のサーボ層104へ照射されるときの合焦状態が、マルチレンズ41により赤色光ビームLr2が集光されフォトディテクタ43に照射されるときの合焦状態に反映されるよう、各種光学部品の光学的位置が調整されている。
フォトディテクタ43は、赤色光ビームLr2の光量に応じた検出信号を生成し、信号処理部17へ送出する信号処理部23(図8)へ送出する。
信号処理部23は、赤色光ビームLr1の焦点Frと光ディスク100のサーボ層104とのずれ量を表すフォーカスエラー信号SFEs及び焦点Frと光ディスク100のサーボ層104における目標トラックとのずれ量を表すトラッキングエラー信号STErを算出し、これを駆動制御部22へ供給する。
駆動制御部22は、フォーカスエラー信号SFEsを基にフォーカス駆動信号SFDrを生成し、当該フォーカス駆動信号SFDrを2軸アクチュエータ40Aへ供給することにより、赤色光ビームLr1が光ディスク100のサーボ層104に合焦するよう、対物レンズ40をフィードバック制御(すなわちフォーカス制御)する。
また駆動制御部22は、トラッキングエラー信号STErを基にトラッキング駆動信号STDrを生成し、当該トラッキング駆動信号STDrを2軸アクチュエータ40Aへ供給することにより、赤色光ビームLr1が光ディスク100のサーボ層104における目標トラックに合焦するよう、対物レンズ40をフィードバック制御(すなわちトラッキング制御)する。
このようにサーボ光学系30は、赤色光ビームLr1を光ディスク100のサーボ層104に照射し、その反射光である赤色光ビームLr2の受光結果を信号処理部23へ供給するようになされている。これに応じて駆動制御部22は、当該赤色光ビームLr1を当該サーボ層104の目標トラックに合焦させるよう、対物レンズ40のフォーカス制御及びトラッキング制御を行うようになされている。
(1−3−2)青色光ビームの光路
一方情報光学系50では、図9と対応する図11に示すように、対物レンズ40を介してレーザダイオード51から出射した青色光ビームLb1を光ディスク100に照射すると共に、当該光ディスク100に反射されてなる青色光ビームLb2をフォトディテクタ60で受光するようになされている。
すなわちレーザダイオード51は、制御部21(図5)の制御に基づいて発散光でなる所定光量の青色光ビームLb1を発射し、コリメータレンズ52へ入射する。コリメータレンズ52は、青色光ビームLb1を発散光から平行光に変換し、偏光ビームスプリッタ54へ入射する。
偏光ビームスプリッタ54は、反射透過面54Sにより、P偏光の光ビームをほぼ全て透過し、S偏光の光ビームをほぼ全て反射するようになされている。そして偏光ビームスプリッタ54は、P偏光でなる青色光ビームLb1を透過させ、球面収差などを補正するLCP(Liquid Crystal Panel)56を介して1/4波長板57へ入射する。
1/4波長板57は、青色光ビームLb1をP偏光から例えば左円偏光に変換してリレーレンズ58へ入射する。
リレーレンズ58は、可動レンズ58Aにより青色光ビームLb1を平行光から収束光に変換し、収束後に発散光となった当該青色光ビームLb1を固定レンズ58Bにより再度収束光に変換し、ミラー59へ入射させる。
ここで可動レンズ58Aは、図示しないアクチュエータにより青色光ビームLb1の光軸方向に移動されるようになされている。実際上、リレーレンズ58は、制御部21(図5)の制御に基づきアクチュエータによって可動レンズ58Aを移動させることにより、固定レンズ58Bから出射される青色光ビームLb1の収束状態を変化させ得るようになされている。
ミラー59は、青色光ビームLb1を反射することにより、円偏光でなる当該青色光ビームLb1の偏光方向を反転させる(例えば左円偏光から右円偏光へ)と共にその進行方向を偏向させ、ダイクロイックプリズム37へ入射する。ダイクロイックプリズム37は、反射透過面37Sにより当該青色光ビームLb1を透過させ、これを対物レンズ40へ入射する。
対物レンズ40は、青色光ビームLb1を集光し、光ディスク100へ照射する。このとき青色光ビームLb1は、図2に示したように、基板102を透過し、記録層101内に合焦する。
ここで当該青色光ビームLb1の焦点Fbの位置は、リレーレンズ58の固定レンズ58Bから出射される際の収束状態により定められることになる。すなわち焦点Fbは、可動レンズ58Aの位置に応じて記録層101内をフォーカス方向に移動することになる。
具体的に情報光学系50は、可動レンズ58Aの移動距離と青色光ビームLb1の焦点Fbの移動距離とがほぼ比例関係となるように設計されており、例えば可動レンズ58Aを1[mm]移動させると、青色光ビームLb1の焦点Fbが30[μm]移動するようになされている。
実際上、情報光学系50は、制御部21(図5)により可動レンズ58Aの位置が制御されることにより、光ディスク100の記録層101内における青色光ビームLb1の焦点Fb(図2)の深さd(すなわちサーボ層104からの距離)を調整し、目標マーク位置に焦点Fbを合致させるようになされている。
このように情報光学系50は、サーボ光学系30によるサーボ制御された対物レンズ40を介して青色光ビームLbを照射することにより、青色光ビームLb1の焦点Fbのトラッキング方向を目標マーク位置に合致させ、さらにリレーレンズ58における可動レンズ58Aの位置に応じて当該焦点Fbの深さdを調整することにより、焦点Fbのフォーカス方向を目標マーク位置に合致させるようになされている。
そして青色光ビームLb1は、光ディスク100に対して情報を記録する記録処理の際、対物レンズ40によって焦点Fbに集光され、当該焦点Fbに記録マークRMを形成する。
一方青色光ビームLb1は、光ディスク100に記録された情報を読み出す再生処理の際、焦点Fbに記録マークRMが記録されていた場合には、焦点Fbに集光した読取用光ビームFb1rが当該記録マークRMによって青色光ビームLb2として反射され、対物レンズ40へ入射される。このとき青色光ビームLb2は、記録マークRMによる反射によって、円偏光における偏光方向が反転(例えば右円偏光から左円偏光へ)される。
他方青色光ビームLb1は、焦点Fbに記録マークRMが記録されていない場合には、焦点Fbに収束した後に再び発散し、サーボ層104によって反射され、青色光ビームLb2として対物レンズ40へ入射される。このとき青色光ビームLb2は、サーボ層104による反射によって、円偏光における回転方向が反転(例えば右円偏光から左円偏光へ)される。
対物レンズ40は、青色光ビームLb2をある程度収束させ、ダイクロイックプリズム37へ入射する。ダイクロイックプリズム37は、青色光ビームLb2を透過させ、ミラー59へ入射する。
ミラー59は、青色光ビームLb2を反射することにより、円偏光でなる当該青色光ビームLb1の偏光方向を反転させる(例えば左円偏光から右円偏光へ)と共にその進行方向を偏向させ、リレーレンズ58へ入射する。
リレーレンズ58は、青色光ビームLb2を平行光に変換し、1/4波長板57へ入射する。1/4波長板52は、円偏光でなる青色光ビームLb2を直線偏光(例えば右円偏光からS偏光)に変換し、LCP56を介して偏光ビームスプリッタ54に入射する。
偏光ビームスプリッタ54は、S偏光でなる青色光ビームLb2を偏光面54Sによって反射し、マルチレンズ58へ入射させる。マルチレンズ58は、青色光ビームLb2を集光し、ピンホール板59を介してフォトディテクタ60へ照射させる。
ピンホール板59は、マルチレンズ57(図9)により集光される青色光ビームLb2の焦点を孔部59H内に位置させるよう配置されており、当該青色光ビームLb2をそのまま通過させることになる。
一方ピンホール板59は、例えば光ディスク100における基板102の表面や、目標マーク位置とは異なる位置に存在する記録マークRM、サーボ層104などから反射されるような焦点の異なる光(以下、これを迷光と呼ぶ)をほぼ遮断することになる。この結果、フォトディテクタ60は、迷光の光量を殆ど検出することがない。
この結果、フォトディテクタ60は、迷光の影響を受けることなく、青色光ビームLb2の光量に応じた検出信号SDbを生成し、これを信号処理部23(図5)へ供給するようになされている。
この場合、再生検出信号SDbは、光ディスク100に記録マークRMとして記録されている情報を精度良く表すものとなる。このため信号処理部23は、再生検出信号SDbに対して所定の復調処理や復号化処理等を施すことにより再生情報を生成し、この再生情報を制御部21へ供給するようになされている。
このように情報光学系50は、光ディスク100から対物レンズ40へ入射される青色光ビームLb2を受光し、その受光結果を信号処理部23へ供給するようになされている。
(2)オーバライトの防止
ところで光ディスク装置20では、上述したように、当該光ディスク100に対する情報の記録が中断された際に、光ディスク装置から当該光ディスク100が一旦取り出されて再装填されり、当該光ディスク100が別の光ディスク装置に装填された場合、当該光ディスク100におけるチルトの発生状況が変化し、オーバライトが発生する危険性がある。
ここで記録層101内における各マーク記録層は、図12(A)に示すように、らせん状の仮想トラックTR上に記録マークRMが形成されることが想定されている。この光ディスク100では、内周側から外周側に向けて順に記録マークRMが形成される、いわゆる追記型でなる。すなわち光ディスク装置20は、内周側の仮想トラックTRから外周側の仮想トラックTRに向けて順に記録マークRMを形成する。なお上述したように光ディスク装置20は、ランドグルーブ記録を行うため、仮想トラックTRは2重らせん状に形成されている。
このとき光ディスク100の半径方向に引かれたある基準線TSからスタートして当該基準線TSに到達するまでの1周を一つの仮想トラックTRとする。すなわち記録層101内の各マーク記録層には、周回数と同じトラック数だけ仮想トラックTRが存在するものとする。
また、青色光ビームLb1が照射されるべき目標マーク位置が存在する仮想トラックTRを目標トラックTRt(n)と表す。またこの目標トラックTRt(n)を基準として1トラック、2トラック、3トラック・・・内周側のトラックをそれぞれ仮想トラックTR(n−1)、仮想トラックTR(n−2)、仮想トラックTR(n−3)・・・と表す。
同様にして、この目標トラックTRt(n)を基準として1トラック、2トラック、3トラック・・・外周側のトラックを、それぞれ仮想トラックTR(n+1)、仮想トラックTR(n+2)、仮想トラックTR(n+3)・・・と表す。
ここで各マーク記録層では、内周側から外周側に向けて記録マークRMが形成される。このため、実際に記録マークRMが記録されるトラック(以下、これを記録トラックRRと呼ぶ)については、現在の目標マーク位置が存在する(すなわち現在記録マークRMを形成中の)記録中トラックRRt(n)を基準として、内周側には記録マークRMが形成されているものの、外周側には記録マークRMが形成されていないことになる。
そこで記録トラックRRについては、記録中トラックRRt(n)を基準として内周側に存在するトラックを記録済トラックRRzとし、1トラック、2トラック、3トラック・・・内周側のトラックを、それぞれ記録済トラックRRz(n−1)、記録済トラックRRz(n−2)、記録済トラックRRz(n−3)・・・と表す。
また記録中トラックRRt(n)を基準として外周側に形成する予定のトラックを記録予定トラックRRaとし、1トラック、2トラック、3トラック・・・外周側のトラックを、それぞれ記録予定トラックRRa(n+1)、記録予定トラックRRa(n+2)、記録予定トラックRRa(n+3)・・・と表す。
図13(A)に示すように、サーボ層104にはグルーブG及びランドLが形成されている。仮想トラックTRは当該グルーブG及びランドLに対応して、当該グルーブG及びランドLを光ディスク100の厚さ方向に水平移動させた位置に存在すると想定されている。
図13(B)に示すように、光ディスク100に例えばチルト+方向のチルトが発生した場合、青色光ビームLb1の光軸Lxがサーボ層104に対して傾斜することにより、当該光軸Lxがずれ+方向にトラックずれ量δ(図では約1.5トラック)だけずれることになる。
この結果図14に示すように、記録トラックRRは、仮想トラックTRからずれ+方向にトラックずれ量δだけずれた位置に形成される。
なお図示しないが、光ディスク100にチルト−方向のチルトが発生した場合も同様であり、青色光ビームLb1の光軸Lxがずれ−方向にずれることにより、記録トラックRRが仮想トラックTRからずれ−方向にトラックずれ量δだけずれた位置に形成される。
図15に、仮想トラックTR(図15(A))と、+方向にチルトが発生した場合((図15(B))と、−方向にチルトが発生した場合(図15(C))とにおける、仮想トラックTR及び記録トラックRRの位置関係を示している。
図15(B)では、チルト+方向にチルトが発生したことにより、仮想トラックTRを基準としてずれ+方向に2トラック分のトラックずれ量δが生じている。図15(C)では、チルト−方向にチルトが発生したことにより、仮想トラックTRを基準としてずれ−方向に2トラック分のトラックずれ量δが生じている。
図15(B)及び(C)では、互いに逆方向にチルトが発生した結果、図15(A)に示す仮想トラックTRを基準として、互いに逆方向に記録トラックRRがずれている。このため図15(B)及び(C)の記録トラックRR間には、図15(D)に示すように、トラックずれ量δの2倍、すなわち合計4トラック分のずれが発生している。
図16に示すように、例えばチルト+方向にチルトが発生した状態で、前回の情報記録処理を実行し、さらにチルト−方向にチルトが発生した状態で、今回の情報記録処理を実行する場合について考える。
図16(A)に示すように、前回の情報記録処理において+方向のチルトが発生した結果、記録済トラックRRzが2トラック分だけずれ+方向にずれており、記録済トラックRRzと目標トラックTRtとの間に2トラック分のトラックずれ量δが発生している。例えば記録済トラックRRz(n−1)は、仮想トラックTR(n−1)から2トラックずれた仮想トラックTR(n+1)に位置することになる。
すなわち光ディスク装置20は、仮想トラックTRに従って情報の記録の有無を管理するため、前回の情報記録処理においてチルトが発生した結果、実際には仮想トラックTR(n+1)に相当する位置にまで情報が記録されているにも拘らず、仮想トラックTR(n−1)にまでしか情報が記録されていないと認識している。
また図16(B)に示すように、今回の情報記録処理においては、前回とは逆となるチルト−方向のチルトが発生した結果、記録予定トラックRRaが仮想トラックTRからずれ−方向にずれ、当該記録トラックRRaと仮想トラックTRとの間に、2トラック分のトラックずれ量δが発生している。例えば記録予定トラックRRa(n)は、目標トラックTR(n)から2トラックずれた仮想トラックTR(n+2)に位置することになる。
この結果図16(C)に示すように、記録済トラックRRzから見ると、記録予定トラックRRaはずれ−方向に4トラックずれて位置していることになる。
従って仮想トラックTR(n−1)にまでしか情報が記録されていないと認識している光ディスク装置20が仮に次の目標トラック(n)から記録を開始すると、記録済トラックRR(n−4)から記録を開始することになってしまい、4トラック分オーバライトしてしまうことになる。
すなわち記録層101内では、チルトが互いに逆方向に発生すると、チルトの発生に応じたトラックずれ量δの2倍までオーバライトしてしまう可能性があるといえる。
また図17に示すように、トラックずれ量δは、記録層101におけるサーボ層104から青色光ビームLb1の焦点Fbの深さdに応じて変化し、焦点Fbの深さdが大きくなればトラックずれ量δが大きくなり、当該焦点Fbの深さdが小さくなればトラックずれ量δが小さくなる。
ここで図18に示すように、焦点Fbの深さをd、記録層101の屈折率をn、光ディスク100の垂線(以下、これをディスク垂線と呼ぶ)Lvに対する青色光ビームLb1の光軸Lxの角度(以下、これをチルト量と呼ぶ)をθとすると、スネルの法則により記録層101内における光軸Lxのディスク垂線Lvに対する角度(以下、これを記録層内角度と呼ぶ)φを(2)式によって表すことができる。
Figure 2009140552
チルト量θ及び記録層内角度φは、1°未満の非常に小さい値であることが想定されることから、sinθ及びsinφをそれぞれθ及びφに近似すると、(2)式を(3)式のように表すことができる。
Figure 2009140552
(3)式を変形すると、(4)式のように表すことができる。
Figure 2009140552
また、トラックずれ量δを斜辺lを有する直角三角形における一辺とみなすことにより、焦点Fbの深さd及び記録層内角度φを用いてトラックずれ量δを(5)式のように表すことができる。
Figure 2009140552
sinφと同様にtanφをφに近似すると、(5)式を(6)式のように表すことができる。
Figure 2009140552
(6)式に(5)式を代入すると、(7)式のように表すことができる。
Figure 2009140552
これによりチルト量θと記録層101の屈折率nと焦点Fbの深さdとから、(7)式に従ってトラックずれ量δを算出することができる。
ここで記録層101では、トラックずれ量δの2倍までオーバライトしてしまう可能性がある。そこで光ディスク装置20では、想定される最大のチルト量θ(以下、これを想定チルト量θMAXと呼ぶ)の2倍以上のトラック数だけ、記録マークRMを形成しないガードトラックを設けることにより、オーバライトを防止するようになされている。
ここで想定チルト量をθMAX(ただし、θはラジアン)とすると、オーバライトを防止するために必要となるガードトラックの数GNを(8)式に従って算出することができる。なお(8)式を満たす正の整数の内、最小の値を必要ガードトラック数GNMINとする。
Figure 2009140552
図19に、想定チルト量θMAXが0.3°(0.3°/360×2π[rad])、記録層101の屈折率nが1.5、マーク記録層の厚さp3が25[μm]、マーク記録層の層数が20層である場合に算出されるトラックずれ量δを示している。また記録層101における仮想トラックTRのトラックピッチを0.37[μm]としてトラックずれ量δをトラック数に換算した値と、各マーク記録層における必要ガードトラック数GNMINを併せて示している。
なお図19では、チルトの発生に応じて焦点Fbの深さdがマーク記録層内を変動する可能性があることを考慮して、深さdとしてマーク記録層の厚さp3(25[μm])にマーク記録層の層番号を乗算している。仮に焦点Fbがマーク記録層の各中心に照射されると考える場合には、深さdとして厚さp3に層番号を乗算した値から、厚さp3の1/2を減算した値を深さdとすることもできる。
なお図中では、サーボ層104側からカウントして層番号が1となるマーク記録層を「Layer1」、層番号が2となるマーク記録層を「Layer2」、層番号が3となるマーク記録層を「Layer3」・・・と表記している。
具体的に図20に示すように、光ディスク装置20の制御部21は、情報記録処理を開始すると、終端アドレス読出部21Aによって記録済トラックRRzの終端を表す終端アドレス情報を読み出す。さらに制御部21は、目標位置設定部21Bによって記録トラックRRzの終端と記録予定トラックRRaの始端とを設定ガードトラック数だけ離すように、次の目標マーク位置を表す記録アドレス情報を生成する。
すなわち目標位置設定部21の記録層判別部21Baは、終端アドレス情報が表すアドレスが存在するマーク記録層を判別する。
ここで制御部21は、マーク記録層と必要ガードトラック数GNMINとを対応付けてROM(図示しない)に予め記憶している。目標位置設定部21のガードトラック決定部21Bbは、マーク記録層に応じた必要ガードトラック数GNMINを選択し、これを設定ガードトラック数に決定する。
これによりガードトラック決定部21Bは、マーク記録層の深さdに応じた必要ガードトラック数GNMINだけガードトラックGTを設定し得るようになされている。
そして目標位置設定部21の記録アドレス生成部21Bcは、終端アドレス情報が表す記録済トラックRRzの終端のアドレスよりも設定ガードトラック数だけ後(外周側)のアドレスを表す記録アドレス情報を生成する。
これにより目標位置設定部21は、終端アドレス情報よりも先のアドレスを、記録を開始する目標マーク位置に設定することができ、記録済トラックRRzの終端と記録予定トラックRRaとの間にガードトラックGTを設けることができる。
例えば図21に示すように、目標位置設定部21は、終端アドレス情報が7層目のマーク記録層における仮想トラックTR(n)の最後を表していた場合には、次の仮想トラックTR(n+1)に対して4トラックだけ先となる仮想トラックTR(n+5)の最初を表す記録アドレス情報を生成する。
この場合、目標位置設定部21は、仮想トラックTR(n+1)から仮想トラックTR(n+4)までの計4トラックをガードトラックGTとすることができる。
なお実際上、制御部21は、終端アドレス情報及び記録アドレス情報をセクタ単位で管理している。このため記録アドレス生成部21Bcは、光ディスク100の半径方向の位置に応じて設定ガードトラック数に応じたセクタ数を算出し、終端アドレス情報に対して当該セクタ数を加算することにより記録アドレス情報を生成するようになされている。
これにより制御部21は、記録済トラックRRzと記録予定トラックRRaとを離隔することができるため、前回の情報記録処理において形成した記録トラックRRと今回の情報記録処理において形成した記録トラックRRとを重複させずに済み、オーバライトを防止し得るようになされている。
このとき制御部21は、必要ガードトラック数GNMINだけガードトラックGTを設定する。この結果、制御部21は、光ディスク100に対して前回の情報記録処理を行ったときに一方向の想定チルト量θMAXが発生しており、さらに今回の情報記録処理を行う際に前回と比較して、逆方向の想定チルト量θMAXが発生したような場合であっても、確実にオーバライトを確実に防止し得るようになされている。
このように光ディスク装置20は、チルトの発生状況が変化する可能性のある情報記録処理ごとに記録トラックRR間にガードトラックGTを設けることにより、記録トラックRRの仮想トラックTRからのずれをガードトラックGTによって吸収し、記録トラックRR同士が重複するオーバライトを防止し得るようになされている。
また光ディスク装置20は、チルトの発生に応じて仮想トラックTRからずれる記録済トラックRRzの終端部分及び記録予定トラックRRaの始端部分の位置が互いに重複することなくガードトラックGT内に収まるように、マーク記録層の深さdに応じて(8)式を満たすように設定ガードトラック数を決定することにより、確実にオーバライトを防止し得るようになされている。
(3)動作及び効果
以上の構成において、光ディスク装置20は、情報が記録される記録層101と当該記録層101における情報の記録位置を特定するためのトラックが設けられた位置決め層であるサーボ層104とを有する光ディスク100に対して光ビームとしての赤色光ビームLr1及び青色光ビームLb1を照射する。
光ディスク装置20は、所定の位置決め用光ビームである赤色光ビームLr1をサーボ層104の所望トラックに合焦させながら当該赤色光ビームLr1と光軸を共有する情報用光ビームである青色光ビームLb1の光軸方向の位置をサーボ層104から相違させることにより、青色光ビームLb1を記録層101内の目標マーク位置に照射して情報を記録する。
そして光ディスク装置20は、既に情報が記録された記録済領域である記録済トラックRRzを有する記録層101に対して新たな情報を記録する情報記録処理の開始時に、終端情報としての終端アドレス情報が表すアドレス情報により記録済トラックRRzの終端を認識し、記録済トラックの終端と新たに情報を記録する記録予定トラックRRaの始端とを任意のガードトラック数である設定ガードトラック数だけ離すように、目標マーク位置を設定するようにした。
これにより光ディスク装置20は、光ディスク100におけるチルトの発生状況(すなわちチルト量θ及びチルト方向)が変化する可能性のある情報記録処理ごとにガードトラックGTを設けることができる。
ここで光ディスク装置20は、チルトが発生すると、記録層101に記録マークRMが記録されると想定されている仮想トラックTR上から、実際に記録マークRMが記録された記録済トラックRRzや記録予定トラックRRaがずれてしまう。
この場合であっても光ディスク装置20では、仮想トラックTR上からずれて形成される記録済トラックRRzの終端部分及び記録予定トラックRRaの始端部分の記録マークRMをガードトラックGT内に形成することができる。この結果光ディスク装置20は、記録済トラックRRzの終端部分及び記録予定トラックRRaの始端部分の記録マークRMが重複するオーバライトを防止することができる。
また光ディスク装置20は、想定される最大のチルト量である想定チルト量をθMAX、位置決め層と目標マーク位置との距離(すなわち目標マーク位置の深さ)をd、記録層の屈折率をnとしたとき、ガードトラック数をGNとしたとき、(8)式を満たすガードトラック数GNを設定ガードトラック数として決定するようにした。
これにより光ディスク装置20は、光ディスク100のチルト量が想定チルト量θMAXであり、かつ記録済トラックRRzのずれの方向及び記録予定トラックRRaのずれの方向が互いに逆方向であるような場合であっても、記録済トラックRRz及び記録予定トラックRRaのトラックずれ量δをガードトラックGTによって吸収してオーバライトを確実に防止することができる。
さらに光ディスク装置20は、設定ガードトラック数として(8)式を満たすガードトラック数のうち、最小の値である必要ガードトラック数を選定するようにしたことにおyり、最小限必要なガードトラック数のみのガードトラックGTのみを設けることができ、光ディスク100としての記録容量を極力低下させずに済む。
ここでトラックずれ量δは、光ディスク100に同一のチルト量θが発生した場合であってもサーボ層104と目標マーク位置との距離である目標マーク位置の深さdによって変化する。光ディスク装置20は、目標マーク位置の深さdに応じて設定ガードトラック数を決定することにより、深さdに応じた最小限必要なガードトラック数のみのガードトラックGTを設けることができ、光ディスク100としての記録容量を極力低下させずに済む。
また光ディスク装置20は、記録層101に予め記録された記録済トラックRRzの終端を表す終端アドレス情報を読み出すことにより、当該終端アドレス情報に基づいて、簡易にかつ正確に記録済トラックRRzの終端を認識することができる。
さらに光ディスク装置20は、記録済トラックRRzの終端よりも設定ガードトラック数だけ先の位置を目標マーク位置に設定することにより、ガードトラックGTを必要最小限だけ設けるこができ、光ディスク100としての記録容量を極力低下させずに済む。
以上の構成によれば、光ディスク装置20は、サーボ層104に形成されたトラックを基準にして当該サーボ層104から所定の深さdにある目標マーク位置に記録マークRMを形成する、いわゆるリファレンスサーボ方式でなる光ディスク装置20においては、チルトの発生に起因して記録層101内の仮想トラックTRから記録トラックRRがずれてしまう。光ディスク装置20では、チルトの発生状況が変化する可能性がある情報記録処理ごとに記録トラックRR間にガードトラックGTを設けることにより、記録トラックRR同士が重なり合うことを防止し、かくしてオーバライトを防止する光ディスク装置及び記録方法を実現できる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、各マーク記録層に応じた必要ガードトラック数GNMINだけガードトラックを設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要ガードトラック数GNMIN以上のガードトラックが設けられれば良く、例えば最も深いマーク記録層における必要ガードトラック数のガードトラックを常に設けるようにしても良い。この場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また前回の情報記録処理の際に記録トラックRRの最終部分が形成されたマーク記録層の残りのトラックの全てをガードトラックとするようにしてもよい。この場合、例えば図22に示すように、現在情報記録処理の対象となっているマーク記録層を「Layer i」、当該「Layer i」よりも先に情報記録処理の対象となったマーク記録層を順に「Layer i−1」、「Layer i−2」・・・とする。また「Layer i」よりも後に情報記録処理の対象となるマーク記録層を順に「Layer i+1」、「Layer i+2」・・・とする。
すなわち制御部21は、情報記録処理を開始すると、終端アドレス読出部21Aによって終端アドレス情報を読み出す。さらに制御部21は、図23に示すように、記録層判別部21Baによって終端アドレス情報が表すアドレスが存在するマーク記録層「Layer i」がいずれのマーク記録層であるかを判別する。制御部21は、ガードトラック決定部21Bbによって当該「Layer i」の残り部分をガードトラックに設定することを決定する。
そして制御部21は、記録アドレス生成部21Bcによって終端アドレス情報が表すマーク記録層「Layer i」の次のマーク記録層「Layer i+1」の先頭部分を表すアドレス情報を記録アドレス情報として生成する。
このように制御部21は、情報が層状に記録されると想定される想定レイヤーであるマーク記録層を青色光ビームLb1の光軸方向に複数有しており、記録済トラックRRzの終端が存在するマーク記録層の次のマーク記録層の始端を目標マーク位置に設定することにより、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また上述の実施の形態においては、記録済トラックRRzの終端よりも設定ガードトラック数だけ先の位置を目標マーク位置に設定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば情報記録処理の終了時に、記録トラックRRzの終端よりも設定ガードトラック数だけ後のアドレス(すなわち記録開始位置)を終端アドレス情報として記録しておき、次の情報記録処理の開始時に、当該終端アドレス情報によって指定された記録開始位置を記録予定トラックRRaの始端として目標マーク位置を設定するようにしても良い。この場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに上述の実施の形態においては、終端アドレス情報によって記録トラックRRzの終端を認識するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その認識手法に制限はなく、例えば対物レンズ40をフォーカス方向、トラッキング方向、又はその両方に移動させて記録マークRMの有無を確認することにより、記録トラックRRzの終端を認識することもできる。
さらに上述の実施の形態においては、ガードトラックGTに情報を記録しないようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光ディスク100が書き換え型であった場合には、ガードトラックGTにダミーデータを記録するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、(3)式を満たすように設定ガードトラック数を決定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必ずしも(3)式を満たす必要はない。
さらに上述の実施の形態においては、予めマーク記録層に対応付けされた必要ガードトラック数がROMに記億されているようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばガードトラック決定部21Bbがマーク記録層の深さdから(3)式を用いて算出するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、情報記録処理ごとにガードトラックを設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要はチルトの発生状況が変化する可能性がある場合にガードトラックを設ければよく、例えば光ディスク100が装填され直したことを検出した場合にのみガードトラックを設けるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、位置決め用光ビームとして660[nm]の赤色光ビームLr1を用い、情報用光ビームとして405[nm]の青色光ビームLb1を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、適宜最適な波長でなる光ビームを選択して使用することができる。
例えば位置決め用光ビーム及び情報用光ビームとして共に405[nm]でなる青色光ビームを使用することも可能である。この場合サーボ層104には、青色光ビームに適した0.32[μm]のトラックピッチでなる一重らせん状のトラックが形成され、位置決め用光ビームがグルーブに合焦するようにトラッキング制御が実行されることにより、記録層101にも同様に0.32[μm]のトラックピッチで記録マークRMが形成される。この場合の必要ガードトラック数GNMINを図21に示している。
さらに上述の実施の形態においては、記録された情報をセクタにより管理するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばトラックごとに管理するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、マーク記録層の厚さp3が25[μm]、層数が20層でなる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスク100としての記録容量や情報用光ビームの波長などに応じて適宜選択することができる。
さらに上述の実施の形態においては、記録層101内に1本の情報用光ビームを照射してその屈折率変動により記録マークRMを形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば2本の情報用光ビームを互いに反対側から重なり合わせることにより形成された干渉縞をホログラムでなる記録マークRMとして記録するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、サーボ層104が対物レンズ40側にある基板102と記録層101との間に設けられるようした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、にサーボ層104が対物レンズ40の反対側にある基板103と記録層101との間に設けられるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、円盤状でなる光ディスク100に記録マークRMを形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばキューブ状(直方体)でなる光情報記録媒体に記録マークRMを記録するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、情報記録部としての光ピックアップ26と、終端認識部としての終端アドレス読出部21Aと、目標位置設定部としての目標位置設定部21Bとによって光ディスク装置としての光ディスク装置20を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる情報記録部と、終端認識部と、目標位置設定部とによって本発明の光ディスク装置を構成するようにしても良い。
本発明は、例えば映像コンテンツや音声コンテンツ等のような大容量の情報を光ディスク等の記録媒体に記録し又は再生する光ディスク装置に利用することができる。
多層型光ディスクの形態を示す略線図である。 レファレンスサーボの原理の説明に供する略線図である。 チルトの発生による記録位置のずれの説明に供する略線図である。 チルトの発生によるオーバライトの説明に供する略線図である。 光ディスクの外観を示す略線図である。 光ディスクの構成を示す略線図である。 記録マークの形成の説明に供する略線図である。 光ディスク装置の構成を示す略線図である。 光ピックアップの構成を示す略線図である。 赤色光ビームの光路の説明に供する略線図である。 青色光ビームの光路の説明に供する略線図である。 トラックの定義の説明に供する略線図である。 サーボ層と仮想トラックの関係の説明に供する略線図である。 サーボ層と記録トラックの関係の説明に供する略線図である。 チルトの発生とトラックのずれの説明に供する略線図である。 チルト発生状況の変化とオーバライトの説明に供する略線図である。 深さとトラックずれ量の説明に供する略線図である。 必要ガードトラック数の算出の説明に供する略線図である。 トラックずれ量と必要ガードトラック数を示す略線図である。 制御部の構成を示す略線図である。 ガードトラックの設定の説明に供する略線図である。 記録マーク層の様子を示す略線図である。 他の実施の形態によるガードトラックの設定の説明に供する略線図である。 他の実施の形態によるトラックずれ量と必要ガードトラック数を示す略線図である。
符号の説明
20……光ディスク装置、21……制御部、21A……終端アドレス読出部、21B……目標位置設定部、21Ba……記録層判別部、21Bb……ガードトラック決定部、21Bc……記録アドレス生成部、26……光ピックアップ、30……サーボ光学系、31、51……レーザダイオード、34、54……偏光ビームスプリッタ、37……ダイクロイックプリズム、36、57……1/4波長板、40……対物レンズ、40A……2軸アクチュエータ、43、60……フォトディテクタ、50……情報光学系、59……ピンホール板、Lb1、Lb2……青色光ビーム、Lr1、Lr2……赤色光ビーム、100、100X……光ディスク、101……記録層、102、103……基板、104……反射膜、GN……必要ガードトラック数、GT……ガードトラック、TR……仮想トラック、RR……記録トラック、RRz……記録済トラック、RRa……記録予定トラック。

Claims (9)

  1. 情報が記録される記録層と当該記録層における上記情報の記録位置を特定するためのトラックが設けられた位置決め層とを有する光ディスクに対して光ビームを照射する光ディスク装置であって、
    所定の位置決め用光ビームを上記位置決め層の所望トラックに合焦させながら当該位置決め用光ビームと光軸を共有する情報用光ビームの光軸方向の位置を上記位置決め層から相違させることにより、上記情報用光ビームを上記記録層内の目標位置に照射して上記情報を記録する情報記録部と、
    既に上記情報が記録された記録済領域を有する上記記録層に対して新たな上記情報を記録する際、上記記録済領域の終端を認識する終端認識部と、
    上記記録済領域の終端と新たに上記情報を記録する記録予定領域の始端とを任意のガードトラック数だけ離すように、上記目標位置を設定する目標位置設定部と
    を具えることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 上記目標位置設定部は、
    想定される最大のチルト量をθMAX、上記位置決め層と上記目標位置との距離をd、上記記録層の屈折率をn、上記ガードトラック数をGNとしたとき、次式を満たすようにガードトラック数を決定する
    Figure 2009140552
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 上記ガードトラック数は、(1)式を満たすガードトラック数のうち、最小の値である
    ことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 上記目標位置設定部は、
    上記位置決め層と上記目標位置との距離に応じて上記ガードトラック数を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
  5. 上記終端認識部は、
    上記記録層に予め記録された上記記録済領域の終端を表す終端情報に基づいて、上記記録済領域の終端を認識する
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 上記目標位置設定部は、
    上記記録済領域の終端よりも上記ガードトラック数だけ後の位置を上記目標位置に設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 上記目標位置設定部は、
    上記終端情報によって指定された記録開始位置を記録予定領域の始端として、上記目標位置を設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
  8. 上記記録層は、
    上記情報が層状に記録されると想定される想定レイヤーを上記情報用光ビームの光軸方向に複数有しており、
    上記目標位置設定部は、
    上記記録済領域の終端が存在する想定レイヤーの次の想定レイヤーの始端を上記目標位置に設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  9. 情報が記録される記録層と当該記録層における上記情報の記録位置を特定するためのトラックが設けられた位置決め層とを有する光ディスクに対し、所定の位置決め用光ビームを上記位置決め層の所望トラックに合焦させながら当該位置決め用光ビームと光軸を共有する情報用光ビームの光軸方向の位置を上記位置決め層から相違させることにより、上記情報用光ビームを上記記録層内の目標位置に照射して上記情報を記録する際の光情報記録方法であって、
    既に上記情報が記録された記録済領域を有する上記記録層に対して新たな上記情報を記録する際、上記記録済領域の終端を認識する終端認識ステップと、
    上記記録済領域の終端と新たに上記情報を記録する記録予定領域の始端とを任意のガードトラック数だけ離すように、上記目標位置を設定する目標位置設定ステップと
    を具えることを特徴とする光情報記録方法。
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